幕張メッセが熱狂の渦に!「X Games Chiba 2026」Moto X&豪華コンテンツレポート

2026.07.09
©Hikaru Funyu / X Games

2026年7月4日(土)・5日(日)の2日間、千葉・幕張メッセにて世界最高峰のアクションスポーツ国際競技大会「X Games Chiba 2026」が開催された。今大会からアクションスポーツ史上初となるチーム制リーグ「X Games League(XGL)」がスタートし、「XCロサンゼルス」「XCニューヨーク」「XCサンパウロ」「XC東京」という4都市を象徴する4チームが、個人成績とは別に賞金総額50万ドルと初代王者の座を懸けて激突する新時代の幕開けとなった。

大会初日には恒例の花形コンテンツ「Moto X(フリースタイルモトクロス)・ベストトリック」が行われ、世界トップライダーたちによる接戦の末、ロブ・アデルバーグ(オーストラリア)が金メダルを獲得。会場を沸かせたのは競技だけではなく、大会2日目には人気アーティスト「ちゃんみな」が登場し大盛り上がりを見せたほか、音楽ライブ直前にはBMXフラットランド界トップの内野洋平佐々木元による特別パフォーマンス、FLAKE CUPと連携したBMX・スケートボード体験会ブースなど、スポーツと音楽・カルチャーが融合するX Gamesならではのフェスティバル体験が2日間にわたり展開された。本記事ではMoto Xの熱戦と、会場を彩った豪華コンテンツの数々をまとめて紹介する。

Moto X・ベストトリックはロブ・アデルバーグが接戦を制覇

大会初日に行われたMoto X・ベストトリックは、世界トップライダーたちがそれぞれの大技をぶつけ合う一戦となった。

ロブ・アデルバーグ ©Jason Halayko / X Games

優勝を飾ったのはロブ・アデルバーグ(オーストラリア)。「ポーティエア・フロントフリップ」を決め切り、97.00ptをマークして頂点に立った。数々の大会でX Gamesの歴史を塗り替えてきた実績の持ち主だが、今大会もその強さを証明する形となった。

ホセ・カノサ ©Jason Halayko / X Games

準優勝はホセ・カノサ(スペイン)。「レイジーボーイ・フロントフリップ to ノーフッター」という大技をメイクし、96.00ptをマーク。アデルバーグにわずか1.00pt差まで迫る見事なライディングで銀メダルを獲得した。

ベン・リチャーズ ©Jason Halayko / X Games

3位はベン・リチャーズ(オーストラリア)。「バックフリップ・ボディバリアル to ダブルグラブ」を決め切り、93.33ptで表彰台入り。上位2名に食らいつく安定したライディングを見せた。

大会結果

©Jason Halayko / X Games

【Moto X・ベストトリック】
1位:ロブ・アデルバーグ(オーストラリア)[97.00pt]
2位:ホセ・カノサ(スペイン)[96.00pt]
3位:ベン・リチャーズ(オーストラリア)[93.33pt]

音楽ライブ&DJタイムが競技会場をひとつのライブ空間に

観客は大いに歓声を挙げており、朝早くから競技が始まってからもその盛り上がりを保ったまま、むしろここから盛り上がっていくような熱気を終始感じることができた。2日目には人気アーティスト「ちゃんみな」の登場で会場は大盛り上がりを見せた。

DJタイムには、イベント中ずっと会場を回し続けていたDJ Mar Skiが登場。誰もが知っているようなポップな曲から、競技中のシリアスな雰囲気に合わせた、バトルのような選曲まで、会場の空気を的確に読んだ極上のセレクトと、スキルフルなスクラッチがアクセントとなり、現場ならではの最高のMixを楽しむことができた。

©Hikaru Funyu / X Games

会場の照明演出にも触れておきたい。競技本番が始まる直前、あえて会場を少し暗転させ、期待感を煽るような演出が施されるなど、セクションの規模感はもちろん、こうした細部の演出まで含めて「X Games」というイベントそのもののクオリティの高さが際立っていた。

FLAKE CUPと連携したBMX・スケートボード体験会ブースに親子連れが殺到

会場にはFLAKE CUPと連携して設置された体験会ブースも登場し、BMX・スケートボードの体験会が実施された。 今年はプロスケーターの上田豪氏がMCで登場。 競技の魅力に魅せられた子供たちが積極的に参加し、ブースは終始人が途切れることのない盛り上がりを見せた。

