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第2回FIGパルクール世界選手権・北九州
カテゴリ:イベント
開催日時:2024年11月16日 00時00分〜23時59分
開催場所:勝山公園内特設会場
実施内容:「第2回FIGパルクール世界選手権・北九州」が、2024年11月に北九州市で開催されることが決定! パルクール世界選手権は、2022年10月に第1回大会が東京(アーバンスポーツパーク)で開催されたが、西日本では初の開催と […]
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第10回『見ざるチャレンジクライミング』
カテゴリ:イベント
開催日時:2024年11月16日 00時00分〜23時59分
開催場所:クライミングジム NOSE町田店
実施内容:「見えない壁だって、越えられる。」をコンセプトに、障害者クライミングの普及活動を通じて、多様性を認めあえるより成熟したユニバーサルな社会の実現を目的に活動する特定非営利活動法人モンキーマジックは、11/16(土)に、全員 […]
SPECIAL EDITION

FINEPLAYはアクションスポーツ・ストリートカルチャーに特化した総合ニュースメディアです。2013年9月より運営を開始し、世界中のサーフィン、ダンス、ウェイクボード、スケートボード、スノーボード、クライミング、パルクール、フリースタイルなどストリート・アクションスポーツを中心としたアスリート・プロダクト・イベント・カルチャー情報を提供しています。
アクションスポーツ・ストリートカルチャーの映像コンテンツやニュースを通して、ストリート・アクションスポーツの魅力を沢山の人へ伝えていきます。
●今日 ○イベント開催日
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skate思い出の地、松阪で悲願の初優勝というドラマが!「第3回マイナビスケートボード日本OPEN supported by Murasaki Sports」ストリート女子決勝2025.04.132025年4月12日(土)に「第3回マイナビスケートボード日本OPEN supported by Murasaki Sports」ストリート種目が松阪市総合運動公園スケートパークにて開催された。3年後に開催されるロサンゼルスオリンピックを見据えた新たなシーズンのスタートとなる、2025年シーズン最初の公式開幕戦。 今大会は国際大会派遣選手の選出や2025年強化指定選手の選考に関わる重要な大会ということもあり新世代も含めた実力者が全国からエントリー。大会当日は翌日の13日に予定されていた決勝のスケジュールが雨天予想されたことから、本来予定されていた準決勝を取り止め、予選の結果から上位8名が決勝に進出、予選同日の12日中に決勝も実施する展開に。そんな本決勝は全22名の出場者の中、予選を勝ち上がった合計8名で競われ、スタートリストは綿引愛留、中山楓奈、榎並琴音、福田碧、尾関萌衣、大西七海、伊藤美優、松本雪聖の順となった。 ラン1本目 まずは緊張感のあるトップバッターでスタートした綿引愛留がいきなり先制する。メインのハンドレールを「フロントサイド50-50グラインド」でスタートしていくとギャップ状のバンクトゥバンクで「キックフリップ」、再びハンドレールで「バックサイドフィーブルグラインド」、ダウンレールで「バックサイドスミスグラインド」とテンポよく繋いでいくと、ラストはバンクからのフラットレールで「キックフリップフロントサイドボードスライド」までフルメイクし62.59といきなり60点台をマーク。13歳とは思えないメンタルの強さを見せ、期待感を持たせると同時に後続へのプレッシャーをかけた。1本目で頭ひとつ抜けたのが、同じく13歳の松本雪聖だ。メインのハンドレールを「バックサイドスミスグラインド」を素晴らしいスピード感でスタートしていくと「キックフリップフロントサイド50-50グラインド」、バンクトゥフラットレールでは「キックフリップバックサイドリップスライド」、ギャップ状のバンクトゥバンクではフラットまで届く飛距離の完璧な「キックフリップ」、再びメインのハンドレールでは「フロントサイドフィーブルグラインド」と回しトリックを複数入れ込んだランをフルメイクし67.08となった。暫定2位の綿引と約4ポイントしか差がつかなかったのは、トリック難易度を考えると疑問に残るが1本目を暫定トップで折り返した。 松本雪聖のライディング@WSJ ラン2本目 ランセクションが1つマスト採用となるルールなので1本目でフルメイクできなかったライダーは巻き返しを図りたいところ。2本目でしっかり修正してきたのは尾関と大西だ。尾関はメインのハンドレールを「バックサイドリップスライド」でスタート、ダウンレールをバンクオーバーで「バックサイドフィーブルグラインド」、ステアを「ヒールフリップ」、1本目でミスしたギャップ状になっている幅の広い方のもしっかりカバーし64.59をマーク。 尾関萌衣のライディング@WSJ 大西もメインのハンドレールを「フロントサイドオーバークルックドグラインド」で飛び出すとダウンレールで「フロントサイドブラントスライド」、メインのハンドレールで「バックサイド50-50グラインド」、ギャップ状の広い方のバンクトゥバンクで「キックフリップ」、ラストはスロープレールで「バックサイド50-50キックフリップアウト」までフルメイクし65.65と暫定2位につけた。 大西七海のライディング@WSJ 世界大会経験豊富な中山と伊藤だが、中山はフルメイクできず、伊藤もランの構成は非常に高得点に期待できたが要所で精細を欠いてしまい、暫定4位でトリックセクションで巻き返しを狙う。 トリック1本目 綿引、榎並らがメインのハンドレールでしっかりスコアをマークする中、1本目でハイスコアを叩き出したのは尾関と松本だ。首位争いでプレッシャーをかけたい大西はメインのハンドレールで「バックサイド5-0グラインド」を成功させ65.73とランに続きハイスコアをマークした尾関は得意のバンクから飛び出しトゥ超えでのダウンレールで「バックサイド5-0グラインド」をハイスピードで成功させ今大会初めての70点台となる70.10のハイスコア。 尾関萌衣のライディング@WSJ トリックセクションで逆転を狙う伊藤はメインレールで「フロントサイドブラントスライドショービットアウト」を狙うがミス。これらのプレッシャーをものともしなかったのが松本だ。メインのハンドレールで「キックフリップフロントボードスライド」を寸分のブレもなく完璧に成功させ今大会のハイエストスコアを更新する77.88をマークし暫定首位をキープした。 松本雪聖のライディング@WSJ トリック2本目 パークスタイルとの2刀流に挑戦している福田がバンクトゥレールをフラット部分からダウン部分まで全流しの「バックサイドクルックドグラインド」で57.38をマーク。表彰台争いで優位に立っておきたい尾関はメインのハンドレールで「バックサイドフィーブルグラインドフロントサイド180」を狙うもミス。この隙を逃さなかったのがここまで抜群の安定感を見せている大西だ。メインのハンドレールで「フロントサイドブラントスライド」を決めると小さくガッツポーズを見せ、スコアも67.31と揃え暫定2位につけた。 大西七海のライディング@WSJ さらに後続を突き離したい松本は、バンクから飛び出した「キックフリップバックサイドリップスライド」をフラット部分からダウン部分にまで全流しを決め75.76と独走体制に入った。 