まだまだ発展途上とも言える、日本のB-GIRLシーンを支え続けているB-GIRL ERi FeNeSiS。Red Bull BC One Cypher Japan 2022(以下:BC One)では激戦の上、決勝戦で盟友のYURIEとの一戦に敗北した。しかし、今大会で誰もがERi FeNeSiSの未知なる可能性をさらに強く感じたのではないだろうか。それほど、彼女にはB-GIRLとして、そしてひとりの人間として魅力があり、今後もシーンを大きく牽引する人物であることには違いない。そんな彼女に、BC One を終えた率直な感想と、今後の展望についての独占インタビューを公開。<前編>
ERi FeNeSiS(以下:E)
BC Oneを終えて率直な感想を教えてください。
E:「終わったー。」の一言ですね(笑)。今年も終わっちゃったな〜というのが率直な感想です。なんだか凄く、この1年は早かったです。
ご自身のパフォーマンスについてはいかがでしたか?
E:自分の中では、ベストを尽くせたと思っています。本番に向けてトレーニングや練習を集中して行ってこれたので手応えはありましたし、その結果身体を仕上げて挑むことができたと思っています。決勝で負けたのは悔しかったけど、相手にどうとかではなくて、単純に自分に対して悔しさというかそういう想いが強かったです。
今回のBC Oneは特にB-GIRL勢のレベルの高さに驚きました。印象に残るバトルを教えてください。
E:私のバトルで言うと3試合しかないので全部が印象的でした。どれもドラマがあったなぁと感じます。
1戦目のほのぴー(HONOKAA)は、一緒にトレーニングをしている子なので、敵でありながら、すごく可愛い後輩でもあり。一緒に苦しいトレーニングを乗り越えてきた仲間なので、勝ち負けはついちゃうんですが、あの場で戦えたことは凄く嬉しかったです。

E:2戦目のAYANEについては、昨年のBC Oneで彼女に負けたので、今年は何がなんでも勝ちたいという気持ちがありました。この1年彼女がいてくれたから頑張れました。結果、私はリベンジをすることができたのですが、それは昨年彼女に負けたからこの1年があったので、この1年支えてくれてありがとうと伝えました。

E:決勝のYURIEはもうずっと相方で、彼女がいなければ今の私はいないし一緒に世界のタイトルも獲ってきた仲なので、負けて悔しかったけど、素直にラストサイファーも頑張ってきてね!と言うことができました。個人的には「今、私たちがここで戦うのか!」というタイミングだったので、結構エモーショナルでしたね。YURIEとは、大会終わりに会いましたが特に深い話はしていなくて、いつも通りというか。言葉で伝えなくても、なんかお互いがそれでいいという感じなのかなと思います。

E:最後、決勝戦が終わってステージから帰る途中、AMIちゃんが真っ先に駆けつけてくれて救われました。彼女は去年もすぐに駆け寄ってきてくれたのですが、それが心の救いでしたね。舞台裏ではTAISUKEとも話しましたし、負けて「クソー!」ってなっていた時に、AYUも来てくれて2人で号泣してましたね。いつも一緒に練習をしているNORIも来てくれて。みんな悔しいはずなのに、こうやって一緒に泣いてくれたり、励ましてくれたりする仲間がいることに感謝でした。
BC Oneと他の大会の違いは何か感じますか?
E:自分が獲りたいと思っているタイトルの中ではBC Oneだけまだ獲れてないのと、昨年も決勝で負けているので、今年はもう獲らないとなという想いでこの1年を駆け抜けてきました。BC Oneって通常の練習だけをしていては勝てないイベントだと思っています。BC Oneは他のイベントと違って、休憩がなく最初から決勝まで続けて行うので、回復の時間がとても短いのです。年齢が上の世代の人たちは、BC One対策として“回復するトレーニング”をしないと。そういったことも含めて、チャレンジをするにあたり1年を通じて焦点を当てて計画をして挑んでいます。この過程は他の大会にはあまりないですね。
身体のコンディションや練習環境について
E:私がここまでこれているのも、周りの仲間などの練習環境が本当に大切な要素だと思っています。ダンサーは身体ひとつでどこでも踊れるわけですが、中でもブレイキンのカテゴリーだと、メンタルもフィジカルも両方のバランスが大切だったりします。また、からだ作りについても凄く意識をしています。私は病気や手術を経験してますし、年齢のこともあるし、結構勉強もして自分のからだと向き合ってきました。からだって本当に繊細で、やればやるほどできるようになっていったりする実感があります。今は41歳という年齢ですが、練習プラス、トレーニングをしっかりしていれば私より半分くらい年下の子とも戦えるなって思っています。時間の配分や食べるもの、トレーニングなどはとても意識して管理しているので、アスリート的な考えを持つダンサーなのかもしれませんね。
日本のB-GIRLシーンについて
E:B-GIRLは若手がだいぶ多くなりました。今は私自身も育成に力を入れています。パリ五輪に向けてという目標もありますしね。若手と言っても10代はとても増えたのですが、20代は全然いない、というような印象です。B-GIRLとして彼女たちが成長するにつれて、続けられる選択肢を増やしていく努力はしていきたいなと思っています。

BC Oneを通じて伝えたいことはありますか?
E:BC Oneを終えて、まずは仲間に感謝を伝えたいです。サポートしてくれている人も含めて。特にB-GIRLのベスト8のメンバーは戦友のように感じます。優勝したYURIEだって予選敗退もしながら、地方予選などを積み上げてファイナルに進出しました。ファイナルまで上がってきたメンバーたちは、泥臭くずっと頑張っていたと思います。
当たり前のことだけど、結局フォーカスされるのは「勝者」だけなんです。どんなにドラマがあって、食らいついて、ここまで這い上がってきたとしても、敗者の存在は取り上げられない。でも、そういうこの舞台に上がってくるまでのストーリーの方が実はドラマチックで感動的だったりするんですよね。そういう関係も私は大切にしていきたいし、今回支えてくれた全員に感謝を伝えたいです。
B-GIRL ERi FeNeSiSとして、今後の展望を教えてください。
E:プレイヤーとしてやめるつもりは全くなくて、まだまだバトルも出ていきたいと思っています。パリ五輪という軸で考えると、審査員としてチームに入っているので、私たちが選手たちにより良い環境を作ったり、全力でサポートをしていきたいと思っています。
パリ五輪以外でも、B-GIRLたちが辞めずに続けていけるような場は作っていきたいなと思っています。10代のB-GIRLは全国的にだいぶ増えた印象ですが、20代が極端に少ないんです。その理由のひとつとして“続けたいけど続けられる環境が整っていない”ということがあると思います。そういう子たちにとって、そっと背中を押すような活動をしていけたらいいなと思っています。
あとは、来年あたりに東京を離れて沖縄に拠点を移すので、地方からどう発信をしていけるのかを考えています。その地をリスペクトをしつつ、私にできることをしていきたいなと思っています。
不安がないと言ったら嘘ですが、少しでも不安要素を潰せるように今は現地に行って準備をしていますし、新生活の楽しみの方が大きいかもしれません。それは一緒にいてくれるパートナーのおかげでもあります。今後は、沖縄からB-GIRLとしての発信や活動をどうしていくのかを注力していきたいと考えています。
—- 次回、後編は今後の人生観を踏まえたひとりの女性としてのERi FeNeSiSにフォーカス。シーンのことやプライベートのこと、様々な視点から素直な想いを綴る。

B-Girl ERi FeNeSiS (Keep It Real, DownzKru, Qween of Qweenz)
16歳でStreet Danceを始め、様々なジャンルをこなし、地元愛知にてShowcase出演等で活動を続けてきた。20歳でAmericaの大学に進学のため単身渡米。 現地のBBOY達に出会い、本場NewYorkでBreakin’を始める。 BreakEasy, KingUprock, KWonを師事、America国内様々な大会で好成績を残す。 26歳で日本に帰国、地元愛知へ戻り、BBOY Crew Keep It Realに出会い・加入。 27歳で活動拠点を関東に移し、今現在も日本国内のみならず世界各国において、Judge・Workshop・Guest Battlerと活躍をしている。 また、日本のTop B-Girl集団Qween of Qweenzにも在籍し、海外からの支持も厚く、様々な国で好成績をおさめている。 2011年、B-girlの世界No.1を決めるB-Girl2on2の大会、We B☆Girlz日本予選で優勝。日本代表としてフランスで行われたWe B☆Girlz International Finalに参戦、優勝。世界No.1に輝く。 続いて同じ年に台湾で行われたBBOY Crewバトルにおいて、Qween of QweenzとしてB-Girlのみで参戦、優勝。史上初のB-girl Crewでの世界大会優勝となった。 2012年、スロバキアで行われたOUTBREAK International 2012 Finalにおいても、B-Girl Soloバトルで優勝。ソロでも世界No.1に輝いた。 2013年、オランダで行われたIBE 2on2 Bgirlバトルにおいても優勝。 以降も毎年数々の世界タイトルを獲得し続けている。 海外だけでなく、国内でもBBOYシーンの第一線で活躍中。 国内最高峰レベルといわれるDance@liveにおいては、Break sideにて2年連続ファイナリスト。 2014、2016年度は、All Style sideで好成績をおさめ、日本人bgirl初All Style sideでファイナリストとなる。 今もなお進化し続け、バトルだけでなく、様々なアーティストとコラボ、ショーケースなども行い、2016年にはストリートダンスの舞台BRING IN’DA FRESHにも出演など活躍の場を広げている。
