アクションスポーツシーンを支える多種多様なクリエイターたちの活動の裏側に迫る。
アクションスポーツ業界の第一線で活躍するフォトグラファー及び映像クリエイターが参加した「CREATIVE X AWARD 2022 supported by Western Digital」。
記念すべき第1回目となったこのアワードには「映像部門」「写真部門」「NFT部門」の3部門にてなんと合計118作品の応募があった。
今回は厳正な審査を勝ち抜き「映像部門」と「写真部門」で見事受賞された5名のクリエイターを招き、受賞作品作成の裏側と日々の創作活動でのこだわり、また使用機材の扱い方について語ってもらった。
写樂-Sharaku- さん / 映像部門 最優秀賞受賞者
伊藤 剛 さん / 写真部門 最優秀賞受賞者
三橋 亮太 さん / 映像部門 優秀賞受賞者
ゆうた さん / 写真部門 優秀賞受賞者
菅谷 佑之介 さん / ウエスタンデジタル賞受賞者
クリエイターたちが考える本アワードのテーマ「Keep the Style」とは
皆さんがクリエイターとして撮影を始めたきっかけを教えてください。
写樂-Sharaku- :以下 S)僕は元々フリースタイルフットボールをしていたこともあり、映像を撮り始めたのもフリースタイルフットボールが最初でした。それからプレイヤー仲間の繋がりで他ジャンルのプレイヤーと知り合い、徐々にいろんなアクションスポーツを撮るようになりました。今ではダンスやスケートボード、ダブルダッチもよく撮っています。
伊藤:以下 I)僕はライフスタイルに興味があり、人の生き方を追いかけて撮影することが多く、スキーとスノーボードが主な撮影ジャンルになります。
僕が撮っているライダーたちは、天気に合わせて仕事のスケジュールを組むくらい、雪山の一番良いコンディションの中で気持ちよく滑ることにプライオリティを置いている人たちです。そんな彼らが長年探し求めていたラインでの一発本番のライディングを写真や映像に収めています。
三橋:以下 M)元々映像系の大学に通いクリエイターとして活動してきたのですが、大学卒業後はベンチャー企業で主に動画のプラットフォーム構築をしています。仕事では様々な業界のプロフェッショナルと接する機会が多いですが、プライベートではアクションスポーツによく触れていて、特にスノーボードが大好きなのでよく滑りに行ったりライディングの動画を作ったりしています。
ゆうた:以下 Y) 僕が専門に撮影しているスポーツはBMXで、特にフラットランド種目を中心に撮っています。普段はブライダル関係のカメラマンとして働いていますが、以前カメラを持って近くの公園を散歩していた時に偶然練習中のBMXフラットランドライダーを見かけたので、声をかけて写真を撮らせてもらったのがBMXを撮り始めたきっかけです。今ではいろんなBMXライダーを紹介してもらい撮影しています。
菅谷:以下 SU)普段は大学病院で歯科医師として働いていますが、新潟県の越後湯沢にある神立スノーリゾートを拠点にプロスノーボーダー兼映像クリエイターとしても活動しています。
僕のジャンルは「カービング X グラウンドトリック」と言われるゲレンデなどの整地された斜面を滑りながらトリックをするもので、映像を活用しながらこのジャンルを広める活動を行っています。
「Keep the Style」がテーマの「CREATIVE X AWARD 2022」にて、ご自身の作品にはどんな思いが込められていますか?
S)以前から、自分のスポーツに強い思いを持ったプレイヤーたちのトリックだけではないところにストーリーを立てて、「ストーリーテラー」を中心に様々なプレイヤーたちがトリックやスタイルを披露する構成の映像作品の制作を考えていました。
そんなときに本アワードの話があり、世界でも活躍しているプロフリースタイルフットボーラーのIbukiと一緒にこの作品を作ることを決めました。メインの彼にはあえて一切ボールを触らせずストーリーテラーの役をお願いしました。なぜならストーリーテラーがこの作品には重要でありこのスポーツシーンで長年活動してきて世界で活躍している彼の口から出る言葉じゃないと今回の内容は意味がないと思ったからです。
その結果、素敵なプレイヤーたちの協力もあって、僕がイメージしていた「Keep the Style」を見事に表現できた作品に仕上がりました。
I)今の時代って社会に元気がないなと感じています。僕はそんな社会でただ普通に働き、生活している人に対して「何歳になっても好きなことをずっと続けていくことのおもしろさ」を作品を通して伝えたいです。
僕が撮るライダーは家庭を持って仕事もある中、山を滑ることを一番のプライオリティにしている「少年の心」を持ったカッコいい大人たちで、作品内のスキーヤーの彼も30代後半の所帯持ちの方です。
そして彼いわく、作品中のあのラインを通せたことが10年越しとのことでした。これまでその山に通い詰める中で、今回たまたまあのラインが見つかり3日間かけてアタックできるチャンスを窺った後に撮れた一枚です。この一枚の裏側には彼の長い挑戦があったことを感じてもらいたいですし、一発撮りでもう二度と撮れない写真なので僕にとっても感慨深い一枚です。
M)この作品を作る上で一番最初に着目したのはスケートボードの裏側でした。どのスケーターのボードも裏側が傷だらけでそこには今までのたくさんの練習と苦労が刻まれていて、これも彼らのスタイルを表現する「Keep the Style」なものだと考えました。
それから僕が普段生活している中で「渋谷」という街も傷だらけなことに気づきました。そのときに「一般の人もみんな何かを頑張って人生を生きている何かのアスリートなんじゃないか?」って思ったんです。渋谷の街に刻まれた傷もそういう人たちの思いや苦労がキープされたものだと感じました。
この作品はスケートボードをしない人にも響いて欲しいので、スケートボードの映像は10秒ほどに収めています。アスリートではなくても何か感じてもらえる作品になっていれば良いなと思います。
アスリートと一心同体になり作品を作り上げる中で意識していること
普段撮影をする上で、被写体の方とのコミュニケーション方法で意識されていることはありますか?
I)僕の場合はシンプルにライダーの邪魔をしないこと、これに尽きると思います。ライディングの邪魔をしないことはもちろんですが、準備のスピードなどもそこに含まれます。
なぜなら自分だけライダーとは別の山を登って撮影することもある中で、「あいつだったらほっといても大丈夫」と思われるくらいの信頼関係がないと成り立たないと思っているからです。ライダーたちは自分が気持ちよく滑りたいと思っているので、撮影にも彼らが気持ちよく協力してもらえるよう常に意識しています。
Y)僕は競技経験がないままBMXライダーを撮り始めたこともあり、最初は自転車が写っているだけでカッコいいと思っていました。
しかし実際にライダーに見せるとあまり良い顔をされなかった経験もあったので、今ではどの角度とどのタイミングで撮るのがカッコいいのかをライダーにまず確認してから撮るようにしています。
SU) 僕は弟と2人でいつも活動しているのですが、もうコミュニケーションが必要ないくらいに考えや動きはリンクしていると思っています。
基本的には僕のライディングを弟が撮影して、その動画を僕が編集するという制作スタイルなのですが、車と同じくらいのスピードで滑りながらトリックをしていくのでかなり危険な撮影になります。そのため信頼できる人との撮影じゃないと100%で滑れないので、誰に撮ってもらうかはとても重要だと感じています。
創作活動の中でクリエイターとして自分の強みと思っている部分はありますか?
