SPECIAL EDITION
-
dance日本勢が2大会連続で表彰台を独占「オリンピック予選シリーズ ブダペスト大会」日本のAmiとオランダのLeeが優勝2024.06.27
-
bmx日本人選手のパリオリンピックへの切符の行方は。日本人最高位は中村輪夢の8位「オリンピック予選シリーズ ブダペスト大会」BMXフリースタイル・パーク種目2024.06.27
-
surfパリオリンピック男子サーフィン日本代表・稲葉玲王がサステナブルスニーカーブランド「CARIUMA」とアスリート契約を締結2024.06.27
-
skate最終トライまで大混戦と逆転に次ぐ逆転劇でパリオリンピック日本代表が決定「オリンピック予選シリーズ(OQS)」ブダペスト大会 女子スケートボードストリート種目2024.06.26
-
skate最後の最後までもつれ込んだパリオリンピック代表権争い「オリンピック予選シリーズ(OQS)」ブダペスト大会 男子スケートボードパーク種目2024.06.26
ピックアップ記事
-
dance国内唯一無二のダンスイベント「SHIROFES.」オーガナイザーNOBUO×世界的ダンサーGUCCHONのスペシャルインタビュー2024.06.27青森県・弘前市で年に一度開催される「SHIROFES.」は、この数年で全国的に知名度が上がり現在は国内唯一無二のダンスイベントと呼び声が高い。ルーツは9年前に遡る。当初はPOPPIN'のバトルをはじめとする小さなイベントだった。そこから、出演者からの要望により各ジャンルのバトルが増えていき、今年はなんと10種のバトルコンテンツが準備されている。ダンスコンテンツ以外にも、3日間に渡り青森を代表するアーティストのライブや東北グルメなども楽しめる地元密着型の『ダンスフェス』へと変貌を遂げる。立ち上げから現在に至るまでを、イベントオーガナイザーのNOBUOと立ち上げ当初から相談役として寄り添ってきた世界的ダンサーであり日本POPPIN'界の重鎮であるGUCCHONに話を聞いた。 まず最初にお二人の出会いについて教えてください。 GUCCHONNOBUOと最初に出会ったのは、NOBUOたちが弘前で主催していたFUNKY STADIUMというイベントにゲストとして呼んでもらったことがきっかけでした。まだNOBUOは大学生で・・19年前だったかな。そこから、青森のイベントに度々呼んでもらうようになりました。 NOBUO僕は大学生から弘前でダンスを始めてPOPPIN'を踊るようになりました。当時は僕の周りにはポッパーが少なく、まだまだ未開拓の時代でした。そんな時にとある全国区のダンスコンテストでCo-thkooのショーを見た時に「これだ!」と思ったんですよね。岩手県のダンスイベントにCo-thkooがゲストでやってくるという話を耳にして、生で見たくて行きました。踊りのスタイルも含めて新鮮で衝撃を受けました。僕たちの世代は全員と言っていいほど影響を受けたのではないかと思います。Co-thkooは大阪が拠点でしたが、僕たちのイベントにゲストとしてどうしても呼びたく、オファーをさせていただきました。 GUCCHON当時、俺らは全然ヘタやったけどな(笑)。FUNKY STADIUMはめちゃめちゃおしゃれなカフェでやっていたよね。最初は良かったかもしれないけど、めっちゃ赤字になったって言ってなかった? FUNKY STADIUMの様子 NOBUO立ち上げから3年後に大赤字になりました(笑)。ただ、お金に対しての考えは今も変わらないのですが「あんまり気にしてない。」というのが本音です。SHIROFES.をやるようになってから特に地方のオーガナイザーの方に「お金周りどうしているの?」と聞かれることが増えました。地方にこれだけ全国からトップダンサーの方々にお越しいただいているので、時にはギャラより交通費や宿泊費の方が高くなることもあるわけです。 赤字にならないように収支計画を立てるのがイベンターとしてのセオリーだと思うのですが、地方でこれだけの方々をお呼びするイベントの場合「お金が無いのが当たり前」というところからスタートをすることになります。とはいえ、例えば東京のダンスイベントの相場よりも参加費を上げることは考えに無いというか。 こう言ってしまうと語弊があるのかもしれないですが、僕はイベントで稼ごうとは思ってないんですよね。むしろマイナスが当たり前というか(笑)。もちろん、稼ぐことが悪なわけではなくて、スタンスの問題だと思います。僕はこの弘前という地にダンススタジオを構え、行政の方々と連携を通して“ストリートダンス”というものが、地域に根付き愛される文化になることを目指しています。その手法のひとつとしてイベントを行っているので、イベントに関しては少し違う考えになっているのだと思います。“自分がやらないと他にやる人がいない”と思うと使命感のような、僕がやることに意味があるんだろうなという想いでイベントをつくっています。 大学のダンスサークル時代 GUCCHONNOBUOと出会って、彼のそういった言動を近くで感じるたびに刺激をもらいました。弘前ダンスフェスティバルに毎年呼んでもらうようになり、弘前を盛り上げようとしている姿にインスピレーションを受けました。僕は大阪の寝屋川市に住んでいるのですが、自分でも地元でイベントをやってみようと思ったんですよね。結婚して子供が生まれて、ふと考えたんですよ。自分の子供が地元で育っていく時にダンスというものが根付いてないと「お父さんの職業ダンサーなの?何それ?」って言われる環境にはしたくないなと。音楽が好き、ダンスが好きという子供たちが増えたら、これまで自分たちがやってきたことも認められる世の中になるのではないかと思いました。そんな風に考えるようになったきっかけがNOBUOとの出会いです。それから、NOBUOに知恵を借りて寝屋川市の行政とイベントを行ったり、自分のダンススタジオを作ったりと地元×ダンスを実行してきました。 SHIROFES.が誕生したきっかけについて教えてください。 GUCCHONSHIROFES.は今から9年前にできたイベントで、最初に弘前城の前でイベントを行うと聞いた時はめっちゃ驚きましたね。その感じが凄いなって思いました。地元のオフィシャル感が一発で伝わるじゃないですか。音楽とダンスで弘前を盛り上げるんだという本気さが市長さん含めて伝わってきました。 NOBUO最初はPOPPIN'のバトルコンテストをつくりたいということをGUCCHONさんに相談をさせていただいたのがきっかけでした。出演者という意味でもそうですが、ブッキングやバトル構成などのアドバイスをいただき「SAMURAI」が生まれました。日本発の世界的なバトルコンテンツにしていきたいという想いがあったので、わかりやすいネーミングにしました。ちょうどそのタイミングでSHIROFES.も開催することになりSAMURAIもそのイベントのいちコンテンツとして開催することになったんですよね。 2016年SHIROFES.スタート時の様子 / (c)オオサワヤストモ(GLEAMWORKS) SHIROFES.は立ち上げ当初から現在の構想はありましたか? NOBUOこうなるとは思ってもみなかったですね(笑)。そもそもバトルコンテンツはPOPPIN'とBREAKING'から始まり、イベントを重ねるごとに参加者の方から「LOCKIN'はないの?」などリクエストをいただくようになりました。そのリクエストに応えていたら、今年はキッズも含めて10カテゴリのバトルコンテンツが誕生していました。まさに出演ダンサーやスタッフのおかげで、どんどんイベントとしてスケールアップをしてここまできたという感じです。 GUCCHONSHOROFES.についての印象で1番驚いたのは、弘前の街を歩いていると一般の方もSHIROFES.を知ってくれていたことですね。警察の方も知っていて驚きましたよ。街ぐるみで認知されているイベントになったんだなぁと感じました。それと、よく国内外のダンスイベントに呼んでいただくのですが、SHIROFES.は“おもてなし”が凄いんです。ダンサー冥利に尽きる扱いをしていただけるというか。いちアーティストとして僕たちを扱ってくれるので、ダンサーとして誇らしく感じることができるんですよね。その気持ちが嬉しくて、僕たちも全力で還そうと思うし、必然的に協力をしたくなる。まさに出演ダンサーと共に創っているイベントだなと感じます。 SHIROFES. SHIROFES.が唯一無二のダンスイベントだと感じるポイントについて教えてください。 GUCCHONSHIROFES.は複数のステージやDJエリアがあるのですが、DJエリアでは終日パーティーが行われているんですよね。そこで回すDJは日本屈指のDJたちで、これまたレベルが高い。HIPHOPの4要素である「MC・DJ・BREAKING(DANCE)・GRAFFITI」が、このイベントに詰まっています。それって日本にはなかなか無いんですよね。会場は野外で開放感があり、この4要素がクロスオーバーされている場所が弘前にある。もはやダンスだけじゃなくて、HIPHOPのカルチャーを学べる場でもあるというか。 ダンスにフォーカスをすると、Mr. Wigglesが教えてくれたのですが、ダンスの楽しみ方は4つあり「1:パーティー」「2:サイファー」「3:ショー」「4:バトル」だと。世界中で今はダンスバトルが流行っていますが、バトルにフォーカスをするダンサーよりも1〜3を1番に楽しんでやっているダンサーの方がバトルでパーソナリティが出ると教えてくれました。それに、例えバトルで負けてもその後にパーティーがあれば、お酒や音楽で色々な感情を流してくれるんですよね。僕もその流れを大切にしています。その最高な流れをつくってくれているのがSHIROFES.だと思いますね。