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bmx世界最高峰の舞台で最年少の快挙。小澤美晴が初ワールドカップで準優勝「FISE Montpellier 2024」BMXフリースタイル・パーク種目2024.05.13UCI BMXフリースタイル ワールドカップ第2戦となる「FISE Montpellier 2024」がフランス・モンペリエにて2023年5月8日(水)~12日(日)にわたり開催され、その中で11(土)に行われたBMXフリースタイル・パーク種目の決勝では女子エリートにて小澤美晴選手が準優勝を収めた。 例年、天気の影響で何かしらのハプニングがあり、なかなかスケジュール通りに行われていなかった本大会だが、今年は終始天候に恵まれて大会日和の中で開催された。またBMXフリースタイル・パーク種目に関しては翌週に「オリンピック予選シリーズ(OQS)」も開催されることから、国内外のパリオリンピック出場候補選手にとってはかなりタイトなスケジュールの中での参戦となったが、世界中から多くのトップBMXライダーが集まり熾烈な大会が繰り広げられた。 日本女子BMXフリースタイルの次世代を担う小澤美晴が、初ワールドカップで準優勝という快挙。男子も小澤と溝垣が自身最高順位で大会を終える。 女子エリートクラス 小澤美晴のライディング ©︎The Agency:UCI 女子エリートクラスには18名が参加し、5月11日(土)の決勝は予選を勝ち抜いた12人で争われた。日本からは日本代表として現全日本チャンピオンの内藤寧々と、3月の国際大会でワールドカップ出場権を獲得したばかりの小澤美晴が出場したほか、東京オリンピック出場選手の大池水杜や、若手期待の実力者である杉尾咲空も個人出場しており、全員が見事予選を通過。その中でも小澤美晴は2位を大きく引き離して1位通過を果たし、決勝へ幸先良いスタートを切った。 そして決勝では、内藤がビッグトリック「フレア」を狙うも転倒するなど、各日本人選手が会場を沸かせる力強い走りで世界へ挑戦する姿を見せたがスコアを伸ばしきれず表彰台を逃す一方で、勝負に出るライディングを見せたのが、最終滑走者として登場した小澤美晴。男子にも劣らない高難度トリックを持ち技にする彼女は世界でももちろんその強さを見せる。 惜しくも1本目では勝ちにいくため、今大会で誰もメイクしていない「バックフリップ・バースピン」にトライするも着地時に転倒してしまい、2本目のラストランへ賭ける展開に。2本目では世界ランク7位で地元フランスのローリー・ペレスが完璧なランでまとめて94ptを叩き出し、暫定1位に大きくリードを伸ばしたことで彼女を追うことになったが、小澤は冷静に「バックフリップ」や「トラックドライバー」、「テールウィップ」などを次々メイクして加点を重ねていくも、スコアは93ptとペレスに僅かに及ばず準優勝で大会を終えた。ただ1本目の転倒もあり十分なコンディションではない中でのこの結果は次回のワールドカップではもっと良いスコアを残すことは間違いないだろう。 男子エリートクラス 溝垣丈司のライディング ©︎Hurricane - FISE 一方で女子カテゴリーの前に行われた男子エリートクラス決勝は、参加選手60名の中から前日の予選と準決勝を勝ち上がった上位12名にてよって争われた。今回は日本のエースの中村輪夢が翌週のオリンピック予選シリーズ(OQS)を見越してか不在となった中で、同大会へ出場が決まっている溝垣丈司、そして先日の「マイナビJapan Cup」で優勝した小澤楓が決勝へ進出した。なお最年少での出場となった松本翔海は、惜しくも予選敗退となり27位で自身初のワールドカップを終えて決勝進出とはならなかった。 本決勝では小澤と溝垣が世界ランク3位で地元フランスのアントニー・ジャンジャンをはじめとした海外のトップ選手たちと表彰台を争う戦いとなった。先に出走した溝垣は彼だけのスタイルが光るライディングを見せる。ラン1本目では「360・テールウィップ to トボガン」や「360・クアッドバースピン」をメイクするも、「360・ダブルテールウィップ 」の着地で脚を取られ転倒してスコアを伸ばせずにいたが、2本目ではお洒落な「クランクフリップ」でランを始めると、1本目のミスした「360・ダブルテールウィップ 」をカバーし、途中では「フットジャム」などスタイルを加えて、最後は得意のフェイキーを生かした「バースピン to フェイキー」でランを終え74.25ptをマークし11位となった。 小澤はラン1本目は「バックフリップ・トリプルバースピン」や「アリウープ・ダウンサイドテールウィップ」など良い流れでライディングを進めていくが、「360・バースピン to テールウィップ」で足を着いて失敗したことでスコアを66ptとする。ラン2本目ではしっかり1本目のミスを補うライディングを見せ「360・バースピン to テールウィップ」を決め切ると、その後も「フレア」もメイクするなど丁寧にランをまとめて75.75ptを獲得して10位で大会を終えた。 今回は中村輪夢をはじめ、男女共にオリンピック予選シリーズ(OQS)へ出場する選手が不在となった大会ではあったものの、出場した日本人選手たちの中で過去最高成績を残す選手が多くいたことから、今後のワールドカップでの彼らのパフォーマンスが楽しみになる一戦となった。その中でも弱冠14歳のワールドカップルーキーである小澤美晴の準優勝は快挙であり、2018年5月に大池水杜が成し遂げたフランス大会優勝以来の日本人選手の優勝を成し遂げるのも時間の問題だろう。今年はパリオリンピックはもちろんのことワールドカップでの日本人選手たちの活躍に注目だ。 表彰台選手コメント 小澤美晴©︎Japan Cycling Federation 小澤 美晴 選手(女子エリートクラス) 「2位という結果になり悔しいです。決勝1本目で転倒してしまったので、2本目は自分のベストを尽くそうと思って望みました。でもバックフリップテールウィップなど準備してきたのに出せなかった技が色々あります。日本に帰って練習して、 また次の大会に向けて頑張ります。応援ありがとうございました!」 大会結果 左から小澤、ペレス、パルドーの順 ©︎Japan Cycling Federation <女子エリート>優勝: ローリー・ペレス(フランス) / 94.00pt準優勝: 小澤 美晴 (オザワ・ミハル) / 93.00pt第3位: サシャ・パルドー (イギリス) / 90.12pt4位: 大池 水杜 (オオイケ・ミナト) / 83.82pt5位: 杉尾 咲空 (スギオ・サクラ) / 83.00pt10位: 内藤 寧々 (ナイトウ・ネネ) / 64.00pt <男子エリート>優勝: アントニー・ジャンジャン (フランス) / 92.50pt準優勝: ブランドン・ルーポス (オーストラリア) / 91.32pt第3位: デクラン・ブルックス (イギリス) / 89.87pt10位: 小澤 楓 (オザワ・カエデ) / 75.75pt11位: 溝垣 丈司 (ミゾガキ・ジョージ) / 74.25pt27位: 松本翔海 (マツモト・ショア) ※予選順位
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bmx今年も止まらない彼の強さ。片桐悠がJFBFシリーズ初戦で優勝「マイナビ Japan Cup 名古屋大会」BMXフリースタイル・フラットランド種目2024.05.02「マイナビ Japan Cup 名古屋大会」BMXフリースタイル・フラットランド種目がHisaya-odori Park メディアヒロバ(愛知県名古屋市)にて、2024年4月27日(土)~28日(日)の2日間に渡り開催され、男子エリートは片桐悠選手が、女子エリートは鈴木仁菜選手が優勝を収めた。 2024年シーズン開幕戦となった今大会には全国から年齢問わず国内トップクラスのBMXライダーたちが集まり、エリート・アマチュア含め全10カテゴリーにてハイレベルな戦いが繰り広げられた。なおエリートカテゴリーには今までJFBFシリーズに出場して来なかったトップライダーが参戦し、本当の意味で国内最高峰の戦いとなった。 そして会場となったのは愛知県名古屋市の「Hisaya-odori Park メディアヒロバ」。同時開催となったパーク種目の会場である「オアシス21 銀河の広場」の向かいにあるこの場所。吹き抜けの開放的な広場から見えるテレビ塔が特徴的なこの地に大会用のステージが設置された。 大会当日はパーク種目の併催、そしてゴールデンウィーク期間中であったことから、多くの観光客や通りすがりの一般の方などたくさんの観客が足を運び、世界最高レベルと言われる日本人トップライダーたちの高難度なルーティンとそのライディングに目を奪われていた。予選では雨の影響で一時中断することもあったが無事に全行程が開催され、終始大盛り上がりの大会となった。 以下は、今大会注目のエリートクラス決勝の大会リポート。 優勝者は男女ともに世界トップレベルの実力者。男子エリートは片桐悠が優勝。女子エリートでは鈴木仁菜がエリートカテゴリー初出場初優勝。 男子エリートクラス 男子エリートクラス決勝は、前回大会を上回る参加選手21名の中から前日の予選を勝ち上がった上位8名にてよって争われた。今回はほぽ国内のトップライダーがフルメンバーで登場する戦いとなった。