2019年8月3日(土)、東京都・八王子市のオリンパスホール八王子にて、ダブルダッチの世界一を決める大会『DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2019』(以下、CONTEST WORLD)が開催された。
“ダブルダッチの祭典”とも称される『DOUBLE DUTCH CONTEST』は、キッズから大人まで参加するダブルダッチ最大規模の大会。今年は10の国と地域で予選大会が開催され、各国予選の上位チームが、今回のCONTEST WORLDへの出場権を手にすることとなる。
3月に開催された日本予選は、全部門で過去最多となる226組の参加と白熱した展開に。その激戦を勝ち抜いた12チームと、CONTEST WORLDを過去に2連覇したシード枠のREGSTYLEを加えた13チームが日本代表として戦いに挑んだ。
30秒間に跳んだ回数を競うSPEEDでは日本勢が大健闘。JUNIORのBRIGHT、U-19のROYAL ILLUSION、OPENのマイケルと全部門において日本勢が1位通過し、3チームで“FASTEST JUMPER”の称号を競い合った。
見事“FASTEST JUMPER”に輝いたのは、126回でOPEN部門の「マイケル」(柏なわとびクラブ)。前回日本一となった際の数字を2回更新する脅威の数字をたたき出し、堂々の世界一となった。
そして注目のPERFORMANCEは各国上位チームが集うだけあり、レベルの高いショーが次々と展開。各国の特色が映えたパフォーマンスが会場を沸かせる中、なんと3部門全てにおいて日本勢が上位を独占。フュージョン(既定の音とフリを行うパフォーマンス)における日本の圧倒的強さを世界に示した形となった。
小学生以下のJUNIOR部門は「BRIGHT」(中央区日本橋小学校)が日本一に続き世界一を獲得。大人数の一体感あるパフォーマンスと精度の高い技。小学生の魅せる大人顔負けのパフォーマンスで会場は大盛り上がりだった。
続く中学・高校生のU-19部門は、こちらも日本一に続き「ROYAL ILLUSION」(栄光ROYAL)が世界一の栄冠に輝いた。CONTEST JAPANではケガで5人の出場となったが、見事復帰を果たし6人で臨んだ世界戦。卓越したスキルに観客を唸らせ、文句なしの世界一となった。
そして最注目となるOPEN部門では、PERFORMANCEを行ったあと、その上位4チームがBATTLEを行い、その結果を踏まえJUDGEが世界一のチームを決めることになる。
中でも焦点となったのは、日本のプロチーム「REGSTYLE」が2017年・2018年とCONTEST WORLD 2連覇を達成し、今回で彼らが長らく掲げていた3連覇が達成されるのか、はたまたその“絶対王者”を王座から引きずり下ろすチームが現れるかどうかについて。各チーム迫真の戦いに、観客は釘付けとなっていた。 PERFORMANCEではCONTEST JAPAN上位の強豪チームを抑え、REGSTYLEが堂々の1位。他の追随を許さないシーンの新時代を切り開く「ダブルダッチ2.0」とも言わんばかりのショーに、会場に思わず呼吸することを忘れてしまう程の強烈な衝撃が走った。
次いで、メンバーの離脱など様々な紆余曲折を乗り越え、最初で最後の“フルメンバー”で戦いに臨んだ「平成たぬき合戦ぽんぽこ」、レゲエ調の陽気な音楽に笑いと感動を詰め込んだ「Elephant OiOi」、そしてスキルフルな王道のパフォーマンスで上位にのし上がった「All you need.」が並び、この上位4チームでBATTLEが展開された。
BATTLEでもREGSTYLEは圧倒的な強さを見せた。2位となった平成たぬき合戦ぽんぽこを一糸乱れぬチームワークで撃破。一方、PERFORMANCE 3位だったElephant OiOiと4位のAll You Need. のバトルはAll You Need. が制した。
そしてBATTLE決勝戦ではREGSTYLEとAll You Need. が激突。高いアクロバットが持ち味のAll You Need. に対し、作り込まれた独創的なムーブのREGSTYLE。迫力ある激闘に、観客は大いに沸き立った。
熾烈なBATTLEの軍配はREGSTYLEに上がり、PERFORMANCEと両カテゴリーで文句なしの1位となったREGSTYLEが、過去に誰も成し遂げていない史上初の3連覇の総合優勝。世界一を達成し、今年のDOUBLE DUTCH CONTEST WORLDは幕を下ろした。
世界へ挑戦することの喜びと苦闘のせめぎ合いの中にあった、たった180秒のストーリー。ステージに立つ彼らが2本のロープの中に作り出した世界に込めたメッセージを、観客たちは時に息を呑んで祈るように見守り、時に叫ぶような声援で応えた。会場は国境の垣根を超え、ダブルダッチを愛するものが集う温かさと熱さが充満していた。
今年のDOUBLE DUTCH CONTEST WORLDは終わっても、彼らのストーリーにはきっとそれぞれの続きがある。ダブルダッチシーンのこれからに、大きな期待と希望を抱かせる一日だった。