HIPHOPの4要素と、ダンスを楽しむ4要素の全てが最高の形で詰まっているダンスイベントとして国内で唯一無二なんじゃないかなと思いますね。 SHIROFES.2018の様子 そんなSHIROFES.をつくり上げてきたNOBUOさんですが、GUCCHONさんからみたNOBUOさんはどんな印象の方ですか? GUCCHON一言で言うとイカれた奴ですね(笑)。特に印象深いのがコロナ禍の時、やばかったもんなぁ。NOBUOがオンラインでSHIROFES.をやると言い始めて、それまでオンラインダンスイベントの経験が無かったから驚きましたよね。そう言った斬新さというか、いつもぶっ飛んだこと言ってはきちんと実行しているところ含めて、良い意味でイカれた奴という印象です(笑)。配信イベントなんてやったこともないから、これをこっちで繋げてどうだこうだと・・。大変だったよな! NOBUOはい..。もうあの時は大変でしたね(笑)。コロナ禍になり、GUCCHONさんとは一時期毎日のように電話をしてましたよね。2020年になって、ダンスイベントが全て無くなり、僕のスタジオの発表会も開催することができなくなり本当に何も無くなったんです。SHIROFES.どころじゃ無かったのですが、でもここで何かしないとと思いました。スタジオの運営すらどうなるかわからない状況だったので、子供たちは僕たち以上に不安を感じてしまうんじゃないかと感じました。それに、このままダンスができない途切れた時間が続くと、ダンスを辞めてしまう子供たちも増えるかもしれないと思いました。そうすると、僕がこれまでやってきたことって何だったんだろう、とか考えるようになりました。 SHIROFES. 2020 オンライン開催の様子 そう言った危機感から、とにかく手探りでできることをやってみようと思いオンラインイベントを閃いたわけです。ただ、当時は参考にするイベントすらない中で、手前味噌で調べながらやるというか・・。結果としては、Instagramでバトルのエントリーを募ることで国内どころか、世界中から有名なダンサーも参加してくれたんですよね。 そうやってひとつずつ前に進むと今度は補助金で何かできないかなど、だんだんポジティブに考えることができるようになりました。やるしかない、前に進むしかないわけで。ただ、当時あの状況のなか一人でやっていたらSHIROFES.は辞めていたかもしれません。実際、行政からは開催中止と言われていたんです。2020年、なんとか無理やりオンラインでSHIROFES.を開催することができたのですが、その時に「大抵のことは何でもできる」と思いましたね。もちろん、自分一人では出来ないわけで、周りに様々な形で協力をしてくれる方々がいてくれて、そういった関係性がある限りは何でもできるんだなと思えたことは大きい収穫でした。GUCCHONさん含め、本当に感謝しています。 GUCCHONようわからん中でも、新しいことにチャレンジするワクワクの方が勝ってましたね。2021年にNOBUOが無観客で「SHIROFES.をやります!」って宣言をして、僕もそれがきっかけでOSAKA GET DOWNをやろうと思いました。とはいえ大阪も同じような状況だったので、最初は無観客で出演者のみの開催をしましたが、その時のダンサーのエナジーが物凄くて。OSAKA GET DOWNには“大阪で踊り続けていこうぜ”っていうメッセージが込められていて、逆境があってこそ生まれたイベントでした。NOBUOの熱があちこちに連鎖しているのは間違い無いと思うよ。 SHIROFES. 今年のSHIROFES.の見どころについて教えてください。 GUCCHONまず、いつの間にバトルが10種も増えていたことに驚きです。それだけで物凄い。こないだ、別のキッズバトルイベントでも感じたことですが、最近のキッズのレベルが本当にエグい。SHIROFES.では「NINJA」がキッズバトルとして開催されるので是非注目をして欲しいです。嬉しい悲鳴なんやけど、ジャッジがもうしんどいよな(笑)。よく、あそこまでのキッズが集まるバトルイベントになったと思うよ。子供たちが未来を創っていくから、そんな熱のある子たちが集まるバトルイベントのNINJAは今後どうなるのかも楽しみですね。僕自身も推していきたいコンテンツの1つです。 NOBUONINJAはエントリーキャンセル待ちが出るほど盛り上がるキッズバトルコンテンツになりましたね。そのほかのバトルも、あれよあれよとリクエストが増えて、実現していったら10種になっていました(笑)。そのおかげで、年齢や性別、ジャンルも結構網羅しているのでダンサーの誰もが参加できる環境になっているのではないかなと思いますね。いやぁ〜まぁ、これだけの量を行うことは正直結構大変ですが、もうやるしか無い精神で楽しんでいます。 GUCCHON大変やんなぁ、ようやるわ本当に(笑)。参加する身としては本当に有難い。ただただ色々な形でそれに応えたいと思うよ。 SHIROFES. NOBUOありがとうございます(笑)。あと見どころとしては“フェス感”ですね。元からクロスオーバーを意識してイベントを行ってきたのですが、SHIROFES.と名付けたわりに、“フェス”のことをよくわかってなかったんですよね。コロナ禍で改めて見直しました。色々なフェスに年に4〜5回は偵察というか、勉強をしに行くようになりました。ダンス関係だけではなく「音楽×食」的なフェスにもよく行きました。SHIROFES.が、ただのバトルイベントで終わらないようにフェス感も改良を重ねていると思います。今年はエアー遊具も登場します。もはやダンサーだけではなく、誰もが楽しんで参加することができるコンテンツが新たに追加されました。フードや物販なども屋台が出て盛り上がります。そうやって家族や友達などと一緒に“フェス感”を楽しんでいただけたらと思います。 SHIROFES. SHIROFES.はダンサーにとってどんな場所でしょうか? GUCCHONSHIROFES.は、ただのダンスイベントではないんですよね。海外で同じようなフェス系のイベントに参加するのですが、海外っぽいというのがイメージしやすいかもしれません。バトルをやっていても、少しステージから離れたらずっと音楽が流れているDJブースがある。その横にはフードエリアがあって、1日中ずーっと音楽の中で楽しめるんですよね。今年は170人くらいのゲストがいると聞いているけど、そういう人たちとも一緒に観客の皆さんも遊べるというか。SHIROFES.はバトルがメインの印象がありますが、最後はゲストダンサーたちによるショーケースで締めるんです。そのショーケースがまたどのチームも気合が入っているんですよ。僕たちは毎回大トリにしていただいているのですが、毎回良いモチベーションで臨めています。イベントを通じて、そう言った意味でもダンサー冥利に尽きるんですよね。とにかくダンスに興味がある方は一度来てもらいたいです。生きているうちに一度味わって欲しい。そんなイベントですね。会場で待ってるで!! NOBUO熱量高くありがとうございます(笑)。今年のSHIROFES.は、弘前公園内で行い観覧無料です。規模やコンテンツも更にパワーアップして皆さんに楽しんでいただけるよう準備をしています。GUCCHONさんと共にスタッフ一同お待ちしています! SHIROFES. あとがき9年前に始まったSHIROFES.も来年で10周年を迎える。「地元にダンスを根付かせたい」という想いと共に伴走をしてきたイベントは、今や日本を代表する国内唯一無二のダンスイベントと呼び声が高い。NOBUOさんとお話をしていると根底にいつも「地方で開催することの意義」「地元の子供達の未来創造」「ダンサーを1番に輝かせる」という想いがあることがわかる。GUCCHONさんに出会い感化された大学生が、今ではGUCCHONさんと共にイベントを創っている。そして、どんな状況でもダンサーを優先する姿勢を貫いている。きっと、数年後に地元の子供たちはこの偉大さに気が付き、それぞれの未来に向けて開花していくのだろう。ホンモノに出会うことは早いに越したことはない。いずれそれが自身の財産となる。その体験価値が味わえる場所を、青森県・弘前市で約20年に渡り、ダンスを通じて伝え続けている男の背中をこれからも追い続けたいと思う。そして何より、間も無く開幕するSHIROFES.2024が楽しみで仕方ない。 NOBUO岩手県出身。弘前大学ストリートダンスサークルA.C.T.に所属し、ダンスを始める。大学院修了後、2008年にダンススタジオ「FUNKY STADIUM」をオープン。2012年、弘前市で芸術舞踊に関する活動を発展させるため、「ひろさき芸術舞踊実行委員会」を設立。2016年、弘前城本丸にて大規模野外フェスティバルSHIROFES.を開催。2021年、国が主催する「スポーツ文化ツーリズムアワード2021」で SHIROFES.が国内最高賞「スポーツ文化ツーリズム賞」を受賞。自身もダンサーとして活動し続け、更には育成などにも力を注いでいる。ダンススタジオ事業・イベント事業、レッドブルジャパン(株)のダンスコンテンツプロジェクトディレクターも務める。2023年10月より弘前大学大学院博士課程に進学。「カルチャーに対する熱量が及ぼす影響について」をテーマに研究も行っている。 GUCCHONPOPの世界チャンプとして日本をレペゼンし続け、それに留まらず常に音楽とのシンクロを追及し、即興性、創作性を大事にしている。独自の感性で「ダンス」として表現するGUCCHON。国内外問わずバトル優勝、ジャッジとしても活躍し、POPバトル、FREESTYLEバトルとジャンルの垣根を飛び越え、すべての人が驚愕する踊りを見せてくれる「本物のダンサー」である。