スカイ・ブラウンが2連勝で強さを見せたシーズン!「MoonPay X Games League 2026」スケートボード・パーク結果まとめ

2026.08.09
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スカイ・ブラウンのライディング ©︎Yoshio Yoshida / X Games
Photo: ©︎X Games

チーム制の新リーグ「MoonPay X Games League(XGL)」サマーシーズンは、サクラメント、千葉、ニューオーリンズの3大会で開催された。本記事ではスケートボード・パーク(パークベストトリック含む)にフォーカスし、3大会全てのメダリストをまとめて紹介する。なお男子パーク・ベストトリックは、シーズン最終戦のニューオーリンズ大会でX Games史上初の「スポットライトイベント」として実施された新種目。サクラメント・千葉の両大会では実施されておらず、大きな盛り上がりを見せた。

MoonPay X Games Sacramento 2026(6/26〜28)

女子パーク

アリサ・トルーのライディング ©︎X Games

シーズン開幕戦を制したのはアリサ・トルー(XC東京)。タワーブリッジのエクステンションを使った540から、女子ではまだ誰も公式戦でメイクしていない「スイッチマックツイスト」まで、盤石のライディングでトップに立った。これでトルーは自身9個目の金メダル、通算10個目のメダルを獲得している。準優勝はスカイ・ブラウン、3位はライカ・ベンチュラとXC サンパウロ勢が続いた。

©︎X Games

優勝:アリサ・トルー(XC東京)
準優勝:スカイ・ブラウン(XC サンパウロ)
3位:ライカ・ベンチュラ(XC サンパウロ)

男子パーク

ギャビン・ボドガーのライディング ©︎X Games

金メダルはギャビン・ボットガーで、昨年のソルトレイクシティに続き2連覇を達成。スロブ・ファストプラントやキックフリップインディ、マドンナなど技術面での安定感が光るランでまとめ上げた。準優勝は15歳のルーキー、エゴイツ・ビフエスカ。インディ540やバックサイド540を織り交ぜたランで、スペイン人スケーター史上初のX Gamesメダルを獲得し、フリーエージェント選手がワンツーという結果に。3位はXC ロサンゼルスのチームキャプテンであるトム・シャーとなった。

©︎X Games

優勝:ギャビン・ボットガー
準優勝:エゴイツ・ビフエスカ
3位:トム・シャー(XC ロサンゼルス)

X Games Chiba 2026(7/4〜5)

女子パーク

長谷川瑞穂のライディング ©︎Yoshio Yoshida / X Games

今回は日本とイギリスにルーツを持つスカイ・ブラウン(XC サンパウロ)が金メダルを獲得。特大の「フロントサイド360」を3本すべてでミスなく決める安定感で頂点に立った。優勝が決まった瞬間、2位の長谷川瑞穂とリスペクトを込めて抱きしめ合うシーンが今大会屈指の名場面となった。前述通り、準優勝は長谷川瑞穂(XC東京)でバートに続いてパークでも表彰台入り。3位はフィンランド出身のヘイリ・シルビオ(XC ニューヨーク)だった。

©︎Jason Halayko / X Games

優勝:スカイ・ブラウン(XC サンパウロ)
準優勝:長谷川瑞穂(XC東京)
3位:ヘイリ・シルビオ(XC ニューヨーク)

男子パーク

エゴイツ・ビフエスカのライディング ©︎Yoshio Yoshida / X Games

弱冠15歳の新星エゴイツ・ビフエスカが金メダルを獲得。中央のエクステンションを乗り越える5-0グラインドや、誰も取り入れていない「スイッチバックサイド180メロングラブ」をルーティーンに組み込み、1本目から首位を独走した。準優勝はトム・シャー(XC ロサンゼルス)、3位は東京五輪金メダリストのキーガン・パーマーとなった。

©︎Jason Halayko / X Games

優勝:エゴイツ・ビフエスカ
準優勝:トム・シャー(XC ロサンゼルス)
3位:キーガン・パーマー

MoonPay X Games New Orleans 2026(7/24〜26)

女子パーク

スカイ・ブラウンのライディング ©︎X Games

良き友でありライバルでもあるスカイ・ブラウン(XC サンパウロ)と長谷川瑞穂(XC東京)による一騎打ち。今回の接戦を制したのはブラウン。ラストランで逆転し、女子パーク種目歴代最多となる通算6個のメダル(金4・銀2)を手にした。

長谷川は準優勝となり、この結果によりXGL初年度のMVPに輝くとともに、レティシア・ブフォーニ、クロエ・コベルの持つ記録(12個)を更新し、夏季X Games女性選手として過去最多の通算13個のメダルを獲得し新たな歴史に名を刻んだ。3位はヘイリ・シルビオ(XC ニューヨーク)が獲得。

©︎X Games

優勝:スカイ・ブラウン(XC サンパウロ)
準優勝:長谷川瑞穂(XC東京)
3:ヘイリ・シルビオ(XC ニューヨーク)

男子パーク

トム・シャーのライディング ©︎X Games

XC ロサンゼルスのキャプテンであるトム・シャーが金メダルを獲得。26歳(当時)にして本種目3個目の金メダル、通算6個目のX Games金メダルとなり、パーク種目で3個以上の金メダルを持つ歴代4人目の選手となった。準優勝は千葉大会に続き2連続のメダル獲得となったキーガン・パーマー、3位はエゴイツ・ビフエスカ。ビフエスカはルーキーイヤーながら3大会連続でパークのメダルを獲得する活躍を見せた。

©︎X Games

優勝:トム・シャー(XC ロサンゼルス)
準優勝:キーガン・パーマー
3位:エゴイツ・ビフエスカ

男子パーク・ベストトリック(X Games史上初開催)

トム・シャーのライディング ©︎X Games

今大会にスポットライトイベントとして新設された種目。最終トライで逆転を果たしたトム・シャー(XC ロサンゼルス)が金メダルを獲得し、この1大会だけでバート本戦・パーク本戦・パークベストトリックを含む4個のメダルを獲得するという、X Games史上初の快挙を成し遂げた。これによりシャーの獲得メダル種目は7種目、通算24個のメダル(金7)となった。

準優勝はキーファー・ウィルソンで自身初のX Gamesメダル。3位はルイージ・チーニ(XC サンパウロ)で、同大会でバートの銅メダルに続く2個目のメダルとなった。

©︎X Games

優勝:トム・シャー(XC ロサンゼルス)
準優勝:キーファー・ウィルソン
3位:ルイージ・チーニ(XC サンパウロ)

まとめ

©︎X Games

パーク種目の男子は、シーズンを通してXC ロサンゼルスのキャプテンであるトム・シャーがチームを大きく牽引する活躍を見せる結果となった。サクラメントで銅、千葉で銀、そしてニューオーリンズではパーク本戦・パークベストトリックの2冠と着実にメダルを積み重ねて、バート種目との二刀流でチームに大きく貢献した。

女子は長谷川瑞穂とスカイ・ブラウンの一騎打ちが3大会通じての大きなハイライトとなり、最終的にはブラウンが軍配を上げたものの、長谷川はXGL初代MVPというタイトルを手にした。またルーキーのエゴイツ・ビフエスカが3戦連続で表彰台に上がるなど、男女ともに若き新世代の台頭を強く印象付けたシーズンでもあった。

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