REGSTYLE 優勝コメント
Ko:KO-YA
Y:YUI
Ka:KAI
Ke:KEITA
―まずは世界一、そして何より3連覇、本当におめでとうございます! 今の率直なお気持ちをお聞かせください
Ko:「嬉しいです!」
Ke:「ええ、ただただ嬉しいです(笑)!」
―今回の大会に、REGSTYLEの皆さんはどんな思いを賭けて臨んでいたんでしょうか
Ka:「原点に戻った感じ、ですかね。REGSTYLEの名前の由来にもなった“Regale”(大いに楽しませてもてなす)の精神を再確認して出来たパフォーマンスでした」
Y:「そうだね。とにかくパフォーマンスで楽しんでもらいたい、の一心でした」
Ko:「営業でもショーをするんですが、普段からその“もてなす”とか“楽しませる”とか、そういうことを意識してやっていて。それは大会でも変わらないことで、その原点を踏まえた上で3連覇を獲って、更にその“おもてなし”を広げていこうという気持ちでした」
―昨年の2連覇の時と比べて、何か心境の変化などがありましたか
Ko:「当たり前のように、はなから『3連覇は取るもの』と思っていました。僕らは最初から3連覇を目指していたので、昨年の2連覇もただの通過点。そう思うと、特別心境の変化はありませんでしたね」
―2連覇した際のパフォーマンスからかなり路線が変わった気がしたのですが、それはどういう経緯があったのでしょうか
Ko:「この約1年で、メディアへの露出や営業ショーの機会を更にたくさん頂いて。それがREGに新たな刺激を与えてくれました」
Ka:「実は大会4日前の練習で、僕ら5~6ミスしてたんです。さすがに焦りましたね。みんな『これはヤバい』と」
Ko:「そんな中で、大会2日前の営業で今回のものとは別のショーをやったんですが、めちゃくちゃ楽しんでやったんですよ。そしたら完璧なパフォーマンスが出来て。その時に僕らの中で『これだ!』ってなったんですよ」
Ke:「僕らは営業などを通じて、ダブルダッチを知ってる人だけでなく、よく知らない人にも向けてやっているので、そのどちらにも“Regale”を伝えられるよう意識はしました。そしたらこうなれた。プロとして活動していなければ、絶対にこのパフォーマンスは生まれなかった」
―息ピッタリのムーブでBATTLEでも強さを見せ付けていたと思いますが、そのチームワークの秘訣はあるんでしょうか
Y:「練習以外の時間も共有出来ていることが大きいと思いますね。練習で集まっても、雑談で1時間経ってたり、ごはん食べてたら『こんな時間?!』とか」
Ka:「ぶっちゃけたまーに、それで練習しない日もあります(笑)」
Ko:「ホントどうしようもないよね(笑)。けど、そういうのがチームワークを作っていってることは間違いないです」
―では最後に、これからのREGSTYLEの目標を教えてください
Ko:「俺個人ではこの間もFINEPLAYのインタビューで伝えたんですが、やっぱりダブルダッチを楽しんでくれる人がもっともっと増えると良いな、と」
Ka:「やっぱそうだよね。もっと身近なものになって、色んな人にやってもらいたいです」
Ko:「あとは何より“Chain of Regale”(“おもてなしの連鎖”)ですね。僕らはさっきも言ったように、“おもてなし”とか“楽しませる”ことをモットーに活動しているんですが、そこで楽しんでくれた人が、今度はその周りの人を楽しませてくれたら嬉しいです。友達でも会社の同僚とかでも、誰でもいいんです。一緒にいる仲間やコミュニティを『大切にしたい』と思うキッカケでありたいです。そしてそのRegaleがChainいくのと同時に、ダブルダッチも広まっていって欲しい。だからこれからもいろんな場面でRegaleを伝えていきたいです」
【DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2019 結果】
■SPEED
JUNIOR優勝:BRIGHT(中央区立有馬小学校)
U-19優勝:ROYAL ILLUSION(栄光ROYAL)
OPEN優勝:マイケル(柏なわとびクラブ)
FASTEST JUMPER:マイケル(柏なわとびクラブ)
■PERFORMANCE
〈JUNIOR部門〉
1位:BRIGHT(中央区立有馬小学校)
2位:狛☆Min-Tina(狛江ダブルダッチクラブ)
3位:RULER BURST(Ja☆p Steady Fam)
〈U-19部門〉
1位:ROYAL ILLUSION(栄光ROYAL)
2位:Little Queen(Ju☆p Steady Fam)
3位:跳Eru-dore(津田沼高校・跳)
■OPEN部門 PERFORMANCE & BATTLE
〈PERFORMANCE〉
1位:REGSTYLE(OVER THUMPZ)
2位:平成たぬき合戦ぽんぽこ(一般)
3位:Elephant OiOi(一般)
4位:All You Need.(一般)
〈BATTLE〉
1位:REGSTYLE
2位:All You Need.
