“テリエ・ハーコンセン”スノーボード界の生ける伝説!史上最も影響力のあるスノーボーダー

2015.11.12

圧倒的な実力でスノーボード界の頂点に君臨するカリスマ

史上最も影響力のあるスノーボーダーとして世界中のボーダーから尊敬されるテリエ・ハーコンセン。彼の伝説を語ると枚挙にいとまがない。
1974年10月11日ノルウェーはテレマークで生まれたスノーボード界のカリスマは13歳でスノーボードを始め、数々のスノーボードコンテストを席巻。

当時、世界のスノーボード大会を仕切っていたISF(国際スノーボード連盟:現在は解散。世界スノーボード連盟が後継となる)主催のハーフパイプ世界選手権で、1993年、1995年、そして1997年と3連覇を成し遂げ、その間にヨーロッパ選手権では5度(1991年・1992年・1993年・1994年・1997年)、U.S.オープンでは3度(1992年・1993年・1995年)、ベイカーバンクドスラロームでは6度(1995年・1996年・1998年・2000年・2003年・2004年)チャンピオンに輝いている。

テリエ・ハーコンセンが繰り出すトリックも一級品。2007年にクォーターパイプ、バックサイド360で世界最高記録となる9.8メートルもの超ハイジャンプを記録している。

テリエ・ハーコンセンが残したのは輝かしいボーダーとしての成績や記録だけではない。自身の名を冠するハーコンフリップ、高い難易度を誇るワンフット・マックツイストなどテリエ・ハーコンセン独自のトリックを開発している。
そんなスノーボード界のレジェンド、テリエ・ハーコンセンは日本にちょっとした“縁”がある。

スノーボードが正式種目となった1998年の長野オリンピック。テリエ・ハーコンセンが優勝するだろうと思われた五輪で、テリエ・ハーコンセンはなんとボイコットしてしまう。
スノーボードをスキー連盟が仕切り、商業的な扱いをされたのが納得できなかったためだ。

その後、テリエ・ハーコンセンが代表となり、Arctic Challenge(アークティックチャレンジ)という国際大会を共同で設立。

テリエ・ハーコンセンが世界最高記録のジャンプを決めたのはこの大会だ。
常にスノーボードシーンへ影響を与えてきたテリエ・ハーコンセン。スノーボードの歴史を語るのに彼の名を欠くことは決してできない、偉大なスノーボーダーだ。

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