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others山口県宇部市でアーバンスポーツを全身で楽しんだこの夏一番熱い1日「UBE URBAN SPORTS FES 2024」イベントレポート2024.09.30暑い夏もいよいよ終わりを迎える、2024年9月29日(日)に山口県宇部市の常盤通り(国道190号)特設会場にて「UBE URBAN SPORTS FES 2024」が開催された。全長約600mに渡るこの大通りをアーバンスポーツを中心とした様々なコンテンツでジャック。宇部市の中心地がアーバンスポーツの熱気に包まれた。 「UBE URBAN SPORTS FES」は、宇部市の中心市街地である常盤通り(国道190号)のウォーカブル化に合わせて開催し、都市の風景を舞台にアーバンスポーツの魅力を身近に感じて楽しんでもらうことを目的にしており、市民や観客にとって新しい休日の楽しみ方や交流の機会を提供し都市の魅力を高めることを目的としたイベントである。 昨年に開催された第1回目も大盛況で幕を閉じた本イベントだが、今回も雲ひとつない晴天に恵まれ夏を感じさせる暑さの中でプログラムは進行された。また特別ゲストとして参加したオリンピック選手であるShigekix(ブレイキン男子日本代表)・中山楓奈(スケートボード・ストリート女子日本代表)の2名が本イベントに華を添え、トップアスリートたちによるトークセッションやデモンストレーション、そして体験会など来場者が全身でアーバンスポーツを楽しめる1日となった。 以下は大盛況により幕を閉じた「UBE URBAN SPORTS FES 2024」当日の様子だ。 オープニングセレモニー 山口県恒例行事である餅まき 本イベントの開催に先立ちMCの山田としあきさんの呼び込みの元、宇部市の篠﨑圭二市長の挨拶、そしてイベントをデモンストレーションや体験会で盛り上げるゲストや選手たちが紹介されてメインステージへ登壇すると、山口県で恒例行事である餅まきが行われ、会場は大盛り上がりの中でイベントがスタートした。 SPECIAL TALK SHOW:中山楓奈 中山楓奈のトークショー スペシャルゲストとして今回参加した東京オリンピック銅メダリストの中山楓奈によるトークショーでは、スケートボードを始めたきっかけから東京オリンピックを経て迎えたパリオリンピック出場に至るまでのストーリーはもちろんのこと、スケートボード以外で好きなことや大学生として学業との両立など、普段ではあまり聞くことができない等身大の中山楓奈について来場者からの質問を交えながら聞くことができた。 中山楓奈のトークショー その中で中山が声を大にして伝えたのは「自分がやっていることに対して好きでいること」で「好きであればスポーツも勉学も頑張れるし、好きという思いがあったからここまで来れた。」と話した。その言葉には話を聞いていた子どもたちだけではなく親御さんまで心を打たれている様子だった。 最後にはジャンケン大会が行われ、優勝者には直筆サイン入りのスケートボードデッキが手渡されるなど豪華なプレゼントもある有意義なトークセッションとなった。 SPECIAL TALK SHOW:Shigekix Shigekixのワンルーティンの披露 同じくスペシャルゲストとして会場を盛り上げたのは、ここ最近テレビで見ない日はないくらい引っ張りだこであるパリオリンピック日本代表のBBOY Shigekix。登場早々サプライズで音楽に合わせたワンルーティンを披露し、会場を歓声の渦を巻き起こしてから始めたトークショーではパリオリンピックでの裏側や最近の活動に迫りながら、彼の思うブレイキンの魅力について聞くと、 「一番の魅力はブレイキンの持つ”自由さ”です。今日僕の披露したムーブも今までのブレイキン人生を通して培ってきたオリジナルのものですし、そこにこのステージに立って感じたことをアドリブでムーブとして加えさせてもらいました。オリンピックでもみんな踊り方のスタイルが違うというのは見て分かったと思いますが、他のスポーツ以上に自由に自分の表現をしながら競いあったり、自分を成長させていける自由さがブレイキンの魅力です。」と語った。 Shigekixのトークショー また質問コーナーでは子どもたちや大人からも様々な質問が飛び出し、時折話しながらムーブを披露したり、逆に来場者に対して質問を投げかけるなどインタラクティブなコミュニケーションが取られ、思わぬ質問のやりとりにみんな満足そうな様子だった。また最後にはジャンケン大会が行われ、優勝者には直筆サイン入りのTシャツが贈られた。 スケートボード 中山楓奈のライディングデモ 池田幸太のライディングデモ パリオリンピックでも日本から金メダリストが誕生したことで東京オリンピックに引き続き盛り上がりを見せたスケートボード。各4回の体験会の前にはデモンストレーションとしてプロスケートボーダーの中山楓奈と池田幸太の2名と地元のスタイリッシュなスケーターが集まりライディングを披露。そんなトップスケーターの滑りを一目見ようと体験会参加者以外の観客も多く、彼らが決めるトリックに大きな歓声を上げて大会さながらの盛り上がりを見せていた。 スケートボード体験の様子 また体験会にも子どもたちを中心に多くの参加者が集まり、実際にボードに乗って体験した。中には初めてのスケートボードにおそるおそるライディングに挑戦する参加者もいたが、池田幸太をはじめとする講師陣が手取り足取りサポートするなど安全にスケートボードにトライしていた。 ブレイキン 九州男児新鮮組によるショーケース そして今回のスペシャルゲストであるパリオリンピック日本代表Shigekixの来場やトップダンスチーム「九州男児新鮮組」によるショーケースパフォーマンスもあり、会場内で一際大きな盛り上がりを見せたのはブレイキン。会場のメインステージでは「九州男児新鮮組」による2回のパフォーマンスも披露され小学生から大人までそれぞれ違ったスタイルを持つBBOYたちが音楽に合わせて繰り出す豪快なムーブの数々に観客は目を奪われた。 ブレイキン体験の様子 また2回に分けて開催された体験会にも多くの来場者が訪れると簡単なフットワークやフリーズなどをレクチャー。名前と動き方を順番に分かりやすく教われることから初めてブレイキンを体験する参加者でも楽しく学ぶことができ、最後には少し学んだことをおさらいするようにムーブを披露するなどブレイキンの世界に入り込んで体験した。 ダブルダッチ NEWTRADのパフォーマンス 本イベント開催直後のプログラムとして多くの来場者たちの目を引いたのは確実にプロダブルダッチチーム「NEWTRAD」によるパフォーマンスだろう。パフォーマンスではまるでロープの中で行われているとは思えないほどハイレベルで流れるようなダンスやアクロバットが披露され会場を沸かした。 ダブルダッチ体験の様子 中盤ではステージに観客を数名招いてダブルダッチにチャレンジする時間も設けられ、体験した人たちは初めてのダブルダッチにもかかわらず多くの人前で披露するということに困惑と緊張の面持ちでトライしながらも上手くいった時に見せた笑顔が印象的だった。 ダブルダッチ体験の様子 またその影響もあってか計2回開催された体験会では多くの子どもたちが集まり、列をなしながらも順番にダブルダッチにチャレンジ。NEWTRADによる見事なロープ回しも相まって、参加者も気楽にロープの中に飛び込んではロープの回転に合わせてジャンプしながらオリジナルなムーブも見せたりとダブルダッチャーとしての一歩目を踏み出す機会になった。 パルクール パルクール体験の様子 パルクールでは「走る」「跳ねる」「乗り越える」「掴まる」「バランスを取る」という5大基礎能力を伸ばし、イメージした通りに動ける機能的な身体作りを目指すアクティビティということもあって、柔軟性と俊敏性を高い子どもたちにとっては楽しい体験会のひとつであったことは見て取れた。その中でも細い一本橋を反対に進んだり、用意された障害物を飛び越えていく時にはパルクールの技術であるヴォルトなどを交えながら楽しくトライ。 JUNによるデモンストレーション 途中では講師のJUNによる障害物を使った豪快なパフォーマンスも披露され、そのムーブに感化された子どもたちの好奇心を底上げ。中にはハイレベルな動きで障害物を超える子どもたちもおり、まさにバランス感覚や身体能力を目覚めさせる体験会になったことだろう。 パルオニ パルオニの様子 『鬼ごっこ』×『パルクール』の究極の鬼ごっこスポーツであるこのコンテンツは今回の中では体験会というよりどちらかというと『あそび』としての競い合い。パルクール体験会でも使用した障害物が置かれた指定エリアの中で1対1の「20秒間鬼ごっこ」が繰り広げられ、その組み合わせは親子や兄弟、小学生の友達同士など様々。 どっちが早く捕まえられるかを競うため、自分が早く捕まえられてしまうと、もっと早く捕まえないといけない展開になるハラハラドキドキの手に汗握る戦いだ。そんな場面も多く見られて悔しがる方と喜ぶ方の感情の差も見どころで、そんな環境の中で楽しみながら気づけばパルクールを体験でき、かつ良い運動にもなっているパルオニは終始大盛況だった。 3×3 バスケットボール バスケットボールクリニックの様子 昨年に引き続きキッズ向けの3×3バスケットボールトーナメントも開催された本イベント。午前中のバスケットボールクリニックを最初のプログラムとして終えると、バスケットボールトーナメントでは未来のスター選手たちになりうるキッズボーラーたちによる熾烈な戦いが繰り広げられた。 スリストム広島とじげんアップデーターズのエキシビジョンマッチ 最終プログラムとして開催されたエキシビジョンマッチではプロチーム「スリストム広島」と「じげんアップデーターズ」のプロ同士によるハイレベルなマッチアップも行われ、見事なボール回しで翻弄し合いツーポイントシュートを量産。特に周りを柵で囲っているわけでもないので、子どもから大人までプロの迫力あるプレイを至近距離で観戦しながら、3×3バスケットボールの奥深さを体感できる贅沢な時間となった。 ピックルボール プロピックルボールプレーヤーの吉田善選手 近年、アメリカを中心に多くの国々でプレイヤーが増えており人気のあるスポーツとして注目されているのがこのピックルボール。このスポーツの発祥となるアメリカでは300万人近くの人々にプレーされており、日本国内でも全国で体験会が行われている。 誰でも楽しめるピックルボール そんなスポーツが今回このイベントにやってきて、午前中に行われたエキシビジョンマッチではプロピックルボールプレーヤーの吉田善選手らによる白熱したラリーが繰り広げられ会場を盛り上げる。体験会では対象年齢が3歳以上と幅広く設定されていることや、比較的難易度が低く身体能力をあまり必要としない為、他の競技に比べて幅広い年代の方に楽しまれる様子が見られ、友達や家族連れなど参加者同士で対決して楽しむ様子が印象的でまさにインクルージブなスポーツと言われる所以がうかがえた。 ストリートサッカー・フットサル ストリートサッカー体験の様子 ストリートサッカーは8角形のコートで1対1形式で3分間のゴールの点数を競う種目。フィジカルコンタクト禁止や股抜きをしたらその時点で勝利という一般的なサッカーとは違った特別なルールも存在しているところが魅力だ。体験会では円形のサークルで親子や友人同士でこのルールに乗っ取った対決を楽しんだ。やはりサッカーは学校でも人気なスポーツということもあり、子どもたちはどこか手慣れた様子でストリートサッカーを体験していた。 ミネルバ宇部の選手達が参加者にレクチャーする様子 また地元宇部市にて活動する女子フットサルチーム「ミネルバ宇部」の選手達がストリートサッカー対決を見せて会場を盛り上げ、マーカーを使ったフットサルのドリブル、トレーニングを参加者にレクチャーする様子も見られた。 地元山口を拠点に活動するダンサーたちによるショーケース 長州南蛮連のよさこいのパフォーマンス お昼の時間帯には「一般社団法人山口県ストリートカルチャー協会」「長州南蛮連」「クランクダンススタジオ」の3団体から各団体を代表するキッズから大人まで数多くのダンサーたちがこの日のために用意してきたパフォーマンスを披露。