SPECIAL EDITION
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dance「人生よりダンスの方が大きい」次世代を牽引する若き才能「龍と勇太」インタビュー2025.09.17
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surfMIDAS CAPITAL OMAEZAKI Pro 2025 QS2000/Pro Juniorが静岡県御前崎市ロングビーチで開催!2025.09.15
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others日本最大級“入場無料”のアーバンスポーツの祭典 「YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL ’25」が今年も開催決定!2025.09.03
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danceFULLCAST RAISERZ|D.LEAGUE 24-25シーズン最下位転落と上昇の決意2025.08.18
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danceHarutoとCocoaが初優勝「Red Bull BC One Cypher Japan 2025」日本開催のWorld Final出場を懸けた戦いへ2025.08.17
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surf松山黎音が初優勝、佐藤利希がランキング首位へ「WSL Mera Group Corporation The Hyuga Pro Junior」2025.09.252025年9月23日から24日の2日間、WSL Mera Group Corporation The Hyuga Pro Juniorが宮崎県日向市・お倉ヶ浜海岸で開催された。今シーズンのWSL ASIA Pro Juniorにおいて、本大会は現時点では最終戦として位置づけられており、World Junior出場権をかけた重要な一戦となった。大会期間中は台風の影響でオーバーヘッドからダブル近いサイズの波が立ち、さらに風の影響も加わるハードコンディション。それでも選択次第ではクリーンなフェイスの波もあり、各選手が素晴らしいライディングを披露した。 松山黎音、初ファイナルで劇的逆転優勝 Photo by Kenji Sahara Women's Finalには、先日御前崎で開催された Midas Capital Omaezaki Pro Junior で優勝した佐藤李、松山黎音、松野杏莉、そしてセミファイナルで逆転勝利を収めた鈴木莉珠の4名が進出。ファイナルは松野が1本目に4.83ポイントをスコアしてスタート。続いて佐藤も序盤に4.50ポイントをマークする中、松山が6.17ポイントを叩き出して2位に浮上。優勝に必要なスコアはわずか2.5ポイントという状況で、後半に3.30ポイントを重ね、ついに首位に立った。逆転を許した佐藤は4.98ポイントが必要な展開に。残り1分を切ったところで、レフト方向に鋭いライディングを決める。直後に松山もライト方向のサイズある波を掴み、際どいセクションで見事なワンマニューバーを披露。スコアが出る前に試合終了のホーンが鳴った。まず佐藤のラストウェーブに7.00ポイントがつき、再び首位に浮上。松山に必要なスコアは5.34ポイントとなる。そして運命の最終ライディングには5.43ポイントが与えられ、再度の逆転に成功。見事、松山が念願の初ファイナルで初優勝を果たした。当初は出場予定がなかったが、お父さんの強い後押しでエントリーし、この快挙に結びついたという。今回の優勝で松山はアジアリージョン Pro Juniorランキング2位に浮上。佐藤は依然として1位をキープしている。 佐藤李 Photo by Kenji Sahara 松野杏莉 Photo by Kenji Sahara 佐藤利希、序盤から主導権を握り2勝目を獲得 Photo by Kenji Sahara Men's Finalには、御前崎で開催された Midas Capital Omaezaki Pro Junior で初優勝を果たした佐藤利希、足立海世、セミファイナルでエクセレントスコアのエアーリバースをメイクした小野里弦 、そして金沢太規の4名が出場。先に仕掛けたのは佐藤。開始のホーンと同時に乗った1本目で5.50ポイントをマークし、さらに2本目にはレフトの波で7.50ポイントをスコア。序盤から確実にスコアを重ねていった。足立は3本目に6.33ポイント、金沢太規も3本目に5.67ポイントをスコア。小野はセミファイナルに続き、得意のエアーで果敢に攻める。前半の10分で全選手が動きを見せた後は、中盤から後半にかけて「優勝に必要なスコア」を狙う波待ちの時間が続く。しかし誰も決定的なライディングを決められないままタイムアップ。見事、佐藤が嬉しい2勝目を挙げ、この勝利でアジアリージョンPro Juniorランキングトップに躍り出た。 金沢太規 Photo by Kenji Sahara 足立海世 Photo by Kenji Sahara 小野里弦 Photo by Kenji Sahara 正式発表を待つアジア代表枠、現時点での顔ぶれは 渡邉壱孔 Photo by Kenji Sahara 今大会が現時点での最終戦となり、今後プロジュニアの開催が追加されなければ、来年1月にフィリピンで予定されている WSL World Junior Championship のアジア代表は、男子が佐藤利希と渡邉壱孔、女子は佐藤李と松山黎音に決定する見込みとなる。ただし、まだ仮段階ではあるが、11月26日から30日にインドネシア・西パプアで「Manokwari Pro Junior」が開催予定であることが明らかになった。 この大会が実施されれば、その結果もランキングに加算されることになる。 佐藤利希 Photo by Kenji Sahara 佐藤李 Photo by Kenji Sahara 松山黎音 Photo by Kenji Sahara 次なる舞台は木崎浜、熱戦はまだ終わらない この後は、宮崎県日向市・お倉ヶ浜から宮崎市・木崎浜へ舞台を移し、WSL QS2000 The Open Surfing 宮崎プロ が9月26日から28日に開催される。 来シーズンを見据えた白熱の戦いから、引き続き目が離せない。 Pro Junior Women's 結果 Photo by Kenji Sahara 優勝:松山黎音2位:佐藤李3位:松野杏里4位:鈴木莉珠 Pro Junior Men's 結果 Photo by Kenji Sahara 優勝:佐藤利希2位:足立海世3位:金沢太規4位:小野里弦