決勝には今年2月の「FISE Enoshima」の優勝者である片桐悠をはじめ、 3月に開催された「CHIMERA A-SIDE KUMAMOTO」で優勝した佐々木元、現UCI世界チャンピオンの荘司ゆう、そして過去11回の世界タイトルを持ち今もなお日本のBMXフラットランド界を牽引する内野洋平が初参戦するなど、国内でも稀に見るメンバーによるマッチアップで決勝が行われた。 片桐悠のライディング そんなハイレベルの戦いを制し今回優勝を勝ち取ったのは片桐悠。リアトリックを中心に繰り出される誰も真似できない最先端なトリックのルーティンが特徴的な彼は、会場を盛り上げるネクストレベルの見事なライディングを魅せた。 今回も彼の代名詞でもある正確無比な「バイクフリップ」を入れ込むルーティンでランを始めると、バイクを逆さまにしたスタンスから様々なスピンをルーティンに加えていく。その中でバイクをスイッチしながら、ペグからバランスの取りにくいペダル軸に切り替えたりと、高難度なスピンの数々をメイクしていく中で特に難しい彼のシグネチャートリックである「舞空術」もメイク。終盤にはバックワーズの動きでゆっくり時間をかけてバイクを切り返していくルーティンは彼の異常なほどのバイクコントロールを感じさせるものだった。 そんなフルメイクのランで今大会にて唯一の90点台である90.75ptをマーク。数々の世界大会の実績を残し続けている彼が圧倒的な強さを見せる一戦となった。なお片桐は今月に開催される「FISE Montpellier」にも出場予定のため、引き続き彼のパフォーマンスには注目だ。 漢那史哉のライディング 準優勝は過去には日本強化指定選手経験を持つ若きベテランライダーの一人でもある漢那史哉。ここ最近はあまり良い結果を残せておらず悔しい思いをしてきた彼が今大会でその思いを爆発させるランを見せた。彼の得意とするフロントトリックベースのスタイルから繰り出される様々なスピントリックのトランジションではバイクを跨いで通したり、ステムに足をのせた状態で回るなど彼の独創的なトリックを織り込んだルーティンを展開。ラン終盤でも勢いは止まることなく、途中のミスもものともしないワンルーティンにたくさんのコンボを詰め込んだ攻めのライディングを見せた。そんなランは84.75ptの評価を受けて彼を準優勝へ導いた。 荘司ゆうのライディング 3位は現在のUCI世界チャンピオンである荘司ゆう。他選手にはないライディング中にジャンプしながらフロントタイヤとリアタイヤを自由自在に動き軸を変える「トランスファー」というトリックを得意とする彼は、今回も一発目からそのトランスファーを決めるルーティンを決めるが、中盤では新しいトランスファーのルーティンにトライするも失敗が続く。しかしライディングの終盤にはトランスファーからブーメランという高難度ルーティンを見事決め切り復調。自身のスコアを83.00ptとして3位になった。 女子エリートクラス 一方、女子エリートクラス決勝も国際大会経験豊富な選手や、昨今急成長を見せている選手たちが集まった。そして今回の決勝進出者は全員10代と若手のライダーがひしめき合う中、計7名で2024年シーズン開幕戦での優勝者の座争いが繰り広げられた。 鈴木仁菜のライディング そして今回、そんな世界を股にかけて活躍する選手たちが揃う中で優勝を収めたのはなんと女子エリートクラス初出場となった15歳の鈴木仁菜。女子では珍しいリアトリックに特化したスタイルが特徴的な彼女は「スネークスピン」を入れたルーティンを皮切りに、「ロンモアスピン」からフロントペグを持ちバイクのお腹側の姿勢で加速するとバイクを半回転させて正姿勢に戻していくルーティンをメイク。その後は綺麗な「アラウンドザワールド」をメイクしたりとハイレベルなルーティンでまとめたライディングで87.50ptをスコアし、女子エリートクラス初出場初優勝という結果を残した。今年2月の「FISE Enoshima」の優勝者でもある彼女がさらに強さを示した大会となった。 吉村想花のライディング 準優勝は鈴木と同じくルーキーとして今回のエリートカテゴリーに出場した吉村想花。フロントトリックとリアトリックの両方を器用に扱う彼女は、今回のランでもその強みを活かしたライディングを見せる。その中でも「ロープアローニ」からのバックワーズの動きから「ハーフディケイド」のルーティンを決めた時には嬉しさからガッズポーズを見せるなど、彼女だからできるトリックをふんだんに詰め込んだライディングでスコアを83.25ptにして初エリートカテゴリーで準優勝という好成績を残した。 中川きららのライディング 3位は昨年の「FISE Montpellier」で銀メダルを獲得しており国際大会の経験豊富な中川きらら。スカッフをうまく活用して様々なトリックを組み込んだロングルーティンを見せる彼女は、今回もフロントタイヤの「スカッフ」からバイクを回しながらバックワーズに進みグライドトリックに繋げるルーティンを見せる。その後はリアトリックの「メガスピン」や、フロントトリックの「クラックパッカー」と「バックパッカー」を繋ぐルーティンも決めて見せた。ただ数回足を着くミスも目立ったことからポイントを伸ばすことができず82.00ptとした。 今大会は男女共に普段出場しない選手たちが参戦しており、より国内のBMXフラットランドのコンテストシーンの垣根がなくなっているようにも感じられた。まだまだ注目の大会がたくさん開催される今年。日本のBMXフラットランドシーンが新たなフェーズへ突入する年になることだろう。 優勝者コメント 優勝した鈴木(左)と片桐(右) 片桐 悠 選手(男子エリートクラス)「皆さま応援ありがとうございました。3月のCHIMERA A-SIDE KUMAMOTOが終わってから1ヶ月半くらい、何度も何度もルーティンを繰り返し練習して今大会に挑みました。次はFISE Montpellierに向けて頑張っていきますので引き続き応援よろしくお願いいたします。」 鈴木 仁菜 選手(女子エリートクラス)「1位になることができて本当に嬉しいです。今大会に向けてコツコツ練習してメイク率を上げてきたので、結果的にフルメイクで終えることができてよかったです。これからも技の難易度を上げて大会で決められるように頑張ります。」 大会結果 <男子エリート>優勝: 片桐 悠 (カタギリ・ユウ) / 90.75pt準優勝: 漢那 史哉 (カンナ・フミヤ) / 84.75pt第3位: 荘司 ゆう (ショウジ・ユウ) / 83.00pt <女子エリート>優勝: 鈴木 仁菜 (スズキ・ニナ) / 87.50pt準優勝: 吉村 想花 (ヨシムラ・ソナ) / 83.25pt第3位: 中川 きらら (ナカガワ・キララ) / 82.00pt <キッズ6アンダー>優勝: ハラフジ・ミナル / 36.67pt準優勝: カイ・ニチカ / 40.00pt <ガールズロー>優勝: ヤマザキ・キッカ / 50.00pt準優勝: マスブチ・シズク / 48.33pt第3位: オカヤマ・ミオ / 47.00pt <ボーイズ7-9>優勝: サトウ・ジョウジ / 56.00pt準優勝: クラウチ・レオ / 54.67pt第3位: ハラフジ・ジョウジ / 54.33pt <ボーイズ10-12>優勝: サトウ・ライジ / 73.67pt準優勝: カナモト・リュウヤ / 69.33pt第3位: ヤマシタ・リュウセイ / 68.67pt <ガールズハイ>優勝: ホンムラ・カリン / 77.00pt準優勝: タグチ・シホ / 69.00pt第3位: カドイ・ヒマリ / 66.67pt <男子13-15>優勝: ハヤカワ・ユオ / 77.00pt準優勝: ヒシカワ・タカトラ / 74.33pt第3位: モリモト・アシタ/ 71.00pt <エキスパート>優勝: ワタナベ・ソウタ / 74.00pt準優勝: オリカワ・シユウ / 70.33pt第3位: アカシ・キョウヤ / 69.00pt <30オーバー>優勝: カタオカ・エイジ / 76.00pt準優勝: ヒナゴ・トモヒロ / 75.67pt第3位: フジイ・セイジ / 70.67pt 大会概要 ⼤会名称 : 「マイナビ JapanCup 名古屋大会」(フラットランド第1戦) 開催期間 : 2024年4月27日(土)~28日(日)- 2日間 -※詳細は公式HPをご覧ください。大会会場:Hisaya-odori Park メディアヒロバ(愛知県名古屋市中区錦3丁目16) 主催: 一般社団法人 全日本フリースタイルBMX連盟(JFBF)後援:愛知県、名古屋市特別協賛:株式会社マイナビ協賛:鎌ケ谷巧業出場カテゴリー:全10クラス(アマチュア含め)男⼦エリート 21名・⼥⼦エリート 7名