3位:Elephant OiOi/平成たぬき合戦ぽんぽこ
〈総合優勝〉
REGSTYLE
写真提供:DOUBLE DUTCH CONTEST実行委員会
取材・編集:山本 大方
SPECIAL EDITION
-
skateFINEPLAY | スケートボード(skateboarding)
-
surfFINEPLAY | サーフィン(surfing)
-
danceFINEPLAY | ダンス(dance)
-
climbFINEPLAY | クライミング(climbing)
-
bmxFINEPLAY | バイシクルモトクロス(bmx)
-
freestyleFINEPLAY | フリースタイル(freestyle)
-
fmxFINEPLAY | フリースタイルモトクロス(fmx)
-
doubledutchFINEPLAY | ダブルダッチ(doubledutch)
-
snowFINEPLAY | スノーボード(snowboarding)
-
cultureFINEPLAY | カルチャー(culture)
-
othersFINEPLAY | アーバンスポーツ(others)
-
inlineFINEPLAY | インラインスケート(inlineskate)
-
parkourFINEPLAY | パルクール(parkour)
-
flatlandFLATLAND
-
parkPARK
-
raceRACE
-
streetSTREET
FINEPLAYはアクションスポーツ・ストリートカルチャーに特化した総合ニュースメディアです。2013年9月より運営を開始し、世界中のサーフィン、ダンス、ウェイクボード、スケートボード、スノーボード、クライミング、パルクール、フリースタイルなどストリート・アクションスポーツを中心としたアスリート・プロダクト・イベント・カルチャー情報を提供しています。
アクションスポーツ・ストリートカルチャーの映像コンテンツやニュースを通して、ストリート・アクションスポーツの魅力を沢山の人へ伝えていきます。
●今日 ○イベント開催日
-
skateCARIUMA(カリウマ)とは?2024.05.17「CARIUMA(カリウマ)」は、あなたのために、そして地球に優しいシューズを作ります。 サーフィンとスケートボードは私たちのアイデンティティの重要な一部であり、私たちのスケートチームとサーフチームは、より良い世界を創造することにコミットするアスリートの集合体です。 私たちはこれまでに250万本以上の木を植えてきました。私たちの活動に参加しませんか。 https://youtu.be/9UmLRrcRXjk CARIUMA(カリウマ)とは? ブラジルをルーツに2018年にスタートした「CARIUMA」は地球環境に配慮した素材など様々な『サステナブル』をコンセプトに掲げるスニーカー、アパレル、アクセサリーを継承するブランドです 。スケートボード、サーフィンなどのカルチャーに刺激された我々のスニーカーは耐久性、究極の快適性、可能な限り最高のグリップ力のために設計され時代を超越したシルエットを纏っています。 地球を育むことは、「CARIUMA」にとって非常に大切な目的です。そのため、私たちは、絶滅の危機に瀕している熱帯雨林が生息する創設者の故郷であるブラジルで独自の森林再生プログラムを開始することにしました。サステナブルなスニーカーを一足購入するごとに、ブラジルの熱帯雨林に2本の木を植えて、これらの自然生息地の回復と保全に直接貢献しています。 Our incredible skate team: Luan Oliveira, Gustavo Ribeiro, Le'andre Sanders, Roos Zwetsloot, Kelvin Hoefler and more. Our Surf team: Gerry Lopez, Kelia Moniz, Filipe Toledo, Italo Ferreira, Laura Enever and more.
