9月29日(土)に東京都港区・スターライズタワーのスタジオビーナスで、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル「Vibes Kings vol.3(以下バイキン)」が開催された。
総勢26名の熱戦を勝ち抜き、優勝の座に輝いたのはAir TechnicianのAma。3回連続の出場で今大会が初優勝となった。
総勢26名による優勝争い、豪華ゲストによるショーケースも

photo by masahiro mizuguchi
大会ジャッジはAir TechnicianからIbuki、Ko-suke a.k.a. MAX、そしてフリースタイルバスケットボーラーのKengoの3名。バイキンは1ターン60秒以内の3ムーブで行なわれる。他の大会では30秒という持ち時間が主流であるが、バイキンでは倍の60秒を使うことができ、これによってより自由にムーブを構築することができる。
プレイヤーたちは時間をフルに使ってそれぞれの個性を発揮し、しのぎを削る。プレイヤーと観客の距離も近く、高難易度のムーブが決まると、あちらこちらから歓声が飛び、プレイヤーもそれに呼応するようにテンションを高めていく。
フリースタイラー同士の駆け引きだけでなく、プレイヤーと観客との掛け合いも聞こえてくる。競技中、ボールがサークルから観客の方へと飛び出すアクシデントが起こるも、観客がヘディングで上手く選手にボールを返すとプレーヤー、観客双方に拍手が贈られる場面も見られた。
競技を「する」、「見る」の垣根を越えた不思議な一体感が会場には生まれているようだ。まるでHIP HOP黎明期のサウスブロンクスのブロックパーティでの熱狂を彷彿とさせるような「Vibes」がそこには確かに流れていた。
ダブルダッチチームのBee Worker、フリースタイルバスケットボーラーのKengo and Yu-yaによるゲストショーケース、DJ ShinichiによるDJ Timeも設けられ、ジャンルの垣根を超えてお互いに良い刺激を与え合っているようだ。
激しい予選、本選を勝ち抜いてTop4に残ったのは、vol.1準優勝のLeon、関西から出場した吉川兄弟の弟であるKeisuke、vol.1でEpic賞を受賞しているYuURo、Air TechnicianのAmaの4名。
LeonとKeisukeの対戦では、Keisukeが先行をとり、果敢にエアムーブを畳みかけるも、Leonもそれに対応してムーブを返していき、判定はLeonの勝利。YuURoとAmaの対戦ではビッグムーブがいくつも飛び出し、会場を沸かせる。丁寧で巧みな足さばきでムーブを堅実に構築したAmaが勝利し、決勝はAmaとLeonの対決となった。
決勝はAmaとLeonの一騎討ち

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決勝では、AmaとLeonという音ハメを得意としながらも個性的なスタイルで観客を沸かせる新世代2人の対戦となった。会場はMCのKazaneの煽りでボルテージが最高潮に達し、会場は総立ちに。
先行を取ったAmaは軽快なステップで畳みかけ、30秒を残して余裕のフィニッシュ。対するLeonも怒涛のムーブで追いすがる。一進一退の攻防に会場は大興奮、観客は固唾を飲んで動向を見守る。
Amaが難易度の高いムーブをリズミカルにこなすと、会場にはどよめきが起きる。しかしLeonも負けじとシッティングムーブからのクラッチを決めきり、会場からは再び大きな声が挙がった。
熱狂と歓声の中で競技が終了し、ジャッジの緊張の一瞬。Amaの手が力一杯ジャッジによって挙げられると、興奮した観客がステージに雪崩れ込む。気づけばAmaの身体は観客に胴上げされ、宙に舞った。
新しい世代の「Vibes」が溢れんばかりの熱い大会、バイキンはAmaの優勝でその幕を閉じた。

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Ama 優勝コメント

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僕は今回の「Vibes Kings」が3回連続の出場で、最高でもベスト16どまりだったんですが、フリースタイルフットボールを始めてからの6年間の中でも、初めての決勝出場、そして優勝を勝ち取ることができたということをとても嬉しく思います。
決勝での対戦相手のLeonもよく一緒に練習していて、お互いの音を取っていくスタイルも似ていると思っていたので、試合中は二人の技の駆け引きやアクション次第では面白い試合になるんじゃないかなと思ってやっていました。
前回の国際大会(SUPER BALL 2018)では、悔しい結果に終わってしまったのですが、今後はもっと技術を磨いて、日本だけじゃなく世界でも活躍できる選手になっていきたいと思っています。
大会結果
優勝:Ama
準優勝:Leon
DLYNR賞:Leon、AKKI
「Vibes Kings」は、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル。「アンダーグラウンドからトップレベルになるプレイヤーを育てる」、「自分たちのカッコイイと思うものを浸透させ、影響を与える」というコンセプト。1on1形式で対戦し、頂点を決する。
Vol.1ではDaikichi、vol.2ではKo-sukeが優勝。そしてvol.3である今大会では、Amaが優勝を果たした。
THE MOMENTS of Vibes Kings vol.3

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●今日 ○イベント開催日
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othersアクションスポーツの人口を推測してみよう(上) |【連載】FINEPLAY INSIGHT 第五回2019.12.05かつてないほど注目を浴びるアクションスポーツシーン。その発展のために、FINEPLAYが送る多角的視点の連載「FINEPLAY INSIGHT」。 アクションスポーツやストリートカルチャーのために、ビジネス視点を交えて提言を行う本連載「FINEPLAY INSIGHT」。またまた2ヶ月以上の間が空いてしまいました。 今回は、連載の読者のみなさんが自分の関わっているスポーツやカルチャーを客観的に観察する際の、少しマーケティング的な視点をご紹介しようと思います。 脳の天敵「バイアス」を取り除く FINEPLAY INSIGHTをわざわざお読みくださっているみなさんは、おそらくですが多少なりとも企業や行政とお仕事していたり、あるいはこれからしていきたい、ということを考えている方が多いと思います。 企業の中でも、パッと思いつくような飲料メーカーやスポーツメーカー、ファッションメーカー、車メーカーなど、みなさんがどうにかして口説きに行きたい、と思っているさまざまな業種があると思います。スポンサーシップの回や社会性の回でも説明したように、その際は相手の頭の構造を理解して話すということがとても重要です。ただ、これがなかなか難しい…。僕も目下、その修業をずっと続けている途上です。 その根本的な原因は、人間の脳を支配する「バイアス」、要するに「思い込み」だと僕は思っています。バイアスについてはたくさんの本や解説が出ていますし、僕も全く専門家ではないので偉そうな解説は割愛しますが、とにかく自分の脳や考え方は「思い込み」や「クセ」だらけ!ということです。 その意味では、どっぷりとカルチャーに浸かっているような僕たちは相当強いバイアスがかかっている、ということをまず意識することが重要です。「最近シーンがめちゃくちゃ盛り上がっている」「◯◯が全国区で有名になった」ということをよく聞きますが(それはそれで僕としてもめちゃくちゃ嬉しいことなのですが)、果たして世の中一般からみたときに、一体どのくらい「盛り上がって」いて「有名」なのか、ということが、ビジネスの対話では大変重要になってきます。 そのための一つのやり方が、具体的な数字で会話するということです。今回は、バイアスを取り除いて「同じ目線」に立つために具体的な数字を掴むべく、実際に僕も仕事でよく使う手法をひとつ紹介してみようと思います。 ダンス人口はどれくらい?政府統計を用いて色々な推測を行う さっそくですが、今回は数字感を掴む例として、「ダンス人口」をざっくり叩いてみることにします。いったいそんなことどうやったら出来るの?と心配になってしまいますが、誰でも無料で出来る方法があります。 それは、政府の統計を使う方法です。日本政府は大変勤勉で頑張り屋さんなので、総務省統計局のホームページではかなり広範に渡る統計が無料で公開されています。中でも、頭の中にざっくりとした人口統計を入れておくと、結構便利だったりします。 さて、上記の統計とは別に、各省庁も実にさまざまな統計を取っているので、調べたいことについてはある程度データが揃っているんです。今回は、上記の総務省による人口統計(2018年10月現在)と、スポーツ庁の世論調査(2017年11月〜12月調査)を元に、なんとなくダンス人口ってどれくらいいるの?という規模感を掴んでみたいと思います。 みなさんもこの先を読む前に予想してみてくださいね。スポーツ庁の世論調査は、18〜79歳が対象となっていますので、今回は18〜79歳に絞ってデータをみてみましょう。さて、18〜79歳の日本のダンス人口は、だいたいどのくらいいるでしょうか? A. 50万人 B. 100万人 C. 250万人 D. 500万人 E. 1000万人 なかなか悩ましいですよね。AからEまで、実に20倍の開きがあります。 さて、下の図が、実際に政府統計からダンス人口を推測してみたまとめになります。スポーツ庁の調査で回答のあったパーセンテージを、人口統計にある各年齢層の人口とかけあわせて、日本全体の推測人口を算出しているだけです。(年齢区分別人口[人])✕(年齢区分ごとの回答者率[%])という、とてもシンプルな作業ですね。図が細かいので、スマートフォンの方はピンチインで拡大してみてください。 結果、18〜79歳に絞ると、「過去一年にダンスをやった」であろう人数は合計で約240万人、「今後ダンスを始めてみたい」であろう人数は合計で約440万人、という計算になりました。ダンスの場合、「過去一年にダンスをやった」よりも「今後始めてみたい」が全体的に多い傾向にあるようですね。ちなみに今回用いたスポーツ庁の調査では「ダンス」には社交ダンスやフォークダンス、フラダンス等も含まれているので、40代や50代以上のスコアは、そのあたりが特に多いと思われます。おじいちゃんやおばあちゃん、今後もたくさんダンスしてほしいですね! さて、みなさんの予想とはどれくらい乖離がありましたでしょうか。冒頭のクイズでCを選んだ方は、規模感はだいたいイイ線をいっていた、ということになりそうです。このように「桁をみる」ということは、実はビジネスの文脈ではとっても重要になってきます。この「桁感覚」は、相手との対話をすり合わせるとても重要な共通言語になりますので、今回の記事ではもう少しみてみることにしましょう。 ベンチマーク:ダンスとサッカーの人口を比べてみる 「桁感覚」でいえば、同じ調査からベンチマークを取るという方法もあります。いったい、ダンスの数字感は、他のスポーツで言えばどれくらいの規模なのか?という相対的な感覚でイメージを持ってもらう方法です。今回のケースでは、サッカーと比較することにしてみました。サッカーとダンス、どちらがどのくらい多いでしょうか? ダンスとサッカーの比較を同じ2つの調査から行ったのが、下図になります。 結果としては、「過去一年にやった」の人数はダンスが約240万人、サッカーが約190万人ということになりました。意外ですがダンスのほうが多く、それを支えているのは60代以上のダンス人気です。 スポーツ庁の調査では「特に多く実施した」という質問もあるので、そのスコアが図の真ん中のグラフになります。40代以上ではおそらくフラダンスや社交ダンスの人気か、ざっくり100万人くらいのシニアが踊りを趣味として定期的に楽しんでいるようです。 さて、掴みやすくするために、もう少し規模を掴んでみましょう。先程はシンプルに2つの調査だけで18歳〜79歳のダンス人口を推定してみましたが、世代間で比較しやすくするために、18歳〜19歳の各スコアを仮に10代全体の人口に当てはめてみると、次の図になります。 ざっくり、中高生は18歳〜19歳と同じくらいかそれ以上にダンスをしている可能性がありますし、10代全体に当てはめたとしても、手がかりとしてはそこそこ信頼性のある数字なのではないでしょうか。 さて、多少精度は落ちているとは思われますが、趣味や部活で続ける「過去一年特にやった」や「今後始めみたい」だと、10代はとくにダンスがサッカーを凌駕してしまっているのが一目瞭然です。 上図で言えば、ダンス人口はサッカーを超える規模感に達しており、趣味や部活にしている人(「過去一年特にやった」)が200万人以上、これからやってみたいという人は500万人以上いそうだな、ということが分かりました。 しかし、前者の200万人のうち、前述の通り40代以上の(おそらく)フラダンスや社交ダンスを嗜むレディース&ジェントルマンが100万人いらっしゃるので、実際のストリートダンス愛好者の規模感としては80〜100万人くらいが妥当ではないでしょうか。普段、ダンス=ストリートのイメージになっている僕たちにとっては、ダンス人口の約半数がシニアだということを冷静に理解しておいたほうが良さそうです。 更に、その中はいくつものセグメント(ジャンルやスタイル、競技性など)に分割されていて、おそらく一つのセグメントでは多くて10万人〜20万人くらいの規模感になるでしょう。企業目線で言えば、数万〜2桁前半万人規模の顧客獲得やリーチ獲得を目標にしていれば、ストリートダンスはマーケティングとしてあり得る選択肢かもしれません。ストリートのスターダンサーのSNSフォロワー数は数万〜2桁前半万人ほどですから、なんとなく肌感覚とすり合う気がします。 バイアスを取り除くための共通言語 これまでの連載や今回の冒頭で申し上げたとおり、僕たちはカルチャーが大好きなので、ついつい「思い」や「思い込み」で突っ走ってしまうところがあります(これは過去の自分にも大いに思い当たります)。ですが、今回のような「事実に基づいた数字感覚」を備えてお話出来ると、「ストリートだけだとサッカーの半分くらいだな」とか、「でもサッカーは観るだけのファンが多いから、ダンスはさらにそこが課題だな」とか、「じゃあ観戦や視聴をしたことがある人はどれだけ居るのかな」とか、そういう「課題」の共通認識が生まれやすいのではないでしょうか。 その課題認識を合わせて、第一回でご紹介したような「コラボレーション発想」による課題解決を企業や行政としていけると、色々なシーンにチャンスは生まれやすいと思います。 コンサルティング会社や広告代理店では、多額の費用をかけて今回のような数字をもうちょっと正確に出してみたりすることもあるのですが、アクションスポーツの競技団体や競技者がそういった予算を捻出することは容易ではありませんし、どっちにせよ正確な数字なんて分かりっこないのです。「桁感覚」が重要なのは、そういう意味でもあります。 しかし、僕たちのような野武士(?)でも、日本政府のおかげでこのように誰しもが無料で規模感を掴むことが出来るのですから、かなりありがたい時代です。今回のような計算は、Googleが無料で公開しているGoogle Spreadsheetなどを使えば誰でも行えますので、ぜひ、みなさんも活用してみてください。 次回は、愛好者だけではなく観覧者や視聴者を含めた世間一般の興味関心度合いを測るべく、同じく無料で使えるGoogle Trendsを使った方法をご紹介してみようと思います。 (続く) AUTHOR:阿部将顕/Masaaki Abe(@abe2funk) 大学時代からブレイキンを始め、国内外でプレイヤーとして活動しつつも2008年に株式会社博報堂入社。2011年退社後、海外放浪やNPO法人設立を経て独立。現在に至るまで、自動車、テクノロジー、スポーツ、音楽、ファッション、メディア、飲料、アルコール、化粧品等の企業やブランドに対して、経営戦略やマーケティング戦略の策定と実施を行う。現在、戦略ブティックBOX LLC代表、NPO法人Street Culture Rights共同代表、(公財)日本ダンススポーツ連盟ブレイクダンス部広報委員長。建築学修士および経営管理学修士(MBA)。
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surf「悔いなくサーフィンに思い切り力を注ぎたい」サーファー加藤嵐2019.12.02【インタビュー/FINEPLAY】2016〜2018年までの3年間JPSAチャンピオンに輝き、今年は海外を中心に戦いを場を移したサーファー加藤嵐(ARASHI KATO)。現在の心境、サーフィンの環境、今後について語ってもらった。 https://www.youtube.com/watch?v=_l6uYzxA3tQ film & edit:cyanworksandfilms 加藤嵐 プロフィール1993 年生まれ。プロサーファー。小さい時に父親の影響で海に行くようになり、気がついたらサーフィンに没頭。 12 歳の時に横浜から千葉に引っ越し、さらにサーフィン中心の生活となった。16 歳で正式に JPSA(日本プロ サーフィン連盟)認定のプロサーファーとなり、17 歳にして JPSA Rookie of the Year に選ばれる。生まれ 持ったサーフィンの才能で、2016 年より 3 年連続で JPSA ショートボードシリーズでグランドチャンピオンを獲得。
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others五十嵐カノア、堀米 雄斗、中村 輪夢らが受賞『JAPAN ACTION SPORTS AWARDS 2019』2019.11.232019年 11月22日(金)東京・原宿クエスト ホールにて、年間を通じてアクションスポーツ(サーフィン、スケートボード、スノーボード、 BMX等)で活躍したライダー、アクションスポーツの発展に貢献した人物や、企業、イベントを 表彰する 『JAPAN ACTION SPORTS AWARDS 2019』が開催された。平昌オリンピックにおける日本代表選手の活躍が記憶に新しいスノーボード。2020年、東京 オリンピックでのメダルが期待されるサーフィンとスケートボードそしてBMX。授賞式参加した4つのカテゴリーにおける日本を代表するプレイヤーのコメントをお届け。 受賞者コメント ACTION SPORTS of the YEAR:五十嵐 カノア(いがらし・かのあ) 今年はCTのバリ戦で優勝したことが一番印象に残っています。また、9月に宮崎であったISAでは日本代表として戦い、強豪国のアメリカやブラジル、オーストラリアに日本の強さをアピール出来たと思います。2019年はオリンピックの前年ということもあったし、バリでの優勝もあって、今までの中で一番忙しい年でした。その中で勉強になったのは練習時間と、家族や友達といる時間と、メディア取材などの時間のバランスを保つことです。東京2020に向けて引き続き忙しくなると思いますが、一日一日を100%で過ごして、来年もベストパフォーマンスが出来るように頑張ります。スケジュールが空いたら日本にも練習しに来る予定です。 SURFER of the YEAR(WOMAN) :都筑 有夢路(つづき・あむろ) 受賞出来て嬉しいです。今年はメンタル面もスキル面も、今までに比べて大きく成長出来ました。スペインの大会で優勝出来たのは一番の思い出です。もっとサーフィンをスポーツとして見てもらえるように、自分の存在や影響で変えていきたいですし、自分の夢は追いかけつつ、シーンの為にも活躍したいです。みんなからカッコイイと思われるサーファーでありたいし、人間性も認められるサーファーになりたいです。いつも応援ありがとうございます! これからも皆さんの応援が私の力になると思います、これからも応援お願いします。 SKATER of the YEAR(MAN) :堀米 雄斗(ほりごめ・ゆうと) 去年に引き続き、今年も表彰して頂き本当に嬉しいです。今年一番印象に残っているのは、ストリートリーグのブラジル、サンパウロでの試合です。この試合では新しいトリックも繰り出せたので、スキルの成長も実感できました。最近は他の日本勢、特にボウルの女子はとても活躍しているので、刺激になります。2020年はまずオリンピック出場を目指して、もし出場出来たら、そこでベストなパフォーマンスしたいです。 いつも応援してくれてありがとうございます、これからも頑張るのでよろしくお願いします。 SKATER of the YEAR(WOMAN): 岡本 碧優(おかもと・みすぐ) 受賞することが出来て嬉しいです。今年はX GamesとDew Tourが思い出に残った大会です。その試合では、自分の思い描いていた滑り、目標としていた滑りが出来たので印象に残っています。特に国際大会では、強豪選手も多く参加しているので、自分の演技をいかにノーミスで終えられるか意識しています。去年から、男子トップライダーの笹岡健介さんに教えて貰うことが多くなり、技がメイク出来るようになるまでのスピードが上がりました。オリンピックイヤーの来年も引き続き、自分の目標の滑りが試合で出来るように練習頑張ります。 いつも応援ありがとうございます、これからもよろしくお願いします! SNOWBOARDER of the YEAR(WOMAN) :村瀬 心椛(むらせ・ここも) この素晴らしい賞に選んでいただき嬉しいです。大けがの復帰戦となった、X Gamesノルウェーでの試合で2位を取れたことが印象に残っています。今年得たことは、大けがをしたことによって、けがをしない身体づくりをすることの大切さを学んだことです。それを意識してから、大会に取り組む気持ちなどにも変化がありました。来年はX GamesやUSopenなどの大きい大会で表彰台に上がって、笑顔で日本に帰ってくる、ということを目標にしたいです。次の冬季オリンピックである北京に向けては、初めての五輪出場を狙いたいですし、それまでにもっと自分の名前を世界に広めたいと思っています。 スノーボードは楽しいスポーツなので、皆さんもやってみてください! BMX RIDER of the YEAR: 中村 輪夢(なかむら・りむ) 2019年はFISE広島とX Gamesが印象に残っています。特にX Gamesはずっと目標にしていた舞台でもあるし、表彰台も狙っていた、そこで結果を出すことが出来て嬉しかったです。そして、世界で活躍することはずっと目指していたことなので、今年は国際大会で表彰台に上がれて良かった。大会では常に技の難易度に加えて、過去にやったことない新しい技がメイクできるか、という点も意識しています。来年はX Gamesの出場が既に決まっているので、そこでの優勝を目指します。オリンピックも頑張ります。 これからも僕ももっと頑張ります!応援よろしくお願いします! Photo gallery 『JAPAN ACTION SPORTS AWARDS 2019』 10代や20代前半の若い選手を中心に、盛り上がりを見せる日本のアクションスポーツシーン。2020東京五輪、2022北京五輪、そして X Games やWCT、SLSなど、世界最高峰の大会で活躍する日本人選手に来年も大きな期待が寄せられる。世界で戦う日本勢を応援しよう! Photo:Keita Nakagawara、Yu Asanuma Interview:Eiji Zaima、Shin Akiyama Text:Shin Akiyama