ブレイキンをはじめ、よさこいやヒップホップなど幅広いジャンルのダンスを通して会場を盛り上げた。 フードフェス お客さんで賑わったフードフェス イベント開始後からお昼時をピークに常に大勢のお客さんで賑わっていたのがこのフードフェスで出店されたブースの数々だ。当日は天気も良く暑いくらいの陽気だったこともあり、体験会を終えた子ども連れの家族や隣のエアー遊具等で遊んでお腹を空かした子どもたちが美味しいフードに舌鼓を打ち、キンキンに冷えたドリンクで喉を潤した。 各飲食店のブースは長蛇の列が また27の飲食店が出店したこともあり、山口県や九州料理などのご当地グルメはもちろんのこと、親子で楽しめるご飯から韓国料理やピザなど海外気分を味わえる食事、お酒に合う食事やスイーツなど幅広いカテゴリーの食事が楽しめる、誰もが満足できるフードブースになっていた。さらにフードやドリンクを片手にその足でアーバンスポーツの体験会やパフォーマンスの観戦を楽しむ様子も見られるなど来場者は五感でイベントを楽しんだ。 エンディングセレモニー 今後についてもイベント開催意思を見せた篠﨑圭二市長 様々なコンテンツが目白押しだった本イベントはあっという間に時間が過ぎ去るほど、アーバンスポーツの熱に包まれたままエンディングを迎えると、オープニングと同様にMCの山田としあきさんの呼び込みの元、ゲストや選手たちの紹介されてメインステージへ再度登壇。また最後には宇部市の篠﨑圭二市長による挨拶の中で来年での本イベント開催意思も聞かれ、惜しまれつつも既に来年への期待感が高まる中で再度餅まきを行い、会場は最後まで大盛り上がりの中でイベントが締め括られた。 最後に 今回が二度目の開催となった「UBE URBAN SPORTS FES 2024」は前回以上の熱狂を生み出しなんと記録した来場者数は約8,000名。今回はShigekixと中山楓奈というオリンピックという世界最高峰の舞台で活躍しているトップアスリートを迎えたこともあり、各競技の体験会とパフォーマンスも何倍もパワーアップして帰ってきたと感じられた。 たくさんの来場者が集まった今回の「UBE URBAN SPORTS FES 2024」 またイベント後にShigekixと中山が口を揃えて話していたのが「こんなにもアーバンスポーツが皆さんにとって身近で注目されていて、今回より知ってもらえるきっかけになって嬉しい」ということだった。実際、その言葉を証明するように本イベントには子ども連れの家族、学生たちも多く見られ、イベント開催の本来の目的でもあるアーバンスポーツを通じた「中心市街の活性化」「若者世代の獲得」に向けてさらにそのムーブメントを飛躍したイベントとなった。 様々な課題を抱える地方都市が「アーバンスポーツ」の力で活性化を図る。その活動の代表として歩みを進めている宇部市の今後の更なる発展に期待していきながら、来年はさらにパワーアップした「UBE URBAN SPORTS FES」が開催されることを既に楽しみに待ちたいと思う。 イベント概要 イベント名:UBE URBAN SPORTS FES 2024 開催期間:2024年9月29日(日)会場:宇部市中心市街地エリア内特設会場入場料:無料主催:宇部市企画・運営:株式会社GATHER メディアパートナー:FINEPLAY 問い合わせ先:宇部市観光スポーツ文化部スポーツ振興課Email:info@ubeusfes.jp
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surf素晴らしいコンディションの中開催されたThe Open Surfing Miyazaki Series QS3000 IBK日向プロ・WSLプロジュニア Presented by RASH2024.09.289月17日から9月21日まで宮崎県日向市お倉ヶ浜でWorld Surf League The Open Surfing Miyazaki Series QS3000 IBK日向プロ・WSLプロジュニア Presented by RASが開催された。 今回のThe Open Surfing Miyazaki Seriesは、先日9月11日から9月14日まで宮崎県木崎浜海岸で開催されたIBK宮崎プロから3日空いて今回のIBK日向プロと2戦続けて行われた。試合が続けて行われることで体力的にタフな部分もあるが、試合の感覚を忘れずに次戦へ繋げることが可能となり、好調の選手は良い感覚をそのまま活かし挑むことができ、前戦で良い結果が望めなかった選手もすぐに調整し、新たに挑戦できる最高の条件となる。 試合期間中の波の状況は台風の影響もあり、クローズアウトすることも懸念されていたが、クローズアウトすることなく常に頭前後の波があり選手は最高のコンディションで試合が出来ることに胸が高鳴っていた。 ウィメンズプロジュニアの優勝は池田未来 Photo by The Open Surfing/@bagbee_ogakiyo ウィメンズプロジュニアの決勝は、池田未来、松岡亜音、中塩佳那、佐藤季の4名。佐藤季以外の選手は前回のIBK宮崎プロと同じメンバーでの決勝。 試合時間は30分。スローな立ち上がりで序盤4位だった池田未来がヒートハイエストのスコアとなる6ポイントを出し1位へ。他の選手は5ポイント代を出すもバックアップとなる1本足りない。最後に5.6ポイントを出しバックアップを揃え、トータルスコア11.6ポイントとして池田未来が優勝を果たした。今回、優勝したことで池田未来がプロジュニアアジアリージョナルのトップに躍り出た。 メンズプロジュニアの優勝は2連勝となったBronson Meydi Photo by The Open Surfing/@bagbee_ogakiyo メンズプロジュニアの決勝は前回のIBK宮崎プロ メンズプロジュニアで優勝したインドネシアから出場したBronson Meydi、岩見天獅、渡邉壱孔、足立海世の4名での戦い。 Bronson Meydiは今大会でもハイレベルなエアー技でスコアを重ねていたが、決勝でも変わらずエアーリバースを決めてくる。6.6ポイントと6ポイントを揃えトータルスコアを12.6ポイントとし1位のポジションに。他の日本人選手も果敢に攻め、2本揃えトータルスコアを10ポイント以上にするも逆転に必要なスコアに届かず、Bronson Meydiが2週連続で優勝を果たした。 ウィメンズQS3000は都築虹帆が2連勝 Photo by The Open Surfing/@bagbee_ogakiyo ウィメンズQS3000の決勝は都築虹帆と脇田紗良のマッチアップ。 波数が少なく、試合時間は30分の中でポテンシャルの波を見つけるのは精神的な強さも必要となるコンディション。脇田紗良がリズム良く波に乗り1本目、2本目で3ポイント代をまとめる。プライオリティーを持ったことにより序盤は良い波を待つ状況となった都築虹帆が2本目に5ポイント、4本目には6.65ポイントをスコアしトータルスコアを11.65ポイントとしリードする。脇田紗良は逆転に必要なスコアが7.9ポイントとなり、そのスコアが出せる波を待つもタイムアップ。 惜しくも2位となった脇田紗良は今回メンタルコーチと帯同しており、インタビュー中も「とにかく楽しむ」と今大会を通して常に楽しみながら試合を進めていたのが印象的だった。 そして2戦共に波のサイズがある中でも、異なったブレイクをするコンディション、そして自分の試合中の波の状況に常に合わせていく安定感を見せた都築虹帆がIBK宮崎プロに続き2連勝となった。 メンズQS3000は田中大貴がQS初優勝 Photo by The Open Surfing/@bagbee_ogakiyo メンズQS3000の決勝は田中大貴と足立海世の戦いに。1本目に6.25ポイントをスコアし2本目にも4ポイントをスコアする。足立海世はプロジュニアも出場していたこともあり、試合を重ねるごとに会場のお倉ヶ浜の波の状況に合ってきていた選手の1人。会場となる海を大きく使い、ポジショニングを移動しながら決勝戦を進めていく。中盤に4.9ポイント、5ポイントとスコアを伸ばしていくもここでタイムアップ。田中大貴が子供の頃、よく練習で訪れた思い出の地で嬉しいQS初優勝を飾った。 ここからのQSの舞台は海外へ Photo by The Open Surfing/@bagbee_ogakiyo QSシリーズは、Whitebuffalo OMAEZAKI PROから始まり、The Open Surfing Miyazaki Series IBK宮崎プロ、IBK日向プロと3週連続で開催された怒涛の9月。ハードスケジュールではあるが、日本でQS3000のグレードの大会が開催されることの有り難さを選手も語っていた。ここからQSは海外へと場所を移し、10月26日から11月4日までフィリピン シャルガオで行われるQS5000 siargao International Surfing Cup、11月9日から11月16日まで台湾で開催予定QS5000Taiwan Open of surfing、12月10日から12月17日まで中国海南島で開催予定のQS5000International Hainan Surfing Openと続く。来シーズンのCSへの切符の道のりはまだ長いが、各選手が少しでも納得いく結果で残りのシーズンも進んでいってほしい。 ウィメンズプロジュニア結果 Photo by The Open Surfing/@bagbee_ogakiyo 1位 池田未来(JPN)2位 松岡亜音(JPN)3位 中塩佳那(JPN)4位 佐藤季(JPN) メンズプロジュニア結果 Photo by The Open Surfing/@bagbee_ogakiyo 1位 ブロンソン・メイディ(IDN)2位 岩見天獅(JPN)3位 渡邉壱孔(JPN)4位 足立海世(JPN) ウィメンズQS3000結果 Photo by The Open Surfing/@bagbee_ogakiyo 1位 都築虹帆(JPN )2位 脇田紗良(JPN)3位 都筑有夢路(JPN) 松岡亜音(JPN) メンズQS3000結果 Photo by The Open Surfing/@bagbee_ogakiyo 1位 田中大貴(JPN )2位 足立海世(JPN)3位 小濃来波(JPN) 渡邉壱孔(JPN)