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surfQS6000「BILLABONG TAHARA PRO」開催!中塩佳那とCaleb Tancredが優勝2025.09.242025年9月16日から21日まで、愛知県田原市・赤羽根ロングビーチ(大石海岸)を舞台に、WSLアジアとオーストラリア共催によるQS6000「2025 BILLABONG TAHARA PRO」が開催された。日本でQS6000というハイグレードの大会が開かれるのは久しぶりで、来季CSを目指す選手にとって大きな一戦となった。 大会期間中は腰〜腹、胸前後の波が中心。4日目にはサイズアップが期待されたものの、朝は波数が少なくコンディション不良によりオンホールドとなり、10時15分からの競技開始となった。それ以外の日程は、朝からスムーズに試合が進行した。 中塩佳那、接戦を制して優勝 ©2025 BILLABONG TAHARA PRO Women's Finalは、鈴木莉珠と中塩佳那の対決となった。鈴木莉珠は先日静岡県御前崎で行われた「MIDAS CAPITAL OMAEZAKI Pro 2025」QS2000で準優勝を収め、好調を維持している。 一方の中塩佳那は、エルサルバドルで開催されたISA World Surfing Gamesに日本代表として出場したばかりで、今シーズンはSCにも出場する世界を舞台に経験を積んでいる選手の1人。先に動きを見せたのは中塩。セミファイナルと同じポジショニングから序盤に2.50ポイントと3.00ポイントを揃える。対する鈴木は、3本目で3.17ポイントをマークすると、続けて4.20ポイントをスコアしトップに立った。しかし、中塩が冷静に4.33ポイントを重ね逆転。鈴木も最後にレフトの波を攻めたが、スコアを伸ばすには至らなかった。接戦を制し、見事中塩が優勝を飾った。中塩はこの優勝でアジアQSランキングトップに。 鈴木莉珠 ©2025 BILLABONG TAHARA PRO 中塩佳那 ©2025 BILLABONG TAHARA PRO 最後の一本で勝負を決めたCaleb Tancredが優勝 ©2025 BILLABONG TAHARA PRO Men's Finalは、Alister Reginato(AUS)とCaleb Tancred(AUS)の対決となった。セミファイナルでは正面のバンクを利用していた両者だが、ファイナルでは左側のポジショニングから試合がスタート。序盤はReginatoが積極的に動き、スコアを重ねていく。一方のTancredは、セミファイナルでの積極的な攻めから一転、ファイナル前半はじっくりと波を待つ展開に。ポジションを正面へ移すと、アンダープライオリティとなった瞬間に波を掴み、得点を重ねて逆転に成功する。しかしReginatoもすかさず反撃。ワンターンで4.63ポイントをマークし、再びリードを奪った。残り時間3分を切ったところで、プライオリティを持っていたTancredがレフトの波をキャッチ。ここで5.17ポイントを叩き出し、接戦を制して見事優勝を果たした。プロジュニア時代に数々の実績を残してきたTancredは、一時コンペティションの舞台から離れ、学業に専念していた。今シーズンから競技に復帰し、この優勝によってAustralia/Oceaniaリージョンランキングで2位に浮上した。 Alister Reginato ©2025 BILLABONG TAHARA PRO Caleb Tancred ©2025 BILLABONG TAHARA PRO 五十嵐カノア&オッキー登場で大会会場を沸かた ©2025 BILLABONG TAHARA PRO 大会以外にも、五十嵐カノアと“オッキー”ことマーク・オクルーポによるサイン会や、ボードライダーズのエキシビションが行われた。 ©2025 BILLABONG TAHARA PRO ©2025 BILLABONG TAHARA PRO 宮崎・徳之島、そして海外へ続くQSシリーズ ©2025 BILLABONG TAHARA PRO この後も、9月26日〜28日に宮崎・木崎浜で「Mera Group Corporation The Open Miyazaki Pro QS2000」、10月17日〜19日には鹿児島・徳之島で「Tokunoshima Town Pro QS2000」が開催される。さらにフィリピン、台湾へと舞台は続いていく。来シーズンのCS出場権を懸けた重要な戦いが続くため、引き続き注目したい。 2025BILLABONG TAHARA PRO 結果 《Men's》優勝:Caleb Tancred(AUS) 2位:Alister Reginato(AUS) 3位:Lennix Smith(AUS)、Taj Stokes(AUS) 《Women's》優勝:中塩佳那(JPN)2位:鈴木莉珠(JPN)3位:松岡亜音(JPN)、Keira Buckpitt(AUS)
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doubledutch初の日本開催…「ジャンプロープ世界選手権 2025」が繰り広げた熱闘─大会Report2025.09.232025年7月21日(日)から8月3日(日)にかけて、神奈川県川崎市・カルッツかわさきにて、『ジャンプロープ世界選手権 2025』が開催された。 世界32の国と地域から、のべ2600名の選手が集結。当初の参加予想を1000人以上も上回ったという想定以上の展開に、川崎の街はジャンプロープで彩られた。 IJRUオフィシャルサイト、またはオリンピックチャンネルにて大会の様子は配信されている。とはいえ8日間という長期にわたる大会のようすを、全て視聴するのは難しいだろう。 激動の日々からまもなく2ヶ月ほど。少しずつ選手たちも次なる戦いに照準を向け始めたなかで、本記事では、可能な限り大会当日の写真と共に、この8日間がもたらしたものについて筆者の見解を交えながらまとめていきたい。 開会式には日本を代表するダブルダッチチーム「REG☆STYLE」も登場 大会前日にはJR東海とのコラボイベントが催され、街中がジャンプロープ一色に 各国から観客も押し寄せ、各日のチケットはほぼ完売 わずか数十秒、わずか数分に命をかける選手たちは精悍な面持ちだ 予選会場の体育館、大勢の選手・観客が押し寄せる 会場が歓声で揺れる凄技の瞬間も 最終の2日間は「FINAL」と銘打たれ、各種目の決勝が満員のホールで REG☆STYLE・KAI率いる「FORTH」は金メダルを獲得 世界新記録も数々生まれた 回数を競う種目だけでなく、演技内の各技に点数が加算される「フリースタイル」も 日本選手団も国内新記録を数々樹立 日本発のダブルダッチの大会「DOUBLE DUTCH CONTEST」その世界(決勝)大会は、今年からIJRU内の一種目として実施された 編集後記 JJRU(日本ジャンプロープ連合)のオフィシャルサイトを確認すると、JJRUの前身団体による国外の大会への派遣は、1996年から開始されたと記載がある。