〜経歴〜JUST DEBOUT POPPIN 2on2 WORLD FINAL2007 準優勝・2008 優勝・2009 準優勝・2011 優勝 Co-thkoo[フランス]JUST DEBOUT POPPIN 2on2 WORLD FINAL2007 準優勝・2008 優勝・2009 準優勝・2011 優勝 Co-thkoo[フランス]JUST DEBOUT WORLD TOUR JUDGE 2010[世界12ヶ国]UK BBOY CHAMPIONSHIP WORLD FINAL POP BATTLE 2008 優勝[イギリス]WORLD DANCE COLLOSEUM POPPIN 2on2 WORLD FINAL 2009・2011 優勝[日本]DANCE @LIVE JAPAN FINAL FREESTYLE BATTLE 2009・2011 優勝[日本]OLD SCHOOL NIGHT POP 1on1 2012 優勝[日本]LKS INTERNATIONAL POPPIN BATTLE 2012 優勝[フランス]KEEP ON DANCING in USA CREW BATTLE 2013 優勝[アメリカ]SDCJ POP SOLO BATTLE 2013 優勝[日本]WORLD STREET DANCE POP BATTLE部門 2013 優勝[フランス]WORLD STREET DANCE 総合優勝日本チーム 2013[フランス] 【開催概要】名称: SHIROFES.2024 目覚めろ、個性。燃え上がれ、弘前。日時: 2024年6月28日(金) 17:00開場/20:30終演 2024年6月29日(土) 9:30開場 /20:30終演 2024年6月30日(日) 9:30開場 /20:30終演会場: 弘前公園 市民広場(〒036-8356 青森県弘前市下白銀町1)費用: 観覧無料。※バトルエントリー費、ワークショップ参加費は別途費用がかかります。※雨天決行。警報が出た場合は弘前市民会館にて、 内容を変更して開催する場合があります。 ■主催一般社団法人Performing Arts Community※一般社団法人Performing Arts Communityとは芸術舞踊に関する活動を青森に根付かせ、多くの人々に芸術舞踊に親しみ、理解を深めてもらうため発足した団体。ダンサーに発表の場を作るという思いから始めた舞台公演やダンスフェスティバルなど弘前を中心に精力的に活動しています。 ■後援弘前市/弘前市教育委員会/青森放送/青森テレビ/青森朝日放送/陸奥新報/東奥日報/毎日新聞青森支局/読売新聞青森支局/エフエム青森/FM アップルウェーブ/津軽新報社/弘前ハイヤー協会/弘前市旅館ホテル組合/公益社団法人弘前観光コンベンション協会/弘前経済新聞/一般社団法人アーバンスポーツ&コミュニティー
-
bmx白熱の戦い!「CHIMERA GAMES BMX STREET BATTLE」イベントレポート2024.06.205月18日から19日に東京・お台場で開催された「CHIMERA GAMES Vol.9」では、最高無類の遊び場をテーマに、幅広いコンテンツで子供から大人まで多くの方を楽しませた2日間となった。その中でも今回初開催となった「BMX STREET BATTLE」では予想外なドラマの連続が繰り広げられた。 近年注目を集めるBMXの中でも、世界的に最も愛好者の多いジャンルと言われるBMXストリート。今回のステージでは、両端のバンクとクォーターの間に変幻自在の「SUBROSA STREET RAIL」が点在し、中央にはCHIMERAオリジナルセクション「KINKY TAIL」が設置された。 ©︎CHIMERA Union このセクションは「CHIMERA」の由来である神話に登場するキマイラの尻である蛇をモチーフとし、いわばバンクやカーブボックスの要素を合わせもった合成獣といったところか。この一筋縄ではいかないセクションで、己の持ち味を最大限に引き出せるかが腕の見せ所となった。 ©︎CHIMERA Union ©︎CHIMERA Union Day1は、初夏の日差しが照りつける中、総勢31名のライダーが集結し、個性豊かなライディングで会場を沸かせてくれた。その中で、オープンクラス予選を勝ち抜いた8名が決勝へ駒を進め、今回の見どころでもあるDay2のトーナメントに出場することができる。 ©︎CHIMERA Union ©︎CHIMERA Union 今回、BMXストリートでは初の試みとなるバトルフォーマットは、制限時間5分間の中で1対1の対決となり、審査員4名によって「難易度」「完成度」「オリジナリティー」「バリエーション」「リスク」が総合的に評価された。その場で赤または白の旗があがり、即座に勝敗が決まることで見ているお客さんも一目瞭然の結果となる。 ©︎CHIMERA Union 熾烈なトーナメントを勝ち抜き、決勝戦に勝ち上がったのは、いぶし銀なライディングに定評のある西東京在住の大霜優馬と、優勝を狙い福岡から参戦した上田崇人。奇しくもお互い22歳の同い年、幼い頃から切磋琢磨しあう国内トップライダー同士の対決となった。 大霜優馬のライディング ©︎CHIMERA Union 誰よりも速いスピードでセクションに攻め込む大霜は、ペグのみならず、BBやクランクをつかったグラインドを次々にメイク。ブレーキを巧みに操った玄人好みのトリックは、観客の皆さんも「何かが違う」と感じたのではないだろうか。 上田崇人のライディング ©︎CHIMERA Union 対する上田の決勝のランでは、KINKY TAILでの「フィーブルグラインド to マニュアル180」といったテクニカルなコンビネーションを着実にメイク。さらにはKINKY TAILからSTREET RAILに飛び乗り、前後交差のペグをグラインドさせる「クリスクロス」というハンマートリックもメイクし、両者一歩も譲らない攻防戦。 会場を盛り上げてくれたライダーたちのライディングや手に汗握るバトルの模様は、是非ハイライトムービーをご覧ください。果たして優勝はどちらの手に?! https://youtu.be/5bzDGgKkXM8?si=NX85vkZftJQofuq8 Film&Edit By MOTO-BUNKA
-
surf応援してくれる皆さんと目指す世界ランキングTOP8。プロロングボーダー浜瀬海「WLT」への挑戦2024.06.09マリンスポーツとしてまたカルチャーとして根強い人気を持つ「サーフィン」。昨今は競技としても注目されているこのスポーツだが、その中でも「ロングボード」という現在競技人口も競技レベルも世界的に向上している種目にて、今シーズンに世界最高峰の舞台である「WLT(ワールドロングボードツアー)」へ挑戦するプロサーファーを知っているだろうか?それが現在2年連続のJPSAグランドチャンピオンであり、国内で圧倒的な強さを見せている浜瀬海(はませ・かい) 選手だ。日本が世界に誇るトップロングボーダーの一人である彼は、本ツアーにて日本人男子選手として前人未踏である世界ランキングTOP8を目指す。そして「ロングボード」業界からさらに多くの日本人選手が海外へ挑戦できるきっかけを作るため、また一般社会にて国内に多くの将来有望なサーファーたちがいることを認知してもらうために、彼が自分の挑戦に重ねて今回トライするのが「クラウドファンディング」だ。 クラウドファンディングに挑戦する経緯と想い 世界に通用する日本人選手たちが金銭事情により海外への挑戦を諦めている現実 自分自身も、海外の試合を転戦するには出場費以外に遠征費や宿泊費がかかることから、仕事とサーフィンを両立した上で活動していくことに不安があり、ずっと海外転戦を躊躇していました。一方でロングボードの世界最高峰の大会である「WLT」に出場する権利を初めて獲得する事ができたのは、スポンサー様のご支援や友人の支えがあったからです。しかし、世界へ挑戦し続けていくにはまだまだ資金が足りないというのが現状です。そして私をはじめ、国内には海外選手と戦えるレベルがあるにも関わらず、金銭的な事情で世界へ挑戦できない選手がいるということも日本のサーフィン業界の状況です。そのためこのような形で皆さまのお力をお借りして、一人でも多くの日本人選手が海外で活躍することで、日本の強さを世界に広げていけると強く思っています。 このプロジェクトで挑戦すること このプロジェクトで挑戦したい事は世界最高峰のロングボードコンテスト、WLTへの挑戦です!今年2024年7月、8月、9月、10月の4ヶ月にわたり海外で開催される世界最高峰のロングボードサーフィンのコンテスト出場権を獲得し、アジア代表として世界へ挑戦します。長年自分の夢であった「WLT」への切符をやっと手に入れることができました。しかし本ツアーを転戦するにあたり、想像以上の時間と遠征費用がかかることが現在の課題となっています。 世界最高峰の舞台で結果を残すために必要なのは練習時間 現在、自分はサーフィンスクールを仕事にしながら生活しています。この話を聞いて「サーフィンスクールをしているのならサーフィンの練習ができるのでは?」と思う方もいらっしゃると思いますが、レッスン中はスクール生の上達の場であり、自分の練習の場ではありませんし練習を兼ねて波に乗ることはありません。さらに自分のホームポイントである(湘南)平塚海岸は残念ながら潮の満ち引きにより1日中サーフィンができる環境でないことも練習不足に影響しています。 その一方で、海外と日本を比べると日本の波はビーチブレイクが短く、どれだけその波で練習していたとしても、ビーチブレイクの長い海がある外国とは環境が大きく異なるので海外選手には勝てないです。また国内の中でも比較的に波の長いポイントを求めて移動し、練習することも可能ですが時間や交通費がかかります。高い費用をまかなうために、日本国内と海外の試合を転戦しながら仕事をしていくことは、経験値にはなりますが現役プロサーファーの自分にとって練習不足の原因になります。