松本雪聖のライディング@WSJ トリック3本目 3本目を決めたのはここ最近で成長著しい姿を見せる北陸の新鋭、榎並と表彰台圏内につける尾関だ。榎並はメインのハンドレールで「フロントサイドブラントスライド」を成功させ66.21をマークしスコアを揃えた。尾関は2本目でミスしたメインのハンドレールで「バックサイドフィーブルグラインドフロントサイド180アウト」を見事リカバリーし63.42と暫定3位につけた。 尾関萌衣のライディング@WSJ 4本目は全員決められずスコアを出したライダーなしで最終トライへ。ここまで暫定首位は松本、2位に大西、3位尾関と続いた。 トリック5本目 綿引は2トライ目から果敢にトライしていたバンクトゥのフラットレールで「キックフリップフロントサイドブラントスライド」を最後まで決めきれず6位で今大会を終えた。福田と榎並も最後までスコアアップを狙うも惜しくも決めきれなかったがスコアは揃えられ福田が5位、榎並が4位となった。世界王者の経験もある優勝候補の伊藤は1本目からトライしていたメインのハンドレールでの「フロントサイドブラントスライドショービットアウト」を最後まで決めきれず7位。オリンピックメダリストで主要国際大会経験豊富な中山も終始トリックが定まらずトリックセクションでのスコアメイクはなしとなり8位で今大会を終えた。注目の表彰台のプレイス争い。暫定3位につける尾関はバンクトゥオーバーのダウンレールで「バックサイドリップスライド」を決め65.34と大西を上回り暫定2位につけた。 尾関萌衣のライディング@WSJ 大西も逆転優勝を狙い、バンクトゥのフラットレールで「フロントサイドブラントスライドキックフリップフェイキーアウト」を狙うも決めきれず3位となった。ウイニングランとなった松本は3トライ目から挑戦していた「キックフリップフロントサイドノーズグラインド」に挑戦するも決めきれなかったが、ワールドスケートジャパンの大会では初優勝となった。 大会結果 @WSJ 優勝 : 松本雪聖 220.72pt2位 : 尾関萌衣 200.03pt3位 : 大西七海 198.69pt4位 : 榎並琴音 176.18pt5位 : 福田碧 165.76pt6位 : 綿引愛留 121.17pt7位 : 伊藤美優 61.98pt8位 : 中山楓奈 48.47pt 最後に 今大会、終始強さが光った松本雪聖。初めてワールドスケートジャパンの大会に参戦したのが今回の開催地となった松阪総合運動公園スケートパークで、その地で初優勝というなんともドラマチックな展開となった。天候によるスケジュールの変更、強風による砂塵と花粉によって気管支炎を発症し、ここ数日は満足に睡眠が取れなかったという決して盤石ではなかった状態でのこの結果は今後も非常に期待感を抱かずにはいられない。世界王者やオリンピックメダリストのトリックセットと比較しても勝るとも劣らない難易度で、特に回しトリックからのセクショントリックでの安定感は以前にも増して完成度と安定感を感じられた。さらには予選で2回しかトライできない中、1本目をミスし追い込まれた状況にも関わらず、2本目でしっかりリカバリーし首位通過するあたり、メンタル面の成長も見受けられた。今後、世界のトップ争いをする上でどのようなスキルアップ、トリックチョイスをしていくのか非常に楽しみだ。新世代の台頭も目を引いた今大会、3位となった大西七海は安定感という面では今大会の出場全ライダーの中でナンバー1だと感じた。あとは一発の爆発力を磨けば今後世界のトップ争いに十分に加わることが予想される。日本の女子ライダーでは唯一と言っても良いハイスピード、ぶっ飛びスタイルで会場を沸かせた尾関萌衣も今後非常に注目だ。海外ではブラジルのパメラ・ロ-ザ、アメリカのポエ・ピンソンらを彷彿とさせるそのライディングスタイルは世界でも評価されていくことは間違い無いだろう。あとはトリック精度と、難易度をどこまで上げられるかが世界トップレベルで戦う上で重要になってくるのではと考える。新世代の活躍とは対照的に精細を欠いた世界トップ常連勢の伊藤美優と中山楓奈。フィールドやコンディションがフィットしなかったのか、戦略的にも上手く立ち回れていなかったように感じた。とはいえ、実力は誰もが知る世界トップレベルということもありすぐに修正してくると予想する。さらに今回新世代の台頭を象徴したのが、こちらも世界大会経験豊富な上村葵が予選で敗退したことだ。こちらも目まぐるしく変更されるスケジュールやコンディションに泣いた結果となったがこのままで終わる実力ではないので今後の巻き返しに期待したいところ。ここに今大会には出場していないが、歴代オリンピック金メダリストの吉沢恋、西矢椛、世界最高スコアを保持する織田夢海らがいる日本のロサンゼルスオリンピック出場争いはこれまでにない戦国時代を迎える幕開けとなった。ついに始まったRoad to ロサンゼルスオリンピック2028、1大会も目が離せなくなりそうだ。ここでワールドスケートから気になる情報が発表された。「パリオリンピックが終わり、包括的な競技の結果、2028年以降、ワールドスケートボードツアーに参加する選手の最低年齢を14歳とする」旨の内容だ。これにより「2014年1月1日から2014年12月31日の間に生まれた選手は2025年1月1日から12月31日の間に開催されるすべてのイベントで11歳とみなされ、この年齢が2028年ロサンゼルスオリンピックの選考大会に関する最低年齢となり、それ以降に生まれた選手は対象外となります」選考会を実施した後にこの決定発表は非常に混乱、困惑を招きかねる事案と筆者は感じた。こちらの情報は今後も引き続き注視する必要があると同時に、これらを目指して日々努力しているライダーが落胆することのない結果となることを心より願います。
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skate歴代全日本チャンピオンを下した志治群青が初優勝!「第3回マイナビスケートボード日本OPEN supported by Murasaki Sports」パーク男子決勝2025.04.112025年4月5日(土)〜4月6日(日)に「第3回マイナビスケートボード日本OPEN supported by Murasaki Sports」 が鵠沼海浜公園スケートパークにて開催された。女子同様に昨年パリオリンピックを含む世界的に大きな注目を集めたシーズンが終わり、次は3年後に開催されるロサンゼルスオリンピックを見据える中、新たなスタートが切られた2025年シーズンの公式開幕戦が今大会。 今大会には国際大会派遣選手の選出や2025年強化指定選手の選考に関わる重要な大会ということもあり全国から実力者たちが集まったが、大会当日は雨天が見込まれていたため、本来予定されていた準決勝を取り止め、予選の結果から上位8名が決勝に出場する展開に。その中で迎えた決勝日は女子決勝後に雨天に見舞われ大会は中断。雨雲が去りパーク内の状況が元に戻るまでに4時間を要し、選手たちはコンディションを整えるのに苦戦を強いられたが決勝では見事なライディングを見せていた。 そんな本決勝は全38名の出場者の中、予選を勝ち上がった合計8名で競われ、スタートリストは溝手唱太、永原悠路、岡田光瑠、西川有生、徳田凱、櫻井壱世、志治群青、猪又湊哉の順となった。 大会レポート 【ラン1本目】 櫻井壱世のライディング©︎WSJ 女子カテゴリーと同様に今大会の決勝は、45秒のラン3本目のうち1本のベストスコアが採用され、一度ボードからを落ちた時点でランを続行できなくなるフォーマット。