それからまもなく30年が経とうとする2025年、史上初となる世界選手権の日本開催に至った。 開会式、日本選手団の入場 日本選手団のアスリートたちは予選を勝ち抜き、その後も続く厳しい鍛錬の末にこの舞台に立った。しかしこの「日本開催」という事実は、これまでに日の丸を背負って跳び続けた全てのアスリートたちの、汗と涙の上に存在する一つの大きなレガシーなのである。 開催地である川崎には、32の国と地域から集まったアスリートたちによって、世界の風と熱気が確かに吹き込まれた。「ミールクーポン」と呼ばれる食事券がアスリート・大会関係者に配布されたこともあり、日常をささえる街は“非日常”に彩られ、川崎市職員もその光景に、世界大会の特別感を感じたと述懐してくれた。 大会前日、受付のために川崎市役所の前に集まる海外選手たち その一方、日本の「特異点」も見えてくる。 本媒体で取り上げているように、2本のロープを用いる「ダブルダッチ」の、ことパフォーマンス分野において日本は世界の最先端を走る。今大会でもDDC種目でHARIBOWが優勝したことや、そのHARIBOWが昨年世界的オーディション番組に出演したこと、また過去を遡れば「シルク・ドゥ・ソレイユ」などの世界各国のサーカスやショーなどに出演するなど、日本流のダブルダッチスタイルが、エンターテイメントとしても一定の地位を確立させ始めている。 DDC優勝「HARIBOW」 そしてジャンプロープ全体の“縦軸”の繋がりもさることながら、“横軸”となるストリートの他カルチャーとの結びつきも深く、そうした土壌で育まれた日本のダブルダッチシーンは独自の発展を遂げ、伸展していったことを世界に改めて示した。 しかし一方で「ジャンプロープ」全体を見ると、世界トッププレイヤーは各国に分散している。そしてそんな仲間たちとは国境をまたながければ会えず、それゆえ、2年に一度の選手権の機会でしか会えないこともある。世界クラスのプレイヤーが当然のように国内に存在する、日本のダブルダッチの文化圏で育ってきた筆者はその光景に衝撃を受けた。おそらく本人たちにとっては当たり前のことなのだろうと思うが。 国境をまたいだ交流 これ以外にも私たちは世界の広さを文字通り感じ、見せつけられたシーンは数多くあった。日本が独自に発展させたこのカルチャーが、ジャンプロープという縦軸においても、更なる融合を果たす必要がある。 とはいえ、日本が後塵を拝しているというわけではない。今大会において、日本はシニア・ジュニア 合計で56のメダルを獲得。獲得数で言えば出場した32の国と地域のなかで、日本が1位という輝かしい戦績を収めた。特にジュニアにおいては単独で世界1位の獲得数であることから、日本のジャンプロープシーンの未来はかなり明るいと言える。※IJRU公式インスタグラムの発表データに基づいて計算 ジュニア部門、シングルロープの二重跳びリレーで世界新記録を樹立した渡邉選手・廣瀬選手 最後に──私たちの目指す先にあるものの一つに、ジャンプロープシーンが一丸となって掲げる「オリンピック種目化」という道標がある。改めてここについても触れておきたい。 IJRU(ジャンプロープの国際組織)の会長であるShawn氏は、この世界選手権の成功が種目化にとっても重要だと語ったうえで、オリンピックを通して「世界中の人々がジャンプロープの創造性・芸術性といったような、豊かな要素に魅了される光景を見たい」と語る。 多くの感動的なモーメントがあった 開催国であるJJRU(一般財団法人 日本ジャンプロープ連合)・原竹 純事務局長は、オリンピックはあくまで「通過点」と語った。「総合スポーツの祭典だから、いろんな人に見てもらえる。そこから選手の強化や業界の発展にも繋がって、その先にいつかワールドカップのような大きなムーブメントになって欲しい。ロープさえあればできるほど手軽なのに、性別や国籍、宗教の壁をも超えて繋がれる。壮大だけど、ジャンプロープを通して世界の平和と健康につながるような世界を夢見ています。」 次は2年後、ノルウェーの地で再会を誓う 世界の情勢もシビアになりつつある今、スポーツの力による「平和」を嘯くなど夢物語なのかもしれない。しかし、その可能性を感じさせるモーメントの数々を目の当たりにし、改めてスポーツ、そしてジャンプロープが持つものの大きさについて考える。 世界の祭典は幕を下ろしたが、それは次なる物語のスタートでもある。選手をはじめ関わる全ての人々にとって、この大会を経て何か残るものがあったはずだ。あれから早くも2ヶ月経ち、川崎にも少しずつ涼しい風が吹き込んできた。それぞれの思いを胸に、今日も世界のどこかでロープが回っている。 開催概要 「WORLD JUMP ROPE CHAMPIONSHIPS 2025」開催期間:2025年 7月27日(日)〜8月3日(日)会 場:カルッツかわさき(神奈川県川崎市)主 催:国際ジャンプロープ連合 (International Jump Rope Union:IJRU)共 催:川崎市事業主管:一般財団法人 日本ジャンプロープ連合(Japan Jump Rope Union:JJRU)
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danceB-Boy Shigekixらが登場!日本初のファッションとブレイキンのコラボイベント「yoshiokubo Spring/Summer 2026 Runway Show energized by Red Bull BC One」2025.09.062025年9月2日(火)、東京・渋谷ヒカリエにて、日本初のファッションとブレイキンのコラボファッションショーである「yoshiokubo Spring/Summer 2026 Runway Show energized by Red Bull BC One」が開催された。本イベントは、以前吉本新喜劇とコラボしたショーを手がけて話題になったファッションデザイナーである久保嘉男氏と、今年東京でWorld Finalが開催されることで一際注目を集めている世界最高のブレイキンソロバトルRed Bull BC Oneがコラボしたスペシャルショー。“今まで見た事のないパターンやディティールを追求したい” という気持ちを自身のコレクションに投影させている久保氏のスタイルにより実現したのが今回の新たなファッションの魅せ方。