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culture日本最大級アーバンスポーツメディア「FINEPLAY」が最先端テック×エンタメフェス「XANA SUMMIT 2024」に出展2024.09.25アクションスポーツ・ストリートカルチャー専門メディア「FINEPLAY」を運営する株式会社ZETA(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:財満 栄治、以下 ゼータ)は、AIxWeb3.0メタバースのXANA(CEO:XANARIO)が主催する、時代の最先端を行くプロジェクト、企業、DAO、著名人、アーティスト、クリエイター、コミュニティがメタバース上に2週間にわたって集う次世代型フェスティバル、「XANA SUMMIT 2024」に出展することを発表した。 両社は過去にもNFTやメタバース分野で協業展開を行っており、今回はFINPLAYがプロデュースしたアーバンスポーツ空間『ZONE-X』を活用し、アーバンスポーツの魅力を豊富な画像や動画で訴求していく。 また本企画の目玉として、世界が注目する天才小学生スケーター・河上恵蒔がアバターとして空間内に登場、フォトブースにて記念撮影ができるほか、スケートボードパーク内には河上恵蒔が滑走する様子も楽しむことが可能。 <河上恵蒔> JSF バーチカルシリーズ2023 総合1位タイで最年少王者。スケートボード界の神と呼ばれる伝説的スケーター・トニー・ホークが主催するスケートボードバート大会「Tony Hawk’s Vert Alert」で900(2回転半)を3回連続で世界で初めて成功させ6位入賞。「X Games VENTURA 2024」男子史上最年少で出場し7位入賞。1分間に540を8回連続で達成しギネス記録樹立。9歳にして世界から注目を集めるスケートボード界の逸材。 <XANA SUMMITについて> XANA SUMMIT 2024はWeb3.0、AI、メタバース、宇宙など、私達人類の未来を担う最先端のテクノロジーを、エンターテイメントをフックとしてより多くの人に伝えることを目的としたイベント。デジタルネイティブ世代を中心に、各界をリードするDAOや企業が個性溢れるパビリオンをメタバース上で共創する。 また、これまでにない体験を提供するフェス会場が用意され、あらゆるところに最高のエンターテイメント性が張り巡らされた、数万人規模のかつてない試みのイベントとなる。本イベントでは、メタバース上でのブース展示、トークセッション、パネルディスカッション、プレゼンテーション、フェスティバルなど、多岐にわたる内容が予定されている。 世界のスピーカーが最新の知識やトピックスを共有する他、アーティストたちによるパフォーマンスやショーも行われ、多くの出展企業の参加を見込む。企業やクリエイターが最新の商品・サービスを展示するブースを用意し、メタバース上でのインタラクティブな体験も提供する。 参加者同士、および出展者と参加者が繋がるためのマッチングエリアや、直接商談を行うための専用スペースなども準備され、新たなビジネスチャンスや交流の機会が創出される。あらゆるレイヤーの人が最高の体験をできるように多様な参加方法が用意されており、参加者一人ひとりが創り上げるフェスは、感動と興奮の一期一会の体験を提供する。 <XANAとは> XANAはAIを活用した国内No.1、世界No.3のWeb3.0メタバース。誰でも簡単にアバター、空間、ゲームを創り、資産を売買することができ、なりたい自分になって自己実現できるもう一つの世界を提供。上場企業、地方自治体、教育機関など様々なセクターに既に100以上の導入事例を有する。
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surfWSL公認「The Open Surfing Miyazaki Series」が9月11日(水)に開幕!2024.09.09WSL公認「The Open Surfing Miyazaki Series」が9月11日(水)に開幕! 第1弾は「QS3000 IBK宮崎プロ・WSLプロジュニア Presented by RASH」 稲葉玲王、松田詩野、都筑有夢路のオリンピアンもエントリー 宮崎県宮崎市木崎浜で開催 2024年9月11日、宮崎県においてWSL公認の「The Open Surfing Miyazaki Series」が宮崎市木崎浜で開幕。本イベントは、11日からが宮崎市木崎浜で、17日からが日向市お倉ヶ浜で開催される国際的なサーフィン大会である。 宮崎県全体が一丸となってサーフィンの魅力を発信し、トップサーファーたちが熱きバトルを繰り広げる。また、両イベントはプロジュニアの戦いも実施し、次世代を担う若きサーファーたちが競演する。 なお、開幕前日の9月10日には、「The Open Surfing Miyazaki Series Opening Reception」と題したレセプションイベントが行われる。青島神社神主による歴史文化についての話、和太鼓や民謡のパフォーマンスなどで、大会前夜を盛り上げる。 大会の見どころ 宮崎県宮崎市木崎浜で実施される「QS3000 IBK宮崎プロ・WSLプロジュニア Presented by RASH」には、男子がパリ五輪5位入賞の稲葉玲王、女子もパリ五輪9位の松田詩野と東京五輪銅メダルの都筑有夢路と3人のオリンピアンがエントリー。 他にも、男子は2024/25シーズンのQSアジアリージョン1位で宮崎県出身の伊東李安琉と同2位の加藤翔平、QSより1ランク上のチャレンジャーシリーズ(CS)に出場する安室丈と大音凛太、海外からも昨年3月に行われた「WSL QS3000 whitebuffalo HYUGA PRO」を制したフィリピンのジョン・マーク・トコンなど実力者が顔をそろえる。 女子では、2023/24シーズンでQSアジアリージョン首位だった脇田沙良、2024/25シーズンで同1位の池田美来、高さのあるエアを決める都築虹帆、今年2月の「QS3000バレル・インターナショナル・プロ」を制した野中美波など日本のトップサーファーがしのぎを削る。 オープニング・レセプション概要 イベント名:The Open Surfing Miyazaki Series Opening Reception開催日時:2024年9月10日(火)START 17:00 CLOSE 20:00(受付 16:45)会場: 〒889-2161 宮崎県宮崎市加江⽥7275-1 こどものくに内AOSHIMA PICNIC CLUB「BAKERY & COMMUNITY CLUB」参加者:招待者、大会関係者、メディア実施内容:①主催者会見(主催者・選手など)②青島神社による歴史文化の話・祈祷③和太鼓パフォーマンス④民謡パフォーマンス 大会概要① 大会名:The Open Surfing Miyazaki Series QS3000 IBK宮崎プロ・WSLプロジュニア Presented by RASH日程:2024年9月11日(水)~14日(土)会場:宮崎県宮崎市木崎浜賞金:QS3000/$30,000AUD MEN&WOMENプロジュニア/$5,000AUD MEN&WOMEN参加数:QS3000(MEN70名/WOMEN48名) プロジュニア(MEN32 名/WOMEN16名)公認:WORLD SURF LEAGUE(WSL)主催:The Open Surfing Miyazaki Series実行委員会共催:一般社団法人 サーフソサエティ主管:一般社団法人 Surfing Japan International特別協賛:IBK(伊勢志摩文化開発株式会社)協賛:RASH 他特別後援:公益財団法人 宮崎県観光協会後援:宮崎県/宮崎市/宮崎市教育委員会/宮崎商工会議所/公益社団法人 宮崎市観光協会/MRT宮崎放送/UMKテレビ宮崎特別協力:株式会社ソラシドエア協力:宮崎市サーフィン連盟/サーフカルチャー宮崎/宮崎サーフメディカルチーム 大会概要② 大会名:The Open Surfing Miyazaki Series QS3000 IBK日向プロ・WSLプロジュニア Presented by RASH日程:2024年9月17日(火)~21日(土)会場:宮崎県日向市お倉ヶ浜賞金:QS3000/$30,000AUD MEN&WOMENプロジュニア/$5,000AUD MEN&WOMEN参加数:QS3000(MEN96名/WOMEN48名) プロジュニア(MEN48名/WOMEN24名)公認:WORLD SURF LEAGUE(WSL)主催:The Open Surfing Miyazaki Series実行委員会共催:一般社団法人 サーフソサエティ主管:一般社団法人 Surfing Japan International特別協賛:IBK(伊勢志摩文化開発株式会社)協賛:RASH 他特別後援:公益財団法人 宮崎県観光協会後援:宮崎県/日向市/日向市教育委員会/日向商工会議所/一般社団法人 日向市観光協会/MRT宮崎放送/UMKテレビ宮崎特別協力:株式会社ソラシドエア協力:日向市サーフィン連盟/日向市サーフィン業組合/宮崎サーフメディカルチーム 特別協賛社紹介 IBK(伊勢志摩文化開発株式会社)は、『日本のサーフィン文化を確立する』事をビジョンに掲げており2026年開業予定のウェーブプール事業を行っている会社です。私たちの目指すものは、スポーツによる地方創生をテーマにフェアに競技が行える自由なサーフィン市場です。また、新たな才能の発掘や国際交流が促進されることを期待しております。 会社名:伊勢志摩文化開発株式会社代表取締役:三戸 敬稔所在地:三重県志摩市阿児町鵜方4068番地2 Surfing Japan Internationalについて 所在地:東京都品川区東五反田1-21-10東五反田I-Nビル7F(Sketch-book,Inc内)電話番号:03-6447-7900設立:2021年2月1日活動内容:・WSLアジアツアー・ジャパンレッグの企画・運営・WSLを中心とした国際大会の主催・企画・運営・サーフィンを中心としたビーチイベントの主催・企画・運営・アスリートの育成(パフォーマンス&語学)
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skate【抽選で1名様に当たる!】パリ五輪スケートボード・ストリート種目にて銀メダルに輝いたジャガー・イートンの「CARIUMA(カリウマ)」シグナチャースニーカーをゲットしよう!2024.09.06【アクションスポーツメディア「FINEPLAY」x スケートボードメディア「CURRENT」プレゼンツ!】Instagram「フォロー&いいね」プレゼントキャンペーン開催! パリ五輪スケートボード・ストリート種目銀メダリスト、ジャガー・イートンの「CARIUMA(カリウマ)」シグネチャースニーカーが当たる! ジャガー・イートン スケートボードのストリートとパークスタイルの両種目で世界トップの成績を残し、二刀流を体現しているアメリカのJagger Eaton(ジャガー・イートン)。 そんな彼はパリ五輪でストリート種目にて見事銀メダルを獲得を果たした。今回はその快挙を記念して、大会でもジャガー自身が着用したシグネチャースニーカーであるCARIUMA(カリウマ)の「Jagger Eaton Vallely Premium Leather」を抽選で1名様にプレゼント! キャンペーン参加方法 ジャガー・イートン 応募方法 ① Instagramアカウントの「@fineplay.me」と「@current_sk8」を両方を「フォロー」② Instagramのキャンペーン投稿に”いいね"するだけ!コメント&ストーリーズシェアで当選確率UP! 応募期間 2024/9/6(金) 12:00 ~ 2024/9/20(金) 23:59迄 プレゼント賞品 CARIUMA(カリウマ)「Jagger Eaton Vallely Premium Leather」~ SIZE 8.5 (26cm相当) ~ 1足 *他のサイズは選べませんのでご了承ください。 Jagger Eaton Vallely Premium Leather Jagger Eaton Vallely Premium Leather Jagger Eaton Vallely Premium Leather 当選者発表 当選者にはFINEPLAY InstagramアカウントからDMでご連絡させて頂きます。 注意事項 ・日本にお住まいの方(当選品発送先が国内の方)が対象となります。・当選者ご本人以外の方への通知は行っておりません。・DMを受信拒否設定にしている場合、ご連絡ができませんのでご注意ください。・DMからご連絡後6日以内にご返信の確認がとれない場合、無効とさせていただきます。・本アカウント以外からの不審なDMにお気をつけください。 CARIUMA(カリウマ)のスニーカーとは Jagger Eaton Vallely Premium Leather 今回二刀流ライダーのジャガー・イートンのライディングを足元で支え、パリ五輪銀メダリストへ導いたスニーカー。スケートボードにおいてはライダーたちが超高難度トリックを世界最高峰の舞台で決めるために必要な繊細なボードコントロールを担う足元を支える重要なアイテムであるため、パリ五輪にてジャガーをはじめとしたサポートライダーたちの好成績の数々はCARIUMA(カリウマ)スニーカーの性能の高さを世界に改めて示したと言える。 商品取り扱い先 関連リンクのCARIUMA Japan 公式サイトにて販売中!
