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skate悲願の初優勝を果たした日本が世界に誇るトリックマスター白井空良「SLS Sydney 2024」 男子決勝2024.10.242024年シーズンの「Street League Skateboarding」プロツアー第3戦目となったのが、オーストラリア・シドニーで開催された「SLS Sydney 2024」。男子決勝は地元からトミー・フィン(オーストラリア)、クリス・ジョスリン(アメリカ)、ジャンカルロス・ゴンザレス(コロンビア)、SLS最多優勝記録を保持するナイジャ・ヒューストン(アメリカ)、昨年のSLSスーパークラウンの勝者ジオバンニ・ヴィアンナ、そしてパリオリンピックではメダルを逃したものの、その後X Games Chiba 2024で初の金メダル獲得を果たした白井空良がノックアウトラウンドを1位で通過するなど絶好調で決勝を迎えた。 【ライン セクション】 ライン1本目 ノックアウトラウンドからハイスコアの応酬が予感されていた決勝で1本目からまず魅せたのはアメリカのクリス・ジョスリン。「バックサイド360」でスタートすると「トレフリップフロントスライドリップスライド」、ギャップ越えの「キックフリップ」など得意のフリップトリックを中心に繋いでいくと終盤ではボードを回しきれなかったものの転ばずにランを終えたため、8.8ptの高得点をマークした。 そしてもう1人、1本目から見事なランでまとめたのはブラジルのジオバンニ・ヴィアンナ。他のライダーがあまりトライしないも独特な形でボードをセクションにかける彼は「ハーフキャブバックサイド5−0グラインド」や「フェイキーフロントサイドクルックドグラインド」などをメイクしてフルメイクでまとめ8.5ptのハイスコアをマークした。 ライン2本目 そして2本目で各ライダーがハイスコアを残すのに苦戦する中で、更に1本目を上回るスコアアップを果たしたのヴィアンナ。1本目でメイクした高難度トリックに加えて、独創的かつ難しい体勢から掛けるトリックの数々でランをアップデートしスコアを8.6ptに伸ばした。 しかしそんなヴィアンナやジョスリンのスコアを上回り、見事なライディングでシングルトリックセクションに繋げたのは白井空良。何一つミスのないリラックスしたライディングの中に織り交ぜられた「270バックサイドリップスライド」やキンクハバセクションでの「アーリーフロント180スイッチバックサイド50-50グラインド」、「フロントサイドブランドスライド」などのフルメイクが高評価を受け、この決勝のラインセクションで唯一の9 Clubの9.0ptをマークした。 この時点で白井が首位、2位にジョスリン、3位にヴィアンナとなる中、練習での怪我が響いているのか良いスコアを残せていないヒューストンが5位という展開でシングルトリックセクションへ。 【シングルトリック セクション】 1トライ目 フィンとヒューストンがトリックに失敗する中でまず8点越えをマークしたのがコロンビアのジャンカルロス・ゴンザレス。彼もスタイリッシュなトリックに定評があるライダーだが、ここではキンクハバレッジで下まで流し切る「スイッチフロントサイドノーズグラインド」で8.1ptをマーク。続くヴィアンナも同じキンクハバレッジで「ハーフキャブフロントサイドスミスフェイキー」をメイクして8.7ptをマークした。その後はジョスリンがバンクでの「バックサイド360」で8.0pt、白井が「キャバレリアルバックサイドテールスライド」で8.6ptと高得点をマークするもヴィアンナには届かなかった。 2トライ目 ここではヒューストンを除く全員がトリックをメイクする展開に。ただここで更に戦いをネクストレベルに引き上げたのはヴィアンナ。彼の得意とするキャバレリアルの派生トリック「キャバレリアルフロントサイドノーズブラントスライド」をキンクハバレッジでメイクすると9club、9.1ptをマークし流れを完全に自らのものに引き寄せ、SLSでの彼の盤石な強さを示すようなライディングを見せた。 そしてヴィアンナの後にライディングし、ラインセクションでの流れを引き戻したいのがジョスリン。バンクからボトムへ全越えの「バックサイドビックスピンフリップ」を決めたがスコアは8.4pt。これには会場から大きなブーイングが上がったが、このジャッジにジョスリンは特に気を止めず次に更なるスコアアップを目指すような雰囲気がうかがえた。しかし、今回強さを見せたのはヴィアンナだけではなかった。今大会で終始調子の良さを見せている白井が同じくキンクハバレッジで「ノーリービックスピンバックサイドテールスライド to フェイキー」を決めるとこちらも9clubの9.0をマークしヴィアンナ同様に流れを掴んだ。 ©︎SLS 3トライ目 この時点で全体で必要となる4つのスコアを揃えるチャンスのあるライダーは、この後のトライで他のライダーにプレッシャーを掛けるためにも非常に大事になるのが3トライ目。そんな中、まずスコアをマークしてきたのはコロンビアのスタイラーであるゴンザレス。ギャップ to レールで「フロントサイド270ボードスライド」をマーク。 続いてヴィアンナが7.8ptをマークする一方で、またもや9 Club合戦が勃発。まずはここまで思うようなスコアを残せていなかったジョスリンがステアでの「ノーリーインワードヒールフリップリバート」を完璧に決めて見せて9.1ptをマークした。豪快な滞空時間の長いエアーの中でメイクされるフリップトリックと回転技のコンボは彼の代名詞になっている。 そして今回自分のペースを貫きつつ、放つトリックがどれもハイスコアをマークするほど見事なライディングを見せている白井。ここでは同じくキンクハバセクションを全流しする「フロントサイド180スイッチバックサイドノーズグラインド」をメイク。そもそもこのトリック自体メイクするのが超高難度であることはもちろんなのだが、なんと途中で平坦になるこのキンクのあるハバセクションでメイクしたことに他のライダーたちが思わず頭を抱えるほど驚きを見せていた。そんなこのトリックは9.3ptをマークし完全に会場の流れを自分のものに引き寄せた。白井が完全にペースを掴み首位を守る中で、ヴィアンナとジョスリンが表彰台圏内で追う形で後半戦へ。 4トライ目 どのライダーも自分の順位を確実にしたい中でプレッシャーが彼らを襲ったのか、各ライダーが続々とトリックを失敗する展開。ただそんな中で3本のメイクでノリに乗っているのが暫定首位の白井空良。彼がメイクしたのはキンクハバセクションでの「アーリーバックサイド180スイッチフロントサイドクルックドグラインド」。3本目のメイクに引き続きこのトリックは会場を沸かせた。 ©︎SLS 正方向から背中側に半回転回ることで着地点が見えない中でトラックを片方だけ掛けるこのグラインドトリックはリスクの高さから来る度胸はもちろんのこと、正確無比な精度が必要となるこのトリックを1発で決めてしまった。改めて白井のレベルの高さをまざまざと感じさせた。スコアも9.4ptと更にスコアアップさせて3本続けて9clubをマークした。この時点で暫定2位のジョスリン、暫定3位のヴィアンナと10点以上の差を付けたため最終トライを残し優勝が確定した。 5トライ目 早々に白井の優勝が決まった中で迎えたのがこの最終トライ。最後の最後まで乗るかそるかの戦いとなった。ヒューストン、フィン、ゴンザレスがトリックに失敗する中で、ヴィアンナとジョスリンの僅差かつ超ハイレベルな戦いが繰り広げられた。首位には届かないがわずか0.2ポイントで2位を狙えるジオバンニ・ヴィアンナはキンクハバセクションで「キャバレリアルバックサイドノーズピックグラインド」を決めると今大会最高得点の9.6ptをマークし暫定2位に浮上した。彼の超人的コントロールとバランスが活かされたこのトリックに会場中は大盛り上がりでまさに決勝の最終トライにふさわしい展開となった。 そしてヴィアンナに逆転され、2位に返り咲くには9.7ptが必要となったアメリカが誇るビッグトリッカーであるクリス・ジョスリンの出番に。今まで何度がトライしていたバンクtoバンクでの大技だが、このタイミングでここ1番の「ノーリーバックサイド360ヒールフリップ」をメイク。彼のスタイルを象徴する「魅せて勝つ」トリックを披露し会場のボルテージも最高潮に引き上げ、逆転も期待されたがスコアは9.5ptと9 clubをマークするもヴィアンナを上回るにはわずか0.2ポイント足らず今回は3位となった。この結果から大きく差をつけて優勝を決めた白井空良がSLSプロツアーで初優勝を達成し、先月の「X Games Chiba 2024」での優勝から良い流れで繋いだ。そして2位にはブラジルのジオバンニ・ヴィアンナ、3位にはアメリカのクリス・ジョスリンという順になった。 最終結果 ©︎SLS 優勝 : 白井 空良(日本) 36.7pt2位 : ジオバンニ・ヴィアンナ(ブラジル)35.9pt3位 : クリス・ジョスリン(アメリカ)35.8pt 4位 : ジャンカルロス・ゴンザレス(コロンビア)31.8pt5位 : トミー・フィン(オーストラリア)13.9pt6位 : ナイジャ・ヒューストン(アメリカ)7.2pt 最後に ©︎SLS 今回は白井空良が初優勝を飾り幕を閉じたシドニー大会。白井は昨年末の世界選手権で優勝してからパリオリンピックまで順調に成績を残してきた中、パリオリンピック本番直前で体調不良に見舞われ入院を余儀なくされるも本戦では4位とメダルを目の前で逃していた。その中で迎えた先月の「X Games Chiba 2024」での優勝、そして今回のSLSプロツアー優勝は、今までの彼の活動をフォローしてきた筆者にとっては感慨深いものだった。そんな中で迎えるのが来月日本で開催される東京大会。まだ出場選手は公式には発表されていないが、日本からは今回出場していなかった堀米雄斗をはじめ、今回は惜しくもノックアウトラウンド敗退となった根附海龍や池田大暉やその他有力ライダーが出場するだろうし、今回2位となったジオバンニ・ヴィアンナやクリス・ジョスリンも優勝を狙っていると思われる。また筆者としては怪我の心配があるナイジャ・ヒューストンも復調して参加を決めてくれることにも期待したい。今シーズンのSLSとしては残すは次の東京大会と、12月にブラジルで開催される最終戦スーパークラウンの2戦。そして最終戦では高額の賞金が用意されているとのことで更に激化が想定されるSLSプロツアーの今後の展開が楽しみだ。
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doubledutchプロダブルダッチチーム「FLY DIGGERZ」が、単独公演を川崎で定期開催!2024.10.19世界大会 2連覇を果たすなど、いま躍進を遂げているダブルダッチプロチーム「FLY DIGGERZ」(フライ ディガーズ)が、ストリートの聖地“川崎ルフロン”にて、単独公演『Jump into the future』を定期開催することを発表した。 FLY DIGGERZ とは 左から TAKAO・KSY・KENGO・AYUKA・TO-MA・K-SK 世界大会 2連覇を成し遂げるほか、個人戦では世界チャンプも輩出するなど、今もなおメンバーそれぞれが各方面で活躍するプロダブルダッチチーム。あのApple「AirPods」のCMへの出演や、「ノンストップ!」「めざましテレビ」「笑ってコラえて」など、メディア露出も多数。また海外サーカスショーへの出演など、その活躍は大会出場・入賞に留まらず多岐に渡り、全国そして世界を股にかけ活躍する6人組である。 2022年、スイスのサーカスショーへ出演 定期的に単独公演を開催! さて、そんな躍進を遂げるFLY DIGGERZが、次なる挑戦の場として選んだのは“単独公演”のステージ。タイトルは『Jump into the future』。そこには、ただロープを跳んでいるだけではなく 「未来という可能性に飛び込んでいる」という意味があるといい、これからも失敗を恐れず挑戦し新たな価値を創造していく、という彼らの決意が込められている。 普段のショーでは見られないようなパフォーマンスや表現にもチャレンジするという彼ら。ストリートの聖地と言われ、ダブルダッチのほかダンスイベントも多数開催されている商業施設・“川崎ルフロン”のイベントスペースにて、月一度のペースを目指し実施する。 川崎ルフロンでは先月、ダブルダッチのコンペティション「ITADAKI ダブルダッチ甲子園」が催された 初回は10月24日(木)、18時から18時30分まで実施。観覧は無料なうえ、遠方にお住まいの方向けに、FLY DIGGERZの各種SNSでライブ配信を行う予定という。本記事末尾に掲載されているリンクから是非チェックを。 公演は定期開催を予定しているが、もちろん「第一回」はこの日限りである。ダブルダッチ、そしてストリートの可能性に挑み、新たなステージに立つFLY DIGGERZを目に焼き付けよう! FLY DIGGERZ 単独公演『Jump into the future』 ■初回公演日時:10月24日(木) 18:00〜18:30場所:神奈川県川崎市・川崎ルフロン観覧:無料 今後の公演情報については、FLY DIGGERZのオフィシャルインスタグラムをチェック!