会場中心に設置されたフロアでブレイキンのクルーバトルのエキシビジョンを行いながらフロアの周りを囲む形でファッションモデルがウォーキングするという前代未聞のファッションショーとなった。 ファッションショーの様子 今回のエキシビジョンには今年のBOTY Japanで優勝した「Found Nation」と、同じくBOTY Japanの決勝でFound Nationに相対したB-Boy Shigekixを率いる「XII After Ours」の2つのクルーが参加。ブレイキンを中心としたダンスをコンセプトにデザインされたドレープが主役のダンスがしやすい洋服を身に纏い見事なパフォーマンスを披露した。 B-Boy Shigekix from XII After Ours 会場は多くのファッション関係者が来場し、中にはブレイキンのパフォーマンスを初めて見るという人も多かったが、実際にパフォーマンスが始まるとファッションモデルのウォーキングをしっかり鑑賞しながらも、数々のハイレベルなムーブに歓声を上げるなど終始楽しみながらイベントを過ごす来場者が多く見られ、まさにファッションとブレイキンによる化学反応が垣間見れたファッションショーとなった。ストリートカルチャーに共存するブレイキンとファッションが新たな可能性を生み出した歴史的な1ページを刻んだことだろう。このような相乗効果や化学反応による今後のさらなるカルチャーの発展にも期待したい。下記はブレイキンのパフォーマンスとファッションモデルランウェイの様子だ。 ブレイキンパフォーマンス B-Boy Ryo-spin x ZENON from Found Nation B-Boy Y-HI from XII After Ours B-Boy TETSU from Found Nation B-Boy Shigekix from XII After Ours ファッションモデルランウェイ yoshiokubo Spring/Summer 2026 Collection 「Tailored for the spin」 駆ける、跳ねる、飛ぶ、回る、沈む、そして不動なる静に至るーー“第三の皮膚”となる「服」を追求したコレクション誕生の瞬間に放たれる爆発的な力に憧れ、縦横無尽な動きと完全な静止、予測不能でエクストリームなヒトのいぶきを不断に捉えたthree-dimensionalな服づくり。 流れるような静と動を辿り描いた「切り替え」瞬間ごとに変化するシルエットをキャプチャリングして落とし込む「テクニカル」唯一無二の“個”を有形化・視覚化した「プリンティング」すべては、長く愛され、いつまでも「捨てられない」一着を生み出すために。 Photo:Runway Photography / Shun MizunoRed Bull BC One Photography / Cozz
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surf史上初、プロツアーが静波サーフスタジアムPerfectSwell®︎で開催2025.08.292025年8月20日(水)から22日(金)まで、静岡県牧之原市の静波サーフスタジアム PerfectSwell®︎で、S.LEAGUE 25-26 S.ONE ショートボード第2戦「さわかみ静波サーフスタジアム パーフェクトスウェルプロ」が開催された。 ウェーブプールでの歴史的開催 ©︎S.LEAGUE ウェーブプールでの試合は、S.LEAGUE特別戦「さわかみアジアチャレンジ」、さらにWorld Surf League「Siheung Korea Open QS6000」が韓国のWave Parkで行われてきた。 一方、静波サーフスタジアム PerfectSwellでの開催はJAPAN OPEN以来で、日本のプロツアーとしては今回が初めてとなった。ウェーブプールの特徴は、限りなく同じ波でサーフィンを楽しみながら競えること。自然の海とは違い、乗れる波の本数が決まっているので、選手一人ひとりに公平なチャンスが与えられるのも大きなポイントだ。 普段とは異なるレギュレーションでの戦い 伊東李安琉 ©︎S.LEAGUE ウェーブプールでの開催ということもあり、今大会はスケジュール通りに進行。大会初日はファーストライドセレモニーを皮切りに、メンズRound1とRound2が行われた。メンズRound1のレギュレーションは、ライトウェーブ2本・レフトウェーブ2本の計4本をライディングし、上位2本の合計点で順位を決定。Round1に出場した30名のランキングにより、進出ラウンドが振り分けられた。・1位 → 最終日のFinal Roundへブーストアップ・2〜8位 → Round3へ進出・9〜30位 → Round2へ通常とは異なるルールのもと、誰にでも再挑戦のチャンスがある戦いとなった。 西慶司郎がFinal Roundへ 西慶司郎 ©︎S.LEAGUE メンズRound1では、西慶司郎がエクセレントスコア8.17ポイントにバックアップ6.50ポイントを揃え、見事1位通過。最終日のFinal Roundへと駒を進めた。また、2日目に行われるRound3へ進んだのは大原洋人、大音凛太、伊東李安琉、森友二、西優司、加藤翔平、安室丈の7名。残る選手はRound2へ。ここではライト1本・レフト1本、計2本のライディングを行い、Round1のスコア4本を持ち越し、合計6本のうち上位2本で順位を決める方式。わずか2本に賭ける緊張感の中、勝負を決めるのは技術力に加え、決め切る精神力が必要となった。この激戦を勝ち抜き、2日目のRound3へと駒を進めたのは、金沢呂偉、須田喬士郎、古川海夕、増田来希、山中海輝の5名となった。 金沢呂偉 ©︎S.LEAGUE 須田喬士郎 ©︎S.LEAGUE 森丈二 弟の森友二と同じ大会に出場するのは10年以上ぶりと話していた ©︎S.LEAGUE ©︎S.LEAGUE 激戦の2日目――ファイナルデーへ駒を進めたのは 池田美来 ©︎S.LEAGUE 大会2日目はウィメンズRound1、Round2、メンズRound3、そしてウィメンズRound3が行われた。ウィメンズRound1のレギュレーションはメンズ同様、ライト2本・レフト2本の計4本をライディングし、上位2本の合計点で順位を決定。R1に出場した16名の振り分けは以下の通りとなった。・1位 → 最終日のFinal Roundへブーストアップ・2〜4位 → Round3へ・5〜16位 → Round2へウィメンズRound1で圧倒的なパフォーマンスを見せたのは、大会会場の静波サーフスタジアム PerfectSwell®︎アンバサダーを務めるの佐藤李。8.50ポイントと7.77ポイントをまとめ、トータル16.27ポイントで1位通過を果たし、Final Round行きを決めた。