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danceコーセーがブレイキンの大会を主催!「KOSÉ BREAKING FES」が10月27日(日)に開催!2024.10.02株式会社コーセーが、ブレイキンの大会「KOSÉ BREAKING FES」を、2024年10月27日(日)にShibuya Sakura Stageで開催。ゲストダンサーには日本を代表するブレイクダンサーShigekixやISSEI、海外からは世界ランキング上位でメダリストでもあるPhil WizardやVictorといった著名なブレイクダンサーも出場する。 当社は、コーポレートメッセージ「美しい知恵 人へ、地球へ。」のもと一人ひとりの健康的で幸せな生活をサポートし、健康への意識を高めてもらうことなどを目的に、各種競技団体や選手個人への協賛をはじめ、さまざまな側面からスポーツの振興支援に取り組んでいる。2020年には、ダンサーの地位向上を掲げた日本初のプロダンスリーグ「D.LEAGUE」へ参画し、ブレイキンに特化したダンスチーム「KOSÉ 8ROCKS」を立ち上げる。また、公益社団法人日本ダンススポーツ連盟(JDSF)ブレイクダンス本部への協賛や、Shigekixへの個人協賛も行うなど、さまざまな形でブレイキンシーンをサポートしている。 ブレイキンに注目が集まる中で本大会を開催することにより、幅広い世代に向けたブレイキンのさらなる認知向上と発展を目指すと同時に、スポーツ振興支援を通じて健康な生活をサポートすることで、人々のQOL向上に貢献していく。 「KOSÉ BREAKING FES」について 本大会は、小中学生から大人まで幅広い年代のダンサーが参加可能。高校生以上の方が参加できる「2on2」部門での優勝者には賞金100万円を用意し、中学生以下が参加できる「1on1」部門では優勝賞品として、ベトナムで毎年開催している世界的に有名なブレイキンの大会「Radikal Forze Jam」への出場切符をプレゼント。今後世界に羽ばたいていく、若きダンサーたちの夢を応援する。 国内からのゲストダンサーとして、新たに「KOSÉ 8ROCKS」所属を発表したShigekix、初代「KOSÉ 8ROCKS」のディレクターでもあり現在は「FOUND NATION」で活動するISSEI、そして京都を拠点に世界中のシーンに影響を与え続ける「Body Carnival」からAYUMIとISSINが出場。さらには海外からのゲストダンサーとして、先日の世界大会で金メダルを獲得したPhil Wizardをはじめとして、数々の大会で優勝を果たしてきたVictor、Menno、Stripesの豪華4名が出場するなど、世界トップレベルの対決に注目。また、ジャッジには「KOSÉ 8ROCKS」新ディレクターのSHUVANや「THE FLOORRIORZ」のNORIなど権威あるブレイクダンサーも登場。スペシャルエキシビションクルーバトルではShigekix率いる新ブレイキンチーム「Ⅻ After Ours」と「KOSÉ 8ROCKS」との闘いも見所だ。 Shigekixは先日の世界大会での4位入賞後、国内で初めて大会に出場する予定となっており、さらには「Ⅻ After Ours」のメンバーが全員揃ってクルーバトルを行うのも初めてとなる。 世界で盛り上がりを見せる、ブレイキンの熱い戦いを渋谷にてお楽しみいただきたい。 イベント詳細 ・イベント名:KOSÉ BREAKING FES・開催日時:2024年10月27日(日)11:00~19:30・会場:Shibuya Sakura Stage(渋⾕サクラステージ) 3F BLOOM GATE , 4F 404 Not Found 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町1-4・競技形式:1on1 バトル(中学生以下)、2on2バトル(高校生以上)・エントリー費:2,000円(税込)・観覧料:無料・後援:渋谷区、公益社団法人日本ダンススポーツ連盟(JDSF)ブレイクダンス本部、一般社団法人渋谷未来デザイン、一般社団法人渋谷あそびば制作委員会 出演者 <2on2 ブレイキンバトル・ゲストダンサー(国内)> Shigekix(KOSÉ 8ROCKS、Ⅻ After Ours、K.A.K.B.) 所属:第一生命保険株式会社 7歳でブレイキンを始める。2018年「ブエノスアイレスユースオリンピック」にて銅メダルを獲得。2020年「Red Bull BC One World Final」にて世界最年少で優勝。2020,2022,2023年と「JDSF全日本ブレイキン選手権」を3連覇。2023年「アジア競技会」にて金メダルを獲得し、「パリオリンピック」出場を内定。2024年「パリオリンピック」では4位入賞。これまでに47回の国際大会での優勝経験を誇り、名実共に日本代表するブレイクダンサーである。 ISSEI(FOUND NATION、九州男児新鮮組) 「R16 Korea」を3年連続優勝、日本人初最年少での「Red Bull BC One World Final」優勝、「SILVERBACK OPEN」優勝という偉業を成し遂げた。また「D.LEAGUE 21-22」ではディレクターとして「KOSÉ 8ROCKS」を優勝に導いた。ムラサキスポーツ、日本コカ・コーラ株式会社と個人で契約を締結しており、オーバーグランドアンダーグランド共に活躍中。 AYUMI(Body Carnival、MONSTER ENERGY BREAKERS) 京都府出身。自身のブレイキンのキャリアをカナダのバンクーバーに留学中の2005年にスタートさせた。帰国後は「Body Carnival」に加入し精力的に活動。自身の考えや技術を後世に伝えるべく「Body Carnival School」をチームメイトと共に発足し青少年育成にも力を注いでいる。2024年には「パリオリンピック」に新競技として採用されたブレイキンの女子日本代表選手に選出される。 ISSIN(Body Carnival、Red Bull BC One All Stars) 岡山県出身。8歳でブレイキンに出会い、2018年「Body Carnival」のJrクルー「Body Carnival Zoo」に加入し、後に正式にメンバーとなる。2022年には「Red Bull BC One World Final」に出場し今後の日本ブレイキンを牽引するであろう存在になった。パワームーブを軸とするオールラウンダーでありつつ、自身のオリジナリティの可能性を追求している。 <2on2 ブレイキンバトル・ゲストダンサー(海外)> Phil Wizard(United Rivals、Red Bull BC One All Stars、7 Commandoz) カナダを代表するBBOYの1人。そのクリエイティブで複雑な流れの動きで数々の世界大会で結果を残してきており、その実力は名実ともにワールドクラス。2024年「パリオリンピック」では優勝し、BBOY初のオリンピック金メダリストとなった。 Victor(Squadron、MF Kidz、Red Bull BC One All Stars) BBOY発祥の地アメリカを代表するBBOY。6歳のときに元BBOYの父親からブレイキンの存在を教わり、14歳の時にバトルデビューをしてからは数々のビックタイトルを獲得した。最も輝かしい功績は世界一を決めるソロバトル「Red Bull BC One World Final」にて2度の優勝。2024年「パリオリンピック」においては3位入賞で銅メダルを獲得した。 Menno(Hustlekidz、Red Bull BC One All Stars) 2014年、2017年、2019年の「Red Bull BC One」での3度の優勝記録(史上最多タイ)を持つダンサー。その他の大会でも優勝など結果を残す世界を代表するBBOYの一人。オリジナリティの高いムーブは唯一無二。2024年「パリオリンピック」では決勝トーナメント出場を果たした。 Stripes(Flipside Kings、Sweet Technique) 2018年には「Silverback Open」を、2024年には「Lords of the floor」を優勝し、アンダーグラウンドでは絶大な支持を得ているBBOYの1人。クラシックなシルエットにスキルを織り交ぜたスタイルは現在活躍するBBOYたちに今も影響を与えている。 <スペシャルエキシビションクルーバトル> KOSÉ 8ROCKS 日本で活躍する有名ダンスチームからメンバーを集結した、プロダンスリーグ「D.LEAGUE」唯一のブレイクダンスチーム。アクロバティックな合わせ技を得意とし、高速で展開されるルーティーンやバラエティーに富んだスキルの数々が、音楽との相乗効果で見るものを魅了する。“ブレイキンで世界を笑顔に”をチームビジョンに、更なる可能性に挑戦していく。 Ⅻ After Ours 異なるステージのトップで活躍してきたBBOY,BGIRLで結成。結成後すぐに「Freestyle Session Japan」「Old School Night」と日本トップクラスのイベントを制覇し話題をさらった。ブレイキンのさらなる可能性を切り開く新世代Crew。 <ジャッジ> SHUVAN(FOUND NATION、九州男児新鮮組、KOSÉ 8ROCKS) 14歳の時に「インペリアルJB’s」のKidに師事しBBOYの世界へ。同時に「九州·久留米から世界へ」を目標とし「九州男児」を結成する。現役として活動しつつ自身の「スタジオMJ」の運営、「KOSÉ 8ROCKS」ディレクター、次世代BBOYの育成、アイドルへのダンス指導などエンターテイメント業界で活躍中。 NORI(TAKE NOTICE) 未だ飽く事なく国内、世界各国にプレイヤーとして活動している。BBOYのスタンスを大事に独自のフィルターを通して遊び心を表現する。また、完全オリジナルのプロテインブランド「GOLDEN MISSION」やダンスやマインドをシェアする「STUDIO 36 CHAMBERZ」の運営をする視野の広いマルチな活動をしている。 NARUMI(Body Carnival) 京都在住。20歳でダンスを始め、そこから20年以上に渡り世界で活躍し続けるBGIRL界のパイオニア。