<経歴> BBOY ORYNPIC 1on1 B-Girl in ボストン 優勝 1on1 B-Girl in サンフランシスコ 優勝 2on2 B-Girl in ニューヨーク 優勝 1on1 B-Girl in ニューヨーク 優勝 2007 Mighty4 Toprock in サンフランシスコ 優勝 2009 Old School Night BBOY Crew 準優勝 Be-BBOY TOKYO 5on5 優勝 2011 We B☆Girlz Japan 2on2B-girl 優勝 2011 Free Style Session Taiwan BBOY Crew in 台湾 優勝 2011 We B☆Girlz Intesnational 2on2 in フランス 優勝 Female Trouble Show Contest 準優勝 Radikal Forze 2on2 BBOY in シンガポール 準優勝 Dance@live Break side Season7ファイナリスト Outbreak 1on1 B-Girl in スロバキア 優勝 2012 International 2on2 B-girl in 台湾 優勝 Dance@live Free Style Side in 石川 優勝 Chambery 4on4 BBOY in フランス 準優勝 Dance@live Break side Season8ファイナリスト Dynamic Rockers 34th anniversary 2on2 Bgirl in ニューヨーク 優勝 Dance@live Free Style side Kanto vol.2 優勝 IBE2013 2on2 Bgirl in オランダ 優勝 Dance@live 2014 Freestyle side ファイナリスト B.I.S 2on2 Bgirl in 中国 優勝 B.I.S Footwork battle in 中国 準優勝 REHERB Toprock battle 優勝 Dance@live 2016 All Styles side ファイナリスト UnexpectedJan bboy 2on2 日本予選 優勝 SHINE bgirl 2on2 in カナダ 準優勝 Join the game Toprock & Drop battle in 新潟 優勝 GroovdLine freestyle side in 沖縄 優勝 THE JAM Toprock side 2019 優勝 THE JAM Bgirl side 2020 (Online) 優勝 Surviv ILL Bgirl side 2020 (アメリカOnline) 準優勝 Red Bull BC One Japan Final 2021 準優勝 Battle Pro Japan 2021 優勝 Unvsti Bgirl solo 2021 in フランス 優勝 ブレイクダンスの日 2022 in広島 優勝 THE JAM Bgirl side 2022 in 青森 優勝 Red Bull BC One Japan Final 2022 準優勝
SPECIAL EDITION
FINEPLAYはアクションスポーツ・ストリートカルチャーに特化した総合ニュースメディアです。2013年9月より運営を開始し、世界中のサーフィン、ダンス、ウェイクボード、スケートボード、スノーボード、クライミング、パルクール、フリースタイルなどストリート・アクションスポーツを中心としたアスリート・プロダクト・イベント・カルチャー情報を提供しています。
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●今日 ○イベント開催日
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dance次世代の若手ダンサーたちが自分のスタイルで躍動!X-girlとMAiKAが切り拓いたストリートダンスバトルの新時代「X-girl STREET DANCE BATTLE Produced by MAiKA」2026.02.10日本が世界に誇るトップヒップホップダンサーMAiKA(池田舞風)と、レディースストリートファッションシーンを牽引し続けるX-girlがタッグを組んだダンスバトルイベント「X-girl STREET DANCE BATTLE」Produced by MAiKAが、2026年2月1日(日)に大阪・梅田のHEP HALLにて初めて開催された。 次世代を担う若きダンサーたちをフックアップできる「熱いダンスイベントを創りたい」そして「彼らが輝ける活動の場を創りたい」というX-girlとMAiKAの双方が持つ情熱から生まれた本大会は、ストリートダンスシーンでの新たな旋風を巻き起こすうねりを作り出すべく、MAiKAが厳選した豪華ジャッジ陣、MC、DJを招致して開催され、まさに「X-girl STREET DANCE BATTLE」の第1回にふさわしいイベントとなった。 会場の様子 そのような豪華なイベントになったことから大会当日は出場ダンサーたちではなく、多くの観客がHEP HALLに集結。会場はダンサーたちと観客のファッションスタイルも相まってX-girlが目指したファッショナブルな空間となり、1日を通してダンサーと観客が一緒になって会場内の同じ熱を共有。ダンサーだけではなく会場にいた全員が本大会のコンセプトである「EXPRESS WITH STYLE」を体現し、終日大盛況の中でイベントを終えた。 ストリートダンスバトルを牽引する豪華メンバーと次世代の若手ダンサーたちが共に盛り上げた新たなALL STYLEダンスバトルの形 バトルの様子 本大会には大阪を中心に全国から約50名の16歳〜25歳のダンサーたちがエントリー。大会当日はオーディション形式の予選とTOP16からの決勝トーナメントにて優勝者が決定した。今大会には男女問わず自分のスタイルに自信のあるダンサーたちが集まり、参加賞として手渡されたX-girlオリジナルバンダナを身に纏うと、予選から熱いバトルが繰り広げられ、まさに次世代を担うダンサーたちが十二分に自己表現を発揮した大会となった。 そんな次世代を担う才能たちをジャッジしたのはMAiKAが直々に選んだ豪華トップダンサーの面々。一人目は世界大会での優勝経験も持ち、個性的なファッションの感性と独特なダンススタイルが見る者を魅了する次世代の最注目トップB-Boy RA1ON。二人目はD.LEAGUEで今シーズン既になんと3度のエースパフォーマンスを担当している「Medical Concierge I’moon」で要となるワッキングダンサーMEME。そしてシークレットゲストジャッジとしてダンスクルー「RushBall」としてMAiKAのパートナーであり世界大会での数々の優勝経験と国内外で大人気の名実ともにトップであるヒップホップダンサーのKyokaの3名が、世界を経験したその間違いない目で公正にジャッジを行った。またこのメンバーに加えて大阪を拠点に音楽やダンスのイベントで活躍するMC AMIとDJの世界選手権で2度の優勝を収めたDJ Rionが会場のボルテージを引き上げて盛り上げ続けた。 左からMC AMI、RA1ON、MAiKA、Kyoka、MEME、DJ Rionの順 特にTOP16の前に行われたジャッジムーブに会場は大盛り上がり。RA1ONとMEMEのパフォーマンスでは観客もダンサーも声を上げた一方で、そのスキルの高さに息を飲む瞬間もあったりと大きく感情が揺さぶられる展開に。またその後に登場したKyokaのパフォーマンスでは世界を魅了し続けている彼女のダンスに会場が釘付けになった。ただそのジャッジムーブの空気をさらに一段階引き上げたのがMAiKA。元々MAiKAのムーブはスケジュール上予定されていなかったがその場の雰囲気からKyokaのジャッジムーブに飛び込みで参加すると、まるで事前に擦り合わせていたかのような息ぴったりのムーブをKyokaと見せ、即興でRushBallの豪華ショーケースを披露した。その後は、決勝戦の前にスペシャルコンテンツとして京都を拠点に活動するプロダブルダッチチームのNEWTRADがショーケースを披露するなど、大会の主役である出場ダンサーたちのバトルをさらに盛り上げるコンテンツが満載で終始大盛り上がりのままあっという間に時間が過ぎていった。 ここからは次世代を担うダンサーたちの個性と個性がぶつかり合い、熾烈なバトルを繰り広げたTOP4の戦いを振り返る。 ハイレベルなダンスの中から垣間見られた「自分だけのムーブ」。熾烈なバトルの数々を制し、見事優勝を果たしたのはMii 優勝したMii (左) 今大会の決勝トーナメントではブレイキンのユース全日本王者であるB-Girl Mireiや、マイナビDANCE ALIVEのKIDSカテゴリーで何度も優勝を果たした実力者であるワッキングダンサーYou-kiなどをはじめ、優勝候補といってもおかしくないダンサーたちが惜しくも敗れるといった個性とスキルがぶつかり合ったハイレベルな戦いに。 KONOKAのムーブ MOKAのムーブ そんな戦いを勝ち上がったTOP4の1戦目はMOKA vs KONOKA。最初は音楽を聴きながらお互いが出るタイミングをうかがう展開。均衡を破ったMOKAが先攻でPOPPINを軸とした緩急を付けながら音楽にハメるダンスでKONOKAに仕掛けていく。一方、後攻となったKONOKAはそのMOKAに返すかのように音楽に合わせながらHIPHOPダンスでシームレスなフローでバトルを展開。時折見せる完璧な音ハメのムーブに会場を沸かせ、ジャッジの心も掴んでMOKAを破り決勝に進出した。 Miiのムーブ NENEのムーブ トーナメントの反対の山のTOP4の2戦目はNENE vs Mii。こちらも1戦目と同様に最初は音楽を聴きながらお互いがタイミングをうかがう展開となった。その口火を切ったのはMiiで、流れるようなHIPHOPダンスを音楽に合わせて見せ、自分のダンスと会場の雰囲気をチューニングしていくような動きを見せる。後攻となったNENEも昨年のRedBull Dance Your Style Finalで強さを見せた高い実力を持つワッキングダンサー。彼女も音楽に合わせた見事なワッキングで応戦するも、1本目と2本目共に音楽に合わせバリエーションを多く見せて圧倒したMiiが決勝へ駒を進めた。 決勝のMiiのムーブ 決勝はKONOKAとMiiのHIPHOPダンサー同士のマッチアップ。お互いにバチバチのバトル感を最初のムーブに入る前から見せる中、ここでも先攻を取ったのはMii。音楽に合わせながら相手を時折煽るようなムーブを見せて1ターン目から攻めのダンスでKONOKAに迫る。一方KONOKAもその熱を受けて巻き返すかのように力強いムーブを終始見せつけて、どちらが勝つか分からない展開の中で2ターン目に突入。 決勝のKONOKAのムーブ 先攻のMiiはバトル曲のディスティニーチャイルドの「Say My Name」の曲に合わせて、HIPHOPの動きの中にPOPPINの弾きやHOUSEのステップなど様々なバリエーションでムーブを見せた。