湘南オープン実行委員会は、2019年夏、日本屈指のビーチリゾートであ日本のサーフィン発祥の地・鵠沼海岸(藤沢市)を舞台に様々なアクションスポーツとMUSIC LIVEなどが楽しめるクロスカルチャービーチフェス「MURASAKI SHONAN OPEN 2019 supported by NISSAN CARAVAN」を、7月8日(月)~15日(月・祝)の8日間にわたり開催する。
Teaser Movie
TOKYO2020をいよいよ翌年に控え、ますます注目を集めるサーフィン、スケートボード、BMXが集結する国内唯一のイベント「MURASAKI SHONAN OPEN 2019」は今年で8回目を迎える。タイトルスポンサーは、今年も日産自動車株式会社に決定した。
コンテンツ内容もさらにパワーアップ!ビーチエリアでは世界ランキングを左右するサーフィン国際大会「WSL WORLD SURF LEAGUE QS1500」を、パークエリアでは五輪種目であるスケートボードの、従来行ってきたストリートのコンテストに加え、昨年新設されたボールパークでのパークのコンテスト、大きくパワーアップしたセクションでBMXストリート&パークのコンテストを開催。
世界大会での入賞実績を誇る日本のトップライダーが多数参戦し、東京五輪の前哨戦となる熱い戦いを間近で見られるフリーイベントは「MURASAKI SHONAN OPEN 2019」だけ。
また、例年大好評のキッズを対象にした体験スクール「MURASAKI SPORTS FIRST CHALLENGE」も、サーフィン、ボディボード、スケートボード、BMXの4種目で開催する。
さらに今年もフードランドでは地元・湘南のグルメを取り揃え、湘南の魅力を伝える。また、毎年更新しているオフィシャルグッズが今年も登場!ビーチシーンでは欠かせないブランド「BILLABONG」とコラボしたTシャツを6月12日からムラサキスポーツ各店舗で販売する。バスタオルは6月中旬より発売予定となっている。
スケートボードパークの新設にBMXステージの大幅拡大と、さらなる進化を遂げた国内最大規模のアクションスポーツの祭典「MURASAKI SHONAN OPEN 2019」は、例年以上に盛り上がること間違いなし。詳しいコンテンツ内容、アーティストは決定次第発表される。
BEACH AREA
WSL WORLD SURF LEAGUE QS1500 MURASAKI SHONAN OPEN 2019
2019年7月8日(月)~7月15日(月・祝) ビーチエリア
※8日間の期間中、約4日間で競技を実施。
プロサーフィンの世界チャンピオンを決める世界で唯一の団体、WORLD SURF LEAGUE公認のQS1500というグレードの国際大会。日本人選手ばかりでなく、海外からの選手の参加もあり、レベルの高いサーフィンが見られる。よって、世界を目指す日本人選手にとって、このMURASAKI SHONAN OPENはとても大事な試合にもなっている。
出場人数 約130人
賞金総額 $20,000
INVITATIONAL EVENT MURASAKI SHONAN OPEN 2019 LONGBOARD STYLE JAM
2019年7月13日(土) ビーチエリア
今年もMURASAKI SHONAN OPENスペシャルコンテストとして、ロングボードの招待イベントが開催決定。国内トップクラスのロングボードライダーをはじめ、ロングボードならではのスタイルライダー達が参戦。
出場人数 招待選手16人
賞金総額 ¥360,000
JPBA PRO BODYBOARD TOUR 第3戦 MURASAKI SHONAN OPEN 2019 supported by AQA KINUGAWA
2019年7月14日(日)~7月15日(月・祝) ビーチエリア
国内で唯一のボディボードのプロ組織であるJAPAN PROFESSIONAL BODYBOARDING ASSOCIATION(日本プロボディボード連盟 略称JPBA)。プロの国内ツアーを行っていて、2019年は5試合を予定している。このSHONAN OPENはそのうちの3試合目に当たる。
出場人数 約100人
賞金総額 ¥600,000
PARK AREA
STREET SUMMER JUMBO SESH in MURASAKI SHONAN OPEN powered by SKATEARK
2019年7月14日(日)~7月15日(月・祝) パークエリア
4月に寒川町で世界大会を開催した「ARK LEAGUE」チームが昨年に続き完全プロデュース!東京五輪候補でスケートボード強化指定選手の白井空良選手、青木勇貴斗選手、今年のFISE広島のチャンピオンで昨年のチャンピオン佐川涼など多数の国内トップライダー達が出場予定となる。
一般エントリーは6月17日〜湘南オープンオフィシャルサイトよりスタート!