S)僕はプレイヤーたちに撮ったものを見せると「やっぱり(フリースタイルフットボール)やっているだけあるね」ってよく褒めてもらえるんです。
僕の中では無意識のうちに次の動きを予測してカメラを構えたり自然に体が動いていたので気づかなかったのですが、改めて褒めてもらった時にこの感性は大事にして強みとしてどんどん磨いていこうと決めました。
I)強みと言えるものはないのですが、基本的に大前提として山に上がっていない時でも普段からライダーとのコミュニケーションは取り続けています。
さらに、仲が良いことはもちろんですが、普段から救助系のトレーニングを一緒にやれている人でないとライダーも安心して滑れないので、そこは雪山で撮影をするカメラマンとして必要なことだと思います。
M)僕は作品を作る上で届け先があると思っています。これがクリエイターとしての強みかどうかの葛藤はありますが、届ける相手に対してどう届けたいかを整理し言語化して、アウトプットする方法を考えられることが僕の得意な部分だと思います。ただクリエイターとして自己の発散も大事だと思っているのでそこのバランスはいつも苦労しています。
彼らの創作活動を担う撮影機材へのこだわり
現在はどんな機材を使っていますか?またその機材を選んだ決め手も聞かせてください。
S)僕が使っているのはブラックマジックのポケットシネマカメラで、ミュージックビデオ等も撮れる高画質で色味の幅の広いところが選んだ決め手です。ただこのカメラはオートフォーカスが効かず、僕はジンバルを持ちながら動き回るスタイルなので、常に自分が画面に目を凝らしながらマニュアルでピントを合わせて撮影しています。
使い勝手の難しさはありますが、でき上がった画はすごく綺麗ですし、その後の編集の楽しさにも繋がって最後の仕上げまで楽しいのでこのカメラを使っています。
I)僕はシンプルに小ささと軽さを重視していて、あと気にしているのはフルサイズのセンサーが付いていることくらいです。
撮影場所は雪山のバックカントリーが多く危険が伴うこともあり、救助道具など荷物がかなり多くなってしまうのでなるべくコンパクトで軽いカメラを選ぶようにしています。レンズに関しては400mmのレンズにすると一気に重たくなるので基本的にこの70-300mmのレンズ一本で済ませています。
M)今回の作品はSony α7Ⅲ 2台とCANON EOS80Dで撮ったのですが、普段はブラックマジックのBMPCC 4Kを使っています。今回はほとんどスチールで撮った素材で編集したのですが、ストロボを焚いてガシッとした画を中心に撮りたいと思いこのEOS80Dを選びました。
EOS80Dはかなり古い機種ですが、僕が一番最初に買ったカメラでいろんなところへ撮影に行った思い出もある愛機なので今回使いたいと思い選びました。レンズは写りが好きなので、SIGMAのArtを使っています。
Y)僕はあまりカメラとレンズにこだわりがないので、動くものの撮影に特化しているSony α9Ⅱを使っています。作品に緩急つける時は望遠や広角レンズも使いますが基本的にはこの40mmのレンズを使っています。
あとはストロボを使ってカッコよくインパクトが出るようにしています。一緒にカラーフィルターも持ち歩いていて、ストロボの光がかなり青く、夜の撮影で背景が黄色くなってしまう時にフィルターで色味を合わせて撮影しています。
SU)僕はいろんな機材で撮影するスタイルです。基本的にはSony α9ⅡをDJI RONIN Sやfeiyu SCORP PROというスタビライザーの上に載せて撮影しています。もっと激しい映像や近接した画を撮る場合、また大きな機材を持ち運べない場合はGoProに変えて撮影します。
一方で空から撮る時はドローン(ゴーグルをつけるタイプのDJI FPV、もしくは一般的なDJI Mavic 3)を使ったり、変わり映えした映像を撮りたいときはInsta360を手持ちで使ったりしています。
アクションスポーツシーンで活躍するクリエイターがサンディスクの製品を選ぶ理由
皆さんの使用ストレージ(記録メディア)には必ずサンディスクやWDを含むウエスタンデジタルの製品がありますが、当製品を選んだ理由があれば聞かせてください。
S)以前勤めていた制作会社で使っていたものがサンディスクの製品だったからです。会社からの支給品だったのですが、使い勝手がよくて会社を辞めてからもそのままサンディスク製品を使い続けている感じですね。
I)僕はクリエイター仲間がみんなサンディスクの製品を使っていたことが決め手ですかね。仲間が使っているということが何よりの信用ですし、この64GB容量のSDカードはもう4~5年使っています。僕自身が他の方よりも撮る写真の枚数が極端に少ないこともありますが、今まで不具合が起きたことはないですね。
M)サンディスクのSDカードを使うきっかけになったのは、ブラックマジックで水槽にインクを落とす映像をハイスピードカメラで撮ってスタンドスローで編集する仕事の時でした。その時に書き込み速度が高速でないとキツいという点から、それに対応できるメモリーカードということでサンディスクのSD UHS-IIカードを選びました。
また当時HDDが壊れたとかSDカードが欠けたという話を聞く中、サンディスクの製品ではそういう話を聞かなかったのもあって、丈夫で書き込み速度も速いサンディスク製品を今でも使っています。
Y)僕はサンディスクのSSDを二次メディア用としてjpegデータを保存するのに活用しています。取り込む際にとても速いので重宝していますね。安くてかつ安心できるブランドというのも選んだきっかけです。
以前は別メーカーのHDDを使っていましたが、書き込みの針が壊れてデータがダメになったことが二度あるのでそれ以降SSDに変えました。特にこのサンディスクのSSDは表面がラバー加工で滑り止めになっていて安心感もあり転送スピードも速いので長時間の作業になることもなく安心して使っています。
SU) 最近は4K120も撮れたり、映像だけではなく写真も撮るので、書き込み速度が必要になってからは知り合いが使っていて評判の良かったサンディスクの製品を使うようになりました。
また僕たちライダーは常に限界のところでトリックを決めているので、そういう意味でもその瞬間の映像を確実に記録できるという信頼のあるこの製品を使っています。
データをバックアップするタイミングやSSDやHDDの使い分けなど、ストレージの使い方を教えてください。
S)サンディスクのSSDはバックアップ用としても使えるのですが、直接ブラックマジックのカメラに繋いでそのまま記録する形が取れるのでとても重宝しています。撮ったものを現場で共有する際もデータ量が大きいとオンラインのファイル便ではやり取りが難しいので、このSSDの転送速度は重要だなと感じています。
また容量が小さい時のバックアップ用としてはWDのポータブルHDDを使っています。現場ではノートパソコンを経由してバックアップを取りつつ、編集は自宅のメインのPCで行うのでダブルバックアップとしてWDのデスクトップHDDも使っています。
I)僕はフィールドが雪山ということもあってその場でデータを取り込めないことが多いので、山を降りてからすぐ車でバックアップを取るようにしています。また気温の変化でストレージが結露しないように防水バックに入れて屋外に置いておくこともあります。
データの保存方法として写真はウエスタンデジタルのHDDに、また動画に関してはサンディスクの4TBのSSDに保存してその中で編集するような感じです。動画はHDDに入れてしまうと動かせないので基本的にSSDへ入れています。
M)運用方法はサンディスクのSDカードかSSDに一度保存して、そこからPC内に落としたデータをローカルで編集しています。
撮影が終わったらデータのバックアップを全部サンディスクのSSDに取って、その後編集が終わったらそのデータも同じくSSDにバックアップを取る形ですね。僕はPCにストレージを挿しながら編集するのが不安なのでそういった扱い方をしています。
Y)僕はHDD、SSD、クラウドを用途によって使い分けています。すぐ見せるデータ等はクラウドに上げて即出ししています。クラウドはGoogle Driveを活用しており、それ以外は基本的に帰宅してからデータをサンディスクのSSDやHDDに取り込んでいます。
SU)普段はサンディスクのSDカードをSony α7IIIに入れています。またドローン等を使う機会も多いのでサンディスクのmicroSDカードをそれぞれの機材分とプラスアルファで常備している感じです。
撮影場所が雪山なのでノートパソコンだけ持って行き、その日撮ったデータをその場ですぐサンディスクのポータブルSSDに繋いで、SDカードのデータも全部移動させています。その後自宅に帰ったときにメインPC内のウエスタンデジタルのHDDに全部入れ変えて、SSDとSDカードの中身を空にしてまた使っています。
クリエイターたちが思い描くアクションスポーツシーンの今後の姿
今後、自身の創作活動を通じて目指すものがあれば聞かせてください。
S) 僕が映像クリエイターに転向してからずっと一貫して目指していることは、映像の力でまだマイナーであるフリースタイルフットボールをはじめとしたアクションスポーツの認知度を上げて次のレベルへ引き上げることです。
最近はSNSの時代でプレイヤー自身が気軽に映像を投稿できるようになったので、僕は常にプレイヤーたちとコミュニケーションを取りながら、カメラマンとしてのアイデアや映像のクオリティの力を掛け合わせて、彼らと共により良い映像作品を作り上げたいと思っています。
また僕たちの世代が新しいものを生み出せるチャンスだと思うので積極的にプレイヤーたちと協力して一つの時代を作っていきたいです。
I)ライフスタイルとしておじさん/おばさんになるまでアクションスポーツでも何でもいいのでずっとやり続けて欲しいという思いが僕にはあります。
人生の中で鳥肌が立ったり、テンションが上がったり、気持ち的にすごく上がることってこのスポーツの中で見つけられると思うんです。
生涯を通して仕事と折り合いを付けながらも、自分たちの気持ちが上がるスポーツや何かにチャレンジし続ける人が増えていくように僕も創作活動を続けて発信していきたいです。
M)世の中ではお金になる創作活動がないとクリエイターもやっていけないという前提の中で、クリエイターの気持ちにも立てて、ビジネス的な面でもいろんなことを考えられるクリエイターに僕はなりたいと思っています。
今後の創作活動でも相手に求められる需要の中に自分のこだわりを最大限押し込んだ世の中に価値あるクリエイティビティを目指していきたいです。
Y)当時僕がBMXフラットランドを撮り始めた時は、こんなにも自分の人生を捧げて練習しているカッコいい人たちがいるのにそれを知らしめる手段がありませんでした。