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bmx2024年国内シーズン初戦は小澤楓・美晴兄妹がダブルで勝ち取る「マイナビ Japan Cup 名古屋大会」BMXフリースタイル・パーク種目2024.05.01「マイナビ Japan Cup 名古屋大会」BMXフリースタイル・パーク種目がオアシス21銀河の広場(愛知県名古屋市)にて、2024年4月26日(金)~29日(月)の4日間に渡り開催され、男子エリートは小澤楓選手が、女子エリートは小澤美晴選手が優勝を収めた。 JFBF(全日本フリースタイルBMX連盟)が開催するシリーズ戦である「マイナビ Japan Cup」。2024年シーズン初戦となる今大会には全国から年齢問わずトップクラスのBMXライダーたちが集まり、エリート・アマチュア含め全13カテゴリーにて昨年を上回るハイレベルなトリックが繰り出される熾烈な大会が見られた。 そして今大会の会場は2023年シーズン開幕戦と同じ舞台である愛知県名古屋市の「オアシス21 銀河の広場」。名古屋市では有名な観光地で都会のど真ん中に位置し、商業施設も周りに多くあるため人通りも多いのがこの複合施設だ。普段は地元の人から観光客まで色んな人が訪れるこの地に大会用のパークセクションが大々的に設置され、非日常感に包まれる中で今大会が開催された。 会場には多くの観客が押し寄せた。 当日はゴールデンウィーク期間に被ったこともあり、子どもから大人まで本施設に訪れた家族連れやカップル、通りすがりの観光客まで老若男女たくさんの人々が集まった。そんな大勢の観客に見守られたことで会場のボルテージも最高潮となり、国内トップライダーたちも高難度トリックを数々メイク。会場から歓声も飛び交い相乗効果で大盛り上がりの大会となった。 以下は、今大会注目のエリートクラス決勝の大会リポート。 エリートクラスで兄妹同時優勝は史上初か?男子は小澤楓が優勝。女子では小澤美晴がエリートクラス初出場初優勝。 女子エリートクラス決勝進出者たち まず先に行われたのは女子エリートクラス決勝。今回は怪我で休養していた東京オリンピック出場選手の大池水杜が復帰。そして現全日本チャンピオンである内藤寧々と、先日フランスで行われたC1国際大会で優勝し鮮烈なエリートクラスデビューを果たした小澤美晴など世界を舞台に参戦する選手を中心に合計4名で今シーズン初戦の優勝者の座が争われた。 小澤美晴のライディング 今回、圧倒的な強さを見せて優勝したのは女子エリートクラス初出場の小澤美晴。男子顔負けの様々な高難度トリックを持つ彼女は、エアー自体の安定性や精密さが際立つ面ピタのジャンプの中に日本人女子初のトリックをメイクするライディングで他選手を圧倒した。 ラン1本目では「X-Upトランスファー」などの細かいトリックを入れながらセクションで加速すると、中央のボックスジャンプでは「バックフリップ・バースピン」や「360・テールウィップ」など世界的にも女子では数名しかメイクできないトリックを完璧に決める。そしてラン終盤には「トラックドライバー」なども丁寧に決めるパーフェクトランでまとめると78.00ptをマークし他選手を大きく引き離した。 ラン2本目を迎える時点で、小澤の1本目のスコアを超える選手がいなかったためウィニングランに。優勝が決まり気持ちに余裕ができた彼女は「バックフリップ・テールウィップ 」というこれもまた日本人女子初メイクのハイレベルトリックを決める。その後には日本人女子では大会で誰も決めていない 「フレア」にトライするも転倒。まだ残り時間があったため再度トライするも今大会で決まるには至らなかった。 しかし今回圧倒的な強さを見せ、見事女子エリートクラス初出場初優勝という快挙を残した彼女は今後の日本女子BMXフリースタイル界をネクストレベルに引き上げる選手であることは明白だ。彼女の今後の世界での活躍に注目したい。 大池水杜のライディング 準優勝は怪我から復帰後初の公式大会出場となった大池水杜。久しぶりの大会出場となった彼女だが、ラン1本目では「バックフリップ」や「タックノーハンドtoターンダウン」などのハイレベルトリックに加えて、クオーターでの「テールタップ」からのドロップインなど玄人好みのトリックを混じえたライディングを見せたが、小さなミスから完成度を上げることができず惜しくも得点を44.12ptとする。 さらにスコアを上げたいラン2本目では、全体的にスピードも上がり各ジャンプでのエアーの対空時間を伸ばした中で「バックフリップ」や「360」を綺麗に決め切り、1本目を超える完成度でランを終えた。結果としては見事ノーミスのライディングで47.50ptとポイントを引き上げて国内復帰戦を準優勝で締め括った。 内藤寧々のライディング 3位は現在の全日本チャンピオンで、6月の「X Games Ventura」の招待選手にも選ばれ、BMX界でさらに注目が集まっている内藤寧々。ラン1本目は「ターンダウン・トランスファー」や「360・ターンダウン」、そして彼女の代名詞でもある「X-up・ワンフット to キャンキャン」などを組み込んだルーティンをまとめていくも、全体の完成度が足を引っ張りスコアを伸ばせず47.25ptに。 優勝を勝ち取るために大幅なスコアアップが求められるラン2本目では、各トリックの完成度を高めることに注力する様子が見られた一方で、ここで勝ちに行くために新技である「フレア」にトライ。残念ながら決めることはできず転倒し、結果としては1本目の47.25ptとし3位となった。ライディング後には涙を浮かべ悔しさを露わにしていたことから、きっとこのトリックは近いうちにしっかり習得してくることだろう。 日に日にレベルが向上している日本女子BMXフリースタイルシーン。既に小澤がC1国際大会で優勝したり、内藤がワールドカップシリーズで上位に食い込み始めていることから彼女たちが世界最高峰の舞台の表彰台で国旗を掲げるのも時間の問題かもしれない。 男子エリートクラス決勝進出者たち その後行われた男子エリートクラス決勝は、参加選手13名の中から前日の予選を勝ち上がった上位8名にてよって争われた。今回は絶対王者の中村輪夢が不在の中で、来月オリンピック予選大会(OQS)にも出場が決まっており世界の舞台でスタイルと共に成長を見せている溝垣丈司、そして溝垣と同じく世界の舞台に戦っている小澤楓を筆頭に10代の若手が大多数を占める決勝戦となった。 小澤楓のライディング 本決勝にてプレッシャーに打ち勝って優勝を果たしたのは小澤楓。直前に女子エリートで実妹の小澤美晴が優勝を果たしたこともあり、緊張感と集中力が伺える表情で大会に挑んだ彼はラン1本目で「バックフリップ・トリプルバースピン」を始め良い流れでトリックを繋いでいくが、「360・テールウィップ ・トランスファー」で転倒し胸付近を強打。惜しくもライディング続行できずスコアも31.75ptとした。 そんな展開の中、背水の陣で迎えたラン2本目ではプレッシャーを押し退けるライディングを魅せる。1本目で決めた「バックフリップ・トリプルバースピン」はもちろんのこと「フレア」も新たなに追加するライディングで流れを掴むと、1本目で転倒した「360・テールウィップ ・トランスファー」もしっかり決め切り、そこに加えて「360・ダブルダウンサイドテールウィップ 」や「フレア・バースピン」などの大技も見事にメイクして見せた。 小澤の大逆転を称える選手たち パーフェクトランで終えた直後は出し切った様子でしばらくそのままセクションにもたれかかるような状態であったが、そんな小澤のランに付いたスコアは78.25pt。見事大逆転優勝を果たし、妹と一緒に兄妹でダブル優勝を収めた。 溝垣丈司のライディング 準優勝はそのライディングスタイルが世界的に評価されており、現在世界でトップ20に入るレベルの溝垣丈司。本決勝でも彼のスタイルがふんだんに活かされたライディングを見せる。ラン1本目では、横一回転の「360」に別のトリックを加えたコンボが光るライディングとなった。「360・テールウィップ・タイヤグラブ to トボガン」をはじめ「360・クアッドバースピン」「360・ダブルテールウィップ 」などバラエティに富んだ高難易度トリックをメイクし76.50ptをマーク。 ラン2本目では1本目と同様に完成度の高い「360」のコンボトリックである「360・テールウィップ・タイヤグラブ」や「トリプルトラックドライバー」をメイクしていくと、その後は彼のスタイルを魅せるトリックチョイスにスイッチ。4mのビッククオーターでの「50-50」、3mのクオーターでの「フットジャム to フェイキー」、そして最後は「180・バースピン to フェイキー」をメイクした。ただスコアは1本目を上回ることができなかったため76.50ptをベストスコアとして準優勝で国内大会初戦を終えた。 寺林昌輝のライディング 3位は豪快な回転系のトリックを強みとする寺林昌輝。ラン1本目では「バックフリップ・バースピン」や「360・ダブルテールウィップ」をメイクするも「720・トランスファー」で転倒し29.75ptというスコアになったが、ラン2本目ではしっかりミスを修正してパーフェクトなライディングを見せる。1本目ではミスした「720・トランスファー」を決め切ると、クオーターのポケットで「540・トランスファー」そしてクオーターでの「フレア」をメイクし、フルメイクのランで72.00ptをマーク。大きく順位をジャンプアップし3位入賞を果たした。 今回は中村輪夢が不在の大会だったものの、上位3名に関わらず見事なライディングを見せて、さらなる競技レベルの向上を感じさせた今回の男子エリートクラス。今後もどんな選手が現在世界を舞台に戦う日本代表選手との表彰台争いに食い込んでくるのかも注目していきたいと思う。 優勝者コメント 兄妹で優勝した小澤美晴(左)と小澤楓(右) 小澤 楓 選手(男子エリートクラス)「1本目で転倒してしまって後がない中、2本目でしっかり決め切って勝つことができてよかったです。いつも応援してくれている方々や自分の周りにいてくれる方が今回はたくさん会場に来てくれたので嬉しかったですし感謝しています。これからも自分のできる技を最大限活かしたルーティンを各大会で決めていきたいと思っています。」 小澤 美晴 選手(女子エリートクラス)「優勝することができてすごく嬉しいです。国内では初めてのエリートクラスの大会だったので自分のできることをしっかりできたら良いなと思っていました。