現在も現役活動を続けながら、2024年「パリオリンピック」のブレイキンTEAM JAPANナショナルコーチ、審査員、ゲストショー、ワークショップ講師、イベント企画を手掛け現在も精力的に活動している。 TENPACHI(BGSK、TAKE NOTICE、DS) 1987年埼玉県生まれ。Los AngelesのBBOY CREW「BGSK」、そして日本の「TAKE NOTICE」に所属。 KYOHEI2(NINE STATES B-BOYZ、FUKBROS) 北海道出身、大分育ち。17歳の時にブレイキンに出会い20歳で「NINE STATES B-BOYZ」を結成。以降、国内外で精力的に活動し数多くの経験から生成された己の世界観を体現し続ける。 <MC> SUV(NAT/写真:左) ストリートダンスシーンにおけるほぼ全ジャンルの現場を任される数少ないMCの1人。即興性と熱さのある的確なメッセージでプレイヤーとオーディエンスの架け橋となるMCスタイルが、ダンサーのみならずオーガナイザー、DJ、RAPPERからも高い信頼を得ている関東の腕利きMC。 ししがみ(M.O.C/写真:右) 関東のダンスシーンを中心にイベントMCとして活動し、「DANCE @LIVE」や「B-BOY PARK」、「WDC」などをはじめとした様々なイベントやバトル、コンテストなどの現場を盛り上げ続け、その数は年間に130本を越える。 <DJ> DJ MAR SKI(MZK/写真:左) ダンスイベントのDJとして国内、国外問わず活動中。ブレイキンのイベントを中心に数々のダンスイベント世界大会に招待されDJを務めている。HIP HOPというカルチャーを作り出した世界最大の組織「UNIVERSAL ZULU NATION」のオフィシャルメンバーの1人であり、ヒップホップのカルチャーの歴史を伝えていく活動を行なっている。 TEE(Ready to Rock/写真:中央) 1989年にストリートダンスとHIPHOP DJとしての活動をスタート。数々のイベントでのDJを通じ、現在のダンスバトルDJの基礎を作り上げた第一人者。「Battle of the Year」、「Red Bull BC One World Final」では日本人で初のDJを務めた。20年以上にわたり世界のブレイキンシーンから支持を集める数少ないDJの一人である。 SINSK8(TURKS、ULTRA BRA1N/写真:右) レペゼン大阪。自身もBBOYであり2000年代より関西を中心に活動。ダンスキャリア開始と同時期にDJを始め、気付けば今や関西BBOYバトルDJのフロントマン。DJの為に今もバトルに出続ける完全な現場主義スタイル。
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doubledutchここから生まれる、伝説の1ページ目。「ITADAKI ダブルダッチ甲子園 2024」Report2024.10.012024年9月29日(日)、 ダブルダッチ業界“唯一”となる高校生を主役とした大会『ITADAKI ダブルダッチ甲子園 2024』が開催された。 2021年からスタートした同大会には、今年もアンバサダーとしてDA PUMPのKIMI、そしてシーンのトップランカーであるREG☆STYLEを起用。 KIMI & REG☆STYLE・YUI©︎ITADAKI 2024, Photo by Miz-ki 更には今回「エンターテイメント」を審査するジャッジには、あのお笑い芸人・パンサー 尾形貴弘に加え、THE FLOORRIORZのB-GIRL RAM、D.LEAGUEからFULLCAST RAISERZのINFINITY TWIGGZが登場。 豪華キャスト陣と入賞者たち©︎ITADAKI 2024, Photo by Miz-ki カルチャー・ジャンルをまたいで豪華キャスト陣が集結し、高校生が主役として輝けるステージを、シーン内外の様々なキャストが華を添えた。3つの種目から構成され、それぞれで白熱した戦いを繰り広げた大会の様子を振り返る。 REG☆STYLE©︎ITADAKI 2024, Photo by Miz-ki SPEED RELAY 団体ごとに競われるこの種目は、駆け足跳びである「スピード」を、3名の跳び手がリレー形式で行うもの。1人目が10秒、2人目20秒、3人目30秒とジャンプ時間も変動し、誰がどの順番で跳び、回すのかという戦略性も求められる。 激戦を勝ち抜いたのは、210回で「日本橋ダブルダッチクラブ」!過去に2度もSPEED RELAYで優勝を果たした同団体が、3度目となる王座のタイトルを獲得した。 日本橋ダブルダッチクラブ©︎ITADAKI 2024, Photo by Miz-ki 1on1 BATTLE 個人戦である 1on1 バトルは、イベントの主役である高校生に加え、未来のITADAKI世代を担う中学生の2部門が用意。 ■ 中学生部門中学生部門は、昨年王者であるSHU-BOY (COMRADE) と、SHUTO (ダブルダッチスクール Be Color) が対決。 SHUTO©︎ITADAKI 2024, Photo by Miz-ki ハイレベルな接戦を制したのはSHUTO!両者ともにブレイキンを基調としたスタイルのバトルとなったが、抜群の安定感でSHUTOに軍配が上がった。 ■ 高校生部門高校生部門では、こちらも昨年王者のTAIYO (MJRC) と奏 (COMRADE) の対決に。両者ともにソロバトルの決勝大会「DOUBLE DUTCH ONE'S FINAL」への出場経験があるだけに、大人顔負けの名勝負が繰り広げられた。 TAIYO©︎ITADAKI 2024, Photo by Miz-ki ブレイキンベースのTAIYOとヒップホップの奏。両者ともそれぞれのスタイルがぶつかり合う激戦は、僅差でTAIYOが勝利。3連覇で不動の強さを見せつけた。 SHOWCASE ■ STEP UP 部門昨年から新設された「STEP UP 部門」は、メンバーの過半数がダブルダッチ歴1年未満であることが条件。さらには今年、ダブルダッチの部活動が存在しない高校からも選手が出場! 高校生たちのフレッシュなショーケースの数々が会場を賑わせた。 そんな中、1位になったのはその“部活動が存在しない”高校から、「KRIEGER」(クリーガー / 日本体育大学桜華高等学校)!ダンス部の部員で構成されているとのことだが、そこで培われたキレ味がダブルダッチでも存分に活かされており、「もっと極めれば大会制覇もあり得る!」と大勢から太鼓判が。初陣を最高の形で締め括った。 KRIEGER©︎ITADAKI 2024, Photo by Miz-ki ■ OPEN 部門次いでOPEN 部門は、今年も激戦。他大会で優秀な成績を収めたチームも多数登場し、大いに盛り上がりを見せた。 3位は「No Logic」(自由ヶ丘学園高等学校)。数々の大会を勝ち上がってきた“猛者”が、ここでもしっかりと入賞。動きの大きさと切れ味、そして女子オンリーのチームでありながら、ヒップホップからブレイキン、アクロバットまで、多岐にわたる技のバリエーションと安定感。堂々たるショーケースで存在感を示した。 No Logic©︎ITADAKI 2024, Photo by Miz-ki 2位は「4Rings」(ダブルダッチスクール Be Color)。女子3人組でありながら、こちらも豊富なバリエーションの技を次々披露。“GAL感”、そして癖になるコミカルさが随所に散りばめられている特徴的なショーケースは、繕わない出演者の内面を映したような、強靭な表現力によって裏打ちされていた。一度見たら忘れられない“インセイン”なショーケースで、準優勝を獲得した。 4Rings©︎ITADAKI 2024, Photo by Miz-ki そして今年度、優勝に輝き優勝旗を高らかに掲げたのは「ROYAL DELIGHT」(ロイヤル デライト / 栄光ROYAL)! ROYAL DELIGHT©︎ITADAKI 2024, Photo by Miz-ki 高い基礎力に定評のある栄光ROYALのチームだが、瞬きの間にも技が繰り広げられるような怒涛の3分間。見たことのあるような一般的な技も、彼らにかかれば応用レベルへと昇華され、会場からは大歓声が!大人数を活かしたフォーメーションや各技など、見れば見るほど細部へのこだわりを感じさせる無駄のない演技で、観客投票でも1位を獲得した彼ら。審査員も高い点数を付け、見事“頂”を掴み取った!! ©︎ITADAKI 2024, Photo by Miz-ki なお、記事末尾にはROYAL DELIGHTの選手たちへのインタビューも掲載されている。彼らが練習で大切にしていたことや“大人数のパフォーマンス”へのこだわりなど、勝利を掴み取った理由の一端を垣間見ることができるだろう。是非そちらもご一読いただきたい。 またこの他にも、ご紹介したい選手は数々存在するが、その全ては公式から公開されているライブ配信のアーカイブをご覧頂きたい。 “山頂”を目指し繰り広げられた戦いは、4年目を迎え新たなシナリオを描き始めている。2021年の開催当初 1年生だった選手は高校を卒業し、それぞれの道へ歩み始めている。だが、高校生たちのその勢いは衰えることなく、新たな顔ぶれがシーンの未来を強く支えていることを目の当たりにした一日だった。 そして、ITADAKIを知る者たちは次なるステージへ進みながらも、高校生たちに大いに刺激を与えていた。山頂から吹き下ろす“山風”のごとく、次なる高みを目指す高校生たちへ、これからも高いところから追い風を起こしてくれるだろう。 ITADAKI 経験者も多数参加したゲストショー「Virgin Odd Scrap」©︎ITADAKI 2024, Photo by Miz-ki この舞台から生まれる、伝説の1ページ目。ITADAKI 2024は幕を下ろし、また次なるシナリオが描かれていく。そこに2本のロープがある限り、きっとこの風は止まないことだろう。 優勝チーム「ROYAL DELIGHT」にインタビュー! ROYAL DELIGHT©︎ITADAKI 2024, Photo by Miz-ki ──まずは優勝おめでとうございます! 今のお気持ちを! こうちゃん本当に嬉しいですし、安心しました。いろんな人が応援してくださって、たくさんの人の支えを常に感じていたので、良い結果で恩返しできたんじゃないかなと思っています。 ──ROYAL DELIGHTのみんなは、過去に大会には出たことがあるの? やまちゃんはい、このチームで昨年のITADAKIに出ています。ただ、怪我でこうちゃんがいなかったので、フルメンバーの7人で出場できたのは今回が初めてです。こうちゃんは昨年、ITADAKIの1ヶ月前ごろにいきなり脚を痛めてしまって…。演技も完成しかけていたので、その時期の雰囲気は最悪でした(笑)。 のりちゃん結果、この時は確か下から数えて3番目の順位でした。 ──そうなんだ。そんなチームが今日上から数えて1番になったわけだ。ちなみにその時の反省や悔しさみたいなものは、今年のパフォーマンスに活きているのかな。 ぼくやそれは大いにありますね。昨年は本当にボロボロだったことがとにかく悔しかったです。初年度から栄光ROYALから出場しているのですが、優勝した経験はなくて、今年こそ“頂を絶対に獲ってやる”という思いで燃えていました。あとは結果の面もそうですが、そもそもパフォーマンス自体を完璧にやりきろうと。 こうちゃん昨年僕が出場できなくて、チームの雰囲気も悪くなってしまって、本当に申し訳ないことをしちゃったなと責任を感じていました。今でも思い返すだけでもしんどい気持ちになります。そして、僕が抜けても6人で出場してくれたチームメイトたちには凄く感謝していて、パフォーマンスを見ていて本当に感動したんです。そういう思いがあったからこそ、今年は本当に覚悟を決めて“絶対に勝つ”と。 ──なるほど。素敵なチームだ。 ぼくや具体的な面で言うと、昨年の反省点として「練習の再現ができていなかった」と思うんですよね。本番を迎えると緊張で手が震えて、縄がちゃんと持てずに飛んでっちゃったり、僕が声を出しまくってしまい、そのせいでチームメイトを変に惑わせてしまうことになってしまったり。本番ですべきは“練習の再現”ということを理解はしていても、それを実行できなかったことが反省点だったので、個人的には今回そこがテーマでした。 そうし僕が思ったこととして、昨年のショーを振り返ったとき、チームの人数が大勢いるのに、1つの技のパートに関わる人数は少なかったんですよね。せっかくの大人数の強みが活かされていないなと感じました。それで今回、意図的に平均的に4〜5人が関れる演技を増やしました。 ©︎ITADAKI 2024, Photo by Miz-ki こうちゃんあと、出す技も小出しにしていた傾向があったんですよね。技を出す→繋ぐ→技→繋ぐ、という単純な繰り返しは構成面では良くないなと。その流れが止まらないような演技にすることを意識しました。あとはぼくやの言う通り、練習の再現ができるよう精度を上げていこうと。身体にパフォーマンスが染み込む状態まで持っていかないと、また演技が飛んじゃう可能性はあるなと思って。 たかし例えば練習を無音でやって、カウントも声かけも全て無しの状態ということもありました。音に頼らずとも自分たちのペースで出来るように染み付かせるという目的ですね。何も考えずとも進められるようにと先輩に教えてもらった練習方法です。 ぼくやあと、めちゃくちゃ演技中に邪魔してもらうとか、ターナーの真横に立ってもらった状態の練習もありました(笑)。本番はお客さんからの歓声もありますが、そんな時でもとにかく練習の再現をいつも通り、平常心でやれるような精神力を鍛えようという。 ──どんな状況でも練習の再現をできるように、演技を身体に焼き付けて自然にできるように、ということなんですね。それで今日本番を迎えたわけですが、振り返ってみてどうでしたか? こうちゃん正直あんまり記憶がないです(笑)。部分部分では覚えているんですけど。ただパフォーマンス終わった後に前を見て、お客さんやジャッジの皆さんの楽しそうな表情を見たとき、最初に思い描いていた景色が目の前にあって、嬉しくて仕方がなかったです。終わったらその体制を数秒キープしないといけなかったんですが、気づいたら手がすぐに上がっていました(笑)。 たかし部活外からも学校の友達が来てくれていて、自分のパートで「たかし通せ〜!」って声を出してくれていて。応援のパワーって凄くて、めっちゃ身体が動いた感じがしましたね。 ぼくや僕は逆に、応援の声は正直あまり気にしすぎないようにしていました。さっきも“邪魔してもらう練習”の話をしましたが、とにかく演技中は平常心で。だからその分、終わった後にお客さんが沸いてくれていたり、拍手喝采で本当に嬉しかったです。感無量でしたね。 けいちゃん昨年出たときは本当に緊張していて、めっちゃ顔引き攣ってるよって言われたりもしたんですよね(笑)。今年も緊張はありましたが、身体がちゃんと練習どおりに動く感覚がありました。 やまちゃんそれこそ演技直前、いつも部活でやっている基礎練を全員でやったんですよ。“練習の再現”という話もありましたが、それも自分としてはかなり落ち着いて臨むことができた要因の一つでした。 ©︎ITADAKI 2024, Photo by Miz-ki ──みんな練習が好きなんだね(笑)。いろんなタイプのメンバーがいるけど、とにかく“練習の再現を”という部分は、ROYAL DELIGHTのみんなが相当意識して取り組んだことだったんだなと、お話を伺っていて感じました。 こうちゃん今年のDOUBLE DUTCH CONTESTという大会で、僕たちの1つ上の先輩にあたる「ROYAL LAPLACE」というチームが国内予選を1位通過して、続く世界大会に出場したんです。そういう偉大な先輩の姿にも影響を大いに受けましたが、実はLAPLACEも直前まで基礎練をやっていたんです。最後まで“基礎は大切”だという教訓、それからROYALとして基礎力の強さは譲れない思いもあったので、原点に戻って基礎練を直前にできたことは良かったなと思います。 ──熱い思いをありがとうございました。それでは最後に、もし今後について考えていることなどがあれば。 ぼくや今こうちゃんがLAPLACEの話をしてくれましたが、偉大であり、かつ超えたい存在だなと思っていて。ROYAL DELIGHTとしての次なる目標は、来年3月のDOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN (国内予選) で優勝して、世界大会に出場することですね。LAPLACEの先輩たちもITADAKIには出場していたのですが、結果には恵まれず近くで悔しい思いをしていたのを目の当たりにしたので、僕らがその夢を叶えた今、先輩たちを超えたいなと思っています! ──またROYAL DELIGHTのみんなと会えることを楽しみにしています。今日はありがとうございました! そして、優勝おめでとう!! 開催概要 「ITADAKI ダブルダッチ甲子園 2024」日時 : 2024年 9月29日(日)会場 : 川崎ルフロン主催 : ITADAKI 実行委員会共催: 川崎市 / INTERNATIONAL STREET FESTIVAL 実行委員会主管 : 有限会社 OVER THUMPZオフィシャルパートナー: ポカリスエット / ヘインズブランズ ジャパン株式会社サポーター:川崎LeFRONT / $TREAM協力 : スキルハック / 日本学生ダブルダッチ連盟協力メディア : FINEPLAY
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dance世界ユースブレイキン選手権でRA1ONが金メダル!女子はRIKO が銀メダル、HIOが銅メダル獲得でユース選手層の厚さも見せつける2024.10.012024年9月28日〜29日に、中国 無錫市(ウーシー)にて、世界ユースブレイキン選手権が開催された。2018年以来6年ぶりに開催されたユース世界選手権には、38ヵ国から200名以上の選手が参加し熾烈な幕開けとなった。 本大会には日本代表として6月に開催された選考会を通過した4名の強化選手が参加したほか、オープン大会でもあったため令和6年度強化選手を含む9名の日本人選手が出場をした。予選となった初日は、6名の女子選手と3名の男子選手がDAY2へ駒を進め、金メダルを獲得したRA1ON以外にも、女子のRIKOが銀メダル、HIOが銅メダルを獲得し3名の選手が表彰台にあがる結果となった。 WDSF World Breaking Championship in WUXI 結果 本大会における日本代表選手の成績は下記の通りだ。 選手コメント 【RA1ON 選手のコメント】「とにかく自然体になれるサウナなどでリラックスをするようにしました。今大会では、自分のスタイルを全員に見せつけることをイメージして踊りました。今後はこれからもっとレベルアップしてくると思うので、それに負けないように自分もレベルアップして頑張りたいと思います。ありがとうございました!」
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others山口県宇部市でアーバンスポーツを全身で楽しんだこの夏一番熱い1日「UBE URBAN SPORTS FES 2024」イベントレポート2024.09.30暑い夏もいよいよ終わりを迎える、2024年9月29日(日)に山口県宇部市の常盤通り(国道190号)特設会場にて「UBE URBAN SPORTS FES 2024」が開催された。全長約600mに渡るこの大通りをアーバンスポーツを中心とした様々なコンテンツでジャック。宇部市の中心地がアーバンスポーツの熱気に包まれた。 「UBE URBAN SPORTS FES」は、宇部市の中心市街地である常盤通り(国道190号)のウォーカブル化に合わせて開催し、都市の風景を舞台にアーバンスポーツの魅力を身近に感じて楽しんでもらうことを目的にしており、市民や観客にとって新しい休日の楽しみ方や交流の機会を提供し都市の魅力を高めることを目的としたイベントである。 昨年に開催された第1回目も大盛況で幕を閉じた本イベントだが、今回も雲ひとつない晴天に恵まれ夏を感じさせる暑さの中でプログラムは進行された。また特別ゲストとして参加したオリンピック選手であるShigekix(ブレイキン男子日本代表)・中山楓奈(スケートボード・ストリート女子日本代表)の2名が本イベントに華を添え、トップアスリートたちによるトークセッションやデモンストレーション、そして体験会など来場者が全身でアーバンスポーツを楽しめる1日となった。 以下は大盛況により幕を閉じた「UBE URBAN SPORTS FES 2024」当日の様子だ。 