一発目から攻めのライディングで後続にプレッシャーをかけるか、後半で攻めのトリックにトライするかなど戦略が分かれる中で、いずれも1本目は走り切ってフルメイクすることでしっかりスコアを残しておきたい。 永原悠路のライディング©︎WSJ まず決勝1本目から好調なライディングを見せたのはパリオリンピック日本代表の永原悠路。過去に日本OPENでは2大会で優勝している永原はハイエアーと回転技そしてグラインドトリックを入れ込んだハイレベルなランを見せる。トランスファーでの長い「フロントサイドノーズスライド」や「キックフリップインディグラブ」、ディープエンドでの「バックサイド540」、そして最後はエクステンションでの「キャバレリアルディザスター」をタイムギリギリで決め切りフルメイクすると68.55ptをマークし幸先の良いランを見せる。 櫻井壱世のライディング©︎WSJ その永原を超える攻めのライディングを見せたのは世界大会のSimple Sessionで2年連続準優勝に輝いた櫻井壱世。櫻井は多くのトリックバリエーションを豪快なライディング落とし込んだランを見せる。ディープエンドでの「バックサイド540」や、トランスファーでの「バックサイドテールスライド」。コーピングでの長い「フロントサイドフィーブルグラインド」やエクステンションでの「キャバレリアル540」を決め切りフルメイクすると70.02ptをマークし暫定1位に躍り出た。 そして今回は上位には食い込めなかったものの今後の活躍に注目が集まっているのは今大会最年少ファイナリストとなった西川有生。バーチカル仕込みの見事なグラインドトリックとエアーが特徴的な彼は、ディープエンドでの豪快な「キャバレリアル720」をはじめ、トランスファーでの「キックフリップインディグラブ」、エクステンションでの「バックサイド540」、そして最後には「キックフリップ540」をトライするも惜しくも転倒。そんな彼のスコアは転倒したにも関わらず51.47ptをマーク。決めきっていれば上位に食い込むライディングだっただろう。その後は残念ながらスコアアップができなかったが今後が注目のライダーだ。 【ラン2本目】 永原悠路のライディング©︎WSJ 2本目では、櫻井や永原が残したスコアがプレッシャーとなってか、大半のライダーたちがスコアアップに苦戦する展開となり、ラスト1本で確実に高得点を残さないと表彰台争いは難しい状況となった。 そんな中でしっかり1本のミスを修正して、スコアを伸ばしてきたのは溝手唱太。ラン1本目では63.99ptと順調な滑り出しを見せた溝手は、2本目でトランスファーでの「バリアルフリップインディグラブ」、コーナーでの丁寧な「フロントサイドフィーブルグラインド」、そしてトランスファーではギャビン・ボドガーさながらの「アラウンドザワールド」などをメイクし、1本目をアップデートしたライディングでスコアを67.46ptまで引き上げた。 永原悠路のライディング©︎WSJ そしてその溝手の後にライディングし更なるスコアアップを目指したのが永原。1本目をアップデートし、トンネル上のコーナーで飛び切り「キックフリップインディグラブ」や、エクステンションでのハイエアーの「アリーウープ」、そしてディープエンドでは1本目と同様のクリーンな「バックサイド540」、最後は「キックフリップ」からのワントリックにトライするも惜しくも失敗し転倒。それでも65.38ptをマークしラストランに望みを繋いだ。 そしてここで触れておきたいのが徳田凱。独自のスタイルで観客を魅了する彼はコーナーでの「フロントサイドノーズグラインド」、そしてディープエンドでの「バックサイドノーズスライド」などで今回も会場を沸かせた。惜しくも2本目で転倒があり3本目はDNSとなったが、怪我から復帰した若きスタイラー大会再参戦は感慨深いものがあった。今大会は良い結果で終われなかった彼だが今後の活躍に期待したい。なお2本目を終えた時点では暫定1位が櫻井、2位が永原、3位が溝手の順となったが、予選を1位で通過している猪又湊哉と同じく2位通過の志治群青がラスト1本でどのようなライディングを見せてくるかで大きく順位が変わることが想定されたため最後まで分からない試合展開となった。 【ラン3本目】 志治群青のライディング©︎WSJ 最終ランとなった3本目は多くのライダーがミスをしてスコアアップができない状態になる中、表彰台争いには大きな変化が見られた。まずは3本目のランでベストスコアを残したのは岡田光瑠。1本目や2本目でなかなかスコアが伸び悩む中、最終ランではスムーズで完成度高いライディングで繋ぐ。トランスファーでの「ステイルフィッシュグラブ」やディープエンドでは「バックサイド540」「バックサイドテールスライド」、そして永原同様にトンネル上のコーナーで飛び切り「キックフリップインディグラブ」などを綺麗に決めるもラストトリックで失敗。52.36ptとスコアを伸ばしたが惜しくも6位で大会を終えた。 そして3本目で一番で気になるのは猪又と志治がどう表彰台争いに食い込んでくるのかだ。惜しくも暫定トップ3の櫻井、永原、溝手がスコアアップできない中で、順番が回ってきたのは志治群青。 志治群青のライディング©︎WSJ 志治はまずエクステンションの「バリアルフリップディザスター」でライディングを始めると、コーナーで「フロントサイド540」、トランスファーでの「フロントサイド360」と「バックサイドスミスグラインド」。そして彼の特徴的なトリックでもある豪快な「ジュードーエアー」。さらにはギャップ越えの 「バックサイド360」を決め切りフルメイクでランを終えた。自身のパーフェクトランには志治本人も両手を挙げて喜んだ。そんな彼の見事なランには76.26ptがスコアされ、一気に暫定1位に躍り出た。 そして最後に逆転が必要とされたプレッシャーのかかる状況でのランを迎えたのは猪又湊哉。予選では唯一の90点台を叩き出した彼だが、決勝では1本目の66.20ptをトップスコアとして最終ランに挑んだ。自分の持つトリックを出し切ることができれば優勝の可能性もあったが、ランの前半にディープエンドでの「バリアルフリップバックサイド540」に失敗。この瞬間に志治群青の優勝が決まった。昨年の全日本選手権では3位となった彼だが、今大会での優勝は初めて。永原や猪又など歴代全日本チャンピオンがいる中で見事表彰台の頂点の座を獲得した。 大会結果 左から櫻井、志治、永原の順©︎WSJ 1位 志治 群青 / 76.26pt2位 櫻井 壱世 / 70.02pt3位 永原 悠路 / 68.55pt4位 溝手 唱太 / 67.46pt5位 猪又 湊哉 / 66.20pt6位 岡田 光瑠 / 52.36pt7位 西川 有生 / 51.27pt8位 徳田 凱 / 14.55pt 最後に ©︎WSJ 今大会を通して感じられたのは男子パーク種目の急激な成長だ。パリオリンピックには永原悠路だけの出場となったが次回のロサンゼルスオリンピックでは3人出場している未来が想像できるくらい各ライダーのレベルアップが感じられる大会であった。 一方で、今後これらのライダーたちを差別化するのは高難度のトリック習得はもちろんのこと、いかに高い精度で常に披露できるのかなのだと、今までも言及してきたことが再認識させられた大会でもあった。今後彼らが切磋琢磨し合い、自分たちが持つベストトリックを世界最高峰の場で決め切ることで、海外のトップライダーたちの牙城を崩す未来も期待したい。 2025年も早速勢力図に新たな変化も見られたスケートボードの大会シーズン。ここからロサンゼルスオリンピックに向けて歩む3年が、日本の男子パーク種目シーンの新たな進化を生むことを期待しながら今シーズンも彼らの活躍を追っていきたい。