僕はその手段として写真を通じて携わりたいと思い活動してきました。今では東京オリンピックでもBMXの種目が正式種目となってメディアに取り上げられるようになってきたので、BMXがもっと有名になって競技人口も増えていって欲しいです。
僕はアスリートがBMX一本で食べていける世界になるように「カッコいい自転車乗り達がいる」ということを写真を通じて発信しサポートしたいと思っています。
SU)やっぱり僕がやっている「カービング X グラウンドトリック」というジャンルを世界にもっと認知してもらい、たくさんの人にトライしてもらいたいという気持ちが強いです。
また、ある意味コロナ禍のおかげで映像が以前より注目されるようになり、僕の周りでも今までオフラインでやっていた大会がオンラインになったりしています。ですのでもっといろんな映像を発信していってこのジャンルを普及させていきたいです。
ウエスタンデジタルについて
アメリカに本社を置く総合ストレージメーカー。データの高速転送や耐久性に優れたSSD(ソリッドステートドライブ)と、大容量データ保存を可能とするHDD(ハードディスクドライブ)の両方を開発・生産・販売する唯一のメーカー。
コンシューマー向けには、サンディスク、WD、サンディスクプロフェッショナル、WD_BLACKの4ブランドを有する。特にサンディスクはSDカードをはじめとするメモリーカードにおいて、量販店販売シェアナンバーワンを長年維持している人気のブランド。
SanDisk「この瞬間を残したい」
「サンディスク エクストリーム ポータブルSSD」
500GB/1TB/2TB/4TB
読み出し最大1050 MB/秒、書き込み最大1000 MB/秒
最大2メートルの落下に耐える耐衝撃性能
IP55の防塵・防滴性能
256ビットAESハードウェア暗号化パスワード保護機能付き
データ復旧ソフト「レスキュープロデラックス」1年間利用特典
5年間の限定保証
受賞者プロフィール
写樂-Sharaku- / CREATIVE X AWARD 2022 映像部門 最優秀賞受賞者
学生時代にフリースタイルフットボールと出会い、パフォーマーとして多くの舞台を経験。同時に周囲の環境から影響を受け、様々なストリートカルチャーに触れる。その後、26歳での上京を機にフィルマーとして活動の舞台を変える。
フリースタイルフットボールを中心にダンスなど撮影の幅を広げ、
現在ではNew EraやRedBullといったアクションスポーツプレイヤーを起用するブランドのカメラマンとして活動する。
伊藤 剛 / CREATIVE X AWARD 2022 写真部門 最優秀賞受賞者
大阪府出身 長野県白馬村在住
モーグル競技引退後、大阪にてサラリーマン生活の後、白馬村に移住。コンテストや競技とは無縁で、ライフスタイルの中心を自然遊びに振り切った「人間らしい」人々に魅了され彼らのライフスタイルを追いかける。
メイン被写体: 自然遊びに魅せられた「快楽主義者」
三橋 亮太 / CREATIVE X AWARD 2022 映像部門 優秀賞受賞者
中学生の頃に映像編集やVFXに触れ始め、大学では映像学科にて、主に映画、PV、MV等のリニア映像を中心に作品創りを学ぶ。現在はIT分野で動画プラットフォームのマーケティングやプランニングに従事。冬はスノーボードに打ち込みつつ、クラブミュージックやそれに纏わるカルチャーを中心に作品創りを続けている。
ゆうた / CREATIVE X AWARD 2022 写真部門 優秀賞受賞者
ブライダルフォトグラファーとして当日・前撮りの撮影に携わり、年間150組以上の新郎新婦を撮影。某婚礼会場では指名フォトグラファーとして活動。
その傍らで日本全国を飛び回り、BMX flatlandのライダーの撮影も行う。強みはフットワークの軽さ。
2021年に初めて応募した写真コンテスト、アクションスポーツフォトグラフの権威Red Bull illumeにてsemi-finalistを受賞、作品が掲載された。
菅谷 佑之介 / CREATIVE X AWARD 2022 ウエスタンデジタル賞 受賞者1994/10/30 27歳
Instagram 4.4万followers 年間PV 1500万再生https://www.instagram.com/yuhnosuke.sugaya/
DVD : Let’s try4、SPREAD、now or never(SPREADsnowboards)、PROJECT K9、NASTY RIDE FEEL
プロモーション映像 : 神立スノーリゾート、Insta360、HEAD SNOWBOARDS、SPREAD Snowboards、SP BINDINGS、feiyu tech
web: SBN FREERUN、USP Japan、DMK スノーボード
プロデュースチーム:PROJECT K9、NASTY RIDE FEEL、ONE TRICK SNOWBOARD
スポンサー:QUIKSILVER、神立スノーリゾート、Insta360、HEAD SNOWBOARDS、SPREAD Snowboards、SP BINDINGS、feiyu tech
SPECIAL EDITION
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skateFINEPLAY | スケートボード(skateboarding)
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surfFINEPLAY | サーフィン(surfing)
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climbFINEPLAY | クライミング(climbing)
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snowFINEPLAY | スノーボード(snowboarding)
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FINEPLAYはアクションスポーツ・ストリートカルチャーに特化した総合ニュースメディアです。2013年9月より運営を開始し、世界中のサーフィン、ダンス、ウェイクボード、スケートボード、スノーボード、クライミング、パルクール、フリースタイルなどストリート・アクションスポーツを中心としたアスリート・プロダクト・イベント・カルチャー情報を提供しています。
アクションスポーツ・ストリートカルチャーの映像コンテンツやニュースを通して、ストリート・アクションスポーツの魅力を沢山の人へ伝えていきます。
●今日 ○イベント開催日
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snow「無理だと思えても挑戦することでさらに成長できる」前人未踏の挑戦を続ける岩渕麗楽のスノーボードへ懸ける思い2024.04.08近年、冬季オリンピックをはじめ「X Games」や「FISワールドカップシリーズ」などの世界大会で、女子日本代表選手たちがメダル獲得等の大活躍を見せていることで、一際注目が集まっている「スノーボード・ビックエア競技」と「スノーボード・スロープスタイル競技」。そんな世界最高レベルの選手が群雄割拠する日本のスノーボード界から、世界最高峰の舞台で前人未踏の挑戦を続けながら、日本人女子初の超高難度トリック習得をはじめ、2年後の2026年ミラノ・コルティナオリンピックでメダル獲得を目指すプロスノーボーダーがいる。 それが、2018年平昌オリンピック及び2022年北京オリンピックの2大会へ日本代表として出場し、昨年は「X Games Aspen」にて自身初となる金メダルを獲得した岩渕麗楽(いわぶち・れいら) 選手だ。数々の国際大会でのメダル獲得という輝かしい実績から、日本が世界に誇るトップスノーボーダーの一人である彼女は、平昌オリンピックと北京オリンピックでは2大会共にビックエア競技にて4位となり、惜しくもあと一歩メダルを逃したその悔しさから2026年のミラノ・コルティナオリンピックでのメダル獲得を目指し日々自身のスキルを極め続けている。 今回は、そんなさらなる高みへ挑戦し続けている岩渕選手にインタビュー。本インタビュー後の3月には自身が見事優勝を成し遂げた「ワールドカップスロープスタイル最終戦」を控えていた中で貴重な時間をいただき、彼女の世界最高峰で結果を残し続けられる強さの秘訣から世界女子初トリックの習得にかける思い、そして激しい競技生活から離れたオフの過ごし方も含め、岩渕選手が見据えている今後の目標やスノーボーダーとして表現したいことなど様々な角度から話を聞いた。 ※岩渕麗楽(いわぶち・れいら) 以下: L X Games Aspen 2024で獲得した2つのメダルに隠された努力の軌跡 先日のX Games Aspen 2024ではメダル獲得おめでとうございます。ビックエアで銀メダル、スロープスタイルでは銅メダルという結果でしたが率直な感想を聞かせてください。 L:去年の「X Games Aspen 2023」ではビックエアで金メダルを取っていたこともあり、今シーズンへのプレッシャーは感じていましたが、それ以上にX Gamesではスロープスタイルでメダルを取ったことがなかったので、今年はビックエアだけではなくスロープスタイルでメダルを取ることに対して、特に集中して臨んだ大会でした。なので今回しっかりその目標を達成することができて嬉しく思っています。 この大会に向けて準備してきたことや意識してきたことはありますか? L:私のスロープスタイルでの1番の課題は、他の選手と比べた時にジブセクションで難易度の高いトリックができないという部分だったので、今回のX Games Aspenの前にはワールドカップの大会を一つスキップして3週間くらい中国に行きプライベートで練習してきました。それくらい自分の強化が大事だと思ったので、大会出場よりも練習に重点を置き集中して取り組みました。 ちなみにジブセクション含め、今回のX Games Aspen 2024のコースレイアウトはどのようなものでしたか? L:今大会に限らないのですが、毎年X Gamesのコースではジブセクションのサイズも他の国際大会より大きく、アイテム数も一般的には平均6個程度であるのに比べて7~8個と多いです。もちろん2~3個アイテムが多いと、その分アイテムの間隔が短くなるのでできる技が限られてきます。そういうタイトなコースで自分のトライできる技が限られた中で戦い抜くことが難しかったです。 