-
cultureこの秋「X Games Chiba 2024」が開催決定!パリの熱狂そのままに世界のトップ選手たちが千葉へ集合。2024.05.15世界最高峰のアクションスポーツ国際競技会「X Games」が、今年も千葉市にやってくる。 今年は屋内会場である「幕張メッセ」に場所を変えて、9月20日(金)〜22日(日)の3日間に渡って開催。スケートボード、BMX、Moto X(*フリースタイルモトクロス競技)の人気競技で熱い戦いを繰り広げる。 「X Games」はスケートボードやBMX、フリースタイルモトクロスのアスリートにとって夢の舞台。本大会への出場は招待制(インビテーショナル)となっており、アスリートの持つテクニックだけではなく、ライフスタイルやファッションなど個性も重要視され、人種や国籍による出場枠の制限は設けられていない。 カッコイイ奴は誰だ!? 本当の意味でのナンバーワンを決める大会 小野寺吟雲のライディング ©Yoshida Yoshio / X Games 「X Games」はスケートボードやBMX、フリースタイルモトクロスを代表する、世界トップクラスのアスリートが一挙集結する世界最高峰の大会。 また本大会でメダルを掴むには、得点争いだけではなく、自分のトリックでいかに観客を沸かすことができたか、また自分だけのオリジナリティを披露できたかなど選手たちのスタイルがより重要となる。 この夏にパリで行われる世界最大のスポーツの祭典に向けて、スポーツ界全体が高い関心を集める中、昨年はスケートボード‧ストリートの世界選手権が日本で初めて開催されるなど、アクションスポーツ界もますます盛り上がりを見せている。 今回もスケートボードやBMXの世界トップアスリートが披露する息をのむようなトリック、モトクロスバイクが宙を舞うMoto Xの豪快なパフォーマンスに、会場は熱狂に包まれることは間違いない。 スポーツ観戦のほか、充実の飲食、グッズ、音楽など、 家族や友人と1日中楽しめるフェスティバルのような盛り上がり! 今年も競技観戦だけではなく、地元千葉の食材やさまざまな飲食店によるフードエリアや グッズショップ、音楽、アート、ファッションなど、スポーツとカルチャーの融合したフェスティバルとして楽しめるイベントづくりがなされている。 アクションスポーツの迫力と興奮、感動の瞬間を、ぜひ会場で体感して欲しい。観戦チケットや出場選手については近日中に発表されるとのことだ。 <前回イベントでの来場者の声> ・間近でジャンプしたり、回転しているのが観られるので迫力がすごい!・たくさん食べ物があって、競技以外にも家族で楽しめた!・BMXくるくるハンドルを回すの楽しそう!やってみたい!!・憧れの選手とグータッチしてもらえて感激! 2024年の千葉市開催に向けて市⻑メッセージ:神谷俊一 千葉市⻑ 右から神谷市長、中島市議、ブラッド・フローリアン ©Jason Halayko / X Games アクションスポーツと音楽‧ストリートカルチャーの国際競技会「X Games Chiba 2024」 の開催を皆様にお知らせできますこと、大変うれしく思います。 昨年は、男子スケートボードストリートで小野寺吟雲選手が大会史上最年少で優勝を果たしたほか、全選手の3割を超える選手がティーンエイジャーであるなど、若い世代の大きな可能性を肌で感じる印象的な大会でした。また、スケートボード界のレジェンドであるトニー‧ホーク選手が出場するなど、国内外に大きな話題を提供した大会となりました。 今年は、スケートボード、BMXが正式競技として行われるパリオリンピック直後の開催となることから、アクションスポーツに親しんでこられた方だけではなく、オリンピックを通して新たにアクションスポーツのファンとなった方など、これまで以上に多くの皆様が、この「 X Games Chiba 2024」に熱い視線を送り、千葉市を訪れていただけるのではないかと大い に期待しています。 さらに3回目の開催となる今年は、天候の影響を受けずに、より多くの皆様が世界のトップアスリートが繰り出す技を直接目にし、体感し、楽しんでいただけるよう、会場を幕張メッセに移しました。 千葉市は、国際的イベントや国内有数の音楽フェスを始めとしたエンタテインメントの発信地として、また「X Games Chiba 2024」のホストシティとして、一人でも多くの皆様にこの国際競技会を楽しんでいただけますよう最大限のサポートを行って参ります。 最後に、本大会の開催にご尽力いただきました皆様に心から感謝申し上げます。