競技概要(予定):
7月14日(日)
Qualifying 一般(\3,000)+ 推薦枠(FREE)で予選を行う ⇒ 5名がSemi Finalへ
予選28名 Rule : 4名3min JAM SESSION(HEAT内で選ぶのでは無くトータルポイント制)
7月15日(月)
Semi Final 招待選手16名+予選通過5名の21名 ⇒9名がFinalへ
Rule : 3名3min JAMSESSION 7HEATのJAM SESSION(HEAT内で選ぶのでは無くトータルポイント制)
Final Semi Finalからの9名
Rule : 3名3min JAMSESSION+45 秒ソロラン× 3HEAT(HEAT内で選ぶのでは無くトータルポイント制)
★会期中にはダイヤモンド サプライ(Diamond Supply Co.)によるスケートボード ベストトリックコンテストも実施予定です。
SKATEBOARD PARK CONTESTPARK WAVE in MURASAKI SHONAN OPEN powered by JSF
2019年7月14日(日)~7月15日(月・祝) パークエリア
今年MURASAKI SHONAN OPEN史上初となるパークの大会を開催。2018年に新設された”くげぬまコンビプール”にて実施予定。
エントリーはJSFオフィシャルサイトより6月中旬からスタート!!
《くげぬまコンビプール概要》
鵠沼海浜公園スケートパーク内の西側エリア約1,100㎡におわん型、山型、斜面などの大小さまざまな構造物を組合せたコースをコンクリートで一体的に形成。最大高低差は約3mの国際レベルのパーク競技が可能なコース。
MAKE on the Spot in MURASAKI SHONAN OPEN 2019 powered by ARK LEAGUE
2019年7月14日(日)~7月15日(月・祝) パークエリア
東京五輪注目の新競技BMXが今年もMURASAKI SHONAN OPEN 2019で開催!今年は昨年以上にパワーアップしたセクションを舞台に、東京五輪BMX日本代表候補として注目を集めている中村輪夢選手も参戦が決定!
一般エントリーは6月17日〜湘南オープンオフィシャルサイトよりスタート!!
競技概要(予定):
7月14日(日)
Qualifying 一般エントリー(\3,000)で予選を行う ⇒ 3名がSemi Finalへ
Rule : 45秒ソロラン
7月15日(月)
Semi Final 招待選手5名+予選から勝ち進んだ3名の8名 ⇒ 4名がFinalへ
Rule : 45秒ソロラン×2
Final Semi Finalからの4名
Rule : 3名3min JAMSESSION+45秒ソロラン×3HEAT
Rule : 45秒ソロラン×2+加点式ベストトリック×3
MUSIC LIVE &ACTION SPORTS SSHOWCASE(最終調整中)
2019年7月14日(日)~7月15日(月・祝) パークエリア
ストリートシーンを彩る豪華アーティストが、今年もMURASAKI SHONAN OPEN 2019のステージに大集結!サーフィン×スケートボード×夏のイメージにぴったりのアーティストたちによるライブステージやアクションスポーツは、会場中のオーディエンスをさらにさらに熱く盛り上げます!!
★パークエリアでは、上記コンテンツの他、地元・湘南のグルメをお楽しみいただけるFOOD LAND、協賛社によるPR・販売ブース、
藤沢市の健康増進課ブース、「ふじキュン♡」のグリーティングなども展開予定です。
BEACH & PARK AREA
MURASAKI SPORTS FIRST CHALLENGE
2019年7月13日(土)~7月15日(月・祝) ビーチ&パークエリア
毎年大好評の、初めてサーフィン、ボディボード、BMX、スケートボードにチャレンジするキッズを対象とした体験会です。必要な用具はすべて無料でレンタルすることができ、安心してお気軽にご参加頂けます。トッププロに教えてもらえるチャンスも!