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1surf「悔いなくサーフィンに思い切り力を注ぎたい」サーファー加藤嵐2019.12.029月29日(土)に東京都港区・スターライズタワーのスタジオビーナスで、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル「Vibes Kings vol.3(以下バイキン)」が開催された。 総勢26名の熱戦を勝ち抜き、優勝の座に輝いたのはAir TechnicianのAma。3回連続の出場で今大会が初優勝となった。 総勢26名による優勝争い、豪華ゲストによるショーケースも [caption id="attachment_32787" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 大会ジャッジはAir TechnicianからIbuki、Ko-suke a.k.a. MAX、そしてフリースタイルバスケットボーラーのKengoの3名。バイキンは1ターン60秒以内の3ムーブで行なわれる。他の大会では30秒という持ち時間が主流であるが、バイキンでは倍の60秒を使うことができ、これによってより自由にムーブを構築することができる。 プレイヤーたちは時間をフルに使ってそれぞれの個性を発揮し、しのぎを削る。プレイヤーと観客の距離も近く、高難易度のムーブが決まると、あちらこちらから歓声が飛び、プレイヤーもそれに呼応するようにテンションを高めていく。 フリースタイラー同士の駆け引きだけでなく、プレイヤーと観客との掛け合いも聞こえてくる。競技中、ボールがサークルから観客の方へと飛び出すアクシデントが起こるも、観客がヘディングで上手く選手にボールを返すとプレーヤー、観客双方に拍手が贈られる場面も見られた。 競技を「する」、「見る」の垣根を越えた不思議な一体感が会場には生まれているようだ。まるでHIP HOP黎明期のサウスブロンクスのブロックパーティでの熱狂を彷彿とさせるような「Vibes」がそこには確かに流れていた。 ダブルダッチチームのBee Worker、フリースタイルバスケットボーラーのKengo and Yu-yaによるゲストショーケース、DJ ShinichiによるDJ Timeも設けられ、ジャンルの垣根を超えてお互いに良い刺激を与え合っているようだ。 激しい予選、本選を勝ち抜いてTop4に残ったのは、vol.1準優勝のLeon、関西から出場した吉川兄弟の弟であるKeisuke、vol.1でEpic賞を受賞しているYuURo、Air TechnicianのAmaの4名。 LeonとKeisukeの対戦では、Keisukeが先行をとり、果敢にエアムーブを畳みかけるも、Leonもそれに対応してムーブを返していき、判定はLeonの勝利。YuURoとAmaの対戦ではビッグムーブがいくつも飛び出し、会場を沸かせる。丁寧で巧みな足さばきでムーブを堅実に構築したAmaが勝利し、決勝はAmaとLeonの対決となった。 決勝はAmaとLeonの一騎討ち [caption id="attachment_32798" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32801" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 決勝では、AmaとLeonという音ハメを得意としながらも個性的なスタイルで観客を沸かせる新世代2人の対戦となった。会場はMCのKazaneの煽りでボルテージが最高潮に達し、会場は総立ちに。 先行を取ったAmaは軽快なステップで畳みかけ、30秒を残して余裕のフィニッシュ。対するLeonも怒涛のムーブで追いすがる。一進一退の攻防に会場は大興奮、観客は固唾を飲んで動向を見守る。 Amaが難易度の高いムーブをリズミカルにこなすと、会場にはどよめきが起きる。しかしLeonも負けじとシッティングムーブからのクラッチを決めきり、会場からは再び大きな声が挙がった。 熱狂と歓声の中で競技が終了し、ジャッジの緊張の一瞬。Amaの手が力一杯ジャッジによって挙げられると、興奮した観客がステージに雪崩れ込む。気づけばAmaの身体は観客に胴上げされ、宙に舞った。 新しい世代の「Vibes」が溢れんばかりの熱い大会、バイキンはAmaの優勝でその幕を閉じた。 [caption id="attachment_32804" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] Ama 優勝コメント [caption id="attachment_32805" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 僕は今回の「Vibes Kings」が3回連続の出場で、最高でもベスト16どまりだったんですが、フリースタイルフットボールを始めてからの6年間の中でも、初めての決勝出場、そして優勝を勝ち取ることができたということをとても嬉しく思います。 決勝での対戦相手のLeonもよく一緒に練習していて、お互いの音を取っていくスタイルも似ていると思っていたので、試合中は二人の技の駆け引きやアクション次第では面白い試合になるんじゃないかなと思ってやっていました。 前回の国際大会(SUPER BALL 2018)では、悔しい結果に終わってしまったのですが、今後はもっと技術を磨いて、日本だけじゃなく世界でも活躍できる選手になっていきたいと思っています。 大会結果 優勝:Ama 準優勝:Leon DLYNR賞:Leon、AKKI 「Vibes Kings」は、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル。「アンダーグラウンドからトップレベルになるプレイヤーを育てる」、「自分たちのカッコイイと思うものを浸透させ、影響を与える」というコンセプト。1on1形式で対戦し、頂点を決する。 Vol.1ではDaikichi、vol.2ではKo-sukeが優勝。そしてvol.3である今大会では、Amaが優勝を果たした。 THE MOMENTS of Vibes Kings vol.3 [caption id="attachment_32778" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32780" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32785" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32788" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32789" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32790" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32794" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32796" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32799" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption]
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2climb【スポーツクライミング・コンバインド】オリンピック予選で藤井快が優勝!「IFSC COMBINED QUALIFIER TOULOUSE 2019」2019.12.029月29日(土)に東京都港区・スターライズタワーのスタジオビーナスで、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル「Vibes Kings vol.3(以下バイキン)」が開催された。 総勢26名の熱戦を勝ち抜き、優勝の座に輝いたのはAir TechnicianのAma。3回連続の出場で今大会が初優勝となった。 総勢26名による優勝争い、豪華ゲストによるショーケースも [caption id="attachment_32787" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 大会ジャッジはAir TechnicianからIbuki、Ko-suke a.k.a. MAX、そしてフリースタイルバスケットボーラーのKengoの3名。バイキンは1ターン60秒以内の3ムーブで行なわれる。他の大会では30秒という持ち時間が主流であるが、バイキンでは倍の60秒を使うことができ、これによってより自由にムーブを構築することができる。 プレイヤーたちは時間をフルに使ってそれぞれの個性を発揮し、しのぎを削る。プレイヤーと観客の距離も近く、高難易度のムーブが決まると、あちらこちらから歓声が飛び、プレイヤーもそれに呼応するようにテンションを高めていく。 フリースタイラー同士の駆け引きだけでなく、プレイヤーと観客との掛け合いも聞こえてくる。競技中、ボールがサークルから観客の方へと飛び出すアクシデントが起こるも、観客がヘディングで上手く選手にボールを返すとプレーヤー、観客双方に拍手が贈られる場面も見られた。 競技を「する」、「見る」の垣根を越えた不思議な一体感が会場には生まれているようだ。まるでHIP HOP黎明期のサウスブロンクスのブロックパーティでの熱狂を彷彿とさせるような「Vibes」がそこには確かに流れていた。 ダブルダッチチームのBee Worker、フリースタイルバスケットボーラーのKengo and Yu-yaによるゲストショーケース、DJ ShinichiによるDJ Timeも設けられ、ジャンルの垣根を超えてお互いに良い刺激を与え合っているようだ。 激しい予選、本選を勝ち抜いてTop4に残ったのは、vol.1準優勝のLeon、関西から出場した吉川兄弟の弟であるKeisuke、vol.1でEpic賞を受賞しているYuURo、Air TechnicianのAmaの4名。 LeonとKeisukeの対戦では、Keisukeが先行をとり、果敢にエアムーブを畳みかけるも、Leonもそれに対応してムーブを返していき、判定はLeonの勝利。YuURoとAmaの対戦ではビッグムーブがいくつも飛び出し、会場を沸かせる。丁寧で巧みな足さばきでムーブを堅実に構築したAmaが勝利し、決勝はAmaとLeonの対決となった。 決勝はAmaとLeonの一騎討ち [caption id="attachment_32798" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32801" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 決勝では、AmaとLeonという音ハメを得意としながらも個性的なスタイルで観客を沸かせる新世代2人の対戦となった。会場はMCのKazaneの煽りでボルテージが最高潮に達し、会場は総立ちに。 先行を取ったAmaは軽快なステップで畳みかけ、30秒を残して余裕のフィニッシュ。対するLeonも怒涛のムーブで追いすがる。一進一退の攻防に会場は大興奮、観客は固唾を飲んで動向を見守る。 Amaが難易度の高いムーブをリズミカルにこなすと、会場にはどよめきが起きる。しかしLeonも負けじとシッティングムーブからのクラッチを決めきり、会場からは再び大きな声が挙がった。 熱狂と歓声の中で競技が終了し、ジャッジの緊張の一瞬。Amaの手が力一杯ジャッジによって挙げられると、興奮した観客がステージに雪崩れ込む。気づけばAmaの身体は観客に胴上げされ、宙に舞った。 新しい世代の「Vibes」が溢れんばかりの熱い大会、バイキンはAmaの優勝でその幕を閉じた。 [caption id="attachment_32804" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] Ama 優勝コメント [caption id="attachment_32805" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 僕は今回の「Vibes Kings」が3回連続の出場で、最高でもベスト16どまりだったんですが、フリースタイルフットボールを始めてからの6年間の中でも、初めての決勝出場、そして優勝を勝ち取ることができたということをとても嬉しく思います。 決勝での対戦相手のLeonもよく一緒に練習していて、お互いの音を取っていくスタイルも似ていると思っていたので、試合中は二人の技の駆け引きやアクション次第では面白い試合になるんじゃないかなと思ってやっていました。 前回の国際大会(SUPER BALL 2018)では、悔しい結果に終わってしまったのですが、今後はもっと技術を磨いて、日本だけじゃなく世界でも活躍できる選手になっていきたいと思っています。 大会結果 優勝:Ama 準優勝:Leon DLYNR賞:Leon、AKKI 「Vibes Kings」は、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル。「アンダーグラウンドからトップレベルになるプレイヤーを育てる」、「自分たちのカッコイイと思うものを浸透させ、影響を与える」というコンセプト。1on1形式で対戦し、頂点を決する。 Vol.1ではDaikichi、vol.2ではKo-sukeが優勝。そしてvol.3である今大会では、Amaが優勝を果たした。 THE MOMENTS of Vibes Kings vol.3 [caption id="attachment_32778" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32780" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32785" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32788" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32789" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32790" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32794" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32796" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32799" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption]
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3culture現代アート作家松嶺貴幸 × プロスケーター中田海斗 FINEPLAY Special Collaboration「SHARING EXPRESSIONS」本日公開!2019.11.289月29日(土)に東京都港区・スターライズタワーのスタジオビーナスで、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル「Vibes Kings vol.3(以下バイキン)」が開催された。 総勢26名の熱戦を勝ち抜き、優勝の座に輝いたのはAir TechnicianのAma。3回連続の出場で今大会が初優勝となった。 総勢26名による優勝争い、豪華ゲストによるショーケースも [caption id="attachment_32787" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 大会ジャッジはAir TechnicianからIbuki、Ko-suke a.k.a. MAX、そしてフリースタイルバスケットボーラーのKengoの3名。バイキンは1ターン60秒以内の3ムーブで行なわれる。他の大会では30秒という持ち時間が主流であるが、バイキンでは倍の60秒を使うことができ、これによってより自由にムーブを構築することができる。 プレイヤーたちは時間をフルに使ってそれぞれの個性を発揮し、しのぎを削る。プレイヤーと観客の距離も近く、高難易度のムーブが決まると、あちらこちらから歓声が飛び、プレイヤーもそれに呼応するようにテンションを高めていく。 フリースタイラー同士の駆け引きだけでなく、プレイヤーと観客との掛け合いも聞こえてくる。競技中、ボールがサークルから観客の方へと飛び出すアクシデントが起こるも、観客がヘディングで上手く選手にボールを返すとプレーヤー、観客双方に拍手が贈られる場面も見られた。 競技を「する」、「見る」の垣根を越えた不思議な一体感が会場には生まれているようだ。まるでHIP HOP黎明期のサウスブロンクスのブロックパーティでの熱狂を彷彿とさせるような「Vibes」がそこには確かに流れていた。 ダブルダッチチームのBee Worker、フリースタイルバスケットボーラーのKengo and Yu-yaによるゲストショーケース、DJ ShinichiによるDJ Timeも設けられ、ジャンルの垣根を超えてお互いに良い刺激を与え合っているようだ。 激しい予選、本選を勝ち抜いてTop4に残ったのは、vol.1準優勝のLeon、関西から出場した吉川兄弟の弟であるKeisuke、vol.1でEpic賞を受賞しているYuURo、Air TechnicianのAmaの4名。 LeonとKeisukeの対戦では、Keisukeが先行をとり、果敢にエアムーブを畳みかけるも、Leonもそれに対応してムーブを返していき、判定はLeonの勝利。YuURoとAmaの対戦ではビッグムーブがいくつも飛び出し、会場を沸かせる。丁寧で巧みな足さばきでムーブを堅実に構築したAmaが勝利し、決勝はAmaとLeonの対決となった。 決勝はAmaとLeonの一騎討ち [caption id="attachment_32798" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32801" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 決勝では、AmaとLeonという音ハメを得意としながらも個性的なスタイルで観客を沸かせる新世代2人の対戦となった。会場はMCのKazaneの煽りでボルテージが最高潮に達し、会場は総立ちに。 先行を取ったAmaは軽快なステップで畳みかけ、30秒を残して余裕のフィニッシュ。対するLeonも怒涛のムーブで追いすがる。一進一退の攻防に会場は大興奮、観客は固唾を飲んで動向を見守る。 Amaが難易度の高いムーブをリズミカルにこなすと、会場にはどよめきが起きる。しかしLeonも負けじとシッティングムーブからのクラッチを決めきり、会場からは再び大きな声が挙がった。 熱狂と歓声の中で競技が終了し、ジャッジの緊張の一瞬。Amaの手が力一杯ジャッジによって挙げられると、興奮した観客がステージに雪崩れ込む。気づけばAmaの身体は観客に胴上げされ、宙に舞った。 新しい世代の「Vibes」が溢れんばかりの熱い大会、バイキンはAmaの優勝でその幕を閉じた。 [caption id="attachment_32804" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] Ama 優勝コメント [caption id="attachment_32805" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 僕は今回の「Vibes Kings」が3回連続の出場で、最高でもベスト16どまりだったんですが、フリースタイルフットボールを始めてからの6年間の中でも、初めての決勝出場、そして優勝を勝ち取ることができたということをとても嬉しく思います。 決勝での対戦相手のLeonもよく一緒に練習していて、お互いの音を取っていくスタイルも似ていると思っていたので、試合中は二人の技の駆け引きやアクション次第では面白い試合になるんじゃないかなと思ってやっていました。 前回の国際大会(SUPER BALL 2018)では、悔しい結果に終わってしまったのですが、今後はもっと技術を磨いて、日本だけじゃなく世界でも活躍できる選手になっていきたいと思っています。 大会結果 優勝:Ama 準優勝:Leon DLYNR賞:Leon、AKKI 「Vibes Kings」は、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル。「アンダーグラウンドからトップレベルになるプレイヤーを育てる」、「自分たちのカッコイイと思うものを浸透させ、影響を与える」というコンセプト。1on1形式で対戦し、頂点を決する。 Vol.1ではDaikichi、vol.2ではKo-sukeが優勝。そしてvol.3である今大会では、Amaが優勝を果たした。 THE MOMENTS of Vibes Kings vol.3 [caption id="attachment_32778" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32780" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32785" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32788" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32789" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32790" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32794" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32796" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32799" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption]