そのため世界最高峰の環境が揃っている海外の練習は、試合と同等に必要不可欠なことであると考えています。 そこで「WLT」にて各試合を勝ち抜いていくために、1日でも早く現地入りして練習したいという思いからこのプロジェクトを立ち上げました。是非皆様のご支援をいただきたく存じます。 クラウドファンディング内容 目標金額:300万円資金の使い道・渡航費用・現地滞在費・大会参加費用・リターン制作費・人件費 (カメラマン)・リターン発送費・レンタカー代 ・クラウドファンディングサービス手数料 (17%+税) リターンの紹介 ① Hamakai fin 一本一本、丁寧に仕上げるmade in japanの技術に、浜瀬海のフィンに対する構築された、知識全てが入った浜瀬海シグネチャーのオリジナルフィン。考案からかなりの時間を費やし今年2024年から始動開始。※現在入手はクラウドファンディングのみとなっております。 Hamakai fin 2種類展開 (オリジナルフィンケース付き) 一口 ¥35.000 モデル: Talented サイズ: 10 ロゴカラー 白 or 黒Talentedは先が細いので、ターンしやすく不規則なビーチブレイクでもコントロールがしやすいモデルです!ノーズライディング時も安定感が良く、オールラウンドに楽しめます! モデル: Floating current サイズ: 9.5ロゴカラー 白 or 黒Floating current はベース幅が広く、直進性に優れている為パワーのない波でもスピードのあるライディングができます。ハングファイブ〜ハングテンのセクションでは、最高のホールド感を感じるでしょう!厚みを抑えたデザインでフレックス性に優れ、しっかりとピポットターンもできるデザイン。 両モデルともに様々なコンディションでテストを重ねて完成した自信作です。 ② Hamakai ステッカー 一口¥2.000 (大きさ 縦15cm×横10cm) ③ オリジナルTシャツ Hamakai fin×Billabong オリジナルTシャツ 一口 ¥10.000 (S.M.L.XL)※クラウドファンディング限定アイテムです! ④Destination×Hamakaifin コラボキャップ コラボキャップ 一口 ¥10.000 (サイズ56cm~60cm)※クラウドファンディング限定アイテムです! ⑤Destination バスタオル 浜瀬海サイン入りバスタオル 一口 ¥10.000 ⑥浜瀬海とのマンツーマンサーフスクール 一口 2時間¥35.000 ⑦メールで動画2本添付で返信スクール 一口 ¥20.000 ⑧WLTコンテスト期間作成のYouTubeのエンディングロールへ「special thanks」ネーム記載 WLT時作成のYouTubeのエンディングロールへのspecial thanksとして名前、会社名を記載 一口 ¥50.000 ⑨WLTコンテスト期間中、企業スポンサー様 サーフボードに企業ステッカーを貼る+SNSでの宣伝 一口 ¥200.000 最後に 最後まで読んで頂きありがとうございます。世界の選手と戦える今回のチャンスは大きな挑戦です。大きな目標を叶えるために全力で頑張ります!皆様のお力、ご支援のご協力を宜しくお願い致します。 <募集方式について> 本プロジェクトは「CAMPFIRE」にてAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も計画し実行しリターンをお届けします。クラウドファンディングのリンクは本記事末に添付しております。 浜瀬海プロフィール 1997年5月28日生まれ。神奈川県平塚市出身のプロサーファー。5歳からサーフィンをはじめ、2009年に出場した「THE SURFSKATERS」で最年少チャンピオンとなる。2012年、14歳にしてショートボードでプロデビュー。国内外のツアー(JPSA / WQS / ISA)に出場を続け、2017年にプロロングボーダーに転向。初年度でJPSAグランドチャンピオン、そしてルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いた。2022年〜2023年と2年連続でJPSAグランドチャンピオンとなり、迎えた2024年ではLQSで好成績を残しWLTへの出場資格を獲得した。スポンサーはBillabong、Kanaloajapan、rockdance、sidecanyon、YNSF、vonzipper、destination、freestretching、haircalifornia、futures、haircalifornia、greengravityground、Skim One、S.S.T-C 株式会社 【競技実績】2017年「JPSAロングボード部門グランドチャンピオン」 「JPSAロングボード部門ルーキー・オブ・ザ・イヤー」2018年「JPSAロングボード部門グランドチャンピオン」 「WSL Men’s Longboard Tour LT #2 Volte Wetsuits Men’s Pro」5位 「WSL Rincon 50 Surf Fest」3位2019年「2019 ASIAN SURFING CHAMPIONSHIPS」2位 「2019 BIARRITZ FRANCE ISA WORLD LONGBOARD CHAMPIONSHIP」17位2020年「Noosa Festival of Surfing」Mens Open,Mens Logger Proともに3位2022年「JPSAロングボード部門グランドチャンピオン」2023年「JPSAロングボード部門グランドチャンピオン」 「Siheung Korea Open LQS」優勝2024年「La Union International Pro LQS」2位 「Baler International Pro LQS」2位
-
doubledutch歴史的偉業! 日本のダブルダッチチーム “HARIBOW” がゴールデンブザーを獲得!『ブリテンズ・ゴット・タレント』2024.05.27世界的に有名なテレビオーディション番組『ゴット・タレント』。その影響力は各国に広がっており、昨年には日本発の『ジャパンズ・ゴット・タレント』も放送が開始され話題になった。 そして今年2月、日本のダブルダッチチーム「HARIBOW」(ハリボー)が、イギリスで行われている『Britain's Got Talent』(ブリテンズ・ゴット・タレント、以下 BGT)の予選に出場し、ダブルダッチのパフォーマンスを披露。その結果、BGTでは初となる “オーディエンス ゴールデンブザー”を獲得する最高の形で予選を通過! きたる今月27日から全6日間にわたって放送されるテレビショーに出演し、番組内で行われる準決勝・決勝に挑むこととなった。 2月の予選出場時の一枚 / 本人提供 Britain's Got Talentとは先述した通り、世界規模で行われるオーディション番組。各国にも“ゴットタレント”の名がつく番組が存在しているが、このBGTこそが本家だという。 番組を放送しているITVはイギリス最大の民放局といわれ、国内はもちろん、YouTubeやSNSなどに掲載された映像は全世界へ拡散されていく。 世界的な歌手・スーザンボイル氏も、実はこのイギリスで行われたBGTで優勝したことがキッカケで有名となるなど、出演することで世界中からの注目を集めることとなるBGT。昨年にはお笑い芸人・とにかく明るい安村氏が“トニー”としてBGTに出演し、一躍世界からの注目を集めた。 なおこのBGTで優勝すると、英国王室関係者も出席する募金イベント『ロイヤル・バラエティー・パフォーマンス』への出場と、25万ポンド、日本円にして約4900万円(※執筆日時点)が贈られる。 HARIBOW 今回HARIBOWは、1万組から200組に絞られる映像提出の予選審査を通過したのち、今年2月に開催された現地イギリスでの予選に出場。そしてこの予選でHARIBOWは、BGTの歴史で史上初となる「オーディエンス ゴールデンブザー」を獲得する偉業を達成。 そもそも「ゴールデンブザー」とは、これを獲得することで、制度としては審査員選考が免除され、準決勝進出が確定するというもの。しかしそれ以上に「審査員にとって最も印象に残った演技に対する最高評価をしたい」という意思表明や、「観客に称賛された参加者の象徴」という、極めて重要な意味合いがある。 そして今回の「オーディエンス ゴールデンブザー」はBGTの10年以上の歴史で初となる制度。HARIBOWのパフォーマンスを見た観客たちが「ゴールデンブザーを押してくれ!」と一体となって訴えかけたことでブザーのボタンが押されるという、歴史的偉業ともいえる事態が生まれた。 https://youtu.be/lvGuKBRG0tY?feature=shared “オーディエンス ゴールデンブザー”の瞬間 世界最高峰と言われる日本のダブルダッチは、音楽と動きを緻密にシンクロさせるスタイルが特徴と言われ、数々の世界大会でも上位を独占するほど独自の発展を遂げている。 世界大会三連覇を成し遂げた日本を牽引するプロチーム「REG☆STYLE」 個人戦においても日本選手が世界をリード 過去には、2015年にアジアズ・ゴット・タレントへ日本のダブルダッチチーム『alttype』が、2022年にはアメリカズ・ゴット・タレントに『Waffle』が出演したことからも分かるように、日本のダブルダッチはパフォーマンスとしてもトップクラス。 HARIBOWもいわゆる“音ハメ”や動きの緩急、そしてメンバーそれぞれが持つ特技を最大化させた見応えのあるパフォーマンスで、これまでの2組も成し得なかった“ゴールデンブザー”を獲得。日本のダブルダッチをより一層世界へ広める契機となった。 2月の予選時点ではメンバー全員が大学生で、最年少のメンバーは現在も大学4年生と、20代前半の若手メンバーで構成されているというHARIBOW。世界へ向け日本のダブルダッチを広めていくべく、目指すはもちろん「優勝」の2文字だ。 一方、ダブルダッチ・シングルロープを含む「ジャンプロープ」自体も、今年7月にアジア選手権、翌年には世界選手権が神奈川県川崎市で催されるなど、名実ともにジャパニーズスタイルが業界内外共に評価され、熱狂の渦の“中心”となっている。 ダブルダッチと出会い、ひたむきに駆け抜けてきた道の先にあった新たな扉。そこには思わぬ未来が広がっていた。ダブルダッチ、ひいてはストリートシーンの歴史に、また新たな1ページが刻まれようとしている──。