SURFING : 1クラス50名
■2019年7月13日(土) ビーチエリア
申込受付:ムラサキスポーツHPにて7月1日(月)17:00より事前受付開始予定
対象:3歳から12歳までのキッズ
実施時間:①午前の部②午後の部
BODYBOARD : 1クラス50名
■2018年7月13日(土) ビーチエリア
申込受付:JPBA公式HPで、6/15(土)17:00~ 受付開始予定
対象:3歳から12歳までのキッズ
実施時間:①午前の部②午後の部
BMX
■2019年7月14日(日)~7月15日(月) パークエリア
申込受付:当日会場にて受付(先着順)
対象:3~12歳までのキッズ
実施時間:11:00~16:00(予定)
SKATEBORDING
■2019年7月14日(日)~7月15日(月) パークエリア
申込受付:当日会場にて受付(先着順)
対象:3~12歳までのキッズ
実施時間:11:00~16:00(予定)
オフィシャルグッズ
※各デザインはイメージです。
OFFICIAL T-SHIRT
ビーチシーンでは欠かせないブランド「BILLABONG」から、毎年大好評のMURASAKI SHONAN OPENオフィシャルTシャツを今年も数量限定発売!キッズサイズも登場!!
価格 : Unisex ¥4,000 (税込)、Kids ¥3,000 (税込)
色: 黒・白・ネイビー
サイズ :Unisex S・M・L・XL、Kids 130・150・160
※ムラサキスポーツ各店舗で6月12日(水)より先行販売。
※MURASAKI SHONAN OPEN会場ムラサキブースで販売予定。
OFFICIAL BATHTOWEL
今年もMURASAKI SHONAN OPENのオフィシャルバスタオルを製作・販売!超吸収性と速乾性を備えたやわらかなウルトラソフトプリントベロア。大判のサイズ感で湘南の夏に大活躍間違いなし!
価格 :¥3,780(税込)
サイズ :148cm×84cm
素材 :100%プレミアムコットン
※6月中旬より、ムラサキスポーツ各店舗で先行販売。
※MURASAKI SHONAN OPEN会場ムラサキブースで販売予定。
開催概要
名称 :MURASAKI SHONAN OPEN 2019 supported by NISSAN CARAVAN
開催日程:2019年7月8日(月)~7月15日(月・祝/海の日)
※パークエリアイベント:7月14日(日)~15日(月・祝)
※ビーチエリアイベント:7月8日(月)~15日(月・祝)
開催場所:神奈川県藤沢市鵠沼海岸及び鵠沼海浜公園スケートパーク
※最寄り駅 小田急江ノ島線「鵠沼海岸駅」徒歩10分
主催:湘南オープン実行委員会
公認:WORLD SURF LEAGUE ASIA、JAPAN PROFESSIONAL BODYBOARDING ASSOCIATION、ARK LEAGUE、JAPAN SKATEBOARDING FEDERATION
協力:一般社団法人日本サーフィン連盟 湘南藤沢支部、東京スポーツ・レクリエーション専門学校
後援:藤沢市/株式会社湘南なぎさパーク
特別協賛:株式会社ムラサキスポーツ
協賛:日産自動車株式会社、BILLABONG(ビラボン)、ニューエラジャパン合同会社、ルックスオティカジャパン株式会社、ハーレージャパン株式会社、プーマジャパン株式会社、カシオ計算機株式会社、株式会社ミクシィ、レッドブル・ジャパン株式会社、CRYSTAL GEYSER、合同会社PVHジャパン、株式会社丸紅フットウェア、有限会社サントラスト、株式会社ジャック、カスタムプロデュース株式会社、ニッキー株式会社、RÉMY COINTREAU JAPAN株式会社、ボードライダーズジャパン株式会社、株式会社ジャングルジャム、株式会社SCOPEDOG236、Skullcandy Japan合同会社、株式会社運動通信社、双日ジーエムシー株式会社
来場者数: 21,673人(パークエリア2018年実績/2日間述べ人数)
SPECIAL EDITION