対して、パワフルかつキレのある緩急のあるHIPHOPで応戦していったKONOKA。お互い戦い方が違うものの自分たちの個性をぶつけ合う、手に汗握る戦いとなったがMiiが2:1で勝ち切り優勝。X-girl STREET DANCE BATTLEの第1回大会の王者となった。 「X-girl STREET DANCE BATTLE」優勝者 Mii のコメント 優勝したMii ― 今回初開催の「X-girl STREET DANCE BATTLE」で優勝した今の率直な気持ちを聞かせてください。 Mii:とっても嬉しいです!私自身久しぶりのバトルで結構不安だったんですけど、今回のバトルは自分の師匠であるMAiKAさんが主催してくれた大会だったので、出るからには絶対優勝してやるっていう気持ちでした。なので実際に優勝できてめっちゃ嬉しいですし、また色々な人たちと出会える機会になったので、この大会で得た繋がりを大事にしていきながらもっと頑張っていきたいと思っています。 ― 今大会はMAiKAさんが高校生や大学生世代のために開催したイベントですが、このイベントが開催されることを知った時どう思いましたか? Mii:基本的に高校を卒業した年齢からは、もう大人の部門に分類されることが多いんですけど、今回のバトルが開催されることを聞いて「これは絶対盛り上がるイベントになる!」と確信しましたし、同年代のレベルの高い子たちが来るんやろうなと思ったので、自分自身も他のダンサーから刺激を受けたかったですし、このバトルイベントを通してもっともっと活躍していきたいと思い「もう出るしかない!」の一択でした。 ― 今回久しぶりのバトル出場ということでしたが、今まではどうして出ていなかったのでしょうか? Mii:「出るからには勝ちたい」という思いがあった中で、今までは自分のレベルに自信がなかったんです。でも強くなるために挑戦が必要だし、勝つにはまず練習するべきやなって思って、しばらくバトルには出ず、練習に時間を費やすことにしました。今回のイベントを知ってからも練習期間があったので、満を持してここで一発行ってみようみたいな感じで出場を決めました。 ― 今大会の自分のダンスバトルを振り返ってみていかがですか? Mii:今回対戦したダンサーのみんなは普段からバトルで活躍している子たちだったので実は結構恐怖でした。特に最後決勝で当たったKONOKAは私がとてもリスペクトしているダンサーだったこともあって私自身燃えましたし、相手も「ガン!」って来てくれたので私はその勢いを越えないといけないという思いにもなって、お互いに高め合いながら戦えたので自分自身を出せた良いバトルだったと思います。 ― 最後に今後の目標を聞かせてください。 Mii:今後はもっと全国で活躍して、自分のMiiっていう名前と、このMiiのスタイルをもっともっと世に出していって、師匠のMAiKAさんを超えられるレベルまで持っていきたいです! イベントプロデューサーMAiKAのコメント イベントプロデューサーのMAiKA ― MAiKAさんプロデュースの「X-girl STREET DANCE BATTLE」第一回を終えた率直な感想を聞かせてください。 MAiKA:今回、準備期間も短かった中で正直不安が大きかったのですが、イベントを終えて振り返ってみると全体を通してすごい良い空気感を作れたという実感がありますし、何よりたくさんのダンサーが出場してくれて、またたくさんのお客さんが観に来てくれたことですごい盛り上がって終われたので良かったです。 ― 今回のイベントを通して印象に残っていることはありますか? MAiKA:私的にはこのようにイベントをオーガナイズして、参加者一人一人のダンスをゆっくり観られる機会がなかなか無いので、ダンサーみんなの一回一回の踊りをじっくり見ることができたこと自体がとても印象的な経験でしたし、「若い世代に良いダンサーさんたちがいっぱいいるな!」って再認識させていただきました。 ― 一日を振り返ってみて今回はMAiKAさんの思い描いていた通りのイベントになりましたか? MAiKA:はい!私が思い描いていたようなイベントになったと思います。ただ今回が初開催ということもあり、既にもう一段階さらに大きくしていけるビジョンも見えましたし、もっともっと面白いことができるなと思っているので今後が楽しみです。 ― イベントパートナーであるX-girlさんとの開催だからこそ生まれた化学反応はありましたか? MAiKA:やっぱりX-girlさん主催ということもあってダンサーたちのファッショナブルさが強調されていましたし、あとダンサーたちにとって参加費無料はでかいです。そしてX-girlさんとの熱い思いのおかげで、今までピックされなかった若手がこうやってフックアップされる機会を作れたことがすごいでかいことだなって改めて思います。 バトルを会場袖から見つめるMAiKA ― 最後に、今後「X-girl STREET DANCE BATTLE」をどのようなイベントにしていきたいか聞かせてください。 MAiKA:X-girlさんの意向と私の思うストリートダンスをどのようにミックスさせるかがすごく大事だと思っているので、今後もお互いがWin-Winな形で毎回終わりたいですし、その上で私も参加者もX-girlさんも全員が納得できるような部分を考えて追求していくしかないと思っています。ダンサーと観客の皆さんにも満足してもらえて、かつ次世代の若手たちをどんどんフックアップできるようなダンスバトルイベントを目指して、X-girlさんといっぱい話し合って改善してもっともっと良くしていきたいと思っているので今後も是非楽しみに待っていてください。 これからも本イベントを通して挑戦し続けていく中で、成功だけではなくもちろん失敗もあると思いますが、長く続けることに意味があると思うので折れずに次世代のためそしてストリートダンスシーンの未来のために頑張っていきたいと思います。 最後に 今回、大阪・梅田の地で誕生した「X-girl STREET DANCE BATTLE」は、単なる勝敗を競うバトルの枠を超え、次世代の才能が「自分自身のスタイル」を世界へ証明するための第一歩となる記念すべきダンスバトルイベントとして歴史にその名が刻まれた。 MAiKAとBEST STYLE賞を受賞したNoa 実際に今大会では「自分自身のスタイル」という点からX-girlが選ぶ特別賞として、BEST STYLE賞にはNoaが選ばれるなど、バトルの部分だけではなく各ダンサーたちが持つ自分だけの個性をしっかり表現することに重きを置いている新たなダンスバトルであることも印象的だった。 MAiKAと優勝したMii そして、師匠であるMAiKAの背中を追いかけ、バトルへの不安を乗り越えて頂点に立った初代王者Miiの姿は、まさに本大会が掲げる「EXPRESS WITH STYLE(自らのスタイルを表現せよ)」という信念が結実した瞬間だったと言える。MAiKAが語った「続けることに意味がある」という言葉通り、この日会場に渦巻いた熱狂と、若きダンサーたちが放った個性の輝きは、ここで終わることなく更に未来へと紡がれていく。ファッションとダンスが融合し、借り物ではない「好きの塊」としての自分を表現する場所。この新たなスタートラインから踏み出された一歩は、必ずやストリートダンスシーンに新たなうねりを生み出し、まだ見ぬ次のステージへと続いていき、次世代の若手ダンサーを導いていくレガシーとなるダンスバトルイベントとなっていくはずだ。今後の「X-girl STREET DANCE BATTLE」の展望と進化に目が離せない。 "X-girl STREET DANCE BATTLE″ Produced by MAiKA 開催概要 ◼︎開催日時:2026年2月1日 (日)◼︎会場:HEP HALL(〒530-0017 大阪府大阪市北区角田町5-15 HEP FIVE 8F)◼︎参加条件:・16歳~25歳・X-girlオフィシャルオンラインストアcalifへの会員登録 ◼︎参加費:無料 【エントリー特典】◼︎参加特典1X-girl店舗(大阪・梅田エスト・なんばCITY・神戸)で使える1,000円オフクーポンをプレゼント。※5,500円(税込)以上でご利用可能。◼︎参加特典2オリジナルバンダナをプレゼント。当日はスタイリングの一部としてバンダナを身に着けてください。 ◼︎参加特典3イベント終了後に開催される、招待制のアフターパーティーにご招待。◼︎CHAMPION 賞・X-girl商品券10万円分・MAiKAとの共演ムービー撮影◼︎X-girl BEST STYLE賞当日X-girlアイテムでベストなコーディネートを披露してくれた方に特別賞を贈呈。・X-girl商品券5万円分・MAiKAとの共演ムービー撮影
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dance子どもたちの身近なヒーローとして、夢や目標へ挑戦する背中を後押ししたい「MIZUHO BLUE DREAM BREAKING LIMITS Workshop Tour 2025」イベントレポート2026.02.09昨年から大好評で今年も開催された、公益社団法人日本ダンススポーツ連盟(以下:JDSF)が行っているブレイキンの魅力とスポーツとしての価値を広めるため国内の小中学校向けに行っているブレイキンワークショップツアー「MIZUHO BLUE DREAM BREAKING LIMITS Workshop Tour」。2年目となった2025年度のワークショップツアーでは全6校を巡り、各校から大反響を受けた中で先日幕を閉じた。本ワークショップツアーは、今年も特別協賛として「ともに挑む。ともに実る。」をパーパスに掲げている株式会社みずほフィナンシャルグループと共に開催。同社はブレイキンの常に挑戦を続ける精神や、お互いの個性を認め合いながら新しい自分を探求し自己表現をする姿に共感してJDSFにも協賛している。 また今年もみずほフィナンシャルグループのサポートアスリートでもあるB-Boy Shigekix(半井重幸)を特別講師として迎え、彼が抱く「ブレイキンを通じて子どもたちが夢や目標に向かって挑戦する姿勢を応援したい」という思いを伝えながら、子どもたちにブレイキンを通じて身体を動かす楽しさと創造性を体験してもらい、またトップアスリートとの交流を通じて夢や目標に向かって努力することの大切さを学ぶ機会を提供する取り組みが本ワークショップツアーである。なお本ツアーでは2025年11月から2026年1月の3ヶ月間にわたって、全国の計6ヶ所の小学校を訪問。