今大会を戦い抜いた中でご自身で感じられたことがあれば聞かせてください。 L:正直、今回メダルは取れないと思っていました。なぜなら本番の時にコース内は風が強くて、私自身と周りの選手との体格差の問題もあるのですが、どうしても体の大きい海外選手に比べて飛距離が出しにくく、予定していた高難度トリックをジャンプセクションでメイクできなかったんです。一方でジブセクションでは上手くいったのですが、ジャンプセクションでの自分のパフォーマンスに、周りの選手と大きな差を感じていたので、あまり自分のランに自信がありませんでした。でもジャッジにジブセクションでのトリックを高く評価してもらえたことで今回メダルが取れた感じなので自分でもびっくりしています。 強さの秘訣は、他選手にはないトリックの完成度と精度の高さ 普段は基本的にどこで練習をされていますか? L:実は世界の大会を転戦していく中で日本で滑る機会はどんどん減っています。毎年10月からワールドカップシリーズがスタートするのですが、始まってしまうと大会を周ることがメインになるので、なかなか一つの場所で常に練習することは難しいです。ただ国内にいる時によく行くのは私のコーチがプロデュースしているコースがある「GALA湯沢」で、海外ではオーストリアにある「Absolut Park」をベースにしています。 あと最近は日本国内の雪不足が結構深刻になっていて、国内で大きなジャンプを作っているところでも13mくらいである一方で、海外では20mサイズのキッカーを作っているので世界で戦うには日本国内だけで練習するのは難しくなっていることも背景にあります。またシーズン中は大会のある国に前乗りして、1週間くらい調整してから大会に出るという形がワンセットになっていて、それがシーズン中は次々続いていくのでベースにしているオーストリアでトレーニングできるのも今では年に1~2回くらいです。 ちなみにオフシーズンはどういう風に練習されているのでしょうか? L:国内はどこのスキー場も4月第2週くらいで営業が終わるので、それ以降の5月からは本格的にオフシーズンに入っていきます。オフシーズンは「埼玉QUEST」に週5~6回くらい通いながら、それ以外は東京の亀戸にある「KOBATORE STUDIO」というサッカーの長友選手などを教えている体幹を専門にしているトレーナーのジムでお世話になっています。そういった形で、私を含めほとんどの日本人選手は5月から8月の間は国内でオフシーズンを過ごした後、9月頃から季節が逆の南半球のニュージーランドなどに行ってシーズン入りすることが多いです。 ライディングの練習中には映像を撮って自分の技を振り返ることもあるかと思います。どんな機材を使うことが多いですか? L:スマートフォン等で撮影もできるとは思うのですが、GoProはアクションスポーツに特化したカメラで手ぶれ補正の性能が高く、私たちの速いスピードでジャンプを飛んでいる様子も綺麗に映してくれるので自分の技をチェックするときにこのGoProはとても役立っていて重宝しています。今使わせてもらっているGoPro12は、高性能なのでもちろん普通のレンズで撮るのも綺麗なんですが、GoPro専用の重ねられるカメラレンズがあって、そのレンズを使うと周りの景色をクリアにできたり、色味を変えて映像の雰囲気を変えられたりもするので、自分の技の見栄えがカメラの性能のおかげで良くなる点もGoProならではの特徴的な部分で気に入っています。 ちなみに自身のことを日々研究されている中で、岩渕選手の強みはどんなところだと思いますか? L:完成度と精度の高さにこだわって日々練習しているので、他の選手よりはトリックの形は綺麗だと思っています。もちろんエアーを大きくしたり、見栄えするために大きく動くことも意識しますが、どうしても自分より身体が大きい選手と比べると、いくら大きく動いても迫力負けをしてしまうことはあるので、そういう相手と差をつけるのが難しいところは自分のできる精一杯を頑張って、あとは他の選手には無いくらい自分のライディングの精度を上げることに重点を置いて日々練習しています。 また競技活動を支えてくれるコーチや家族は岩渕選手にとってどんな存在ですか? L:今は一人暮らしを始めたり、コーチとも専属契約を交わしたこともあって、家族との時間はだいぶ減ってしまっていますが、そんな中でも一番私を応援してくれているのは家族だと思いますし、そこへの感謝は忘れずに活動しています。また今のコーチも自分の時間を使って教えてくれていて、私自身メンタルが弱いときもあるのですが、そういう性格的な部分も知った上で技術的なコーチングと合わせて教えてくれるので、とても信頼して競技生活を送ることができています。 ビックエア競技をはじめ、大会時にはメンタルが重要な場面も多いかと思いますが、どのように対処していますか? L:一番は公開練習のうちに自分が不安に思っているところをしっかり確認して、「自分は大丈夫だ」っていう自信を本番前にちゃんと持っておくことです。また本番の時はもちろん失敗することは考えないようにして、自分が飛んでから着地するまでのイメージをずっと頭の中で反復しながら意識するようにしています。 激しい競技生活と対照的にオフで意識するのはリラックスした時間の使い方 スノーボードの他に好きなことや趣味はありますか? L:他のスポーツをする時間が無いのもあって、ほとんどインドアな趣味で完結することが多いです。遠征中は本を読むことや映画を観ることが好きで、特に本はミステリー系の推理小説が好きですし、映画であれば感動系をよく観ます。あと日本にいる時はパズルをやったり、写真を撮りに行ったりもします。やっぱり普段は競技に集中してかなり激しいことをやっているので、それ以外は落ち着いてリラックスしたいと思い、読書とか映画鑑賞でゆっくりした時間を取るようにしています。あとはリラックスするために、朝早くに海へ行って朝焼けを見たりとか、私のいとこもドライブが好きなので時間が合うときは一緒に夜景を見に行ったりと、景色の良いところに行って息抜きをしたりすることも多いです。 最近特にハマっている趣味はありますか? L:最近久しぶりに月9のドラマを見始めたのですが、時間がある時はそのドラマを追っかけています。今観ているのは「君が心をくれたから。」という永野芽郁さんと山田裕貴さんが主演をしている感動系のドラマなのですが、毎週月曜日を楽しみにしながら見ています。 オフではスノーボーダー以外の友達ともよく遊びますか? L:ちょうど明日(インタビュー翌日の2月19日)から地元の友だちが東京に遊びに来るので、3ヶ月前くらいからスケジュールを擦り合わせて今回会う予定を作りました。大体年に2、3回くらいは地元の友達とも会ったりしています。 世界女子初の超高難度トリックを引っ提げ挑むのは世界最高峰の頂 オリンピック2大会連続4位というあと一歩メダルに届かなかった経験から、2年後に控えるミラノ・コルティナオリンピックへ向けての意気込みを聞かせてください。 L:2大会連続4位という結果であと一歩メダルに届かなかった中で、そのメダルがあるかないかの差は私自身すごくその壁の大きさを感じてきました。2大会共、そのとき自分ができるMAXの技を出してギリギリダメだったということが共通点ですが、前もってしっかり準備するということは今までももちろん気をつけていました。でもいくら準備しても足りないということをこの2大会を経験して学んだので、自分に余裕ができるくらいきつい練習を今はするしかないと思って、最近はかなりメンタル的にも追い込んだ練習をしています。 ちなみに自身を追い込む練習を始めてから感覚的な変化はありましたか? L:大会中で技をかける時に前ほど気負わないでできるようになったと思います。やっぱり練習中から難しい技をどんどんやって恐怖心やそのトリック自体に自分を慣れさせることで、大会時の緊張を加味した上でも自分に余裕を持たせられるようになるので、こういった練習はこれからも続ける必要があると思いますし、実際この練習の成果が見られたのがこの前の「X Games Aspen 2024」だったのかなと思っています。 日本は世界トップレベルのライダーが多いですが、彼らは岩渕選手にどんな刺激を与えてくれていますか? L:近しい人たちがみんな世界レベルだと、常に自分に満足することなく、良い意味で焦りもありながらモチベーションを維持できると感じています。彼らがすごいことをすると私にも火が付くことがありますし、とはいえ足を引っ張り合うような関係ではないので、お互いが自分のことに集中しながら切磋琢磨できる良いライバルになっているんじゃないかなと思っています。 トリプルアンダーフリップなどの超高難度トリックへ挑戦し続けることへの思いを聞かせてください。 L:北京オリンピックまでにトリプルアンダーフリップがメイクできなかったことで、「自分はこれ以上上手くなれないんじゃないか?」という限界を感じていたのが北京オリンピックの少し前の時期でした。でも実際に北京オリンピックでトリプルアンダーフリップにトライしたことで「まだ自分はもう少し上手くなれる」って思えたんです。それから自分が無理だと思うような挑戦にも取り組み続けることが、今自分が成長するために必要なことなのかなと感じています。なので今では挑戦することに対して積極的に向き合うようになったと思います。年々、女子のレベルも高くなっていて、男子がやるような技もどんどん必要になってきています。ありがたいことにそういう技は周りの男子選手が先立ってやってくれているので、それを見よう見まねではないですが一緒に挑戦し続けながら、彼らを追っていけるように女子の中では常に新しいことや難しいことを第一線かつトップレベルでやっていけたら良いなと思っています。 そんな新しい技や難しい技に挑戦する時の恐怖心を乗り越えるために意識していることはありますか? L:一番意識していることは思い切りよくやることです。新しい技を雪山で挑戦する前に夏場は「埼玉QUEST」やオフトレ施設で自分に自信が持てるくらい体に技を染み込ませるようにしているので、雪山で挑戦する時は変に怖がって動きが小さくなってしまわないように、覚悟を決めて思いっきりやるっていうことだけは絶対に決めてトライしています。 スノーボードはいつも自分を成長させてくれる。岩渕麗楽がプロスノーボーダーとして表現したい姿とは スノーボードの好きなところや魅力はなんですか? L:私がスノーボードを好きになった最初のきっかけは、ジャンプした時の空中に浮いてる感覚からでした。その感覚が好きなのは今でも変わっていないですが、それ以上に自然をすごく感じられるというか、海外の大きい山にも行くようになってからそこで見る自然の大きさに圧倒される機会が多く、そういう風に自然を感じられる環境の中でできるスノーボードはとても気持ちが良いですし、魅力の一つでもあるのかなと思っています。 