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surfパリ五輪サーフィン日本代表の稲葉玲王に会える!「Reo Inaba Meet&Greet Supported By CARIUMA」を大阪・心斎橋で開催2024.10.15この度、パリオリンピックにて日本人最高位の5位に入賞した世界で活躍するCARIUMAアスリートの稲葉玲王から、次世代の子供達へサーフィンやサステナブルに対する想いを伝えるMeet&Greetを大阪・心斎橋にて開催。なお本イベントは無料で参加可能のため近くにお越しの方は是非ご来場ください。 場所・日時 場所:心斎橋BIGSTEP 特設ステージ&SPOTAKA (大阪府大阪市中央区西心斎橋1-6-14)日時:10月18日(金) 18:00~20:00 稲葉玲王プロフィール 生年月日 :1997年3月24日出身地:千葉県一宮町プロサーファーである父親の影響で5歳からサーフィンをはじめる。2010年の13歳当時最年少でプロデビューを果たすと、オーストラリアやハワイを始め国内外で技術を磨き多くの主要大会に出場しては好成績を残している。 ダイナミックでエネルギッシュなパフォーマンスが持ち味。今年の夏に行われたパリオリンピックにて日本人最高位の5位に入賞を果たした世界トップサーファーの1人である。 主な大会成績 2010年 JPSAムラサキプロ鉾田プロトライアル 最年少合格2013年 Dakine ISA World Junior Surfing Championship Boys Under 16 4位2018年 Seat Pro Netanya present by Reef 5位2019年 Ichinomiya Chiba Open 3位 2022年 QS1000 ASIA OPEN 2022 優勝2023年 第4回ジャパンオープンオブサーフィン 優勝2023年 World Surfing Games (エルサルバドル) 世界選手権-オリンピック選考大会 8位、国別団体 4位2024年 パリ2024オリンピック 5位入賞(日本人選手最高位)2024年 S.League 第1戦 ショートボード 3位2024年 The Open Surfing Miyazaki Series QS 3位
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surf盛り上がりを見せた福島復興支援ビーチイベント「Kitaizumi Surf Festival 2024」10月3日から10月6日に福島県南相馬市北泉海岸で開催された福島復興支援ビーチイベント「Kitaizumi Surf Festival 2024」。福島県南相馬市北泉海岸で、世界レベルのサーフィンを”For the Future, For the Children”という想いを掲げ震災前に開催されていた大きなイベントを北泉海岸でもう一度開催し、海を取り囲むライフスタイルのカルチャーやその素晴らしさを子供達に残していきたいという願いから企画が立ち上がり開催されたKitaizumi Surf Festival。が今年で2回目を迎えた。 今年はサーフィンの試合とJPBA(日本プロボディーボード連盟)ツアー戦も同時開催となった。また試合以外にもメインステージではキッズサーフィン教室やビーチイベントやサーフブランドBILLABONGによる史上初のサーフィンミュージカルの上映、乗馬体験なども同時に開催され会場は盛り上がりを見せた。 北泉海岸らしい素晴らしい波のコンディションの中で試合が行われた ©️KITAIZUMI SURF FESTIVAL 2024 今年度も昨年同様に出場選手は招待制となりサーフィンが男子 63名、女子22名が参加した。 大会初日は台風のうねりが入り頭サイズの波がブレイクしていたが、最終日に向けて波のサイズは落ち着き腹から胸前後のサイズに。それでも、北泉のポテンシャルの高さを感じ申し分のない波のコンディションで試合が行われた。 天候は大会期間中を通して曇り、雨と生憎の天気となり、各選手身体を冷やさないようにコンディションを整えながら挑んでいた。 女子は池田美来が優勝 ©️KITAIZUMI SURF FESTIVAL 2024 決勝はラウンド1から安定感を見せつけていた池田美来とディフェンディングチャンピオンの松野杏利の戦いとなった。 両者共に序盤から動く作戦。その中でも先に動いたのは池田美来。松野杏利も今大会エクセレントスコアを出していたのでその波に賭けるも思うように波がブレイクしてくれず、点数につながる技が入らず試合が終了。池田美来が6点代を2本揃え優勝。 今回初めて北泉海岸を訪れた池田美来。潮の満ち引きにも上手く対応してどのラウンドでもしっかりと自分のサーフィンを見せて勝ち上がり、見事優勝を果たした。 男子は鈴木仁が優勝 ©️KITAIZUMI SURF FESTIVAL 2024 男子は先日宮崎県木崎浜海岸で行われたWorld Surf League QS3000 IBK宮崎プロで優勝を果たした鈴木仁と試合経験豊富な新井洋人との戦い。新井洋人は自分のサーフィンが出来る場所を見つけ試合期間中、ブレることなくそのポジションで波を待ち、点数を重ね決勝まで勝ち進んできた。対する、鈴木仁も得意のエアーからリップまで自身のレベルを見せつけるかのような戦いを見せていた。 決勝戦でも新井洋人は今までの試合の組み立て方と同様の動きで7.17ポイントと6.5ポイントと点数をまとめてリードする。一方、鈴木仁は前半はスローな立ち上がりを見せていたが得意のエアーリバースを決め8.17ポイント出すと一気にギアを上げ、再度エアーリバースをメイク。2回目のエアーリバースの方が高評価となり8.7ポイント付き、トータルスコアを16.87ポイントとする。立場が逆転となった新井洋人は逆転できる波をプライオリティーを使って待つが、その波がこないまま試合終了。 決めなくてはいけない状況の中でもしっかりと決めれる精神力、そして技術力の高さを見せつけた鈴木仁が優勝となった。 存在感を見せた米山珠波瑠 ©️KITAIZUMI SURF FESTIVAL 2024 鹿児島出身の弱冠16歳の米山珠波瑠は今大会、準決勝まで勝ち上がり存在感を見せつけていた。男子の試合は準々決勝からマンオンマン、1対1の戦いとなとなったが初めてのマンオンマンの戦いにも関わらず、マンオンマンの戦いに必要な駆け引きなどの戦術で試合を披露。惜しくも準決勝で鈴木仁に敗れ敗退となったが、その戦いも素晴らしい試合運びとスキルを見せつけた。敗退した後にすぐにインタビューに対応してれた米山珠波瑠。インタビューではサポートしてくれているスポンサーに感謝を伝え、CT選手になりたいという夢まで語ってくれた。これからが非常に楽しみな選手の1人だ。 ボディボードは近藤義忠と大原沙莉が優勝 ©️KITAIZUMI SURF FESTIVAL 2024 ボディーボード女子決勝は大原沙莉、西村優花、井上美彌、相田桃の対決。現在、JPBAランキング1位の相田桃と2位の西村優花がヒートをリードする。ワールドチャンピオンに2度輝いている大原は4位と追い込まれていたが最後の波で見事大逆転し優勝を果たした。 ボディーボード男子決勝はカレントランキングの1位の粂総一郎、2位の近藤義忠、3位の加藤優来と蛭間拓斗の戦い。粂総一郎と近藤義忠のクロスヒートとなった近藤義忠が優勝となった。 ショートボードメンズ大会結果 ©️KITAIZUMI SURF FESTIVAL 2024 優勝:鈴木仁 2位:新井洋人3位:米山珠波瑠、古川海夕 ショートボードウィメンズ大会結果 ©️KITAIZUMI SURF FESTIVAL 2024 優勝:池田美来2位:松野杏莉3位:鈴木莉珠、佐藤李 ボディーボードメンズ大会結果 ©️KITAIZUMI SURF FESTIVAL 2024 優勝:近藤義忠2位:粂総一郎3位:蛭間拓斗4位:加藤優来 ボディーボードウィメンズ大会結果 ©️KITAIZUMI SURF FESTIVAL 2024 優勝:大原沙莉2位:相田桃3位:西村優花4位:井上美彌 10月17日からS.League2戦目がスタート サーフィンのコンテストは10月17日(木) から 10月20日(日) 予備日:21日静岡県下田市 多々戸浜海水浴場にてS.League 第2戦が開催される。World Surf LeagueのQSもこの後フィリピン、台湾、中国と続いていく。まだまだサーフィンの試合が続く今シーズン目が離せない!