それではアクションスポーツの新たなレガシーとなる「幕張メッセ」でお会いしましょう!皆様のご来場を心よりお待ちしております。 X Gamesとは? 1995年に米国で始まった「X Games」は、これまでに世界192ヶ国‧5億世帯への映像配信、世界13カ国で累計来場者600万人以上を熱狂させてきた世界最大のアクションスポーツの国際競技会。 夏季はスケートボード、BMX、Moto X。冬季はスキーとスノーボードのトップアスリートたちが活躍し、25年以上もアクションスポーツのシーンで絶大なる影響を与え続けてきた。 本大会の出場は招待制(インビテーショナル)で、アスリートの持つ技術だけではなくライフスタイルまで含めて、選ばれし者だけが出場できる大会。 国内開催の「X Games Chiba」では2022年に3日間で約4万人、2023年には2日間(雨天により1日中止)で約3万人を動員している。 開催概要 名称(英語): X Games Chiba 2024名称(日本語): Xゲームズ千葉2024名称(読み方): エックスゲームズ チバ ニセンニジュウヨン日程: 2024年9月20日(金)、21日(土)、22日(日) ※金曜は予選日のため関係者‧招待客‧取材媒体のみ入場予定 ※一般入場は土曜と日曜の2日間を予定会場: 幕張メッセ(Makuhari Messe)住所: 千葉市美浜区中瀬2-1実施競技: スケートボード、BMX、Moto X ※実施競技は変更になる可能性があります。料金: 近日発表主催: X Games Japan組織委員会主管: 千葉市協力: X Games Japan 千葉後援会
-
others青森県弘前市にて世界最大級のダンス&パフォーマンス複合フェスティバル「SHIROFES.2024」を弘前公園にて5年ぶりに開催決定!2024.05.09一般社団法人Performing Arts Communityは、2016年より青森県弘前市で毎年開催している世界最大級のダンス&パフォーマンス複合フェスティバル「SHIROFES.(城フェス)」を2024年6月28日(金)、6月29日(土)、6月30日(日)の3日間にわたって開催することを発表した。 2023年SHIROFES.の様子 2024年で9回目の開催となる「SHIROFES.2024 目覚めろ、個性。燃え上がれ、弘前。」は、2023年までの会場であった「星と森のロマントピア」から、コロナ禍を経て5年ぶりに「弘前公園」へ会場を戻し、さらにコンテンツを充実させる。 2023年SHIROFES.の様子 本イベントでは世界大会を含む12個のダンスコンテンツをはじめ、豪華なゲストアーティスト、津軽を代表するアーティスト、国内屈指のゲストパフォーマーによるショーやライブのほか、海外からのゲストも多数参加が決まっている。さらに飲食ブースや子供向けコンテンツも充実の内容となっており、幅広い世代の方に参加して楽しんでもらえる複合フェスティバルとして開催される。 2023年SHIROFES.の様子 なお今回、本イベントは例年とは異なり観覧無料。誰でも気軽に足を運べる世界最大級のダンス&パフォーマンス複合フェスティバルだ。若い文化と伝統文化の融合が面白く、情報の発信をSNSやオンラインにより行っているところが1つのモデルケースになることを念頭に開催されているこの「SHIROFES.」。 2023年SHIROFES.の様子 コロナ禍ではやむを得ず中止を余儀なくされたイベントが複数ある中、運営団体が歩みを止めずアイディアを出し合い工夫を凝らして本イベントを開催し続けたことが評価され、2021年度以降国内において3つの賞を受賞した。コロナ禍を経て、過去最大の規模へと進化を遂げた「SHIROFES.」は2024年、ついに弘前公園に帰ってくる。 会場となる「弘前公園」について 弘前公園は、弘前藩主津軽家の代々の居城、弘前城の敷地に広がっている。園内のシンボルである三層の天守は、江戸時代に築かれ現在までその姿を留める、全国でも数少ない貴重な建築物である。城門や櫓、濠など当時を偲ばせるたくさんの遺構や、春のさくらまつり、秋の紅葉まつり、冬の雪燈籠まつりなど、 季節に合わせて様々なイベントが催され、弘前市民の憩いの場となっている。「SHIROFES.2024」では、市民広場に作られる特設ステージをメインステージとするほか、3ヶ所の特設ステージやライブやパフォーマンスを同時進行するなど、更に回遊できるフェスイベントとなる。大型バルーンの遊具エリア、ゲームなど子供から大人まで遊べるコンテンツが盛り沢山。