ダブルダッチの起源をたどる旅 第1回「お前みたいなやつ、嫌いじゃないから」

2020.02.07
FINEPLAY編集2部

KO-YA

乱縄11代目・FeAts-G出身。大学卒業後からプロダブルダッチチーム「REGSTYLE」に加入し、現在に至るまでプロとして活動。2017年からDOUBLE DUTCH CONTEST WORLDで優勝し世界3連覇を成し遂げる。ダブルダッチマンの取材・デザインを務めるアキノリと同じチームで、インタビュアーのイケポンとは他大の同期。

ダブルダッチを始めたきっかけ

イケポン KO-YAがダブルダッチを始めたきっかけになった人は、誰ですか?

コーヤ きっかけっていうと、めっちゃいるんだよね(笑)。まず本当に一番最初まで遡って、順番に話していくね。

イケポン お願いします。

コーヤ 一番最初のきっかけは同期のユウタロウ・ユウヤなんだよね。

イケポン 意外(笑)!

コーヤ 日体に入ったときダブルダッチをやろうと思ってなくて。
高校までサッカーを一生懸命やってて、11ヶ月OFFなしとかの根性論で、年中毎日練習漬けだったんだよね。だから大学では、夏とか遊びたくて(笑)。

イケポン そうなんだ(笑)。

コーヤ もうガチガチにスポーツやんなくてもいいかなって思ってたんだよね。
それでユウタロウ・ユウヤが同じクラスで、先にダブルダッチの仮入(部)に行ってたの。毎回毎回「コウヤも行こうよ!」って誘ってくれてたんだけど、「いーよ、おれは」って断ってた。

「もうガチガチにスポーツやんなくてもいいかなって思ってたんだよね 」

コーヤ でも「流石に日体大だから何かスポーツやってないとつまんないよな」って気持ちになった時には、だいたいの部活の仮入期間は終わっちゃってたんだよね。

イケポン あらま。

コーヤ そう思った次の日くらいに、ユウタロウ・ユウヤが「ねえコウヤ。今日ダブルダッチ最後の仮入だから、まじ行こうよ!」って結構強く言ってくれて「じゃあ行くか」って。
それが1個目のきっかけ。その時はまだ入るとは、決めてなかったんだけど。

ちなみにその日の最後の授業でたまたま隣にすわってたお父ちゃん(HIROTAKA)も誘って、一緒にいったんだよね!お父ちゃんもクラス同じで、お父ちゃんは年は一個上だったから入学当初はヒロさんって呼んでた(笑)。  
まさか後々同じチームになるとは思ってもみなかったけど(笑)。面白いよね(笑)。

HIROTAKAと、デライトイースト2008にて。

イケポン へー!それで乱縄の仮入に行くことになったんだ。

コーヤ うん。んで、コレをインタビューで話すべきじゃないのかもしれないんだけど…おれ最初ダブルダッチのことすごいナメてたの。

イケポン …ナメてた。でも、その時はそう思ったんだね。

「おれ最初ダブルダッチのことすごいナメてたの」

コーヤ そう。でも乱縄の練習の最初に、主将の人が指笛吹いた瞬間、ダーッて走って集合してるのを見たとき「あ、この人たち本気でやってるんだ」って。で、いざ体験してみたら、いい感じに褒めてもらって(笑)。

イケポン 最初はね(笑)。

コーヤ 「楽しいかも!」って思ってた時、隣にREG-STYLEのSHOTA兄(にい)がいたの。「お前明日の新歓(飲み会)来るっしょ?」って言われた時に「はい!」って言っちゃって。

イケポン 勢いだ(笑)。

コーヤ 新歓に行くことになって。「捨てていい服で来い!」って言われるわけ。…コンプラあるかもしれないけど、全部言うね(笑)。

イケポン お願いします(笑)。

コーヤ 当時の新歓って1年生がめちゃくちゃ飲まされるわけ。
※コーヤが入学当初のお話です。

イケポン そうだったね(笑)。

コーヤ おれは「タダでお酒飲めるからいいじゃん」って思っててさ。今では考えられないけど(笑)。案の定めちゃくちゃ飲まされて、「コーヤ!水飲んどけ!」って言われて渡されるのも全部焼酎で(笑)。

イケポン うっ、聞いてるだけで吐き気が(笑)。

コーヤ でもその時にPEEK-A-BOOのTATSUYAさん(現Waffle)が、本物の水持ってきてくれたの。「み…水だっ!」って思って(笑)!