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4freestyleフリースタイルフットボール初心者必見!ボール&シューズの選び方2018.10.099月29日(土)に東京都港区・スターライズタワーのスタジオビーナスで、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル「Vibes Kings vol.3(以下バイキン)」が開催された。 総勢26名の熱戦を勝ち抜き、優勝の座に輝いたのはAir TechnicianのAma。3回連続の出場で今大会が初優勝となった。 総勢26名による優勝争い、豪華ゲストによるショーケースも [caption id="attachment_32787" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 大会ジャッジはAir TechnicianからIbuki、Ko-suke a.k.a. MAX、そしてフリースタイルバスケットボーラーのKengoの3名。バイキンは1ターン60秒以内の3ムーブで行なわれる。他の大会では30秒という持ち時間が主流であるが、バイキンでは倍の60秒を使うことができ、これによってより自由にムーブを構築することができる。 プレイヤーたちは時間をフルに使ってそれぞれの個性を発揮し、しのぎを削る。プレイヤーと観客の距離も近く、高難易度のムーブが決まると、あちらこちらから歓声が飛び、プレイヤーもそれに呼応するようにテンションを高めていく。 フリースタイラー同士の駆け引きだけでなく、プレイヤーと観客との掛け合いも聞こえてくる。競技中、ボールがサークルから観客の方へと飛び出すアクシデントが起こるも、観客がヘディングで上手く選手にボールを返すとプレーヤー、観客双方に拍手が贈られる場面も見られた。 競技を「する」、「見る」の垣根を越えた不思議な一体感が会場には生まれているようだ。まるでHIP HOP黎明期のサウスブロンクスのブロックパーティでの熱狂を彷彿とさせるような「Vibes」がそこには確かに流れていた。 ダブルダッチチームのBee Worker、フリースタイルバスケットボーラーのKengo and Yu-yaによるゲストショーケース、DJ ShinichiによるDJ Timeも設けられ、ジャンルの垣根を超えてお互いに良い刺激を与え合っているようだ。 激しい予選、本選を勝ち抜いてTop4に残ったのは、vol.1準優勝のLeon、関西から出場した吉川兄弟の弟であるKeisuke、vol.1でEpic賞を受賞しているYuURo、Air TechnicianのAmaの4名。 LeonとKeisukeの対戦では、Keisukeが先行をとり、果敢にエアムーブを畳みかけるも、Leonもそれに対応してムーブを返していき、判定はLeonの勝利。YuURoとAmaの対戦ではビッグムーブがいくつも飛び出し、会場を沸かせる。丁寧で巧みな足さばきでムーブを堅実に構築したAmaが勝利し、決勝はAmaとLeonの対決となった。 決勝はAmaとLeonの一騎討ち [caption id="attachment_32798" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32801" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 決勝では、AmaとLeonという音ハメを得意としながらも個性的なスタイルで観客を沸かせる新世代2人の対戦となった。会場はMCのKazaneの煽りでボルテージが最高潮に達し、会場は総立ちに。 先行を取ったAmaは軽快なステップで畳みかけ、30秒を残して余裕のフィニッシュ。対するLeonも怒涛のムーブで追いすがる。一進一退の攻防に会場は大興奮、観客は固唾を飲んで動向を見守る。 Amaが難易度の高いムーブをリズミカルにこなすと、会場にはどよめきが起きる。しかしLeonも負けじとシッティングムーブからのクラッチを決めきり、会場からは再び大きな声が挙がった。 熱狂と歓声の中で競技が終了し、ジャッジの緊張の一瞬。Amaの手が力一杯ジャッジによって挙げられると、興奮した観客がステージに雪崩れ込む。気づけばAmaの身体は観客に胴上げされ、宙に舞った。 新しい世代の「Vibes」が溢れんばかりの熱い大会、バイキンはAmaの優勝でその幕を閉じた。 [caption id="attachment_32804" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] Ama 優勝コメント [caption id="attachment_32805" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 僕は今回の「Vibes Kings」が3回連続の出場で、最高でもベスト16どまりだったんですが、フリースタイルフットボールを始めてからの6年間の中でも、初めての決勝出場、そして優勝を勝ち取ることができたということをとても嬉しく思います。 決勝での対戦相手のLeonもよく一緒に練習していて、お互いの音を取っていくスタイルも似ていると思っていたので、試合中は二人の技の駆け引きやアクション次第では面白い試合になるんじゃないかなと思ってやっていました。 前回の国際大会(SUPER BALL 2018)では、悔しい結果に終わってしまったのですが、今後はもっと技術を磨いて、日本だけじゃなく世界でも活躍できる選手になっていきたいと思っています。 大会結果 優勝:Ama 準優勝:Leon DLYNR賞:Leon、AKKI 「Vibes Kings」は、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル。「アンダーグラウンドからトップレベルになるプレイヤーを育てる」、「自分たちのカッコイイと思うものを浸透させ、影響を与える」というコンセプト。1on1形式で対戦し、頂点を決する。 Vol.1ではDaikichi、vol.2ではKo-sukeが優勝。そしてvol.3である今大会では、Amaが優勝を果たした。 THE MOMENTS of Vibes Kings vol.3 [caption id="attachment_32778" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32780" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32785" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32788" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32789" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32790" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32794" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32796" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32799" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption]
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5climbGoProがとらえたロッククライマーが落下する瞬間2014.06.109月29日(土)に東京都港区・スターライズタワーのスタジオビーナスで、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル「Vibes Kings vol.3(以下バイキン)」が開催された。 総勢26名の熱戦を勝ち抜き、優勝の座に輝いたのはAir TechnicianのAma。3回連続の出場で今大会が初優勝となった。 総勢26名による優勝争い、豪華ゲストによるショーケースも [caption id="attachment_32787" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 大会ジャッジはAir TechnicianからIbuki、Ko-suke a.k.a. MAX、そしてフリースタイルバスケットボーラーのKengoの3名。バイキンは1ターン60秒以内の3ムーブで行なわれる。他の大会では30秒という持ち時間が主流であるが、バイキンでは倍の60秒を使うことができ、これによってより自由にムーブを構築することができる。 プレイヤーたちは時間をフルに使ってそれぞれの個性を発揮し、しのぎを削る。プレイヤーと観客の距離も近く、高難易度のムーブが決まると、あちらこちらから歓声が飛び、プレイヤーもそれに呼応するようにテンションを高めていく。 フリースタイラー同士の駆け引きだけでなく、プレイヤーと観客との掛け合いも聞こえてくる。競技中、ボールがサークルから観客の方へと飛び出すアクシデントが起こるも、観客がヘディングで上手く選手にボールを返すとプレーヤー、観客双方に拍手が贈られる場面も見られた。 競技を「する」、「見る」の垣根を越えた不思議な一体感が会場には生まれているようだ。まるでHIP HOP黎明期のサウスブロンクスのブロックパーティでの熱狂を彷彿とさせるような「Vibes」がそこには確かに流れていた。 ダブルダッチチームのBee Worker、フリースタイルバスケットボーラーのKengo and Yu-yaによるゲストショーケース、DJ ShinichiによるDJ Timeも設けられ、ジャンルの垣根を超えてお互いに良い刺激を与え合っているようだ。 激しい予選、本選を勝ち抜いてTop4に残ったのは、vol.1準優勝のLeon、関西から出場した吉川兄弟の弟であるKeisuke、vol.1でEpic賞を受賞しているYuURo、Air TechnicianのAmaの4名。 LeonとKeisukeの対戦では、Keisukeが先行をとり、果敢にエアムーブを畳みかけるも、Leonもそれに対応してムーブを返していき、判定はLeonの勝利。YuURoとAmaの対戦ではビッグムーブがいくつも飛び出し、会場を沸かせる。丁寧で巧みな足さばきでムーブを堅実に構築したAmaが勝利し、決勝はAmaとLeonの対決となった。 決勝はAmaとLeonの一騎討ち [caption id="attachment_32798" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32801" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 決勝では、AmaとLeonという音ハメを得意としながらも個性的なスタイルで観客を沸かせる新世代2人の対戦となった。会場はMCのKazaneの煽りでボルテージが最高潮に達し、会場は総立ちに。 先行を取ったAmaは軽快なステップで畳みかけ、30秒を残して余裕のフィニッシュ。対するLeonも怒涛のムーブで追いすがる。一進一退の攻防に会場は大興奮、観客は固唾を飲んで動向を見守る。 Amaが難易度の高いムーブをリズミカルにこなすと、会場にはどよめきが起きる。しかしLeonも負けじとシッティングムーブからのクラッチを決めきり、会場からは再び大きな声が挙がった。 熱狂と歓声の中で競技が終了し、ジャッジの緊張の一瞬。Amaの手が力一杯ジャッジによって挙げられると、興奮した観客がステージに雪崩れ込む。気づけばAmaの身体は観客に胴上げされ、宙に舞った。 新しい世代の「Vibes」が溢れんばかりの熱い大会、バイキンはAmaの優勝でその幕を閉じた。 [caption id="attachment_32804" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] Ama 優勝コメント [caption id="attachment_32805" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 僕は今回の「Vibes Kings」が3回連続の出場で、最高でもベスト16どまりだったんですが、フリースタイルフットボールを始めてからの6年間の中でも、初めての決勝出場、そして優勝を勝ち取ることができたということをとても嬉しく思います。 決勝での対戦相手のLeonもよく一緒に練習していて、お互いの音を取っていくスタイルも似ていると思っていたので、試合中は二人の技の駆け引きやアクション次第では面白い試合になるんじゃないかなと思ってやっていました。 前回の国際大会(SUPER BALL 2018)では、悔しい結果に終わってしまったのですが、今後はもっと技術を磨いて、日本だけじゃなく世界でも活躍できる選手になっていきたいと思っています。 大会結果 優勝:Ama 準優勝:Leon DLYNR賞:Leon、AKKI 「Vibes Kings」は、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル。「アンダーグラウンドからトップレベルになるプレイヤーを育てる」、「自分たちのカッコイイと思うものを浸透させ、影響を与える」というコンセプト。1on1形式で対戦し、頂点を決する。 Vol.1ではDaikichi、vol.2ではKo-sukeが優勝。そしてvol.3である今大会では、Amaが優勝を果たした。 THE MOMENTS of Vibes Kings vol.3 [caption id="attachment_32778" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32780" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32785" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32788" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32789" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32790" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32794" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32796" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32799" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption]
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6freestyleアジア初「SPEEN」アンバサダー ROCKがボールで切り開くパフォーマーの道2019.12.049月29日(土)に東京都港区・スターライズタワーのスタジオビーナスで、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル「Vibes Kings vol.3(以下バイキン)」が開催された。 総勢26名の熱戦を勝ち抜き、優勝の座に輝いたのはAir TechnicianのAma。3回連続の出場で今大会が初優勝となった。 総勢26名による優勝争い、豪華ゲストによるショーケースも [caption id="attachment_32787" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 大会ジャッジはAir TechnicianからIbuki、Ko-suke a.k.a. MAX、そしてフリースタイルバスケットボーラーのKengoの3名。バイキンは1ターン60秒以内の3ムーブで行なわれる。他の大会では30秒という持ち時間が主流であるが、バイキンでは倍の60秒を使うことができ、これによってより自由にムーブを構築することができる。 プレイヤーたちは時間をフルに使ってそれぞれの個性を発揮し、しのぎを削る。プレイヤーと観客の距離も近く、高難易度のムーブが決まると、あちらこちらから歓声が飛び、プレイヤーもそれに呼応するようにテンションを高めていく。 フリースタイラー同士の駆け引きだけでなく、プレイヤーと観客との掛け合いも聞こえてくる。競技中、ボールがサークルから観客の方へと飛び出すアクシデントが起こるも、観客がヘディングで上手く選手にボールを返すとプレーヤー、観客双方に拍手が贈られる場面も見られた。 競技を「する」、「見る」の垣根を越えた不思議な一体感が会場には生まれているようだ。まるでHIP HOP黎明期のサウスブロンクスのブロックパーティでの熱狂を彷彿とさせるような「Vibes」がそこには確かに流れていた。 ダブルダッチチームのBee Worker、フリースタイルバスケットボーラーのKengo and Yu-yaによるゲストショーケース、DJ ShinichiによるDJ Timeも設けられ、ジャンルの垣根を超えてお互いに良い刺激を与え合っているようだ。 激しい予選、本選を勝ち抜いてTop4に残ったのは、vol.1準優勝のLeon、関西から出場した吉川兄弟の弟であるKeisuke、vol.1でEpic賞を受賞しているYuURo、Air TechnicianのAmaの4名。 LeonとKeisukeの対戦では、Keisukeが先行をとり、果敢にエアムーブを畳みかけるも、Leonもそれに対応してムーブを返していき、判定はLeonの勝利。YuURoとAmaの対戦ではビッグムーブがいくつも飛び出し、会場を沸かせる。丁寧で巧みな足さばきでムーブを堅実に構築したAmaが勝利し、決勝はAmaとLeonの対決となった。 決勝はAmaとLeonの一騎討ち [caption id="attachment_32798" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32801" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 決勝では、AmaとLeonという音ハメを得意としながらも個性的なスタイルで観客を沸かせる新世代2人の対戦となった。会場はMCのKazaneの煽りでボルテージが最高潮に達し、会場は総立ちに。 先行を取ったAmaは軽快なステップで畳みかけ、30秒を残して余裕のフィニッシュ。対するLeonも怒涛のムーブで追いすがる。一進一退の攻防に会場は大興奮、観客は固唾を飲んで動向を見守る。 Amaが難易度の高いムーブをリズミカルにこなすと、会場にはどよめきが起きる。