【独占インタビュー】アーティストWOOD

2016.10.11

【独占インタビュー】アーティストWOOD

【独占インタビュー】アーティストWOOD

© WOOD

アーティストは「自由にやること」こそが一番大切

13歳からストリートに身をおき、「ストリートアート」「グラフィティ」に影響を受け、「マジック」「インク」「スプレー」を好み、ペインターとして壁面、シャッターはもちろん、店舗内装ペイント、ロゴデザイン、アパレルデザイン、フライヤー、イベント装飾デザインなど幅広く手掛ける新進気鋭のアーティストWOODにインタビュー。

——アーティストになろうと思ったきっかけは?

WOOD:単純に言ったら、昔から絵を描いたり、モノ作りが好きでそれの延長上。腹をくくって作品を残し始めたのは高校くらいから。

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—幼少期からクリエイティブに環境があったのしょうか?

WOOD: 実家が酒屋をやっていて、いつも沢山のお客さんがいて賑やかな環境がありました(笑)。
一番良かったのは、ダンボールが沢山あったので、小さな頃は店番やりながら、そのダンボールで毎日工作をしていたのが今の創作の基礎になっています。
小学校に入ってからは、ノートが落書き帳になってましたね。先生の話も聞かずにずっと描いてました。
中学が入る前くらいに従兄弟からグラフィティの存在を教わりました。

—従兄弟もやられてたんですか?

WOOD:そうです。グラフィティーをやってました。その従兄弟から話聞いたり、本をもらったりしてました。

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—学校で学んだりしたんですか?

WOOD:デザインを学ぶために行きたかったんですけど、お金がなかったので独学でやってきました。

—学校の美術の成績とは良かったんじゃないですか?

WOOD:小学校の時、図画工作は良かったですが、中学に入ると自分の好きなことが先行していたので悪くなっていきましたね(笑)。
ただ嬉しかったのが、卒業した後に学校訪問をした際、自分の絵を飾ってくれていたんですよね。

—最初はグラフィティーから始めたんですか?

WOOD:最初は落書きです。その後漫画を描いたりしていました。中学に入ってからストリートアートに興味持ち始めました。従兄弟の影響は結構大きいですね。

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—アーティストとして、師匠的な存在はいますか?

WOOD:絵を描くこと自体の師匠はいないですが、自分がここまでこれたのは沢山の人に色んなことを教えてもらったので感謝してます。

—アーティストとしてのキャリアはどのように積まれたのでしょうか?

WOOD:あまり考えた事なかったですが(笑)。最初は描き溜めたものをファイルにしていろんな方に会いに行きました。
人が集まるところやクラブ行ったりもしました。自分から声かけるのが得意じゃなかったので、ボディーペイントやライブペイントをしてると珍しがって声をかけてもらい仲良くなっていきました。
そこから仕事の依頼が少しずつ増えていった感じです。

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—東京に出てきたきっかけは?

WOOD:昔、ダンスもやっていて東京にはちょこちょこきて、仕事も一度は来てみようと思いました。

—作品を創るときのインスピレーションはどこからきてますか?

WOOD:作品には人生そのものが出てくると思っています。もちろんテーマとか考えたりもしますが、人生の積み重ねや五感で感じてきたことが作品にも表現されています。自然が好きなので、普段自然のある場所へよく行ってます。
関西にいた頃は下に和歌山、横に奈良、上に兵庫・京都、ちょっと行ったら琵琶湖があり自然のスポットが沢山あり、よく行ってました。

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—今までで印象深い創作は?

WOOD:1つあげるのが難しいんですが、「YELLOW SUNS」というアーティスト・ダンサー・DJ が集まったCREWに所属してまして、奈良の公園や海の家でブロックパーティーをやっており、それは気心知れた仲間で好きなことをやってすごく楽しいです。怒られることも多いですが(笑)。絵に限らず、仲間で創造し実行することがうれしかったです。

—いい作品を創るために大切にしていることは?

WOOD:今までの生き方やどれだけ経験しているかですね。今後も色々学び、経験したいです。

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—アーティストを目指している人へメッセージ

WOOD:偉そうなこと言えないですが、色々経験して欲しいと思います。
「自由にやること」こそが一番大切だと思うので、自分で枠を決めないで色々経験してください。それが表現につながると思います。

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WOODプロフィール

大阪生まれ
サブカルチャーに身をおき、グラフィティに影響を受け、「マジック」「インク」「スプレー」を好み、ペインターとして活動中。

執筆者について
FINEPLAY編集部
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