FINEPLAYはアクションスポーツ・ストリートカルチャーに特化した総合ニュースメディアです。2013年9月より運営を開始し、世界中のサーフィン、ダンス、ウェイクボード、スケートボード、スノーボード、クライミング、パルクール、フリースタイルなどストリート・アクションスポーツを中心としたアスリート・プロダクト・イベント・カルチャー情報を提供しています。
アクションスポーツ・ストリートカルチャーの映像コンテンツやニュースを通して、ストリート・アクションスポーツの魅力を沢山の人へ伝えていきます。
●今日 ○イベント開催日
-
dance日本最高峰のブレイキンバトル「THE JAM FINAL by SEIKO」大混戦のBBOY OVER15を制したのはBBOY Steezyskee!2023.02.062023年2月5日(日)、兵庫県西宮市立塩瀬体育館にて「THE JAM FINAL by SEIKO」が開催された。昨年開催された「THE JAM」の成績上位者と前日予選を勝ち抜いたBBOY・BGIRLが集結し、BBOY OVER15部門は16名、BGIRL部門は8名、UNDER15は8名、そして、3ON3部門は8チームで頂点を争った。 「THE JAM」は2018年にBBOY TAISUKEが「THE JAMから世界へ」という理念の元、この舞台で輝き、そして世界へと飛び出していく場となってほしいという思い込めて設立した大会で、今回の「THE JAM FINAL by SEIKO」でも、まさにその理念にふさわしいBBOY・BGIRLが頂点へと駆け上がった。 BBOY OVER15を制したのはBBOY Steezyskee! 左:Hiro10 右:Steezyskee / THE JAM FINAL (c)harugraphics 注目はBBOY OVER15。 昨年のディフェンディングチャンピオンでありJDSF強化選手でもあるBBOY TOA(24)、昨年のRed Bull BC One World FinalでTOP4となったBBOY ISSIN(17)、さらにはD.League・KOSÉ 8 ROCKSでも活躍するBBOY Kaku(37)、BBOY Taichi(21)、その他にもベテランから若手まで錚々たる顔ぶれが揃った中、混戦を制したのはSteezyskee(20・北海道)だ。 Steezyskeeのブレイキンは、まさに今の自分をレペゼンするスタイル。 本人が「優勝は1mmも思ってなかった。自分のやってることに自信はあるけどそれを受け入れてもらえるかどうか」と優勝後に語ったように、ブレイキンだけではなく様々な遊びの要素を取り入れ、独自のスタイルで勝負を制した。トーナメントが進むにつれて、Steezyskeeのスタイルに観客も呼応し、彼の醸し出すフレーバーが会場を包んだ。 「今までは大会前はめちゃくちゃ練習して意気込んで大会に臨んでいたが、今回は大会のための練習をせず、今の自分のダンスで魅せる実験をしました」と新たなアプローチを貫いてこの日の頂点を掴んだ。 2週間後、2月18日、19日に開催される全日本ブレイキン選手権にも出場するSteezyskeeはどんなカラーに会場を染め上げるのか、今から楽しみだ。 BGIRLを制した新星は地元西宮育ちのBGIRL YASMIN YASMIN / THE JAM FINAL (c)harugraphics そして、BGIRLは、地元西宮からのワイルドカードで出場したBGIRL YASMINが優勝した。実に自身が個人で出場するバトルは1年半ぶりだったいうYASMIN。 「今のフィーリングと今までやってきたことを自分らしく出すことを考えた」というように入場から観客の気持ちを掴む表情や相手のムーヴ中も音楽と同調してリズムを取りながらYASMINの空気感を作っていった。そこに持ち前の幅広いミュージカリティやステップワークを加えながら会場を魅了。JDSF強化選手であるBGIRL AYANE、BGIRL AYUや、昨年のRed Bull BC One Cypher Japanを制したBGIRL YURIEなど、強者揃いのトーナメントを制した。 