しかしLeonも負けじとシッティングムーブからのクラッチを決めきり、会場からは再び大きな声が挙がった。 熱狂と歓声の中で競技が終了し、ジャッジの緊張の一瞬。Amaの手が力一杯ジャッジによって挙げられると、興奮した観客がステージに雪崩れ込む。気づけばAmaの身体は観客に胴上げされ、宙に舞った。 新しい世代の「Vibes」が溢れんばかりの熱い大会、バイキンはAmaの優勝でその幕を閉じた。 [caption id="attachment_32804" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] Ama 優勝コメント [caption id="attachment_32805" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 僕は今回の「Vibes Kings」が3回連続の出場で、最高でもベスト16どまりだったんですが、フリースタイルフットボールを始めてからの6年間の中でも、初めての決勝出場、そして優勝を勝ち取ることができたということをとても嬉しく思います。 決勝での対戦相手のLeonもよく一緒に練習していて、お互いの音を取っていくスタイルも似ていると思っていたので、試合中は二人の技の駆け引きやアクション次第では面白い試合になるんじゃないかなと思ってやっていました。 前回の国際大会(SUPER BALL 2018)では、悔しい結果に終わってしまったのですが、今後はもっと技術を磨いて、日本だけじゃなく世界でも活躍できる選手になっていきたいと思っています。 大会結果 優勝:Ama 準優勝:Leon DLYNR賞:Leon、AKKI 「Vibes Kings」は、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル。「アンダーグラウンドからトップレベルになるプレイヤーを育てる」、「自分たちのカッコイイと思うものを浸透させ、影響を与える」というコンセプト。1on1形式で対戦し、頂点を決する。 Vol.1ではDaikichi、vol.2ではKo-sukeが優勝。そしてvol.3である今大会では、Amaが優勝を果たした。 THE MOMENTS of Vibes Kings vol.3 [caption id="attachment_32778" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32780" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32785" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32788" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32789" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32790" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32794" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32796" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32799" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption]
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7climb命綱なしの究極のフリークライミング“フリーソロ”2015.04.239月29日(土)に東京都港区・スターライズタワーのスタジオビーナスで、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル「Vibes Kings vol.3(以下バイキン)」が開催された。 総勢26名の熱戦を勝ち抜き、優勝の座に輝いたのはAir TechnicianのAma。3回連続の出場で今大会が初優勝となった。 総勢26名による優勝争い、豪華ゲストによるショーケースも [caption id="attachment_32787" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 大会ジャッジはAir TechnicianからIbuki、Ko-suke a.k.a. MAX、そしてフリースタイルバスケットボーラーのKengoの3名。バイキンは1ターン60秒以内の3ムーブで行なわれる。他の大会では30秒という持ち時間が主流であるが、バイキンでは倍の60秒を使うことができ、これによってより自由にムーブを構築することができる。 プレイヤーたちは時間をフルに使ってそれぞれの個性を発揮し、しのぎを削る。プレイヤーと観客の距離も近く、高難易度のムーブが決まると、あちらこちらから歓声が飛び、プレイヤーもそれに呼応するようにテンションを高めていく。 フリースタイラー同士の駆け引きだけでなく、プレイヤーと観客との掛け合いも聞こえてくる。競技中、ボールがサークルから観客の方へと飛び出すアクシデントが起こるも、観客がヘディングで上手く選手にボールを返すとプレーヤー、観客双方に拍手が贈られる場面も見られた。 競技を「する」、「見る」の垣根を越えた不思議な一体感が会場には生まれているようだ。まるでHIP HOP黎明期のサウスブロンクスのブロックパーティでの熱狂を彷彿とさせるような「Vibes」がそこには確かに流れていた。 ダブルダッチチームのBee Worker、フリースタイルバスケットボーラーのKengo and Yu-yaによるゲストショーケース、DJ ShinichiによるDJ Timeも設けられ、ジャンルの垣根を超えてお互いに良い刺激を与え合っているようだ。 激しい予選、本選を勝ち抜いてTop4に残ったのは、vol.1準優勝のLeon、関西から出場した吉川兄弟の弟であるKeisuke、vol.1でEpic賞を受賞しているYuURo、Air TechnicianのAmaの4名。 LeonとKeisukeの対戦では、Keisukeが先行をとり、果敢にエアムーブを畳みかけるも、Leonもそれに対応してムーブを返していき、判定はLeonの勝利。YuURoとAmaの対戦ではビッグムーブがいくつも飛び出し、会場を沸かせる。丁寧で巧みな足さばきでムーブを堅実に構築したAmaが勝利し、決勝はAmaとLeonの対決となった。 決勝はAmaとLeonの一騎討ち [caption id="attachment_32798" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32801" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 決勝では、AmaとLeonという音ハメを得意としながらも個性的なスタイルで観客を沸かせる新世代2人の対戦となった。会場はMCのKazaneの煽りでボルテージが最高潮に達し、会場は総立ちに。 先行を取ったAmaは軽快なステップで畳みかけ、30秒を残して余裕のフィニッシュ。対するLeonも怒涛のムーブで追いすがる。一進一退の攻防に会場は大興奮、観客は固唾を飲んで動向を見守る。 Amaが難易度の高いムーブをリズミカルにこなすと、会場にはどよめきが起きる。しかしLeonも負けじとシッティングムーブからのクラッチを決めきり、会場からは再び大きな声が挙がった。 熱狂と歓声の中で競技が終了し、ジャッジの緊張の一瞬。Amaの手が力一杯ジャッジによって挙げられると、興奮した観客がステージに雪崩れ込む。気づけばAmaの身体は観客に胴上げされ、宙に舞った。 新しい世代の「Vibes」が溢れんばかりの熱い大会、バイキンはAmaの優勝でその幕を閉じた。 [caption id="attachment_32804" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] Ama 優勝コメント [caption id="attachment_32805" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 僕は今回の「Vibes Kings」が3回連続の出場で、最高でもベスト16どまりだったんですが、フリースタイルフットボールを始めてからの6年間の中でも、初めての決勝出場、そして優勝を勝ち取ることができたということをとても嬉しく思います。 決勝での対戦相手のLeonもよく一緒に練習していて、お互いの音を取っていくスタイルも似ていると思っていたので、試合中は二人の技の駆け引きやアクション次第では面白い試合になるんじゃないかなと思ってやっていました。 前回の国際大会(SUPER BALL 2018)では、悔しい結果に終わってしまったのですが、今後はもっと技術を磨いて、日本だけじゃなく世界でも活躍できる選手になっていきたいと思っています。 大会結果 優勝:Ama 準優勝:Leon DLYNR賞:Leon、AKKI 「Vibes Kings」は、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル。「アンダーグラウンドからトップレベルになるプレイヤーを育てる」、「自分たちのカッコイイと思うものを浸透させ、影響を与える」というコンセプト。1on1形式で対戦し、頂点を決する。 Vol.1ではDaikichi、vol.2ではKo-sukeが優勝。そしてvol.3である今大会では、Amaが優勝を果たした。 THE MOMENTS of Vibes Kings vol.3 [caption id="attachment_32778" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32780" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32785" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32788" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32789" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32790" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32794" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32796" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32799" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption]
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8climb“ダン・オスマン”今は亡き伝説の世界最速スピードクライマー2015.02.109月29日(土)に東京都港区・スターライズタワーのスタジオビーナスで、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル「Vibes Kings vol.3(以下バイキン)」が開催された。 総勢26名の熱戦を勝ち抜き、優勝の座に輝いたのはAir TechnicianのAma。3回連続の出場で今大会が初優勝となった。 総勢26名による優勝争い、豪華ゲストによるショーケースも [caption id="attachment_32787" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 大会ジャッジはAir TechnicianからIbuki、Ko-suke a.k.a. MAX、そしてフリースタイルバスケットボーラーのKengoの3名。バイキンは1ターン60秒以内の3ムーブで行なわれる。他の大会では30秒という持ち時間が主流であるが、バイキンでは倍の60秒を使うことができ、これによってより自由にムーブを構築することができる。 プレイヤーたちは時間をフルに使ってそれぞれの個性を発揮し、しのぎを削る。プレイヤーと観客の距離も近く、高難易度のムーブが決まると、あちらこちらから歓声が飛び、プレイヤーもそれに呼応するようにテンションを高めていく。 フリースタイラー同士の駆け引きだけでなく、プレイヤーと観客との掛け合いも聞こえてくる。競技中、ボールがサークルから観客の方へと飛び出すアクシデントが起こるも、観客がヘディングで上手く選手にボールを返すとプレーヤー、観客双方に拍手が贈られる場面も見られた。 競技を「する」、「見る」の垣根を越えた不思議な一体感が会場には生まれているようだ。まるでHIP HOP黎明期のサウスブロンクスのブロックパーティでの熱狂を彷彿とさせるような「Vibes」がそこには確かに流れていた。 ダブルダッチチームのBee Worker、フリースタイルバスケットボーラーのKengo and Yu-yaによるゲストショーケース、DJ ShinichiによるDJ Timeも設けられ、ジャンルの垣根を超えてお互いに良い刺激を与え合っているようだ。 激しい予選、本選を勝ち抜いてTop4に残ったのは、vol.1準優勝のLeon、関西から出場した吉川兄弟の弟であるKeisuke、vol.1でEpic賞を受賞しているYuURo、Air TechnicianのAmaの4名。 LeonとKeisukeの対戦では、Keisukeが先行をとり、果敢にエアムーブを畳みかけるも、Leonもそれに対応してムーブを返していき、判定はLeonの勝利。YuURoとAmaの対戦ではビッグムーブがいくつも飛び出し、会場を沸かせる。丁寧で巧みな足さばきでムーブを堅実に構築したAmaが勝利し、決勝はAmaとLeonの対決となった。 決勝はAmaとLeonの一騎討ち [caption id="attachment_32798" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32801" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 決勝では、AmaとLeonという音ハメを得意としながらも個性的なスタイルで観客を沸かせる新世代2人の対戦となった。会場はMCのKazaneの煽りでボルテージが最高潮に達し、会場は総立ちに。 先行を取ったAmaは軽快なステップで畳みかけ、30秒を残して余裕のフィニッシュ。対するLeonも怒涛のムーブで追いすがる。一進一退の攻防に会場は大興奮、観客は固唾を飲んで動向を見守る。 Amaが難易度の高いムーブをリズミカルにこなすと、会場にはどよめきが起きる。しかしLeonも負けじとシッティングムーブからのクラッチを決めきり、会場からは再び大きな声が挙がった。 熱狂と歓声の中で競技が終了し、ジャッジの緊張の一瞬。Amaの手が力一杯ジャッジによって挙げられると、興奮した観客がステージに雪崩れ込む。気づけばAmaの身体は観客に胴上げされ、宙に舞った。 新しい世代の「Vibes」が溢れんばかりの熱い大会、バイキンはAmaの優勝でその幕を閉じた。 [caption id="attachment_32804" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] Ama 優勝コメント [caption id="attachment_32805" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 僕は今回の「Vibes Kings」が3回連続の出場で、最高でもベスト16どまりだったんですが、フリースタイルフットボールを始めてからの6年間の中でも、初めての決勝出場、そして優勝を勝ち取ることができたということをとても嬉しく思います。 決勝での対戦相手のLeonもよく一緒に練習していて、お互いの音を取っていくスタイルも似ていると思っていたので、試合中は二人の技の駆け引きやアクション次第では面白い試合になるんじゃないかなと思ってやっていました。 前回の国際大会(SUPER BALL 2018)では、悔しい結果に終わってしまったのですが、今後はもっと技術を磨いて、日本だけじゃなく世界でも活躍できる選手になっていきたいと思っています。 大会結果 優勝:Ama 準優勝:Leon DLYNR賞:Leon、AKKI 「Vibes Kings」は、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル。「アンダーグラウンドからトップレベルになるプレイヤーを育てる」、「自分たちのカッコイイと思うものを浸透させ、影響を与える」というコンセプト。1on1形式で対戦し、頂点を決する。 Vol.1ではDaikichi、vol.2ではKo-sukeが優勝。そしてvol.3である今大会では、Amaが優勝を果たした。 THE MOMENTS of Vibes Kings vol.3 [caption id="attachment_32778" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32780" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32785" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32788" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32789" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32790" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32794" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32796" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32799" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption]
