フリースタイルフットボール初心者必見!ボール&シューズの選び方

2018.10.09

サッカーボールが一つあれば、どこでも楽しむことができるフリースタイルフットボール。

とはいえ、サッカーボールには様々な種類があり、メーカーや型番によってサイズや材質、重量などが異なります。また、ボールを“蹴って”楽しむカルチャーである以上、シューズの蹴りやすさも重要になります。

これからフリースタイルフットボールを始めたい、または始めてみたものの「どのボールやシューズが良いのか分からない…」という疑問を持っている方は少なくないはず。

そんな初心者の方々に向けて、ボールとシューズ選びの基準とオススメを紹介します!

ボールの種類

フリースタイルフットボールに使われるボールは、主に「サッカーボール」「フットサルボール」「フリースタイルフットボール専用ボール」の3種類になります。

ボールを選ぶ上での基準は、主に「サイズ」「重さ」「グリップ」の3点となります。4.5号球以上で、できるだけ軽く、グリップの効いたボールがベストです。

サッカーボール

サッカーボールには4号球と5号球がありますが、サッカーと同じく小学生以下は4号球、中学生以上は5号球を使うことをオススメします。

表面がツルツルしていると、ボールを挟む技(ブロック)をやる時に挟みにくくなってしまうため、ディンプル加工(ブツブツとしたくぼみ)の施されているボールが向いています。

フットサルボール

フットサルボールには4号球までしかありません。また、サッカーボールに比べて重めに作られており、フットサルボールの4号球とサッカーボールの5号球は重量がほぼ変わりません。

フットサルの合間に練習する時に用いるケースはありますが、サイズが小さい上に重さもあるため、フリースタイルフットボールに適しているとはいえません。

専用ボール

近年、国内外でフリースタイルフットボール専用ボールの種類が増えつつあります。布で作られたボール(MONTA)や、表面に特殊なグリップ加工が施されたボール(TACHIKARA、4FREESTYLE)など、様々な工夫が施されています。

専用ボールには「4.5号球」という特殊なサイズもあり、その“小さすぎず、大きすぎない”大きさが好みのフリースタイラーもいます。女性にとっても、4.5号はちょうど良いサイズといえるかもしれません。

軽量かつ滑りにくいものが多く、数多くのトッププレーヤーが専用ボールを使用しています。

オススメの専用ボール

TACHIKARA

国産ブランドとして近年、広く愛用されているのがTACHIKARAです。

グリップ力が最も優れており、ブロックスタイルのフリースタイラーを中心に愛用されています。また、グリップ力に加えて耐久性も備えており、アスファルトでの練習にも適しています。

尚かつ5号球サイズおよび重量規定内の最小サイズ/最軽量モデルとなっており、まさにフリースタイルフットボールのために作られた専用ボールです。

MONTA

Red Bull Street Styleの公式球として使用されていたMONTAは、今でも根強い人気を誇っています。布製のため水濡れには弱いですが、軽量かつ4.5号とサイズが小さいのが特徴です。

その跨ぎやすさからエアームーバーを中心に愛用されています。デザインがストリートにマッチしているため、プロのフリースタイラーもパフォーマンスで使用しています。

mitre Street Soccer


ストリートサッカー専用に作られたボールですが、グリップ力の強さからフリースタイラーにも愛用されています。

ゴム素材なので摩擦に強く、アスファルトでの練習にも適しています。防水性も高いため、天候を気にせず使用できることが特徴です。

オススメのサッカーボール

アディダス Jリーグ公式球

多くのフリースタイラーが使っているサッカーボールは、アディダスの公式球です。表面にディンプル加工があり、尚かつ軽量なものが多いため、エアームーバーを中心に愛用されています。

特に、その年のJリーグやワールドカップで使われている公式球は人気を得ています。

アディダス フィナーレ

欧州チャンピオンズリーグで使用されているフィナーレも根強い人気を誇っています。Jリーグや海外サッカーの公式球は毎年新しいモデルが加わるため、選択肢が幅広くあります。

モルテン ペレーダ

moltenのペレーダは、グリップが程よく効いており、尚かつ軽量な“クセのない”ボールとして愛用されています。シンプルな白と黒のサッカーボールで、そのクラシックなデザインも魅力です。

フリースタイラーの使用ボールは?

日本一決定戦「JFFC 2017 supported by CHIMERA TV&GAMES」にエントリーした104人のフリースタイラーに、使用ボールのアンケートを実施しました。

104人中、アディダスのボールを使用しているのが42人(40%)、TACHIKARAが25人(23.8%)、MONTAが18人(17.1%)、MitreのStreet Soccerボールが7人(6.7%)、ペレーダが7人(7%)、その他のボールが6人(5.7%)という結果でした。(複数回答あり)

また、アディダスのボールを使用している42人のうち、半数近くの18人がフィナーレシリーズを使用しています。

シューズの選び方

フリースタイルフットボールに使われるシューズは、主に「スニーカー」「フットサルシューズ」「(サッカー用)トレーニングシューズ」の3種類になります。

シューズを選ぶ上での基準は、主に「トゥーガードの有無」「重さ」「形状」の3点となります。トゥーガードがなく、できるだけ軽く、ソールの幅が広いシューズがベストです。

フリースタイルフットボールはつま先のリフティングが基本となります。トゥーガードがあると、つま先のリフティングが難しくなるため、トゥーガードのあるシューズは避けましょう。