プロスノーボーダーとして表現したいことや次世代に伝えたいことはありますか? L:もちろん楽しみながらスノーボードすることはみんなに大前提として持っていて欲しいです。あと私自身は、北京オリンピックの時にトリプルアンダーフリップにトライして転んでしまい納得できる結果を残すことができませんでした。その時、自分では結果に繋げられなかったことがダメだと思い込んでいたのですが、私が挑戦する姿を見て影響を受けたと言ってくださった方もたくさんいたことを知れたので、今後も応援してくれるみなさんが、何かに挑戦することや勇気を持てるきっかけになるような滑りを、この現役生活の中でやっていきたいと思っています。更にその先で自分がどうなっていきたいかということに関しては、やっぱり私自身今までいろんな先輩のライダーが楽しそうに滑っているのが羨ましくて、その姿に憧れてこのスノーボードをずっと続けてきたところがあるので、とにかく自分が楽しんで滑っている姿をこれからもみなさんに見せることができたら良いなと思っています。 そんな岩渕選手が現在目指している目標はなんでしょうか? L:この競技生活の大きなゴールはやっぱりオリンピックでメダルを取ることなので、それを第一目標において日々頑張っています! 将来の夢を含めて最終的にどんな自分になりたいですか? L:スノーボードを通して一番感じているのは諦めないでやり続けることの大切さで、それは小さい頃からずっと続けてきたこのスノーボードで学んできたことなので、この先競技を引退することになって違うことを始めるかもしれないですが、その中でも挫けずに諦めず挑戦し続けたいと思う姿勢はスノーボードを通して得たことなので今後も大事にしていきたいと思っています。 最後に岩渕選手にとってスノーボードとはなんでしょうか? L:自分を成長させてくれるきっかけです。スノーボードを通して海外へ行くようにもなりましたし、挑戦することや語学勉強のきっかけにもなりました。さらに世界中ではいろんな人がスノーボードをやっているので、その人数の分だけいろんなチャンスがあります。そんな環境の中で、このスノーボードを通じたコミュニケーションから私自身いろんなきっかけや繋がりを見つけることができているので、これはスノーボードだからこそ可能になっていることだなと強く思います。そういう意味でも、スノーボードはどんなことに対しても常に自分を成長させてくれるきっかけになっています。 岩渕麗楽プロフィール 2001年12月14日生まれ。岩手県出身のプロスノーボーダー。両親の影響で4歳の時にスノーボードを始めると、小学校1年生の頃から本格的に大会に出場するようになる。13歳でプロテストに合格し、2017年12月にはビッグエアでワールドカップ初勝利。その後もビックエア競技では、2019-2020シーズンで FISワールドカップシリーズ ビッグエア競技にて年間ランキング1位に。そして昨年にはX Games Aspen 2023にて自身初の金メダルを獲得。またビッグエア競技では2018年平昌オリンピックと2022年北京オリンピックで4位という結果を残している。一方、スロープスタイル競技では2021年ワールドカップスロープスタイル最終戦での優勝を皮切りに、2022年北京オリンピックでは日本人勢最高位の5位になると、先日のX Games Aspen 2024では銅メダルを獲得。更に2024年シーズン最後のワールドカップスロープスタイル最終戦でも優勝を飾り、ビックエア競技はもちろんのことスロープスタイル競技でもその強さを世界に示している。現在は2026年のミラノ・コルティナオリンピックでのメダル獲得を目指し、日々大会転戦とトレーニングに励んでいる。
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danceStripes & Mennoが優勝!23年越しに開催した伝説のブレイキン・バトルイベント「Red Bull Lords of the Floor」2024.04.07カルチャーとしてのブレイキンにスポットライトを当てた世界大会 4月6日(日本時間:7日)にアメリカ・シアトルにて、ブレイキンの原点とも言えるレッドブルの伝説的なイベントRed Bull Lords of the Floorが開催された。Red Bull Lords of the Floorは、2000年代のブレイキンシーンを象徴する歴史的な大会であり、現在の30歳〜40歳以上の世代にとっては最も影響されたイベントの一つ。VHSでの映像を目にしていた日本人B-Boyも多く存在し、この大会を通じてスタイルや技が拡散されていった歴史もある。現在の若手世代は、Lords of the Floorという名前は知らなかった人が多いものの、過去にこの大会に出場していたB-Boy達が築き上げて来た、各国のシーンで育てられた世代だ。今も尚、昔のB-Boyのスタイルを取り入れるダンサーは多く、五輪予選で注目を浴びるダンススポーツで活躍する選手にも大きな影響を与えている。パリ五輪で新種目になることをきっかけに、この数年スポーツとしての文脈でブレイキンが取り上げられていることも多いが、本来のブレイキンはHIPHOPカルチャーが由来であり、ストリートダンスの要素が強い。およそ4ヶ月後に迫ったパリ五輪を前に、レッドブルがカルチャーとしてのブレイキンにもう一度スポットライトを当てながら、10代〜40代までという幅広い世代のB-Boy・B-Girlたちとブレイキンカルチャーを世界に発信する。今大会は2on2のトーナメント形式で行われ、招待枠で事前に12組のデュオが決まっており、残りの4枠は前日予選を勝ち上がったデュオが出場権を手にしている。日本からは、日本ブレイキンシーンの先駆者であるTaisuke、日本人B-Girlのアイコンとして活躍するAmi、パリ五輪の日本代表のShigekixなどが本戦に出場し、世界を相手に戦った。 Carlo Cruz / Red Bull Content Pool 初戦からレジェンド同士が激突する、Lords of the Floorならではの夢の対戦カードが実現 トーナメント表の左の山には、レジェンド勢が多くクレジットしており、通常のバトルでは見られないような夢のカードが1回戦から実現した。シルエットやB-BoyくさいスタイルにこだわるSKILL METHODZ(Flea Rock&Luigi)と、個性的なB-Boyの代表格であるHAVIKORO(Marlon&Palmer)のバトルでは、両極端なスタイルでこれまでシーンを引っ張って来た2組が激突。また、韓国のブレイキンシーンを代表する2名、Hong10&Physicxのデュオと、アーティスティックなスタイルを武器にするStripes & Mennoのバトルも注目カードの一つ。Hong10とMennoは共にRed Bull BC One(世界最高峰の1on1バトル)を生涯で3回制覇しており、ヤングレジェンド二人のマッチアップにもオーディエンスが大いに盛り上がった。会場は20年前の大会を見事に再現。観客席からダンサーが踊る真ん中のステージを見下ろすことができ、フロアは当時使っていたものを使用。その雰囲気の中で踊るレジェンドたちのムーブはもちろん、当時はキッズだったヤングレジェンド世代や、現在のトッププレイヤーである若手世代がこのステージで踊り、様々な世代がクロスすることで、今回のLords of the Floorならではの空気感が生み出された。 Little Shao / Red Bull Content Pool 日本のShigekix & Issinは世界のTOP4に進出 過去の大会を経験しているレジェンドたちの多くはクオーターファイナルで敗れ、TOP4入りを逃した。セミファイナルへ駒を進めたのは、パワームーブを主体に組み立てる南米を代表するB-BoyのLil G & Alvin。日本B-Boyのトップ1.2(ワンツー)コンビのShigekix & Issin。オリジナリティあふれるムーブを武器にするStripes & Menno。 セミファイナル勢で唯一、過去の大会を経験しているK-Mel & Prada-G。この4組が勝ち上がった。日本のShigekix & Issinは、Lil G & Alvinにジャッジ1票差で敗れ、惜しくもTOP4敗退。K-Mel & Prada-GもTOP4で姿を消すことになった。2000年代のブレイキンシーンを牽引し、過去のLords of the Floorでもアイコン的な存在だったK-Melが舞台を後にする際には、観客からスタンディングオベーションが起こった。 Little Shao / Red Bull Content Pool Stripes & Mennoの優勝は、現代版Lords of the Floorの象徴に Little Shao / Red Bull Content Pool 歴史的な大会の優勝をかけて戦うのは、セミファイナルまでに数多くのレジェンドたちを、独自のスタイルを貫きながら倒してきたStripes & Menno。1回戦から得意のパワームーブで会場をロックし、この日一番勢いのあるLil G & Alvinの二組。Lil G & Alvinは1人あたり3ムーブ制となる決勝戦でも(準決勝までは2ムーブ制)、最後までパワームーブを出し切り会場を沸かせたが、スキルとオリジナリティ、そして芸術性を兼ね備えるStripes & Mennoが勝利し、ブレイキンシーンに歴史を刻んだ。Stripesはアメリカの36歳、Mennoはオランダの34歳であり、今回も出場したレジェンドたちから直接的に影響を受けてきた世代でもある。一方で、二人は現在のブレイキンシーンにおいても最も独創的なスタイルの持ち主でもあり、その独自性や芸術性に影響される若手世代も多い。Stripes & Mennoは、上の世代から学んだことを土台に、現代的な要素を自ら取り入れ、現在のシーンを引っ張る存在とも言える。カルチャー要素が強く、それぞれのスタイルや個性に注目が集まりやすいLords of the Floorというバトルで、今回Stripes & Mennoが優勝したことにより、二人のスタイルがこれからの時代の象徴的なスタイルの一つになるだろう。そして23年ぶりに開催し、かなりの盛り上がりを見せたLords of the Floorが今後も開催されることを期待したい。 The moment of「Red Bull Lords of the Floor」 Little Shao / Red Bull Content Pool Little Shao / Red Bull Content Pool Carlo Cruz / Red Bull Content Pool Carlo Cruz / Red Bull Content Pool Carlo Cruz / Red Bull Content Pool Little Shao / Red Bull Content Pool Little Shao / Red Bull Content Pool
