【スポーツクライミング】久米 乃ノ華がW杯2位で初の銀メダル獲得!「IFSCリードワールドカップ シャモニー」

2023.07.10
久米乃ノ華
text by 橋田 樹台 / © Jan Virt / IFSC.

2023年7月9日(現地時間)にフランス・シャモニーにて、スポーツクライミング・リードクライミング種目の「IFSC リードワールドカップ シャモニー」男女決勝が開催され、女子は韓国のキム・ジャイン、男子はイギリスのトビー・ロバーツが優勝に輝いた。さらに日本人選手では女子・久米乃ノ華が見事2位に入り銀メダルを獲得、男子・安楽宙斗も3位で銅メダルを獲得した。

安楽宙斗 / © Jan Virt / IFSC.

女子決勝には2位に輝いた久米をはじめ、野中生萌も進出した。

準決勝を3位で突破した久米は自身初のW杯決勝の舞台となった。
決勝では38+の記録で2位に浮上し、最後までその記録は抜かれることなく銀メダル獲得を確定させた。また野中生萌は5位の結果でフィニッシュとなった。

男子では日本人選手で唯一、安楽が決勝に進出。安楽はリードW杯では3戦連続の決勝進出となっており、準決勝も優勝に輝いた トビー・ロバーツと首位タイで通過するなど好調ぶりを発揮。決勝戦も48+の好記録で3位となった。尚、安楽は今大会で自身初となるリードW杯でのメダル獲得となっている。

 

次戦のリードW杯はフランス・ブリアンソンにて リードW杯 第4戦が行われる予定だ。

日本人選手 結果

男子
3位 安楽 宙斗(千葉県立八千代高等学校)
9位 小俣 史温(東京都山岳連盟)
11位 吉田 智音(摂南大学)
12位 本間 大晴(無所属)
13位 百合草 碧皇(早稲田大学)
14位 緒方 良行(B-PUMP)
23位 鈴木 音生(静岡県立大学)
26位 樋口 純裕(佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)
44位 上村 悠樹(東京都山岳連盟)

女子
2位 久米 乃ノ華(日本大学)
5位 野中 生萌(無所属)
9位 谷井 菜月(明治安田生命)
11位 中川瑠(日本大学)
16位 伊藤 ふたば(デンソー岩手)
32位 小池 はな(川口市立高等学校)
40位 柿崎 未羽(早稲田大学)

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