会場を5年ぶりに弘前公園へ移し、開放的にパフォーマンスできる環境を作り、海外からも多くの参加者が集まり、世界最大級のダンス&パフォーマンス複合フェスティバルへと進化する。 「SHIROFES.」とは 2023年SHIROFES.の様子 「SHIROFES.」は弘前城本丸を舞台に、2016年(平成28年)より毎年開催している世界最大級のダンス&パフォーマンス複合フェスティバル。世界最高峰のダンスの世界大会やエクストリームスポーツ界トップアスリートによるステージ、津軽三味線、津軽笛、ねぷた囃子の生演奏、地元高校生書道部による書道パフォーマンス、eスポーツコンテンツや地元アーティストによる音楽ライブなど、幅広く充実した内容で開催している。 コロナ禍でも歩みを止めることなくオンラインでの開催や無観客での開催という形で継続し発信し続け、多くのファンを世界に作ってきた。 2021年11月には文化庁・スポーツ庁・観光庁「スポーツ文化ツーリズムアワード2021」大賞を、2022年3月には「ふるさとイベント大賞」優秀賞(一般財団法人地域活性化センター主催)を受賞。また、昨年2023年4月に国土交通大臣賞となる手づくり郷土賞を受賞した。2022年より会場を「星と森のロマントピア」に移し、更に規模を大きく開催してきたが、2024年コロナ禍以降5年ぶりに弘前公園で開催する。 開催概要 名称:「 SHIROFES.2024 目覚めろ、個性。燃え上がれ、弘前。」日時: 2024年6月28日(金) 17:00開場/20:30終演2024年6月29日(土) 9:30開場 /20:30終演2024年6月30日(日) 9:30開場 /20:30終演会場: 弘前公園 市民広場(〒036-8356 青森県弘前市下白銀町1)費用: 観覧無料*雨天決行。警報が出た場合は弘前市民会館にて、内容を変更して開催する場合があります。*コンテンツによっては参加費が発生するものもあります。 主催 一般社団法人Performing Arts Community 芸術舞踊に関する活動を青森に根付かせ、多くの人々に芸術舞踊に親しみ、理解を深めてもらうため発足した団体。ダンサーに発表の場を作るという思いから始めた舞台公演やダンスフェスティバルなど弘前を中心に精力的に活動しています。 後援 弘前市/弘前市教育委員会/青森放送/青森テレビ/青森朝日放送/陸奥新報/東奥日報/毎日新聞青森支局/読売新聞青森支局/エフエム青森/FMアップルウェーブ/津軽新報社/弘前ハイヤー協会/弘前市旅館ホテル組合/公益社団法人弘前観光コンベンション協会/弘前経済新聞/一般社団法人アーバンスポーツ&コミュニティー スポンサー 【メインスポンサー】MITSUBISHI MOTORS/SEIKO【スポンサー】ROOKIE USA/Red Bull EZZO/NEW ERA/ROOTOTE/とんかつ まい泉/BreKin' NinJA/ラグノオ/DIAMOND/前田酒類食品販売株式会社
-
othersGoProのプロフェッショナルアスリートチームに 若い「明日のスター」8名が加入!カリフォルニア州サンマテオ、2024年4月23日 GoPro は、GoProのプロアスリートチームに8名の若いアスリートが加わったことを発表した。この8名の中には、日本の若いアスリートも含まれている。9歳から17歳までのアスリートは、GoProのGrom Quest Challengeという、次世代のトップ・アクション・スポーツ・アスリートを発掘する企画で、GoProで撮影した動画投稿をして選ばれた8名だ。 Grom Questの参加者は、それぞれのスポーツで最高のパフォーマンス映像を提出した。提出はGoProのQuikアプリを通じて行われ、GoProカメラで撮影されたものである。Grom Quest Challengeは現在進行中で、17歳以下の世界中のアスリートを対象としている。 新たに契約した8名のアスリートには、GoProから金銭と機材のスポンサーシップが提供され、プロとしてのキャリアアップに役立つほか、GoProのソーシャル・チャンネルで紹介され、個人ブランドの成長に貢献する。また、GoProの世界クラスの既存プロアスリートと会い、学ぶ機会も与えられる。 ■GoPro グローバルマーケティングおよびコミュニケーション担当副社長 Rick Loughery(リック・ロックリー)からのコメント「GoProは、今日の若いアクションスポーツのトップアスリートがプロになるという夢を実現するために、支援することを約束します。