-
surf美しい海岸線を守る 種子島クリーンプロジェクト【SAVE THE SEED IN TANEGASHIMA 】第二回目が開催2024.05.24海と宇宙を繋ぐ種子島。地元の方や子供達と一緒にJAXA種子島宇宙センター竹崎海岸展示館下でビーチークリーン。みんなの海をみんなで美しく。 2024/06/08(土)世界海洋デーに鹿児島県種子島南種子町、竹崎海岸展示会下にて種子島を舞台にしたビーチクリーンプロジェクト「SAVE THE SEED IN TANEGASHIMA」の第二回目が開催される。 本企画はラジオDJであるnico氏が種子島ビーチの美しさや人の温かさ、食文化の豊さなどに魅了され、美しい種子島のビーチを持続可能なものにしていきたいと思ったことがキッカケで立ち上がったプロジェクト。地域社会や地元企業との協力を通じて、海洋ゴミ問題の解決策を見つけ、種子島の美しい海岸線を守る活動を展開する。 前回開催の様子 ビーチクリーンの様子 2023年11月23日(木)に鹿児島県 南種子町の竹崎海岸にてSAVE THE SEED IN TANEGASHIMAの第一回が開催され、快晴の空の下、地元の方、JAXA職員の方、そして沢山の子供達など約80名が集まりビーチクリーンが実施された。 多くのゴミを集める参加者 ビーチクリーンを行った竹崎海岸はJAXA管轄の砂浜となるが、観光客で賑わう種子島でも人気のビーチ。しかし種子島の中でも漂流物が多い海岸と言われており、1時間かけてゴミを集め、軽トラック2台分と役場の方にお任せした魚網など合わせて合計300キロの漂流物を取り除いた。 (左から)発起人 nico、JPSA2019グランドチャンピオン 地元の須田那月さん、ボディーボーダー岡澤未來選手、プロサーファー須田喬士郎選手、プロサーファー/フィルマー 和光大選手 ゴミ拾い、ゴミの洗浄作業が終わった後、サーフィンのエキシビジョンを実施。エキシビジョンにはビーチクリーンにも参加してくれた JPSA2019グランドチャンピオン 地元の須田那月さん、ボディーボーダー岡澤未來選手、プロサーファー須田喬士郎選手、プロサーファー/フィルマー 和光大選手が、それぞれライディングを披露し、見ていた子供達を盛り上げた。 SAVE THE SEED IN TANEGASHIMA日本有数のビーチを持つ種子島。リラックスと癒しの場所でありながら、漂着物などによる海洋ゴミ問題が年々深刻化している。地域社会が連携し、解決策を見つけるためのプロジェクト「Save the Seed」は、地域コミュニティや地元の企業と協力し、環境に関する新しい知識を学びながら、種子島の美しい海岸線を守ることを目指している。 nico プロフィール nico's Message何度も訪れている種子島にいつも魅了されます。そこで、「もし島に打ち上げれれる漂流物を少しでも減らすことが出来たら環境保全に役立ち、島の魅力が最大限活かされるのではないか」と確信しています。みなさんと一緒に1つでも多くのゴミを捨って種子島の美しいビーチを守っていきたいです。 nico ROFILEラジオとサーフィンをこよなく愛するラジオDJ。国内外のサーフィンコンテンストの実況者としても知られる。また、プランドのイベントやメティアアワードのMCとしても活躍。NSA JUDGE CLASS A取得者。 開催概要 日時:2024年6月8日(土)午前10時(集合9:30)~午前12時場所:鹿児島県種子島南種子町 竹崎海岸展示会下参加費:無料発起人:nicoメディアパートナー:FINEPLAY主催:Save the Seed実行委員会協賛 : ALLIE(株式会社カネボウ化粧品)、アルコインターナショナル株式会社後援:鹿児島県、西之表市、中種子町、南種子町、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)<当日の活動>海岸の清掃:ビーチクリーンで回収したゴミを参加者自身がリサイクルの可否に応じて細かく分別する。環境教育プロジェクト・サーフィン体験会:「海との触れ合い」をテーマに、サーフィンの体験会を実施。対象:小・中学生のサーフィン未経験者(最大12名)参加申し込み方法:「Save the Seed サーフィン体験」と記載したメールをSeed Surf(seedsurfboards@gmail.com)に送信 募集期間:~2024年5月31日(金)
新着記事
-
surf世界海洋デーに開催 「Save The Seed Vol.2」レポート2024.06.286月8日が何の日かご存知か?その答えは「世界海洋デー」。2009年に国連が制定した国際デーで、海と人との繋がり、海の大切さ、そして海を守る方法などを考える日なのだ。 今年は、ちょうど週末の土曜日が重なり各地で海にまつわるイベントが企画されるなか、鹿児島県・種子島南種子町の竹崎海岸で開催されたのがビーチクリーン・アクティビティ「Save the Seed in TANEGASHIMA vol.2」だ。 https://youtu.be/bfkxu8IWF5w 本企画の中心となったnico氏と実行委員メンバー 本企画はラジオDJであるnico氏が中心となり、美しい種子島のビーチを持続可能なものにしていくことを目的に始まったプロジェクト。世界海洋デーに合わせ、漂着物などによる海洋ゴミ問題が年々深刻化しているエリアの清掃活動と、ウェルビーングな体験イベントを開催。 昨年11月に開催された第1回目の規模と内容がアップグレードしたものとなった。そしてSave The Seedの活動に賛同してくれたヒップホップMCでアーティスト、そしてサーファーとしても知られるPES氏の姿もあり参加者たちを驚かせた。当日ビーチクリーンを行った竹崎海岸はJAXA(宇宙航空研究開発機構)の管轄の砂浜。 PES氏(中央) 今回はJAXAが正式に後援となり、地域住民、JAXA職員をはじめとする地域企業・団体の人々、約100名が集まり海岸清掃を実施。あいにくの空模様で、しだいに小雨がぱらつき風が強まってきたものの、参加者全員が真剣かつ楽しそうにコミュニケーションを取りながら漂流物を回収しているのが印象的だった。 発起人nico氏 約1時間の作業で500kgもの海岸漂着物を回収。軽トラック3台の荷台が山積みになったほどだ。その後、付着した砂などを洗浄し、リサイクルの可否などにあわせて分別作業を実施。 その後有志でリサイクルセンターなどの施設へ運搬。ゴミ拾いから処分まで、一気通貫で行うのもSave The Seedの特徴だ。 「SEED SURF」のサポートによるサーフィン体験 また、ビーチクリーンのあとに地元サーフショップ「SEED SURF」のサポートのもと、小・中学生のサーフィン体験会を実施。やや強めだがオフショアで整ったスモールサイズの波はビギナーのレッスンに最適なコンディションだ。 パドルのコツなどの講習をビーチで行い、いざブレイクへパドルアウト。ちょうど雨足が強まってきたが、キッズたちには関係なし。 先日JPBAプロ公認を得た岡澤未来をはじめとするアップカミングなサーファーや地元の方たちの指導のもと、すぐにテイクオフとスタンディングができる子も。海から上がってくるなり「めっちゃ楽しい!」「サーフィン続けるね!」といった声が。最後に参加者全員で記念撮影を終えて大団円を迎えた。 Hydro Flask そして今回、Save The Seedの活動に共鳴するように、2つのブランドがイベントをサポート。ひとつが、使い捨てプラスチック製品の代替として再利用可能な容器の使用推進、地球環境保全活動を支援する〈Hydro Flask®(ハイドロフラスク)〉。 ALLIE もうひとつが「Think Sustainability Action」として環境DAY に合わせてサステナブルな活動やイベントを実施している日やけ止めの<ALLIE(アリィー)>だ。 製品の使用による日常生活での洗い流しやレジャー時の環境流出を考慮。水環境リスク評価済みで、生態系への影響が懸念されないビーチフレンドリー処方がポイント。さらっと塗り心地がよいのが特徴で、みずみずしいテクスチャーでツヤ肌に仕上がる点も見逃せない。 こうしたプロダクトを積極的にチョイスすることに現代の、あるいは本質的な豊かさのヒントを見出せるのではないだろうか?SDGs17の目標の14番目に「海の豊かさを守ろう」が掲げられているように、海洋環境やその生態系に対する問題は地球規模でアクションを起こさなければならないことだ。 Save The Seedの活動は、ますます積極的になることを予感させる。イベントの翌日instagramのアカウント(@savetheseed2023)が誕生しれたことが、その新しい一歩かもしれない。 開催概要 場所:鹿児島県種子島南種子町 竹崎海岸展示会下参加費:無料発起人:nicoメディアパートナー:FINEPLAY主催:Save the Seed実行委員会協賛 : ALLIE(株式会社カネボウ化粧品)、アルコインターナショナル株式会社後援:鹿児島県、西之表市、中種子町、南種子町、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)<当日の活動>海岸の清掃:ビーチクリーンで回収したゴミを参加者自身がリサイクルの可否に応じて細かく分別する。環境教育プロジェクト・サーフィン体験会:「海との触れ合い」をテーマに、サーフィンの体験会を実施。対象:小・中学生のサーフィン未経験者