オープニングセレモニー 山口県恒例行事である餅まき 本イベントの開催に先立ちMCの山田としあきさんの呼び込みの元、宇部市の篠﨑圭二市長の挨拶、そしてイベントをデモンストレーションや体験会で盛り上げるゲストや選手たちが紹介されてメインステージへ登壇すると、山口県で恒例行事である餅まきが行われ、会場は大盛り上がりの中でイベントがスタートした。 SPECIAL TALK SHOW:中山楓奈 中山楓奈のトークショー スペシャルゲストとして今回参加した東京オリンピック銅メダリストの中山楓奈によるトークショーでは、スケートボードを始めたきっかけから東京オリンピックを経て迎えたパリオリンピック出場に至るまでのストーリーはもちろんのこと、スケートボード以外で好きなことや大学生として学業との両立など、普段ではあまり聞くことができない等身大の中山楓奈について来場者からの質問を交えながら聞くことができた。 中山楓奈のトークショー その中で中山が声を大にして伝えたのは「自分がやっていることに対して好きでいること」で「好きであればスポーツも勉学も頑張れるし、好きという思いがあったからここまで来れた。」と話した。その言葉には話を聞いていた子どもたちだけではなく親御さんまで心を打たれている様子だった。 最後にはジャンケン大会が行われ、優勝者には直筆サイン入りのスケートボードデッキが手渡されるなど豪華なプレゼントもある有意義なトークセッションとなった。 SPECIAL TALK SHOW:Shigekix Shigekixのワンルーティンの披露 同じくスペシャルゲストとして会場を盛り上げたのは、ここ最近テレビで見ない日はないくらい引っ張りだこであるパリオリンピック日本代表のBBOY Shigekix。登場早々サプライズで音楽に合わせたワンルーティンを披露し、会場を歓声の渦を巻き起こしてから始めたトークショーではパリオリンピックでの裏側や最近の活動に迫りながら、彼の思うブレイキンの魅力について聞くと、 「一番の魅力はブレイキンの持つ”自由さ”です。今日僕の披露したムーブも今までのブレイキン人生を通して培ってきたオリジナルのものですし、そこにこのステージに立って感じたことをアドリブでムーブとして加えさせてもらいました。オリンピックでもみんな踊り方のスタイルが違うというのは見て分かったと思いますが、他のスポーツ以上に自由に自分の表現をしながら競いあったり、自分を成長させていける自由さがブレイキンの魅力です。」と語った。 Shigekixのトークショー また質問コーナーでは子どもたちや大人からも様々な質問が飛び出し、時折話しながらムーブを披露したり、逆に来場者に対して質問を投げかけるなどインタラクティブなコミュニケーションが取られ、思わぬ質問のやりとりにみんな満足そうな様子だった。また最後にはジャンケン大会が行われ、優勝者には直筆サイン入りのTシャツが贈られた。 スケートボード 中山楓奈のライディングデモ 池田幸太のライディングデモ パリオリンピックでも日本から金メダリストが誕生したことで東京オリンピックに引き続き盛り上がりを見せたスケートボード。各4回の体験会の前にはデモンストレーションとしてプロスケートボーダーの中山楓奈と池田幸太の2名と地元のスタイリッシュなスケーターが集まりライディングを披露。そんなトップスケーターの滑りを一目見ようと体験会参加者以外の観客も多く、彼らが決めるトリックに大きな歓声を上げて大会さながらの盛り上がりを見せていた。 スケートボード体験の様子 また体験会にも子どもたちを中心に多くの参加者が集まり、実際にボードに乗って体験した。中には初めてのスケートボードにおそるおそるライディングに挑戦する参加者もいたが、池田幸太をはじめとする講師陣が手取り足取りサポートするなど安全にスケートボードにトライしていた。 ブレイキン 九州男児新鮮組によるショーケース そして今回のスペシャルゲストであるパリオリンピック日本代表Shigekixの来場やトップダンスチーム「九州男児新鮮組」によるショーケースパフォーマンスもあり、会場内で一際大きな盛り上がりを見せたのはブレイキン。会場のメインステージでは「九州男児新鮮組」による2回のパフォーマンスも披露され小学生から大人までそれぞれ違ったスタイルを持つBBOYたちが音楽に合わせて繰り出す豪快なムーブの数々に観客は目を奪われた。 ブレイキン体験の様子 また2回に分けて開催された体験会にも多くの来場者が訪れると簡単なフットワークやフリーズなどをレクチャー。名前と動き方を順番に分かりやすく教われることから初めてブレイキンを体験する参加者でも楽しく学ぶことができ、最後には少し学んだことをおさらいするようにムーブを披露するなどブレイキンの世界に入り込んで体験した。 ダブルダッチ NEWTRADのパフォーマンス 本イベント開催直後のプログラムとして多くの来場者たちの目を引いたのは確実にプロダブルダッチチーム「NEWTRAD」によるパフォーマンスだろう。パフォーマンスではまるでロープの中で行われているとは思えないほどハイレベルで流れるようなダンスやアクロバットが披露され会場を沸かした。 ダブルダッチ体験の様子 中盤ではステージに観客を数名招いてダブルダッチにチャレンジする時間も設けられ、体験した人たちは初めてのダブルダッチにもかかわらず多くの人前で披露するということに困惑と緊張の面持ちでトライしながらも上手くいった時に見せた笑顔が印象的だった。 ダブルダッチ体験の様子 またその影響もあってか計2回開催された体験会では多くの子どもたちが集まり、列をなしながらも順番にダブルダッチにチャレンジ。NEWTRADによる見事なロープ回しも相まって、参加者も気楽にロープの中に飛び込んではロープの回転に合わせてジャンプしながらオリジナルなムーブも見せたりとダブルダッチャーとしての一歩目を踏み出す機会になった。 パルクール パルクール体験の様子 パルクールでは「走る」「跳ねる」「乗り越える」「掴まる」「バランスを取る」という5大基礎能力を伸ばし、イメージした通りに動ける機能的な身体作りを目指すアクティビティということもあって、柔軟性と俊敏性を高い子どもたちにとっては楽しい体験会のひとつであったことは見て取れた。その中でも細い一本橋を反対に進んだり、用意された障害物を飛び越えていく時にはパルクールの技術であるヴォルトなどを交えながら楽しくトライ。 JUNによるデモンストレーション 途中では講師のJUNによる障害物を使った豪快なパフォーマンスも披露され、そのムーブに感化された子どもたちの好奇心を底上げ。中にはハイレベルな動きで障害物を超える子どもたちもおり、まさにバランス感覚や身体能力を目覚めさせる体験会になったことだろう。 パルオニ パルオニの様子 『鬼ごっこ』×『パルクール』の究極の鬼ごっこスポーツであるこのコンテンツは今回の中では体験会というよりどちらかというと『あそび』としての競い合い。パルクール体験会でも使用した障害物が置かれた指定エリアの中で1対1の「20秒間鬼ごっこ」が繰り広げられ、その組み合わせは親子や兄弟、小学生の友達同士など様々。 どっちが早く捕まえられるかを競うため、自分が早く捕まえられてしまうと、もっと早く捕まえないといけない展開になるハラハラドキドキの手に汗握る戦いだ。そんな場面も多く見られて悔しがる方と喜ぶ方の感情の差も見どころで、そんな環境の中で楽しみながら気づけばパルクールを体験でき、かつ良い運動にもなっているパルオニは終始大盛況だった。 3×3 バスケットボール バスケットボールクリニックの様子 昨年に引き続きキッズ向けの3×3バスケットボールトーナメントも開催された本イベント。午前中のバスケットボールクリニックを最初のプログラムとして終えると、バスケットボールトーナメントでは未来のスター選手たちになりうるキッズボーラーたちによる熾烈な戦いが繰り広げられた。 スリストム広島とじげんアップデーターズのエキシビジョンマッチ 最終プログラムとして開催されたエキシビジョンマッチではプロチーム「スリストム広島」と「じげんアップデーターズ」のプロ同士によるハイレベルなマッチアップも行われ、見事なボール回しで翻弄し合いツーポイントシュートを量産。特に周りを柵で囲っているわけでもないので、子どもから大人までプロの迫力あるプレイを至近距離で観戦しながら、3×3バスケットボールの奥深さを体感できる贅沢な時間となった。 ピックルボール プロピックルボールプレーヤーの吉田善選手 近年、アメリカを中心に多くの国々でプレイヤーが増えており人気のあるスポーツとして注目されているのがこのピックルボール。このスポーツの発祥となるアメリカでは300万人近くの人々にプレーされており、日本国内でも全国で体験会が行われている。 誰でも楽しめるピックルボール そんなスポーツが今回このイベントにやってきて、午前中に行われたエキシビジョンマッチではプロピックルボールプレーヤーの吉田善選手らによる白熱したラリーが繰り広げられ会場を盛り上げる。体験会では対象年齢が3歳以上と幅広く設定されていることや、比較的難易度が低く身体能力をあまり必要としない為、他の競技に比べて幅広い年代の方に楽しまれる様子が見られ、友達や家族連れなど参加者同士で対決して楽しむ様子が印象的でまさにインクルージブなスポーツと言われる所以がうかがえた。 ストリートサッカー・フットサル ストリートサッカー体験の様子 ストリートサッカーは8角形のコートで1対1形式で3分間のゴールの点数を競う種目。フィジカルコンタクト禁止や股抜きをしたらその時点で勝利という一般的なサッカーとは違った特別なルールも存在しているところが魅力だ。体験会では円形のサークルで親子や友人同士でこのルールに乗っ取った対決を楽しんだ。やはりサッカーは学校でも人気なスポーツということもあり、子どもたちはどこか手慣れた様子でストリートサッカーを体験していた。 ミネルバ宇部の選手達が参加者にレクチャーする様子 また地元宇部市にて活動する女子フットサルチーム「ミネルバ宇部」の選手達がストリートサッカー対決を見せて会場を盛り上げ、マーカーを使ったフットサルのドリブル、トレーニングを参加者にレクチャーする様子も見られた。 地元山口を拠点に活動するダンサーたちによるショーケース 長州南蛮連のよさこいのパフォーマンス お昼の時間帯には「一般社団法人山口県ストリートカルチャー協会」「長州南蛮連」「クランクダンススタジオ」の3団体から各団体を代表するキッズから大人まで数多くのダンサーたちがこの日のために用意してきたパフォーマンスを披露。