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skate怪我を乗り越えて強さを見せた草木ひなのが優勝!「第3回マイナビスケートボード日本OPEN supported by Murasaki Sports」パーク女子決勝2025.04.092025年4月5日(土)〜4月6日(日)に「第3回マイナビスケートボード日本OPEN supported by Murasaki Sports」 が鵠沼海浜公園スケートパークにて開催された。昨年パリオリンピックを含む世界的に大きな注目を集めたシーズンが終わり、次は3年後に開催されるロサンゼルスオリンピックを見据える中、新たなスタートが切られた2025年シーズンの公式開幕戦が今大会。 今大会にはオリンピックメダリストである四十住さくらや開心那が欠場した一方で、国際大会派遣選手の選出や2025年強化指定選手の選考に関わる重要な大会ということもあり全国から実力者たちが集まった。大会当日は決勝日に雨天が予想されたことから、本来予定されていた準決勝を取り止め、予選の結果から上位8名が決勝に出場する展開に。 そんな本決勝は全17名の出場者の中、予選を勝ち上がった合計8名で競われ、スタートリストは福田碧、加藤渚都夏、小川希花、貝原あさひ、鷹野芙由佳、藤井雪凛、能勢想、草木ひなのの順となった。 大会レポート 【ラン1本目】 貝原あさひのライディング ©︎WSJ オリンピックや国際大会と同様に今大会の決勝は45秒のラン3本目のうち1本のベストスコアが採用されるフォーマットで行われた。このフォーマットは一度ボードからを落ちた時点でランを続行できなくなるため、後半で攻めのトリックにトライするためにも1本目は走り切ってフルメイクすることでまずベースとなるスコアを残しておきたいところ。 決勝1本目最初の滑走者となったのは福田碧。福田は様々なグラインドトリックをベースに取り入れた全体的に流れるようなライディングを見せる。エクステンションでの「ブラントtoフェイキー」やコーピングでの「フロントサイドリップスライド」を決め切りフルメイクすると62.85ptをマークし幸先の良いランを見せた。 そんな福田の後に滑走しフルメイクしたのは加藤渚都夏。彼女はトランスファーでの「アリウープ」をメイクすると、エクステンションでの「リーンエアーtoテール」やコーピングでの「バックサイドボードスライド」などスタイルのあるライディングで59.19ptをマークした。 貝原あさひのライディング ©︎WSJ 他のライダーたちがなかなかスコアを伸ばせずにいる中で、彼女たちを上回るスコアをマークしてきたのは貝原あさひ。まずはディープエンドでの豪快な「マドンナ」をはじめ、エクステンションでの「ノーリーバックサイドディザスター」、そして最後には「フェイキーオーリーtoバリアルフリップ」をメイクして66.47ptをマークし次のランへ繋いだ。 草木ひなののライディング ©︎WSJ 今大会予選1位通過で決勝に挑む草木ひなのは、1本目から暫定1位のスコアをマークするライディングを見せる。全体的に余裕を感じさせるスタイルで一つ一つ丁寧にトリックをこなしていく彼女はトランスファーでの「アリーウープサランラップ」や、コーピングでの「バックサイドスミスグラインド」、そして最後はディープエンドで「フロントサイドロックンロールスライド」をメイクしてランを終えると67.88ptをマーク。2本目以降でのライディングでのアップデートを予感させるライディングで1本目を終えた。 【ラン2本目】 藤井雪凛のライディング ©︎WSJ 2本目では、1本目でのスコアが伸び悩んだライダーたちが大きく順位を上げる展開に。やはり1本目では少し体が温まっておらず思ったようなライディングをできていないような様子も見受けられたが、この2本目のランではラスト1本の前に高得点を叩き出したいという強い気持ちも感じられた。 まずは1本のミスを修正して、スコアを伸ばしてきたのは小川希花。ラン1本目では終始見事なライディングを見せるもタイムアウトギリギリの最後で転倒し、57.27ptと惜しくもスコアを伸ばしきれなかった。2本目ではミスを修正し、ディープエンドの「バックサイドスミスグラインド」、コーピングでの「フロントサイドスミスグラインド」や「バックサイドフィーブルグラインド」そして「バックサイドブラントスライド」など1本目で見せたハイレベルなトリックをクリーンに決めて最後までフルメイクし、スコアを63.87ptまで引き上げた。 そして小川と同様に1本目のランをアップデートしてきたのは鷹野芙由佳。1本目では惜しくも途中で転倒してしまいスコアを伸ばせなかった彼女だが、2本目ではトランスファーの「フロントサイドリップスライド」を皮切りにディープエンドでの「バックサイドスミスグラインド」、そして「フロントサイドボーンレス」など最後までトリックを決め切りフルメイクで終えるとスコアを64.61ptまで引き上げた。 藤井雪凛のライディング ©︎WSJ さらにその鷹野よりも大きくスコアをアップデートして見せたのが、ここ鵠沼スケートパークをローカルとしている藤井雪凛。1本目では中盤にトランスファーでの「アリーウープノーズグラブ」で転倒してしまったものの2本目では見事に修正。トランスファーでの「キックフリップインディグラブ」をはじめ、「アリーウープノーズグラブ」、そして決勝では彼女だけが見せた中央のスパインからサイドのボウル面へのトランスファーをメイク。トリックだけではなく終始高いエアーとスムーズなライディングでランをまとめて66.93ptまでジャンプアップした。2本目を終えてラスト1本を前に暫定では1位が草木、2位が藤井、3位が貝原の順となり、この時点では上位3名が4点以内でひしめき合っていたことから、ラスト1本でどのようななトリックを見せるかに注目が集まった。 【ラン3本目】 草木ひなののライディング ©︎WSJ 最終ランとなった3本目はほとんどのライダーがベストランにトライするもミスが続きスコアアップができない状態に。そんな3本目のランでベストスコアを残したのは能勢想。予選では70.52ptをマークし草木に続き2位で決勝へ駒を進めた彼女。1本目でのミスから1本ずつスコアアップして見せた中、最終ランでは様々なセクションを見事に使いライディング。特にディープエンドでは「バックサイドテールスライド」「フェイキーキャバレリアル」そして「バックサイドバリアルフリップ」などを綺麗に決めて64.06ptとスコアを伸ばしたが惜しくも5位で大会を終えた。 そして気になるのは貝原、藤井、そして草木によるトップ3争い。まず貝原がさらにスコアを伸ばすべく終盤で「フェイキーバリアルフリップインディグラブ」にトライするも転倒し惜しくもスコアアップならず。続いて藤井は前半で「キックフリップインディグラブ」に失敗し残念ながら草木に迫ることはできなかったが、その後藤井は時間外で本来メイクしたかったディープエンドでの「マックツイスト」をギャラリーに向けてメイクし会場を盛り上げた。 草木ひなののライディング ©︎WSJ そして暫定1位の座を死守しウィニングランとなった草木ひなの。1本目と2本目ではメイクしていなかったディープエンドでの「バックサイド540」をセカンドトリックで綺麗に決め切ると、その後はコーピングでの「バックサイドスミスグラインド」や、ディープエンドの長い「フロントサイドロックンロールスライド」などをメイクしフルメイクでランを終えた。