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danceブレイキンカルチャーの歴史的な大会「Red Bull Lords of the Floor」が明日アメリカ・シアトルで開催2024.04.06パリ五輪直前のこのタイミングで、カルチャーとしてのブレイキンにもう一度スポットライトを当てる 4月6日(日本時間:7日)にアメリカ・シアトルにて、ブレイキンの原点とも言えるレッドブルの伝説的なイベントRed Bull Lords of the Floorが開催される。パリ五輪の新種目として注目を集めるブレイキンだが、五輪でのブレイキンはスポーツ要素が強いことから、ダンススポーツと表現されることが多い。一方で、本来のブレイキンはHIPHOPカルチャーが由来しており、ストリートダンスの要素が強く、ブレイキンシーンではカルチャーの側面を支持する人たちも多く存在する。※ライブ配信ページは下部に記載 今回、レッドブルが23年越しに開催するRed Bull Lords of the Floorは、2000年代のブレイキンカルチャーを代表するイベントであり、これまでのブレイキンシーンを築いてきたレジェンドたちも多く参加してきた。そしてパリ五輪直前のこのタイミングで、再度このRed Bull Lords of the Floorが開催されることで、カルチャーとしてのブレイキンにもう一度スポットライトが当たり、五輪種目という側面だけではなく、ブレイキンカルチャーとその歴史にも注目が集まりそうだ。 今大会は2on2のトーナメント形式で行われ、すでに12組のデュオが招待枠として確定している。前日となる4月5日(日本時間:6日)には、前日予選が行われ100人以上のB-Boy・B-Girlが参加。勝ち上がったTOP4のでデュオに本戦の出場権が与えられた。 Little Shao / Red Bull Content Pool シーンを象徴するレジェンドからパリ五輪の代表選手まで、様々な世代がクロスする世界大会 日本代表として、招待枠で既に本戦出場が決まっているのは、TAISUKE&AMIのデュオ。キッズの頃から自らが先駆者として、日本のブレイキンシーンを世界に発信し続けてきたTAISUKE。そしてAMIは、2018年にRed Bull BC One B-Girlの初代世界女王となり、そこから数年間、日本と世界のトップランカーとして走り続けている。世界大会での実績十分な日本人二人がタッグを組み、同世代やレジェンド達とどのようなバトルをするのか楽しみだ。TAISUKEと同世代でアメリカのシーンを牽引しているEL NINOは、パリ五輪のアメリカ代表(内定)VICTORとタッグを組んで参戦する。EL NINOはキッズ時代に過去のLords of the Floorへ出場しており、今回は23年ぶりのカムバックとなる。アメリカのブレイキンシーンを代表する2名が、2on2でどのようなバトルを展開するのか要注目である。トーナメント表のTAISUKE&AMI、EL NINO&VICTORなどがいる反対の山では、レジェンド級のダンサーが勢揃いしている。過去の大会にキッズ時代のEL NINOを引き連れて出場していたK-MEL、シーンの中でも大先輩となるクルーSTYLE ELEMENTSやSKILL METHODZ。韓国のシーンを築き上げて来たPHYSIXなどなど、出場するダンサーたちも「これは観たい!」と思うような、豪華な対戦カードが多く存在している。世界レベルのB-Boy・B-Girlが集まり、10代から40代までの世代がクロスした大会は唯一無二であり、今回のLords of the Floorは、シーンにとっても歴史的な1ページとなるであろう。 Little Shao / Red Bull Content Pool Red Bull BC One All Starsの日本人メンバーであるSHIGEKIX&ISSINは予選を勝ち上がり本戦へ SHIGEKIX&ISSINは、ファーストムーブから会場をロックし、TOP16、TOP8と順当に勝ち上がって本戦出場の条件であるTOP4入りを果たした。TOP16のバトルでは、SHIGEKIXがこの日のハイライトと言っても過言ではないくらいのムーブを見せ、会場を大いに沸かせた。日本を代表する世界トップクラスの若手二人が、上の世代を相手にどこまで勝ち進むことが出来るか、挑戦が始まる。その他、前日予選では下記のデュオが予選を突破している。Red Bullのバトルに久々にカムバックする、元BC Oneワールドファイナル王者のISSEIも本戦で間違いなく注目されるB-Boyになるだろう。 前日予選を通過し本戦の出場権を手にしたデュオ Little Shao / Red Bull Content Pool Issei and Wing Zero, Found Nation (Japan)Gravity and Data (USA)Amir and Dias, Predatorz (Kazakhstan)Issin and Shigekix, Red Bull BC One All Stars (Japan) Red Bull Lords Of The Floor 概要 ルールトーナメントの勝ち抜き方式を採用。クルーごとに直接対決を行い、5名の審査員が勝者を決定。また対戦の組み合わせは、2001年当時のオリジナルルールと同様、イベント開催日直近の週末に発表される。 スケジュールDay 1 – 金曜日, 4/5: 予選 + ワークショップブレイキンワークショップ: 1:00-2:30PM PSTOGによる講演会: 3:00-4:30PM PST予選: 5 PM PSTDay 2: Red Bull Lords Of The Floor 本戦Red Bull Lords Of The Floor 本戦 @ ワム・シアター: 7:00 PM – 10:30 PM PSTRed Bull Lords Of The Floor 公式アフターパーティー 11:00 PM – 2:00 AM PST ライブ配信Red Bull TV日本時間:2024年4月7日·11:00 JST
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dance23年越しにシアトルで開催される「Red Bull Lords of the Floor」日本から参戦する4名のB-Boy・B-Girl 大会直前インタビュー2024.04.05招待選手として出場するTAISUKE & AMI、前日予選に挑むSHIGEKIX & ISSINの独占インタビューをお届け 4月6日土曜(日本時間:7日)にアメリカ・シアトルにて、ブレイキンの原点とも言えるレッドブルの伝説的なイベントRed Bull Lords of the Floorが開催される。23年越しに開催するRed Bull Lords of the Floorは、2000年代のブレイキンカルチャーを代表するイベントであり、パリ五輪直前のこのタイミングでもう一度カルチャーとしてのブレイキンにスポットライトを当て、過去に参加していたレジェンドから、2010年代を盛り上げた現在のシーンを引っ張る世代、さらにはパリ五輪出場を決めている若手世代など、さまざまなB-Boy・B-Girlが参加し世界に向けてブレイキンカルチャーを発信する。今大会は2対2のトーナメント勝ち抜き方式で行われ、クルーごとに直接対決を行い、5名のジャッジが勝敗を決定。対戦表はすでに公開されており、招待枠で既に12組のデュオが発表されている。本戦出場の残り4枠をかけて、前日に予選が行われ、全16組のデュオが世界一をかけてバトルを繰り広げる。今回の記事では、現地時間5日(日本時間:6日)の予選に出場するSHIGEKIX、ISSIN。そして招待枠で本戦への出場が決まっているTAISUKE、AMIの大会直前の声をお届けします。 SHIGEKIX「今回のLords of the Floorは、10代から40代までの世代がカルチャークロスする魅力的な大会」 Little Shao / Red Bull Content Pool 今回の出場を決めた背景を教えてください Red Bull Lords of the Floorが23年越しの開催ということで、Red Bullとしての記念すべき大会に、Red Bull BC One All Starsの一員として立ち会いたいという気持ちがありました。TAISUKE&AMIが招待枠で出場することがアナウンスされて、自分もRed Bull BC One All Starsの日本チームとして出れたら良いなと考えていたので、ISSINと一緒に出よう!となりました。二人でバトルに出るのは初めてです。 Red Bull Lords of the Floorはどんな印象ですか? 映像はもちろん見たことがあって、ブレイキンを始めた頃から(今回も出場する)PHYSICXなど、レジェンドたちの映像をめっちゃ見ていました。自分がブレイキンを始めて、最初に興味を持った世界規模の大会がRed Bull BC Oneだったので、その更に前に行われていたイベントということは、自分たちの上の世代の人たちが、この大会を見て世界規模のバトルに興味を持った、という位置付けなのかなと思っています。そういう大会に出れることは嬉しいですし、ちゃんと予選を勝って、本戦でも大暴れしたいです。 今回、自分の中でのテーマはありますか? Lords of the FloorやBC Oneはカルチャー要素が強く、独自の雰囲気があるので、それを味わいたいです。やっぱりRed Bullならではのかっこいい空気感があるし、バトル本番だけでなく、現地に入ってからのムードを楽しむ心構えで、この1週間を過ごしています。 ブレイキンカルチャーを感じる部分を教えてください やっぱり参加する世代が幅広いところかなと思います。過去に出場していたレジェンドがカムバックしていたり、自分たちの一回り上である30代の人たちがいたり、自分たちのような10代・20代の若手がいたり、いくつかの世代に渡ってカルチャークロスする感じが、魅力的な大会になると思います。 ISSINとの2on2バトルはどのような戦い方になりそうですか? 