フリースタイルフットボールには足裏を使った技も数多く存在します。ソールが平らで、幅が広いタイプのシューズを選ぶと、チャレンジできる技の幅が広がります。

また、コンクリートや体育館で練習することが多くなるため、ソールが平らなほうが地面を捉えやすく、パフォーマンスが安定します。

フリースタイルフットボールでは、シューズのインサイドにボールを乗せる「クリッパーストール」という技が重用されています。インサイドの形状によっては、クリッパストールをしづらいシューズもあるため、ソールと併せて注意が必要です。

もちろん耐久性も重要になりますが、軽量なシューズは素材が薄いことが多く、軽さと耐久性を兼ね備えるのは難しい部分もあります。

ソールのすり減りが早い場合は、シューズ用の補修剤を使うのも1つの手です。

Point

  1. トゥーガードのないもの
  2. できるだけ軽量のもの
  3. ソールとインサイドにボールを乗せやすいもの

スニーカー

スニーカーは、よりカジュアルにフリースタイルフットボールを楽しむことができます。

耐久性の面では、ボールを蹴るために作られているフットサルシューズやトレーニングシューズには劣りますが、普段履きとしても着用できるというメリットはあります。

フットサルシューズ

フットサルシューズは、フリースタイルフットボール初心者がはじめに購入することが多いです。

スニーカーよりもボールが吸いつきやすいため、繊細なボールタッチが求められるエアームーブに向いています。

トレーニングシューズ

まずはお金をかけずに、今あるシューズで始めたいというサッカープレーヤーは、手持ちのトレーニングシューズでも練習が可能です。

ただし、トレーニングシューズはソールにポイント(イボイボ)があるため、足裏を使った技には不向きです。また、コンクリートで練習するときには、足裏が地面を捉えにくく、やや不安定になります(体育館での使用は禁止されていることが多いです)。

専用シューズ

海外の専門ブランド「4FREESTYLE」が販売しているフリースタイルフットボール専用シューズ。

軽量でクッション性に優れ、尚かつ底面の幅が広く、足裏を使った技にも向いています。通気性やグリップ力、耐久性など、フリースタイラーが気になる点を余すことなく解決したシューズです。

国内では販売していないため、4FREESTYLEのネットショップから購入する形となります。

オススメのスニーカー

アディダス ガッツレーOG

2012年世界王者のTokura(徳田耕太郎)が愛用しており、フリースタイラーにとっても定番シューズとなっています。

軽量性や耐久性をバランス良く備えており、どのスタイルにも対応します。やや高価ではあるものの、その分高いパフォーマンスを発揮することができます。

プーマ アーカイブLITE

圧倒的な軽量性を備え、世界中で人気を得ている定番シューズです。素材の薄さから耐久性は低くなりますが、素足に近い感覚でボールを蹴ることができ、リピート率も高くなっています。

現在は流通していないため、類似モデルを探して着用しているプレーヤーが多いです。

アーカイブライトに限らず、プーマのシューズは多くのプレーヤーが愛用しています。2018年春には、フリースタイラーに最適な一足として、こちらも素足に近い感覚でボールを蹴られる「365 NETFIT LITE」が発売されました。

オススメのフットサルシューズ

デスポルチ カンピーナス

クセの少ないベーシックなフットサルシューズで、その幅の広さから日本人の足に向いています。シューズの一部にメッシュ素材を使っているため、通気性も良く、尚かつ軽量なため、ストレスフリーでボールを蹴ることができます。

ソールとアッパーの部分がやや外れやすくなっているため、シューズ用の補修剤で補強すると長く使えます。

アシックス トッキ


2015年にSUPER BALLのDouble Routine部門で世界一に輝いた、YOSSHIとYU-J(LA CLASSIC)の2人が着用していることでも知られているトッキ。手頃な価格帯ということもあって人気を得ています。

幅が細いため足裏を使った技には不向きですが、ソール部分のゴムが側面にまで広がっており、クリッパーストールがやりやすくなっています。

アシックスはトッキに限らず、軽量なモデルが多く、尚かつ国産ブランドなため、日本人の足にフィットします。

ナイキ エラスティコ

ナイキ特有の幅の細いシューズで、足裏を使った技には不向きですが、エアームーバーには向いています。軽量かつ一部にメッシュ素材を使用しているため、通気性も備えています。

現在、エラスティコは流通していませんが、同じくナイキのダビーニョという安価なモデルを使用しているプレーヤーもいます。

フリースタイルフットボールを自由に楽しもう!

ボールは人それぞれ相性はありますが、基本的にはどのボールでも楽しむことができます。初心者の方は、まずは自分が持っているボールで練習を始めてみても問題はありません。

シューズも人それぞれ足の形やスタイルが異なるため、自分に適性なシューズを見つけるには、様々なモデルを試してみるしか方法はありません。中には蹴りやすさよりも、デザイン性を重視するフリースタイラーもいます。

練習を積み重ねて、スタイルが変化するにつれて、適性なボールとシューズが変わることもあります。お気に入りのボールとシューズを見つけて、自由にフリースタイルフットボールを楽しみましょう!

写真・情報提供:JF3(日本フリースタイルフットボール連盟)

JF3(日本フリースタイルフットボール連盟)

日本フリースタイルフットボール界を統括し、シーンの普及・発展に寄与する団体。WFFA(世界フリースタイルフットボール協会)やAF3(アジアフリースタイルフットボール連盟)と連携しながら、今後もシーンの普及・発展に寄与していく。

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