【東京五輪BMXフリースタイル女子】日本の大池は7位でメダル獲得ならず、優勝はイギリスのシャーロット・ウォージントン

2021.08.01
Minato Oike
Text by 畠山大樹 Photo by Marijan Murat/picture alliance via Getty Images

本日8月1日、東京五輪のBMXフリースタイル競技・女子決勝が、東京都江東区の有明アーバンスポーツパークで行われ、イギリス代表のシャーロット・ウォージントン(イギリス)が97.50ptを高得点をマークし、金メダルを獲得した。

また日本の大池水杜(24=ビザビ)は75.40ptをマーク、第7位であった。

以下、大池のランについての大会リポート。

大会リポート

大池は予選シーディングランにて、バックフリップをはじめテールウィップなど大技を連発するも、着地などの細かなミスが目立ち点数が伸びず、ラン1では60.00pt、ラン2では62.90pt、平均61.45ptで全体9人中8位で決勝進出となった。

決勝ではラン1、ワントリック目にスパインでトボガンをチョイス、その後のボックスジャンプにて、バックフリップクロスアップという大技にトライするも転倒。ラン2に向けて、ラン1を途中で中断し13.40ptという結果で一本目を終えた。

ラン2では、バックフリップやテールウィップ、自身が苦手としていた360も綺麗にメイク、転倒なく技を決め切り安定したランで1分間走り切り、自身今大会最高得点の75.40ptをマークしたが、メダル獲得には至らなかった。

大池選手 大会後コメント

本当は2本目でもう少し攻めたかったんですが、1回目のバックフリップで体勢が乱れてしまったので、本当はひねりを入れたかったところを、その場の判断でやめて、とりあえず一本しっかり走りきろうと思いました。まあそのあとは楽しく乗ることができたので良かったです。

また昨日のシーディングランの時点でもいろいろな方から「楽しそうに乗ってて良かったよ!」というコメントをもらえたんですが、今までこれだけBMXが日本で大きく取り上げられたことがなかったので、たくさんの人に観てもらえて良かったなと思います。

本当に皆様のおかげでここまで来れたっていうことがあるし、一年延期になって自分でも色々悩むことがあったんですけど、周りのサポートがおかげでここまで来れました。

自分のやりたいベストな走りはできなかったけど、楽しむことができたので本当に皆様のおかげです。ありがとうございました。

大会結果

<⼥⼦>
優勝 シャーロット・ウォージントン (イギリス) 97.50pt 
準優勝 ハンナ・ロバーツ (アメリカ) 96.10pt
第3位 ニキータ・デュカロ (スイス) 89.20pt
第7位  大池 水杜 (24=ビザビ)75.40pt

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