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9othersFIELDSTYLE jamboree Special Contentsとして誕生 「NINJAGAMES」開催決定!!2019.11.309月29日(土)に東京都港区・スターライズタワーのスタジオビーナスで、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル「Vibes Kings vol.3(以下バイキン)」が開催された。 総勢26名の熱戦を勝ち抜き、優勝の座に輝いたのはAir TechnicianのAma。3回連続の出場で今大会が初優勝となった。 総勢26名による優勝争い、豪華ゲストによるショーケースも [caption id="attachment_32787" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 大会ジャッジはAir TechnicianからIbuki、Ko-suke a.k.a. MAX、そしてフリースタイルバスケットボーラーのKengoの3名。バイキンは1ターン60秒以内の3ムーブで行なわれる。他の大会では30秒という持ち時間が主流であるが、バイキンでは倍の60秒を使うことができ、これによってより自由にムーブを構築することができる。 プレイヤーたちは時間をフルに使ってそれぞれの個性を発揮し、しのぎを削る。プレイヤーと観客の距離も近く、高難易度のムーブが決まると、あちらこちらから歓声が飛び、プレイヤーもそれに呼応するようにテンションを高めていく。 フリースタイラー同士の駆け引きだけでなく、プレイヤーと観客との掛け合いも聞こえてくる。競技中、ボールがサークルから観客の方へと飛び出すアクシデントが起こるも、観客がヘディングで上手く選手にボールを返すとプレーヤー、観客双方に拍手が贈られる場面も見られた。 競技を「する」、「見る」の垣根を越えた不思議な一体感が会場には生まれているようだ。まるでHIP HOP黎明期のサウスブロンクスのブロックパーティでの熱狂を彷彿とさせるような「Vibes」がそこには確かに流れていた。 ダブルダッチチームのBee Worker、フリースタイルバスケットボーラーのKengo and Yu-yaによるゲストショーケース、DJ ShinichiによるDJ Timeも設けられ、ジャンルの垣根を超えてお互いに良い刺激を与え合っているようだ。 激しい予選、本選を勝ち抜いてTop4に残ったのは、vol.1準優勝のLeon、関西から出場した吉川兄弟の弟であるKeisuke、vol.1でEpic賞を受賞しているYuURo、Air TechnicianのAmaの4名。 LeonとKeisukeの対戦では、Keisukeが先行をとり、果敢にエアムーブを畳みかけるも、Leonもそれに対応してムーブを返していき、判定はLeonの勝利。YuURoとAmaの対戦ではビッグムーブがいくつも飛び出し、会場を沸かせる。丁寧で巧みな足さばきでムーブを堅実に構築したAmaが勝利し、決勝はAmaとLeonの対決となった。 決勝はAmaとLeonの一騎討ち [caption id="attachment_32798" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32801" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 決勝では、AmaとLeonという音ハメを得意としながらも個性的なスタイルで観客を沸かせる新世代2人の対戦となった。会場はMCのKazaneの煽りでボルテージが最高潮に達し、会場は総立ちに。 先行を取ったAmaは軽快なステップで畳みかけ、30秒を残して余裕のフィニッシュ。対するLeonも怒涛のムーブで追いすがる。一進一退の攻防に会場は大興奮、観客は固唾を飲んで動向を見守る。 Amaが難易度の高いムーブをリズミカルにこなすと、会場にはどよめきが起きる。しかしLeonも負けじとシッティングムーブからのクラッチを決めきり、会場からは再び大きな声が挙がった。 熱狂と歓声の中で競技が終了し、ジャッジの緊張の一瞬。Amaの手が力一杯ジャッジによって挙げられると、興奮した観客がステージに雪崩れ込む。気づけばAmaの身体は観客に胴上げされ、宙に舞った。 新しい世代の「Vibes」が溢れんばかりの熱い大会、バイキンはAmaの優勝でその幕を閉じた。 [caption id="attachment_32804" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] Ama 優勝コメント [caption id="attachment_32805" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 僕は今回の「Vibes Kings」が3回連続の出場で、最高でもベスト16どまりだったんですが、フリースタイルフットボールを始めてからの6年間の中でも、初めての決勝出場、そして優勝を勝ち取ることができたということをとても嬉しく思います。 決勝での対戦相手のLeonもよく一緒に練習していて、お互いの音を取っていくスタイルも似ていると思っていたので、試合中は二人の技の駆け引きやアクション次第では面白い試合になるんじゃないかなと思ってやっていました。 前回の国際大会(SUPER BALL 2018)では、悔しい結果に終わってしまったのですが、今後はもっと技術を磨いて、日本だけじゃなく世界でも活躍できる選手になっていきたいと思っています。 大会結果 優勝:Ama 準優勝:Leon DLYNR賞:Leon、AKKI 「Vibes Kings」は、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル。「アンダーグラウンドからトップレベルになるプレイヤーを育てる」、「自分たちのカッコイイと思うものを浸透させ、影響を与える」というコンセプト。1on1形式で対戦し、頂点を決する。 Vol.1ではDaikichi、vol.2ではKo-sukeが優勝。そしてvol.3である今大会では、Amaが優勝を果たした。 THE MOMENTS of Vibes Kings vol.3 [caption id="attachment_32778" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32780" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32785" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32788" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32789" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32790" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32794" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32796" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32799" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption]
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10climb命綱なしで1500フィート級絶壁を登攀した天才ロッククライマーのアレックス・オノルド2014.04.199月29日(土)に東京都港区・スターライズタワーのスタジオビーナスで、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル「Vibes Kings vol.3(以下バイキン)」が開催された。 総勢26名の熱戦を勝ち抜き、優勝の座に輝いたのはAir TechnicianのAma。3回連続の出場で今大会が初優勝となった。 総勢26名による優勝争い、豪華ゲストによるショーケースも [caption id="attachment_32787" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 大会ジャッジはAir TechnicianからIbuki、Ko-suke a.k.a. MAX、そしてフリースタイルバスケットボーラーのKengoの3名。バイキンは1ターン60秒以内の3ムーブで行なわれる。他の大会では30秒という持ち時間が主流であるが、バイキンでは倍の60秒を使うことができ、これによってより自由にムーブを構築することができる。 プレイヤーたちは時間をフルに使ってそれぞれの個性を発揮し、しのぎを削る。プレイヤーと観客の距離も近く、高難易度のムーブが決まると、あちらこちらから歓声が飛び、プレイヤーもそれに呼応するようにテンションを高めていく。 フリースタイラー同士の駆け引きだけでなく、プレイヤーと観客との掛け合いも聞こえてくる。競技中、ボールがサークルから観客の方へと飛び出すアクシデントが起こるも、観客がヘディングで上手く選手にボールを返すとプレーヤー、観客双方に拍手が贈られる場面も見られた。 競技を「する」、「見る」の垣根を越えた不思議な一体感が会場には生まれているようだ。まるでHIP HOP黎明期のサウスブロンクスのブロックパーティでの熱狂を彷彿とさせるような「Vibes」がそこには確かに流れていた。 ダブルダッチチームのBee Worker、フリースタイルバスケットボーラーのKengo and Yu-yaによるゲストショーケース、DJ ShinichiによるDJ Timeも設けられ、ジャンルの垣根を超えてお互いに良い刺激を与え合っているようだ。 激しい予選、本選を勝ち抜いてTop4に残ったのは、vol.1準優勝のLeon、関西から出場した吉川兄弟の弟であるKeisuke、vol.1でEpic賞を受賞しているYuURo、Air TechnicianのAmaの4名。 LeonとKeisukeの対戦では、Keisukeが先行をとり、果敢にエアムーブを畳みかけるも、Leonもそれに対応してムーブを返していき、判定はLeonの勝利。YuURoとAmaの対戦ではビッグムーブがいくつも飛び出し、会場を沸かせる。丁寧で巧みな足さばきでムーブを堅実に構築したAmaが勝利し、決勝はAmaとLeonの対決となった。 決勝はAmaとLeonの一騎討ち [caption id="attachment_32798" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32801" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 決勝では、AmaとLeonという音ハメを得意としながらも個性的なスタイルで観客を沸かせる新世代2人の対戦となった。会場はMCのKazaneの煽りでボルテージが最高潮に達し、会場は総立ちに。 先行を取ったAmaは軽快なステップで畳みかけ、30秒を残して余裕のフィニッシュ。対するLeonも怒涛のムーブで追いすがる。一進一退の攻防に会場は大興奮、観客は固唾を飲んで動向を見守る。 Amaが難易度の高いムーブをリズミカルにこなすと、会場にはどよめきが起きる。しかしLeonも負けじとシッティングムーブからのクラッチを決めきり、会場からは再び大きな声が挙がった。 熱狂と歓声の中で競技が終了し、ジャッジの緊張の一瞬。Amaの手が力一杯ジャッジによって挙げられると、興奮した観客がステージに雪崩れ込む。気づけばAmaの身体は観客に胴上げされ、宙に舞った。 新しい世代の「Vibes」が溢れんばかりの熱い大会、バイキンはAmaの優勝でその幕を閉じた。 [caption id="attachment_32804" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] Ama 優勝コメント [caption id="attachment_32805" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 僕は今回の「Vibes Kings」が3回連続の出場で、最高でもベスト16どまりだったんですが、フリースタイルフットボールを始めてからの6年間の中でも、初めての決勝出場、そして優勝を勝ち取ることができたということをとても嬉しく思います。 決勝での対戦相手のLeonもよく一緒に練習していて、お互いの音を取っていくスタイルも似ていると思っていたので、試合中は二人の技の駆け引きやアクション次第では面白い試合になるんじゃないかなと思ってやっていました。 前回の国際大会(SUPER BALL 2018)では、悔しい結果に終わってしまったのですが、今後はもっと技術を磨いて、日本だけじゃなく世界でも活躍できる選手になっていきたいと思っています。 大会結果 優勝:Ama 準優勝:Leon DLYNR賞:Leon、AKKI 「Vibes Kings」は、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル。「アンダーグラウンドからトップレベルになるプレイヤーを育てる」、「自分たちのカッコイイと思うものを浸透させ、影響を与える」というコンセプト。1on1形式で対戦し、頂点を決する。 Vol.1ではDaikichi、vol.2ではKo-sukeが優勝。そしてvol.3である今大会では、Amaが優勝を果たした。 THE MOMENTS of Vibes Kings vol.3 [caption id="attachment_32778" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32780" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32785" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32788" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32789" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32790" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32794" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32796" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32799" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption]
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11doubledutch3年ぶりの快挙!! ダブルダッチ国際大会で日本チームが優勝を果たす!2019.01.169月29日(土)に東京都港区・スターライズタワーのスタジオビーナスで、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル「Vibes Kings vol.3(以下バイキン)」が開催された。 総勢26名の熱戦を勝ち抜き、優勝の座に輝いたのはAir TechnicianのAma。3回連続の出場で今大会が初優勝となった。 総勢26名による優勝争い、豪華ゲストによるショーケースも [caption id="attachment_32787" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 大会ジャッジはAir TechnicianからIbuki、Ko-suke a.k.a. MAX、そしてフリースタイルバスケットボーラーのKengoの3名。バイキンは1ターン60秒以内の3ムーブで行なわれる。他の大会では30秒という持ち時間が主流であるが、バイキンでは倍の60秒を使うことができ、これによってより自由にムーブを構築することができる。 プレイヤーたちは時間をフルに使ってそれぞれの個性を発揮し、しのぎを削る。プレイヤーと観客の距離も近く、高難易度のムーブが決まると、あちらこちらから歓声が飛び、プレイヤーもそれに呼応するようにテンションを高めていく。 フリースタイラー同士の駆け引きだけでなく、プレイヤーと観客との掛け合いも聞こえてくる。競技中、ボールがサークルから観客の方へと飛び出すアクシデントが起こるも、観客がヘディングで上手く選手にボールを返すとプレーヤー、観客双方に拍手が贈られる場面も見られた。 競技を「する」、「見る」の垣根を越えた不思議な一体感が会場には生まれているようだ。まるでHIP HOP黎明期のサウスブロンクスのブロックパーティでの熱狂を彷彿とさせるような「Vibes」がそこには確かに流れていた。 ダブルダッチチームのBee Worker、フリースタイルバスケットボーラーのKengo and Yu-yaによるゲストショーケース、DJ ShinichiによるDJ Timeも設けられ、ジャンルの垣根を超えてお互いに良い刺激を与え合っているようだ。 激しい予選、本選を勝ち抜いてTop4に残ったのは、vol.1準優勝のLeon、関西から出場した吉川兄弟の弟であるKeisuke、vol.1でEpic賞を受賞しているYuURo、Air TechnicianのAmaの4名。 LeonとKeisukeの対戦では、Keisukeが先行をとり、果敢にエアムーブを畳みかけるも、Leonもそれに対応してムーブを返していき、判定はLeonの勝利。YuURoとAmaの対戦ではビッグムーブがいくつも飛び出し、会場を沸かせる。丁寧で巧みな足さばきでムーブを堅実に構築したAmaが勝利し、決勝はAmaとLeonの対決となった。 決勝はAmaとLeonの一騎討ち [caption id="attachment_32798" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32801" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 決勝では、AmaとLeonという音ハメを得意としながらも個性的なスタイルで観客を沸かせる新世代2人の対戦となった。会場はMCのKazaneの煽りでボルテージが最高潮に達し、会場は総立ちに。 先行を取ったAmaは軽快なステップで畳みかけ、30秒を残して余裕のフィニッシュ。対するLeonも怒涛のムーブで追いすがる。一進一退の攻防に会場は大興奮、観客は固唾を飲んで動向を見守る。 Amaが難易度の高いムーブをリズミカルにこなすと、会場にはどよめきが起きる。しかしLeonも負けじとシッティングムーブからのクラッチを決めきり、会場からは再び大きな声が挙がった。 熱狂と歓声の中で競技が終了し、ジャッジの緊張の一瞬。Amaの手が力一杯ジャッジによって挙げられると、興奮した観客がステージに雪崩れ込む。気づけばAmaの身体は観客に胴上げされ、宙に舞った。 新しい世代の「Vibes」が溢れんばかりの熱い大会、バイキンはAmaの優勝でその幕を閉じた。 [caption id="attachment_32804" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] Ama 優勝コメント [caption id="attachment_32805" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 僕は今回の「Vibes Kings」が3回連続の出場で、最高でもベスト16どまりだったんですが、フリースタイルフットボールを始めてからの6年間の中でも、初めての決勝出場、そして優勝を勝ち取ることができたということをとても嬉しく思います。 決勝での対戦相手のLeonもよく一緒に練習していて、お互いの音を取っていくスタイルも似ていると思っていたので、試合中は二人の技の駆け引きやアクション次第では面白い試合になるんじゃないかなと思ってやっていました。 前回の国際大会(SUPER BALL 2018)では、悔しい結果に終わってしまったのですが、今後はもっと技術を磨いて、日本だけじゃなく世界でも活躍できる選手になっていきたいと思っています。 大会結果 優勝:Ama 準優勝:Leon DLYNR賞:Leon、AKKI 「Vibes Kings」は、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル。「アンダーグラウンドからトップレベルになるプレイヤーを育てる」、「自分たちのカッコイイと思うものを浸透させ、影響を与える」というコンセプト。1on1形式で対戦し、頂点を決する。 Vol.1ではDaikichi、vol.2ではKo-sukeが優勝。そしてvol.3である今大会では、Amaが優勝を果たした。 THE MOMENTS of Vibes Kings vol.3 [caption id="attachment_32778" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32780" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32785" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32788" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32789" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32790" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32794" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32796" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32799" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption]