ブレイキンをはじめ、よさこいやヒップホップなど幅広いジャンルのダンスを通して会場を盛り上げた。 フードフェス お客さんで賑わったフードフェス イベント開始後からお昼時をピークに常に大勢のお客さんで賑わっていたのがこのフードフェスで出店されたブースの数々だ。当日は天気も良く暑いくらいの陽気だったこともあり、体験会を終えた子ども連れの家族や隣のエアー遊具等で遊んでお腹を空かした子どもたちが美味しいフードに舌鼓を打ち、キンキンに冷えたドリンクで喉を潤した。 各飲食店のブースは長蛇の列が また27の飲食店が出店したこともあり、山口県や九州料理などのご当地グルメはもちろんのこと、親子で楽しめるご飯から韓国料理やピザなど海外気分を味わえる食事、お酒に合う食事やスイーツなど幅広いカテゴリーの食事が楽しめる、誰もが満足できるフードブースになっていた。さらにフードやドリンクを片手にその足でアーバンスポーツの体験会やパフォーマンスの観戦を楽しむ様子も見られるなど来場者は五感でイベントを楽しんだ。 エンディングセレモニー 今後についてもイベント開催意思を見せた篠﨑圭二市長 様々なコンテンツが目白押しだった本イベントはあっという間に時間が過ぎ去るほど、アーバンスポーツの熱に包まれたままエンディングを迎えると、オープニングと同様にMCの山田としあきさんの呼び込みの元、ゲストや選手たちの紹介されてメインステージへ再度登壇。また最後には宇部市の篠﨑圭二市長による挨拶の中で来年での本イベント開催意思も聞かれ、惜しまれつつも既に来年への期待感が高まる中で再度餅まきを行い、会場は最後まで大盛り上がりの中でイベントが締め括られた。 最後に 今回が二度目の開催となった「UBE URBAN SPORTS FES 2024」は前回以上の熱狂を生み出しなんと記録した来場者数は約8,000名。今回はShigekixと中山楓奈というオリンピックという世界最高峰の舞台で活躍しているトップアスリートを迎えたこともあり、各競技の体験会とパフォーマンスも何倍もパワーアップして帰ってきたと感じられた。 たくさんの来場者が集まった今回の「UBE URBAN SPORTS FES 2024」 またイベント後にShigekixと中山が口を揃えて話していたのが「こんなにもアーバンスポーツが皆さんにとって身近で注目されていて、今回より知ってもらえるきっかけになって嬉しい」ということだった。実際、その言葉を証明するように本イベントには子ども連れの家族、学生たちも多く見られ、イベント開催の本来の目的でもあるアーバンスポーツを通じた「中心市街の活性化」「若者世代の獲得」に向けてさらにそのムーブメントを飛躍したイベントとなった。 様々な課題を抱える地方都市が「アーバンスポーツ」の力で活性化を図る。その活動の代表として歩みを進めている宇部市の今後の更なる発展に期待していきながら、来年はさらにパワーアップした「UBE URBAN SPORTS FES」が開催されることを既に楽しみに待ちたいと思う。 イベント概要 イベント名:UBE URBAN SPORTS FES 2024 開催期間:2024年9月29日(日)会場:宇部市中心市街地エリア内特設会場入場料:無料主催:宇部市企画・運営:株式会社GATHER メディアパートナー:FINEPLAY 問い合わせ先:宇部市観光スポーツ文化部スポーツ振興課Email:info@ubeusfes.jp
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surf素晴らしいコンディションの中開催されたThe Open Surfing Miyazaki Series QS3000 IBK日向プロ・WSLプロジュニア Presented by RASH2024.09.289月17日から9月21日まで宮崎県日向市お倉ヶ浜でWorld Surf League The Open Surfing Miyazaki Series QS3000 IBK日向プロ・WSLプロジュニア Presented by RASが開催された。 今回のThe Open Surfing Miyazaki Seriesは、先日9月11日から9月14日まで宮崎県木崎浜海岸で開催されたIBK宮崎プロから3日空いて今回のIBK日向プロと2戦続けて行われた。試合が続けて行われることで体力的にタフな部分もあるが、試合の感覚を忘れずに次戦へ繋げることが可能となり、好調の選手は良い感覚をそのまま活かし挑むことができ、前戦で良い結果が望めなかった選手もすぐに調整し、新たに挑戦できる最高の条件となる。 試合期間中の波の状況は台風の影響もあり、クローズアウトすることも懸念されていたが、クローズアウトすることなく常に頭前後の波があり選手は最高のコンディションで試合が出来ることに胸が高鳴っていた。 ウィメンズプロジュニアの優勝は池田未来 Photo by The Open Surfing/@bagbee_ogakiyo ウィメンズプロジュニアの決勝は、池田未来、松岡亜音、中塩佳那、佐藤季の4名。佐藤季以外の選手は前回のIBK宮崎プロと同じメンバーでの決勝。 試合時間は30分。スローな立ち上がりで序盤4位だった池田未来がヒートハイエストのスコアとなる6ポイントを出し1位へ。他の選手は5ポイント代を出すもバックアップとなる1本足りない。最後に5.6ポイントを出しバックアップを揃え、トータルスコア11.6ポイントとして池田未来が優勝を果たした。今回、優勝したことで池田未来がプロジュニアアジアリージョナルのトップに躍り出た。 メンズプロジュニアの優勝は2連勝となったBronson Meydi Photo by The Open Surfing/@bagbee_ogakiyo メンズプロジュニアの決勝は前回のIBK宮崎プロ メンズプロジュニアで優勝したインドネシアから出場したBronson Meydi、岩見天獅、渡邉壱孔、足立海世の4名での戦い。 Bronson Meydiは今大会でもハイレベルなエアー技でスコアを重ねていたが、決勝でも変わらずエアーリバースを決めてくる。6.6ポイントと6ポイントを揃えトータルスコアを12.6ポイントとし1位のポジションに。他の日本人選手も果敢に攻め、2本揃えトータルスコアを10ポイント以上にするも逆転に必要なスコアに届かず、Bronson Meydiが2週連続で優勝を果たした。 ウィメンズQS3000は都築虹帆が2連勝 Photo by The Open Surfing/@bagbee_ogakiyo ウィメンズQS3000の決勝は都築虹帆と脇田紗良のマッチアップ。 波数が少なく、試合時間は30分の中でポテンシャルの波を見つけるのは精神的な強さも必要となるコンディション。脇田紗良がリズム良く波に乗り1本目、2本目で3ポイント代をまとめる。プライオリティーを持ったことにより序盤は良い波を待つ状況となった都築虹帆が2本目に5ポイント、4本目には6.65ポイントをスコアしトータルスコアを11.65ポイントとしリードする。脇田紗良は逆転に必要なスコアが7.9ポイントとなり、そのスコアが出せる波を待つもタイムアップ。 惜しくも2位となった脇田紗良は今回メンタルコーチと帯同しており、インタビュー中も「とにかく楽しむ」と今大会を通して常に楽しみながら試合を進めていたのが印象的だった。 そして2戦共に波のサイズがある中でも、異なったブレイクをするコンディション、そして自分の試合中の波の状況に常に合わせていく安定感を見せた都築虹帆がIBK宮崎プロに続き2連勝となった。 メンズQS3000は田中大貴がQS初優勝 Photo by The Open Surfing/@bagbee_ogakiyo メンズQS3000の決勝は田中大貴と足立海世の戦いに。1本目に6.25ポイントをスコアし2本目にも4ポイントをスコアする。足立海世はプロジュニアも出場していたこともあり、試合を重ねるごとに会場のお倉ヶ浜の波の状況に合ってきていた選手の1人。会場となる海を大きく使い、ポジショニングを移動しながら決勝戦を進めていく。中盤に4.9ポイント、5ポイントとスコアを伸ばしていくもここでタイムアップ。田中大貴が子供の頃、よく練習で訪れた思い出の地で嬉しいQS初優勝を飾った。 ここからのQSの舞台は海外へ Photo by The Open Surfing/@bagbee_ogakiyo QSシリーズは、Whitebuffalo OMAEZAKI PROから始まり、The Open Surfing Miyazaki Series IBK宮崎プロ、IBK日向プロと3週連続で開催された怒涛の9月。ハードスケジュールではあるが、日本でQS3000のグレードの大会が開催されることの有り難さを選手も語っていた。ここからQSは海外へと場所を移し、10月26日から11月4日までフィリピン シャルガオで行われるQS5000 siargao International Surfing Cup、11月9日から11月16日まで台湾で開催予定QS5000Taiwan Open of surfing、12月10日から12月17日まで中国海南島で開催予定のQS5000International Hainan Surfing Openと続く。来シーズンのCSへの切符の道のりはまだ長いが、各選手が少しでも納得いく結果で残りのシーズンも進んでいってほしい。 ウィメンズプロジュニア結果 Photo by The Open Surfing/@bagbee_ogakiyo 1位 池田未来(JPN)2位 松岡亜音(JPN)3位 中塩佳那(JPN)4位 佐藤季(JPN) メンズプロジュニア結果 Photo by The Open Surfing/@bagbee_ogakiyo 1位 ブロンソン・メイディ(IDN)2位 岩見天獅(JPN)3位 渡邉壱孔(JPN)4位 足立海世(JPN) ウィメンズQS3000結果 Photo by The Open Surfing/@bagbee_ogakiyo 1位 都築虹帆(JPN )2位 脇田紗良(JPN)3位 都筑有夢路(JPN) 松岡亜音(JPN) メンズQS3000結果 Photo by The Open Surfing/@bagbee_ogakiyo 1位 田中大貴(JPN )2位 足立海世(JPN)3位 小濃来波(JPN) 渡邉壱孔(JPN)
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