佐藤李は先日、インドで開催されたアジア選手権でも2位に入るなど好調を維持。ナショナルチームのコーチを務める河村海沙プロから初めてコーチングを受け、「新たな視点からのアドバイスがとても自分のためになった」と語り、今大会でもその成果を発揮した。Round3進出を決めたのは、松岡亜音、川合美乃里、池田美来の3名。松岡亜音は序盤から1位をキープ、川合美乃里は今大会直前に海外での練習中に肩の脱臼と負傷を抱えながらも果敢なライディングを披露、池田美来は安定感のある演技で勝ち上がった。Round2では、ライト1本・レフト1本の計2本を追加し、前ラウンドの4本と合わせた計6本のうち上位2本で争った。わずか2本に全力を注ぐ緊張感の中、勝ち上がりは3枠。このラウンドを制したのは中塩佳那。ウェーブプールは得意ではないと語っていたが、波に順応しトータル16.67ポイントで堂々の1位通過。続いて14点台を叩き出した野中美波と脇田紗良がRound3進出を決めた。練習時間を挟んでスタートしたメンズRound3。ルールはライト2本・レフト2本の計4本をライディングし、上位2本の合計点で順位を決定。上位4名が最終日のFinal Roundへ進出する。この日最も光ったのは西優司。強気のライディングを決め切り、トータル15.83ポイントで1位に。続く2位には「JAPAN OPEN以来の静波ウェーブプール」と語った伊東李安琉。3位には安定感抜群のコンペティター増田来希。そして最後の1枠は、ラストライドで7.80を叩き出した加藤翔平が勝ち取った。Day2の締めくくりとなったのは、ウィメンズRound3。6名に絞られた中で、ライト2本・レフト2本の計4本をライディングし、上位2名がFinal Round行きの切符を手にする。池田美来はレフト1本目で痛恨のミスをするも、すぐに修正。続く2本目で3マニューバーを決め、9.50ポイントを叩き出した。さらにライトウェーブで7.17ポイントを重ね、トータル16.67ポイントをマーク。松岡亜音も安定した演技でレフトウェーブで8.33ポイント、ライトウェーブで8.23ポイントを揃え、16.56ポイントで2位通過。一方、中塩佳那はレフトウェーブで7.83ポイント、ライトウェーブで7.33ポイントをスコア、川合美乃里も7.83ポイントと8.00ポイントで追い上げたが、わずかに届かず。Final Round進出を決めたのは池田美来と松岡亜音となった。 川瀬心那 ©︎S.LEAGUE 鈴木 莉珠 ©︎S.LEAGUE 大原洋人 ©︎S.LEAGUE 増田来希 ©︎S.LEAGUE ファイナルデーは最上級の波での戦いに 池田美来 ©︎S.LEAGUE ファイナルデーで使用された波は、これまでの「エキスパート」よりさらに上級の「ロウワー」で行われた。フォーマットは、ライト2本・レフト2本の計4本をライディングし、ライト・レフトそれぞれのベスト1本ずつを合計したスコアで争う方式。 これまでのラウンドとは異なり、ファイナルではライト・レフト両方で確実に高得点を出さなければならない厳しい戦いとなった。また、ファイナルデーからは選手が自分の入場曲を選択できるように変更。どの楽曲を背に登場するのか、その一瞬にも注目が集まった。 加藤翔平 ©︎S.LEAGUE 佐藤李、圧巻のライディングで優勝を飾る ©︎S.LEAGUE ウィメンズのファイナルは、佐藤李、池田美来、松岡亜音の3名。佐藤李は1本目から8.50ポイントをスコア。続く2本目では、同じ構成ながら難易度を上げたライディングを見せ、9.07ポイントをマークし序盤からリードを広げる。松岡亜音も2本目に鋭いバックサイドの4発を決め、9.10ポイントを叩き出す。池田美来も8.83ポイントをスコアし、三者がハイレベルな戦いを繰り広げる。勝負の行方は残るレフト2本に託された。佐藤李は1本目で9.77ポイントという高得点をマークし、さらに差を広げる展開に。この時点で松岡亜音に必要なスコアは9.75ポイント、池田美来には9.94ポイントと、いずれもパーフェクトに近いライディングが求められる状況となった。松岡はラストウェーブで9.00、池田も8.90をスコアし追い上げを見せたが、あと一歩及ばず。最終的に佐藤李が圧巻のパフォーマンスで優勝を飾った。 松岡亜音 ©︎S.LEAGUE 池田美来 ©︎S.LEAGUE 佐藤李 ©︎S.LEAGUE 5名の精鋭によるメンズファイナルがスタート 西優司 ©︎S.LEAGUE メンズファイナルは、西慶司郎、加藤翔平、増田来希、伊東李安琉、西優司の5名で争われた。トップバッターは加藤翔平。1本目からエアーリバースを組み込んだライディングを決め、9.00ポイントをスコア。続く2本目ではグラブのエアーリバースを披露し、8.90ポイントとバリエーションを見せつけた。増田来希は2本目で8.43ポイントをマーク。伊東李安琉も2本目に8.20ポイントをスコアし、上位を追う。続いて西優司が圧巻のライディング。1本目はソリッドな2ターンからエアーリバースを決め、9.57ポイント。さらに2本目も同じ構成ながら難易度を高め、9.27ポイントを叩き出した。西慶司郎も負けじと、バックサイドの際どい4マニューバーを決め、9.30ポイントをスコア。渾身のガッツポーズも飛び出した。勝負はレフト方向のライディングへ。各選手がエクセレントスコアを叩き出す中、西優司は最後の1本で9.17をスコアし、リードをさらに広げる。最後に登場した西慶司郎は、逆転に必要な9.45を狙いエアーリバースに挑んだが、惜しくもワイプアウト。その結果、西優司が見事優勝を飾った。 加藤翔平 ©︎S.LEAGUE 伊東李安琉 ©︎S.LEAGUE 増田来希 ©︎S.LEAGUE 西慶司郎 ©︎S.LEAGUE 歴史的一戦が示したサーフィンの新たな可能性 ©︎S.LEAGUE 新しい歴史が刻まれた静波サーフスタジアムPerfectSwell®︎での一戦。栄冠を手にした西優司と佐藤李の活躍、そして他の選手たちの挑戦は、次戦への大きな期待を抱かせるものとなった。 さわかみ静波サーフスタジアムPerfectSwell®︎プロ 結果 《ショートボード男子》優勝:西優司2位:西慶司郎3位:加藤翔平 《ショートボード女子》優勝:佐藤李2位:松岡亜音3位:池田美来