家族や応援している人たちに感謝したいです。今後はみんなに憧れられるようなライダーになれるように頑張ります。」 大会結果 <男子エリート>優勝: 小澤 楓 (オザワ・カエデ) / 78.25pt準優勝: 溝垣 丈司 (ミゾガキ・ジョージ) / 76.50pt第3位: 寺林 昌輝 (テラバヤシ・マサキ) / 72.00pt <女子エリート>優勝: 小澤 美晴 (オザワ・ミハル) / 78.00pt準優勝: 大池 水杜 (オオイケ・ミナト) / 47.50pt第3位: 内藤 寧々 (ナイトウ・ネネ) / 47.25pt <キッズ4アンダー>優勝: ナカジマ・ソウシ / 48.67pt準優勝: オオイシ・ウイ / 41.33pt <キッズ5-6>優勝: サカキバラ・カナタ / 61.33pt準優勝: ウチヤマ・ナル / 51.33pt第3位: ニシハラ・リンタロウ / 46.50pt <ガールズ7-9>優勝: ウメバヤシ・ユマ / 71.00pt準優勝: ハシモト・コトハ / 63.67pt第3位: ニワ・ココロ / 59.67pt <ボーイズ7-8>優勝: マスイ・チアキ / 78.00pt準優勝: オノエ・ヒカル / 56.00pt第3位: コバヤシ・アラタ / 51.00pt <ガールズ10-12>優勝: ホソカワ・イロハ / 68.00pt準優勝: ハマダ・ルル / 55.00pt第3位: ハシモト・クレハ / 46.33pt <ボーイズ9-10>優勝: サイキ・タスク / 73.83pt準優勝: タカハシ・ヒサシ / 62.67pt第3位: シモノ・ユウマ / 60.83pt <ボーイズ11-12>優勝: ニワ・コウキ / 77.33pt準優勝: オゴケ・ユウト / 75.67pt第3位: タニモト・リョウガ/ 74.33pt <女子13-15>優勝: シライ・レエナ / 71.66pt準優勝: ヨシダ・ミオ / 59.33pt第3位: オクザキ・トモカ / 53.00pt <男子13-15>優勝: マツウラ・アオウ / 77.66pt準優勝: ハヤシ・ショウゴ / 70.00pt第3位: マセ・コタロウ/ 65.33pt <エキスパート>優勝: エンドウ・リクト / 48.33pt準優勝: ナガヤ・カズマ / 42.67pt第3位: カトウ・ユウタ / 28.33pt <30オーバー>優勝: オオニシ・カンヤ / 68.00pt準優勝: コシヤマ・マサヒロ / 56.67pt第3位: イシイ・コウスケ/ 50.00pt 大会概要 ⼤会名称 : 「マイナビ JapanCup 名古屋大会」(パーク第1戦) 開催期間 : 2024年4月26日(金)~29日(月)- 4日間 -※詳細は公式HPをご覧ください。大会会場:オアシス 21 銀河の広場(愛知県名古屋市東区東桜1丁目11-1) 主催: 一般社団法人 全日本フリースタイルBMX連盟(JFBF)後援:愛知県、名古屋市特別協賛:株式会社 マイナビ協賛:鎌ケ谷巧業株式会社出場カテゴリー:全13クラス(アマチュア含め)男⼦エリート 13名・⼥⼦エリート 8名
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others【京都×アーバンスポーツでアツい1日に!】今年もKYOTO URBAN SPORTS DAYが開催決定!2024.04.242024年5月3日(金•祝)と5月6日(月•祝)の二日に分けて、京都駅と京都リサーチパークの2カ所で今年も『KYOTO URBAN SPORTS DAY』の開催が決定。大型連休で賑わう京都がアーバンスポーツで盛り上がる! 東京オリンピックを契機に、国境や勝敗を超越した感動を世界に届けたアーバンスポーツ。そんな新しい可能性を秘め、パリオリンピックに向けて盛り上がりも見せているアーバンスポーツを通じて京都を盛り上げたい、そんな思いで昨年立ち上げたアーバンスポーツイベント『KYOTO URBAN SPORTS DAY』。 今年も京都に拠点を置く「BODY CARNIVAL (BREAKING)」「KYOTO BB(3x3)」「NEWTRAD(DOUBLE DUTCH)」が代表アスリートとして参画!京都在住の一流パフォーマーによるショーケースやバトルイベントだけでなく、ブレイキン・ダブルダッチ・3x3(バスケ)の無料体験会もゴールデンウィークの2日間で開催される。 【KYOTO URBAN SPORTS DAY in 京都駅ビル】 5月3日(金•祝)は京都駅1階駅前広場にて開催!無料体験会やプロチームのパフォーマンスはもちろん、キッズのダブルダッチパフォーマンスや1on1バスケのエキシビジョンマッチも観覧できる。 【KYOTO URBAN SPORTS DAY in 京都リサーチパーク】 そして5月6日(月•祝)は京都リサーチパーク内のGOCONCと西屋外駐車場にて開催!ここでも無料体験会はもちろんのこと、バトルコンテンツも充実しているため、5月3日と両日参加しても楽しめる内容となっているので、ぜひ足を運んで欲しい。 イベントコンテンツについて 【アーバンスポーツ無料体験会】 ブレイキン、ダブルダッチ、3×3の体験会を開催。初めて体験する子どもたち向けの体験会になっているため、ぜひ気軽に遊びに来て、アーバンスポーツの楽しさを感じて欲しい!誰でも楽しくチャレンジができるアーバンスポーツを、アツく体感しよう!!!! 【バトルイベント】 5月3日に京都駅ビルで開催される本イベントでは、バスケの1on1エキシビジョンマッチを開催!一方で5月6日の京都リサーチパークでは、ダブルダッチのソロバトルイベント「DOUBLE DUTCH ONE'S」や、ブレイキンバトルイベント「BATTLE MIXTURE」、3x3エキシビジョンマッチを開催する!バトルコンテンツはそれぞれの競技の特性を一番感じられるイベント!京都を代表するプロアスリートたちが参加するコンテンツもあるため、ぜひ会場でアーバンスポーツをアツく観よう! 【パフォーマンス】 数々の世界大会でタイトルを獲得し、オリンピック日本代表候補選手も在籍する、京都発のブレイキンクルー「BODY CARNIVAL」 。シルク・ドゥ・ソレイユへ出演メンバーも在籍し、7月に開催される世界大会への出場も決めているプロダブルダッチチーム「NEWTRAD」 。この2チームのパフォーマンスもお見逃しなく!京都を拠点に世界で活躍するパフォーマンスを観て、アーバンスポーツにアツくハマろう! 【参画アーティスト】 BODY CARNIVAL(BREAKING) NEWTRAD(DOUBLE DUTCH) KYOTO BB(3x3) イベント概要 『KYOTO URBAN SPORTS DAY in 京都駅ビル』日程:2024年5月3日(金祝) 11:00〜17:00場所:京都駅ビル1階駅前広場(〒600-8216 京都府京都市下京区東塩小路町 京都駅ビル) 『KYOTO URBAN SPORTS DAY in 京都リサーチパーク』日程:2024年5月6日(月祝) 10:00〜19:00場所:京都リサーチパーク内GOCONCと西屋外駐車場(〒600-8815 京都府京都市下京区中堂寺南町 栗田町91 京都リサーチパーク10号館1F) 主催:KYOTO URBAN SPORTS DAY実行委員会共催:京都駅ビル開発株式会社協賛:京都リサーチパーク株式会社、株式会社マツシマホールディングス、株式会社ヒューマンフォーラム、株式会社COFFEE BASE、安田産業株式会社、コミュニティ・バンク京信、QUESTION(敬称略)後援:京都府、京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、京都府スポーツ協会、京都市スポーツ協会、KBS京都、α-STATION FM京都、京都新聞(敬称略) 【アーバンスポーツとは】「都市」を舞台に繰り広げられるスポーツのことをアーバンスポーツで、順位を争うことよりも、自らが楽しみ、仲間や観る人たちも一体となって楽しむことが優先される。そのため、アーバンスポーツの会場はフェスティバル化され、観客もアスリートとともに楽しむことができる。競技種目としては主に、ブレイキン、3x3、ダブルダッチ、スケートボード、BMX等を指し、オリンピック競技にもなりつつあるアーバンスポーツで京都を盛り上げよう!! 【ブレイキンとは】ブレイクダンスとも呼ばれ、音楽に乗せて体のあらゆるところを使ったアクロバティックな動きを繰り広げるスポーツ。2024パリオリンピックでは公式競技として採用決定!バトルでは身体能力の高さだけなく、音楽との融合や感情を動きで表す表現力やキャラクター、創造力などで競い合う! 【ダブルダッチとは】2本のロープを使うなわとびで、ロープを跳びながらダンスやアクロバットをするスポーツ。見た目とは裏腹に手軽に誰でもでき、集中力・持久力・リズム感・創造力・バランス・チームワークが身につく究極のチームスポーツ!縄跳びとダブルダッチを総称した「ジャンプロープ」という競技でオリンピック競技となることを目指す! 【3x3バスケットボールとは】3人制バスケットボール「3x3(スリー・エックス・スリー)」は、国際バスケットボール連盟(FIBA)によって2007年から「正式競技種目」となり、世界中で拡大しているスポーツ。2020東京オリンピックでは公式競技として採用!5人制のバスケットボールとはルールが少し違い、ハーフコートで行われ、5人制よりもタフネスな試合が楽しめる!