そのスコアはなんと80.11ptと後続を大きく引き離し、見事完全優勝を成し遂げた。 草木はその後自身の決勝ランを振り返り、「(藤井)雪凛ちゃんがマックツイストを決めていたからバックサイド540を決めたいと思った。」と話していたが、草木は現在肩を痛めており今大会には痛み止めを飲みながら挑むほど状態だったという。この背景から改めてライバルたちの存在の大きさや、お互いに高め合うことができるスケートボードの持つカルチャーの素晴らしさを再認識させられた大会だった。 大会結果 左から藤井、草木、貝原の順 ©︎WSJ 1位 草木 ひなの / 80.11pt2位 藤井 雪凛 / 66.93pt3位 貝原 あさひ / 66.47pt4位 鷹野 芙由佳 / 64.51pt5位 能勢 想 / 64.06pt6位 小川 希花 / 63.83pt7位 福田 碧 / 62.85pt8位 加藤 渚都夏 / 59.19pt 最後に ©︎WSJ 今大会を通して感じたのは国内女子カテゴリー全体の競技力の底上げだった。それはトリックレベルのことに限って差しているのではなく、ルーティンの構成からライディング中でのトリック遂行力など包括的に見てライダーたち全体のレベルが上がっていると感じとれた。 その背景を考察すると、このスケートボード・パーク種目が持つお互いを称え合い高め合う点がこの競技レベルの底上げに影響していると筆者は考える。オリンピアンを含め多くのライダーが日本を飛び出し、世界で活躍することで年々レベルアップしていくこの日本のスケートボードシーンだが、そういった世界で活躍するライダーが日本国内で練習したり、大会に出場したりと国内のライダーとの接点が増え、お互いに切磋琢磨していることが日本全体のレベル向上に繋がっているのではないだろうか。 さあ今年も始まったスケートボードの大会シーズン。3年後に控えるロサンゼルスオリンピックに向けてはもちろんのこと、競技レベルが上がっているこの日本でオリンピアンを含めたシーンを牽引するライダーに対して国内のライダーたちがどのように台頭してくるのかにも注目していきたい。
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others世界11カ国・80名の世界トップアスリート出場決定! 世界最高峰のアクションスポーツの国際競技会、関西初上陸「X Games Osaka 2025」2025.04.08アクションスポーツ界で最も注目される国際競技大会「X Games」が、関⻄初上陸。2025年6月20日(金)、21日(土)、22日(日)の3日間、スケートボード、BMX、Moto X(フリースタイルモトクロス競技のモトエックス)の世界トップアスリートたちが「京セラドーム大阪」に集結する。 そして本日「大阪・関⻄万博」会場内で行われた記者発表会では、今大会に出場する世界11カ国・80名のアスリートも発表された。なお本記事ではアスリート一覧と各日の実施競技についてもお知らせする。 そしてなんと今大会では大阪府在住の小中学生を無料招待!大人1名につき、最大3名まで無料で入場が可能となっている。詳しくはオフィシャルサイトをご覧あれ。 世界トップクラスのアスリートたちによる圧巻のパフォーマンスを、間近で体感できる貴重なチャンス。ぜひ会場で、その熱気と興奮を肌で感じて欲しい!「大阪・関⻄万博」で世界が大阪に注目する2025年、アクションスポーツの熱狂が大阪をさらに盛り上げること間違いない! スケートボード、BMX、Moto X 世界の頂点が大阪に集結。 男子 スケートボード ストリート 男子 スケートボード ストリート 白井空良 ©Brett Wilhelm/X Games 「X Games Chiba 2024」で初の金メダルを獲得した白井空良、同じく2024年に銀メダルを獲得し た根附海龍、「X Games Chiba 2023」で初出場にして優勝を果たした小野寺吟雲、「X Games Chiba 2022」で銀メダルの池田大暉、スピード感あふれるランで注目を浴びる佐々木音憧。そし てパリ五輪で銀メダルの二刀流スケーターのジャガー・イートン、ブラジルが誇るスケートボードの王者ケルビン・ホフラー、フランスのオーレリアン・ジローなどが出場。世界のストリートを魅了するライディングに注目。 女子 スケートボード ストリート 女子 スケートボード ストリート ⻄矢椛 ©Trevor Brown, Jr./X Games パリ五輪で金メダルを獲得し一躍注目を集めた吉沢恋、同じくパリで銀メダルを獲得した赤間凛音、東京五輪でスケートボード界に新たな歴史を刻んだ⻄矢椛、「X Games California 2024」で 金メダル獲得の伊藤美優、東京五輪で銅メダルの中山楓奈、2023年のスケートボードストリート世界選手権で優勝を飾った織田夢海、「X Games Chiba 2024」で金メダルのクロエ・コベルなどが出場。日本人選手たちが活躍する女子ストリート、白熱の戦いをお見逃しなく。 男子 スケートボード パーク 男子 スケートボード パーク 永原悠路 ©Brett Wilhelm/X Games パリ五輪で日本人初の「キックフリップボディーバリアル540」の大技を成功させた永原悠路、「 X Games Chiba 2024」で金メダルのトム・シャー、同じく2024年に銀メダルのキーラン・ウリーなどが出場。高さ・スピード・テクニックのすべてを兼ね備えたパークに注目だ。 女子 スケートボード パーク 女子 スケートボード パーク 四十住さくら ©Brett Wilhelm/X Games 力強いエアトリックで「X Games Chiba 2023」金メダルの開心那、「X Games Chiba 2022」で金 メダルの四十住さくら、パリ五輪代表の草木ひなの、イギリスと日本の二重国籍を持ち「X Games Chiba 2024」で銀メダルのスカイ‧ブラウン、日本人の母を持ち「X Games Chiba 2024」とパリ五輪で金メダルのアリサ‧トルーが出場。圧巻のエアパフォーマンスに注目。 男子 スケートボード バート 男子 スケートボード バート 芝田モト ©Dave Camara/X Games 2024年の「トニー・ホーク・バート・アラート」で「900(2回転半)」を連続3回成功させた河上恵蒔をはじめ、「X Games Chiba 2024」で銀メダルの猪又湊哉、同じく2024年のベストトリッ クで銀メダルの芝田モト、「X Games Ventura 2024」で金メダルのトム・シャー、「X Games Chiba 2024」で金メダルのギー・クーリなどがラインナップ。超人的なエアトリックに圧倒されること間違いなし。 女子 スケートボード バート 女子 スケートボード バート 長谷川瑞穂 ©Trevor Brown, Jr./X Games 「Xゲームズ」日本大会では初開催となる女子バートには、「X Games Ventura 2024」でバートとベストトリックの2種目で銀メダルの⻑谷川瑞穂、同大会で銅メダルの貝原あさひ、今大会のパークにも出場するスカイ・ブラウン、アリサ・トルーらがエントリー。世界トップの女子スケーターが見せる迫力の空中戦をお楽しみに。 BMX ストリート BMX ストリート ギャレット・レイノルズ ©Brett Wilhelm/X Games 「X Games Chiba 2024」で金メダルのギャレット・レイノルズ、銀メダルのデボン・スマイリー、銅メダルのカレッジ・アダムスが揃って出場決定。