『WAKITA PEAK』ハワイ・サーフィンの聖地に名を刻む日本人サーファー脇田貴之

2018.06.02
FINEPLAY編集部

パイプラインに世界で唯一自分の名前「WAKITA PEAKを刻んだ男、脇田貴之

奇跡の7マイルと呼ばれるそのエリアには、世界屈指の波が無数に存在する。
中でも別格なのが、パイプライン。世界で最も危険で美しい、波の女王だ。
その波に世界で唯一自分の名前を刻んだ日本人サーファー、脇田貴之

ハワイアンにとって海は生活のすべてであり、神聖な場所。
脇田はそんなハワイアンたちを尊重し、彼らも手を出さない巨大で危険な波だけが来る場所で波を待つようになった。
いつしか人はその場所を「WAKITA PEAK(ワキタピーク)」と呼ぶようになったのだった。
WAKITA PEAK

これまでのサーフィン映画とは違うリアルな物語

この映画は世界で最もコアなサーフィンの世界を舞台にしているが、いわゆるサーフィンのジャンル映画ではない。
描かれるのは、たった一つのことに人生を捧げる男の生き方だ。

家族を抱え、思春期の子どもたちに全力でぶつかり、将来への不安も抱えながら、
それでもなお自分の道を突き進み、時には敗北し、後戻りすることさえ出来ない現実を描く。
それは、将来への不安から諦めてしまった誰かの夢の先にあったかもしれない現実でもある。

WAKITA PEAK

 

WAKITA PEAK

そして、物質的豊かさには恵まれながらも、日々に追われながら漠然と生きる現代社会の中で、
ただ、「今」という瞬間を精一杯生きる脇田を通して、愚直なまでに純粋に生きることの“狂気と美しさ”を描く。

サーフィンは娯楽やスポーツでもあるが、内省的な一面を持ち、ある者たちにとっては宗教であり哲学だ。
だからこそ時に人を破滅にも導くが、命を豊かにもする。
この映画はサーフィンのそういった一面にも深く切り込んでいる。

WAKITA PEAK

清野監督コメント

この映画で一つ守ろうと思っていたことが、人間ドラマを中心にサーフィンのコアな部分を失わずに、サーフィンを全く知らない人に伝えたいというのが目標でした。
3ヶ月間撮影していて現場にいると、毎日がドラマのように何かが起こっていて感動することばかりでした。
僕自身も家族を養いながらも夢を追いかけていて、脇田さんの中に自分の答えを探したということが大きかったです。
この映画はぜひサーフィンを全く知らない多くの人に見て欲しいと思っています。

清野監督

WAKITAPEAK

タイトル:WAKITA PEAK
公開日:2018年6月8日(金)ロードショー
出演:脇田貴之 脇田泰地 脇田紗良 脇田小百合 リアム・マクナマラ クライド・アイカウ チャック・アンドリュース ケリー・スレーター 木本直哉 大野修聖
監督・撮影・編集:清野正孝
水中撮影:神尾光輝
テーマ曲:SIDE-SLIDE「雨」
音楽:さがゆき 喜多直毅 翠川敬基
プロデューサー:井上士郎
エグゼクティブ・プロデューサー:中原想吉
製作:インタナシヨナル映画株式会社
共同配給:アヴィエイター・ジャパン株式会社/株式会社シネメディア
宣伝:アヴィエイター・ジャパン株式会社
後援:サーフライダーファウンデーションジャパン
2018 年/日本/カラー/92 分

執筆者について
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