Shigekixがトークショーとブレイキン体験会を行い子どもたちの夢や目標に向かって挑戦する背中の後押しした。本記事ではワークショップツアーの各校のハイライト、またFINEPLAY編集部で取材を行った第3校目の日本女子大学附属豊明小学校のワークショップの様子と、2年目のツアーを終えたShigekixのコメントをまとめて特集する。 ワークショップツアーハイライト 第1校目:福岡県久留米市立江上小学校 第2校目:長野県長野市立緑ヶ丘小学校 第4校目:石川県輪島市6小学校 第5校目:兵庫県尼崎市立園田小学校 第6校目:和歌山県和歌山大学教育学部附属小学校 第3校目:日本女子大学附属豊明小学校のワークショップの様子 本ワークショップツアーの第3校目に選ばれたのは、唯一の女子小学校となった日本女子大学附属豊明小学校。先生の誘導で体育館に連れられた小学4年生から小学6年生の生徒たちは、今回Shigekixが来ることが事前に知らされていたこともあり、自分たちのポジションで整列するとShigekixの登場とワークショップの開始を今か今かと待っているような様子だった。 オープニングが終わりMCの合図でShigekixが子どもたちに呼び込まれると、会場に現れた彼は生徒たちの中心のスペースでワンムーブを披露。世界選手権優勝後、間もないタイミングでのワークショップだったこともあり、いつも以上にキレのあるムーブを披露した。生徒たちはShigekixのパフォーマンスを拍手で見届けながらも人間離れしたパフォーマンスに目が釘付け。時折拍手を忘れるほど見入っていた。また会場にはみずほフィナンシャルグループのイメージキャラクター「あおまる」くんも登場し生徒たちの注目も奪うと、その人気っぷりにShigekixも若干動揺していたが、非常に和やかな雰囲気の中でプログラムはスタートした。 1限目のトークセッションでは「夢や目標の目指し方」というトークテーマで講演が行われた。Shigekixは小学生である生徒たちに向けて、自身の小学生時代のエピソードにも触れながらどのように勉強とブレイキンの両立してきたのか、また夢や目標を達成するためにShigekixが生徒たちにオススメしたい方法をシェア。その方法として「なりたい自分をイメージしてやりたいことを決める→目標から逆算して計画を立て、今の自分に何ができるかまで明確にする→計画したプランと目標を周りの人に話す」という流れを伝えた。 またセッション内で設けられた質問コーナーでは、ブレイキン関連の質問はもちろんのこと、大きな夢に対して諦めたくなる気持ちとの向き合い方など世界最高峰で戦うトップアスリートに聞いてみたい質問が生徒たちから投げかけられた。Shigekixは「大きな夢に対して諦めたくなる気持ちとの向き合い方」について、その気持ちの壁を乗り越えた後に待っている自分がレベルアップした姿を見るワクワク感で常にそういう思いと向き合い戦っていると語った。合わせてShigekixが特に伝えたかったこととして、新しいことへ挑戦することの大切さを話した。 2025年の世界選手権を制したことから今年の9月から10月にかけて行われる「アジア競技大会」への出場も決まっているShigekix。この大会でしっかり結果に繋げて頑張っている姿を見せて、挑戦することに対してみんなとの約束を果たしたいと強く語りトークセッションを締め括った。 トークセッションの後に行われたのはブレイキン体験会。ここでは実際にブレイキンを構成する4つの動きのうち、3つの「トップロック」「フットワーク」「フリーズ」を、Shigekixの実姉であり今回サポート講師として参加したB-Girl AYANE(半井彩弥)とShigekixがレクチャー。 ステップバイステップで挑戦する中、最初は生徒たちも恥ずかしがる様子を見せていたのものの慣れてくると終始楽しみながら体験。時にはShigekixがわざとスピードを早めてチャレンジを与える瞬間もあったが、生徒たちは笑いながらも一生懸命そのスピードに食らいついていた。 その後は生徒たちみんなでサークルを作るとサイファーにも挑戦。周りの同級生たちに見られながら踊る環境ではあったものの、多くの有志の生徒が前に出てきてこの体験会で学んだムーブを披露した。終盤にはShigekixとAYANEによるデモパフォーマンスも披露されると、まるでブレイキンの大会かのような盛り上がりの中で体験会は幕を閉じた。 最後には生徒代表から花束と感謝の言葉が贈られ、みんなで集合写真を撮り全行程を締め括った。Shigekixも最後に今回真剣に話を聞き、良い反応をしてくれたみんなへの感謝の気持ちと夢や目標を持つことの素晴らしさを伝えると、生徒たちが教室に戻るのを体育館出口でAYANEと共にハイタッチで見送り、賑やかな雰囲気の中で全プログラムが終了した。 なお下記は全6回のワークショップツアーを終えたShigekixのコメントである。 2年目の本ワークショップツアーを終えたB-Boy Shigekixのコメント ― 2年目を迎えた全6回のMIZUHO BLUE DREAM BREAKING LIMITS Workshop Tour 2025を終えた今の率直な気持ちを聞かせてください。 1年目から引き続き、僕自身やみずほフィナンシャルグループさんを含めてブレイキン業界として「ブレイキンの力を使って子どもたちに伝えたいこと」は最初から定まっていたので2年目も引き続き大事にして伝えたいと思っていました。特に1年目に周らせていただいた学校とは違った新規の学校を周っていくので、 我々にとっては同じプロジェクトの繰り返しでも、子どもたちにとっては人生で最初で最後の機会になる可能性もあったので、毎回が彼らにとっての「第1回目」であるという気持ちを常に大事にして挑ませていただきました。でも1年目の経験を経て、自分たちの夢や目標への向き合い方に困っている子どもたちが多いことにも気づいたので、単にブレイキンを広めること以上に、彼らが持っている夢や目標の実現のためにどう背中を押すかという点にフォーカスを当てて2年目は取り組みました。 ― 子どもたちの夢や目標の目指し方を気付かさせるために意識して伝えたことはありましたか? 僕のことをテレビで見たことがある「すごい人」という距離感で知ってくれた子どもたちにとっては、自分たちの世界も世代も全く異なる人がいきなり目の前に来て、色々語りかけられても親近感が沸かず言葉が響かないんだろうと感じたので、2年目はより子どもたちとできるだけ対等な目線で言葉をかけて、親近感を持ってもらうことを意識しました。 同じ言葉を伝えるにしても誰が言っているのかは彼らにとってすごい重要だと思うので、「自分もみんなと同じ2年生の時にブレイキンに出会ったことや「ブレイキンの練習と勉強の両立に悩んだ」といった子どもたちも共感できるような経験談を話すことで、2時間という限られた時間の中でもできるだけ彼らの心に寄り添えるように心がけました。 ― 今年のワークショップツアーを通して印象的だったことを聞かせてください。 いつも授業の最後に、体験会で学んだブレイキンのムーブをみんなの前で発表する時間を設けているのですが、想像以上に多くの子どもたちが名乗り出てくれたことが印象的でした。最近はブレイキンをはじめ普段からダンスを習っているこどもたちが増えているのですが、そういう子だけが手を挙げるわけではなく、その日初めてブレイキンを体験した子が、周りにダンスが上手い子もいたりする中で一歩踏み出してみんなの前でムーブを発表してくれたことがすごく良い光景だなと思いましたし、もしかしたら僕の話を聞いてモチベーションを高く持ってくれたのかなとも感じ取れたのでとても印象に残っています。 ― 今年のワークショップツアーを通して得た刺激や、Shigekix選手の今後の活動に活かされるような気づきはありましたか? 個人としては、自分がブレイキンを始めた頃と同じ年齢の子どもたちと触れ合うことで「初心」を思い返すきっかけになり、当時の自分と彼らを照らし合わせて感慨深い気持ちになりましたし、子どもたちに授業する立場でありながらも彼らからたくさんエネルギーをもらっています。ブレイキン全体としては、これまでカルチャーに生きていたダンサーたちの究極の自己満足であったブレイキンの表現を世間が良いと思ってくれて広がっていった「認知拡大」のフェーズを超えて、「社会貢献」がこの業界が目指す次のテーマになると僕は考えています。自分自身も「ブレイキンで伝えられることは何だろう?」と自問自答して模索しているところではありますが、まずは今取り組ませてもらっている教育現場での活動をはじめとして、ブレイキンの技術ではない部分で何かメッセージや価値観を伝えることで、何かを感じ取り学んでもらえるものになれば今後も社会貢献としてブレイキンが存在していけると思います。今後は教育現場だけではなく色々な場所や様々な形で、ブレイキンの発展を大事にしながら活動していきたいと思っています。 ― 最後にShigekix選手のこれからの挑戦や、今後具体的にやっていきたいことがあれば聞かせてください。 今後もみずほフィナンシャルグループさんとやらせて頂いているこのワークショップツアーはもちろんのこと、大会に出て結果を残すという僕の主軸以外の活動も変わらず大事にしていきたいです。その中で僕が特に重要だと思っているのは、世界大会のようなバトルの第一線を退いてからこれらの活動を行うのではなく、23歳というまだまだプレイヤーとしてこれから伸び代がある現役選手として戦っている今、同時進行で行うことに意味があると感じています。僕は次世代の子たちに対してプレイヤーの新たな可能性を提示しながら、「僕もみんなと同じように目標に向かって頑張っているよ。一緒に頑張ろう!」と言える「身近なヒーロー」のような存在になりたいですし、そういうプレイヤーでいることがまた何か面白いことを起こす可能性を秘めていると思うので、そのワクワク感を持ちながら現役活動真っ只中でも色々な活動に注力して頑張っていきたいと思っています。 開催概要 名称:MIZUHO BLUE DREAM BREAKING LIMITS Workshop Tour 2025開催期間:2025年11月~2026年1月の期間で計6校主催:公益社団法人日本ダンススポーツ連盟ブレイクダンス本部(JDSF)特別協賛:株式会社みずほフィナンシャルグループ対象:全国の小学校・中学校授業内容:合計2コマ分の授業時間を使って実施します。・1コマ目:トークセッション(人数制限なし) Shigekix選手のキャリア、夢への挑戦についてのトーク、生徒の皆さまからの質疑応答・2コマ目:ブレイキン体験会(体育館の規模によっては参加可能人数の制限あり)実際に日本代表選手のパフォーマンスを見て、ブレイキンを体験。