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12skate【日本人初の快挙!】プロスケーター “山本勇” が世界大会で優勝!2017.05.239月29日(土)に東京都港区・スターライズタワーのスタジオビーナスで、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル「Vibes Kings vol.3(以下バイキン)」が開催された。 総勢26名の熱戦を勝ち抜き、優勝の座に輝いたのはAir TechnicianのAma。3回連続の出場で今大会が初優勝となった。 総勢26名による優勝争い、豪華ゲストによるショーケースも [caption id="attachment_32787" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 大会ジャッジはAir TechnicianからIbuki、Ko-suke a.k.a. MAX、そしてフリースタイルバスケットボーラーのKengoの3名。バイキンは1ターン60秒以内の3ムーブで行なわれる。他の大会では30秒という持ち時間が主流であるが、バイキンでは倍の60秒を使うことができ、これによってより自由にムーブを構築することができる。 プレイヤーたちは時間をフルに使ってそれぞれの個性を発揮し、しのぎを削る。プレイヤーと観客の距離も近く、高難易度のムーブが決まると、あちらこちらから歓声が飛び、プレイヤーもそれに呼応するようにテンションを高めていく。 フリースタイラー同士の駆け引きだけでなく、プレイヤーと観客との掛け合いも聞こえてくる。競技中、ボールがサークルから観客の方へと飛び出すアクシデントが起こるも、観客がヘディングで上手く選手にボールを返すとプレーヤー、観客双方に拍手が贈られる場面も見られた。 競技を「する」、「見る」の垣根を越えた不思議な一体感が会場には生まれているようだ。まるでHIP HOP黎明期のサウスブロンクスのブロックパーティでの熱狂を彷彿とさせるような「Vibes」がそこには確かに流れていた。 ダブルダッチチームのBee Worker、フリースタイルバスケットボーラーのKengo and Yu-yaによるゲストショーケース、DJ ShinichiによるDJ Timeも設けられ、ジャンルの垣根を超えてお互いに良い刺激を与え合っているようだ。 激しい予選、本選を勝ち抜いてTop4に残ったのは、vol.1準優勝のLeon、関西から出場した吉川兄弟の弟であるKeisuke、vol.1でEpic賞を受賞しているYuURo、Air TechnicianのAmaの4名。 LeonとKeisukeの対戦では、Keisukeが先行をとり、果敢にエアムーブを畳みかけるも、Leonもそれに対応してムーブを返していき、判定はLeonの勝利。YuURoとAmaの対戦ではビッグムーブがいくつも飛び出し、会場を沸かせる。丁寧で巧みな足さばきでムーブを堅実に構築したAmaが勝利し、決勝はAmaとLeonの対決となった。 決勝はAmaとLeonの一騎討ち [caption id="attachment_32798" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32801" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 決勝では、AmaとLeonという音ハメを得意としながらも個性的なスタイルで観客を沸かせる新世代2人の対戦となった。会場はMCのKazaneの煽りでボルテージが最高潮に達し、会場は総立ちに。 先行を取ったAmaは軽快なステップで畳みかけ、30秒を残して余裕のフィニッシュ。対するLeonも怒涛のムーブで追いすがる。一進一退の攻防に会場は大興奮、観客は固唾を飲んで動向を見守る。 Amaが難易度の高いムーブをリズミカルにこなすと、会場にはどよめきが起きる。しかしLeonも負けじとシッティングムーブからのクラッチを決めきり、会場からは再び大きな声が挙がった。 熱狂と歓声の中で競技が終了し、ジャッジの緊張の一瞬。Amaの手が力一杯ジャッジによって挙げられると、興奮した観客がステージに雪崩れ込む。気づけばAmaの身体は観客に胴上げされ、宙に舞った。 新しい世代の「Vibes」が溢れんばかりの熱い大会、バイキンはAmaの優勝でその幕を閉じた。 [caption id="attachment_32804" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] Ama 優勝コメント [caption id="attachment_32805" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 僕は今回の「Vibes Kings」が3回連続の出場で、最高でもベスト16どまりだったんですが、フリースタイルフットボールを始めてからの6年間の中でも、初めての決勝出場、そして優勝を勝ち取ることができたということをとても嬉しく思います。 決勝での対戦相手のLeonもよく一緒に練習していて、お互いの音を取っていくスタイルも似ていると思っていたので、試合中は二人の技の駆け引きやアクション次第では面白い試合になるんじゃないかなと思ってやっていました。 前回の国際大会(SUPER BALL 2018)では、悔しい結果に終わってしまったのですが、今後はもっと技術を磨いて、日本だけじゃなく世界でも活躍できる選手になっていきたいと思っています。 大会結果 優勝:Ama 準優勝:Leon DLYNR賞:Leon、AKKI 「Vibes Kings」は、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル。「アンダーグラウンドからトップレベルになるプレイヤーを育てる」、「自分たちのカッコイイと思うものを浸透させ、影響を与える」というコンセプト。1on1形式で対戦し、頂点を決する。 Vol.1ではDaikichi、vol.2ではKo-sukeが優勝。そしてvol.3である今大会では、Amaが優勝を果たした。 THE MOMENTS of Vibes Kings vol.3 [caption id="attachment_32778" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32780" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32785" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32788" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32789" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32790" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32794" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32796" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32799" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption]
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13doubledutchダブルダッチ国際大会“NDDLホリデークラシック” 出場チーム決定!2019.11.059月29日(土)に東京都港区・スターライズタワーのスタジオビーナスで、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル「Vibes Kings vol.3(以下バイキン)」が開催された。 総勢26名の熱戦を勝ち抜き、優勝の座に輝いたのはAir TechnicianのAma。3回連続の出場で今大会が初優勝となった。 総勢26名による優勝争い、豪華ゲストによるショーケースも [caption id="attachment_32787" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 大会ジャッジはAir TechnicianからIbuki、Ko-suke a.k.a. MAX、そしてフリースタイルバスケットボーラーのKengoの3名。バイキンは1ターン60秒以内の3ムーブで行なわれる。他の大会では30秒という持ち時間が主流であるが、バイキンでは倍の60秒を使うことができ、これによってより自由にムーブを構築することができる。 プレイヤーたちは時間をフルに使ってそれぞれの個性を発揮し、しのぎを削る。プレイヤーと観客の距離も近く、高難易度のムーブが決まると、あちらこちらから歓声が飛び、プレイヤーもそれに呼応するようにテンションを高めていく。 フリースタイラー同士の駆け引きだけでなく、プレイヤーと観客との掛け合いも聞こえてくる。競技中、ボールがサークルから観客の方へと飛び出すアクシデントが起こるも、観客がヘディングで上手く選手にボールを返すとプレーヤー、観客双方に拍手が贈られる場面も見られた。 競技を「する」、「見る」の垣根を越えた不思議な一体感が会場には生まれているようだ。まるでHIP HOP黎明期のサウスブロンクスのブロックパーティでの熱狂を彷彿とさせるような「Vibes」がそこには確かに流れていた。 ダブルダッチチームのBee Worker、フリースタイルバスケットボーラーのKengo and Yu-yaによるゲストショーケース、DJ ShinichiによるDJ Timeも設けられ、ジャンルの垣根を超えてお互いに良い刺激を与え合っているようだ。 激しい予選、本選を勝ち抜いてTop4に残ったのは、vol.1準優勝のLeon、関西から出場した吉川兄弟の弟であるKeisuke、vol.1でEpic賞を受賞しているYuURo、Air TechnicianのAmaの4名。 LeonとKeisukeの対戦では、Keisukeが先行をとり、果敢にエアムーブを畳みかけるも、Leonもそれに対応してムーブを返していき、判定はLeonの勝利。YuURoとAmaの対戦ではビッグムーブがいくつも飛び出し、会場を沸かせる。丁寧で巧みな足さばきでムーブを堅実に構築したAmaが勝利し、決勝はAmaとLeonの対決となった。 決勝はAmaとLeonの一騎討ち [caption id="attachment_32798" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32801" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 決勝では、AmaとLeonという音ハメを得意としながらも個性的なスタイルで観客を沸かせる新世代2人の対戦となった。会場はMCのKazaneの煽りでボルテージが最高潮に達し、会場は総立ちに。 先行を取ったAmaは軽快なステップで畳みかけ、30秒を残して余裕のフィニッシュ。対するLeonも怒涛のムーブで追いすがる。一進一退の攻防に会場は大興奮、観客は固唾を飲んで動向を見守る。 Amaが難易度の高いムーブをリズミカルにこなすと、会場にはどよめきが起きる。しかしLeonも負けじとシッティングムーブからのクラッチを決めきり、会場からは再び大きな声が挙がった。 熱狂と歓声の中で競技が終了し、ジャッジの緊張の一瞬。Amaの手が力一杯ジャッジによって挙げられると、興奮した観客がステージに雪崩れ込む。気づけばAmaの身体は観客に胴上げされ、宙に舞った。 新しい世代の「Vibes」が溢れんばかりの熱い大会、バイキンはAmaの優勝でその幕を閉じた。 [caption id="attachment_32804" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] Ama 優勝コメント [caption id="attachment_32805" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 僕は今回の「Vibes Kings」が3回連続の出場で、最高でもベスト16どまりだったんですが、フリースタイルフットボールを始めてからの6年間の中でも、初めての決勝出場、そして優勝を勝ち取ることができたということをとても嬉しく思います。 決勝での対戦相手のLeonもよく一緒に練習していて、お互いの音を取っていくスタイルも似ていると思っていたので、試合中は二人の技の駆け引きやアクション次第では面白い試合になるんじゃないかなと思ってやっていました。 前回の国際大会(SUPER BALL 2018)では、悔しい結果に終わってしまったのですが、今後はもっと技術を磨いて、日本だけじゃなく世界でも活躍できる選手になっていきたいと思っています。 大会結果 優勝:Ama 準優勝:Leon DLYNR賞:Leon、AKKI 「Vibes Kings」は、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル。「アンダーグラウンドからトップレベルになるプレイヤーを育てる」、「自分たちのカッコイイと思うものを浸透させ、影響を与える」というコンセプト。1on1形式で対戦し、頂点を決する。 Vol.1ではDaikichi、vol.2ではKo-sukeが優勝。そしてvol.3である今大会では、Amaが優勝を果たした。 THE MOMENTS of Vibes Kings vol.3 [caption id="attachment_32778" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32780" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32785" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32788" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32789" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32790" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32794" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32796" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32799" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption]
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14bmx【映像】シルクドソレイユ新作”VOLTA”にBMXライダー池田貴広が出演!2017.07.269月29日(土)に東京都港区・スターライズタワーのスタジオビーナスで、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル「Vibes Kings vol.3(以下バイキン)」が開催された。 総勢26名の熱戦を勝ち抜き、優勝の座に輝いたのはAir TechnicianのAma。3回連続の出場で今大会が初優勝となった。 総勢26名による優勝争い、豪華ゲストによるショーケースも [caption id="attachment_32787" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 大会ジャッジはAir TechnicianからIbuki、Ko-suke a.k.a. MAX、そしてフリースタイルバスケットボーラーのKengoの3名。バイキンは1ターン60秒以内の3ムーブで行なわれる。他の大会では30秒という持ち時間が主流であるが、バイキンでは倍の60秒を使うことができ、これによってより自由にムーブを構築することができる。 プレイヤーたちは時間をフルに使ってそれぞれの個性を発揮し、しのぎを削る。プレイヤーと観客の距離も近く、高難易度のムーブが決まると、あちらこちらから歓声が飛び、プレイヤーもそれに呼応するようにテンションを高めていく。 フリースタイラー同士の駆け引きだけでなく、プレイヤーと観客との掛け合いも聞こえてくる。競技中、ボールがサークルから観客の方へと飛び出すアクシデントが起こるも、観客がヘディングで上手く選手にボールを返すとプレーヤー、観客双方に拍手が贈られる場面も見られた。 競技を「する」、「見る」の垣根を越えた不思議な一体感が会場には生まれているようだ。まるでHIP HOP黎明期のサウスブロンクスのブロックパーティでの熱狂を彷彿とさせるような「Vibes」がそこには確かに流れていた。 ダブルダッチチームのBee Worker、フリースタイルバスケットボーラーのKengo and Yu-yaによるゲストショーケース、DJ ShinichiによるDJ Timeも設けられ、ジャンルの垣根を超えてお互いに良い刺激を与え合っているようだ。 激しい予選、本選を勝ち抜いてTop4に残ったのは、vol.1準優勝のLeon、関西から出場した吉川兄弟の弟であるKeisuke、vol.1でEpic賞を受賞しているYuURo、Air TechnicianのAmaの4名。 LeonとKeisukeの対戦では、Keisukeが先行をとり、果敢にエアムーブを畳みかけるも、Leonもそれに対応してムーブを返していき、判定はLeonの勝利。YuURoとAmaの対戦ではビッグムーブがいくつも飛び出し、会場を沸かせる。丁寧で巧みな足さばきでムーブを堅実に構築したAmaが勝利し、決勝はAmaとLeonの対決となった。 決勝はAmaとLeonの一騎討ち [caption id="attachment_32798" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32801" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 決勝では、AmaとLeonという音ハメを得意としながらも個性的なスタイルで観客を沸かせる新世代2人の対戦となった。会場はMCのKazaneの煽りでボルテージが最高潮に達し、会場は総立ちに。 先行を取ったAmaは軽快なステップで畳みかけ、30秒を残して余裕のフィニッシュ。対するLeonも怒涛のムーブで追いすがる。一進一退の攻防に会場は大興奮、観客は固唾を飲んで動向を見守る。 Amaが難易度の高いムーブをリズミカルにこなすと、会場にはどよめきが起きる。しかしLeonも負けじとシッティングムーブからのクラッチを決めきり、会場からは再び大きな声が挙がった。 熱狂と歓声の中で競技が終了し、ジャッジの緊張の一瞬。Amaの手が力一杯ジャッジによって挙げられると、興奮した観客がステージに雪崩れ込む。気づけばAmaの身体は観客に胴上げされ、宙に舞った。 新しい世代の「Vibes」が溢れんばかりの熱い大会、バイキンはAmaの優勝でその幕を閉じた。 [caption id="attachment_32804" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] Ama 優勝コメント [caption id="attachment_32805" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 僕は今回の「Vibes Kings」が3回連続の出場で、最高でもベスト16どまりだったんですが、フリースタイルフットボールを始めてからの6年間の中でも、初めての決勝出場、そして優勝を勝ち取ることができたということをとても嬉しく思います。 決勝での対戦相手のLeonもよく一緒に練習していて、お互いの音を取っていくスタイルも似ていると思っていたので、試合中は二人の技の駆け引きやアクション次第では面白い試合になるんじゃないかなと思ってやっていました。 前回の国際大会(SUPER BALL 2018)では、悔しい結果に終わってしまったのですが、今後はもっと技術を磨いて、日本だけじゃなく世界でも活躍できる選手になっていきたいと思っています。 大会結果 優勝:Ama 準優勝:Leon DLYNR賞:Leon、AKKI 「Vibes Kings」は、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル。「アンダーグラウンドからトップレベルになるプレイヤーを育てる」、「自分たちのカッコイイと思うものを浸透させ、影響を与える」というコンセプト。1on1形式で対戦し、頂点を決する。 Vol.1ではDaikichi、vol.2ではKo-sukeが優勝。そしてvol.3である今大会では、Amaが優勝を果たした。 THE MOMENTS of Vibes Kings vol.3 [caption id="attachment_32778" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32780" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32785" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32788" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32789" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32790" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32794" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32796" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32799" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption]