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others岡山の街中でアーバンスポーツを満喫する3WEEK!Okayama Urban Sports Fes「Urban X アーバンクロス」を開催2025.09.25岡山県内のアーバンスポーツ競技の連携組織「岡山県アーバンスポーツ協会」通称UX〈アックス〉は、9月27日(土)~10月11日(土)にかけて、岡山市内でアーバンスポーツを観戦・体験できるイベントを毎週開催するアーバンスポーツフェス「Urban X」と「Parade」を開催。 表町商店街、岡山城、イオンモール岡山を舞台に、観戦無料の大会を実施。全国から計約400 人のプレイヤーが出場し、技を競い合う。ほかに子どもたちを対象とした合同の無料体験会も行い、アーバンスポーツを「見る」「する」楽しさをを広く発信する。 開催概要 タイトル:Okayama Urban Sports Fes『Urban X アーバンクロス』 日程:2025年9月27日(土) ~ 10月11日(土) 《各競技日程》 9月27日(土) フリースタイルフットボール「SSB」&JFFC U-18 日本一決定戦 10月3日(金)-5日(日) BMX フリースタイル「全日本選手権」 10月4日(土) アーバンスポーツ体験会「Parade」 10月11日(土) ブレイキン「OKBREAK」 Okayama Urban Sports Fes「Urban X」詳細 フリースタイルフットボール SSB JFFC U-18日本一決定戦 催事:SSB、JFFC U-18日本一決定戦ほか日程:9/27(土) 11:00~19:30会場:表町商店街北時計台前広場(岡山市北区表町)エントリー数:SSB80名、U-18 11名、THE FEVER15名 計106名特徴:サッカーのリフティングやドリブル技術を発展させ、音楽にのせてボールを操るスポーツ。SSBは国内最大規模の出場者数を誇る大会。U-18日本一決定戦は岡山初開催 BMXフリースタイル 第9回 全日本BMXフリースタイル選手権 催事:第9回 全日本BMXフリースタイル選手権日程:10/3(金)-5(日) 8:00~17:00会場:岡山城下の段(岡山市北区丸の内)エントリー数:パーク96名、フラットランド78名 計174名特徴:国内最高峰の公式戦。世界チャンピオンも参戦する。ジャンプ台を使うパークは縦回転や横回転を織り交ぜた空中技に注目。フラットランドは平地を舞台に、自転車ごと回転したり、タイヤの上でバランスをとったりと芸術性の高いトリックを競う ブレイキン OK BREAK 催事:OK BREAK日程:10/11(土) 12:00~19:00会場:イオンモール岡山未来スクエア(岡山市北区下石井)エントリー数(昨年実績):3on3 42チーム125名、Bgirl1on1 20名 計145名※エントリーは現在受付中のため参考数値特徴:パリ五輪でも開催されたダンス競技。DJの選曲に合わせた即興で、ダイナミックに回転するパワームーブやリズムに合わせてピタリと止まるフリーズを繰り出す。全国から選手が集結し、3人1組のチーム戦と女子個人戦で競う。世界レベルで活躍するダンサーもエントリー アーバンスポーツ体験会 催事:BMX、ブレイキン、フリースタイルフットボール、インラインスケート、スケートボードなどの体験会日程:10/4(土) 10:00~16:00会場:岡山城下の段(岡山市北区丸の内)特徴:全日本BMXフリースタイル選手権の会場で、アーバンスポーツ各競技のプレイヤーによる合同のワークショップを実施。体験は予約不要
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danceDリーガーも参戦!「EDOGAWA ストリートダンスチャレンジ 2025 supported by LDH JAPAN」が9月28日に開催!2025.09.25江戸川区が主催する初のダンスイベント「EDOGAWA ストリートダンスチャレンジ supported by LDH JAPAN」が開催! EXILEをはじめとする人気アーティストが多数所属する株式会社LDH JAPANと、東京ガールズコレクションを企画制作する株式会社W TOKYOが手掛ける、子供から大人まで、ダンスが好きな方であればどなたでも参加できるイベントとなっている。 本イベントは江戸川区のストリートダンス文化の振興を目指したもので、参加者による演目発表に加え、ゲストによるトークセッション、パフォーマンスなどを行う予定だ。 そのゲストには、プロダンスリーグ「D.LEAGUE」で活躍中のSEGA SAMMY LUXと、メンバー全員が世界大会でのチャンピオン経験を持つパフォーマンス集団RAG POUNDに決定! 当日観覧も可能ですので、ぜひ現場で体感していただきたい。 開催概要 【日時】2025年9月28日(日) 開場13時00分 閉演14時00分 終演17時00分(予定) 【会場】総合文化センター大ホール 【ゲスト】SEGA SAMMY LUX(セガ サミー ルクス)、RAG POUND(ラグ パウンド) 【観覧】受付方法:当日先着(13時00分~)料金:無料 ※事前予約は行いません。当日の開場時間(13時00分)から順次受付いたしますので、直接会場へお越しください。※席がなくなり次第、ご案内を終了させて頂く場合がございます。※参加チーム以外の観覧のみのご来場も可能です。※駐車場に限りがございますので、公共交通機関のご利用をお願いいたします。※ゲストの撮影はご遠慮ください。※当日はイベント広報のために場内の撮影を行っております。映り込む場合がありますことご了承ください。
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surf松山黎音が初優勝、佐藤利希がランキング首位へ「WSL Mera Group Corporation The Hyuga Pro Junior」2025.09.252025年9月23日から24日の2日間、WSL Mera Group Corporation The Hyuga Pro Juniorが宮崎県日向市・お倉ヶ浜海岸で開催された。今シーズンのWSL ASIA Pro Juniorにおいて、本大会は現時点では最終戦として位置づけられており、World Junior出場権をかけた重要な一戦となった。大会期間中は台風の影響でオーバーヘッドからダブル近いサイズの波が立ち、さらに風の影響も加わるハードコンディション。それでも選択次第ではクリーンなフェイスの波もあり、各選手が素晴らしいライディングを披露した。 松山黎音、初ファイナルで劇的逆転優勝 Photo by Kenji Sahara Women's Finalには、先日御前崎で開催された Midas Capital Omaezaki Pro Junior で優勝した佐藤李、松山黎音、松野杏莉、そしてセミファイナルで逆転勝利を収めた鈴木莉珠の4名が進出。ファイナルは松野が1本目に4.83ポイントをスコアしてスタート。続いて佐藤も序盤に4.50ポイントをマークする中、松山が6.17ポイントを叩き出して2位に浮上。優勝に必要なスコアはわずか2.5ポイントという状況で、後半に3.30ポイントを重ね、ついに首位に立った。