Grom Quest Challengeを通じて、我々は世界で最も印象的な若いアスリートを特定しました。我々は、彼らの目標達成を支援し、彼らの才能を世界に紹介することに興奮しています。」 今回GoProのエリートチームと新たに契約したメンバー8名は水中からコンクリート上まで、さまざまなフィールドで活躍している。 ▪️河上恵蒔:スケートボード | 9歳 | 日本河上恵蒔 (かわかみ えま) は、2023年の日本スケートボーディング協会バーチカルコンテスト兼WINGRAM CUP 2023バーチカルシリーズVol. 1で優勝したほか、「バックサイド540」という技を1分間に8回決めてギネス記録を樹立した。 河上恵蒔 ▪️ネッド・ハート:サーフィン | 17歳 |オーストラリアネッドは、2023年のヤングガンビッグウェーブアワードやTracks Magazineの「Wave of 2023」アワードの受賞実績を誇るサーファーで、2023年はオーストラリアンサーフィンアワードで何度もファイナリストに残った。 ネッド・ハート ▪️コナー・スティット:BMX | 13歳 | 米国コナーは、自転車でトリプルバックフリップを決め、世界最年少記録を記録した。 コナー・スティット ▪️デューク・ウッドマン:フリーライドスキー| 12歳 | 米国デュークは、Atomicの北米ジュニアフリーライドチームの最年少メンバーであり、初参戦の国際フリースキーヤー・スノーボーダー協会 (IFSA) フリーライドシーズンのレギュラーシーズンイベントでは負けなしの4戦全勝を果たした。 デューク・ウッドマン ▪️ゾーイ・キャロル:ウェイクボード | 12歳 | 米国ゾーイは、10~13歳女子の部で2022年世界ウェイク協会ナショナルチャンピオンに輝いており、現在はジュニアプロディビジョンに参戦している。 ゾーイ・キャロル ▪️アクセル・ドミンゲス:サーフィン | 16歳 | フランスアクセルは、ヨーロッパ選手権で4位に入ったほか、現在はISA世界ジュニアサーフィン選手権で17位になった。 アクセル・ドミンゲス ▪️フィンリー・デイヴィス:マウンテンバイク | 15歳 | 英国フィンリーは、2023年のバイクパークウェールズ + Red Bullヴァンタジャムで優勝した。 フィンリー・デイヴィス ▪️ジェイディン・スマート:モトクロス|10歳 | 米国ジェイディンは、ロレッタ・リンのアマチュアモトクロスでナショナルチャンピオンに3度輝いたエリートライダー。 ジェイディン・スマート
-
othersいよいよ来週に迫る。パリオリンピックへの切符をかけた「オリンピック予選シリーズ 上海大会」の日本人出場選手と大会全日程を紹介2024.05.07近年大注目のアーバンスポーツである「スケートボード」、「スポーツクライミング」、「BMXフリースタイル」、「ブレイキン」の4競技において、パリオリンピック2024最終予選に位置付けられている「オリンピック予選シリーズ (OQS)」が中華人民共和国・上海にて2024年5月16日(木)~5月19日(日)の4日間にわたって開催される。 各競技においてこれまで約2年間の中でオリンピック予選が続いてきたが、最後の予選大会として開催される本シリーズは2大会で構成されており、今回の上海大会と来月6月に開催されるブダペスト大会の結果から、各競技それぞれの選考基準の下でパリオリンピック代表選手が決まる。 そのため出場枠の獲得を目指して予選大会を戦ってきた選手たちにとっては非常に重要な2戦となり、競技によってはこの2大会で今までの予選大会の結果を覆し、パリオリンピック代表に返り咲くチャンスもあることから、本当の意味でパリオリンピック出場をかけた大会になるであろう。 今回はそんな大注目の一戦にて世界の強豪たちを相手にパリオリンピック出場枠を奪取すべく、各競技から世界トップレベルの日本人選手たちが出場する。パリオリンピック本戦に劣らない世界最高峰の戦いが繰り広げられることは間違いない。最後のパリオリンピック予選大会であるこの戦いを見逃すな。 以下は今大会に出場する日本人選手たちと、今大会の全日程について紹介。 