イケポン 恵の水(笑)。

コーヤ でも「待てっ!」って言われて。「お前この水欲しいか?オレお前みたいなやつ嫌いじゃないし、絶対乱縄に入れ!この水欲しけりゃ!」って(笑)。

イケポン 取引だ…(笑)。

コーヤ 「わかりました…入ります!」つって、オレは乱縄に入ったの。だから企画として次に繋ぐのは、TATSUYAさん(Waffle/BITTER’s CLUB)かな(笑)。

「企画として次に繋ぐのはTATSUYAさんかな」

イケポン TATSUYAさんかあ!

コーヤ 先輩みんなからよく言われるんだけど、オレ最初は本当にナメた態度とかとっちゃってたみたいなのよ。新歓の時もみんなが体育座りしてる中、おれだけこう…(立ってポケットに手を突っ込む)。そんなオレに「お前みたいなやつ嫌いじゃない」なんて言ってくれたのが、今思うと嬉しかったんだろうなって思う。

イケポン そうだったんだね。

コーヤ 次の日、家に帰って「うわー…入るって言っちゃったー」みたいな(笑)。
でもなんだかんだヒップホップ好きだし、ダンス興味あったし、アクロバットもやってみたかったし、サッカーも一生懸命やってたからスポーツの要素も好きだし…。

「待てよ…ダブルダッチっていろんな要素詰め込まれてて、全部あるじゃん!」って最終的に思ったのが、ダブルダッチをはじめたきっかけです(笑)。

イケポン うーんと… コレ使える(笑)?

コーヤ こっち的には大丈夫です(笑)。(マネージャーのマイさんをチラ見)

ダブルダッチを”好きになった”きっかけ

イケポン KO-YAがダブルダッチを始めたきっかけは、SEIJIさん(REG-STYLE)やYU-KIさん(Who is Respected?)、CANさん(ODDC)じゃないかっていう説もあったよ。

コーヤ あーなるほどね。でもSEIJI兄、YU-KIさん、CANさんはその後の話だね。おれがダブルダッチを好きになったきっかけがあの3人だね。

イケポン じゃあ今の話でいうと、乱縄に入るまでは特にダブルダッチがしたいという感じではなかったんだね。

コーヤ そうだね、遊びたかった(笑)。

イケポン 大学だしね(笑)。

コーヤ 今でもちょっと夢なんだけど、1ヶ月間海の家にいるってのをやりたいんだよね。ビーチ・ボーイズ。

イケポン あ!反町隆史と竹野内豊の。

コーヤ そうそう!オレ遊ぶの大好きなんだけど、サッカーだけは真面目にやってたの。そんな中友達が1〜2ヶ月ビッタリ湘南にいて楽しんでる夏を見ると、いつも「いいなー」って思ってて。
でもその時の友達は今ダブルダッチを一生懸命やってるオレに「KO-YAはいいよなー」って逆に言ってくる。だから、遊びたかったけど真剣に取り組めるものに出会えてよかったなって、今は思う。

「遊びたかったけど、真剣に取り組めるものに出会えてよかったなって」

イケポン そっか。

コーヤ それが無かったら、本当にちゃらんぽらんやってたと思うもんオレ。

(第2回につづく)

取材・編集:イケポン
バナーデザイン:アキノリ
撮影:ヤマダイ

提供:ダブルダッチマン

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