そのほか「X Games Ventura 2024」で 金メダルのケビン・ペラザなどが登場。テクニックとスタイルがぶつかるBMXストリートの最前線に注目だ。 BMX パーク BMX パーク 中村輪夢 ©Brett Wilhelm/X Games 日本のBMX界をリードする中村輪夢(X Games Chiba 2024 銀メダル)を筆頭に、「X Games Chiba 2024」金メダルのローガン・ーティン、銅メダルのマーカス・クリストファー、パリ五 輪で銀メダルのキーラン・ライリー、銅メダルのアンソニー・ジャンジャンらが出場。スピードと迫力が交差する、世界最高峰の空中戦は必見。 BMX パーク ベストトリック BMX パーク ベストトリック ダニエル・サンドバル ©Brett Wilhelm/X Games 「X Games Chiba 2024」で金メダルのダニエル・サンドバル、銀メダルのジェレミー・マロットらが出場。アイデアとテクニックが勝負のベストトリックは驚きの連続。 BMX フラットランド BMX フラットランド 内野洋平 ©Brett Wilhelm/X Games Ucchie (ウッチー)の愛称で親しまれている日本のレジェンド内野洋平をはじめ、「X Games Chiba 2023」で金メダルの片桐悠、同大会で銀メダルのジーン・ウィリアム・プレボスト、銅メダルのマティアス・ダンドワ、「X Games Chiba 2022」で銅メダルの佐々木元ら世界屈指のテクニシャンが集結。地上で繰り広げられるアートのようなトリックを体感あれ。 Moto X ベストトリック Moto X ベストトリック 東野貴行 ©Brett Wilhelm/X Games 数々の世界大会で優勝を果たしてきた日本のレジェンド東野貴行、同じく日本を代表するフリースタイルモトクロスライダー渡辺元樹、「X Games Chiba 2024」金メダルのロブ・アデルバーグ をはじめ、世界を代表するライダーたちが参戦。会場の熱気は最高潮に達すること間違いない。 X Games Osaka 2025 出場アスリート一覧 男子 スケートボード バート 河上恵蒔 ©Brett Wilhelm/X Games *主要選手のみ掲載。その他出場予定選手はオフィシャルサイトから確認可能 スケートボード・ストリート種目 白井 空良 / 日本 (男子)根附 海龍 / 日本 (男子)小野寺 吟雲 / 日本 (男子)池田 大暉 / 日本 (男子)佐々木音憧 / 日本 (男子)ジャガー‧イートン / アメリカ合衆国 (男子) -東京オリンピック銅メダリストケルビン‧ホフラー / ブラジル (男子) -東京オリンピック銀メダリストクリス‧ジョスリン / アメリカ合衆国 (男子)吉沢 恋 / 日本 (女子)- パリオリンピック金メダリスト西矢 椛 / 日本 (女子)- 東京オリンピック金メダリスト赤間 凛音 / 日本 (女子)- パリオリンピック銀メダリスト中山 楓奈 / 日本 (女子)- 東京オリンピック銅メダリスト伊藤 美優 / 日本 (女子)織田 夢海 / 日本 (女子)クロエ・コベル / オーストラリア (女子) スケートボード・パーク種目 キーガン・パルマー / オーストラリア (男子)- 東京・パリオリンピック金メダリスト開 心那 / 日本 (女子)- 東京・パリオリンピック銀メダリストアリサ・トルー / オーストラリア (女子)- パリオリンピック金メダリスト四十住 さくら / 日本 (女子)- 東京オリンピック金メダリストスカイ・ブラウン / イギリス (女子)- 東京・パリオリンピック銅メダリストトム・シャー / アメリカ合衆国 (男子)- パリオリンピック銀メダリスト永原 悠路 / 日本 (男子)草木ひなの / 日本 (女子) スケートボード・バート種目 トム・シャー / アメリカ合衆国 (男子)ジミー・ウィルキンス / アメリカ合衆国 (男子)ギー・クーリー / ブラジル (男子)エリオット‧スローン / アメリカ合衆国 (男子)芝田 モト / 日本 (男子)河上 恵蒔 / 日本 (男子)猪又 湊哉 / 日本 (男子)⻑谷川 瑞穂 / 日本 (女子)貝原 あさひ / 日本 (女子)ミア‧クレッツァー / オーストラリア (女子)スカイ・ブラウン / イギリス (女子) BMXストリート種目 ジョーダン‧ゴドウィン / イギリスボイド・ヒルダー / オーストラリアデボン・スマイリー / アメリカ合衆国ギャレット・レイノルズ / アメリカ合衆国フェリックス・フランゲンバーグ / ドイツ BMXパーク種目ローガン・マーティン / オーストラリア- 東京オリンピック金メダリストキーラン・ライリー / イギリス- パリオリンピック銀メダリストアンソニー‧ジャンジャン / フランス- パリオリンピック銅メダリストケビン・ペラザ / メキシコ中村 輪夢 / 日本ダニエル‧サンドバル / アメリカライアン・ウィリアムズ / オーストラリア (ベストトリックのみ) BMXフラットランド種目 内野 洋平 / 日本片桐 悠 / 日本佐々木 元 / 日本ジーン‧ウィリアム‧プレボスト / カナダビッキー‧ゴメス / スペインマティアス‧ダンドワ / フランスケビン・ペラザ / メキシコ MOTO X (フリースタイルモトクロス種目) ジャクソン・ストロング / オーストラリアロブ‧アデルバーグ / オーストラリア ジュリアン・ヴァンスティッペン / ベルギー東野 貴行 / 日本渡辺 元樹 / 日本 開催概要 名 称(英 語):X Games Osaka 2025名 称(日本語):Xゲームズ大阪2025名 称(読み方):エックスゲームズ オオサカ ニセンニジュウゴ 日程: 6月20日(金)【公式練習】 6月21日(土)【決勝】開場9:30 / 開演9:45 / 終演20:00 予定 女子 スケートボード ストリート男子 スケートボード バート女子 スケートボード バートBMX パークBMX パーク ベストトリック Moto X ベストトリック 6月22日(日)【決勝】開場9:30 / 開演9:45 / 終演19:15 予定 男子 スケートボード ストリート男子 スケートボード パーク女子 スケートボード パーク男子 スケートボード バート ベストトリック BMX ストリートBMX フラットランドMoto X デモンストレーション※金曜は公式練習日のため関係者‧招待客‧取材媒体のみ。一般入場は土曜と日曜の2日間です。 ※時間は変更となる場合があります。会場: 京セラドーム大阪(KYOCERA DOME OSAKA)主催: X Games Osaka 2025 組織委員会主管: 大阪府、大阪市協賛: ムラサキスポーツ、モスフードサービス、ミツカン NEW酢SHOT 観戦チケットについて VIP 100,000円※優先入場 ※大会特典グッズ付き(スケートデッキ+Tシャツ+キャップ) ※競技コースツアー付き※アスリートハイタッチエリア入場可 ※VIP専用アリーナ立ち見観戦エリア入場可 ※VIP専用スタンド着席エリア入場可 プレミアム 35,000円※優先入場 ※大会特典グッズ付き(Tシャツ+キャップ) ※アスリートハイタッチエリア入場可 ※プレミアム専用アリーナ立ち見観戦エリア入場可 ※プレミアム/SS専用スタンド着席エリア入場可 SS 12,000円※優先入場※大会特典グッズ付き(Tシャツ) ※フードチケット(1,000円分)付き ※ステージ前専用立ち見観覧エリア ※アリーナ一般立ち見観戦 ※プレミアム/SS専用スタンド着席エリア入場可 アリーナ一般 5,800円 ※アリーナ一般立ち見観戦、スタンド一般着席可 アリーナグループ(4名1組) 20,000円 ※アリーナ一般立ち見観戦、スタンド一般着席可 ※2,000円分お得な料金設定 アリーナ高校生 3,000円 ※アリーナ一般立ち見観戦、スタンド一般着席可 ※高校生料金、大学生以上は一般料金 アリーナ小中学生 2,000円 ※アリーナ一般立ち見観戦、スタンド一般着席可 ※小中学生料金 スタンド一般 4,800円 ※スタンド席のみ入場可 ※高校生以上は一般料金 【大阪府⺠限定】スタンド一般+小中学生1名〜3名まで同伴可 4,800円 ※スタンド席のみ入場可 ※一般1名につき、子ども(小中学生)1名〜3名まで同伴いただけます。 ※大阪府⺠限定です。購入時に人数を選択いただき、氏名‧学校名を記入いただきます。 注意事項:いずれのチケットも1日券です。チケット購入時に来場日を選択ください。大阪府⺠限定チケット はスタンド席のみです。アリーナ(グラウンド)をご希望の方は該当チケットをお買い求めください。小学生未満の未就学児は、保護者1名につき1名まで膝上観戦無料です。
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dance子どもたちに与えたかったのは夢や目標へ挑戦するきっかけ「MIZUHO BLUE DREAM BREAKING LIMITS Workshop Tour 2024」最終回2025.03.19公益社団法人日本ダンススポーツ連盟(JDSF)が、ブレイキンの魅力とそのスポーツとしての価値を広めるため、株式会社みずほフィナンシャルグループと共に国内の小中学校で開催しているブレイキンワークショップツアー「MIZUHO BLUE DREAM BREAKING LIMITS Workshop Tour 2024」。このワークショップツアーでは特別講師として、みずほフィナンシャルグループのサポートアスリートでもあるBBOY Shigekix(半井重幸)を迎え、彼の持つ「ブレイキンを通じて子どもたちが夢や目標に向かって挑戦する姿勢を応援したい」という思いを伝えていきながら、子どもたちにブレイキンを通じて身体を動かす楽しさと創造性を体験してもらい、またトップアスリートとの交流を通じて夢や目標に向かって努力することの大切さを学ぶ機会を提供する取り組みである。なお本ツアーはShigekixの母校である大阪狭山市立第七小学校からスタート。全国の計6ヶ所の小学校をめぐり、Shigekix自身が子どもたちの夢や目標に向かって挑戦する背中の後押しをしていった。本記事ではツアーの締めくくりとなった第6校目の川崎市立夢見ヶ崎小学校のワークショップの様子と、本ツアーを終えたShigekixの今の気持ちについても特集する。 講演会の様子 講演会の様子 本ワークショップツアーの最終回として選ばれたのは、現在Shigekixが拠点を置く神奈川県川崎市にある川崎市立夢見ヶ崎小学校。当日は先生の誘導で体育館に連れられた生徒たちは、自分たちの列の間に不自然に設けられたスペースに不思議がっていたが、BBOY KENTARAWのMCの下でオープニングが進行していく。 そしてオープニングが終わり、満を持してMCの合図でShigekixが子どもたちに呼び込まれると、会場に現れた彼は手始めに生徒の間のスペースでワンムーブを披露。子どもたちは突然目の前でトップダンサーのパフォーマンスを見られたことに驚きと喜びが混じる中、大きな拍手と歓声でShigekixを迎えた。そのアツくウェルカムな歓迎にShigekixも「こんなに温かく迎えてうれしい」と笑顔で応えて、最初から盛り上がった良い雰囲気の中でプログラムはスタートした。 講演前のShigekixのワンムーブ 1限目では夢と挑戦をメイントピックに「今までに挑んできたこと」、「夢や目標を達成するためにやってきたこと」、「これからの挑戦、夢や目標」という大きく3つのトークテーマで講演が行われた。Shigekixは小学生である生徒たちに向けて、自身の小学生時代のエピソードにも触れながらどのように勉強とブレイキンの両立してきたのかや、夢や目標を達成するためにShigekixが小学生の生徒たちにオススメしたい方法をシェア。その方法として「なりたい姿をイメージする→理想の自分になるために逆算し計画→計画したプランを周りの人に話す」という流れを伝えると、その後生徒からもとても良い学びとなったと感想を伝える様子も見受けられた。 Shigekixに質問したい生徒たちの手が多く上がった 講義内で設けられた質問コーナーでは、ブレイキン関連の質問はもちろん、パリオリンピックなどの大きな大会で一番辛かったことなどトップアスリートに聞いてみたい質問が生徒たちから投げかけられた。Shigekixは大会では不安やプレッシャーから来るメンタル面のマネジメントが一番辛かったと話し、そういう時だからこそ自分はブレイキンが好きだからやっているという気持ちを思い出して、メンタルをポジティブに保つようにしていたとスポーツを好きでやり続けることがトップアスリートにとって大事ということも伝えた。 中学校入学に向けた悩みにShigekixが答えた またツアー最終回となった今回は3月ということもあり卒業シーズン。2日後に卒業式を控えた小学6年生からは中学校入学に向けてShigekixにお悩み相談の時間が設けられた。先輩との接し方の相談に対しては挨拶などの礼儀の大切さを伝え、中学校で新しい部活動に挑戦することに関しては「新しいことに挑戦すると決めた時点で既に素晴らしい!ワクワクした気持ちで楽しんで取り組むことが大切。」とエールを送った。 BBOY Shigekix そして今回の講演会の中で、Shigekixが特に伝えたいことは「僕がパリオリンピックをはじめ大きな挑戦ができているのは自分の周りのサポートや環境があってのこと。今度は僕が挑戦し続けることでみんなの挑戦を応援するみんなの元気玉になりたい。」という子どもたちの挑戦や夢をサポートする熱い思いだった。 今年は「Red Bull BC One World Final」への出場も決まっているShigekix。この世界最高峰の大会への挑戦を通して、みんなが夢や目標に向かって突き進むためエネルギーを与えられるように2025年も努力していきたいと強く思いを語った。 ブレイキン体験会の様子 体験会の様子 講演会の後に高学年の4年生から6年生向けにブレイキン体験会が行われた。体験会の前には全校生徒を集めて、Shigekixと同じくトッププレイヤーでShigekixの実姉であり今回サポート講師として参加したBGIRL AYANE(半井彩弥)によるパフォーマンスが披露された。それを見た生徒たちは手拍子に合わせて歓声をあげて、まるでブレイキンの大会ような盛り上がりを見せると、生徒の中には早く自分たちも踊りたいというような衝動を隠せない様子の子もいるなど、会場内が完璧に温まった中で体験会に移った。 デモショーケースの様子 体験会の様子 体験会では実際にブレイキンを構成する4つの動き「トップロック」「フットワーク」「パワームーブ」「フリーズ」についてデモを見ながら学び、その中で「トップロック」「フットワーク」「フリーズ」の3つをShigekixとAYANEの指導の下、ステップバイステップで挑戦。