「ワイルドカードで大会の招待を受けた時、出るかどうか迷ったが、この大会にフォーカスして自分に集中していい準備ができたので結果に繋がって良かった。地元・西宮で勝ててやっと誇れるなと思います」と笑顔が絶えなかった。 UNDER15はJDSF強化選手BBOY RA1ON RA1ON / THE JAM FINAL (c)harugraphics U15は地元兵庫県の尼崎出身BBOY RA1ON(14)が他を圧倒して優勝を果たした。 BBOY RA1ONのこだわりはシルエットのカッコ良さ。トップロック、フットワーク、パワームーヴ、フリーズのすべてにおいて理想のシルエットを日々追及している。この1年ですべての動きにスピード、キレ、力強さが加わったと本人が語るようにもはやU15の領域にはいない。 しかし、優勝後のインタビューでは「決勝では足がつりそうになった。決勝のムーヴは自分で納得がいっていない。目標は、すべての年代の中で1番になることなので今のままでは通用しない」と自分自身で課題も語った。2週間後に出場する全日本ブレイキン選手権ではユースの枠を超え、オープン部門で出場するRA1ON。高みを目指す14歳が日本ブレイキン界に風穴を開けるかもしれない。 解説付き大会アーカイブはこちら! https://youtu.be/0BHSGdyRY7Y 2023年2月5日(日) /「THE JAM FINAL by SEIKO」 BBOY OVER15優勝:Steezyskee準優勝:Hiro10 BGIRL部門優勝:YASMIN準優勝:AYU BBOY UNDER15優勝:RA1ON準優勝:NAKKURU 3ON3優勝:WASEDA BREAKERS 準優勝:GSBシューゲイザ ー
-
dance「全日本ブレイキン選手権」開催間近!今後が楽しみなティーン世代のBBOY・BGIRLをピックアップ来る 2月18日(土)・19日(日)ブレイキン日本一を決める頂上決戦、「第4回全日本ブレイキン選手権(以下:全日本)」が、国立代々木競技場 第二体育館にて開催される。 昨今は特に、ジュニア世代も含めた10代のBBOY / BGIRLが着々と実力をつけてきている。そこでFINEPLAYでは今大会に出場する選手の中から気になる注目のティーン世代BBOY / BGIRLをピックアップ。 入れ替わりの激しいシーンの中でさらなる頭角を現すであろう彼らを、今後の活躍も見据えてチェックしていきたい。 HIRO10 HIRO10 / Ⓒ公益社団法⼈⽇本ダンススポーツ連盟 まず注目したいのは、石川県出身のHIRO10 (GunSmokeBreakers) だ。現役高校生でありながら、グローバルに世界各地のバトルでも活躍している実力派BBOY。昨年からは全日本へのポイント獲得大会にも精力的に参戦し、昨年末に開催された「SETTSU BREAKIN’ JAM」では優勝も果たしている。 ハイレベルなパワームーブを武器に早くも世界の舞台で結果を残し、実力も知名度も折り紙付きである。オリンピックに向けてのポイント争いも激化してくる中で、今年からはこの争いにHIRO10が新たに加わってくるであろう。まずは全日本への出場ポイントランキング堂々の1位で決勝大会進出を決めたHIRO10が、今大会で頂点へ近づくことが出来るのか、非常に楽しみである。 Lil′Bom Lil′Bom / Ⓒ公益社団法⼈⽇本ダンススポーツ連盟 Lil’Bom(Bioneer Crew)は昨年の関東甲信越ブロック選手権での優勝をキッカケに、さらに勢いを増したBBOYだ。1年前までは高校生であり、昨年の春から地元の大学である群馬大学に進学した現役の大学1年生である。JDSF強化選手であり、前回の全日本では3位まで登り詰めている。 スピード感とキレを兼ね備えたパワームーブを武器とし、その完成度は正に国内トップレベルである。大学生になり、より経験値を積むことで今後の更なる飛躍が楽しみなBBOYだ。今年は昨年の全日本より順位を上げ、決勝戦に進むことが出来るか注目していきたい。 