-
others見て、聴いて、体験して楽しむアーバンスポーツの祭典『J-Burning NAGOYA×NINJAGAMES』名古屋駅で初開催決定!2024.06.28公益社団法人 名古屋青年会議所(名古屋市中区)、株式会社ジェイアール東海エージェンシー(名古屋市中村区)は、体験型アーバンスポーツイベント『J-Burning NAGOYA×NINJAGAMES』を2024年7月7日(日)にJR名古屋駅の駅前広場「タワーズガーデン・タワーズテラス」にて初開催される。 J-Burning NAGOYA×NINJAGAMES 概要 【主催】 公益社団法人名古屋青年会議所【共催】 株式会社ジェイアール東海エージェンシー【特別協賛】 ウエスタンデジタル合同会社【協力】 中京テレビ放送株式会社/西尾レントオール株式会社/51works株式会社【後援】 名古屋市/名古屋スポーツコミッション【日時】 2024年7月7日(日)11:00~20:00【会場】 JR名古屋駅前 タワーズガーデン・タワーズテラス(名古屋市中村区名駅1-1-4)ステージイベント・体験会ともに無料でご参加いただけます。 アーバンスポーツとはスケートボード、BMX、パルクール、スラックライン、ブレイキンなど、都市空間を用いて行われるスポーツ。ファッションや音楽、映像などとともに観客を魅了するパフォーマンスが特長で、新たなスポーツの価値を創造し、地域の魅力を向上させるものとして期待されている。 イベント内容本イベントは、「見る」「聞く」「体験する」の3つのテーマを通じてスケートボード、BMX、パルクール、スラックラインといったアーバンスポーツの魅力をフェス形式にて伝えていく。 <NINJAGAMES SHOW> パルクール、スラックライン、トライアル、スケートボード、BMXのトップアスリートによるアーバンスポーツ競技混合ショータイムを開催します。圧巻のパフォーマンスに期待だ。 <アーバンスポーツ異種混合戦> 名古屋を中心に活躍するスケートボード、BMX、パルクール、スラックラインの各選手が出場する異種混合戦トーナメントを開催。観客参加型の採点により、最強の選手を決める白熱したバトルを繰り広げる。 <アーバンスポーツ体験会> 会場内にはスケートボード、BMX、パルクール、スラックラインのトップアスリートたちが講師となる体験会を開催。どなたも無料で気軽に参加いただけます。 スケートボード講師伊藤 弘憲氏 BMX講師勅使川原 大地氏 パルクール講師木本 登史氏 スラックライン講師細江 元気氏 スラックライン講師細江 樹氏 ※事前予約・当日予約制(事前予約フォームにて) <飲食ブース> スイーツやフード、ドリンク等の飲食メニューを販売。ショーや体験の合間にぜひお楽しみください。 ※イベントの内容、期間、時間等は予告なく変更する場合があります。※画像はイメージです。
-
dance日本勢が2大会連続で表彰台を独占「オリンピック予選シリーズ ブダペスト大会」日本のAmiとオランダのLeeが優勝2024.06.27長きに渡ったオリンピック予選が遂に決着! 7月26日から8月11日にかけて開催されるパリオリンピック2024。そのパリ五輪で新種目となり注目を集めているブレイキン。日本からは、昨年のアジア大会で優勝したShigekixが既に内定を決めている。このパリオリンピックの出場権をかけた世界最終予選となる「オリンピック予選シリーズ(以下:OQS)」の二戦目、ブダペスト大会が、ハンガリー・ブダペストにて2024年6月20日(木)~6月23日(日)の4日間にわたり開催された。パリオリンピックへの出場権は、男女各16名で各国上限は2枠。現時点では昨年の世界選手権優勝者1枠、各大陸王者の5枠が既に決定済み。そして開催国フランス1枠、国際オリンピック委員会(IOC)などが割り当てるユニバーサリティ2枠はOQS後に確定する。残る7枠は前回の上海大会と今回のOQSでの上位7人に与えられることが決まっている。(順位によってポイントが与えられ2大会の合計で確定する) 最後まで大混戦となった日本代表争い photograph by haru_graphics 前回の上海大会の結果により、女子はランキングの1位〜3位までを日本勢が独占。ブダペスト大会の結果によって、日本勢の中での上位2名が代表枠を獲得することが出来る。男子は前回大会をHIRO10が3位、ISSINが8位でフィニッシュ。既に昨年のアジア大会で優勝したShigekixが内定を決めているため、HIRO10とISSINがどちらも上位7名に入ったとしても、2大会の合計ポイントが上位の1名のみが代表枠を獲得出来る状況であった。今大会でも日本勢は安定の強さを見せつけ、男女全5選手がTOP8まで駒を進めた。予選から各国の代表選手と戦うこともあり、決して楽な戦いではなく、特にTOP16でのラウンドロビン(グループ別の総当たり戦)では、国際大会での実績をもつ強者相手に多くのラウンドを戦う必要があり、日本代表勢はとてもタフな戦いを勝ち抜き、一人も欠けることなく準々決勝に進出した。 HIRO10が2大会の合計ポイントでISSINを上回りオリンピック代表に内定 photograph by haru_graphics 男子はHIRO10が準々決勝でオランダのLEEと対決。前回大会の王者に対して、ラウンド1はジャッジの全票を獲得する9-0で勝利したが、残るラウンド2、3をLEEに取られてしまい惜しくも敗退。今大会の最終順位を6位でフィニッシュし、残るはISSINの結果を待つのみとなった。ISSINは、TOP16のラウンドロビンで前回王者のLEEに勝利、準々決勝ではアメリカのGRAVITYを3-0で破るなど、世界の強豪を相手にしっかりと自分の力を発揮し準決勝まで勝ち上がった。準決勝は過去に世界大会での優勝経験を持つカザフスタンのAMIR。ISSINがこのバトルに勝利すれば、2大会合計のポイントがHIRO10を上回るため、ISSINが日本代表枠を確保。もしも準決勝敗退となれば、HIRO10がオリンピック代表に内定するというシチュエーションだった。ISSINはAMIRを相手に、完璧なファーストムーブを見せ9-0で1ラウンド目を獲得したが、続く2ラウンド目、そして最後の3ラウンド目では体力の限界もあったのかクラッシュ(技の失敗)も際立ち、スコア1-2でAMIRの勝利が勝利。これによって、2大会の合計ポイントは、HIRO10が76ポイント、ISSINが71ポイントで、僅かにHIRO10がISSINを上回り日本代表内定を決めた。ISSINは悔しさを見せながらも、その後の3位決定戦でも登場し、最後の最後まで全力プレーで自らのスタイルを表現。この数年のRoad to Parisの集大成ともいえるムーブを見せ、オリンピックへの挑戦に幕を閉じた。 photograph by haru_graphics 日本女子の強さを世界に知らしめたオリンピック予選シリーズ photograph by haru_graphics 女子はAYUMI、AMI、RIKOの3名が順調に準々決勝を勝ち抜き、前回同様にTOP4のうち3名が日本人という結果になった。準決勝ではAYUMIが、フランスのSYSSYに2-1で勝利し決勝進出を決めた。この段階でAYUMIは2大会の合計ポイントが上位7人に入ることが確定し、オリンピック日本代表枠を獲得。残るひと枠は、日本人対決となった準決勝のAMI対RIKOの勝者が獲得する状況となった。上海大会のリベンジを果たしたいRIKOであったが、世界大会での数多くの実績と経験を持つAMIの強さに圧倒され3-0で敗れた。RIKOはこの1年間で最も成長した日本人選手の一人。このRoad to Parisでの経験を活かして、これからの日本ブレイキンシーンを引っ張っていくような存在になっていくであろう。準決勝を勝ち上がった、AMIとAYUMIがパリオリンピックの日本代表に内定。決勝は上海大会と同じカードとなり、ブダペスト大会はAMIがAYUMIを破り見事リベンジを果たして優勝した。判定の瞬間はAMIとAYUMIが寄り添って肩を組みながらジャッジ結果を待つ様子もあり、両者から長きに渡るオリンピック予選の達成感が伝わるような決勝戦となった。そして、2大会連続で1位から3位が全て日本人選手という、チームジャパンとしては最高のオリンピック予選シリーズの締めくくりになった。 photograph by haru_graphics オリンピックシリーズ結果 ※上海大会・ブダペスト大会の合計ポイント 男子1位:LEE(オランダ)2位:HONGTEN(韓国)3位:HIRO10(日本)4位:LITHE-ING(中国) 女子1位:AMI(日本)2位:AYUMI(日本)3位:RIKO(日本)4位:SYSSY(フランス) オリンピック予選シリーズでパリオリンピックに内定した選手 photograph by haru_graphics 男子:LEE(オランダ)、HONGTEN(韓国)、HIRO10(日本)、LITHE-ING(中国)、JEFFRO(アメリカ)、AMIR(カザフスタン)、MENNO(オランダ)、QUAKE(台湾)、KUZYA(ウクライナ)、LAGAET(フランス) 女子:AMI(日本)、AYUMI(日本)、RIKO(日本)、SYSSY(フランス)、LOGISTX(アメリカ)、YING ZI(中国)、KATE(ウクライナ)、ANTI(イタリア)、VANESSA(ポルトガル)、STEFANI(ウクライナ)、SENORITA CARLOTA(フランス) 上海大会に続き、TEAM JAPANのサポートを実施 【ビクトリープロジェクトが選手サポートの一環として『パワーボール』を提供】 オリンピック予選シリーズ (OQS) ブダペスト大会では日本人選手たちが最高のコンディションで試合に臨めるように、「ビクトリープロジェクト」が帯同・サポートしている。 