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dance世界王者の座は挑戦者に。B-Boy ShigekixとB-Girl Royalが世界選手権初優勝「東急不動産ホールディングスWDSF世界ブレイキン選手権2025久留米」2025.12.152025年を締め括る、世界一を決める世界最高峰の1on1ブレイキンバトル 2025年12月12日(金)〜13日(土)の2日間に渡り、福岡県久留米市にて「東急不動産ホールディングスWDSF世界ブレイキン選手権2025久留米」が開催された。本大会は、WDSF(世界ダンススポーツ連盟)公認の世界選手権として日本国内で初めて開催されたこともあり、ブレイキンの強豪国であるこの日本でのタイトル獲得に燃えたトップブレイカーたちが世界中約40カ国から集結。2025年を締め括る世界最高峰のブレイキンの熱いバトルが繰り広げられた。 決勝日には観客が会場一杯に 本大会コンセプトは “ONE STEP CAN MOVE THE WORLD”。老若男女経験問わず大会観戦を通して『自分も何か始めてみたい』と思ってもらえるように、会場では観客も一体となって盛り上がるライブ感あふれる演出も用意されるなど、観客の手拍子や歓声から生まれる熱量が、選手たちのパフォーマンスをさらに加速させていた。 また日本初開催である本大会では、世界中から来日した選手たちが万全な状態で試合に挑めるように手厚いサポートが与えられた。その中でも大会スポンサーであり長年日本代表選手たちのサポートを行う、味の素株式会社様からは選手たちの補給食が用意された。 味の素株式会社提供の補給食の数々 そしてさらに本大会を盛り上げるべく、久留米市内では大会キービジュアルの屋外広告を周辺駅構内などの人の目に付くエリアへ掲載。街全体で大会をサポートしている様子が見られ、その甲斐もあってか決勝日のチケットは全てソールドアウト。来場者数は3,500名に達し、会場は最大級の熱気に包まれていた。 アーバンスポーツ体験エリア また会場入口付近ではサイドコンテンツとして、全国の若手ダンサーが躍動するダンスステージや、BMX、パルクール、ジャンプロープ、フリースタイルバスケットボールを含めたアーバンスポーツ体験エリアを展開。日が落ちると光と音の演出で盛り上げるNEON STREET PARKが同時開催され、未だかつて見たことないアーバンスポーツと光と音のコラボレーションに観客は終始目を奪われていた。 ブレイキンを通して「新しいことに挑戦したい!」という思いを後押し「MIZUHO BLUE DREAM BREAKING LIMITS WorkShop」特別編 ワークショップの様子 昨年2024年からスタートし、全国の小中学校で大好評のB-Boy Shigekixとみずほフィナンシャルグループによるブレイキンワークショップツアー「MIZUHO BLUE DREAM BREAKING LIMITS WorkShop Tour」のスピンオフ企画としてスペシャルワークショップが大会2日間にわたり開催された。 今回設けられたブースでは初心者から経験者まで多くの子どもたちや親子連れが参加。実際にShigekix監修のレッスン映像を視聴した上で、インストラクターと共に各ムーブにトライした。本ワークショップではトップロック(ツーステップ)、フットワーク(CC)、フリーズ (チェア)の3つのムーブを学んだ。映像ではムーブをステップバイステップでレクチャー。正面や背面、側面など様々な角度からムーブを見せたり、かっこよく踊るための注目ポイントも教えるなど充実したプログラムとなった。 ワークショップの様子 ムーブの細かい点に関してはインストラクターがその場でサポート。終始参加者の列は途切れず、子どもたちだけのグループはもちろん、親子でトライする回もあり、中にはインストラクターをも唸らせるムーブを見せるキッズB-Boyもいたりと、お互いのスキルを見せ合いながら交流する子どもたちの姿も垣間見れた。 ワークショップ後にはShigekixサイン入りパネルのあるフォトブースで集合写真を撮るなど、和気藹々と時間を過ごしていた。記念品としてワークショップやSNSキャンペーンで参加した方にはオリジナルキーホルダー、フォトブースで写真を撮った方はクリアファイルが手渡され、思い出を一緒に持ち帰られる施策に参加者はみんな満足した様子だったのも印象的だった。 本ワークショップでは、レッスン映像内でShigekixが話していた通り、「ブレイキンを通して新しいことへ挑戦する」大切さを伝えることを目的にしており、実際に多くのキッズが各々ブレイキンに挑戦する機会となった、まさに大会コンセプトである“ONE STEP CAN MOVE THE WORLD”にぴったりなワークショップだった。 世界トップランカーや若手精鋭が揃い踏み。豪華すぎる選手ラインナップ 選手宣誓をするB-Boy Jeffro 本大会には世界約40カ国から約180名のB-Boy・B-Girlがエントリー。決勝日当日は前日の予選、TOP64、TOP32、TOP16までの4試合を勝ち抜いたB-Boy 8名、B-Girl 8名が登場。世界の強豪選手がひしめく中、日本からは男女ともに5名が進出し母国開催で強さをアピールする大会初日となった。 B-Boy ISSIN なお男子のTOP8には、パリオリンピック日本人最高位の4位であり、昨年の世界選手権準優勝のワールドランキング1位のB-Boy Shigekixを筆頭に、昨年の世界選手権で優勝し今年の「Red Bull BC One World Final Tokyo 2025」の優勝者であるB-Boy ISSIN、パリオリンピックの日本代表でパワームーブが世界から高い評価を受けるB-Boy Hiro10、国内外の大会で活躍する次世代のホープであり世界トップクラスの回転技を持つことで注目を集めるB-Boy Tsukki。そして同じく若手の注目株であり自身の独特な世界観をダンスに落とし込み他を圧倒するB-Boy RA1ONが進出。彼らに相対するのは、2023年度の世界選手権優勝者であり、パリオリンピック銅メダリストであるアメリカ合衆国代表のB-Boy Victor、同じくアメリカ代表選手でパリオリンピック5位の実力者B-Boy Jeffro、そしてフットワークのスキルの高さと独特なダンススタイルが特徴的なB-Boy Dias (カザフスタン)という面々となった。 B-Girl RIKO 一方、女子のTOP8には、パリオリンピック日本人最高位の5位であり日本の女子ブレイキンシーンを牽引するB-Girl Ayumiをはじめ、B-Boy Shigekixの姉で今年の全日本選手権の王者であるB-Girl AYANE、今年の「Red Bull BC One World Final Tokyo 2025」の優勝者であり国内外の大会で活躍するB-Girl RIKO。そして今年国内予選から勝ち上がり「Red Bull BC One Last Chance Cypher」まで進出した若手B-Girl Cocoa。さらに同じく若手でスタイリッシュなフットワークとパワームーブが特徴的なB-Girl HIYOが日本から勝ち上がった。 そんな彼女たちとマッチアップを繰り広げるのは、今年の「Red Bull BC One World Final Tokyo 2025」の準優勝者でパリオリンピック銀メダリストであるB-Girl Nicka(リトアニア)、パリオリンピック7位で様々な世界大会で頭角を表すB-Girl Syssy(フランス)、そして昨年の世界選手権では7位になるも、今年のユース世界選手権では優勝を果たし、勢いのある中で今大会に挑んだB-Girl Royal(中国)。 パリ2024オリンピックのトップ選手から今年の「Red Bull BC One World Final Tokyo」の入賞者まで最近話題のB-Boy・B-Girlが勢揃いしたことで、国内外から注目が集まり、まさに2025年を締め括るのに相応しい大会となった。下記はその今年の世界一を決める大会のTOP8以降のバトルレポートである。 世界の舞台でも見られた新時代の幕開けの瞬間。並いる強豪を倒し、ニューフェイスのB-Girl Royalが優勝 決勝でのB-Girl Royalのムーブ B-Girlサイドは、TOP8でパリオリンピック7位のSyssy、現全日本王者であるAYANE、「Red Bull BC One World Final Tokyo 2025」の優勝者のRIKO、「Red Bull BC One Cypher Japan 2025」の優勝者Cocoaなど、優勝候補といってもおかしくない実力者たちが次々と姿を消す波乱のトーナメントに。 そんな戦いを勝ち上がったTOP4は日本人選手vs海外選手という構図。1戦目はRoyal vs HIYO。お互いに緩急を付けた上下のオリジナルな動きとフローで争うも、RoyalがHIYOをストレートで破る。トーナメント反対の山の2戦目ではAyumi vs Nickaという世界トップクラスで様々な好成績を残している二人のカード。Nickaが高度なテクニックを有したムーブでAyumiに襲いかかるも、ここはよりクリエイティブかつミュージカリティを掴んだフローを見せたAyumiが決勝へ駒を進めた。 3位決定戦でのB-Girl Nickaのムーブ 3位決定戦は、TOP4で惜しくも決勝を逃したHIYO vs Nicka。ハイレベルかつよどみないフットワークからのパワームーブのフローで攻めるNickaと、音を上手く取るトップロックからパワームーブとフリーズに持ち込むHIYO。どちらもハイレベルなルーティンを見せつけたが、今回はパワームーブからフリーズなど様々なバリエーションの高難度ムーブを上手く盛り込んだNickaに軍配が上がった。 決勝でのB-Girl Ayumiのムーブ 決勝は、昨今のブレイキンシーンで見られることが多くなった若手対ベテランの戦い。今年のユース世界選手権で優勝しノリに乗る若手Royalと、長年ブレイキンシーンを牽引し世界大会で多くのタイトルを勝ち取ってきた日本を代表するトップブレイカーのAyumiが対戦。テクニカルで唯一無二のオリジナリティをフロアムーブで見せるAyumiに対して、パワフルかつキレのあるハイレベルなパワームーブを中心に勢いのあるルーティンを見せるRoyal。スタイルの違う二人がぶつかり合い、手に汗握る戦いとなったが、今回は若手の注目株であるRoyalが見事初優勝を果たした。 