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skate日本を牽引するオリンピアン勢を引きずり下ろすネクストウェーブとなるか「第7回マイナビ 日本スケートボード選手権大会」男子決勝2024.10.09今回で7回目の開催となった日本スケートボード選手権大会。今年新たに大阪府吹田市エキスポシティ内に出来たムラサキパークで開催された。第1回大会王者で、先月イタリアのローマで開催されたワールドゲームズでも世界王者となった佐々木音憧、第2回大会の王者で地元大阪出身の長井太雅、第4回大会王者佐々木来夢らが出場した。次世代ライダーが多く出場した今大会でファイナリストには、安倍来夢、松本浬璃、藪下桃兵、佐々木来夢、濱村大征、長井太雅、佐々木音憧、八島璃央と歴代王者や決勝常連が出揃った。 【ラン1本目】 準決勝の最終トライで決勝に滑り込んだ安倍来夢がいきなりフルメイクの82.30ptと今大会のレベルの高さを匂わせるスタートとなった。それぞれの選手が1本目からスコアをマークする中、最初にハイスコアを残したのが歴代王者の一人である長井太雅だ。 長井太雅のライディング 「バックサイド180ノーズピックグラインド」でスタートすると「ハーフキャブバックサイドノーズグラインド」、「トレフリップフロントサイドボードスライド」などをテンポよく繋いでいき「スイッチフロントサイド270リップスライド」や、さらには「バックサイドビッグスピンハリケーングラインドをラストトリックで決めるランでとフルメイクし92.53ptと2度目の日本王者獲得に視界は良好のように思えた。しかし、そんな長井をさらに上回ったのが世界王者の佐々木音憧だ。 佐々木音憧のライディング 「バックサイド360ポップショービット」、「フロントサイド180キックフリップ」、「バックサイドノーズブラントスライド」の3トリックをいきなり絶妙なテンポで繰り出していくと、「アーリーフロントサイド180スイッチバックサイドフィーブルグラインド」と「ノーリーヒールフリップフロントサイドノーズブラントスライド」をメイク。途中の「バックサイドビッグスピン」はミスしたものの、ラストの「ハーフキャブバックサイドスミスグラインド」を決めた。フルメイクとはならなかったが減点対象もなかったのか、95.05ptとハイエストスコアをマークした。 【ラン2本目】 そんな90点台が続出の流れに乗ったのが地元大阪の藪下桃平。 藪下桃平のライディング 「シュガーケーン」で勢いよく飛び出していくと、「キックフリップバックサイドリップスライド」や「ブラントストールキックフリップアウト」、「キャバレリアルボードスライドリバート」、「アーリーフロントサイド180スイッチバックサイド50-50グラインド」、そして最後は「ハードフリップバックサイドリップスライド」までフルメイクし1本目からさらにランをアップデートし90.94ptをマーク。さらに準決勝1位通過の八島璃央もこれに続く。 八島璃央のライディング 「キックフリップフロントサイドノーズグラインド」でスタートしていくと、高さのある「トレフリップ」、「スイッチフロントサイド270ボードスライドリバート」、「フロントサイド180ノーズピックグラインドリバート」などと繋いでいき、タイムアップギリギリで「キックフリップフロントサイドスミスグラインド」を決め切りフルメイクで92.19ptと4人目の90点台をマーク。暫定首位は佐々木音憧、2位長井、3位八島、4位藪下と続き、史上稀に見るランセクションでの90点台ハイスコア合戦を繰り広げトリックセクションへ。 【トリック1本目】 まずは藪下が「キックフリップバックサイドスミスグラインド」で84.14ptとハイスコアをマーク。しかし、ここからランセクション同様90点台ラッシュがスタートする。まずは長井が「バックサイドビッグスピンフロントサイドブラントスライドショービットアウト」をハンドレールで決め90.07pt。続いて佐々木音憧が「キャバレリアルバックサイドノーズブラントスライド」で94.90ptとここまでの最高得点を叩き出した。さらにはランセクション2本目で優勝に望みを繋いだ八島。「キックフリップフロントサイドオーバークルックドグラインド」を決め91.51ptと佐々木音憧をしっかりマークした。 八島璃央のライディング 【トリック2本目】 安倍来夢が「アーリーフロントサイド180スイッチフィーブルグラインドリバート」で81.20pt、藪下が「ビガースピンフリップフロントサイドボードスライド」で83.62ptを出して、まずスコアをフルマークさせた。 2本目でとんでもないスコアを叩き出したのは、ここまでマークしたスコアが全て90点台の佐々木音憧。 佐々木音憧のライディング 「キャバレリアルノーズグラインド」を完璧に決め、95.47ptとここまでの平均が95点以上という異次元のスコアをマークした。 【トリック3本目】 2本目に続き安倍が「アーリーウープのシュガーケーン」を決め90.19ptをマーク。ランセクションで2本ともラストトリックが決まらずフルメイクできなかったがトリックセクションで上位にくらいついたい濱村大征が奮起。 濱村大征のライディング トライ前に「1発で決めるんで」と宣言して挑んだ「ハードフリップバックサイドテールスライド」を宣言通りに、しかも完璧に成功させ94.68ptと佐々木音憧に続いてこの日2番目に高いスコアをマークした。 既に100点を出しても佐々木を上回れないため、表彰台争いとなった八島も「スイッチフロントサイドビッグスピンヒール」をステアで決め85.88ptと暫定で3位に上がった。 【トリック4本目】 4本目唯一のスコアメイク者となった長井。逆転優勝には96点付近のスコアを2本必要な状況だ。 長井太雅のライディング 「バックサイド270フロントサイドブラントスライド」を決めて91.96ptをマーク。この時点で佐々木音憧の優勝が決まった。 【トリック5本目】 順位争いに注目が集まったが果敢に攻めた最終トライでスコアメイク者が出ず順位が決まった。 勝利を称え合う佐々木音憧と長井太雅 左から長井、佐々木、八島の順 大会結果 世界王者、佐々木音憧が結果的に早々に勝負を決めた形となった今大会。次世代の台頭としては今大会で3位に入った東北の雄 八島璃央、国際大会の経験も着実に積んでいる藪下桃平、惜しくも準決勝で敗退としたが大阪の田渕利來は今後も期待できる逸材と感じた。しかし今大会には出場しなかったパリ五輪組、前回王者の小野寺吟雲、白井空良、さらには五輪連覇の日本の、いや世界の絶対王者堀米雄斗が前を走っている現状。次に続くのが世界大会で決勝常連となっている根附海龍、東京五輪出場の青木勇貴斗。この5本柱を追いかけるのが今大会で優勝した佐々木音憧を筆頭に、大阪の長井太雅、東京の濱村大征、茨城の松本浬璃、和歌山の甲斐穂澄、静岡の重延亜周の同世代組だ。日本女子同様熾烈になってきた日本のトップ争いだがスキルは非常に拮抗しているが、男子はここ一番での経験値や駆け引きでの差が大きいと筆者は感じる。だが、この経験値などの差も縮まってくると予想されるので今後の展開も非常に楽しみだ。最後にはなるが、やはり女子同様にリプレイ検証がなかったことがどうしても気になってしまう。女子に限らず男子もさらに複雑な複合トリックを各ライダーがトライし合っている中でボードやトラックの掛かり方一つで大きく順位が変わってしまいかねないレベルまで来ている。これらが次の大会には改善されることを切に願う。
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skate悲願の初優勝を果たした日本が世界に誇るトリックマスター白井空良「SLS Sydney 2024」 男子決勝2024.10.242024年シーズンの「Street League Skateboarding」プロツアー第3戦目となったのが、オーストラリア・シドニーで開催された「SLS Sydney 2024」。男子決勝は地元からトミー・フィン(オーストラリア)、クリス・ジョスリン(アメリカ)、ジャンカルロス・ゴンザレス(コロンビア)、SLS最多優勝記録を保持するナイジャ・ヒューストン(アメリカ)、昨年のSLSスーパークラウンの勝者ジオバンニ・ヴィアンナ、そしてパリオリンピックではメダルを逃したものの、その後X Games Chiba 2024で初の金メダル獲得を果たした白井空良がノックアウトラウンドを1位で通過するなど絶好調で決勝を迎えた。 【ライン セクション】 ライン1本目 ノックアウトラウンドからハイスコアの応酬が予感されていた決勝で1本目からまず魅せたのはアメリカのクリス・ジョスリン。「バックサイド360」でスタートすると「トレフリップフロントスライドリップスライド」、ギャップ越えの「キックフリップ」など得意のフリップトリックを中心に繋いでいくと終盤ではボードを回しきれなかったものの転ばずにランを終えたため、8.8ptの高得点をマークした。 そしてもう1人、1本目から見事なランでまとめたのはブラジルのジオバンニ・ヴィアンナ。他のライダーがあまりトライしないも独特な形でボードをセクションにかける彼は「ハーフキャブバックサイド5−0グラインド」や「フェイキーフロントサイドクルックドグラインド」などをメイクしてフルメイクでまとめ8.5ptのハイスコアをマークした。 ライン2本目 そして2本目で各ライダーがハイスコアを残すのに苦戦する中で、更に1本目を上回るスコアアップを果たしたのヴィアンナ。1本目でメイクした高難度トリックに加えて、独創的かつ難しい体勢から掛けるトリックの数々でランをアップデートしスコアを8.6ptに伸ばした。 しかしそんなヴィアンナやジョスリンのスコアを上回り、見事なライディングでシングルトリックセクションに繋げたのは白井空良。何一つミスのないリラックスしたライディングの中に織り交ぜられた「270バックサイドリップスライド」やキンクハバセクションでの「アーリーフロント180スイッチバックサイド50-50グラインド」、「フロントサイドブランドスライド」などのフルメイクが高評価を受け、この決勝のラインセクションで唯一の9 Clubの9.0ptをマークした。 この時点で白井が首位、2位にジョスリン、3位にヴィアンナとなる中、練習での怪我が響いているのか良いスコアを残せていないヒューストンが5位という展開でシングルトリックセクションへ。 【シングルトリック セクション】 1トライ目 フィンとヒューストンがトリックに失敗する中でまず8点越えをマークしたのがコロンビアのジャンカルロス・ゴンザレス。彼もスタイリッシュなトリックに定評があるライダーだが、ここではキンクハバレッジで下まで流し切る「スイッチフロントサイドノーズグラインド」で8.1ptをマーク。