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15others【トリッキング】世界大会で日本人DAISUKEが史上初優勝!2018.01.229月29日(土)に東京都港区・スターライズタワーのスタジオビーナスで、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル「Vibes Kings vol.3(以下バイキン)」が開催された。 総勢26名の熱戦を勝ち抜き、優勝の座に輝いたのはAir TechnicianのAma。3回連続の出場で今大会が初優勝となった。 総勢26名による優勝争い、豪華ゲストによるショーケースも [caption id="attachment_32787" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 大会ジャッジはAir TechnicianからIbuki、Ko-suke a.k.a. MAX、そしてフリースタイルバスケットボーラーのKengoの3名。バイキンは1ターン60秒以内の3ムーブで行なわれる。他の大会では30秒という持ち時間が主流であるが、バイキンでは倍の60秒を使うことができ、これによってより自由にムーブを構築することができる。 プレイヤーたちは時間をフルに使ってそれぞれの個性を発揮し、しのぎを削る。プレイヤーと観客の距離も近く、高難易度のムーブが決まると、あちらこちらから歓声が飛び、プレイヤーもそれに呼応するようにテンションを高めていく。 フリースタイラー同士の駆け引きだけでなく、プレイヤーと観客との掛け合いも聞こえてくる。競技中、ボールがサークルから観客の方へと飛び出すアクシデントが起こるも、観客がヘディングで上手く選手にボールを返すとプレーヤー、観客双方に拍手が贈られる場面も見られた。 競技を「する」、「見る」の垣根を越えた不思議な一体感が会場には生まれているようだ。まるでHIP HOP黎明期のサウスブロンクスのブロックパーティでの熱狂を彷彿とさせるような「Vibes」がそこには確かに流れていた。 ダブルダッチチームのBee Worker、フリースタイルバスケットボーラーのKengo and Yu-yaによるゲストショーケース、DJ ShinichiによるDJ Timeも設けられ、ジャンルの垣根を超えてお互いに良い刺激を与え合っているようだ。 激しい予選、本選を勝ち抜いてTop4に残ったのは、vol.1準優勝のLeon、関西から出場した吉川兄弟の弟であるKeisuke、vol.1でEpic賞を受賞しているYuURo、Air TechnicianのAmaの4名。 LeonとKeisukeの対戦では、Keisukeが先行をとり、果敢にエアムーブを畳みかけるも、Leonもそれに対応してムーブを返していき、判定はLeonの勝利。YuURoとAmaの対戦ではビッグムーブがいくつも飛び出し、会場を沸かせる。丁寧で巧みな足さばきでムーブを堅実に構築したAmaが勝利し、決勝はAmaとLeonの対決となった。 決勝はAmaとLeonの一騎討ち [caption id="attachment_32798" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32801" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 決勝では、AmaとLeonという音ハメを得意としながらも個性的なスタイルで観客を沸かせる新世代2人の対戦となった。会場はMCのKazaneの煽りでボルテージが最高潮に達し、会場は総立ちに。 先行を取ったAmaは軽快なステップで畳みかけ、30秒を残して余裕のフィニッシュ。対するLeonも怒涛のムーブで追いすがる。一進一退の攻防に会場は大興奮、観客は固唾を飲んで動向を見守る。 Amaが難易度の高いムーブをリズミカルにこなすと、会場にはどよめきが起きる。しかしLeonも負けじとシッティングムーブからのクラッチを決めきり、会場からは再び大きな声が挙がった。 熱狂と歓声の中で競技が終了し、ジャッジの緊張の一瞬。Amaの手が力一杯ジャッジによって挙げられると、興奮した観客がステージに雪崩れ込む。気づけばAmaの身体は観客に胴上げされ、宙に舞った。 新しい世代の「Vibes」が溢れんばかりの熱い大会、バイキンはAmaの優勝でその幕を閉じた。 [caption id="attachment_32804" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] Ama 優勝コメント [caption id="attachment_32805" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 僕は今回の「Vibes Kings」が3回連続の出場で、最高でもベスト16どまりだったんですが、フリースタイルフットボールを始めてからの6年間の中でも、初めての決勝出場、そして優勝を勝ち取ることができたということをとても嬉しく思います。 決勝での対戦相手のLeonもよく一緒に練習していて、お互いの音を取っていくスタイルも似ていると思っていたので、試合中は二人の技の駆け引きやアクション次第では面白い試合になるんじゃないかなと思ってやっていました。 前回の国際大会(SUPER BALL 2018)では、悔しい結果に終わってしまったのですが、今後はもっと技術を磨いて、日本だけじゃなく世界でも活躍できる選手になっていきたいと思っています。 大会結果 優勝:Ama 準優勝:Leon DLYNR賞:Leon、AKKI 「Vibes Kings」は、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル。「アンダーグラウンドからトップレベルになるプレイヤーを育てる」、「自分たちのカッコイイと思うものを浸透させ、影響を与える」というコンセプト。1on1形式で対戦し、頂点を決する。 Vol.1ではDaikichi、vol.2ではKo-sukeが優勝。そしてvol.3である今大会では、Amaが優勝を果たした。 THE MOMENTS of Vibes Kings vol.3 [caption id="attachment_32778" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32780" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32785" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32788" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32789" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32790" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32794" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32796" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32799" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption]
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16dance“マディー・ジーグラー”ちゃん「再生回数13億回越え!」衝撃の美少女ダンサー2014.10.249月29日(土)に東京都港区・スターライズタワーのスタジオビーナスで、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル「Vibes Kings vol.3(以下バイキン)」が開催された。 総勢26名の熱戦を勝ち抜き、優勝の座に輝いたのはAir TechnicianのAma。3回連続の出場で今大会が初優勝となった。 総勢26名による優勝争い、豪華ゲストによるショーケースも [caption id="attachment_32787" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 大会ジャッジはAir TechnicianからIbuki、Ko-suke a.k.a. MAX、そしてフリースタイルバスケットボーラーのKengoの3名。バイキンは1ターン60秒以内の3ムーブで行なわれる。他の大会では30秒という持ち時間が主流であるが、バイキンでは倍の60秒を使うことができ、これによってより自由にムーブを構築することができる。 プレイヤーたちは時間をフルに使ってそれぞれの個性を発揮し、しのぎを削る。プレイヤーと観客の距離も近く、高難易度のムーブが決まると、あちらこちらから歓声が飛び、プレイヤーもそれに呼応するようにテンションを高めていく。 フリースタイラー同士の駆け引きだけでなく、プレイヤーと観客との掛け合いも聞こえてくる。競技中、ボールがサークルから観客の方へと飛び出すアクシデントが起こるも、観客がヘディングで上手く選手にボールを返すとプレーヤー、観客双方に拍手が贈られる場面も見られた。 競技を「する」、「見る」の垣根を越えた不思議な一体感が会場には生まれているようだ。まるでHIP HOP黎明期のサウスブロンクスのブロックパーティでの熱狂を彷彿とさせるような「Vibes」がそこには確かに流れていた。 ダブルダッチチームのBee Worker、フリースタイルバスケットボーラーのKengo and Yu-yaによるゲストショーケース、DJ ShinichiによるDJ Timeも設けられ、ジャンルの垣根を超えてお互いに良い刺激を与え合っているようだ。 激しい予選、本選を勝ち抜いてTop4に残ったのは、vol.1準優勝のLeon、関西から出場した吉川兄弟の弟であるKeisuke、vol.1でEpic賞を受賞しているYuURo、Air TechnicianのAmaの4名。 LeonとKeisukeの対戦では、Keisukeが先行をとり、果敢にエアムーブを畳みかけるも、Leonもそれに対応してムーブを返していき、判定はLeonの勝利。YuURoとAmaの対戦ではビッグムーブがいくつも飛び出し、会場を沸かせる。丁寧で巧みな足さばきでムーブを堅実に構築したAmaが勝利し、決勝はAmaとLeonの対決となった。 決勝はAmaとLeonの一騎討ち [caption id="attachment_32798" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32801" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 決勝では、AmaとLeonという音ハメを得意としながらも個性的なスタイルで観客を沸かせる新世代2人の対戦となった。会場はMCのKazaneの煽りでボルテージが最高潮に達し、会場は総立ちに。 先行を取ったAmaは軽快なステップで畳みかけ、30秒を残して余裕のフィニッシュ。対するLeonも怒涛のムーブで追いすがる。一進一退の攻防に会場は大興奮、観客は固唾を飲んで動向を見守る。 Amaが難易度の高いムーブをリズミカルにこなすと、会場にはどよめきが起きる。しかしLeonも負けじとシッティングムーブからのクラッチを決めきり、会場からは再び大きな声が挙がった。 熱狂と歓声の中で競技が終了し、ジャッジの緊張の一瞬。Amaの手が力一杯ジャッジによって挙げられると、興奮した観客がステージに雪崩れ込む。気づけばAmaの身体は観客に胴上げされ、宙に舞った。 新しい世代の「Vibes」が溢れんばかりの熱い大会、バイキンはAmaの優勝でその幕を閉じた。 [caption id="attachment_32804" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] Ama 優勝コメント [caption id="attachment_32805" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 僕は今回の「Vibes Kings」が3回連続の出場で、最高でもベスト16どまりだったんですが、フリースタイルフットボールを始めてからの6年間の中でも、初めての決勝出場、そして優勝を勝ち取ることができたということをとても嬉しく思います。 決勝での対戦相手のLeonもよく一緒に練習していて、お互いの音を取っていくスタイルも似ていると思っていたので、試合中は二人の技の駆け引きやアクション次第では面白い試合になるんじゃないかなと思ってやっていました。 前回の国際大会(SUPER BALL 2018)では、悔しい結果に終わってしまったのですが、今後はもっと技術を磨いて、日本だけじゃなく世界でも活躍できる選手になっていきたいと思っています。 大会結果 優勝:Ama 準優勝:Leon DLYNR賞:Leon、AKKI 「Vibes Kings」は、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル。「アンダーグラウンドからトップレベルになるプレイヤーを育てる」、「自分たちのカッコイイと思うものを浸透させ、影響を与える」というコンセプト。1on1形式で対戦し、頂点を決する。 Vol.1ではDaikichi、vol.2ではKo-sukeが優勝。そしてvol.3である今大会では、Amaが優勝を果たした。 THE MOMENTS of Vibes Kings vol.3 [caption id="attachment_32778" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32780" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32785" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32788" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32789" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32790" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32794" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32796" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32799" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption]
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17アーバンスポーツ特集2018.03.049月29日(土)に東京都港区・スターライズタワーのスタジオビーナスで、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル「Vibes Kings vol.3(以下バイキン)」が開催された。 総勢26名の熱戦を勝ち抜き、優勝の座に輝いたのはAir TechnicianのAma。3回連続の出場で今大会が初優勝となった。 総勢26名による優勝争い、豪華ゲストによるショーケースも [caption id="attachment_32787" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 大会ジャッジはAir TechnicianからIbuki、Ko-suke a.k.a. MAX、そしてフリースタイルバスケットボーラーのKengoの3名。バイキンは1ターン60秒以内の3ムーブで行なわれる。他の大会では30秒という持ち時間が主流であるが、バイキンでは倍の60秒を使うことができ、これによってより自由にムーブを構築することができる。 プレイヤーたちは時間をフルに使ってそれぞれの個性を発揮し、しのぎを削る。プレイヤーと観客の距離も近く、高難易度のムーブが決まると、あちらこちらから歓声が飛び、プレイヤーもそれに呼応するようにテンションを高めていく。 フリースタイラー同士の駆け引きだけでなく、プレイヤーと観客との掛け合いも聞こえてくる。競技中、ボールがサークルから観客の方へと飛び出すアクシデントが起こるも、観客がヘディングで上手く選手にボールを返すとプレーヤー、観客双方に拍手が贈られる場面も見られた。 競技を「する」、「見る」の垣根を越えた不思議な一体感が会場には生まれているようだ。まるでHIP HOP黎明期のサウスブロンクスのブロックパーティでの熱狂を彷彿とさせるような「Vibes」がそこには確かに流れていた。 ダブルダッチチームのBee Worker、フリースタイルバスケットボーラーのKengo and Yu-yaによるゲストショーケース、DJ ShinichiによるDJ Timeも設けられ、ジャンルの垣根を超えてお互いに良い刺激を与え合っているようだ。 激しい予選、本選を勝ち抜いてTop4に残ったのは、vol.1準優勝のLeon、関西から出場した吉川兄弟の弟であるKeisuke、vol.1でEpic賞を受賞しているYuURo、Air TechnicianのAmaの4名。 LeonとKeisukeの対戦では、Keisukeが先行をとり、果敢にエアムーブを畳みかけるも、Leonもそれに対応してムーブを返していき、判定はLeonの勝利。YuURoとAmaの対戦ではビッグムーブがいくつも飛び出し、会場を沸かせる。丁寧で巧みな足さばきでムーブを堅実に構築したAmaが勝利し、決勝はAmaとLeonの対決となった。 決勝はAmaとLeonの一騎討ち [caption id="attachment_32798" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32801" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 決勝では、AmaとLeonという音ハメを得意としながらも個性的なスタイルで観客を沸かせる新世代2人の対戦となった。会場はMCのKazaneの煽りでボルテージが最高潮に達し、会場は総立ちに。 先行を取ったAmaは軽快なステップで畳みかけ、30秒を残して余裕のフィニッシュ。対するLeonも怒涛のムーブで追いすがる。一進一退の攻防に会場は大興奮、観客は固唾を飲んで動向を見守る。 Amaが難易度の高いムーブをリズミカルにこなすと、会場にはどよめきが起きる。しかしLeonも負けじとシッティングムーブからのクラッチを決めきり、会場からは再び大きな声が挙がった。 熱狂と歓声の中で競技が終了し、ジャッジの緊張の一瞬。Amaの手が力一杯ジャッジによって挙げられると、興奮した観客がステージに雪崩れ込む。気づけばAmaの身体は観客に胴上げされ、宙に舞った。 新しい世代の「Vibes」が溢れんばかりの熱い大会、バイキンはAmaの優勝でその幕を閉じた。 [caption id="attachment_32804" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] Ama 優勝コメント [caption id="attachment_32805" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 僕は今回の「Vibes Kings」が3回連続の出場で、最高でもベスト16どまりだったんですが、フリースタイルフットボールを始めてからの6年間の中でも、初めての決勝出場、そして優勝を勝ち取ることができたということをとても嬉しく思います。 決勝での対戦相手のLeonもよく一緒に練習していて、お互いの音を取っていくスタイルも似ていると思っていたので、試合中は二人の技の駆け引きやアクション次第では面白い試合になるんじゃないかなと思ってやっていました。 前回の国際大会(SUPER BALL 2018)では、悔しい結果に終わってしまったのですが、今後はもっと技術を磨いて、日本だけじゃなく世界でも活躍できる選手になっていきたいと思っています。 大会結果 優勝:Ama 準優勝:Leon DLYNR賞:Leon、AKKI 「Vibes Kings」は、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル。「アンダーグラウンドからトップレベルになるプレイヤーを育てる」、「自分たちのカッコイイと思うものを浸透させ、影響を与える」というコンセプト。1on1形式で対戦し、頂点を決する。 Vol.1ではDaikichi、vol.2ではKo-sukeが優勝。そしてvol.3である今大会では、Amaが優勝を果たした。 THE MOMENTS of Vibes Kings vol.3 [caption id="attachment_32778" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32780" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32785" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32788" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32789" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32790" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32794" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32796" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32799" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption]