B-Boy Shigekixが自分の魂を乗せたパフォーマンスで自身初の世界選手権の頂点へ 決勝でのB-Boy Shigekixのムーブ 一方、今回のB-Boyサイドは日本人選手たちが強さを見せる中、日本人同士のマッチアップだからこそ見られたストーリー性に満ちたバトルが続いた。その中でもTOP8で特に会場を沸かす戦いを見せたのはISSIN vs Tsukkiのバトル。お互いが豪快なパワームーブを強みとする中、先攻で出てきたISSINの2000にTsukkiが1990を合わせるなどラウンド1から盛り上がる展開に。Tsukkiは超ハイレベルなスピンや難しい軸でのパワームーブで攻めて会場を終始沸かせるも、今回はトータルパッケージで勝ったISSINに軍配。ただこのバトルも今後ストーリーが紡がれていくような一戦となった。 TOP8でのB-Boy ISSINのムーブ またTOP4で印象的だった戦いは、XII After Oursという同じクルーで活動しているShigekixとRA1ONのバトル。お互い得意とするスタイルが違う一方で、普段から一緒に練習することも多い二人。どんなムーブをしてくるのかも想像できるからこそ、双方の気持ちの強さが激突したバトルとなった。結果は2:1でShigekixが決勝に駒を進めた。 TOP4でのB-Boy RA1ONのムーブ 3位決定戦はHiro10とRA1ONの対戦。先攻で飛び出したのはRA1ON。DJの流す音に上手くはめながらミュージカリティとスタイルの溢れるムーブで緩急を付けたパフォーマンスを展開。一方、Hiro10はキレのあるパワームーブとフリーズでルーティンを見せていく。その中でもHiro10が最終ラウンドで見せたウィンドミルからの2000では、フロアの中心から端まで移動し落ちるかどうかのギリギリのところで止まるというハイレベルなムーブを見せ、対戦相手のRA1ONを含めて会場全体を大きく沸かした。そんなムーブも相まってか今回の3位決定戦はHiro10が制し、銅メダルを勝ち取った。 3位決定戦でのB-Boy Hiro10のムーブ そして今回の決勝カードは、昨年の世界選手権決勝と同じ顔合わせ。昨年の世界選手権優勝者のISSINと、準優勝者のShigekixのリマッチとなった。先攻でバトルの口火を切ったのはShigekixで1ムーブ目から魂を乗せたキレのある音にしっかりはめたパワームーブやフリーズを見せて大きく会場を沸かせる。対抗するISSINもスタイリッシュかつ豪快なアクロバットも含めたオリジナルムーブで応戦。しかしShigekixは勢いそのまま最終ラウンドまでパワフルでバリエーションに富んだパフォーマンスを続け2:1でISSINを撃破。数々の世界大会でタイトルを獲得してきたShigekixがまだ手にできていなかったこの世界選手権の舞台で悲願の初優勝を飾った。 Shigekixコメント「今回優勝できたのは挑戦者として挑めたから」 B-Boy Shigekix 今日の感想を教えてください。世界選手権ではまだタイトルを取れていなかったので「初優勝を掴み取りに行く」という意気込みで挑んだ中、自分のやってきたことをしっかり発揮できるパフォーマンス力や勝負強さに対して自分自身掲げていたテーマがあったので、今回のタイトル獲得はすごく嬉しいです。ただ来年の同大会を迎える頃に自分がどうなっているのかまで目を向けると、今回のパフォーマンスも自分自身100点満点ではなかったなと良い意味で感じています。その伸び代も含めて、今回一番良かったのはとにかく「チャレンジャー」という気持ちを持って各バトルに挑めたことだと思います。 来年はアジア大会がありますが、今回出場権を獲得できたので今後もしっかりと挑戦者として挑めるよう、自分を心から奮い立たせるものを大切にしていきたいと思っています。 今大会で勝てた要因はなんだと思いますか?現在、ブレイキンの技術が世界的に日々レベルアップしている中で、アイデンティティやスタイルをしっかり構築してきたダンサーと対峙した時に、自分が相手を凌駕できるのか。そのような「オンリーワン同士のナンバーワン決定戦」がこのブレイキンのバトルトーナメントだと思います。 そのバトルの中で大事になってくるのは最後まで戦い抜く「粘り強さ」だと思います。スタイルが最大限発揮できている瞬間っていうのは、技術や戦術はもちろんですが、身体がしっかり準備できていることがすごく大事で、本当に1ミリの勝ち負けに作用しているのが、その力強さや粘り強さだと感じています。今回は自分自身すごく強い気持ちを持って挑めたので、その強さがメンタル面にも出ていたと思いますし、「自分の魂に自分の踊りがついてくる感覚」もあり、フィジカルの部分も含めて「3ラウンドどころか5ラウンドぐらいいけるんじゃないか」と思えるような気持ちで挑めたところが良かったと思います。 仲間と優勝を喜び合うB-Boy Shigekix 現在はクルー活動やD.LEAGUE参戦、日本全国でのワークショップなどブレイキンを通じて様々な活動をしていますが、この世界選手権優勝は今後の活動にどう活かされると思いますか?現在ブレイキンを通して色々な活動をさせていただく中で、スケジュール的に忙しくなってしまっても、プレイヤーとしては変わらず今まで通り練習もハードにやる必要はあります。でもそのモチベーションになっているのが他の様々な活動です。全国の学校訪問ではブレイキンワークショップを通して「夢や目標に向かって全力で挑むこと自体がかっこいい」「一緒に頑張ろう」ということを大きなテーマにして授業させていただいています。 そのテーマを伝える上で、僕自身すごく大事にしていることが「自分もそれを体現する」こと。 やっぱり彼らに「頑張ろうね」と言っている分、自分が頑張っている姿を見せたいですし、「あの時に授業に来てくれたお兄ちゃんが頑張ってるなら、私も/僕も頑張らないと」と思わせられる、そんな存在であり続けたいと強く思っています。僕自身、現役選手だからこそ伝えられるものがあると思いますし、今大会にも実際に現地へ足を運んでくれた子たちも多かったので、彼らにとって親近感のある「身近なヒーロー」として、その背中を見せたいという気持ちがすごく強かったので優勝できて良かったです。今後も挑戦し続ける姿を見せられるように頑張ります。 Royalコメント「今後も自分自身と向き合い続けて成長していきたい」 B-Girl Royal 今日の感想を教えてください。つい2週間前に中国国内で大会があったこともあり、今大会への準備はあまりできていなかったので、大会初日の昨日は少し緊張しすぎているなと感じていましたが、今日はこの環境にも慣れて、自分の実力を発揮することができました。 今大会で勝てた要因はなんだと思いますか?自分のダンススタイルと音楽を上手くマッチすることができたのはひとつ勝てた要因だと思いますが、今大会で意識していたことは自分のスタイルを表現することでした。決勝では自分のオリジナルのスタイルをしっかり発揮できたと思います。 今後の目標を聞かせてください。昨年の世界選手権から、自分自身この1年間でどれだけ成長できたのか気づけていませんでしたが、1年間を通して海外の様々な試合に参加して経験をたくさん積めたことで自信を持って今大会に臨むことができました。今後も他の選手に勝つことではなく自分自身と向き合いながらもっと成長していきたいと思っています。 大会リザルト 左からAyumi、Royal、Nickaの順 B-GirlGold:Royal(郭 朴) / CHN(中国)Silver:Ayumi(福島 あゆみ)/ JPN(日本)Bronze:Nicka(Dominika Banevi)/ LTU(リトアニア) 左からISSIN、Shigekix、Hiro10の順 B-BoyGold:Shigekix(半井 重幸)/ JPN(日本)Silver:ISSIN(菱川 一心)/ JPN(日本)Bronze:Hiro10(大能 寛飛)/ JPN(日本) 日本初開催の世界選手権を経て、日本人選手たちが向かうのは名古屋の地で行われるアジア大会 日本国内では初開催となった世界ダンススポーツ連盟(WDSF)公認の世界選手権。まさに世界最高峰の戦いが繰り広げられ2025年が締め括られた。そして日本人選手にとっては、本大会でTOP3に入り、かつ最上位となったB-Boy・B-Girl各1名が2026年9月に愛知県名古屋市で開催の第20回アジア競技大会への出場資格を獲得できることから、今大会で優勝したB-Boy ShigekixとB-Girl Ayumiが出場権を獲得。来年もここ日本で大きな国際大会が開催されるこのブレイキン。今後も日本人選手たちの活躍はもちろんのことブレイキンシーンのさらなる発展に目が離せない。
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skate涙の女子決勝と讃えあう男子決勝「ワールドスケートボードストリート2025北九州 – グランドファイナル – 」大会レポート2025.12.06福岡県北九州市小倉の北九州メッセにて2025年11月26〜30日に開催された「ワールドスケートボード ストリート 2025 北九州」。本記事では最終日に行われた女子決勝と男子決勝についてレポートしていきたい。 女子決勝レポート 準決勝から勝ち上がった日本勢は赤間凛音、松本雪聖、織田夢海、大西七海。 中国からツゥイ・チェンシーとジュー・ユアンリン。韓国からはシン・ジユル。 オーストラリアのクロエ・コベルの8名。 今大会で目を引くのはアジア圏の圧倒的強さである。中国には現在、成都という街がスケートパークやイベントに力を入れ、韓国でもストリート文化の急速な発展、オーストラリアのゴールドコーストにはクロエ・コベルのためを思って作られたPizzey Park Skateparkがあるという国それぞれの背景を持つのも興味深い。 表彰台に上がった3名と筆者が気になったスケーターの計4名について紹介していく。 松本雪聖 ©︎Kenji Haruta / World Skate 8名の入場時、会場からの声援が一番大きかった彼女。 ベストトリックでは唯一バンクからの飛び出しセクションにて「キックフリップフロントサイドノーズグラインド」をラストにメイクし地元九州での逆転優勝を飾った。 地元九州での開催に多くの友人が駆けつけた今大会。プレッシャーを感じていたか優勝が決まった瞬間には涙するシーンに会場からは温かい声援に包まれた。 得意とするキックフリップと超越する跳躍力はロサンゼルスの地でも羽ばたくに間違いない。来年の彼女の滑りにさらに注目したいと思わせる今大会であった。 