続くヴィアンナも同じキンクハバレッジで「ハーフキャブフロントサイドスミスフェイキー」をメイクして8.7ptをマークした。その後はジョスリンがバンクでの「バックサイド360」で8.0pt、白井が「キャバレリアルバックサイドテールスライド」で8.6ptと高得点をマークするもヴィアンナには届かなかった。 2トライ目 ここではヒューストンを除く全員がトリックをメイクする展開に。ただここで更に戦いをネクストレベルに引き上げたのはヴィアンナ。彼の得意とするキャバレリアルの派生トリック「キャバレリアルフロントサイドノーズブラントスライド」をキンクハバレッジでメイクすると9club、9.1ptをマークし流れを完全に自らのものに引き寄せ、SLSでの彼の盤石な強さを示すようなライディングを見せた。 そしてヴィアンナの後にライディングし、ラインセクションでの流れを引き戻したいのがジョスリン。バンクからボトムへ全越えの「バックサイドビックスピンフリップ」を決めたがスコアは8.4pt。これには会場から大きなブーイングが上がったが、このジャッジにジョスリンは特に気を止めず次に更なるスコアアップを目指すような雰囲気がうかがえた。しかし、今回強さを見せたのはヴィアンナだけではなかった。今大会で終始調子の良さを見せている白井が同じくキンクハバレッジで「ノーリービックスピンバックサイドテールスライド to フェイキー」を決めるとこちらも9clubの9.0をマークしヴィアンナ同様に流れを掴んだ。 ©︎SLS 3トライ目 この時点で全体で必要となる4つのスコアを揃えるチャンスのあるライダーは、この後のトライで他のライダーにプレッシャーを掛けるためにも非常に大事になるのが3トライ目。そんな中、まずスコアをマークしてきたのはコロンビアのスタイラーであるゴンザレス。ギャップ to レールで「フロントサイド270ボードスライド」をマーク。 続いてヴィアンナが7.8ptをマークする一方で、またもや9 Club合戦が勃発。まずはここまで思うようなスコアを残せていなかったジョスリンがステアでの「ノーリーインワードヒールフリップリバート」を完璧に決めて見せて9.1ptをマークした。豪快な滞空時間の長いエアーの中でメイクされるフリップトリックと回転技のコンボは彼の代名詞になっている。 そして今回自分のペースを貫きつつ、放つトリックがどれもハイスコアをマークするほど見事なライディングを見せている白井。ここでは同じくキンクハバセクションを全流しする「フロントサイド180スイッチバックサイドノーズグラインド」をメイク。そもそもこのトリック自体メイクするのが超高難度であることはもちろんなのだが、なんと途中で平坦になるこのキンクのあるハバセクションでメイクしたことに他のライダーたちが思わず頭を抱えるほど驚きを見せていた。そんなこのトリックは9.3ptをマークし完全に会場の流れを自分のものに引き寄せた。白井が完全にペースを掴み首位を守る中で、ヴィアンナとジョスリンが表彰台圏内で追う形で後半戦へ。 4トライ目 どのライダーも自分の順位を確実にしたい中でプレッシャーが彼らを襲ったのか、各ライダーが続々とトリックを失敗する展開。ただそんな中で3本のメイクでノリに乗っているのが暫定首位の白井空良。彼がメイクしたのはキンクハバセクションでの「アーリーバックサイド180スイッチフロントサイドクルックドグラインド」。3本目のメイクに引き続きこのトリックは会場を沸かせた。 ©︎SLS 正方向から背中側に半回転回ることで着地点が見えない中でトラックを片方だけ掛けるこのグラインドトリックはリスクの高さから来る度胸はもちろんのこと、正確無比な精度が必要となるこのトリックを1発で決めてしまった。改めて白井のレベルの高さをまざまざと感じさせた。スコアも9.4ptと更にスコアアップさせて3本続けて9clubをマークした。この時点で暫定2位のジョスリン、暫定3位のヴィアンナと10点以上の差を付けたため最終トライを残し優勝が確定した。 5トライ目 早々に白井の優勝が決まった中で迎えたのがこの最終トライ。最後の最後まで乗るかそるかの戦いとなった。ヒューストン、フィン、ゴンザレスがトリックに失敗する中で、ヴィアンナとジョスリンの僅差かつ超ハイレベルな戦いが繰り広げられた。首位には届かないがわずか0.2ポイントで2位を狙えるジオバンニ・ヴィアンナはキンクハバセクションで「キャバレリアルバックサイドノーズピックグラインド」を決めると今大会最高得点の9.6ptをマークし暫定2位に浮上した。彼の超人的コントロールとバランスが活かされたこのトリックに会場中は大盛り上がりでまさに決勝の最終トライにふさわしい展開となった。 そしてヴィアンナに逆転され、2位に返り咲くには9.7ptが必要となったアメリカが誇るビッグトリッカーであるクリス・ジョスリンの出番に。今まで何度がトライしていたバンクtoバンクでの大技だが、このタイミングでここ1番の「ノーリーバックサイド360ヒールフリップ」をメイク。彼のスタイルを象徴する「魅せて勝つ」トリックを披露し会場のボルテージも最高潮に引き上げ、逆転も期待されたがスコアは9.5ptと9 clubをマークするもヴィアンナを上回るにはわずか0.2ポイント足らず今回は3位となった。この結果から大きく差をつけて優勝を決めた白井空良がSLSプロツアーで初優勝を達成し、先月の「X Games Chiba 2024」での優勝から良い流れで繋いだ。そして2位にはブラジルのジオバンニ・ヴィアンナ、3位にはアメリカのクリス・ジョスリンという順になった。 最終結果 ©︎SLS 優勝 : 白井 空良(日本) 36.7pt2位 : ジオバンニ・ヴィアンナ(ブラジル)35.9pt3位 : クリス・ジョスリン(アメリカ)35.8pt 4位 : ジャンカルロス・ゴンザレス(コロンビア)31.8pt5位 : トミー・フィン(オーストラリア)13.9pt6位 : ナイジャ・ヒューストン(アメリカ)7.2pt 最後に ©︎SLS 今回は白井空良が初優勝を飾り幕を閉じたシドニー大会。白井は昨年末の世界選手権で優勝してからパリオリンピックまで順調に成績を残してきた中、パリオリンピック本番直前で体調不良に見舞われ入院を余儀なくされるも本戦では4位とメダルを目の前で逃していた。その中で迎えた先月の「X Games Chiba 2024」での優勝、そして今回のSLSプロツアー優勝は、今までの彼の活動をフォローしてきた筆者にとっては感慨深いものだった。そんな中で迎えるのが来月日本で開催される東京大会。まだ出場選手は公式には発表されていないが、日本からは今回出場していなかった堀米雄斗をはじめ、今回は惜しくもノックアウトラウンド敗退となった根附海龍や池田大暉やその他有力ライダーが出場するだろうし、今回2位となったジオバンニ・ヴィアンナやクリス・ジョスリンも優勝を狙っていると思われる。また筆者としては怪我の心配があるナイジャ・ヒューストンも復調して参加を決めてくれることにも期待したい。今シーズンのSLSとしては残すは次の東京大会と、12月にブラジルで開催される最終戦スーパークラウンの2戦。そして最終戦では高額の賞金が用意されているとのことで更に激化が想定されるSLSプロツアーの今後の展開が楽しみだ。
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others日本最大級“入場無料”のアーバンスポーツの祭典 YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL ’24 世界を熱狂させたトップアスリートが横浜に集結!2024.10.2311月9日(土)・10日(日)の2日間、横浜赤レンガ倉庫イベント広場にて開催する『YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL’24(YUSF ’24)』の第1弾コンテンツを発表! 会場内で開催されるスケートボード大会に、世界で活躍する吉沢恋選手・白井空良選手の出場が決定。そのほか、BMXフラットランドやダブルダッチ、パルクールの各大会に、昨年大会での優勝者の出場が決定するなど、今回もハイレベルなパフォーマンスに期待! また、カルチャーマーケットや連携イベントの企画も用意されている。横浜赤レンガ倉庫を中心とする一帯に、ストリートカルチャーが一堂に会し、朝から夜まで「観る・体験する・食べる・飲む・遊ぶ」を存分に楽しめる。 コンテンツラインアップ 【アーバンスポーツ】 ©Yoshio Yoshida/YUSF スケートボード - SKATE ARK2017年に誕生し、現在では世界で最もレベルの高い“世界大会”として認知される「ARKLEAGUE」の1つ。ライダーが創るライダーの為の大会は、世界各国のライダーから賞賛される大会となっている。パークやバーチカルなど様々なスタイルがあるスケートボード。 そのうち日本人選手が世界のトップレベルで活躍している、町中にあるような会談やレールなど障害物のあるコースで競うストリート種目を実施。2022年、2023年に続き、YUSF ’24でも世界で活躍するトップスケーターの出場が決定。 ■PICK UP選手 吉沢 恋 選手(神奈川県出身・2009/09/22生まれ)2024パリオリンピック 女子ストリート 金メダル 白井 空良 選手(神奈川県出身・2001/11/03生まれ)2024パリオリンピック 男子ストリート 4位2024 X Games Chiba 男子ストリート 優勝 © HAMASHOW/YUSF ブレイキン - FREESTYLE SESSION JAPAN1997年アメリカで始まった世界一のCREWを決める伝説のブレイキンバトル「Freestyle Session」は、世界で最もリスペクトを集め、日本人のみならず多くのBBOY・BGIRL達に多大な影響を与えてきた。アメリカのみでの開催から、現在では世界大会へと発展し、各地で盛り上がりを見せている。日本では2002年にスタート、そして2022年のYUSFにて4年ぶり復活。世界レベルのBBOY・BGIRLたちが一堂に集いハイレベルなバトルが繰り広げられる。昨年同様にクルーバトル形式を採用し、日本一を決定する。 BMXフラットランド - FLAT ARK2013年に誕生し、現在では世界で最もレベルの高い“世界大会”として認知される「ARK LEAGUE」の1つ。ライダーが創るライダーの為の大会は、世界各国のライダーから賞賛される大会となっている。 YUSFでは2022年・2023年と開催。昨年末にはFLAT ARK 10年の節目を記念し 、日本野球の聖地「阪神甲子園球場」の100周年記念事業の1つとして、世界17ヶ国のトップライダーが集結し「FLAT ARK 2023 in 阪神甲子園球場」を2日間貸し切りで開催した。 ■PICK UP選手 片桐 悠 選手(新潟県出身・2005/04/17生まれ) Circle Of Balance 2022 準優勝 X Games Chiba 2023 優勝 鈴木 仁菜 選手(東京都出身・2007/07/08生まれ)2024 UCI World Cup 江ノ島大会・モンペリエ大会 優勝 2022・2023 FLAT ARK Girls class優勝 © Kazuki Murata/YUSF ダブルダッチ - THE ONE’S2012年に誕生したダブルダッチ 1on1 BATTLE [DOUBLE DUTCH ONE'S]。12年の時を経て数々のDOUBLE DUTCH ONE’Sの顔となるJUMPERが誕生した。その“THE”DOUBLE DUTCH ONE’Sなプレイヤーが集結し、頂点を決める戦いをTHE ONE’Sと呼 ぶ。今大会では、これまでのDOUBLE DUTCH ONE'S FINAL 優勝者が一挙集結!TOP16トーナメント方式で開催。 ■PICK UP選手 KO-YA 選手(神奈川県出身・1990/02/04生まれ)DOUBLE DUTCH ONE’S FINAL 2022 MEN’S SECTION 優勝 イワネスインセイン 選手 (東京都出身•1994/08/19生まれ) DOUBLE DUTCH ONE’S FINAL 2023 MEN’S SECTION 優勝 Elina Mizuno 選手(東京都出身・1993/02/28生まれ) DOUBLE DUTCH ONE’S FINAL 2023 WOMEN’S SECTION 優勝 © Kazuki Murata/YUSF パルクール - ONE FLOW BATTLE 2024 -Final round-世界が注目する、究極のパルクールバトルイベント!トレーサー(選手)達は、10秒間のソロムーブに全てを賭け、その瞬間にしか生まれない唯一無二のムーブ=最強のワンフローを繰り出す!スーパートリック、ビッグジャンプ、なんでもあり!限られた時間の中で、いかに個性とスキルを表現できるかが勝敗を分ける!1vs1のトーナメントバトルを勝ち抜くのは誰だ!? ■PICK UP選手 宮﨑 裕来 選手(大阪府出身・2002/05/05生まれ)TOKIOインカラミ所属 ONE FLOW BATTLE 2023 年間チャンピオン 関 雅仁 選手(香川県出身・1996/04/15生まれ)TOKIOインカラミ所属 2023 第4回パルクール日本選手権 優勝 大貫 海斗 選手(千葉県出身・2003/03/05生まれ)TOKIOインカラミ所属 ONE FLOW BATTLE 2024 SINGAPORE・OSAKA 優勝 © Kazuki Murata/YUSF パルオニ - パルオニJAPAN CUP 2024競技の専門性によらない、誰でも行う「あそび」を競技化!指定されたフィールドに、安全面に配慮かつ、運動機能を自然と向上させるように設置されたキッズ用の障害物(オブスタクルス)を使い、1番鬼ごっこがすごい(逃げる+捕まえる)のは誰かを競う! YUSF ’23にて初開催した『パルオニJAPAN CUP』に続き、『パルオニJAPAN CUP 2024』を開催!カテゴリーやエントリー方法などの詳細は、YUSF公式WEBサイトにて。 3人制バスケットボール 3x3 - IMPACT – 3x3 TOURNAMENT国内最大級となるNEW BIGトーナメント「IMPACT – 3x3 TOURNAMENT」がYUSF特設コートで初開催決定!記念すべき第1回チャンピオンの栄冠はどのチームへ!? バイクトライアル - TRIAL BIKE SHOWトライアルは、ライディングテクニックの正確性、ライダーとマシンの信頼性を競うモータースポーツです。時間のコントロールはありますが、スピードを競う競技ではないところが、他のモータースポーツとはちょっとちがう魅力です。トライアル競技のデモでは、ライダーが専用のオートバイを駆り、コース途中に設けられた障害物を乗り越えながら、技の正確性や人間とマシンの信頼性を競う様子を披露。 ■PICK UP選手 小川 友幸 選手(三重県出身・1976/10/04生まれ)MFJ全日本トライアル選手権シリーズ 2013-2023 国際A級スーパークラス チャンピオン ビーチバレーボール - ジャパンビーチバレーボールツアー2024 第10戦 グランドスラム 横浜赤レンガ倉庫大会ビーチバレーボールの国内最高峰ツアー「ジャパンツアー 横浜赤レンガ倉庫大会」がYUSF会場内で開催!コート上の2人が縦横無尽に裸足でボールを追いかけ、駆け引きをしながらボールをつなぐ究極のビーチスポーツ!砂の上の熱い戦いを見逃すな! ©YUSF キッズワークショップ知らないスポーツだからこそ、この機会に「アーバンスポーツ」にチャレンジしてみよう。もしかしたら、楽しすぎてハマっちゃうかも。やって楽しめるのもYUSFならでは。※実施予定種目は調整中です。 【カルチャーマーケット】ファッションやカルチャーを体験できるショップやブース、美味しいフードやドリンクなど、盛りだくさんのラインアップを取り揃えます。1日中「食べる・飲む・遊ぶ」をお楽しみいただけるブース・ショップの一部をご紹介します。 Lazor Zone Yokosuka海外でとても人気のある、遊びながら運動ができるシューティングスポーツゲーム。 お子様は5歳からご参加でき、FPS(ファーストパーソンシューター)をリアルに体感できる次世代の鬼ごっこ。1ゲーム(5分)1,000円(税込)/人。場所:横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール 特設フィールド PostCoffee®️「ライフスタイルを進化させる」をビジョンに、コーヒーのサブスクリプションや国内最大級の美味しいコーヒーのショッピングモールをローンチ。国内外30店以上の有名コーヒーショップのコーヒー豆と、世界20カ国以上の自社焙煎コーヒー40種類以上をラインナップ。扱う豆はすべてスペシャルティコーヒーです。 EL CAMION by T.Y.HARBOR Brewery東京・天王洲の老舗ブルワリーT.Y.HARBOR Breweryの新鮮で美味しいビールを是非お楽しみください! スペシャルコンテンツ アーバンスポーツ競技やカルチャーマーケットのほか、ライブエンターテインメントフェスティバル「Live!横浜」との連携イベントなど、YUSF ’24では様々なスペシャルコンテンツを準備しています。こちらもご注目ください。 三菱商事都市開発株式会社 presents 吉沢恋トークショー2024年7月、まだ記憶に新しいパリでの国際大会にて、見事金メダルを獲得した吉沢恋選手のスペシャルトークショー。 開催日時:11月9日(土) 場所:スケートボードエリア内 参加料:無料 ©(株)JOL © 一般社団法人パルクール鬼ごっこ協会 Live!横浜 - YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL '24 サテライトステージ 「Live!横浜」との連携コンテンツとして、YUSF'24サテライトステージが運河パークに登場!鬼ごっこにパルクールの要素を取り入れた1対1の究極の鬼ごっこスポーツ「パルオニ」やボルダリング、スラックラインが無料で体験できます。 開催日時:11月9日(土)・11月10日(日) 両日ともに11:00~16:00場所:運河パーク参加料:無料 開催概要 開催名称:YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL ’24(略称 YUSF)会場:横浜赤レンガ倉庫 イベント広場(神奈川県横浜市中区新港1-1)日程・時間:2024年11月9日(土)・11月10日(日) 両日ともに11:00~20:00(予定)※雨天中止。協議の開始・終了時間は各競技によって異なります。入場料:無料※飲食や物販代金は別途必要。一部、有料コンテンツあり。主催: YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL ’24 実行委員会(株式会社横浜赤レンガ / 明治商工株式会社 / 株式会社ローソンエンタテインメント / 株式会社ゼータ)共催:公益財団法人横浜市芸術文化振興財団協賛:富士フイルム株式会社 / 三菱商事都市開発株式会社 / GoPro合同会社 / サミー株式会社 / プレミアムウォーター株式会社 / 日本たばこ産業株式会社協力: 一般社団法人ARK LEAGUE / 有限会社 OVER THUMPZ / 株式会社IAM / 株式会社トリデンテ / 公益財団法人日本バレーボール協会 / 株式会社HANDOFF メディア協力:FINEPLAY
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othersGoProから新登場!新製品の魅力を体験しながら楽しむ「GoPro INTERNAL CAMP」2024.10.232024年9月5日〜9月6日にかけて、GoProから新登場した「HERO13 Black」と「HERO」のカメラをの魅力をいち早く体験しながら楽しむイベントGoPro INTERNAL CAMPが開催された。 GoProアスリートのYUUTAROU氏を始め、さまざまな分野のアスリートやクリエイターが招待され、参加者はGoProの新製品を用いてアクティビティを撮影し、思い思いに動画制作を楽しんだ。 イ・スホン氏によるプレゼンテーション GoPro Senior Marketing Managerのイ・スホン氏、YUUTAROU氏による新製品の紹介が行われ、参加者達は新製品を手にすると心を躍らせた様子で新機能に驚きを見せた。質疑応答やクイズなども交え、参加者は楽しみながらGoProの新製品の特徴を学んだ。 また、20万ドル (約3,000万円) を受賞者で山分けする、GoProユーザーを対象としたアワードGoPro Asia Best Challengeの受賞作品鑑賞会も行われ、今回のイベントに参加していた受賞者には拍手が送られた。 アスレチック体験 参加者はアスレチックやジップライン、マウンテンバイクなどのアクティビティを新製品を用いて撮影。13倍バーストスローモーションやマグネット式ラッチマウントなどの新機能や新しいマウントも試しながら、思い思いに工夫を凝らし撮影とアクティビティを楽しんだ。 ラジコンカーレースの様子 夕方になると、ラジコンカーを使ったレースが行われ、小型かつ耐久性のあるGoProならではの白熱したレースの撮影が行われた。