S.LEAGUE 26-27 S.ONE 開幕戦「河原子プロ」松永大輝、脇田紗良、瀬筒雄太、吉川広夏、関谷利博が優勝!

2026.07.17
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松永大輝 ©︎S.LEAGUE
text by 水野 亜彩子 / Asako Mizuno, 写真提供: S.LEAGUE

さわかみ S.LEAGUE 26-27 S.ONE 開幕戦「IBARAKI BREAK 第30回茨城サーフィンクラシック 河原子プロ」が、7月8日から12日まで茨城県日立市の河原子北浜海岸で開催された。
今大会では、S.ONEのショートボード、ロングボードに加え、マスターズクラスも実施。前週に茨城県大洗で行われたS.TWOショートボード開幕戦に続き、トップ選手が出場するS.ONEの新シーズンが幕を開けた。

S.ONEには、WSLランキングやスポンサー、ローカルシードなどのシード枠を含め、ショートボード男子36名、女子18名、ロングボード男子24名、女子12名が出場した。

大会期間中の波は日を追うごとにサイズダウンしたものの、河原子らしいクウォリティーの高い波に恵まれ、各カテゴリーのファイナルではエクセレントレンジのスコアも記録。
シーズン開幕戦にふさわしい見応えのある熱戦が繰り広げられた。

©︎S.LEAGUE

松永大輝が序盤から主導権を握り、ショートボード男子優勝

松永大輝 ©︎S.LEAGUE

ショートボード男子のファイナルに進出したのは、同じチームに所属する大音凜太とのセミファイナルを接戦の末に制した川俣海徳と、加藤翔平とのセミファイナルでエクセレントライドを披露した松永大輝

試合開始のホーン直後から動いた松永は、ファーストライドで7.00ポイントをマーク。さらに3本目にも6.00ポイントをそろえ、序盤からヒートの主導権を握った。
追う川俣は逆転に必要な9.00ポイントを狙い、じっくりと波を待つ展開に。しかし、スコアを伸ばせる波にはなかなか巡り合えず、松永のリードを崩すことができない。
序盤にそろえた2本のスコアを最後まで守り切った松永大輝が、S.ONE開幕戦の優勝を飾った。

松永大輝 ©︎S.LEAGUE

川俣海徳 ©︎S.LEAGUE

脇田紗良が川瀬心那の追い上げを振り切り、復帰後初優勝

脇田紗良 ©︎S.LEAGUE

ショートボード女子のファイナルは、各ラウンドで終盤の逆転劇を見せながら勝ち上がってきた脇田紗良と、大会を通して安定感のあるライディングを披露していた川瀬心那の対戦となった。

序盤からリズムをつかんだのは脇田。3本目に6.50ポイントをマークすると、5本目にはクリティカルセクションで鋭いワンターンを決め、7.50ポイントをスコア。早い段階でリードを広げた。
追う川瀬は、逆転に必要なスコアが一時10ポイント台となる中、プライオリティを持ってじっくりとセットを待つ。
試合後半、川瀬はバックサイドで力強い2ターンを決め7.00ポイントをマーク。逆転に必要なスコアを7.01ポイントまで縮めた。
残り時間が少なくなる中、再びプライオリティを持った川瀬は波をキャッチしたものの、ターンのタイミングを合わせきれずスコアを伸ばすことはできなかった。
最後までリードを守り切った脇田紗良が優勝。昨シーズンのグランドファイナル直前に負ったけがからの復帰後、嬉しい勝利を挙げた。