織田夢海 ©︎Kenji Haruta / World Skate 1本目のランを完遂した彼女はラン2本目でラストトリックを「キックフリップ50-50グラインド」に変えてさらなる高得点を獲得。ラン中には女子ではあまり見られないレールでの「バックサイドノーズグラインド」もメイクした。 ベストトリックでは彼女の代名詞「キックフリップフロントサイドフィーブルグラインド」をメイクし松本との優勝争いを繰り広げた。 逆転優勝を狙うためにトライした「キックフリップバックサイドスミスグラインド」は惜しくも決まらなかったがチャレンジしにいく姿、挑戦という過程において次回以降の大会での披露に期待したいと思わせてくれる一場面であった。 クロエ・コベル ©︎Kenji Haruta / World Skate 優勝した松本と対照的な涙を流していたのはクロエ・コベル。自身のラン3本のうち最初2本では思いもよらぬ場面でのミスの悔しさからか他のスケーターのランでの待機の間に涙している姿があった。しかし3本目のランで立て直し、ベストトリックでは「フロントサイドブラントスライドビックスピンアウト」をメイクし表彰台の3位へと登った。リカバリー能力はまさに多くの大会実績を残してきた彼女の特徴とも言える。 早くから北九州の地で調整を行ってきた彼女は今週末に行われるブラジル・サンパウロの「SLS SUPER CROWN 2025」でも表彰台へと期待がかかる。 大西七海 ©︎Kenji Haruta / World Skate ベストトリック練習時にひたすらレールに「50-50グラインド」をかけていたのが彼女。50-50グラインドはスケートボードトリックでは基本的なトリックなのだが彼女が行っていたのは丸いレールにグラインドを掛け、さらにはしっかりオーリーをしてレールアウトを行っていたのだ。丸い不安定なレールから安定した形でテールを弾き距離を出してのオーリーアウト。 本番では「50-50グラインドキックフリップアウト」をメイクした。練習で手の内を明かさず本番で度肝を抜くトリックの披露にまさにマジシャンのように見えたのであった。 女子決勝まとめ 事前練習やベストトリック前の練習を見る限り、誰がどんなトリックを繰り出そうとしているのかスケーター間でも分からないようにする心理戦も含まれているのではと思わせる戦いであった。初出場や初の決勝進出のスケーターと世界ランキングに関係なく、その日の調子やコンディション。ランでミスがあれば早めに手を上げて切り上げて体力温存するなどトリック以外の部分でも戦いに大きく関わってくるのがこのワールドスケートの大会の醍醐味であると感じた。 男子決勝レポート 日本からは白井空良、根附海龍、青木勇貴斗が決勝へと進出。韓国からはジュニ・カン。南米のブラジルからジオバンニ・ヴィアナとワラス・ガブリエウ。アルゼンチンのマティアス・デルオリオ。ペルーのデイビット・トゥエスタの8名にて決勝が行われた。 表彰台に登った3名のスケーターと筆者が気になったスケーターの計4名のトリックに注目して紹介していく。 白井空良 ©︎Jason Halayko / World Skate 誰も真似できない「バックサイド180スイッチノーズグラインド」 ベストトリック2回目にて、このトリックをアプローチしたのだがトラック部分を乗り上げてしまい腰から地面に強打したのだが、ラストにて完璧なメイクを決めたのであった。スケートボードのトリックは流行りや誰かからインスパイアを受けて新しいトリックへとアップデートされる形が多いのだが白井のこのトリックは、ここ数年を見ても誰もが真似できないほどの難しいトリックだ。近年ではNike SB | Yuto Horigome in Tokyo(2023)のラストトリックを今回の決勝進出した韓国のジュニ・カンがTampa Am 2024のウイニングランのラストトリックに取り入れたりしたのが印象にはあるが、白井のこのトリックを誰かが取り入れた前例は未だかつてない。 個人の名前がつく「ソラグラインド」他のスケーターがメイクする日はまだまだ先の未来であるかのように感じたのだった。 根附海龍 ©︎Kenji Haruta / World Skate ラン中に見せた「レイトショービットインフロントサイドボードスライド」 スケートボードは主に滞空時間の間に板を回すのだがレイトトリックとは一度空中に飛んだ状態から板を操る動きを指す。代表的なレイトトリックからのスライドとグラインドはYuto Horigome’s “April” Part(2023)のラストトリック「ノーリーレイトフリップノーズスライド」やPaul Rodriguez “Me, Myself & I “(2010)のラストトリック「ノーリーレイトフリップバックサイドクルックドグラインド」といったエンダーを飾るトリックなのだ。ビデオパートとは違いコンテストのラン45秒に他のトリックを繰り出し体力を消耗している中での1発メイク。 本人も満足のいくランに驚きを隠せない様子であった。レイトトリックの可能性を引き出す、そんなランを見せつけたのであった。 青木勇貴斗 ©︎Kenji Haruta / World Skate スラムからの気合いで乗った「ノーリービックスピンヒールフリップバックサイドリップスライド」 ベストトリック1回目に同じトリックでエントリーするもレールにデッキがうまく掛からず少しダメージがあるような転け方に見えたがベストトリック2回目で完璧なメイクを見せた。ランでも見せたクルックドグラインドバリアルヒールフリップアウトとともにビックスピンヒールフリップ回転も得意とするのが際立った今大会の青木。初のワールドスケート表彰台へと登った勢いは次回以降の大会の表彰台にも多いに期待したい。 ジュニ・カン ©︎Kenji Haruta / World Skate オリジナルへと導けるか「ノーリーバックサイド270ノーズスライド」 スケートボードではNBD(Never Been Done)と言われる誰もやってないトリックに賞賛が集まる。先述したように誰かのオリジナルトリックには個人の名前が付くのもその1つだ。ジュニが見せたこのトリックでは堀米雄斗を思い浮かべる人が多いと思われる。 スイッチフロントサイドの回転を得意とする彼が今後NBDと言われるトリックを見つけ、メイクを量産していくとなれば常に表彰台へと登る姿が想像できる。 ジュニのまだ見ぬとトリックに期待と彼のポテンシャルではなし得ることができるように感じたのだった。 男子決勝まとめ 前回のローマ大会同様コンテスト形式が変わり世界ランキングの上位のスケーターが決勝へと確実に上がるとは限らなくなってきている傾向がある。ベストトリックが3回しかないのは特典の積み重ねができるかできないか大きく鍵を握るポイントだ。そんな中、自国開催で表彰台を独占したのは誇らしい結果となった。 最後に 初めての北九州で行われた4日間の「ワールドスケートボード ストリート2025」。最終日の決勝には約2500名もの観客が訪れた。会場を一歩外に出てもスケートボードに乗って移動ができ、滑走エリアでは朝早くから滑る子供達の姿が印象的であった。会場外では日々場所を変えてのイベントが開催されるなどスケートボードの地となった北九州。多くの参加スケーターがインタビュー時には「この街が好きになった」「もつ鍋や料理が美味しく、また北九州に来たい」と語っていた。ぜひ来年もこの北九州で世界大会が行われることを期待するとともに世界の第一線で活躍するスケーターを編集部から読者へ伝えていきたい。Text by Aoi Tsuzuki
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surf想いをつないで未来へ──SURF & MIND SESSION Vol.12025.12.012025年11月29日(土)、神奈川県藤沢市・鵠沼海岸にて、「自分を信じる力」を育てる新しい価値 SURF & MIND SESSION Vol.1 が開催された。第1回となる今回は、中学生の女子ショートボーダーを対象に実施。北は宮城県・仙台から、南は宮崎県まで、全国からサーファーが参加した。 SURF & MIND SESSION が生まれた背景 Photo by shujiizumo SURF & MIND SESSIONは、世界を舞台に戦う都筑有夢路と都築虹帆、そして元競技者であり解説者として活動する水野亜彩子。この3人の視点と願いが重なって立ち上がったプロジェクト。海外のコンテストを転戦する中で、都筑有夢路と都築虹帆は遠征先でよく将来の話をしていたという。「自分たちが世界で経験してきたことを“形”にして次の世代に残したい」 「より良い環境で、サーフィンを楽しみながら続けられる子が増えてほしい」そんな思いを共有しながらも、現役選手として日々世界中のツアーを飛び回る2人には、実際に企画を動かすだけの時間や余裕がなかった。一方、元競技者として長くシーンを見てきた水野亜彩子は、若手選手のセカンドキャリアや社会との接点づくりの重要性を強く感じていた。 「現役選手が輝く姿を発信し続けることが次の世代の憧れを生み、その憧れが選手の価値を高め、やがては引退後のキャリアにもつながっていく。」そう信じながら“いつかそういう場をつくりたい”という思いを抱えていたタイミングで、2人の話を耳にすることになる。都筑有夢路と都築虹帆の「今、現役だからこそ伝えられるリアルを次の世代に届けたい」という願いと、水野亜彩子の「選手の未来を支える仕組みをつくりたい」という思い。そのベクトルがぴたりと重なった瞬間、止まっていた“夢の会話”が一気に動き出した。SURF & MIND SESSION が目指しているのは、技術指導だけではない。テクニックに加えて、メンタルの整え方、自己肯定感の育み方、壁にぶつかったときの向き合い方まで「心とサーフィンの両方に光を当てる学びの場」である。挑戦に向き合う背中をそっと支え、その心を丁寧に育てていける場所を、これからも育てていきたいと考えている。 挑戦が生まれる午前の海へ Photo by shujiizumo 午前中は集合後にビーチクリーンを行い、その後、2人から普段行っているアップ方法を教わってサーフセッションがスタートした。参加者は4人ずつのグループに分かれて海へ入り、地元の皆さまのご協力で設けられた専用エリアのおかげもあり、みんなが次々と良いライディングを披露していた。30分ほどサーフィンをした後はいったん海から上がり、2人からアドバイスと修正点を受け取る。そして再び海へ向かい、教わったことを実践していく。都筑有夢路と 都築虹帆は、参加者一人ひとりのライディングを細かく見てはノートにメモを取り、しっかりと共有しながら指導を進めていた。