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skateプロスケートボーダー堀米雄斗が三井住友DSアセットマネジメントと所属契約を締結2024.04.20三井住友DSアセットマネジメント株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:猿田隆)は、プロスケートボーダーの堀米雄斗選手と所属契約を締結し、4月18日(木)日本時間午前9時に記者発表を行った。 堀米は以前、三井住友DSアセットマネジメントが2022年に立ち上げたブランドである「Be Active.」のブランデッドムービーに出演しており、その後3年間の付き合いの末、彼がさらなる高みへ向かって活躍し続けている姿に同社が感銘を受けたことから、このタイミングでの本契約に至った。なお同社がアスリートと所属契約を結んだのは初とのこと。 同社は、ブランドのスローガンである「Be Active. その一歩で、未来は変えられる。」という言葉と共に、これからも続いていく堀米のアクティブでチャレンジングな「その一歩」を応援していく。 堀米雄斗コメント - 三井住友DSアセットマネジメントとの所属契約締結について今の気持ちを聞かせてください。「三井住友DSアセットマネジメントさんとは2022年からのお付き合いで、ブランデッドムービーに出演させていただいたり、社長と対談させていただいたりと、思い入れが強かったので所属契約締結となってとても嬉しいです。」 2024年の抱負として「Now or Never」という言葉を掲げた。 - 「Be Active.」な2024年の抱負を聞かせてください。「僕の「Be Active.」な抱負は「Now or Never」で、「今しかない。」といった意味で捉えていて自分の好きな言葉です。自分のビデオパートの音楽もNow or Neverというタイトルの曲を使用するくらい大事にしていて、今までもこれからも自分のすべての活動を「今しかない。」という気持ちで、後悔のないように常にベストを尽くして頑張っていきたいと思います。」 - 一歩踏み出して何かに挑戦するときに大事にしていることはありますか?「自分に起きているすべてのことに感謝しているのですが、特に自分のことを支えてくれている人全員に感謝しています。スケートボードをしている中で上手くいかないこともあったりしますが、今ではその経験がモチベーションになっているので、これからもベストを尽くして頑張っていきたいです。また特に今がとてもモチベーションが上がっていてスキル的にも上がってきた実感があるので、これからも頑張っていきたいです。」 - 若い次世代のスケーターにメッセージをお願いします。「色々なことに挑戦して経験して、時にはきつい時もあると思いますが、夢を追いかけ続けていたら絶対良いことがあると思うので、その夢を諦めずに頑張って追い続けて欲しいです。」 同社特別顧問の新島剛氏と堀米雄斗 - 今後の競技について今の思いを聞かせてください。「競技では常に自分のベストを尽くしていますが、その中でも大事にしていることはオリジナルトリックも含めて自分のオリジナル性を追求することです。スケボーは常に自分との闘いなので、これからも前向きに、自分の限界を超えてレベルアップしていきながら世界のスケートレベルを上げていきたいです。」 堀米雄斗プロフィール 1999年1月7日生まれ。東京都江東区出身。スケーターであった父親の影響で6歳からスケートボードを始める。幼少の頃からバーチカルランプを滑り、実力をつけ、10代はじめからは国内のストリート種目の大会で常に上位にランクイン。海外経験も豊富だったが、高校卒業後に本格的な渡米を機にさらなる才能が開花。2017年にスケートボードで世界最高峰のコンテストであるストリートリーグ(通称:SLS)への挑戦権を得る快挙であった中、初参戦からいきなり表彰台を獲得する大活躍を見せた。2018年には同シリーズ大会で見事初優勝を果たし、瞬く間に世界のトップ選手に登り詰める。2019年には「 X GAMES Minneapolis」で日本人初となるストリート種目優勝を果たし、2021年には東京五輪にてスケートボード男子ストリート初代金メダリストとなる。その後は2023年にアメリカで最も歴史あるコンテストの一つである「Tampa Pro」で日本人初優勝を飾ると、2024年でも同大会連覇を果たした。
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bmx世界最高峰の舞台で最年少の快挙。小澤美晴が初ワールドカップで準優勝「FISE Montpellier 2024」BMXフリースタイル・パーク種目2024.05.13UCI BMXフリースタイル ワールドカップ第2戦となる「FISE Montpellier 2024」がフランス・モンペリエにて2023年5月8日(水)~12日(日)にわたり開催され、その中で11(土)に行われたBMXフリースタイル・パーク種目の決勝では女子エリートにて小澤美晴選手が準優勝を収めた。 例年、天気の影響で何かしらのハプニングがあり、なかなかスケジュール通りに行われていなかった本大会だが、今年は終始天候に恵まれて大会日和の中で開催された。またBMXフリースタイル・パーク種目に関しては翌週に「オリンピック予選シリーズ(OQS)」も開催されることから、国内外のパリオリンピック出場候補選手にとってはかなりタイトなスケジュールの中での参戦となったが、世界中から多くのトップBMXライダーが集まり熾烈な大会が繰り広げられた。 日本女子BMXフリースタイルの次世代を担う小澤美晴が、初ワールドカップで準優勝という快挙。男子も小澤と溝垣が自身最高順位で大会を終える。 女子エリートクラス 小澤美晴のライディング ©︎The Agency:UCI 女子エリートクラスには18名が参加し、5月11日(土)の決勝は予選を勝ち抜いた12人で争われた。日本からは日本代表として現全日本チャンピオンの内藤寧々と、3月の国際大会でワールドカップ出場権を獲得したばかりの小澤美晴が出場したほか、東京オリンピック出場選手の大池水杜や、若手期待の実力者である杉尾咲空も個人出場しており、全員が見事予選を通過。その中でも小澤美晴は2位を大きく引き離して1位通過を果たし、決勝へ幸先良いスタートを切った。 そして決勝では、内藤がビッグトリック「フレア」を狙うも転倒するなど、各日本人選手が会場を沸かせる力強い走りで世界へ挑戦する姿を見せたがスコアを伸ばしきれず表彰台を逃す一方で、勝負に出るライディングを見せたのが、最終滑走者として登場した小澤美晴。男子にも劣らない高難度トリックを持ち技にする彼女は世界でももちろんその強さを見せる。 惜しくも1本目では勝ちにいくため、今大会で誰もメイクしていない「バックフリップ・バースピン」にトライするも着地時に転倒してしまい、2本目のラストランへ賭ける展開に。2本目では世界ランク7位で地元フランスのローリー・ペレスが完璧なランでまとめて94ptを叩き出し、暫定1位に大きくリードを伸ばしたことで彼女を追うことになったが、小澤は冷静に「バックフリップ」や「トラックドライバー」、「テールウィップ」などを次々メイクして加点を重ねていくも、スコアは93ptとペレスに僅かに及ばず準優勝で大会を終えた。ただ1本目の転倒もあり十分なコンディションではない中でのこの結果は次回のワールドカップではもっと良いスコアを残すことは間違いないだろう。 男子エリートクラス 溝垣丈司のライディング ©︎Hurricane - FISE 一方で女子カテゴリーの前に行われた男子エリートクラス決勝は、参加選手60名の中から前日の予選と準決勝を勝ち上がった上位12名にてよって争われた。今回は日本のエースの中村輪夢が翌週のオリンピック予選シリーズ(OQS)を見越してか不在となった中で、同大会へ出場が決まっている溝垣丈司、そして先日の「マイナビJapan Cup」で優勝した小澤楓が決勝へ進出した。なお最年少での出場となった松本翔海は、惜しくも予選敗退となり27位で自身初のワールドカップを終えて決勝進出とはならなかった。 本決勝では小澤と溝垣が世界ランク3位で地元フランスのアントニー・ジャンジャンをはじめとした海外のトップ選手たちと表彰台を争う戦いとなった。先に出走した溝垣は彼だけのスタイルが光るライディングを見せる。ラン1本目では「360・テールウィップ to トボガン」や「360・クアッドバースピン」をメイクするも、「360・ダブルテールウィップ 」の着地で脚を取られ転倒してスコアを伸ばせずにいたが、2本目ではお洒落な「クランクフリップ」でランを始めると、1本目のミスした「360・ダブルテールウィップ 」をカバーし、途中では「フットジャム」などスタイルを加えて、最後は得意のフェイキーを生かした「バースピン to フェイキー」でランを終え74.25ptをマークし11位となった。 小澤はラン1本目は「バックフリップ・トリプルバースピン」や「アリウープ・ダウンサイドテールウィップ」など良い流れでライディングを進めていくが、「360・バースピン to テールウィップ」で足を着いて失敗したことでスコアを66ptとする。ラン2本目ではしっかり1本目のミスを補うライディングを見せ「360・バースピン to テールウィップ」を決め切ると、その後も「フレア」もメイクするなど丁寧にランをまとめて75.75ptを獲得して10位で大会を終えた。 