3x3FOOTBALL BATTLE Vol.5 引き分けは0ポイント!勝ちしか許されない戦いの結末は!?

2021.11.20

3x3FOOTBALL BATTLE Vol.5が11月14日にMIFA Football Park 立川で開催された。フットボール ☓ エンターテインメントの融合を目指し、前回大会に引き続きオープニングアクトとして「RAND MARK」の生ライブからスタート。

photograph by 松岡健三郎
「Complex」と「アルトルイスト」の2曲を披露。

ここで改めて大会方式を改めて確認しておこう。

3対3で行われ、2点先取するか、3分間終了時点でリードしていれば勝利となり、1ポイント獲得。連続して試合を続けられる。3分間終了した時に同点の場合は、両チームとも入れ替わる。つまり、引き分けは負けと同じ0ポイントだ。120分間で多くのポイントを勝ち取ったチームが優勝賞金10万円をゲットできる。優勝するためには、連勝してポイントを積み重ねないといけない。

しかし、今大会は引き分けが多く、なかなか連勝してポイントを積み上げられず。つまり負けと同じ試合が続いた。事実、残り30分になっても優勝の可能性を残したチームが6チーム。今大会は14チームが参加していることを考えれば、類を見ない大混戦だ。

photograph by 松岡健三郎

2連覇中の「K3+D」も参加したが、この6チームにはかすることもなかった。サッカーでもない、フットサルでもない、「3×3」。経験値が戦いのキモだが、経験豊富な「K3+D」ですらまったく勝てず。「勝てない理由がわからなくて困っています」と困惑状態。王者でさえ勝つことができない。それがこの大会の奥深さなのだろう。

その混戦の中、やはり今大会もスペシャルチームに勝てば2ポイントゲットとなる「EXTRA BATTLE」が鍵を握る。そのメンバーはこれまで同様に、日本屈指の卓越した技術を持つストリートフットボーラー“K”と、U-23日本代表にも選出されたプロサッカー選手の一柳夢吾。そして、元Fリーガーのファンタジスタ島田大陸。さらには、北京五輪サッカー日本代表の梶山陽平を加えた、パワーアップした「TRIDENTE SP」。

photograph by 松岡健三郎

しかし、この大会は奥深い。いい選手が3人集まっただけでは勝てない。「ゴールが小さいので、サッカーとはちょっと違うシュート技術が求められるので、そこが難しかったです。もちろん個人技も必要ですが、そこで1枚はがした時に必ず他が空くので、そこで連動しないと得点に結びつきません。その駆け引きが楽しかったですね」。初出場の梶山の言葉通り、TRIDENTE SPが連動するには少し時間を要した。4回目の参加となり、戦い慣れした鉄壁の一柳が守りに徹するも、引き分けが多く、初勝利をあげたのは8戦目のこと。そこからようやく歯車がうまく回りだし、「#アソビタオセ」るようになった。連動したスペシャルなゴールも見せてくれた。終わってみれば13バトルが行われ4敗。そのうち2敗したのが「WSC」で、一気に4ポイント獲得した。

photograph by 松岡健三郎

WSCは本戦で、2連勝-1勝-2連勝の計5ポイント。これまでの大会であれば5ポイントでは絶対に優勝できない。なぜならばこれまでの優勝チームは15ポイント以上獲得していたからだ。しかし、引き分けが多く、他のチームもポイントを重ねていないと予測したWSCは、最後まで諦めずに戦い続けた。そして、EXTRA BATTLEのポイントも計算していた。

WSCのライバルとなったのが「FC小川と木下」。3人ともに個人技を持ち、スピードを活かした攻撃で一気に攻め切るチームだ。連勝こそ多くはなかったが、確実にポイントを重ね、EXTRA BATTLEでも1勝。この1勝がまた大きく物言い、9ポイント獲得。大会時間の120分は終わったが、順番のタイミングとして、迎えた最後のEXTRA BATTLE。

大会通して、全体の順位やポイントは発表していない。だからこのEXTRA BATTLEで勝てば優勝とは伝えていないし、FC小川と木下の誰もわかっていない。奇しくも、劇的なシナリオが用意された。しかし、FC小川と木下は勝つことはできず。これで「WSC」と「FC小川と木下」が9ポイントで並び、大会初の同点決勝へ。

photograph by 松岡健三郎

優勝決定戦はこれまで同様のルールで、3分マッチ。しかし、またしてもドロー。延長はなく、反対のゴールラインから無人のゴールへ蹴りこむPK戦で勝敗を決することに。先攻のFC小川と木下がゴール右に外してしまう。1本目からサドンデス勝負なため、後攻を選択したWSCが決めれば優勝。インサイドキックでまっすぐの軌道のボールがそのままゴールに吸い込まれ、入る前に勝利を確信するガッツポーズでWSCが激戦の大会を制した。

photograph by 松岡健三郎

10万円をゲットして歓喜するも、その時間はわずかなもの。すぐに待ち受ける「ダブルアップチャンス」。TRIDENTE SPと対戦し、勝利すれば賞金が倍の20万円に! すでにTRIDENTE SPに2勝しているWSCは、迷うことなく「チャレンジします」と即答。

試合は、TRIDENTE SPのミスからWSCが先制する。「僕たちはとにかく球際をがんばって、奪ってからすぐゴールを狙うようにしていました。切り替えの速さですね」とWSCがいうように「ダブルアップチャンス」でも、激しい球際でTRIDENTE SPの攻撃を3分間守り抜いた。かに見えたが、ラストプレーでまさかの失点。これまで「一柳の壁」となって多くのシュートブロックを見せていた守備の要が、ここにきて「20万円の壁」となり、残り1秒で同点ゴール。延長となる2セット目へ。今度はKのゴールでTRIDENTE SPが先制して、試合を優位に進める。最後は今大会一番「#アソビタオセ」ていた元Fリーガーの島田が「パワープレー返しをイメージして常に狙っていた」という素晴らしいロングシュートがきれいに決まり勝負あり。WSCは分厚い壁をぶち破ることができず、20万円獲得ならず。同時に優勝賞金の10万円も没収となった。

photograph by 松岡健三郎

試合同様、受け身では勝てない、ハイリスク・ハイリターンの「ダブルアップチャンス」。4回目のチャレンジとなった今回もTRIDENTE SPが立ちはだかった。

photograph by 松岡健三郎

大会結果

優勝:9ポイント WSC
2位:9ポイント FC小川と木下
※同立だったため優勝決定戦で決着。決定方法は、3分2点先取1本、引き分けの場合はサドンデスPK
3位:8ポイント トミタJAPAN
・今大会最多連勝記録:5連勝 トミタJAPAN

次回の「3x3FOOTBALL BATTLE Vol.6」は、12月下旬に開催予定。 公式SNSをフォローして大会情報を待て。

なお、RAND MARKが披露した「Complex」と「アルトルイスト」は、Apple MusicやSpotifyなど他配信サイトでも鑑賞が可能。以下リンクからチェックしていただきたい。

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