僕も彼も若いので、とにかくエネルギッシュに戦えると思うし、勢い全開でいけるなという気持ちよさがあります。普段から、最年少や若手という立ち位置でバトルに出ることが多いですが、今回はかなり上の世代まで出場するので、より一層そうなると思います。だからこそ、レジェンドたちとの違いを存分に示して、パワー、勢い、エネルギッシュさを出していきたいです。 ISSIN「採点とかではなく観ている人の心を動かした人が勝ち!というのがカルチャーイベントの醍醐味」 Little Shao / Red Bull Content Pool 今回の出場を決めた背景を教えてください Lords of the Floorはとても歴史があり、自分が生まれる前に行われていたバトルなので、自分自身が盛り上がりを肌で感じたことはないですが、上の世代が今回の復活を聞いて盛り上がっていて、そんなに価値のある大会なら出場してかましてやろう!と思っていました。実は、Red Bull BC One All Starsとして(チーム戦に)出場する初めてのバトルなので、めちゃくちゃ気合が入っています。 Red Bull Lords of the Floorはどんな印象ですか? 映像は何度も見たことがありましたが、そのバトルがLords of the Floorという大会であることは知らなかったです。昔の人のムーブがすごい好きで、勢いだけで飛ばしていく人や、ムーブがかなり短くてもかましているB-Boyをよく見ていました。 SHIGEKIXとの2on2バトルはどのような戦い方になりそうですか? 勢いはどのデュオよりも切らさずにいけると思います。シゲキ君も体力がすごいあるし、僕もある。2on2だと片方が踊っている時に休めるので、体力の回復も早いです。2on2だからこそ、後先考えずに出来ることもありそうですし、最初からの勢いそのままに、決勝までメラメラの状態でいきたいです。 ブレイキンカルチャーを感じる部分を教えてください 採点とかではなく、観ている人の心を動かした人が勝ち!という部分が一番カルチャー要素を表していると思います。優勝も大事だけど、一番良いムーブやバトルをした人たちが、その後に語り継がれていると思うので、どれだけ歴史に名を刻めるか?という意識になるのも、カルチャー要素が強い大会の特徴だと思います。 Lords of the Floorの見どころを教えてください 幅広い世代で、いろんな人が参加しているので、バトルの中でのコミュニケーションに注目して欲しいです。バチバチしている感じもそうだし、踊りというよりも、バトルの中でダンスを通じた会話をどのようにしているか?を意識して見ると面白いと思います。これだけ上の世代が出場する大会は珍しいし、かなりスタイルにこだわっている人も多いので、それに対して挑発されたらやり返したり、いろんなコミュニケーションが生まれると思います。 AMI「本当に今回しかないマッチアップだからとても貴重なものだし、B-Boy・B-Girlの十人十色な部分を注目して欲しいです」 Little Shao / Red Bull Content Pool 歴史あるLords of the Floorという大会に招待選手として出場しますが、どんな気持ちですか? すごい光栄なことだと思います。声がかかった時も嬉しかったし、その後に他の招待選手や予選に出る人が明らかになって、レベルの高さに驚きました。それだけみんなが出たい!と思うイベントにインバイトしてもらい、TAISUKEさんと出場できることが嬉しいです。 Red Bull Lords of the Floorはどんな印象ですか? 映像は見たことがあって、木の床(体育館のような木製の床)で踊っていて、かなり盛り上がっているイベントという印象がありました。KoreanRock(ブレイキンの歴史や動画を発信するメディア)とかが発信している動画を見て、このイベントは何ていう大会なんだろう?と思っていて、それがLords of the Floorということに気がつき、23年越しに復活する大会に自分が出れるチャンスが回ってきたのは嬉しいです。 Red Bull BC Oneとの印象の違いもあれば、教えてください BC Oneは、今現在自分からガツガツイベントに出ている人たちがインバイトされたり、予選から勝ち上がってくるイメージなのに対して。今回のLords of the Floorは、20年以上に前に活躍していた人たちを始め、いろんなジェネレーションが揃っているのが違いであり、楽しみです。どんな大会になるのかも予測不能ですよね笑。BC Oneは男女が分かれているけど、今回はミックスになっているのも楽しみの一つです。 ブレイキンカルチャーを感じる部分を教えてください BC Oneと同様に大規模なイベントですが、やっぱりカルチャーに寄っているなとは思います。バトルの瞬間だけではなく、会場の雰囲気作りもそうですし、昔の時代を知っているジャッジやDJが参加するなど、昔からの流れを大事にしているイメージがあります。あとは、いい意味でスキルよりもクセが強いという感じがあって、クセが強い人が多いと、カルチャー要素が強くなる気がしています。自然に醸し出している雰囲気や独特さが強い人たちが集まるので、面白いバトルになると思います。 TAISUKEとの2on2バトルはどのような戦い方になりそうですか? TAISUKEさんとの2on2は3回目ですが、前回出たのはだいぶ前になるので、結構久々です。もちろん足を引っ張っちゃいけないという気持ちはありますが、とても安心感があって頼もしいから、自分はやりたい事を自由に出来ると思ってます笑。昔からAMIのことをよく知ってくれているからこそ、やりやすいです。 本戦に向けてコメントをお願いします 今回のLords of the Floorは、本当に今回しかないマッチアップだから、とても貴重なものだし、その中で出る十人十色な部分を注目して欲しいです。自分自身は、(五輪予選やBC Oneのような大会での)いつものシリアスな緊張というよりは、大会自体が予測不能なので、ワクワク感やそわそわする感じがありますが、インバイト(招待枠)だからといって気負うことなくやりたいです。 TAISUKE「Lords of the Floorは競技ではなく自分をレペゼンし合う大会」 Little Shao / Red Bull Content Pool 現地シアトルに入ってからは、どんな感じですか? めちゃくちゃリラックスしてます笑。昨日の全体ブリーフィングや、若手のB-Boy・B-Girlとも話していた時に感じましたが、Lords of the Floorを知らない世代も出るし、Lords of the Floorが何か分かっていて、あの伝説のイベントに出る!という気持ちの自分たち以上の世代とで、感覚は本当に両極端だなと思いました。 幅広い世代が集まる、かなり貴重な大会になりそうですね! そうですね。自分の同世代は、EL NINOやLIL Gが同い年ですが、更に上の世代のB-Boy達から、お前らもヤングレジェンドだって言われて、俺らもそういう世代(立ち位置)になったんだなと思いました。それと、昔は25歳程度がB-Boyのピークと言われていた時代もあったので、そう思うと今の自分の年齢で出来ることや、40代の人たちがまだ踊っているのを見て、複数の世代が歴史を積み重ねることで、B-Boyの寿命も大きく変わって来たなと感じました。 今回、自分の中でのテーマはありますか? 23年越しに復活したものの、次回があるかは分からないし、このメンバーが集まることはかなり貴重なので、この特別な大会を楽しみたいです。 Red Bull Lords of the Floorならではの雰囲気はありますか? 久々に会うレジェンド同士が話し込んでいる場面があって、すごく良いなと思っていますし、BC Oneの会場にはなかなか来ない人もいたりするので、通常のイベントとは感覚が違います。ブラケット(トーナメント表)の左の山は結構レジェンド達も多いので注目の対戦カードが多いですよね。個性が強いHAVIKOROと、シルエットを意識したB-BoyくさいスタイルのSKILL METHODSの1回戦は、全然スタイルが違うので、かなり面白くなると思います。 本戦に向けてコメントをお願いします やっぱりLords of the Floorは、自分のキャラクターを際立たせられた人が目立つイメージで、だからこそ語り継がれていて、これまでにいろんな人が見て影響を受けた大会だと思います。BC Oneのようにフルセットで頑張って出し合う、というバトルとは対照的に、ムーブが短くても、気持ちがめちゃめちゃ乗っかっている踊りをする人たちが多いと思うので、個性重視で観て欲しいです。競技ではなく、自分をレペゼンし合う大会です。個人としても、とにかく技を詰め込んで相手を倒す!というよりは、TAISUKEとは?という部分を自分がどう表現するかを見て欲しいです。「TAISUKEといえばあれだよね!あれあれ!」と言ってもらえるように、自分のイントロダクションのような踊りが出来たらと思います。 Red Bull Lords Of The Floor 概要 ルールトーナメントの勝ち抜き方式を採用。クルーごとに直接対決を行い、5名の審査員が勝者を決定。また対戦の組み合わせは、2001年当時のオリジナルルールと同様、イベント開催日直近の週末に発表される。 スケジュールDay 1 – 金曜日, 4/5: 予選 + ワークショップブレイキンワークショップ: 1:00-2:30PM PSTOGによる講演会: 3:00-4:30PM PST予選: 5 PM PSTDay 2: Red Bull Lords Of The Floor 本戦Red Bull Lords Of The Floor 本戦 @ ワム・シアター: 7:00 PM – 10:30 PM PSTRed Bull Lords Of The Floor 公式アフターパーティー 11:00 PM – 2:00 AM PST ライブ配信Red Bull TV日本時間:2024年4月7日·11:00 JST