川瀬心那 ©︎S.LEAGUE

脇田紗良 ©︎S.LEAGUE

最後の最後に大逆転。関谷利博がマスターズを制す

関谷利博 ©︎S.LEAGUE

マスターズクラスのファイナルには、関谷利博山田桂司東川泰明小野誠の4名が進出した。
試合前半、山田が6.00ポイントをマークして先行。東川も4.67ポイントをスコア。中盤にはプライオリティを使って波をつかみ、山田が8.50ポイントのエクセレントスコアをたたき出してリードを広げた。
関谷もバックサイドのライディングで5.00ポイントをスコア。東川はさらに5.50ポイントとスコアを重ねる。
試合が後半に差しかかると、関谷が6.83ポイントをマークして自身のトップスコアを更新。東川もエクセレントスコア、8.77ポイントをたたき出す。
しかし、すでに2本揃えている山田が逃げ切るかと思われた終了間際、関谷が最後の波をキャッチし、バックサイドの3マニューバーを披露。終了ホーン後に9.50ポイントがコールされ、一気に逆転した。
最終ライドで試合をひっくり返した関谷利博が、マスターズクラスの嬉しい初優勝を飾った。

関谷利博 ©︎S.LEAGUE

瀬筒雄太がエクセレントスコアでロングボード開幕戦優勝

瀬筒雄太 ©︎S.LEAGUE

ロングボード男子のファイナルは、瀬筒雄太西崎公彦の対戦となった。
瀬筒はアウトからノーズライディング、ターンさらにノーズライディングでインサイドまで乗り繋ぐ完成度の高いライディングで8.17ポイントをマークし、試合をリードする。
西崎もハングテンやソウルアーチを見せて応戦するも逆転に必要なスコアを伸ばしきれない。
その後はスコアにつながる波が入らず、大きく順位が動くライディングは生まれず試合終了。序盤に記録したエクセレントスコアを最後まで守り切った瀬筒雄太が、見事優勝を果たした。

瀬筒雄太 ©︎S.LEAGUE

西崎公彦 ©︎S.LEAGUE

吉川広夏が安定したライディングで優勝

吉川広夏 ©︎S.LEAGUE

ロングボード女子のファイナルは、吉川広夏内田鈴音の対戦となった。
吉川は2本目に7.17ポイントをマークすると、4本目にも6.67ポイントをそろえ、序盤から試合をリードする。
追う内田は、中盤に6.00ポイントをスコア。優勝するために必要なスコアは7.84ポイント。
しかし試合後半、吉川がさらに8.17ポイントをマーク。ファイナルヒートのトップスコアを塗り替えリードを広げる。
最後まで安定したライディングを見せた吉川広夏が内田の追い上げを振り切り、S.ONE開幕戦の優勝を果たした。

内田鈴音 ©︎S.LEAGUE

吉川広夏 ©︎S.LEAGUE

S.LEAGUE 26-27、今後の戦いにも注目

©︎S.LEAGUE

各カテゴリーで新シーズン最初の勝者が誕生した、S.LEAGUE 26-27S.ONE開幕戦。河原子の波を舞台に、実力者の安定感だけでなく、終了間際の逆転や復帰後初優勝など、多くのドラマが生まれる大会となった。次戦となる、S.TWO ロングボード開幕戦「IBARAKI BREAK 鉾田プロアマオープン」は、7月25日から26日(予備日27日)まで、茨城県鉾田市のとっぷさんて下ポイントで開催される予定だ。
新たなシーズンが幕を開けたばかりのS.LEAGUE 26-27。今後、各カテゴリーでどのような戦いが繰り広げられていくのか、引き続き注目したい。

IBARAKI BREAK第30回茨城サーフィンクラシック 河原子プロ 結果

《ショートボード男子》
優勝:松永大輝
2位:川俣海徳
3位:大音凛太、加藤翔平

《ショートボード女子》
優勝:脇田紗良
2位:川瀬心那
3位:佐藤李、鈴木莉珠

《ロングボード男子》
優勝:瀬筒雄太
2位:西崎公彦
3位:石井乃亜、中山祐樹

《ロングボード女子》
優勝:吉川広夏
2位:内田鈴音
3位:山口晴菜、宮崎友祈子

《マスターズ》
優勝:関谷利博
2位:山田桂司
3位:東川泰明
4位:小野誠

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