各競技日本人出場選手 スケートボード ・男子ストリート:白井空良、根附海龍、小野寺吟雲、堀米雄斗、佐々木音憧、青木勇貴斗 ・女子ストリート:西矢椛、織田夢海、赤間凛音、中山楓奈、吉沢恋、伊藤美優 ・男子パーク:永原悠路 ・女子パーク:開心那、草木ひなの、四十住さくら、長谷川瑞穂、菅原芽依、中村貴咲 スポーツクライミング ・女子ボルダー&リード:野中生萌、伊藤ふたば、久米乃ノ華、中川瑠・男子スピード:安川潤、大政涼・女子スピード:竹内亜衣、河上史佳、林かりん、林奈津美 BMXフリースタイル ・男子パーク:中村輪夢、溝垣丈司・女子パーク:内藤寧々 ブレイキン ・Bboy:Issin (菱川一心)、Hiro10 (大能寛飛)・Bgirl:Ayumi (福島あゆみ)、Ami (湯浅亜実)、Riko (津波古梨心) 大会スケジュール:現地時間 (日本時間は+1時間) スケートボード -5月16日(木) 10:00~ スケートボード女子パーク 予選12:30~ スケートボード男子ストリート 予選-5月17日(金) 10:00~ スケートボード男子パーク 予選12:30~ スケートボード女子ストリート 予選 -5月18日(土) 10:00~ スケートボード女子パーク 準決勝12:15~ スケートボード男子ストリート 準決勝16:40~ スケートボード男子パーク 準決勝18:00~ スケートボード女子ストリート 準決勝-5月19日(日) 10:00~ スケートボード女子パーク 決勝11:45~ スケートボード男子ストリート 決勝15:00~ スケートボード男子パーク 決勝16:30~ スケートボード女子ストリート 決勝 スポーツクライミング -5月16日(木) 10:30~ スポーツクライミング男子ボルダー&リード ボルダー予選10:30~ スポーツクライミング女子ボルダー&リード ボルダー予選 -5月17日(金) 10:00~ スポーツクライミング男子ボルダー&リード リード予選10:00~ スポーツクライミング女子ボルダー&リード リード予選16:50~ スポーツクライミング女子スピード 予選17:40~ スポーツクライミング男子スピード 予選 -5月18日(土) 9:30~ スポーツクライミング男子ボルダー&リード ボルダー準決勝9:30~ スポーツクライミング女子ボルダー&リード ボルダー準決勝13:30~ スポーツクライミング男子ボルダー&リード リード準決勝13:30~ スポーツクライミング女子ボルダー&リード リード準決勝17:00~ スポーツクライミング女子スピード 1回戦17:15~ スポーツクライミング男子スピード 1回戦17:30~ スポーツクライミング女子スピード 準々決勝17:40~ スポーツクライミング男子スピード 準々決勝17:50~ スポーツクライミング女子スピード 準決勝17:55~ スポーツクライミング男子スピード 準決勝18:00~ スポーツクライミング女子スピード 決勝18:05~ スポーツクライミング男子スピード 決勝 -5月19日(日) 10:00~ スポーツクライミング男子ボルダー&リード ボルダー決勝12:05~ スポーツクライミング男子ボルダー&リード リード決勝15:25~ スポーツクライミング女子ボルダー&リード ボルダー決勝17:30~ スポーツクライミング女子ボルダー&リード リード決勝 BMXフリースタイル -5月17日(金) 10:00~ BMXフリースタイル女子パーク 予選15:00~ BMXフリースタイル男子パーク 予選-5月18日(土) 10:00~ BMXフリースタイル女子パーク 決勝15:00~ BMXフリースタイル男子パーク 決勝 ブレイキン -5月18日(土) 15:15~ ブレイキンBboy 1次予選 (プレセレクション)15:15~ ブレイキンBgirl 1次予選 (プレセレクション)19:00~ ブレイキンBgirl 2次予選 (プレクオリファイヤー)20:15~ ブレイキンBboy 2次予選 (プレクオリファイヤー) -5月19日(日) 10:00~ ブレイキンBgirl ラウンドロビン (グループステージ)13:45~ ブレイキンBboy ラウンドロビン (グループステージ) 17:30~ ブレイキンBgirl 準々決勝18:00~ ブレイキンBboy 準々決勝18:30~ ブレイキンBgirl 準決勝18:45~ ブレイキンBboy 準決勝19:00~ ブレイキンBgirl 決勝19:15~ ブレイキンBboy 決勝 手に汗握る一戦はオリンピックチャンネルで視聴可能 オリンピック予選シリーズ (OQS) 上海大会の戦いの模様はOlympics.comのオリンピックチャンネルで配信が予定されている。また最新情報も同ウェブサイトからチェックできる。なおパリオリンピック公式アプリをダウンロードすると随時最新情報を気軽にチェックできるためオススメだ。