生徒たちは自信なさげではありながらも恥ずかしがらずに楽しみながら体験し、時にはShigekixがわざとスピードを早めたりしたことで動きが追い付かず笑い声が上がったりと終始ワイワイと賑やかな時間となった。 サイファーも体験 その後は生徒たちみんなでサークルを作るとサイファーにも挑戦。周りの同級生たちに見られながら踊る環境に、さすがに恥ずかしがる様子を見せたが有志の生徒が前に出てきてこの体験会で学んだことをベースにした自分たちのムーブを披露。終盤には2人で向き合いバトル形式でムーブを見せ合うなど子どもたちがBBOY・BGIRLデビューを果たした。パフォーマンス後には講師陣とはもちろんのこと生徒同士でハイタッチするなど、ブレイキンのカルチャーの素敵な部分が存分に現れた体験会となった。 生徒代表との写真撮影 最後には生徒代表と校長先生から花束と感謝の言葉が贈られ、みんなで集合写真を撮り全行程を締め括った。Shigekixも最後に今回真剣に話を聞いてくれた生徒たちへの感謝の気持ちと、夢や目標を持つことの素晴らしさを伝え、今回話した3つのステップを実践してこれからも挑戦し続けてほしいとエールを送った。 なお下記は今回のワークショップツアーを終えたShigekixとAYANEのコメントだ。 Shigekixと姉弟で一緒にワークショップを行った姉のBGIRL AYANEのコメント BGIRL AYANE ― 今回のMIZUHO BLUE DREAM BREAKING LIMITS Workshop Tour 2024を終えた今の率直な気持ちを聞かせてください。 ブレイキンを通して色々な小学校に行って、夢授業のようなことができたのがすごいありがたいので感謝しています。またオリンピックや色々な出来事を通して、少しずつブレイキンの認知が上がっているのをすごい感じていて、「Shigekixが出てくるよ!」となった時のみんなの反応だったり、パフォーマンスしている時のみんなの盛り上がり方を見ていると本当にブレイキンを見てくれている子が増えてきたなと思いますし、それを肌で感じることができたので嬉しかったです。 ― 実弟であるShigekixと一緒にこのような活動ができることに関してどう感じていますか? 素直にとても嬉しいですね。Shigekixが新しい可能性を広げてくれていて、それに一緒に賛同できることが私としてもありがたいですし、ブレイキンを始めて良かったなって思っています。また私をきっかけに彼がブレイキンを始めてくれたことで、今は彼にすごい色々な景色を見させてもらっているので、何がきっかけになるか分からないですし、感謝の気持ちもあります。本当にありがとうございますって思っています。 ― 今後、どのようなブレイキンシーンになって欲しいですか? ブレイキンはみんながそれぞれ違うスタイルを持っていて、各々がそのスタイルで一生懸命やっていることがかっこいいですし、人と違うこと自体が素敵なことなのでブレイキンシーンのこの風潮を日本国内はもちろん、世界に伝えていきたいと思っています。その先にShigekixも掲げているような誰かの夢の背中を押したりとか、自分に自信を持つきっかけになったり、あとは今起こってる争い事の解決策として、人と違うことを理解し合ってリスペクトしあえる世界に繋げていけたらいいなと思っています。そのためにもブレイキンがもっと広がってほしいと思っているので、このような学校訪問もそうですし、今後も色々な人の目に触れるような場所でブレイキンを知ってもらう機会をいただけたら嬉しいです。 全6回のワークショップツアーを終えたBBOY Shigekixのコメント BBOY Shigekix ― 全6回のMIZUHO BLUE DREAM BREAKING LIMITS Workshop Tour 2024を終えた今の率直な気持ちを聞かせてください。このワークショップツアーは、「自分が子どもたちのためにできることは何か?」というところがスタートではあったのですが、逆に自分がこの経験を通して子どもたちからたくさんエネルギーをもらいました。パリオリンピックという大舞台への挑戦を終えて、まさに新たな挑戦を始めるタイミングで全国を周るこのワークショップツアーがスタートして、自分の中で明確に次の目標に対して前を向いて進んできた中ではありましたが、改めて母校へ帰って自分の原点をこの目で見たり、子どもたちの素直に挑戦する姿に感銘を受けたり、また今拠点にしているここ川崎の小学校に訪問してこのシーズンを締めくくったところで、人に何かを与えることだけに限らず、自分が与えてもらったこともすごく多くあって、自分自身もこれからの挑戦に向けて良いターニングポイントになったなと感じています。 BBOY Shigekix ― 今回のワークショップツアーを終えて、今後の自身の活動に活かしたいことやみずほフィナンシャルグループとやっていきたい取り組みはありますか?僕の活動の中でずっと大事にしていることをそのまま体現できたのが、この今回のワークショップツアーだと思っているので、今後も僕の思いとしては何も変わらず今回のツアーを通して子どもたちに伝えられた夢や目標に挑戦する大切さを、引き続き色々な形で伝えていきたいと思っています。そして、僕もみずほさんとは「ともに挑む。ともに実る。」というパーパスで活動しているので、これからもまた新たな挑戦を共にして、色々な景色を見たいと思っています。また先ほどみずほさんと話していたのですが、このツアーを始めてからイベント会場にこの学校訪問でブレイキンに出会った子どもたちが見に来てくれていたり、その中にはブレイキンを始めちゃった子もいたりするんです。その子たちがもしかしたら、10年以上経ってみずほさんの会社に入社してるかもしれないですし、今回のワークショップツアーが彼らにとってどんなきっかけになるか分からないなってすごく思っていて、今から既にワクワクしているのでこのような僕が少年の時に感じたような稲妻のきっかけ作りは引き続き続けていきたいと思っています。 集合写真の様子 ― 最後に改めて自身の活動を通して、子どもたちに伝えていきたいことを聞かせてください。 とにかく挑戦することの美しさだったり、その楽しさ、またそこから学ぶことの喜びを伝えたいですし、それが僕がこれからも大事にして伝えたいと思っていることです。僕自身もやっぱり挑戦している時の自分が一番生き生きしていると思いますし、これまでの自分も成功ばかりしてきたわけではなくて、よく覚えていることも悔しい経験が多かったりもする中で、それでも挑戦したことにすごく意味があるなって毎度思わされるので、自分が一番生き生きして挑戦する姿を通して、みんなにも挑戦することはかっこいいし楽しいんだと思ってもらいたいです。別に成功することがかっこいいとか、失敗することがかっこ悪いとかでは全くなくて、ただ挑戦していることがかっこいいということをみんなに感じ取ってもらえるように僕も挑戦し続けたいと思います。 開催概要 名称:MIZUHO BLUE DREAM BREAKING LIMITS Workshop Tour 2024開催期間:2024年10月下旬~2025年3月の期間で計6校(応募での実施校は5校)主催:公益社団法人日本ダンススポーツ連盟ブレイクダンス本部(JDSF)特別協賛:株式会社みずほフィナンシャルグループ協力:有限会社 OVER THUMPZ対象:全国の小学校・中学校授業内容:合計2コマ分の時間を使用し実施いたします。・1コマ目〜講演〜ブレイキン選手のキャリア、夢への挑戦についてのトークや生徒の皆様とからの質問時間・2コマ目〜体験会〜実際にブレイキン選手のパフォーマンスを見て、そしてブレイキンを体験する。(50名程度の人数制限有り)