今回は中村輪夢をはじめ、男女共にオリンピック予選シリーズ(OQS)へ出場する選手が不在となった大会ではあったものの、出場した日本人選手たちの中で過去最高成績を残す選手が多くいたことから、今後のワールドカップでの彼らのパフォーマンスが楽しみになる一戦となった。その中でも弱冠14歳のワールドカップルーキーである小澤美晴の準優勝は快挙であり、2018年5月に大池水杜が成し遂げたフランス大会優勝以来の日本人選手の優勝を成し遂げるのも時間の問題だろう。今年はパリオリンピックはもちろんのことワールドカップでの日本人選手たちの活躍に注目だ。 表彰台選手コメント 小澤美晴©︎Japan Cycling Federation 小澤 美晴 選手(女子エリートクラス) 「2位という結果になり悔しいです。決勝1本目で転倒してしまったので、2本目は自分のベストを尽くそうと思って望みました。でもバックフリップテールウィップなど準備してきたのに出せなかった技が色々あります。日本に帰って練習して、 また次の大会に向けて頑張ります。応援ありがとうございました!」 大会結果 左から小澤、ペレス、パルドーの順 ©︎Japan Cycling Federation <女子エリート>優勝: ローリー・ペレス(フランス) / 94.00pt準優勝: 小澤 美晴 (オザワ・ミハル) / 93.00pt第3位: サシャ・パルドー (イギリス) / 90.12pt4位: 大池 水杜 (オオイケ・ミナト) / 83.82pt5位: 杉尾 咲空 (スギオ・サクラ) / 83.00pt10位: 内藤 寧々 (ナイトウ・ネネ) / 64.00pt <男子エリート>優勝: アントニー・ジャンジャン (フランス) / 92.50pt準優勝: ブランドン・ルーポス (オーストラリア) / 91.32pt第3位: デクラン・ブルックス (イギリス) / 89.87pt10位: 小澤 楓 (オザワ・カエデ) / 75.75pt11位: 溝垣 丈司 (ミゾガキ・ジョージ) / 74.25pt27位: 松本翔海 (マツモト・ショア) ※予選順位
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skate大逆転も起きうる最終シリーズ。パリオリンピックへの切符をかけた「オリンピック予選シリーズ 上海大会」スケートボード・ストリート種目の見どころ2024.05.12パリオリンピック予選としては最後となる「オリンピック予選シリーズ(OQS)」の一戦目である上海大会が、中華人民共和国・上海にて2024年5月16日(木)~5月19日(日)の4日間にわたり開催される。 2022年6月にイタリア・ローマで開催された「WST Rome」から始まり、約2ヶ月前にドバイで開催された世界選手権までの約2年間で計6戦を通して続いてきたオリンピック予選のフェーズ1が終わり、フェーズ2として開催されるのが今回の上海大会と来月6月に開催されるブダペスト大会の2大会だ。フェーズ1のポイントとこのフェーズ2の2大会の結果を合算した上でパリオリンピック代表選手が決まることとなる。 本シリーズには、フェーズ1終了時の世界ランキングポイントに基づいて選出された44名の選手に出場権が与えられる。ただしこれは世界ランキングの上位44選手ではなく、最大国枠(各国から最大6名など)、オリンピック選考基準に基づいて選考された44選手となり、限られた選手だけが出場できるパリオリンピック前の最終予選大会となる。 そして何より注目すべきはこの2大会の得点配分だ。なんと1大会で最大25万ポイントすなわちオリンピック予選大会の全体のポイント配当の3割近くを獲得できることから、1大会で世界ランキングからパリオリンピック出場枠争いがガラッと変わり大逆転が起きることも想定されるオリンピック予選大会で一番注目の大会である。 本記事では男女の現在の世界ランキング(2024年5月9日現在)を元に、今大会の見どころを解説する。 女子ストリート種目 西矢椛 ©︎Atiba Jefferson / World Skate オリンピック代表選考基準としては世界ランキング20位以上、各国からは上位3名までが出場権を獲得する形。20位以上に同国から3名以上いる場合は、繰り下げで20名になるように出場権が割り与えられる。更に開催国枠や大陸枠などが考慮され22名がパリオリンピック出場となるのだ。そして現在のランキングは以下の通りである。(2024年5月9日現在) なお本シリーズへ駒を進めた中でトップ20に3名以上がランクインしている国は日本、ブラジル、オーストラリアの3ヶ国であり、フェーズ1を終えて日本から最大人数の計6名、続いてブラジルとオーストラリアが3名ずつという状況だ。 やはり今大会も引き続き目が離せないのが日本人選手の出場権争いであることは間違いない。なぜならさすがはスケートボード最強国であるだけあり、今回出場する6名は世界ランキングトップ10に入っており、その順番は西矢椛(1位)、織田夢海(3位)、赤間凛音(5位)、中山楓奈(6位)、吉沢恋(7位)、伊藤美優(9位)となっている。そしてそんな状況で迎えるのがオリンピック予選大会の中で最もポイント配当が高い本シリーズ。特に西矢から吉沢までは全員10万ポイント以上を確保しており。この段階では誰が出場権を獲得するのか想像もつかない。少したりともミスが許せない戦いになることは間違えないだろう。 そんな日本人選手たちの出場枠争いをより難しくしてくると考えられるのがブラジルの存在だろう。世界最高のスケーターと呼び声の高い世界ランキング2位のライッサ・レアウをはじめ、8位にはパメラ・ローザ、11位にはガビー・マゼットという世界大会での優勝経験を持つ選手を輩出しているブラジルが手堅く上位にランクイン。特にレアウはSLSシリーズでは表彰台を多く獲得するも中々このオリンピック予選大会では思うような成績を残せていない印象。ただ彼女がそのままパリオリンピックに向かうはずがないので、このOQSでは日本人選手たちを脅かすパフォーマンスを見せるのではと考察している。 そしてもう1人、日本人選手たちのライバルとして君臨しているのが、弱冠14歳のスーパースターであるクロエ・コベル。昨年様々な世界最高峰のコンテストで優勝、今年も「2024 SLS PARIS」で優勝、「WST Dubai」で準優勝を果たすなど今シーズン絶好調の彼女がこのOQSでも優勝争いに食い込んでくることは容易に考えられる。 また同じアジア大陸として今後強敵になり得るのが、現在世界ランキング13位である中国のチェンシー・チー。世界ランキングトップ20の中ではコベルと同じ最年少の14歳でありる彼女。スケートボードキャリアまだ3年と短いものの、昨年はアジア選手権で優勝、世界選手権では8位、そして今年の「WST Dubai」では7位と急成長している彼女がこのOQSでどうトップ10を相手に戦うのか注目だ。 男子ストリート種目 白井空良 ©︎Kenji Haruta / World Skate 一方で男子カテゴリーの勢力図としてはフェーズ1を終えても依然世界ランキングトップ20にはアメリカから5名と日本から6名の2カ国が半分を占め強さを見せている中、近年の国際大会で入賞経験を多く持つ各国の選手たちがトップ争いに食い込んでいる状態。 女子同様に現在繰り広げられている壮絶な代表枠争いが本シリーズでさらに激化すると考えられるのは日本だ。現世界チャンピオンの白井空良が「WST Dubai」で3位に入ったことで世界ランキング1位にジャンプアップ。そんな白井に続くのが昨年の世界選手権準優勝の勢いそのままに「WST Dubai」で優勝した根附海龍が5位に浮上、そして間髪入れずに新世代最強と呼び声の高い弱冠14歳の小野寺吟雲が6位、東京五輪金メダリストの堀米雄斗が7位となり接戦。さらに10位に佐々木音憧、15位に青木勇貴斗という順になっている。今シリーズの焦点としては順調に結果を残し暫定的に出場枠を得ている白井、根附、小野寺の3名に対して、なかなか本調子でまとめきれていない堀米をはじめ、佐々木、青木の3名がここで得点を稼ぎ逆転できるかだ。今大会に関しては逆転も起きうる得点配分になるため目が離せない。 その一方で代表枠争いの観点から注目したいのはアメリカだ。絶対王者のナイジャ・ヒューストンが現在世界ランキング2位を保持しリードを保つ中、彼を追う形になっているのが12位のジャガー・イートン、14位のアレックス・ミドラー、16位のクリス・ジョスリン、20位のブライデン・ホーバンの4名。ヒューストンが後続と差を広げている中で残りの国枠最大2枠をこの4人がどう争っていくのかがポイントとなる。タイムリーで注目を集めているのは「2024 SLS San Diego」で優勝したホーバン。彼がどうここから追い上げていくのかも注目したい。 また他国の選手として、今回注目したいのが現在世界ランキング4位のフランスのオーレリアン・ジロー。パリオリンピックでは自国開催ということもあり一番メダルを期待されている彼。2022年シーズンは世界選手権でタイトルを獲得し出場する大会では確実に決勝に残ってきたが、昨年の世界選手権と前回の「WST Dubai」の出場を見送っている。パリオリンピック前の最終予選大会で彼がどんなパフォーマンスを見せるのか楽しみだ。 大会スケジュール スケートボード・ストリート種目 -5月16日(木) 12:30~ スケートボード男子ストリート 予選 -5月17日(金) 12:30~ スケートボード女子ストリート 予選 -5月18日(土) 12:15~ スケートボード男子ストリート 準決勝18:00~ スケートボード女子ストリート 準決勝 -5月19日(日) 11:45~ スケートボード男子ストリート 決勝16:30~ スケートボード女子ストリート 決勝 最後に 今大会はパリオリンピック予選大会で最もポイント配分の多いOQSの1戦目であることから、結果次第では大きく現在の世界ランキングを変動させる可能性があり、この時点で出場枠が得られていない選手たちにも大きなチャンスがある。特に日本国内では東京オリンピック金メダリストの堀米雄斗や同じく東京オリンピック銅メダリストの中山楓奈などのメダリストを含め、本シリーズの結果がパリオリンピックの出場を左右する選手が男女ともに各3人いる状態だ。一戦たりとも見逃せない熾烈な戦いになることは間違いない。そして加えて注目しておきたいのは、各トップ選手たちがパリオリンピックに向けて準備しているだろう新技をどのタイミングで試してくるかだ。しっかりパリオリンピックで決められる状態にするため、また本シリーズを勝ち抜くために披露しておく必要がある一方で、パリオリンピック本戦で高得点を獲得するには出来るだけ手の内は隠しておきたい。この辺りのバランス感覚も大事になってくることだろう。 なおオリンピック予選シリーズ (OQS) 上海大会の戦いの模様はOlympics.comのオリンピックチャンネルで配信が予定されている。また最新情報も同ウェブサイトからチェック可能。またパリオリンピック公式アプリをダウンロードすると随時最新情報を気軽にチェックできるので是非ダウンロードして欲しい。