逆転を許した佐藤は4.98ポイントが必要な展開に。残り1分を切ったところで、レフト方向に鋭いライディングを決める。直後に松山もライト方向のサイズある波を掴み、際どいセクションで見事なワンマニューバーを披露。スコアが出る前に試合終了のホーンが鳴った。まず佐藤のラストウェーブに7.00ポイントがつき、再び首位に浮上。松山に必要なスコアは5.34ポイントとなる。そして運命の最終ライディングには5.43ポイントが与えられ、再度の逆転に成功。見事、松山が念願の初ファイナルで初優勝を果たした。当初は出場予定がなかったが、お父さんの強い後押しでエントリーし、この快挙に結びついたという。今回の優勝で松山はアジアリージョン Pro Juniorランキング2位に浮上。佐藤は依然として1位をキープしている。 佐藤李 Photo by Kenji Sahara 松野杏莉 Photo by Kenji Sahara 佐藤利希、序盤から主導権を握り2勝目を獲得 Photo by Kenji Sahara Men's Finalには、御前崎で開催された Midas Capital Omaezaki Pro Junior で初優勝を果たした佐藤利希、足立海世、セミファイナルでエクセレントスコアのエアーリバースをメイクした小野里弦 、そして金沢太規の4名が出場。先に仕掛けたのは佐藤。開始のホーンと同時に乗った1本目で5.50ポイントをマークし、さらに2本目にはレフトの波で7.50ポイントをスコア。序盤から確実にスコアを重ねていった。足立は3本目に6.33ポイント、金沢太規も3本目に5.67ポイントをスコア。小野はセミファイナルに続き、得意のエアーで果敢に攻める。前半の10分で全選手が動きを見せた後は、中盤から後半にかけて「優勝に必要なスコア」を狙う波待ちの時間が続く。しかし誰も決定的なライディングを決められないままタイムアップ。見事、佐藤が嬉しい2勝目を挙げ、この勝利でアジアリージョンPro Juniorランキングトップに躍り出た。 金沢太規 Photo by Kenji Sahara 足立海世 Photo by Kenji Sahara 小野里弦 Photo by Kenji Sahara 正式発表を待つアジア代表枠、現時点での顔ぶれは 渡邉壱孔 Photo by Kenji Sahara 今大会が現時点での最終戦となり、今後プロジュニアの開催が追加されなければ、来年1月にフィリピンで予定されている WSL World Junior Championship のアジア代表は、男子が佐藤利希と渡邉壱孔、女子は佐藤李と松山黎音に決定する見込みとなる。ただし、まだ仮段階ではあるが、11月26日から30日にインドネシア・西パプアで「Manokwari Pro Junior」が開催予定であることが明らかになった。 この大会が実施されれば、その結果もランキングに加算されることになる。 佐藤利希 Photo by Kenji Sahara 佐藤李 Photo by Kenji Sahara 松山黎音 Photo by Kenji Sahara 次なる舞台は木崎浜、熱戦はまだ終わらない この後は、宮崎県日向市・お倉ヶ浜から宮崎市・木崎浜へ舞台を移し、WSL QS2000 The Open Surfing 宮崎プロ が9月26日から28日に開催される。 来シーズンを見据えた白熱の戦いから、引き続き目が離せない。 Pro Junior Women's 結果 Photo by Kenji Sahara 優勝:松山黎音2位:佐藤李3位:松野杏里4位:鈴木莉珠 Pro Junior Men's 結果 Photo by Kenji Sahara 優勝:佐藤利希2位:足立海世3位:金沢太規4位:小野里弦
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othersRed Bullが“国・フィールド・ジェネレーション”を超えてTGS とゲームの可能性を拡張する5つの特別プログラムを展開!「東京ゲームショウ 2025」が9月25日より開催!2025.09.24Red Bull Japan株式会社がプラチナスポンサーとしてサポートし、9⽉25⽇(⽊)〜28⽇(⽇)に開催される「東京ゲームショウ2025」(以下TGS)。今回Red Bullが掲げるテーマは「PRESS START」。TGSをさまざまな⾓度で“起動”し、国やフィールド、ジェネレーションを超えて⽇本ゲームの魅⼒や可能性を広げる5つの特別プログラムを展開する。 もちろん会場内外でレッドブル製品のサンプリング及び各種レッドブルのドリンクも販売。9⽉30⽇(⽕)より全国で販売開始する、⼤容量ながら開け閉めを⾃由にすることができ、気軽に持ち運べる「レッドブル・エナジードリンク 330ml アルミボトル」をTGS会場内限定で先⾏販売するなど、TGSを楽しみ尽くすためのエナジーを⼿軽に⼊⼿することができる。 Red Bullによる5つの特別プログラム 【国を超えてTGS・ゲームの魅⼒を発信】1.「Red Bull Creator Club」:情報配信ハブで国内外へのTGS魅⼒発信をサポート 【フィールドを超えてTGS・ゲームを拡張︓F1やブレイキンとコラボ】2.「Red Bull Apex Takeover with Yuki Tsunoda」:F1ドライバー⾓⽥裕毅がiiTzTimmyらとチームを組み、特別マッチ開催 3.「Break Fighter」:ブレイキンとストリートファイター6コラボの新バトルフォーマット! 【ジェネレーションを超えてTGS・ゲームの体験価値を提供】4.「Red Bull 283 Academy」:ウメハラ・ボンちゃん・ガチくんらプロが講師に。次世代プレイヤー育成プログラム 5.「Red Bull Tetris Japan Final」:誰もが遊んだ「テトリス」の⼤会を開催。勝者は世界初の空中テトリス公式戦に挑戦! イベント概要 ①TGS・ゲームの魅力を国内外へ発信!クリエイター、ストリーマー、そしてパブリッシャーのためのハブ「Red Bull Creator Club」 開催期間:9月25日(木)~28(日)会場:9ホール外 ・クリエイター、ストリーマー、パブリッシャーがここを拠点にTGS及びゲームコンテンツを⽇本語または外国語で世界に配信。・TGS来場者も建物の外のオープンスペースでレッドブルのドリンクを飲みながら、ビジョンで上映する Red Bull Creator Club 内からの⽣配信や DJプレイを楽しめる。 