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doubledutchスポーツジャンルのダブルダッチとは?! 全日本選手権「ALL JAPAN 2024 TEAM」を解説!2024年3月30日(土)・31日(日)、神奈川県川崎市・とどろきアリーナにて、ダブルダッチのアジア選手権大会の国内選考会となる「ALL JAPAN 2024 団体戦」が開催された。 ALL JAPANとは 「ダブルダッチ」というと、国内で主流なのはフュージョンスタイル(音楽と動きを合わせるスタイル)だが、ジャンプした回数を競ったり、技の難易度に応じて点数が加算される“スポーツ”スタイルもある。 今回のALL JAPANは、ダブルダッチだけでなく、シングルロープ(いわゆる 普通の縄跳び)も含めた「ジャンプロープ」全体のスポーツジャンルの全日本選手権。「個人戦」と「団体戦」があり、今回ダブルダッチは「団体戦」の中で開催される。 そのスポーツジャンルのアジア選手権が、今年7月に川崎市で開催されることが決定。また同期間、同会場にフュージョンジャンルのダブルダッチ世界大会「DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2024」の開催も決定している。 アジアのみならず“世界規模のジャンプロープの祭典”とも言えるコンペティションが国内で開催されるというだけあり、ALL JAPANは一際盛り上がっていた。 ダブルダッチだけでなくシングルロープの種目も存在する さて、この大会は数多くの種目・部門などに分かれている。かなり複雑なルールとなっているため、おおよそ大会の仕組みが分かる〈5つのポイント〉をお伝えしよう。 なお、簡潔に説明することを優先しているため、説明中の図を含め、細かいルールについては省略している箇所も存在する。詳細なルールはJJRUのオフィシャルサイトをご参照いただきたい。 5つのポイント その①「個人戦・団体戦がある」 先述の通り、この大会は「個人戦」と「団体戦」に分かれている。個人戦はシングルロープのみだが、今回の団体戦で取り扱うのはシングルロープの“チーム”種目とダブルダッチとなる。 (注) ルールをもとに編集部で作成 5つのポイント その②「種目・年代・性別によって分かれている」 前提として、ALL JAPANでは男子のみ・女子のみ・混合と、性別による区切りが存在。そして性別だけでなく年齢による区分もある。 (注) ルールをもとに編集部で作成 フュージョンスタイルのダブルダッチでは男女混合が主流だが、本大会のルールでは年齢だけでなく、性別による区切りも存在するのだ。 5つのポイント その③「アジア選手権へつながる“2つの道”」 このALL JAPANは、「全日本選手権」かつ「アジア選手権」に進出する日本代表を選ぶ大会。進出のためには、以下のうちどちらかに該当しなければならない。 ・各区分 総合の「1位」「2位」・各種目の「1位」 ※総合1位・2位のチームを除いた各種目の上位1位 それぞれの内容について見ていこう。 5つのポイント その④「全種目の成績に応じた『総合』の1位・2位がアジア選手権へ!」 まず、アジア選手権出場資格の1つ目にあたる「各区分 総合 1位・2位」について解説しよう。 「総合」カテゴリでは全種目に出場し、その成績の上位チームがアジア選手権に出場できる。今回は上位2チームが出場可能となる。 また、ひとことに「全種目」といっても、総合には・シングルロープのみ・ダブルダッチのみ・シングルロープ + ダブルダッチの「オールアラウンド」の3カテゴリが存在。 そして以下の図のように年齢区分・性別区分が敷かれ、それぞれの“総合”上位2チームがアジアへの挑戦権を掴むこととなる。 (注) ルールをもとに編集部で作成 記事の末尾には、Senior 男女混合部門のダブルダッチ総合でアジアへの切符を狙う「FOR」のKAIと、同じくSenior 男性部門のオールアラウンドで勝負を挑む「マイケル」のKUROのインタビューを掲載。大会の仕組みを知ると共に、ここに懸ける選手たちの熱量と生の声をご一読いただきたい。 5つのポイント その⑤「種目の1位チームもアジア選手権へ進出できる!」 そして「各種目の1位」についても解説していこう。いくつも種目が存在するALL JAPANだが、簡潔に言えば、どれか1つの種目だけ1位になってもアジア選手権に出場することができる。 なお「総合」カテゴリと同様、年齢・性別区分に分かれている。 (注) ルールをもとに編集部で作成 例えば今大会だと、種目「ダブルダッチ スピードリレー」の、年齢「Future部門」であれば、・性別「女性部門」の1位・〃「男性部門」の1位・〃「男女混合部門」 の1位 がそれぞれ存在。 なお先述した通り、「総合」1位・2位のチームを除いた“種目 1位”がアジア選手権の対象となる。 (注) ルールをもとに編集部で作成 そしてこちらも、種目単体でアジアの切符を狙う「FLY DIGGERZ」のインタビューが記事末尾にあるので、ぜひご一読いただきたい。 年齢層もさまざま つまり、1つの種目を極めてアジア選手権を狙うチームもあれば、総合で全種目出場を狙うチームまでそれぞれということなのだ。 なお、以上のようなシステムを採用しているため、今大会の表彰の数は膨大な数存在する。心苦しくも、本記事内では全てを取り上げることができないため、結果の詳細については、JJRUのホームページを参照いただきたい。 ダブルダッチで活躍する選手たちにインタビュー! さて、FINEPLAY編集部では、そんなスポーツジャンルのダブルダッチにチャレンジする選手たちをピックアップ。フュージョンでも活躍する選手たちも多数出場したなか、どうして彼らが“あえて”チャレンジすることを選んだのか、その声を訊いた。 ■“オールアラウンド”でアジアを目指す!「マイケル」KURO 1人目は「マイケル」のKURO。長らくスポーツジャンル内で“無敵”とも言われ、フュージョンスタイルでも活躍。業界を牽引する破竹の勢いを見せる「マイケル」。そのメンバーの1人でありリーダー格のKUROは、今大会が実は3年ぶりの復帰となった。なぜブランクを経て、あえて復帰したのか。 ──マイケルの皆さんは毎年のようにALL JAPANへ出場されていますが、KUROさんは今回およそ3年ぶりの競技復帰と伺いました。なぜでしょうか? KURO一番の理由は、2025年の世界選手権が日本開催になったことです。この3年で運営やコーチ側にもまわっていましたが、日本で開催するのであれば、やっぱり自分が競技者として関わっていたい!という想いが強くなり、競技復帰を決めました。 ──今回のALL JAPAN出場にあたっての目標は何だったのでしょうか? KUROマイケルとして出場するのも3年ぶりだったので、まずはメンバー全員が怪我なく大会を終えること。そして2025年の世界選手権を見据え、今回は基礎技術を磨いた上で結果を残すことを目標に取り組んできました。 「マイケル」KURO ──取り組んでみて、今回の結果はいかがだったでしょうか。 KURO「オールアラウンド総合」「ダブルダッチ総合」で優勝することができました。下の世代もどんどんレベルが上がっているので、これから日本全体としてさらにレベルアップできるように周りを巻き込みながら練習していきます。 ──最後に、ALL JAPANを終えて一言お願いします! KUROここ数年で世界のジャンプロープのレベルは一気に上がりました。「自分たちもまだまだできるんだ!」ということを証明するために、今回の大会で見えた課題を改善していき、まずは2024年7月のアジア大会に向けて頑張ります! ■“ダブルダッチ総合”でアジアを狙う!「FOR」KAI (REG☆STYLE) 続いて、フュージョンでは世界3連覇という前人未到の偉業を成し遂げ、メディア出演も多数抱える「REG☆STYLE」より、メンバーのKAIが今回スポーツジャンルの競技に挑戦。同じくフュージョンシーンで活躍する後輩たちを率い、「FOR」というチームでチャレンジした理由を訊いてみた。 ──まずは今回、なぜALL JAPANへ出場することにしたのでしょうか。 KAI2024年のアジア選手権、2025年の世界選手権が川崎で行われるにあたり、日本を代表しこのムーブメントをさらに盛り上げるために出場を決意しました。 ──今回のALL JAPAN出場にあたっての目標は何だったのでしょうか? KAIアジア大会に「ダブルダッチ総合」で進出する事でした!メンバーそれぞれがフュージョンジャンルのダブルダッチで活躍していましたが、スポーツジャンルのダブルダッチはそれと全く違った難しさがありました。未知なる挑戦、未知なる目標の中苦戦する日々でしたが、チーム一丸となり全力で取り組みました! 「FOR」KAI ──取り組んでみて、今回の結果はいかがだったでしょうか。 KAI無事に目標であった「ダブルダッチ総合」でアジア選手権に進出する事ができました。しかし今回の結果に慢心せず、来る7月(のアジア選手権)へ全力で向かっていきたいと思っています! ──最後に、ALL JAPANを終えて一言お願いします! KAI僕たち「FOR」は今回の挑戦を通して、ジャンプロープの可能性を少しでも広げれたらと思い活動しています。ジャンプロープに関わる人たちのため、応援してくれている皆さんのため、関わる全ての人達のために全力で頑張りますので、応援していただけたら嬉しいです!アジア選手権優勝します! ■種目単体でアジア選手権のステージを狙う!「FLY DIGGERZ」 最後は、こちらもフュージョンシーンで活躍し、世界2連覇のタイトルを持つ「FLY DIGGERZ」。今回はメンバーのTO-MA・KASUYA・K-SKが、「スピードスプリント」種目単体でアジア選手権への切符を目指す。※スピードスプリントはいわゆる60秒間のスピード種目。 ──まずは今回、なぜALL JAPANへ出場することにしたのでしょうか。 KASUYATO-MAの「スポーツジャンルのダブルダッチへ挑戦し続けたい」という想いにチームメンバーが賛同してくれたことがきっかけで出場を決めました。地味で辛いと思われがちなスピードという種目は、こんなに楽しくてかっこいいものだと、1人でも多くのダッチャーに伝えたいと思っています! ──今回のALL JAPAN出場にあたっての目標は何だったのでしょうか? KASUYA「スピードスプリント」種目において日本予選を1位通過し、アジア選手権への出場権を獲得することです。 「FLY DIGGERZ」KASUYA・TO-MA・K-SK ──取り組んでみて、今回の結果はいかがだったでしょうか。 KASUYA目標としていた回数を超えることはできず、結果は2位でした。しかし今回の挑戦で自分たちなりに「スピード」という種目と向き合うことができたので、この結果をしっかり受け止めたいと思います。 ──最後に、ALL JAPANを終えて一言お願いします! KASUYA今回、FLY DIGGERZとしてALL JAPANに挑戦して得た経験を生かして、アジア選手権で優勝できるよう実力を付け、絶対にリベンジします! 大会概要 「ALL JAPAN 2024 TEAM」日程: 2024年 3月30日(土)・3月31日(日)会場: とどろきアリーナ サブアリーナ主催: 一般財団法人日本ジャンプロープ連合(JJRU)共催: 川崎市