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culture世界初 ! POLeR×人気インフルエンサー オリジナルデザイン「雪男」Tシャツを限定販売中!2024.05.12モノづくりのプロであり職人技を極めたブランド「omadesign」代表の中村友洋が、サーファー・スケーターなどアウトドアスポーツとライフスタイルを融合させた新感覚ブランド「POLeR」とコラボレーション。POLeR書き下ろしオリジナルTシャツ「雪男」を5月7日、11日、12日の3日間限定でInstagramにて販売中。 世界初! 個人ブランドとのコラボにかける想いとは POLeRはこれまでJeepやスバル、ジャーナルスタンダードなど大手企業とのコラボレーションを実施してきたが、個人ブランドとのコラボレーションは世界初。omadesign中村氏の活動を昔から注目する中で彼のモットーである「キャンプとは自ら考え作り、試し、改良し、家族が笑って使う道具にこそ本当の価値がある」という言葉がPOLeRのルーツである「サーファー・スケーター・スノーボーダーたちがキャンピングカーでの冒険を楽しみながら[Vibes]を感じ、本気で使いたいと思えるギアを生み出す」に通じるところもあり、今回のコラボレーションに至った。 商品情報 モデル:女性 155cm 着用サイズ:M モデル:男性 172cm 着用サイズ:L 商品名:書下ろしオリジナルデザイン「雪男」Tシャツ展開サイズ:S、M、L、XL展開カラー:白、黒ウエイト:8.10z価格:¥8,470 (税込)購入者特典:書下ろしオリジナルデザイン「雪男」Tシャツ2枚以上購入した方にオリジナルステッカープレゼント商品監修:isn't it design.代表 田中秀典販売場所:omahaddayインスタグラム (リンクはページの最後に添付) オリジナル書き下ろしデザインTシャツ「雪男」の特徴 ものつくりを通じ、人と人を繋ぐ歯車になりたいとの思いを込めたomadesignのロゴに、POLeRを象徴するCAMP VIBESの文字が刺繍されたオリジナルデザインロゴ 今回のコラボのために限定復活した廃版ピスネーム 書き下ろしオリジナルデザイン「雪男」とダブルネーム 新感覚アウトドアブランド「POLeR」とは 2010年にアメリカのオレゴン州・ポートランドで設立された新感覚アウトドアブランド「POLeR」。サーファー、スケーター、スノーボーダーのライフスタイルをミックスした個性的なアイテムを展開。ロードトリップのバイブスからインスパイアされたラインナップは、遊び心ある自由度の高いデザインに仕上がっており、日本でも感度の高いアウトドア・ファッションファンから人気を集めている。株式会社キャンバス日本支社:〒135-0022 東京都江東区三好3-8-2 3F omadesign 代表:中村 友洋 兵庫県猪名川町在住。個人ブランドomadesignの代表を務めるキャンパー・インフルエンサー。 企業コンサルやSNSマーケターとしても活動。 アウトドア×地方創生を手掛けるブランド「HikU (ハイク)」の代表。
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climbスポーツクライミング日本人注目選手は?「オリンピック予選シリーズ」第1戦が5月16日から上海で開催!2024.05.117月26日から8月11日にかけて開催されるパリオリンピック2024で、金メダルを含む複数メダルの獲得を目標に掲げているスポーツクライミング日本代表チーム。スポーツクライミングにおいて、東京オリンピック2020では各選手は3つのフォーマットを競い合い、各順位の積が得点となり最終順位が決められた。パリ2024では競技形式が変更され、ボルダー&リード複合種目とスピード種目の2種目で競われる。そして今回160人以上のクライマーが、「オリンピック予選シリーズ(OQS)」で計30の出場枠を競い合う。国際スポーツクライミング連盟(IFSC)によると、ボルダー&リードの複合種目で男女各10名、スピード種目で男女各5名が出場枠を獲得できる。現時点ではボルダー&リードで3名、女子の森秋彩と男子の楢崎智亜と安楽宙斗が内定。国内オリンピック委員会(NOC)の出場枠として残された最大男女各2枠獲得を目指し、上海(5月16日~19日)とブダペスト(6月20日~23日)で行われるオリンピック予選シリーズで、パリ出場を決める最後のチャンスに日本勢が挑む。今回はその中でもオリンピック予選シリーズに出場する日本人の注目選手をピックアップ。 ボルダー&リード注目選手 野中生萌 野中生萌 / ©Dimitris Tosidis/IFSC. 48名の女子選手が出場するOQSにおいて世界から注目を集める野中生萌は、東京オリンピック2020で新競技となったスポーツクライミングの女子複合決勝で総合2位となり銀メダルを獲得した。前回大会のメダリストとして今大会でもメダル獲得を目指す。2023年、ワールドカップで5年ぶりの優勝を含む2つのメダル獲得。課題として取り組んでいたリードでは世界選手権で決勝進出も果たし、複合種目で挑むパリへ向けて仕上げてきた。東京大会の後は2種目に集中し、トライ&エラーを繰り返しながら持久力を中心にを鍛えてきた。 伊藤ふたば 伊藤ふたば / photograph by Kazuki Murata アジア大陸予選でボルダーの全4課題を全て上り切り1位で決勝に突破し、野中と共に表彰台を飾った伊藤ふたばも、念願のオリンピック出場へ向け意欲を見せている。14歳の時に史上最年少でボルダリングジャパンカップを制した後、ユースでは全日本、アジア、世界タイトルを獲得してきた伊藤は、2019年12月の東京2020コンバインド(複合)予選会で優勝しながらも、母国開催のオリンピック出場を逃す。今回のOQSではリベンジを果たす思いで挑む。 スピード注目選手 大政涼 高さ15mの垂直の壁を登る速さを競うスピード種目で、5秒の壁を打ち破り、パリの切符獲得を目指す21歳の現日本記録保持者の大政涼。2023年7月のワールドカップで日本男子史上初となる3位に入り注目を浴びると、9月のワールドカップでは日本新記録となる5秒07をマークし、2度目の3位表彰台を飾る快挙を達成。一気にランキングを上げてワールドカップ年間ランキングでTOP10入りを果たす。大政と安川は、2022年から二人で日本歴代記録を10回以上塗り替え続けてきた良きライバルかつ親友であり、日本のスピード種目の成長を牽引してきた。 安川潤 2021年にワールドカップに初参戦、当時17歳で日本男子初となる決勝進出6位入賞で華々しく国際大会デビューを果たした安川。2023年世界ランキング12位と日本史上最高順位でシーズンを終え、今年2月のスピードジャパンカップでスピード種目男子初となる2連覇を達成。名実ともに日本のトップ選手としてパリオリンピックイヤーを迎えている。昨年はワールドカップ・シャモニー大会で0.001秒の僅差でメダルを逃すというスピード種目の厳しさに直面することもあったが、自身最高順位となる4位に入賞。安川が目指すのは、最後で最大のチャンスと意気込むOQSでのパリ出場権である。 日本人出場選手 ・女子ボルダー&リード:野中生萌、伊藤ふたば、久米乃ノ華、中川瑠・男子スピード:安川潤、大政涼・女子スピード:竹内亜衣、河上史佳、林かりん、林奈津美 大会スケジュール 以下、現地時間と括弧内が日本時間。※日程は変更になる可能性もある。 5月16日(木)・10:30 (11:30) 〜 ボルダー男女予選 (ボルダー&リード複合) 5月17日(金)・10:00 (11:00) 〜 リード男女予選 (ボルダー&リード複合)・16:50 (17:50) 〜 スピード男女予選 5月18日(土)・9:30 (10:30) 〜 ボルダー男女準決勝 (ボルダー&リード複合)・13:30 (14:30) 〜 リード男女準決勝 (ボルダー&リード複合)・17:00 (18:00) 〜 スピード男女決勝 5月19日(日)・10:00 (11:00) 〜 ボルダー男子決勝 (ボルダー&リード複合)・12:05 (13:05) 〜 リード男子決勝 (ボルダー&リード複合)・15:25 (16:25) 〜 ボルダー女子決勝 (ボルダー&リード複合)・17:30 (18:30) 〜 リード女子決勝 (ボルダー&リード複合) 大会の模様はオリンピックチャンネルで視聴可能 オリンピック予選シリーズ (OQS) 上海大会の戦いの模様はOlympics.comのオリンピックチャンネルで配信が予定されている。また最新情報も同ウェブサイトからチェック可能。なおパリオリンピック公式アプリをダウンロードすると随時最新情報を気軽にチェックできるためオススメだ。