Lil Kong Lil Kong / Ⓒ公益社団法⼈⽇本ダンススポーツ連盟 Lil Kongは弱冠11歳の小学5年生のBBOY。THE FLOORRIORZ ACADEMYの生徒として日々スキルを磨き、昨年開催された「Breakdance Dream Cup」では優勝に輝いている。ジュニアカテゴリーでは出場ポイントランキング1位で、見事決勝大会への進出を決めた。 高い身体能力から繰り出されるパワームーブや、キレのあるフットワークもさることながら、雰囲気のあるトップロックやバトル運びの上手さが、彼独自のスタイルを感じさせる。全てにおいてポテンシャルが高く、今後が楽しみなBBOYの一人である。 ジュニアカテゴリ―は正に群雄割拠であり、数多くの実績を誇るBBOYが数多くいる中でLil Kongが一歩リードすることが出来るのか。今大会も期待しながら見ていきたい。 7G 7G / Ⓒ公益社団法⼈⽇本ダンススポーツ連盟 BGIRL 7Gは、昨年開催された「マイナビ JDSF ブレイキン ジャパン オープン 2022」や「Breakdance Dream Cup 2022」で連続優勝を飾り、着実に実績を積み重ねている小学6年生のBGIRLだ。7Gは体の柔軟性を活かしたフットワークやトリッキーなフリーズが武器であり、そのフレッシュなスタイルでジュニアBGIRL世代の先頭を走っている。 昨年は全日本には出場していないため、今年が決勝へ初参戦となる7G。ジュニアカテゴリーでの出場となるが、今勢いに乗るBGIRLが今大会でも旋風を巻き起こすのか、注目していきたい。 Mirei Mirei / Ⓒ公益社団法⼈⽇本ダンススポーツ連盟 Mireiは岡山県出身のBGIRLであり、JDSF強化選手にも選出されている。ハイレベルなパワームーブも特徴的だが様々なジャンルのダンスを経験していることから、高いミュージカリティで魅せるスタイルもMireiの強みである。 同じジュニアBGIRL世代の中でも、高いダンス力を誇るMireiは間違いなく今後目立ってくる存在になるであろう。国内の大会では多くの実績を残しつつあるMireiが、今回の全日本で有終の美を飾ることができるかも期待していきたい。 Ⓒ公益社団法⼈⽇本ダンススポーツ連盟 ブレイキンにおいて10代のティーン世代が国内外で大きな活躍を見せていることは言うまでもないが、その中でも今後が楽しみなBBOY / BGIRLをピックアップした。今回紹介した選手以外でも国内のブレイキンの平均レベルは年々高くなっており、今後も新たなスターが生まれてくるであろう。 特に今回の全日本では、昨年まで出場していなかった面々が全日本に出場を決め、昨年以上に盛り上がることは間違いない。今後さらなる成長を遂げたティーン世代が世界の舞台に進出し、活躍する事を楽しみにしている。 尚、当日の観戦チケットはe+(イープラス)にて絶賛発売中。ご購入は下記関連リンクよりお買い求めください。
-
climb有観客・声出し応援解禁で熱気を帯びた「ボルダージャパンカップ 2023」大会リポート2023年2月5日(日)に、駒沢オリンピック公園 総合運動場屋内球技場にてスポーツクライミング・ボルダージャパンカップ 2023(BJC 2023)男女準決勝・決勝が有観客(マスク着用での声出し応援有り)にて開催された。また今年はパリ2024のプレシーズンとなり、今大会は第6期JMSCAパリオリンピック強化選手の選考も兼ねている。 結果は、女子:伊藤ふたば、男子:楢崎明智が優勝し日本一に輝いた。 伊藤ふたばが全課題を一撃で3年ぶり優勝 photo by Kazuki Murata 準決勝を4位で通過した伊藤ふたばは、第1課題から絶好調のパフォーマンスを見せつける。多くの選手が苦しんだスラブの第2課題も勢いはそのまま、一撃で登り切り他の選手を大きく突き放す。第3課題もなかなか完登者が出ないなか一撃で仕留める。最後の第4課題においても圧巻の登りを見せて一撃。満面の笑顔と共に3年ぶり3度目の優勝をつかみ取った。 2位には東京オリンピック2020 銀メダリストの野中 生萌。