その他にもミニゲームやクイズ大会が行われ、参加者達はアイデア交換などのコミュニケーションも交えながら新製品体験を楽しんだ。 ライトペインティング 夜になるとバーベキューが行われ、会場ではライトや花火を用いたライトペインティング撮影が行われた。天気が良かったこともあり、夜中にはスタートレイル撮影に挑戦され、参加者達はGoProの機能を最大限に楽しんだ。 スタートレイル撮影 GoProの新製品の魅力を体験しながら楽しまれたGoPro INTERNAL CAMP。既存のGoProユーザーからしても有難い新機能や新しいレンズ、マウントの登場に参加者達は喜びを見せた。また、極小ボディで4K撮影ができるHEROのコンパクトさと機能性にも驚きの声が上がっていた。 今回のイベントではアクティビティを通して参加者同士でアイデアや知識を共有し合い、共同で撮影をする様子も多く見られ、GoProユーザーとして非常に有益な時間となった。 GoProは手軽さや機能性、耐久性の高さから、アクションスポーツに最適なカメラと言えるだろう。ぜひGoProの新製品を手にして生活を豊かにしてみてはいかがだろうか。 続いては新商品を詳しく紹介! GoPro から登場した2種類の新しいカメラ 「HERO13 Black」と「HERO」 交換式な 4 種類の自動探知機能付きレンズ「HERO13 Black」と、 史上最小スクリーン搭載・4K カメラ「HERO」の 2 種でプロも初心者も楽しめる GoProは、この秋に2種類の新しいカメラを発表。専用のHERO Blackシリーズレンズ(以下、HBシリーズレンズ)を活用できる最上位機種のHERO13 Black (68,800円、税込)、そしてシンプルを極めた最小4Kカメラ、HERO (34,800円、税込) の登場だ。各カメラには、定評ある特許取得済みのGoProテクノロジーをベースとした、独自の新機能が搭載されている。 <左:HERO13 Black 右:HERO> HERO13 Black:卓越したフラッグシップパフォーマンス HERO13 Black は、最新技術でクリエイティブの可能性を無限に広げるパワフルなカメラである。クラス最高レベルの 5.3K 60 フレーム/秒のビデオ、エミー賞受賞の HyperSmooth ブレ補正、その他 GoPro の主要な特徴を備えた HERO13 Black には、次の新機能が搭載されている。 驚異的な 13 倍バーストスローモーション:HD 画質の 720p では最大 400 FPS、5.3K では 120 FPS、900p では 360 FPS のビデオを撮影できる。容量 10%増加・電力効率も向上した Enduro バッテリー: あらゆる天候条件下で長時間撮影が可能。マウントの着脱が簡単なマグネット式ラッチマウント: 内蔵のマウントフィンガーと 1/4-20 マウント用ネジを活用すれば、 HERO13 Black を 3 通りの方法でマウントできる。より高速な Wi-Fi 6 テクノロジー:コンテンツの転送スピードが最大 40%も高速になった。プロレベルの HLG HDR ビデオ:放送標準の 10-bit、Rec.2100 の色空間、HDR 単独よりも広い色域を実現。オーディオをより詳細にカスタマイズ:臨場感重視のバランス設定のほか、背景音の中で声を際立たせる設定を選ぶこともできる。GPS +パフォーマンスステッカー:速度、経路、地形、高度、加速度を追跡し、サードパーティのメディア管理アプリでジオタギングをサポート。さらに、カスタムプリセットオプションの追加、QuikCapture 機能の向上なども特徴として挙げられる。 HERO13 Black (68,800 円、税込) は、カメラ単独ではもちろん、Volta パワーグリップ、メディアモジュラー、ライトモジ ュラーが付属した HERO13 Black Creator Edition (103,800 円、税込)、アクティビティ向けのアイテムが揃ったHERO13 Black アクセサリーセット (GoPro.com 限定) としてもお買い求めいただける。すべて予約注文可能となっている。 HERO Black シリーズレンズ:究極のクリエイティブコレクション HERO13 Black を購入されるお客様は、新しい革新的な HB シリーズレンズを同時にお求めになることで、創造性をさらなる高みに押し上げることができる。HERO13 Black が取り付けたレンズを自動検出し、レンズの種類や環境に応じ て設定が最適に調整される。 4 種類の HB シリーズレンズは、GoPro が特許を取得している HyperSmooth ブレ補正機能に対応するほか、撥水コ ーティングが施されているため傷に強く、防水性も発揮する。 超広角レンズモジュラー (16,800 円、税込):HERO13 Black が究極の POV カメラに。視野角 177 度、アスペト比 1:1 であらゆるシーンを広範囲で捉える。カメラをどのように取り付けていても、広い視野角で撮影できるほか、16:9 の ワイドスクリーンまたは 9:16 の縦向きショットへと自由にクロップすることが可能。 さらに、HyperSmooth のパフォーマンスを最大限に高め、カメラ内蔵の 360 度水平ロックにより最大 4K60 の解像度でビデオのブレを補正する。 マクロレンズモジュラー (21,800 円、税込):GoPro の標準レンズと比較して 最大 4 倍のクローズアップが可能。焦点を調整しながら離れた場所にある物体を 撮影でき、クリエイティブの可能性が広がる。フォーカスリングを使用すると、ピントを 11cm から手動で調整できる。 アナモフィックレンズモジュラー (21,800 円、税込):従来の広角映像よりも歪みの少ない芸術的な映像を、長編映画を思わせるドラマチックな 21:9 のアスペクト比で撮影。シネマティックなレンズフレアで映像に個性をプラス。カメラに内蔵の映像を補正する「デスクイーズ」機能により、多くの労力を要するポストプロダクショ ンなしでアナモフィックコンテンツの撮影や編集が簡単になる。 ND フィルター4 枚パック (12,100 円、税込):HB シリーズの ND フィルター (ND4 / ND8 / ND16 / ND32) を使用すると、シネマティックなモーションブラ ー効果を簡単に加えることができる。フィルターを取り付けるだけで HERO13 Black が自動検出し、オートシネマティックビデオモードに切り替わり、環境に応じた最適な設定に調整される。超広角レンズモジュラー、マクロレンズモジュラー、ND フィルター4枚パックは HERO13 Black とは別売りで、 GoPro.com で予約注文が可能となっている。また、アナモフィックレンズモジュラーは 2025 年発売を予定している。 電源ソリューションの改善により撮影可能時間が延長 容量が 10%向上した 1900mAh Enduro バッテリーは、電力効率の向上とバッテリー筐体の刷新により、あらゆる状況でより長い駆動時間を実現した。HERO13 Black なら、最高解像度の 4K30 および 5.3K30 設定で 1.5 時間、HD 画質の 1080p30 では 2.5 時間以上の連続撮影が可能。 また、新しく登場する Contacto マグネット式ドア + 電源ケーブルキット (13,800 円、税込) を利用すれば、あらゆる 天候で電力供給がさらにレベルアップ。HERO13 Black 用に設計されたサイドドアにこの電源拡張アクセサリーをマグネットで取り付ければ、防水性を維持しながらすばやく簡単に外部電源に接続して給電できる。 多様なマウント方法 新しいマグネット式ラッチマウント (4,200 円、税込) とボールジョイントマウント (6,800 円、税込) があれば、HERO13 Black と GoPro のマウントをスピーディかつ簡単に交換できる。いずれも既存の GoPro マウントに対応しており、マグネティックラッチシステムを使用してカメラを固定。ピンチするだけでマウントの取り外しや交換ができ、カメラ を 180 度回転させて視点を変えることもできる。 内蔵のマウントフィンガーを使用してカメラをマウントすることも可能。目立つことなくしっかりと固定できるマウントオプションだ。1/4-20 用ネジは、三脚を始めとするプロ仕様の標準的なカメラアクセサリーに使用できる。 HERO:極小ボディで GoPro らしい機能性を実現 HERO は、スクリーン搭載の 4K カメラとしては GoPro 史上最小で最軽量、シンプルで使いやすい低価格の商品だ。 特長は以下の通り。 超コンパクト、重量はわずか 86g:マウントフィンガーを内蔵してい ても、HERO13 Black と比較して 35%小さく、46%も軽くなっている。優れた耐久性と防水性 (5m):GoPro ならではの優れた耐久性 と水深 5m までの完全防水性能。沼地、雪、水中などの環境でも、 楽しい瞬間を逃さず捉える。新しい街の探索にもおすすめだ。直感的にわかるタッチスクリーン + ワンボタンコントロール:LCD スクリーンを使用してショットを完璧にフレーミング。モードボタンをスワイ プまたは押すだけでモードを切り替えられる。準備ができたらシャッタ ーボタンを押して撮影を開始。驚異的な画質 + 2 倍スローモーション:Ultra HD 4K およびHD 1080p ビデオ、12MP 写真、2.7K 60FPS でのスローモーション撮影が可能。Quik アプリを使用し て、4K ビデオから 8MP の写真を切り出すこともできる。アスペクト比 16:9:YouTube に最適な横向きビデオを作成。HyperSmooth ビデオブレ補正を Quik アプリで使用:GoPro Quik アプリを使えば、HyperSmoothビデオブレ補正が映像のブレを自動的に補正。長時間駆動の Enduro バッテリー:1回の充電で、最高画質設定で 60 分間の連続撮影が可能。 GoPro 創業者兼 CEO のニコラス・ウッドマンからのコメント 今年発売する 2 種類の新しい GoPro カメラは、GoPro コミュニティから聞こえた声を参考に、ユーザーの満足度をさらに上げるべく設計したものです。交換可能な 4 種類のレンズモジュラーは HERO13 Black 専用で、装着するとカメラがレンズを自動的に検出して設定を調整します。 また、HERO13 はマグネット式ラッチマウントや GPS に対応するほか、よりパワフルなバッテリーによって駆動時間が長くなり、熱性能も向上しています。