特に大会期間中は、「補食」を通じて選手のコンディショニングをサポート。サポート活動である「ビクトリープロジェクト」から生まれた栄養プログラムが「勝ち飯」だ。 「勝ち飯」は目的をかなえるカラダづくりに役立つ栄養プログラムで、そこで考え出された「パワーボール」には選手にとって嬉しい2つの特徴がある。 「ほんだし」入りでだしのうま味が効いている為、食欲がアップし、サイズが普通のおにぎりの約半分 で食べやすいというものだ。これによって、食欲がない状況でもエネルギーを確保することが出来る。 【ビクトリープロジェクト サポートディレクター上野祐輝氏のコメント】 パワーボールを摂る目的は、エネルギー補給です。特に試合当日はエネルギーを使う前に溜めておく、使ったらすぐ取り返してエネルギーを切らさないことが重要です。 『パワーボール』は食べやすいので、エネルギーをこまめに補給する「ちょこちょこ食べ」には最適なんです。そんな中で、「いつ、どのくらい」摂るべきかということは、選手と予め試合当日のスケジュールをイメージしながら決めていきます。 栄養補給の大切さはアスリートの方にも伝えたいですし、そのアスリートの姿を通じて一般生活者の方にも良いサイクルを生み出せればと考えています。 「勝ち飯」の栄養摂取の考え方やテクニックなどは、とても簡単で実践しやすいとのばかりです。それをより多くの人に知ってもらい、世の中みんなが健康になる。そんなサイクルが理想ですね。
-
bmx日本人選手のパリオリンピックへの切符の行方は。日本人最高位は中村輪夢の8位「オリンピック予選シリーズ ブダペスト大会」BMXフリースタイル・パーク種目2024.06.27パリオリンピック最終予選大会「オリンピック予選シリーズ(略称:OQS) 」の2戦目となるブダペスト大会がハンガリー・ブダペストにて2023年6月20日(木)~23日(日)にわたり開催され、競技3日目となる22日(土)にBMXフリースタイル・パーク種目の決勝が行われた。男子はフランスのアントニー・ジャンジャン、女子はアメリカのハンナ・ロバーツが優勝。なお日本人最高位は男子の中村輪夢選手の8位となった。 約2年間続いたオリンピック予選大会もいよいよ最後となった今大会。このOQSでは前回の上海大会と、今回のブダペスト大会の結果を合計したポイントランキングを元にトップ6の選手個人(ただし国別最大2枠まで)に割り当てられる形となる。 それ以外の代表枠については、2022年のUCIアーバンサイクリング世界選手権で男女各2枠、2023年のUCI自転車世界選手権で男女各3枠、そしてオリンピック開催国であるフランスが男女各1枠という形で各大会の成績に応じて全大陸に行き渡るように国に割り当てられ、男女ともに計12枠がパリオリンピック出場選手に与えられるという仕組みだ。 ただ実質上、過去の成績に関係なく全ての選手にパリオリンピック代表権獲得のチャンスがあるのはこのOQSの2大会だけなので、パリオリンピックへの切符が与えられるこの狭き6枠に残るべく、上海大会同様に壮絶な戦いが繰り広げられた。 本記事では入賞者3名のライディングと日本人選手たちのパフォーマンスに関してクローズアップする。 女子カテゴリーは東京オリンピック銀メダリストのハンナ・ロバーツが優勝。日本の内藤は大技に挑戦するもメイクできず19位で予選敗退。 女子カテゴリーには各国から選ばれた20人が参加し、決勝は予選を勝ち抜いた12人で行われた。日本からは全日本チャンピオンの内藤寧々が出場し、東京オリンピック銀メダリストのハンナ・ロバーツ (アメリカ合衆国)や同大会金メダリストのシャーロット・ワージントン (イギリス)、加えて日本の最大のライバルで強豪国である中国人選手など世界トップ選手たちが凌ぎを削る戦いを見せた。 ハンナ・ロバーツのライディングPhoto: OIS/Jon Buckle. Handout image supplied by OIS/IOC そんな並いる強豪選手を抑えて優勝し、パリオリンピックに向けて弾みを付けたのはハンナ・ロバーツ。ラン1本目では「360・タックノーハンダー」を皮切りに、難易度の上がるスパインでの「テールウィップ」 や「フレア」など様々なバラエティのトリックをメイクし93.48ptをマークし暫定1位に。その後も最終出走者の彼女のスコアを上回る選手はいなかったためウイニングランとして迎えた2本目では、スタイルのある「360」でランを始め、コース上を流しながらライディングし途中でランを終えるとチームのところへ駆け寄りパリオリンピック代表権獲得を喜びあった。 ペリス・ベネガスのライディングPhoto: OIS/Jon Buckle. Handout image supplied by OIS/IOC 準優勝はライダーたちが選ぶ「NORA CUP」にて2023年の「ウーマンライダーオブザイヤー」に選ばれた、実力と人気を兼ね備えているベテランライダーのペリス・ベネガス。昨年に前十字靭帯の大怪我を経験した彼女が今大会で完全復活した姿を示した。ペリスは1本目で「スイサイド・ノーハンダー」や「タイヤグラブ to X-Up」などスタイル溢れるトリックをメイクしていき84.90ptをマーク。2本目ではさらなるスコアアップを目指し、1本目のランを完成度を上げていく。各ジャンプでハイエアーと共にトリックを繰り出す中で、中盤ではクオーターでの大きなトランスファーの中に「X-up」を入れ込んだり、スパインへのステップアップトランスファーで「タックノーハンド」をメイクするなど難しいセクションでのトリックメイクが光るランで、得点を91.92ptと大きくジャンプアップさせ準優勝を収めた。 スン・ジアキのライディングPhoto: OIS/Jonathan Nackstrand. Handout image supplied by OIS/IOC 3位になったのは中国を代表するトップ選手のスン・ジアキ。前回の上海大会で準優勝した彼女は、1本目では「バースピン・X-Up」をはじめ、「360」やクオーターでの豪快な「テールウィップ」など完成度の高い堅実なライディングで86.00ptをマークした。更にスコアアップを目指すべく、2本目ではファーストトリックとしてスパインでの「バックフリップ」をメイクすると「360・キャンキャン」や、得意とする豪快な「テールウィップ」を完璧にメイクしてランをフルメイクで終えるとスコアを91.30ptに引き上げて3位入賞を果たした。 内藤寧々のライディング©︎Naoki Gaman : Japan Cycling Federation 一方で、内藤は予選1本目でスタイルのある「ターンダウン」や「ルックバック」をメイクしていくも、中盤のクオーターでの「テールウィップ」ではスリップダウンもありスコアを伸ばせず47.60ptとする。今大会の予選は2本のランの平均点が最終スコアとして扱われるフォーマットであるため、表彰台獲得レベルの得点を残さないと決勝進出が難しい展開に。2本目では1本目のランをブラッシュアップした上で、2度の「フレア」にトライするも失敗してスコアを34.60ptとし、最終スコアは41.10ptとすると19位で決勝進出の上位12位の座を逃した。 今大会で見られたのはトリックの難易度が全てではなく、コース内の様々なセクションを活用しながらその中でもいかに難しい角度から飛び出したり、難しいセクションの使い方の中でトリックをメイクできるかという部分が評価されていたように感じた。それが顕著に見られたのが準優勝したベネガスのランだろう。 今大会は近年では珍しい、ボックスジャンプのないコースレイアウトが採用されていたこともあるが、パリオリンピックにおいて高難度トリックだけではなく、セクションの使い方にも注目が集まりそうだ。 男子カテゴリーはフランスのアンソニー・ジャンジャンが2大会連続優勝。日本人最高位は中村の9位。溝垣は14位で惜しくも予選敗退。 男子カテゴリーでは、参加選手24人の中から前日の予選を勝ち上がった上位12人によって争われた。今大会に日本からは中村輪夢と溝垣丈司が出場し、中村が予選7位で決勝進出を果たした。一方で東京オリンピック金メダリストのローガン・マーティン (オーストラリア)が度重なる失敗でまさかの予選敗退となるなど波乱の展開もある中で、世界のトップ選手たちが6枠のパリオリンピック出場権をかけて争う熾烈な戦いとなった。 アントニー・ジャンジャンのライディングPhoto: OIS/Jonathan Nackstrand. Handout image supplied by OIS/IOC そんな戦いで見事優勝を収めたのは前回の上海大会の優勝者のアントニー・ジャンジャン。自信に満ち溢れた表情で決勝ランを迎えた彼は、1本目からスパインでの「720・バースピン」「360・ダブルテールウィップ 」「900」など超高難度のトリックを詰め込み、ラストトリックには「フレア・ダウンサイドテールウィップ」を決めてフルメイクするランを見せ、93.30ptをマークすると暫定1位に躍り出た。ラン2本目ではさらにリードを伸ばすため、1本目の同じトリックの完成度上げるライディングを見せて93.40ptをマーク。1本目を上回ることはできなかったがその後も93.40ptを超える選手はいなかったため優勝を勝ち取った。 マーカス・クリストファーのライディングPhoto: OIS/Jonathan Nackstrand. Handout image supplied by OIS/IOC 優勝したジャンジャンに続き準優勝したのはマーカス・クリストファー。