日本代表 Shigekix、Ramが母国開催でダブル優勝!WDSF世界ユースブレイキン選手権

2018.05.21

2018年5月20日(日)、同年ブエノスアイレスユースオリンピック(BAYOG)の、ブレイクダンス競技世界最終予選となる「WDSF 世界ユースブレイキン選⼿権」が、神奈川県川崎市のカルッツかわさきで開催され、B-Boys(男子)はShigekix(シゲキックス、日本)、B-Girls(女子)はRam(ラム、日本)が見事決勝を制し、男女共に日本代表勢が優勝。本戦であるブエノスアイレスユースオリンピックへの切符を掴んだ。

今回のWDSF世界ユースは、世界から次世代の種目として注目を集める、ブレイクダンスのBAYOG世界最終予選ということもあり、世界34の国と地域から87名が参加、世界大会ともなるとブレイキンスタイルはまさに多種多様、それぞれの国、それぞれのスタイルをかけた、壮絶なバトルが繰り広げられた。

ブレイクダンスがユースオリンピックの競技として正式に採用されるのは史上初、その歴史的な大会の開催地となったのは、シニアの世界三連覇を達成しているチーム「The Floorriorz(ザ・フローリアーズ)」など、歴史的に日本のブレイキンシーンのメッカとされる神奈川県川崎市、その川崎で国際的、かつ歴史的ともいえる大会が開催され、予選から決勝まで約124試合行われた会場は、ブレイクビーツと熱い歓声に包まれ、最高の盛り上がりを見せ幕を閉じた。

WDSF 世界ユースブレイキン選⼿権

photo:masahiro mizuguchi

WDSF 世界ユースブレイキン選⼿権

photo:may nagoya

photo:masahiro mizuguchi

photo:masahiro mizuguchi

photo:masahiro mizuguchi

Shigekix優勝コメント

今回の大会は重要視していただけに、練習だけでなく日常生活も変えて調整してきた、その分大会当日までに辛い思いもしたけど、優勝出来てとても嬉しい!
大会当日は、今までやってきたことをアウトプットする、ということを冷静に意識しつつ、勝ちたいという気持ちは誰にも負けてなかったことが優勝の要因。
本大会に挑むにあたって、予選から決勝まで全19ムーブを戦えるよう、そのための基礎体力をつけるトレーニングも積み重ねてきた。
ブエノスアイレスの本戦でも自分の100%が出せるように、引き続き頑張っていきたい。

Shigekix

photo:may nagoya

Ram優勝コメント

自国開催、そして地元である川崎で開催されるということもあり、今大会で優勝出来てとても嬉しいという気持ちと、プレッシャーから開放されて安心しているという気持ち。
周りの支えや、仲間の想い、そして自分を信じて最後まで戦えたことが今日の勝因。決勝ではとにかく楽しく、笑顔で踊ることを意識した。
今大会を通してたくさんの人から、自分に足りない良いものを貰えたので、そこを活かして本戦に向けて頑張りたい。

Ram

photo:may nagoya

WDSF 世界ユースブレイキン選⼿権 結果

B-Girls(女子)
優勝 : Ram(日本)
準優勝 : Matina(ロシア)
3位 : Yell(韓国)
4位 : Uruha(日本)

その他ブエノスアイレスユースオリンピック本戦 出場者
Vale(アルゼンチン)、Ella(オーストリア)、Emma(カナダ)、Seniorita Carrlota(フランス)、Lexy(イタリア)、Anastasia(ラトビア)、Vicky(オランダ)、Connie(アメリカ)

Ram

photo:may nagoya

B-Boys(男子)
優勝 : Shigekix(日本)
準優勝 : Bamblebee(ロシア)
3位 : Bad Matty(イタリア)
4位 : X-Rain(中国)

その他ブエノスアイレスユースオリンピック本戦 出場者
Broly(アルゼンチン)、Jericho(オーストラリア)、Reflow(ベルギー)、D-Matt(カナダ)、Martin(フランス)、Axel(ポーランド)、Jordan(南アフリカ共和国)、KennyG(台湾)

 Shigekix

photo:masahiro mizuguchi

The Moments of『WDSF 世界ユースブレイキン選⼿権

ブレイキン

photo:masahiro mizuguchi

WDSF 世界ユースブレイキン選⼿権

photo:masahiro mizuguchi

WDSF世界ユースブレイキン選手権

photo:masahiro mizuguchi

WDSF世界ユースブレイキン選手権

photo:may nagoya

WDSF 世界ユースブレイキン選⼿権

photo:masahiro mizuguchi

 

WDSF世界ユースブレイキン選手権

photo:may nagoya

 

WDSF世界ユースブレイキン選手権

photo:may nagoya

WDSF世界ユースブレイキン選手権

photo:masahiro mizuguchi

 

WDSF世界ユースブレイキン選手権

photo:masahiro mizuguchi

 

Shigekix

photo:masahiro mizuguchi

WDSF世界ユースブレイキン選手権とは

2018年ブエノスアイレスユースオリンピック(BAYOG)の、ブレイクダンス競技世界最終予選となる大会。
一次予選と二次予選の3大陸地区大会を勝ち抜いた、世界34の国と地域を代表して87名選手が参加し、今大会を通過した男女各9名(各国上限男女1名ずつ)と開催国枠各1名、推薦枠各2名が、本戦となるブエノスアイレスユースオリンピックに出場となる為、ユースオリンピック代表を決める最後の関門となる大会。
採点基準は基本的に、

Physical Quality[身体的(技能/多様性)]
Interpretative Quality[解釈的(能動性/音楽性)]
Artistic Quality[芸術的(創造性/個性)]

の3つに分けられ、その他いくつかの加点+減点基準が設けられている。今回はトリビュームシステムというシステムが導入され、審査員には独自のパネルを用意。各項目のボタンが表示され、それを押すごとに自動で計算される仕組みとなっている。

■開催概要
タイトル:WDSF世界ユースブレイキン選手権(WDSF World Youth Breaking Championship)
開催場所:カルッツかわさき(川崎市スポーツ・文化総合センター)
日時: 2018年5月20日(日)
主催:JDSF(公益社団法人日本ダンススポーツ連盟)
特別協賛:カシオ計算機株式会社、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント、JOY FIT 24、西川産業株式会社
協賛:GELETERIA Azzurro、GALLERY空、損害保険ジャパン日本興亜株式会社、and factory株式会社
後援:外務省、スポーツ庁、日本スポーツ協会、日本オリンピック委員会、毎日新聞社、川崎商工会議所、川崎市観光協会、川崎市商店街連合会、川崎市スポーツ協会、川崎市国際交流協会、川崎市文化財団
特別協力:川崎市
JDSFオフシャルパートナー:株式会社ブルボン、養命酒製造株式会社

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