そして、スクリーン搭載機種としては GoPro 史上最小かつ最軽量の HERO も登場しました。頑丈で超軽量なデザイン、さらに優れた 4K 画質で、新規ユーザーにもベテランユーザーにもおすすめです。 GoPro Quik アプリ HERO13 Black と HERO はどちらも Quik アプリに対応しており、以下の GoPro サブスクユーザー特典を利用できる。 ハイライトビデオを自動でスマートフォンに送信 - GoPro を自宅の Wi-Fi に接続した状態でチャージするだけ。チャージ中にコンテンツがクラウドに自動アップロードされる。その後、音楽のビートやエフェクトとシンクロしたハイライトビデオが自動作成されてスマートフォンに送信されるため、すぐにシェアできる。Quik アプリでショットを編集 - プロ並みの編集を可能にする使いやすいツールが豊富に用意されている。アプリが自動作成したハイライトビデオを編集することも、ゼロからオリジナルのビデオを作成することもできます。ズームインやクロップ、フィルターの追加、データオーバーレイなど、他にも様々な機能を利用できる。簡単に転送 + 容量無制限のクラウドにバックアップ - ワイヤレスアップロードを使えば、Quik アプリ経由で 写真やビデオをマートフォンに転送するのも簡単だ。容量無制限のクラウドストレージなら、自動アップロードで手間がかからない。自宅の Wi-Fi に接続された状態でチャージすると、GoPro が自動的にアップロードを開始。GoProユーザーは、QuikアプリまたはGoPro.comから登録できるPremium(年額6,000円) またはPremium+ (年額 16,000 円) GoPro サブスクリプションで、上記の特典を利用できる。 新しいカメラのラインナップとアクセサリーの詳細については、GoPro Quik アプリをダウンロードするか、GoPro.com にアクセスして GoPro サブスクリプションに登録してみてほしい。
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surf日本のキッズたちにサーフィンを通じて自然を大切にすること、そして夢を与え続けたい「Reo Inaba Meet&Greet Supported By CARIUMA」2024.10.222024年10月18日(金)に大阪府大阪市の「心斎橋BIGSTEP内 特設ステージ&SPOTAKA」 にて、この夏パリオリンピックで日本人最高位の5位入賞を果たしたプロサーファーの稲葉玲王選手と触れ合える「Reo Inaba Meet&Greet Supported By CARIUMA」が開催された。 本イベントは、世界最高峰を舞台に活躍しているプロサーファーでありCARIUMAアスリートの稲葉玲王選手から自身の経験を元に、次世代の子供達へサーフィンやサステナブルに対する想いを伝えるミート&グリートとなった。 オリンピックまでの軌跡がまとめられた「Road To Olympic 2024」の上映 イベント当日は一般の方に無料開放される形で二部制での開催。第一部では心斎橋BIGSTEP内の特設ステージにて、稲葉玲王本人による挨拶とパリオリンピックに向けたドキュメンタリーを含めて撮影した「Road To Olympic 2024」の映像前半を会場内ビックスクリーンで放映。稲葉選手に会うために会場に訪れたキッズサーファーや親子連れはもちろんのこと、会場周辺に買い物や観光で訪れた海外観光客や学生たちなど多くの人々が立ち寄った。 第二部の「SPOPAR」会場でのトークセッションの様子 第二部では場所を同じ建物内に店舗を構えるスポーツショップのSPOTAKAのスケートパーク「SPOPAR」に会場を移して、CARIUMA JAPAN(丸紅コンシューマーブランズ株式会社)の滝本氏とのトークセッション、「Road To Olympic 2024」の上映、さらには来場者とのQ&A、サイン会、写真撮影など、ここでは至近距離で実際に稲葉選手と交流できる場が設けられた。 イベントに駆けつけてくれたCole Yamane(一番右) また当日は「Road To Olympic 2024」の映像制作に携わった映像クリエイターのCole Yamane(コール・ヤマネ)も来場。偶然にも日本で旅行中の彼がイベントに駆けつけてくれた。 Q&Aではキッズサーファーを中心に多くの来場者からたわいもない質問からテクニカルなサーフィン関連の質問まで、気になることを稲葉へストレートにぶつけられ、稲葉本人も質問によっては困惑するも終始笑顔で楽しく質問に答えていた。 なお本イベントの第二部の様子はFINEPLAYの公式インスタグラムでライブ配信を行い、アーカイブ映像も残っているため具体的な内容が気になる方は是非チェックしてみてほしい。 稲葉玲王選手にイベント前に特別インタビューをさせていただいた。 そして今回のイベント開催にあたってFINEPLAY編集部では稲葉玲王選手本人に特別インタビューを敢行。この夏のパリオリンピックの話はもちろんのこと、環境保護やサステナブルな活動を推進するブランド「CARIUMA」との関係、自身の活動を通して次世代の若手に伝えたいこと、最後に今後の活動とこれからの抱負についても聞いた。 稲葉玲王特別インタビュー インタビューに答える稲葉選手と、本人が愛用する「UBA PRO」 日本人選手最高位5位となったパリオリンピックを終えて - 率直に今回初めてオリンピックに出場してみてどうでしたか? 実際に今回オリンピックに出場して、いまだにオリンピックに出たという感覚があまりないのですが、でもやっぱりオリンピックは皆さんにも知られているようなとても大きな舞台で、自分としても今までで1番大きな舞台だったので、本当にすごい良い経験になりましたね。 - 会場がタヒチでフランスから離れていたこともあったからですかね。 そうですね(笑)パリにも行っていないですし、会場にはサーフィンの選手しかいないのでオリンピック感はあまりなかったのですが、逆に日本に帰ってきてから取材やテレビ出演などで他競技のオリンピアンの人たちと会うような機会があって「あ、俺本当にオリンピック出たのか」みたいな感覚ですね。 -日本人選手最高位5位という結果でしたが、パフォーマンスを振り返っていかがですか? やっぱりあと1歩のところでメダルを取れなかったことがとても悔しいですし、もったいなかったなという気持ちです。でもパフォーマンスとしては結構良い演技ができましたし、3回戦目でワールドチャンピオンのフェリペ・トレド(ブラジル)を倒すことができたのでそういう面では良い結果だったかなと思います。 「Road To Olympic 2024」上映会ではタヒチでのライディングの様子も見られた。 - ちなみにそのパリオリンピック出場に至るまでに注力して取り組んだことはありますか? タヒチのチョープーは、世界中どこに行っても同じような場所が見当たらないくらい波がすごい特殊な場所なので、危険で怖いですしその波に慣れることが1番大事だったので、1年半ぐらい何度も現地通って、色々なコンディションの波に合わせて練習してきました。その中でもチューブがメインの大会になるのが分かっていたのでチューブを特に練習しました。 - そのパリオリンピックを終えて競技への取り組み方に変化はありましたか? メダルにあと1歩のところまで行けたことで、世界のトップレベルで戦えるという自信になったのでもう1回やっぱりあのレベルで戦いたいですし、次のロサンゼルスオリンピックも目指していきたいと思っています。 サステナブルスニーカーブランド「CARIUMA(カリウマ)」とアスリート契約を結んだ経緯 「CARIUMA(カリウマ)」の持つビジョンに共感し契約を決めた稲葉選手 - どのような経緯で「CARIUMA(カリウマ)」との契約に至ったのでしょうか? ハワイの友人であるセス・モニーツがスポンサーを受けていたこともあり、元々「CARIUMA(カリウマ)」のことは知っていました。靴のデザインもかっこよくて自分好みだったので買ったこともあり、お気に入りで普段からよく履いていた中、カリウマジャパンが始まったタイミングでありがたくアスリート契約のお話を頂いたので契約を決めました。 靴のデザインが好みと語る稲葉選手 - ちなみにアスリート契約を結んだ決め手を詳しく聞かせてもらえますか? やっぱり靴がスタイリッシュでかっこいいところが1番です。あとは環境保護やサステナビリティのこともすごい考えているブランドで、特に環境保護はサーファーがとても大事にしていることなので一緒に世界に向けて発信していけたらなと思っています。 - 稲葉選手がお気に入りの「CARIUMA(カリウマ)」アイテムの特徴があれば聞かせてください。 ちょうど今も履いている「UBA PRO」というモデルは、見た目もかっこいいんですけどすごい履き心地が良くて、昨日も1日中USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)内を歩き回ったんですが、足が疲れることもなく大丈夫でした(笑) サーファー稲葉玲王として大事にしている環境保護やサステナビリティへの想い トークセッションではサステナビリティと環境保護の大切さも語られた。 -サーフィンシーンではサステナビリティや環境保護はどのように捉えられていますか? 海を必要とするサーフィンシーンにとって温暖化は深刻な問題になっていて、やっぱりサーフスポットがどんどん少なくなっていたりと本当に深刻で、そういった状況の中で自分1人でできることはとても少ないですけど、地元のビーチで毎月ビーチクリーンをしたり今できることを取り組んでいます。 今後は、サーフィンを通じて自分のこの自然を大事にしたいという思いを色んな人に広めていくためにも、「CARIUMA(カリウマ)」がやっているような活動や今回のようなイベントを一緒にやっていきながら世の中に広めていければと思っています。 - 稲葉選手はサステナブルな活動にはどんな想いを持たれていますか? 自分にとっては海が1番大事なので、その海を含めこの自然を守っていく活動を進めながら、この自然環境に感謝して大切にしたいという想いが強いです。 自分の活動を通して次世代の若手たちに伝えたいこと 稲葉選手へキッズサーファーたちから色々な質問が投げかけられた。 -競技者稲葉玲王として次世代の若手たちに伝えていきたいことを聞かせてください。 しっかり自分の持つ夢や目標を大事にして、 それに向かって諦めないことが1番大事なことだなと感じています。あとはその目標とかに向かう過程で、人と違うことをやってみたりとかどんどん色々なことにチャレンジするのも大事だと思うので、キッズサーファーや若手の子たちにはこういったことを意識して頑張って欲しいなと思います。 - またキッズサーファーたちにサステナビリティや環境保護の観点からも知っといて欲しいことがあれば聞かせてもらえますか? そうですね。サーフィンなので当然なことでもあるんですけど、とはいえいつも好きな時に海で練習できる環境が実は当たり前ではないので、そういうことも頭に入れながら海に感謝して、今後環境保護に対してももっと意識していってほしいです。 稲葉玲王の今後の活動とこれからの抱負について 終始大盛況で終わったミート&グリートイベント - 今後の競技での目標や、競技外でも取り組む活動があれば聞かせてください。 競技者としては、もう1回オリンピックのような世界のトップレベルで戦いたいという気持ちがある中で、世界ツアーをもう1回周ろうと思っていますし、もちろんその中で次のロサンゼルスオリンピックもちゃんと頭には入れながら競技をやっていきたいと思います。 競技外だと今回のイベントもその第一歩かもしれないですが、 次世代の日本人サーファーたちの底上げに貢献していきたいです。自分も今までずっと「日本人も世界で戦えるぞ!」ということを証明したいと思ってやってきたので、自分が培ってきたものを次世代に繋げていきたいです。 CARIUMAのシューズを手にするキッズサーファー - 最後にサーファー稲葉玲王として今後目指していきたいことを聞かせてください。 日本のキッズに夢を与えていきたいです。それはサーファーに限らず何かで高みを目指している日本のキッズたちの夢に僕がなれたらかっこいいなと思っているので、これからも彼らに夢を与え続けられるように頑張ります! イベント概要 名称:Reo Inaba Meet&Greet Supported By CARIUMA 日程:10月18日(金) 18:00~20:00 場所:心斎橋BIGSTEP 特設ステージ&SPOTAKA (大阪府大阪市中央区西心斎橋1-6-14) CARIUMAについて CARIUMA(カリウマ)は、2018年にフェルナンド・ポルトとデヴィッド・パイソンによって設立されたB-Corp認定のコンシャス・スニーカー・カンパニー。現在ではオスカー受賞者、グラミー賞受賞者、オリンピック選手にも愛用されており、人と環境を第一に考える、時代を超越したクラシックスニーカー。またCARIUMのスニーカーはそのクラシックなスタイルに高級素材を使用しており、ほぼすべての服装に合わせることが可能。更に使用素材はすべて最高品質で耐久性もテスト済み。CARIUMAは長持ちする製品を作ることを信条としているため、マスプロダクション削減にも貢献している。 CARIUMAが行う「森林再生」について カリウマは靴1足が売れるごとに2本の木を植えます。このプログラムは完全に私たちのチームによって運営されており、単に木を植えるだけでなく、ブラジルの熱帯雨林の全体的な再生に焦点を当てています。私たちは、植樹の一部を先住民の土地に植え、先住民の文化や知識を高めることに取り組み、現在約70人の先住民(グアラニー族とトゥピニキム族)が私たちのプログラムに関わっています。これまでに250万本以上の植樹を行っており、今後もさらに多くの植樹を行う予定です。カリウマはあなたのために、そして地球に優しいシューズを作ります。 SPOTAKA(スポタカ)とは 従来のスポーツショップとは違う角度から「スポタカ」という新たなスタイルで発信している大阪ミナミのリアルスポーツショップ。2022年に創業100周年を迎えた当店は、日本のサーフィンシーンに関しても創成期から支えており、シーンの発展に貢献してきた立役者としても知られている。
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surfWSL CS最終戦Corona Saquarema Pro 2025年Champion Tourの出場権を獲得した選手は2024.10.21ブラジル リオデジャネイロ プライア・デ・イタナウでWorld Surf League Challenger Series 最終戦となる第6戦Corona Saquarema Proが 2024年10月12日から10月16日まで開催された。試合期間は10月12日から10月20日までだったが波のコンディションを考慮して試合期間の前半を使用しての開催となった。大会期間中はブラジルらしいパワフルな波がブレイクし、最終戦となる今大会は優勝をかけた戦いの他に来シーズンのChampion Series出場権獲得をかけたドラマがあった。 Challenger Seriesとは Challenger SeriesはChampionship Tourへの出場権を獲得するために行われるツアーになる。。Challenger Seriesツアーランキングで男子トップ10、女子トップ5の上位になると翌年のChampionship Tourに参戦する権利を得ることができる。 Challenger Seriesの出場権を得るためにも次のような条件がある。 ・ミッドシーズンカットを逃したCT選手(男子12名と女子7名)・前年のCSランキング上位選手・前シーズンのChampionship Tourサーファーでchampionship Tour、Challenger Seriesのいずれにもリクウォリファイできなかった選手・ 7つのWorld Surf Leagueリージョン (オーストラリア/オセアニア、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、ハワイ/タヒチ、北米、ラテンアメリカ)でクオリファイされた選手・ワールドジュニアチャンピオン男女各1名・ワイルドカード選手 女子優勝はメイシー・キャラハン ⒸWSL / Thiago-Diz ⒸWSL / Daniel-Smorigo 女子の決勝はメイシー・キャラハン(AUS)とヴァヒネ・フィエロ(FRA)の戦い。最初に動いたのはメイシー・キャラハン。2本目でレフト方向の波をキャッチ。バックハンドの演技で6.67ポイントをスコア。対するヴァヒネ・フィエロは1本目にライト方向の波をキャッチし動き出すがスコアを伸ばすことに苦戦する。ヒートのリズムを掴んだメイシー・キャラハンは序盤にレフト方向の波にもう一度乗り、5.67ポイントをスコアし2本まとめヒートをリードする。ヴァヒネ・フィエロも後半に5.37ポイントと 5.20ポイントと2本揃えるが優勝するために必要なスコアを出すことができず、終始リードしていたメイシー・キャラハンが逃げ切りで優勝を果たした。 メイシー・キャラハンは優勝したことにより、Challenger Seriesのランキングを10位で終え、2025年のChallenger Seriesの出場権を獲得した。そして今大会2位に輝いたヴァヒネ・フィエロはChallemge Seriseのランキングを1つ上げ、トップ5入りを果たし見事Champion Tourの出場権を勝ち取った。 ⒸWSL / Thiago-Diz 男子優勝はマルコ・ミニョ ⒸWSL / Thiago-Diz 男子の決勝はマルコ・ミニョ(FRA)とデイヴィット・シルバ(BRA)のマッチアップ。最初に仕掛けたのはマルコ・ミニョ。1本目に6ポイントをスコアする。中盤戦の差し掛かる時間帯にデイヴィット・シルバが5ポイントをスコアするも、中盤にマルコ・ミニョも6.4ポイントをスコアし先にスコアを2本まとめる。マルコ・ミニョは後半にもプライオリティーを駆使して掴んだ波でエアーリバースを組み込んだライディングで8.33ポイントとハイスコアを伸ばしその差を広げる。デイヴィット・シルバが優勝するために必要なスコアは9.23ポイント。残り時間1分を切るところで選んだ波で素晴らしいライディングを見せ、6.9ポイントとスコアは伸ばしたものの優勝に必要なスコアには届かず、マルコ・ミニョがChallenger Series初優勝を飾った。 2025年Champion Tourに出場権を獲得した選手は Challenger Series最終戦のCorona Saquarema Proが終了したことでChallenge Seriesのランキングが確定し、2025年Champion Tourに出場権を獲得した選手が決定した。 女子5名 1位 – サリー・フィッツギボンズ (AUS) 2位 – ベラ・ケンワージー (USA) 3位 – イザベラ・ニコルズ (AUS) 4位 – エリン・ブルックス (CAN) 5位 – ヴァヒネ・フィエロ (FRA) 男子10名 1位 – サミュエル・プポ(BRA) 2位 – イアン・ゴウベイア(BRA)3位 – マルコ・ミニョ(FRA) 4位 – アレホ・ムニーツ(BRA) 5位 – デイヴィッド・シルバ(BRA) 6位 – ミゲル・プポ(BRA)7位 – ジョエル・ヴォーン(AUS)8位 – ジョージ・ピター(AUS)9位 – エドガード・グロッジア(BRA)10位 – ジャクソン・バンチ(HAW)) 世界で挑戦し続ける日本人選手の活躍 ⒸWSL / Thiago-Diz 今シーズンもChallenger Seriseで日本人選手が活躍を見せていた。海外ツアーは普段の環境と異なるのはもちろんのこと、移動時間、遠征費、そして波のコンディションもサーフポイントによって毎回異なるのでサーフボードなどの調整も行い試合へ挑んでいる。今回のCorona Saquarema Proでも東京2020オリンピアンの大原洋人、都筑有夢路、JPSA2023年グランドチャンピオンの西慶司郎が9位と素晴らしい結果を収めた。 男子日本人選手成績 15位 – 大原洋人 27位 – 西慶司郎 48位 – 伊東李安琉78位 – 大音凛太 91位 – 安室丈 女子日本人選手成績 17位 – 都筑有夢路 28位 – 野中美波 29位 – 松岡亜音 30位 – 脇田紗良 31位 – 都築虹帆 この後も来シーズンに向けての試合が続いていく 今シーズンのChallenger Seriesは終了したが、来シーズンのChallenge Series出場をかけてQualify Seriesが続いていく。来シーズンのChallenger Tourでも日本人が活躍するためにも残りのQualify Seriesが楽しみだ。次戦は10月26日から11月4日にフィリピンにて開催されるQualify Series QS5000 Siargao International Surfing Cupが開催される。その後も台湾、中国海南島とQS5000と来シーズンに向けての重要な試合が続いていく。引き続き、今後の選手の活躍にも注目していきたい。
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