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skate選手たちの一挙手一投足が左右する。パリオリンピックへの切符をかけた「オリンピック予選シリーズ 上海大会」スケートボード・パーク種目の見どころ2024.05.10最後のパリオリンピック予選大会となる「オリンピック予選シリーズ(OQS)」の1戦目である上海大会のスケートボード・パーク種目が、中華人民共和国・上海にて2024年5月16日(木)~5月19日(日)の4日間にわたり開催される。 2022年2月にアラブ首長国連邦はシャルジャで開催された世界選手権を皮切りに、約2ヶ月前にドバイで開催された世界選手権までの約2年間で計4戦を通してオリンピック予選のフェーズ1が続いてきたが、いよいよフェーズ2として開催される今回の上海大会と来月6月に開催されるブダペスト大会の2大会の獲得ポイントを合算した上でパリオリンピック代表選手が決まる。 また本シリーズはフェーズ2に該当することから、今年2月末にドバイで開催された世界選手権後であるフェーズ1終了時の世界ランキングポイントに基づいて選出された男女各44名の選手に出場権が与えられる。ただしこれは世界ランキングの上位44選手ではなく、最大国枠やオリンピック選考基準に基づいて選考された44選手となり、限られた選手だけが出場できるパリ五輪前の最終シリーズとなる。 なお本シリーズはわずかこの2戦でオリンピック予選大会の全体のポイント配当の7割近くを占めることから、現在のランキングも1大会ごとに大きく入れ替わる可能性もあり、現在ランキング上位にいる選手たちにとっても油断できない戦いとなる。 本記事では男女の現在の世界ランキング(2024年5月9日現在)を元に、今大会の見どころを解説する。 女子パーク種目 開心那 : Brett Wilhelm/X Games 度々の説明となるが、パリオリンピックには男女共に世界ランキング20位以上、各国からは上位3名までが出場権を獲得できる。20位以上に同国から3名以上いる場合は、繰り下げで20名になるように出場権が割り与えられる。 現在の勢力図はフェーズ1を終えた時点で、上位20位以内に3名以上がランクインしている国が日本、アメリカ、ブラジルの3カ国。その中で選手が一番多いのはアメリカで合計6名、そこに続きブラジルと日本が4名という状況だ。今回は特に気になるのは、既に3名以上がランクインしている日本、アメリカ、ブラジルの国内での出場枠争いだろう。 まず日本人選手同士の争いだが、現時点で世界ランキング1位に開心那、2位に草木ひなの、そして怪我から復調し始めた東京五輪金メダリストの四十住さくらが5位で続き、トップ5まで10万ポイント以上保有している展開。パリオリンピックでもメダルが期待されている盤石なメンバーが現在出場枠を持っておりポイントに差がある一方で、今シリーズでの好成績が期待されるのが、「X Games California 2023」の銀メダリストで「WST Dubai」で3位となった現在17位の長谷川瑞穂。そしてアジア選手権では健闘した菅原芽依が21位、国際大会での経験豊富な実力者の中村貴咲が23位で続いている。1大会で大逆転が起こりうるこのOQSでどういうパフォーマンスを見せてくるのかに注目だ。 一方で熾烈な代表枠争いを繰り広げているのがアメリカ。世界ランキング6位のミナ・ステスを筆頭に、9位にはブライス・ウェットスタイン、12位にはルビー・リリー、15位にグレイス・マーホーファー、18位にジョーディン・バラット、19位にリリアン・エリックソンという状況だ。現在は6位のステスが、9位のウェットスタインと1万7000ポイント近くの差をつけているが「WST Dubai」前の比べるとその差は縮まっている、それ以降は相変わらず約1万ポイント程度の得点差であることから、本シリーズでは順位も入れ替わると十分考えられる。誰がトップ3人に残りパリオリンピックに駒を進めるのか、はたまた他国にその国枠を譲ってしまうか、特に油断できない戦いになることは間違いない。 そしてアメリカと同じような状況で油断できないのがスケートボード大国のブラジル。新星ライカ・ベンチュラがフェーズ1を終えて世界ランキング4位から7位へと後退し、彼女に続くドーラ・ヴァレーラ、インディアラ・アスプ、イサドラ・パチェコが14位、16位、20位と残っている状態であるが、大逆転の起きうる本シリーズだからこそしっかり好成績を残して自分たちの出場枠を確実なものにしたいところだ。 引き続き本シリーズ注目なのは現在世界ランキング3位のスカイ・ブラウン(イギリス)。どんな大会でも出場すれば高確率で優勝を勝ち取ってしまう彼女は、サーフィンとスケートボードの両方でパリオリンピックの出場枠獲得を目指して参戦中。今年はまだスケートボードの国際大会に姿を見せていない彼女が今回どんなパフォーマンスを見せるのかには刮目だ。 男子パーク種目 永原悠路: photograph by Yoshio Yoshida フェーズ1を終えた時点で選手間での順位に変動はあったものの、トップ5までが10万ポイント以上という勢力図は変わっておらず、正直どの選手が有利ということも言えない状態であり、トップ5であっても誰も油断することができないのが今大会。なぜならOQSでは1大会ごとでのポイントのウェイトが全体の3割近くをカバーしており、それはフェーズ1で獲得した合計ポイントに匹敵するからだ。それゆえにこの上海大会を終えて誰に出場枠獲得の可能性があるかが現実的になるだろう。 まず注目したいのはトップ12までに5名がランクインしており、壮絶な代表枠争いが繰り広げられると想定されるのがアメリカだ。フェーズ1を終えて絶好調でフェーズ2に駒を進めた現世界チャンピオンのギャビン・ボドガーが「WST Dubai」を2位で終え世界ランキング1位に浮上。続いて2位がジャガー・イートン、4位にテイト・カリューとこの3名が10万ポイント以上を獲得して現時点でパリ五輪への出場権を持っている状態だ。そこに追随する形で7位にトム・シャー、12位にリアム・ペイスという順となっている。フェーズ2には男女各最大6名が出場できるため、この国別トップ3の牙城をどう崩すかが焦点となると思われる。 そのアメリカの対抗馬として世界ランキング上位に君臨しているのはスケートボード大国のブラジルだ。3位のアウグスト・アキオをはじめ、5位にルイジ・チニ、6位にペドロ・バロスとフェーズ1を終えて良い位置に付けている。その後に続くのは17位のペドロ・キンタスで6位のバロスとは6万ポイント以上の差がある。アメリカ同様にブラジルもトップ3が良い成績を残してリードを保ち逃げ切れるかが肝となるだろう。 そして依然、世界ランキングをかき回す存在としてアメリカとブラジルを脅かす可能性があるのがオーストラリアだ。現在キーラン・ウーリーが8位、東京五輪金メダリストでキーガン・パーマーが11位、キーファー・ウィルソンが15位とトップ20にランクインしている。その中でウーリーは「WST Dubai」を4位とパフォーマンスを上げており、パーマーはまだ本調子でなさそうな辺りを見ると、本シリーズではきっと波乱を起こす良いパフォーマンスを見せてくれることだろう。 そんな強豪勢を相手に参戦する日本人選手として、もちろん忘れていけないのが、今回唯一の日本代表として出場する現在世界ランキング13位の永原悠路。最近は各大会で確実にトップ10に残っている永原だが、パリオリンピックの出場枠獲得に近づくために、この上海大会で自身過去最高成績を残しておきたい。フェーズ2というラストチャンスに駒を進めることができなかった他の日本人選手たちの思いと共に、日本人男子選手唯一のパリオリンピックへの出場を叶えられるか。 大会スケジュール スケートボード・パーク種目 -5月16日(木) 10:00~ スケートボード女子パーク 予選 -5月17日(金) 10:00~ スケートボード男子パーク 予選 -5月18日(土) 10:00~ スケートボード女子パーク 準決勝16:40~ スケートボード男子パーク 準決勝 -5月19日(日) 10:00~ スケートボード女子パーク 決勝15:00~ スケートボード男子パーク 決勝 最後に 今大会はパリオリンピック予選大会で最もポイント配分の多いOQSの1戦目であり、フェーズ1とは違って選手たちのパフォーマンスがダイレクトにパリオリンピック出場を左右することから、今まで以上に違った緊張感で各選手も特別気合が入った状態で挑むと考えられる。ここでしっかり強さを見せられる選手がパリオリンピックでメダルを獲得できる選手なのかもしれない。 なおオリンピック予選シリーズ (OQS) 上海大会の戦いの模様はOlympics.comのオリンピックチャンネルで配信が予定されている。また最新情報も同ウェブサイトからチェックできる。またパリオリンピック公式アプリをダウンロードすると随時最新情報を気軽にチェックできるのでおすすめだ。
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