Red Bull Creator Clubから配信する主な海外クリエイター、ストリーマーAimsey(イギリス、フォロワー:102.9万⼈)B3shr(エジプト、登録者:144万⼈)iiTzTimmy(アメリカ、フォロワー:285.9万⼈)NiceWigg(アメリカ、フォロワー:87.7万⼈)Nieuczesana(ポーランド、フォロワー:50万⼈) Red Bull Creator Clubから配信する主な国内クリエイター、ストリーマー獅⽩ぼたん(登録者:155万⼈)ニート部 (登録者:67.3万⼈)TikTok LIVE Japan(フォロワー:48万⼈)あめみやたいよう(登録者:23万⼈) ②“F1×ゲーム” F1ドライバーの瞬発⼒はプロプレイヤーにも通⽤するか︖⾓⽥裕毅&世界中から⼈気ストリーマーら11名が集結「Red Bull Apex Takeover with Yuki Tsunoda 」 開催期間:9⽉26⽇(⾦) 14:30〜16:30会場:イベントステージ ・F1ドライバー⾓⽥裕毅がメンタルトレーニングとして取り組んでいた「Apex Legends」のスペシャルマッチが実現!・⾓⽥裕毅と対戦経験もあるApexストリーマーのiiTzTimmyの他に、ZETA DIVISIONからF1好きのta1yoや鈴⽊ノリアキ、JUNiORに加え、おにやが参加。その他にも渋⾕ハル、FnaticのプレイヤーたちやストリーマーのSPYGEAが参戦。 ③ブレイキンとEsports が異⾊のコラボ「Break Fighter」 開催期間:9⽉26⽇(⾦) 15:30〜16:45会場:Samsung SSD ブース ・世界レベルの1 on 1 ブレイキンバトル「Red Bull BC One」と⽇本発の⼈気格闘ゲーム「ストリートファイター6」とのコラボレーションで実現!ブレイキンとEsportsを組み合わせたバトルフォーマットは史上初。・招待制で選ばれたブレイカーとプレイヤー各8名がペアを組み、チームでNo.1を⽬指す!・引き分けた場合は(※)、ブレイカーが『ストリートファイター6』をプレイして決着をつけるBreak Fighterならではのユニークなルールを採⽤!・ジャッジは、TAISUKE、AYU、涼宮あつきに決定!・出場者、詳細は後⽇発表予定。 ※)ブレイカーによるブレイキン対決、プレイヤーによるスト6 対決で勝敗が決まらない場合 ④次世代を担うゲームプレイヤー育成プログラム「Red Bull 283 Academy」 開催期間:9⽉27⽇(⼟)14:45〜16:30会場:イベントステージ ・プロから翼をさずかる︕次世代を担うプロゲーマー育成企画16歳以上24歳以下の⽅を対象に今回は『ストリートファイター6』を使⽤して実施。・8⽉に実施したプロプレイヤーが講師となった合宿・集中講義の成果を、東京ゲームショウのイベントステージにて⼤勢のゲームファンの前で開催︕・ウメハラを筆頭に、ボンちゃん、ガチくんなどプロプレイヤーが翼をさずける! ⑤ドバイの夜空で⾏う世界⼤会⽇本代表決定戦「Red Bull Tetris Japan Final」 開催期間:9⽉28⽇(⽇)13:30〜15:30会場:Red Bull Creator Club ・レッドブルは、世界中で愛されているパズルゲーム「テトリス」の新たなグローバルトーナメント「Red Bull Tetris® 」を世界55カ国以上で開催中。・スマートフォンで参加できる予選を勝ち抜いた⽇本上位3位が挑戦する「Red Bull Tetris® Japan Final 」を9⽉28⽇(⽇)に東京ゲームショウで開催︕・⼤会の模様はあめみやたいようのチャンネルから⽣配信が決定!・優勝者は、今年12⽉にドバイで開催予定のWorld Finalに進出し、「世界“初”」の空中テトリス公式戦の挑戦権を⽬指す! 特別企画:「移動中も、翼をさずける。」⼤容量&持ち運び可能なレッドブル・エナジードリンク 330ml アルミボトル TGS会場内で限定先⾏販売 開催期間:9⽉25⽇(⽊)〜28日(⽇)会場:Red Bull Creator Club 2014年に販売したキャップ付きアルミボトルは当時好評を得ました。再登場の今回も330mlの⼤容量ながら⾃由に開け閉めでき、気軽に持ち運べます。さまざまなシーンで飲⽤いただける便利なスタイルのレッドブルは9⽉30⽇(⽕)より全国で販売します。
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surf9月23日(火・祝)より開幕!WSL公認「The Open Surfing Miyazaki Series」2025.09.242025年9月23日、宮崎県においてWSL(ワールドサーフリーグ)公認の「The Open Surfing Miyazaki Series」が開幕。第1弾は、日向市お倉ヶ浜で「WSL The Open Surfing 日向プロジュニア」が開催された。そして、26日からは舞台を宮崎市木崎浜に移して、「WSL QS2,000 The Open Surfing 宮崎プロ」がスタートする。 本大会は、「A WAY TO THE WORLD ~日本の出口は、世界への入り口~」を理念に掲げ、日本人サーフアスリートが世界に挑戦するためのステップアップの舞台を提供するとともに、宮崎県が持つ豊かな自然と文化を国内外に発信する国際的なイベントだ。 大会概要 大会名:WSL QS2,000 The Open Surfing 宮崎プロ日程:2025 年9月26日(金)~9月28日(日)会場:宮崎県宮崎市木崎浜参加者:MEN96名/WOMEN24名公認:WORLD SURF LEAGUE APAC主催:The Open Surfing Miyazaki Series 実行委員会主管:一般社団法人 Surfing Japan International協賛:米良電機産業株式会社 他特別後援:公益財団法人 宮崎県観光協会*予定後援:宮崎県、日向市、宮崎市、日向市教育委員会、宮崎市教育委員会、日向商工会議所、宮崎商工会議所、(公社)宮崎市観光会、(一社)日向市観光協会、MRT宮崎放送、UMK テレビ宮崎 *予定特別協力:株式会社ソラシドエア *予定協力:宮崎県サーフィン連盟、サーフカルチャー宮崎、日向市サーフィン連盟 、日向市サーフィン業組合、(一社)宮崎サーフメディカルチーム、マハロレンタカー宮崎 Surfing Japan International について 所在地:東京都品川区東五反田1-21-10 東五反田I-N ビル7F(Sketch-book,Inc内)電話番号:03-6447-7900設立:2021年2月1日活動内容:WSL アジアツアー・ジャパンレッグの企画・運営、WSL を中心とした国際大会の主催・企画・運営、サーフィンを中心としたビーチイベントの主催・企画・運営、アスリートの育成(パフォーマンス&語学)
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