惜しくも第2課題は完登できなかったが、持ち前のパワフルかつ正確なクライミングで3完登(第3・第4課題は一撃)を記録した。そして弱冠15歳の中学生、関川 愛音(めろでぃ)が、ポテンシャルを感じさせる力強い登りで3位に入賞した。 伊藤ふたばは決勝後のコメントで、「決勝では全課題を一撃して優勝することが出来たので率直に嬉しいです。オブザベーションの段階で自分が得意な課題だと思っていて、集中してトライするようにしました。」と自身を振り返った。 楢崎明智が初優勝で兄・智亜と表彰台へ photo by Kazuki Murata 男子優勝に輝いたのは3完登を記録した楢崎 明智。大会前には 「国内の選考大会があまり得意ではなく、プレッシャーであまりいい動きが出来たことがない。今年は楽しんで自分の存在感やスタイルを見せられたらいいなと思います。」と語っていたが、第1課題から持ち前の身長、手足の長さを活かして完登でスタート。 続く第2課題、第3課題もダイナミックな登りで完登を続けて首位をキープした。優勝が大きく近づいた第4課題では、疲れも見え始め完登とはならなかったが、ゾーンを獲得し自身初の優勝を決めた。 尚、2位には2完登の佐野 大輝。3位には楢崎 明智の兄である楢崎 智亜が食い込み、兄弟で表彰台を飾った。 楢崎明智は決勝後に、「オブザベーションした段階で僕にとって得意な課題なのが見て分かったし、智くん(兄・智亜)とも『これはいけそう!』と話していました。まさか本当に優勝するとは思ってなかったですけど(笑)」と驚きを半分に優勝コメントを残した。 開催概要 photo by Kazuki Murata 名称:ボルダージャパンカップ2023(BJC2023) 主催:公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会(JMSCA)後援:スポーツ庁、公益財団法人日本スポーツ協会、公益財団法人日本オリンピック委員会、世田谷区主管:公益社団法人東京都山岳連盟(TMF) 企画・運営:BJC2023実行委員会 協賛:KDDI株式会社、三井不動産株式会社、住友商事株式会社、オリエンタルバイオ株式会社、牛乳石鹼共進社株式会社、日新火災海上保険株式会社、東商アソシエート株式会社、西尾レントオール株式会社、サントリー食品インターナショナル株式会社オフィシャルマーケティングパートナー:株式会社博報堂DYメディアパートナーズ 会場:駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場
-
climb楢崎明智が初優勝!「ボルダージャパンカップ 2023」2023.02.052023年2月5日(日)に、駒沢オリンピック公園 総合運動場屋内球技場にてスポーツクライミング・ボルダージャパンカップ 2023(BJC 2023)が行われ、男子決勝は楢崎明智が優勝に輝いた。 準決勝を勝ち抜いた上位6名によって争われた決勝では、楢崎智亜や、藤井快など国際大会で多くの実績を誇る選手が揃った。 しかし優勝した楢崎明智は、長身からなる長い手足や身体能力を活かし、決勝トップとなる4課題中3完登を記録。堂々の優勝を飾った。 2位には佐野大輝、3位には楢崎智亜が入った。 今年はパリ2024のプレシーズンとなり、今大会は第6期JMSCAパリオリンピック強化選手の選考も兼ねている。
-
climb伊藤ふたばが3大会ぶり3回目の優勝!「ボルダージャパンカップ 2023」2023年2月5日(日)に、駒沢オリンピック公園 総合運動場屋内球技場にて、スポーツクライミング・ボルダージャパンカップ 2023(BJC 2023)が行われ、女子決勝で伊藤ふたばが優勝に輝いた。 決勝は同日開催された準決勝を勝ち上がった上位6名にて争われ、優勝した伊藤ふたばは、全4課題を全て一撃で仕留め圧倒的な成績で頂点に立った。 2位は野中生萌、3位には関川愛音が入った。 今年はパリ2024のプレシーズンとなり、今大会は第6期JMSCAパリオリンピック強化選手の選考も兼ねている。