©Yoshio Yoshida / X Games

競技にじかに触れてみることで大会観戦への理解度が深まり、より一層楽しめるようになるはずだ。子供、大人関係なく、ぜひ一度体感してみてほしいコンテンツだった。

BMXフラットランド界トップ2人による特別パフォーマンスが音楽ライブ前を彩る

DAY2の音楽ライブ前には、BMXフラットランドのスペシャルパフォーマンスが実施された。登場したのは、日本を代表するBMXフラットランドライダーの内野洋平(X Games Osaka 2025優勝)と佐々木元(X Games Osaka 2025準優勝)。MCにはおなじみのISSYが参戦。世界大会で数々の実績を誇る2人が、高度なバランス感覚と卓越したテクニックを駆使した迫力のパフォーマンスを披露した。

BMXフラットランド界トップの2人が繰り出す圧巻のショーケースは、BMXフラットランドの魅力を存分に表現するステージとなった。

現代アーティスト・山口歴によるライブペインティングが会場に登場

©Hikaru Funyu / X Games

会場では、現代アーティスト・山口歴(Meguru Yamaguchi)によるライブペインティングも実施された。1984年東京都生まれの山口は、「筆跡(ブラシストローク)」そのものを立体作品へと昇華させる独創的な表現で国際的な評価を獲得しているアーティスト。

©Yoshio Yoshida / X Games

山口は、国内大会のアートワークを初開催から5年連続で担当している。世界最高峰のアクションスポーツと、目の前で作品が生まれていくアートのエネルギーが同じ空間で共存する。競技の合間にライブペインティングエリアをのぞいてみると、会場でしか見られない特別な光景に出会えるのもX Gamesならではの魅力だ。

フードエリアはモスバーガー、千葉ブラックバーガーなど人気キッチンカーが集結

©Hikaru Funyu / X Games

Moto X会場横のフードエリアには、モスバーガーや千葉ブラックバーガーをはじめとする多くのキッチンカーが出店。観戦のおともに最適なフード・ドリンクが提供され、観客の休憩スポットとしても機能していた。

物販エリアにはXGL各チームグッズも登場

©Hikaru Funyu / X Games

MUSIC STAGE横の物販エリアではX Gamesグッズが販売されたほか、今回から始まった「X Games League(XGL)」の各チームグッズも並んだ。推しのチームグッズを手に入れ、応援する観客の姿もちらほらと見られ、個人戦だけでなくチーム単位でも会場を盛り上げる新たな楽しみ方が生まれていた。

©Yoshio Yoshida / X Games

これまでスケーター、ライダーたちの目指す最高の舞台として年々規模を拡大しながら実施されてきたX Games。今年からX Games Leagueという新フォーマットが導入されたことで、観客の楽しみ方がより広がった。そして観客だけでなく、チームメイトを応援する姿、チームを背負って戦う姿など、選手たちにもこれまでにない一体感が生まれていた。

©Jason Halayko / X Games

サクラメント、千葉、そして最終戦はニューオリンズ。初のリーグ戦制覇という栄光を手にするのはどのチームになるのか。今後のX Gamesからも目が離せない。

大会概要

大会名称:X Games Chiba 2026(エックスゲームズ千葉2026)
開催期間
2026年7月3日(金)公式練習・記者会見日
2026年7月4日(土)開場9:00/開始9:30〜終了21:00
2026年7月5日(日)開場9:00/開始9:15〜終了19:00
※金曜は公式練習日のため関係者・招待客・取材媒体のみ入場予定。一般入場は土曜・日曜の2日間。

会場:幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
実施競技:3競技15種目(スケートボード10種目、BMX4種目、Moto X 1種目)
出場選手:世界17ヵ国・77名
新形式:X Games League(XGL)第2戦(第1戦:米国サクラメント、第3戦:米国ニューオーリンズ)

主催:X Games Japan 組織委員会
主管:千葉市 共催:公益財団法人 千葉市スポーツ協会
後援:一般社団法人ワールドスケートジャパン、一般社団法人日本スケートボーディング連盟、一般社団法人全日本フリースタイルBMX連盟、一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会、一般社団法人TEAM JAPAN MX PROJECT、J-WAVE(81.3FM)、読売新聞社 Global Partners:MoonPay、Stake
協賛:Monster Energy、ムラサキスポーツ、モスフードサービス、自重堂
協力:X Games Japan 千葉後援会、FLAKE CUP、プレミアムウォーター、モトクロスインターナショナル

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