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18climb【スポーツクライミング・コンバインド】伊藤ふたばが藤井に続き優勝!「IFSC COMBINED QUALIFIER TOULOUSE 2019」2019.12.029月29日(土)に東京都港区・スターライズタワーのスタジオビーナスで、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル「Vibes Kings vol.3(以下バイキン)」が開催された。 総勢26名の熱戦を勝ち抜き、優勝の座に輝いたのはAir TechnicianのAma。3回連続の出場で今大会が初優勝となった。 総勢26名による優勝争い、豪華ゲストによるショーケースも [caption id="attachment_32787" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 大会ジャッジはAir TechnicianからIbuki、Ko-suke a.k.a. MAX、そしてフリースタイルバスケットボーラーのKengoの3名。バイキンは1ターン60秒以内の3ムーブで行なわれる。他の大会では30秒という持ち時間が主流であるが、バイキンでは倍の60秒を使うことができ、これによってより自由にムーブを構築することができる。 プレイヤーたちは時間をフルに使ってそれぞれの個性を発揮し、しのぎを削る。プレイヤーと観客の距離も近く、高難易度のムーブが決まると、あちらこちらから歓声が飛び、プレイヤーもそれに呼応するようにテンションを高めていく。 フリースタイラー同士の駆け引きだけでなく、プレイヤーと観客との掛け合いも聞こえてくる。競技中、ボールがサークルから観客の方へと飛び出すアクシデントが起こるも、観客がヘディングで上手く選手にボールを返すとプレーヤー、観客双方に拍手が贈られる場面も見られた。 競技を「する」、「見る」の垣根を越えた不思議な一体感が会場には生まれているようだ。まるでHIP HOP黎明期のサウスブロンクスのブロックパーティでの熱狂を彷彿とさせるような「Vibes」がそこには確かに流れていた。 ダブルダッチチームのBee Worker、フリースタイルバスケットボーラーのKengo and Yu-yaによるゲストショーケース、DJ ShinichiによるDJ Timeも設けられ、ジャンルの垣根を超えてお互いに良い刺激を与え合っているようだ。 激しい予選、本選を勝ち抜いてTop4に残ったのは、vol.1準優勝のLeon、関西から出場した吉川兄弟の弟であるKeisuke、vol.1でEpic賞を受賞しているYuURo、Air TechnicianのAmaの4名。 LeonとKeisukeの対戦では、Keisukeが先行をとり、果敢にエアムーブを畳みかけるも、Leonもそれに対応してムーブを返していき、判定はLeonの勝利。YuURoとAmaの対戦ではビッグムーブがいくつも飛び出し、会場を沸かせる。丁寧で巧みな足さばきでムーブを堅実に構築したAmaが勝利し、決勝はAmaとLeonの対決となった。 決勝はAmaとLeonの一騎討ち [caption id="attachment_32798" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32801" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 決勝では、AmaとLeonという音ハメを得意としながらも個性的なスタイルで観客を沸かせる新世代2人の対戦となった。会場はMCのKazaneの煽りでボルテージが最高潮に達し、会場は総立ちに。 先行を取ったAmaは軽快なステップで畳みかけ、30秒を残して余裕のフィニッシュ。対するLeonも怒涛のムーブで追いすがる。一進一退の攻防に会場は大興奮、観客は固唾を飲んで動向を見守る。 Amaが難易度の高いムーブをリズミカルにこなすと、会場にはどよめきが起きる。しかしLeonも負けじとシッティングムーブからのクラッチを決めきり、会場からは再び大きな声が挙がった。 熱狂と歓声の中で競技が終了し、ジャッジの緊張の一瞬。Amaの手が力一杯ジャッジによって挙げられると、興奮した観客がステージに雪崩れ込む。気づけばAmaの身体は観客に胴上げされ、宙に舞った。 新しい世代の「Vibes」が溢れんばかりの熱い大会、バイキンはAmaの優勝でその幕を閉じた。 [caption id="attachment_32804" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] Ama 優勝コメント [caption id="attachment_32805" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 僕は今回の「Vibes Kings」が3回連続の出場で、最高でもベスト16どまりだったんですが、フリースタイルフットボールを始めてからの6年間の中でも、初めての決勝出場、そして優勝を勝ち取ることができたということをとても嬉しく思います。 決勝での対戦相手のLeonもよく一緒に練習していて、お互いの音を取っていくスタイルも似ていると思っていたので、試合中は二人の技の駆け引きやアクション次第では面白い試合になるんじゃないかなと思ってやっていました。 前回の国際大会(SUPER BALL 2018)では、悔しい結果に終わってしまったのですが、今後はもっと技術を磨いて、日本だけじゃなく世界でも活躍できる選手になっていきたいと思っています。 大会結果 優勝:Ama 準優勝:Leon DLYNR賞:Leon、AKKI 「Vibes Kings」は、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル。「アンダーグラウンドからトップレベルになるプレイヤーを育てる」、「自分たちのカッコイイと思うものを浸透させ、影響を与える」というコンセプト。1on1形式で対戦し、頂点を決する。 Vol.1ではDaikichi、vol.2ではKo-sukeが優勝。そしてvol.3である今大会では、Amaが優勝を果たした。 THE MOMENTS of Vibes Kings vol.3 [caption id="attachment_32778" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32780" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32785" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32788" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32789" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32790" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32794" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32796" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32799" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption]
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19othersアクションスポーツの人口を推測してみよう(上) |【連載】FINEPLAY INSIGHT 第五回2019.12.059月29日(土)に東京都港区・スターライズタワーのスタジオビーナスで、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル「Vibes Kings vol.3(以下バイキン)」が開催された。 総勢26名の熱戦を勝ち抜き、優勝の座に輝いたのはAir TechnicianのAma。3回連続の出場で今大会が初優勝となった。 総勢26名による優勝争い、豪華ゲストによるショーケースも [caption id="attachment_32787" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 大会ジャッジはAir TechnicianからIbuki、Ko-suke a.k.a. MAX、そしてフリースタイルバスケットボーラーのKengoの3名。バイキンは1ターン60秒以内の3ムーブで行なわれる。他の大会では30秒という持ち時間が主流であるが、バイキンでは倍の60秒を使うことができ、これによってより自由にムーブを構築することができる。 プレイヤーたちは時間をフルに使ってそれぞれの個性を発揮し、しのぎを削る。プレイヤーと観客の距離も近く、高難易度のムーブが決まると、あちらこちらから歓声が飛び、プレイヤーもそれに呼応するようにテンションを高めていく。 フリースタイラー同士の駆け引きだけでなく、プレイヤーと観客との掛け合いも聞こえてくる。競技中、ボールがサークルから観客の方へと飛び出すアクシデントが起こるも、観客がヘディングで上手く選手にボールを返すとプレーヤー、観客双方に拍手が贈られる場面も見られた。 競技を「する」、「見る」の垣根を越えた不思議な一体感が会場には生まれているようだ。まるでHIP HOP黎明期のサウスブロンクスのブロックパーティでの熱狂を彷彿とさせるような「Vibes」がそこには確かに流れていた。 ダブルダッチチームのBee Worker、フリースタイルバスケットボーラーのKengo and Yu-yaによるゲストショーケース、DJ ShinichiによるDJ Timeも設けられ、ジャンルの垣根を超えてお互いに良い刺激を与え合っているようだ。 激しい予選、本選を勝ち抜いてTop4に残ったのは、vol.1準優勝のLeon、関西から出場した吉川兄弟の弟であるKeisuke、vol.1でEpic賞を受賞しているYuURo、Air TechnicianのAmaの4名。 LeonとKeisukeの対戦では、Keisukeが先行をとり、果敢にエアムーブを畳みかけるも、Leonもそれに対応してムーブを返していき、判定はLeonの勝利。YuURoとAmaの対戦ではビッグムーブがいくつも飛び出し、会場を沸かせる。丁寧で巧みな足さばきでムーブを堅実に構築したAmaが勝利し、決勝はAmaとLeonの対決となった。 決勝はAmaとLeonの一騎討ち [caption id="attachment_32798" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32801" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 決勝では、AmaとLeonという音ハメを得意としながらも個性的なスタイルで観客を沸かせる新世代2人の対戦となった。会場はMCのKazaneの煽りでボルテージが最高潮に達し、会場は総立ちに。 先行を取ったAmaは軽快なステップで畳みかけ、30秒を残して余裕のフィニッシュ。対するLeonも怒涛のムーブで追いすがる。一進一退の攻防に会場は大興奮、観客は固唾を飲んで動向を見守る。 Amaが難易度の高いムーブをリズミカルにこなすと、会場にはどよめきが起きる。しかしLeonも負けじとシッティングムーブからのクラッチを決めきり、会場からは再び大きな声が挙がった。 熱狂と歓声の中で競技が終了し、ジャッジの緊張の一瞬。Amaの手が力一杯ジャッジによって挙げられると、興奮した観客がステージに雪崩れ込む。気づけばAmaの身体は観客に胴上げされ、宙に舞った。 新しい世代の「Vibes」が溢れんばかりの熱い大会、バイキンはAmaの優勝でその幕を閉じた。 [caption id="attachment_32804" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] Ama 優勝コメント [caption id="attachment_32805" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 僕は今回の「Vibes Kings」が3回連続の出場で、最高でもベスト16どまりだったんですが、フリースタイルフットボールを始めてからの6年間の中でも、初めての決勝出場、そして優勝を勝ち取ることができたということをとても嬉しく思います。 決勝での対戦相手のLeonもよく一緒に練習していて、お互いの音を取っていくスタイルも似ていると思っていたので、試合中は二人の技の駆け引きやアクション次第では面白い試合になるんじゃないかなと思ってやっていました。 前回の国際大会(SUPER BALL 2018)では、悔しい結果に終わってしまったのですが、今後はもっと技術を磨いて、日本だけじゃなく世界でも活躍できる選手になっていきたいと思っています。 大会結果 優勝:Ama 準優勝:Leon DLYNR賞:Leon、AKKI 「Vibes Kings」は、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル。「アンダーグラウンドからトップレベルになるプレイヤーを育てる」、「自分たちのカッコイイと思うものを浸透させ、影響を与える」というコンセプト。1on1形式で対戦し、頂点を決する。 Vol.1ではDaikichi、vol.2ではKo-sukeが優勝。そしてvol.3である今大会では、Amaが優勝を果たした。 THE MOMENTS of Vibes Kings vol.3 [caption id="attachment_32778" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32780" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32785" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32788" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32789" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32790" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32794" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32796" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32799" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption]
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20snow世界が注目するスノーボーダー 國母和宏の超大作ムービー『KAMIKAZU』が公開!2018.11.069月29日(土)に東京都港区・スターライズタワーのスタジオビーナスで、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル「Vibes Kings vol.3(以下バイキン)」が開催された。 総勢26名の熱戦を勝ち抜き、優勝の座に輝いたのはAir TechnicianのAma。3回連続の出場で今大会が初優勝となった。 総勢26名による優勝争い、豪華ゲストによるショーケースも [caption id="attachment_32787" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 大会ジャッジはAir TechnicianからIbuki、Ko-suke a.k.a. MAX、そしてフリースタイルバスケットボーラーのKengoの3名。バイキンは1ターン60秒以内の3ムーブで行なわれる。他の大会では30秒という持ち時間が主流であるが、バイキンでは倍の60秒を使うことができ、これによってより自由にムーブを構築することができる。 プレイヤーたちは時間をフルに使ってそれぞれの個性を発揮し、しのぎを削る。プレイヤーと観客の距離も近く、高難易度のムーブが決まると、あちらこちらから歓声が飛び、プレイヤーもそれに呼応するようにテンションを高めていく。 フリースタイラー同士の駆け引きだけでなく、プレイヤーと観客との掛け合いも聞こえてくる。競技中、ボールがサークルから観客の方へと飛び出すアクシデントが起こるも、観客がヘディングで上手く選手にボールを返すとプレーヤー、観客双方に拍手が贈られる場面も見られた。 競技を「する」、「見る」の垣根を越えた不思議な一体感が会場には生まれているようだ。まるでHIP HOP黎明期のサウスブロンクスのブロックパーティでの熱狂を彷彿とさせるような「Vibes」がそこには確かに流れていた。 ダブルダッチチームのBee Worker、フリースタイルバスケットボーラーのKengo and Yu-yaによるゲストショーケース、DJ ShinichiによるDJ Timeも設けられ、ジャンルの垣根を超えてお互いに良い刺激を与え合っているようだ。 激しい予選、本選を勝ち抜いてTop4に残ったのは、vol.1準優勝のLeon、関西から出場した吉川兄弟の弟であるKeisuke、vol.1でEpic賞を受賞しているYuURo、Air TechnicianのAmaの4名。 LeonとKeisukeの対戦では、Keisukeが先行をとり、果敢にエアムーブを畳みかけるも、Leonもそれに対応してムーブを返していき、判定はLeonの勝利。YuURoとAmaの対戦ではビッグムーブがいくつも飛び出し、会場を沸かせる。丁寧で巧みな足さばきでムーブを堅実に構築したAmaが勝利し、決勝はAmaとLeonの対決となった。 決勝はAmaとLeonの一騎討ち [caption id="attachment_32798" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32801" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 決勝では、AmaとLeonという音ハメを得意としながらも個性的なスタイルで観客を沸かせる新世代2人の対戦となった。会場はMCのKazaneの煽りでボルテージが最高潮に達し、会場は総立ちに。 先行を取ったAmaは軽快なステップで畳みかけ、30秒を残して余裕のフィニッシュ。対するLeonも怒涛のムーブで追いすがる。一進一退の攻防に会場は大興奮、観客は固唾を飲んで動向を見守る。 Amaが難易度の高いムーブをリズミカルにこなすと、会場にはどよめきが起きる。しかしLeonも負けじとシッティングムーブからのクラッチを決めきり、会場からは再び大きな声が挙がった。 熱狂と歓声の中で競技が終了し、ジャッジの緊張の一瞬。Amaの手が力一杯ジャッジによって挙げられると、興奮した観客がステージに雪崩れ込む。気づけばAmaの身体は観客に胴上げされ、宙に舞った。 新しい世代の「Vibes」が溢れんばかりの熱い大会、バイキンはAmaの優勝でその幕を閉じた。 [caption id="attachment_32804" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] Ama 優勝コメント [caption id="attachment_32805" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] 僕は今回の「Vibes Kings」が3回連続の出場で、最高でもベスト16どまりだったんですが、フリースタイルフットボールを始めてからの6年間の中でも、初めての決勝出場、そして優勝を勝ち取ることができたということをとても嬉しく思います。 決勝での対戦相手のLeonもよく一緒に練習していて、お互いの音を取っていくスタイルも似ていると思っていたので、試合中は二人の技の駆け引きやアクション次第では面白い試合になるんじゃないかなと思ってやっていました。 前回の国際大会(SUPER BALL 2018)では、悔しい結果に終わってしまったのですが、今後はもっと技術を磨いて、日本だけじゃなく世界でも活躍できる選手になっていきたいと思っています。 大会結果 優勝:Ama 準優勝:Leon DLYNR賞:Leon、AKKI 「Vibes Kings」は、Air TechnicianのKazaneとYoが主催するフリースタイルフットボールバトル。「アンダーグラウンドからトップレベルになるプレイヤーを育てる」、「自分たちのカッコイイと思うものを浸透させ、影響を与える」というコンセプト。1on1形式で対戦し、頂点を決する。 Vol.1ではDaikichi、vol.2ではKo-sukeが優勝。そしてvol.3である今大会では、Amaが優勝を果たした。 THE MOMENTS of Vibes Kings vol.3 [caption id="attachment_32778" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32780" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32785" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32788" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32789" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32790" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32794" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32796" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption] [caption id="attachment_32799" align="alignnone" width="1024"] photo by masahiro mizuguchi[/caption]