印象的だったのは、2人が必ず「褒める」ことから始めていたこと。たとえワイプアウトしてしまっても、プロの2人はそれが“攻めた結果”であれば、その挑戦する気持ちを認めて言葉にして伝える。そのうえで、必要なポイントだけを丁寧にアドバイスする——その流れを徹底していた。 Photo by shujiizumo Photo by shujiizumo Photo by shujiizumo Photo by shujiizumo Photo by shujiizumo 映像で深める“気づき”の時間 Photo by shujiizumo 昼食後は、ライディング分析会からスタート。午前中のライディングを映像で振り返りながら、一人ひとりの動きを細かく確認していく。映像を止めたり、スローモーションで再生したりしながら、2人が丁寧にアドバイスを伝えていく。自分自身のライディングだけでなく、他の参加者の良い点や工夫にも触れられるのが、この分析会の大きな魅力。さらに、午前中の感覚がまだ残っているタイミングで映像を確認するため、修正ポイントが理解しやすく、次の海での実践につながりやすい。技術を“感覚”と“視覚”の両方から捉えることができる、非常に有意義な時間となった。 都筑有夢路が伝える、世界の舞台で磨かれた“心の整え方” Photo by shujiizumo そのあとは、都筑有夢路が担当するメンタルトレーニング講座へ。講座は、都筑有夢路がこれまで世界を転戦する中で試行錯誤を重ねて作り上げた「マインドチェックシート」を使いながら進められた。このチェックシートには、準備・モチベーション・自信・セルフトーク・緊張の扱い方・感情の扱い方など、メンタル、技術に関わる10項目が設定されており、それぞれを “10%刻み” で自己評価していく形式。すべてを合計すると100%になり、当日のメンタルコンディションが可視化される仕組みとなっている。このシートを使うことで参加者は、自分の感情や状態を一度立ち止まって見つめ直し、「どうしてこう感じたんだろう?」と考えるきっかけを得ることができる。感情を整理し、言葉にするプロセスを体験する貴重な時間となった。さらに都筑有夢路は、先日行われた ISA World Surfing Games 2025 や WSL CS Ericeira Pro で自身がどのようなメンタル状態にあったのか、実際のチェックシートを示しながら具体的に共有した。世界の舞台で戦う選手が、スタート前にどこに不安を感じ、どこに自信を持ち、どうセルフトークをしていたのか——そのリアルな心の動きを、参加者にわかりやすく伝えていった。 夢と向き合う、都築虹帆のリアルなメッセージ Photo by shujiizumo そして最後を締めくくったのは、都築虹帆による「夢の見つけ方・夢の叶え方」をテーマにしたトークセッション。都築虹帆は、自身がサーフィンを始めた幼い頃の話から、夢を見つけ、プロとして歩み始め、そして今、世界の舞台で戦うようになるまでの道のりを、ひとつひとつ丁寧に語ってくれた。「夢は、最初から明確に見えるものばかりじゃない。とにかく挑戦してみることで、自分の“好き”や“やりたい”が見えてくる」 「目の前のことを全力で続けていくこと。諦めないで向き合い続けること。それが結果的に夢へつながっていく」 都築虹帆が言ったその言葉は、世界で挑戦を続ける本人だからこそ説得力があり、参加者にまっすぐ届いていた。また、自分が普段つけている日記についても触れた。そこには、良いことだけが書かれているわけではない。悔しかった日、不安だった日、思うように前を向けなかった日。「私も毎日いろんな感情と向き合っているし、落ち込むこともたくさんある」と、飾らない言葉で語ってくれた。華やかな舞台に立つトップ選手でも、同じように悩み、揺れ、時に立ち止まりながら進んでいる。その等身大の姿と正直なメッセージは、参加者にとって“大きな安心”と“背中を押してくれる力”になる時間となった。 イベントを締めくくる贈り物とメッセージ Photo by shujiizumo その後は質疑応答の時間が設けられ、本イベントに協賛いただいたスポンサー各社から、参加者全員へ数多くの記念品が贈られた。さらに最後には、都筑有夢路と都築虹帆からのメッセージが添えられた 「Certificate of Completion(終了証書)」 が一人ひとりに手渡され、記念撮影をもってイベントはすべて終了した。都筑有夢路も都築虹帆も、このイベントではみんなに良い部分だけでなく、自分たちがこれまで経験してきた悔しさや迷いも率直に語っていた。そのうえで「だから大丈夫。みんなにもできるよ」と、参加者の心に寄り添う言葉を何度も投げかけていた。 セッションを通して生まれた気づきと成長 Photo by shujiizumo 参加者たちからは、初開催とは思えないほど濃い学びと気づきがあったという声が多く寄せられた。「1回のセッションなのに、コーチからのアドバイスで自分でも変わったことを実感できて嬉しかったです!」 「今まで言われたことのないアドバイスをもらって、自分でも変化を実感できた!」 と、技術面で手応えを感じる声が目立った。また、世界を転戦するトップ選手である都筑有夢路・都築虹帆の話が直接聞けたことは、参加者にとって大きな刺激となったようだ。「世界で戦う2人の考え方や経験を聞けて、もっと挑戦したいと思えた」 「夢の叶え方や挑戦に向かう気持ち、マインドチェックシートでの心の整え方がわかりやすく、自分も実践してみたいと思った」技術と心の両側面がリンクした学びが生まれたことで、 「また参加したい」「次も挑戦したい」という声が多く聞かれたのも印象的だった。今回のセッションが、参加者それぞれの“次の一歩”につながったことがうかがえる。 続いていく学び、広がっていくつながり SURF & MIND SESSION vol.1 が終了すると、すぐに「Vol.2はどうしていくか」という話が始まった。また、今回のイベントをきっかけに、大会の開催や上映会など、さまざまな可能性が見えてきた。今後も、SURF & MIND SESSIONを定期的に開催し、技術とメンタルの両面から挑戦を支える環境を育てていきたい。参加者同士が学び合い、つながり合う場を広げながら、スポーツ・教育・ウェルネスなど多分野とも連携し、次の挑戦へ向かう人々を支えていく。挑戦の先にある成長を未来へつなげる——そんな活動へと、このプロジェクトを育てていく予定だ。 イベントスケジュール 9:00~9:30 受付 / ビーチクリーン9:30~11:30 サーフィン (撮影あり)11:30~12:15 昼食 + 休憩12:15~13:15 ライディング分析会13:15~13:45 メンタルトレーニング講座 / 講師:都筑有夢路13:45~15:15 座学 トークセッション / 講師:都築虹帆15:15~15:45 質問・交流会15:45~16:00 記念撮影・解散 講師紹介 都筑 有夢路 【主な戦績】2019年:女子QS10000「ABANCA Galicia Classic Surf Pro」優勝(日本人女子初)2019年:女子ジュニア世界選手権「WSL World Junior Championship」優勝(アジア人女性初)2020年:女子CT(チャンピオンツアー)クオリファイ(日本人女子初)2021年:東京オリンピック(女子サーフィン)で銅メダル獲得神奈川県出身のプロサーファーとして、世界の海を舞台に挑戦しています。海の上にいる時間が本当に好きで、どんな時でも挑戦をする事を忘れず、自分らしく乗ることを大切にしています。「やるしかない」という言葉を胸に、世界の舞台で挑戦し続けています。試合に出始めた頃は勝ちたいのに緊張してしまう、なぜ緊張するのかわからず試合をしていました。試合で勝てるようになった今でも、緊張はいつも隣にいます。でも挑戦を繰り返していくうちに緊張しているのは、本気で夢を叶えたいから。その瞬間から「緊張」は味方になりました。技術だけでなく、夢を追うための心の強さを一緒に育てたいと思っています。 都築 虹帆 【主な戦績】WSL Challenger Series 転戦中(2023〜現在)2025年: ISA世界選手権 日本代表 世界6位2025年: QS Korea Open 優勝2024年:/2025 WSL QS アジアチャンピオン2024年: QS Miyazaki Pro 優勝2024年: QS Hyuga Pro 優勝2022/2023年: WSL QS アジアチャンピオン2022年: QS Taiwan Open 優勝2019年: ISA 世界ジュニア選手権 U16日本代表 団体3位夢は必ず叶うと信じています!世界に挑む楽しさと、壁を超えたときに得られる強さ、そして支えてくれる方々への感謝の気持ちを大切にしています。これからも自分を信じて、夢に向かって挑戦し続けます!これから夢へ挑むみんなさん。世界は想像よりもずっと広くて、強くなれるチャンスがたくさんあります。夢を叶えるのは、他の誰でもなく「自分」です。一緒に挑もう! 協賛企業紹介 株式会社Abema TV 株式会社AbemaTVは、「新しい未来のテレビ」をコンセプトに、多彩な番組を24時間配信する日本最大級のインターネットテレビ局です。スマートフォンからテレビまで幅広いデバイスで視聴でき、誰もが自由に楽しめる新しい視聴体験を提供しています。スポーツ分野では、挑戦するアスリートを応援し、熱量あるスポーツ文化の創出に取り組んでいます。 株式会社STOKEcompany 湘南で20年間、シープスキンブーツの輸入販売を続けてきました。 流行に流されず、快適さ・持続可能性・耐久性を大切にしたものづくりを追求しています。 “足に心地よく、環境にも優しい” ― そんな自分らしい快適さを届けます。 The USA Surf The USA Surfは、湘南・鵠沼海岸に根づいたプロフェッショナルなサーフショップです。 レンタルや販売、スクールをはじめ、レンタルボード用ロッカー、温水シャワー、駐車場まで完備し、サーファーの毎日をトータルにサポートしています。 BELL'S GYM BELL'S GYM 様は、骨格矯正・運動解析・メンタルサポートを組み合わせたパーソナルトレーニングを提供しています。 パフォーマンス向上はもちろん、怪我をしにくい身体づくりを大切にし、一人ひとりに合わせた最適なトレーニングを追求しています。 リーヴァレディースクリニック リーヴァレディースクリニック様は、悩みや不安を抱えて来院される患者さまに寄り添い、心が少しでも軽くなる時間を提供できるよう、丁寧なサポートと最良の治療を大切にしているクリニックです。