上海大会では転倒もあり悔しい思いをした彼は今回屈辱を晴らすように予選を1位で通過。そんな中で迎えた決勝ラン1本目では「バックフリップ・バースピン to テールウィップ」を皮切りに「フレア・トランスファー」や「フレア・テールウィップ」など超高難度トリックをメイクしていき、最後は「900」を決めて強さを見せるライディングで92.98ptをマーク。2本目ではなんとか1位にジャンプアップするべく、1本目のトリックの完成度を上げながらクオーターで「トリプルテールウィップ」をメイクするも、その後の「フレア・トランスファー」でボトム落ちをしてしまい、次のトリックには続けられずランを中断。惜しくも優勝には手が届かなかったがパリオリンピックに繋げる好成績を残した。 キーラン・ライリーのライディングPhoto: OIS/Jonathan Nackstrand. Handout image supplied by OIS/IOC そして上海大会に続き、連続で3位入賞を果たしたのは現世界チャンピオンのキーラン・ライリー。ラン1本目はダイナミックな「フロントフリップ」で始めると「トリプルテールウィップ」、「フレア・テールウィップ」など高難度トリックを綺麗にメイクし87.23ptをマーク。2本目では優勝争いに食い込むため1本目のランをアップデートするライディングを見せる。ファーストトリックを「フロントフリップ・タックノーハンダー」に変更すると、その後は「720・テールウィップ」や「360・トリプルバースピン」などをメイクしていきラストトリックには「ダブルフレア」をメイク。このビックトリックのメイクには本人も吠えて喜びを示し、満足そうな表情を見せた。スコアを92.05ptとすると見事自身の順位を押し上げて3位表彰台の座を獲得した。 中村輪夢のライディング©︎Naoki Gaman : Japan Cycling Federation 今回良い成績を残してパリオリンピック代表枠を獲得しておきたい中村輪夢は前日の予選を7位で通過し、決勝には1組目6番目で登場。1本目のランではまず「720・バースピン to ルックバック」から、3メートルのクオーターから大きく飛び出す高さのあるダイナミックな「インバート」やクオーターでの「フレア・ルックダウン」を決めるなど高難度トリックにスタイルが光るライディングで、89.00ptをマーク。表彰台争いに食い込むために90点台が欲しい中で迎えた2本目はファーストトリックを「720・タックノーハンダー」に変更し、「バックフリップ・バースピン」などもメイクしたが、全体的に高得点は繋がるようなトリックを入れ込めずランを終えると1本目の得点が採用されて8位で大会を終えた。 溝垣丈司のライディング©︎Naoki Gaman : Japan Cycling Federation 溝垣は予選ラン1本目にて初めからスタイルのあるライディングで会場を沸かせる。「360・トリプルバースピン」や、距離のある大きなトランスファー、そして何度も「540」や「バースピン」を混ぜ込むトリックアフタートリックなど良い流れで進めていくと、最後には「バースピン・90 to フェイキー」をヒップセクションで決めて75.22ptというスコアをマークした。ラン2本目では1本目のランをブラッシュアップしながら、ウォールライドからの「バースピン」や独特なセクションを使ったスタイルのライディングを見せ、そして最後には1本目より長い距離を後ろ向きに進む「バースピン・90 to フェイキー」を決め切ったが、スコアは1本目をわずかに伸ばすも75.43ptにとどまった。2本のランの平均点となる75.32ptを最終スコアにして全体14位となり、内藤同様に惜しくも予選敗退となった。 今回はパリオリンピック代表枠をかけた本当の意味で最後の戦いとなったが、オリンピック予選シリーズ(OQS)の独特な競技フォーマットであるラン2本の平均点採用に予選から溝垣と内藤は大苦戦を強いられ辛酸を舐める結果となった。一方で今大会で良い結果を残してパリオリンピック代表権を獲得したかった中村は惜しくも8位で大会を終えたことで代表枠が獲得できるトップ6に残れず、本シリーズでの出場枠を確保することはできなかったが、まだ彼の2022年世界選手権での優勝という成績が出場権の行方を握っているため、引き続き続報を待ちたい。 大会結果 Photo: OIS/Jon Buckle. Handout image supplied by OIS/IOC <男子>優勝: アントニー・ジャンジャン (フランス) / 93.40pt準優勝: マーカス・クリストファー (アメリカ合衆国) / 92.98pt第3位: キーラン・ライリー (イギリス) / 92.05pt8位: 中村 輪夢 (ナカムラ・リム) / 89.00pt14位: 溝垣 丈司 (ミゾガキ・ジョージ) ※予選順位 Photo: OIS/Jon Buckle. Handout image supplied by OIS/IOC <女子>優勝: ハンナ・ロバーツ (アメリカ合衆国) / 93.48pt準優勝: ペリス・ベネガス (アメリカ合衆国)/ 91.92pt第3位: スン・ジアキ (中国) / 91.30pt19位: 内藤 寧々 (ナイトウ・ネネ) ※予選順位 パリオリンピック代表内定選手一覧 (OQS後、6月23日時点) Photo: OIS/Jon Buckle. Handout image supplied by OIS/IOC <男子>1. アントニー・ジャンジャン (フランス)2. キーラン・ライリー (イギリス)3. マーカス・クリストファー (アメリカ合衆国)4. グスタボ・オリベイラ (ブラジル)5. ジャスティン・ドーウェル (アメリカ合衆国)6. マリン・ランテス (クロアチア) Photo: OIS/Jon Buckle. Handout image supplied by OIS/IOC <女子>1. ハンナ・ロバーツ (アメリカ合衆国)2. スン・ジアキ (中国)3. ペリス・ベネガス (アメリカ合衆国)4. デン・ヤーウェン (中国)5. ニキータ・デュカロス (アメリカ合衆国)6. ナタリア・ディーム (オーストラリア)
-
climbボルダー&リードコンペ「イニシエ」が6月に長野で開催!2024.06.276月29日、長野県長野市の「アートウォール」でボルダー&リードコンバインドコンペ「イニシエ」が行われる。 パリ五輪のボルダー&リードフォーマットで開催される本コンペは、カテゴリー分けをせず、男女混合で行われる。参加資格はシットハーネスでリードができる小学3年生以上。リードの想定グレードは5.12c~13a、ボルダーは2級から初段程度の予定(参加者によって変わる可能性あり)。主催するソーシャルクライミングクラブによれば、大人も参加可能で、「国体ブロック予選の練習としても活用していただければ」としている。 ホールド協賛は岐阜県多治見市のクライミングジム「グラニット」。テーマとなっている「イニシエ」は昨年リニューアルした老舗クライミングジム「アートウォール」の変遷に加え、古き良き時代のホールドから最先端のホールドまで時代の流れを追う、また最近ではあまり見られない長く蛇行するルート内容にしたいという同ジムオーナーの想いから喚起したものだという。 参加費は6000円で、6月27日までエントリーを受け付けている。その他の詳細はソーシャルクライミングクラブInstagramアカウントから。
SPECIAL EDITION
カテゴリ
-
skateFINEPLAY | スケートボード(skateboarding)
-
surfFINEPLAY | サーフィン(surfing)
-
danceFINEPLAY | ダンス(dance)
-
climbFINEPLAY | クライミング(climbing)
-
bmxFINEPLAY | バイシクルモトクロス(bmx)
-
freestyleFINEPLAY | フリースタイル(freestyle)
-
fmxFINEPLAY | フリースタイルモトクロス(fmx)
-
doubledutchFINEPLAY | ダブルダッチ(doubledutch)
-
snowFINEPLAY | スノーボード(snowboarding)
-
cultureFINEPLAY | カルチャー(culture)
-
othersFINEPLAY | アーバンスポーツ(others)
-
inlineFINEPLAY | インラインスケート(inlineskate)
-
parkourFINEPLAY | パルクール(parkour)
-
flatlandFLATLAND
-
parkPARK
-
raceRACE
-
streetSTREET
![FINEPLAY](http://fineplay.me/wp-content/themes/fineplay/images/1x/logo_white.png)
アクションスポーツ・ストリートカルチャー総合メディア
FINEPLAYはアクションスポーツ・ストリートカルチャーに特化した総合ニュースメディアです。2013年9月より運営を開始し、世界中のサーフィン、ダンス、ウェイクボード、スケートボード、スノーボード、クライミング、パルクール、フリースタイルなどストリート・アクションスポーツを中心としたアスリート・プロダクト・イベント・カルチャー情報を提供しています。
アクションスポーツ・ストリートカルチャーの映像コンテンツやニュースを通して、ストリート・アクションスポーツの魅力を沢山の人へ伝えていきます。
直近のワークショップ
直近のワークショップはありません
イベントスケジュール
●今日 ○イベント開催日
アクセスランキング